JPS61118713A

JPS61118713A - 内視鏡

Info

Publication number: JPS61118713A
Application number: JP59240235A
Authority: JP
Inventors: Kunio Ono; 大野　国男; Koji Tanigawa; 谷川　廣治; Atsuyuki Amano; 天野　孜之; Haruhiko Kaiya; 晴彦海谷; Mototsugu Ogawa; 小川　元嗣
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1984-11-14
Filing date: 1984-11-14
Publication date: 1986-06-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の技術分野）本発明は、挿入部の先端に設けた電気素子装置の電線の
配線構造を改良した内視鏡に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

近年、内視鏡の観察手段として挿入部の先端に固体撮像
素子を設けたものが提供されている（特開昭５３−９０
６８５号公報）。そして、固体撮像素子からの信号線は
、挿入部内を通して手元側に導ひかれる。しかし、この
信号線の本数は、たとえば６本であり、比較的多い。し
かも、各信号線は、それぞれ電気絶縁性の保護チューブ
などで被覆されているため、全体としての太さも相当な
ものである。体腔内に挿入する挿入部としては、できる
だけ細くすべきであり、また、挿入部内に各種の部材を
内蔵する近年の内視鏡にあっては、そのスペースもなか
なかとりにくいものであり、結局、挿入部が太くなって
しまう欠点があった。７また、上記事情は、挿入部の先
端に他の電気素子装置を設ける場合にも同様である。

〔発明の目的〕

本発明は、上記事情に着目してなされたもので、そり目
的とするところは、電気素子装置に必要な電線を機能的
に確保しながらその挿入部の細径化を図ることができる
内視鏡を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、挿入部の湾曲管部を上記挿入部内に挿通した
操作ワイヤによって湾曲操作するとともに、上記挿入部
の先端部には電気素子装置を組み込んだ内視鏡において
、上記操作ワイヤを上記電気素子装置用電線の少なくと
も一部として利用し、挿入部の細径化を図った内視鏡で
ある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。

第１図は、内視鏡の挿入部先端付近を示すものであり、
挿入部１は、図示しない手元側の可撓管部の先端に湾曲
管部２を介して先端構成部材３を連結してなる。上記湾
曲管部２は、その挿入部１の長手方向に沿って複数の湾
曲用駒４を連結してなる芯材５の外周に外皮材６を被嵌
して構成される。そして、この湾曲管部２は、後述する
操作ワイヤー７．８により上下方向に湾曲させられる。

上記操作ワイヤ７．８は、それぞれ多数の金属素線をよ
りあわせて形成したものである。そして、この操作ワイ
ヤ７．８は、第２図で示すように挿入部１内の上下位置
に寄せて配置され、湾曲管部２内においては、湾曲用駒
４の内壁部に切り起こして形成したガイド９，１０に挿
通して案内される。また、各ガイド９．１０には、非導
電性の材料からなる、たとえばプラスチック類のガイド
管１１．１２がはめこまれて接着固定されている。

各操作ワイヤ７．８は、それぞれガイド管１１゜１２内
に挿通される。このガイド管１１．１２は、操作ワイヤ
７．８と、ガイド９，１０との間を電気的に絶縁するも
のである。操作ワイヤ７．８の各先端は、第１図で示す
ように先端構成部材３に対して連結固定される。すなわ
ち、非導電性の材料からなる、たとえばプラスチック類
の保持管１３．１４をその先端構成部材３にねじ込み固
定し、この保持管１３．１４に挿入して接着固定する。

また、操作ワイヤ７．８の手元側は、上記挿入部１内を
通じて案内され、図示しない操作部において第３図で示
すような湾曲操作機構により押し引き操作されるように
なっている。操作ワイヤ７゜８を交互に押し引きすると
、上記湾曲管部２を上下に湾曲できる。なお、操作ワイ
ヤ７．８は、非導電性の保持管１３．１４を介して先端
構成部材　　　　）３に連結することにより、その先端
構成部材３に対して電気的に絶縁されている。

