JPH03263670A - テープリールとテープリールを備えるテープカセツト及びテープリールの製造方法 - Google Patents

テープリールとテープリールを備えるテープカセツト及びテープリールの製造方法

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JPH03263670A
JPH03263670A JP2323351A JP32335190A JPH03263670A JP H03263670 A JPH03263670 A JP H03263670A JP 2323351 A JP2323351 A JP 2323351A JP 32335190 A JP32335190 A JP 32335190A JP H03263670 A JPH03263670 A JP H03263670A
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tape reel
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    • B29C53/00Shaping by bending, folding, twisting, straightening or flattening; Apparatus therefor
    • B29C53/02Bending or folding

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はテープリールに係り、より具体的にはビデオテ
ープカセットカートリッジ用のテープリールであって一
体的に構成されるテープリールとテープリールを備える
テープカセットとテープカセットの製造方法間する。
[従来の技術]及び [本発明が解決しようとする課題] 従来のテープリールは、本願出願人の提案になる米国特
許番号4,452.404号並びに本特許時の各引例に
述べられているように、テープカセットは通常はカバ一
部と、基部と、少なくとも1個のテープリールをカバ一
部と基部間に設けた構成からなるものである。このテー
プリールは、通常は下部フランジと上部フランジと、こ
れらフランジの中心部位を結合するハブとからなってい
る。この下部フランジはハブに固定される別部品として
形成されるか、もしくはハブと一体的に形成される。し
かしながら、上部フランジは別体で形成され、上部フラ
ンジの穴部を通過するハブに形成された突出部を用いて
通常は固定されている。このために、突出部は熱変形さ
れて上部フランジをハブに対する所定固定位置に溶解固
定するかカム様に掛止するようにしてる。そして、ハブ
は通常その回転中心部位において、ハブと一体的もしく
は別体的にピボット突起部を設けている。このピボット
突起部はアセタール樹脂のような低摩擦材料から少なく
と6形成されなくてはならない。このように、従来のテ
ープリールにおいては、少なくとも2個または4個の部
品を製造し1組み立てなけらばならない。
この形式のテープリールは、効率的に動作し、かつ製造
があまり複雑でない等の理由により現在広く使用されて
いる。しかしながら、この従来のテープリールは、その
製造工程において、別個に製造及び組み立てされなけら
ばならない数個の部品から構成されることから、製造費
用がかさんでいる。より具体的には、部品の成型と部品
の在庫管理と組み立てと製造には2乃至4個の部品から
なるテープリールが必須になり、しかも別部品としての
ピボット突起部を自動化して取り扱うことの困難さと合
間って、比較的に高価な製造コストになっている。
一体型のテープリールが、上記の複数の部品からなるテ
ープリール製造に要する高価な製造コストを最小にする
ために提案されているが、しかしながら、これら一体型
のテープリールは幾つかの理由で不成功になっている。
これらの一体型のテープリールは、ハブと上部と下部の
連続する平面を有するフランジとを、全て一体形成する
ものであり、従来の成型装置における横方向に移動する
移動型を有する成型装置を必要としている。この横方向
に移動する移動型を用いることにより移動型の合わせ目
の分離面にパーティングラインが発生してしまい、例え
ばテープリールのテープ巻き取り用のハブの外周面にお
いて発生してしまう。このパーティングラインは成型装
置の型の劣化に伴いますます顕著になる。このようなパ
ーティングラインはテープリールの安定した捲き状態に
影響を及ぼし、テープに不利に作用する。すなわち、ハ
ブのコアの表面状態に欠陥があると、乏しいテープ性能
や記録が消される部分や、信号の欠損が生じることが知
られている。さらに、上記の横移動型は大掛かりでかつ
高価な射出成型装置が必要となる。
従来の技術を整理すると、複数の部品からなるテープリ
ールは、比較的に効率良く動作することから、産業界で
はこぞって採用しているが、比較的に高価である。一方
、一体型のテープリールは低価格を狙いにしたが、テー
プの良好な捲き状態を確保できない。そこで、低価格で
の製造ができる効率的なテープリールに対する要請があ
る。
したがって、本発明のテープリールは上述の問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、別
個に製造または組み立てられる分離した複数部品を排す
ることで、より低コストで製造できるテープリールを提
供することにある。
また、その目的は良好なテープ捲き状態を確保できるテ
ープリールを提供することにある。
そして、さらなる目的は成型装置による成型時において
、ハブのコア外周面上において金型等のツールの痕跡を
残す危険を排除した一体形成のテープリールを提供する
ことにある。
最後に、その目的は成型装置により成型される一体形成