上記先端構成部材３の先端面部には、第１図で示すよう
に照明窓１５と観察１１６とが形成されている。照明窓
１５には、ガラス窓１６が設けられとともに、これには
、光学１１１束からなるライトガイド１７が接続されて
いる。そして、このライトガイド１７を通じて照明光を
導入し、上記照明窓１５から出射するようになっている
。また、観察ｌ１１６には、対物光学系１８が組み込ま
れてｌＩＮる。ざらに、対物光学系１８の結像位置には
、電気素子装置としてたとえば固体撮像素子１９が設置
されている。この固体ａｍ素子１９には、電線としての
複数の信号線２０が接続されている。

この信号線２０は、それぞれ電気絶縁性の保護チューブ
で被覆されている。しかし、この信号線２０のうち２本
のものは、挿入部１の手元側に延出することなく、近く
の操作ワイヤ７．８に別々に電気的に接続されている。

また、他の信号線２０は、束ねられて挿入部１内を通り
手元側に導かれている。

操作ワイヤ７．８を押し引きする湾曲操作機構は、第一
図で示すようにアングル操作ノブ（図示しない。）によ
って回動されるドラム２１の外周にそれぞれ反対側から
巻き付けられる一対の牽引ワイヤ２２．２３が巻装され
、また、一方の牽引ワイヤ２２は、一方の操作ワイヤ７
に連結される。

また、他方の牽引ワイヤ２３は、他方の操作ワイヤ８に
連結される。なお、操作ワイヤ７．８と牽引゛ワイヤ２
２．２３は、電気絶縁性のリング２４゜２５を介して接
続され、電気的絶縁がなされている。そして、上記操作
ワイヤ７．８は、第ヰ図で示すように操作部内に設けた
端子ターミナル２６の対応する端子２７にそれぞれ弛み
を持たしたリード線２８を介して接続されている。上記
リード線２８の弛みは、操作ワイヤ７．８を押引き操作
したときの動きを吸収するだけの余裕を持たしている。

したがって、湾曲操作を妨げない。

しかして、上記構成において、固体ｗｉ像素子１９から
導出する複数の信号線２０のうち操作ワイヤ７．８の本
数に対応した数のものは、その操作ワイヤ７．８を利用
しこれを兼用する。つまり、実際に設ける信号線２０の
数を減らすことができる。たとえば６本の信号線２０が
必要なところを操作ワイヤ７．８の本数に対応した数で
ある２本を実際に設ける必要がないので、それだけスペ
ースをとらず、他の内蔵物を余裕をもって設けることが
できるとともに、挿入部１の細径化を図ることができる
。

なお、第４図で示すように操作ワイヤ３０を４本設け、
湾曲管部２を上下左右に湾曲操作する形式の場合は、４
本の信号線２０として用いることができ、この場合は、
たとえば６本の信号線２０が必要なときは、実際には２
本の信号１２０を設ければよい。

なお、本発明は、挿入部の先端部に組み込む電気素子装
置としては、上記固体搬像素子に限らず、その他のもの
、たとえば照明ランプ、検出素子などでもよい。

（発明の効果〕以上説明したように本発明は、挿入部の湾曲管部を上記
挿入部内に挿通した操作ワイヤによって湾曲操作すると
ともに、上記挿入部の先端部には電気素子装置を組み込
んだ内視鏡において、上記操作ワイヤを上記電気素子装
置用電線の少なくとも一部として利用するものである。

したがって、電気素子装置に必要な電線を機能的に確保
しながらその挿入部の細径化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すその挿入部先端の側断
面図、第２図は同じく湾曲用胴部分の断面図、第３図は
同じく湾曲操作機構部分の構成図、第４図は他の形式の
挿入部の断面図である。１・・・挿入部、７．８．３０・・・操作ワイヤ、１９
・・・固体撮像素子、２０・・・信号線。出願人代理人　弁理士　坪井　淳り第１図第２図第４図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

挿入部の湾曲管部を上記挿入部内に挿通した操作ワイヤ
によって湾曲操作するとともに、上記挿入部の先端部に
は電気素子装置を組み込んだ内視鏡において、上記操作
ワイヤを上記電気素子装置用電線の少なくとも一部とし
て利用したことを特徴とする内視鏡。