のテープリールと、これを用いたビデオテープカセット
であって、安価に製造でき、効率良く動作するテープリ
ールと、これを用いたビデオテープカセットを提供する
点にある。
[課題を解決するための手段]及び[作用]上述した問
題点を解法し、目的を達成するために、本発明になるテ
ープリールは一体的に構成されてなる形成部材であって
、下部の平面状の連続フランジと、該連続フランジに対
して連続する中心ハブと、中心ハブに固定される従来の
上部フランジに代えて設けられる複数の花弁もしくは耳
状部材であって、中心ハブの上部面部において可動ヒン
ジにより可動自在に夫々設けられる部材とからなる。こ
れらの耳状部材は下部フランジに対する垂直起立状慇に
されて成型され、下部フランジの平面に対して平行な動
作位置になるように倒される。これらの耳状部材は、耳
状部材並びにハブに形成されている固定部材との共働作
用によって動作位置に保持される。最後に、摩擦を受け
るピボット突起部は上記の米国特許番号4,452.4
04号に記載されているようにハブと一体らしくは別体
形成される。
ここで、本出願に係る効果及び他実施例は特許請求の範
囲を逸脱しない範囲で種々実現可能である。
[実施例] 以下に本発明のテープリールの好適な一実施例について
図面の第1図から第8図を参照して説明する。先ず、第
1図から第3図において、テープリール10は成型後の
状態にされている。このテープリール10は例えば、ポ
リプロピレン樹脂等から作ることができる。このテープ
リール10には円形の破断形状のコア14を有するハブ
12が形成されている。このコア14は中空であり、そ
の内壁17にはリブ16が形成されており、図示しない
カセット記録再生装置の駆動スピンドルからの駆動力を
リブ16で受けるようにしている。このコア14の下部
位30には垂直の環状壁部18と少なくとも1個の環状
輪部32とが形成されており、不図示のビデオカセット
基部上に載置してレベル出しを容易にできるようにして
いる。この環状壁部18から垂直上方に突出しており、
かつコア14を形成する壁部17に対して平行にされて
、環状壁部20が設けられている。この環状壁部20に
対して連続的にされて壁部18と平行な水平な環状壁部
22がさらに形成されている。さらに、この環状壁部2
2に連続した壁部24が上記の壁部20に対して平行に
なるように形成されている。
この壁部24には、図示されないテープの端部を受ける
受部56と、図示されない従来のカム掛止部材であって
テープ端部を固定保持する部材が設けられている。尚、
テープの端部は従来の超音波溶着技術によってハブ12
に固定しても良い。
下部において連続面を形成してなる平面フランジ34は
、壁部24に対して垂直にされるとともに壁部18と同
一平面となるように一体的に設けられている。この下部
の平面フランジ34の周囲には複数の歯部38が形成さ
れており周知の掛止部材が歯部38に掛止することでテ
ープリールの不使用時における回転防止とテープはぐれ
の防止を図るようにしている。
このコア14の上部部位28には、ピボット突起部26
が設けられている。このピボット突起部26は好ましく
は第1図に図示されるようにコア14の上部部位28に
おいて一体形成されるが、または別部品として形成して
コア14の上部部位28に取り付けてち良い。
従来の上部フランジに代えて、本実施例においてはテー
プ保持手段40として、壁部20と水平の環状壁部22
の交叉する部位において一体的に形成される可動花弁ま
たは耳部42が複数個形成されている。即ち、成型工程
を簡素化し、かつハブの外周面となる壁部24を平滑状
態にするために、本実施例においてはテープ上部を束縛
する耳部42が垂直姿勢状態で形成される。これら耳部
42は成型装置の横移動型を不要にでき、かつ(上述の
ようにハブのコア外周面に有害となる)パーティングラ
インの発生防止ができるとともに、図中の”A”方向に
移動型が移動する標準成型装置の使用を可能にできる。
各耳部42は好ましくは、舌形状の部材からなり自由端
よりち幅広の基部43と丸い自由端44を有している。
各耳部42は長手方向にテーパするかもしくは丸くされ
ている結果、例えば、自由端44は基部43よりち狭く
形成される。このように先細りに耳部42を形成するこ
とで、テープをコア14に巻き取る際に幅広の基部43
に最初にテープが案内されるのでテープ巻き取りに都合
が良い。これに加えて、テープには平滑面のみが接触し
、鋭利な角部が接触するは無い。
これらの各耳部42は可動ヒンジ等からなる可動手段4
6によりハブ12に連続される。周知のように、可動ヒ
ンジは例えば、ボロプロピレン樹脂の接合部を樹脂成型
後に暖かい内に屈曲させることで形成できる。
このように形成される耳部42は、第1図から第3図に
示される第1成型位置と、第4図から第6図に示される
第2組み立て位置の間を可動自在に設けられる。さらに
、耳部42は勿論、コア14の軸に対する逆方向に屈曲
することもできるが、何等機能を果たすことはない。さ
らに、開口部52は各耳部42の回りにおけるコア14
内に形成される。
次に、第4図から第6図を参照して、テープリール10
が組み立て完成状態にされてカセット2内に設けられた
様子を説明する。テープカセット2は周知のようにカバ
ー4と、基部6と、板状のリーフスプリング8であって
カバー4から伸びるようにされて、テープリール10を
下方に付勢する構成からなる。以上説明のテープカセッ
トを得るために、テープ9をテープリール10に捲きつ
ける前工程の自動組み立てラインにおいて、耳部42が
屈曲されて下部フランジ34と平行になるようにされ、
固定手段47によって屈曲状態を保持される。この固定
手段47としては耳部42上に形成される鍵付の固定部
材48であって、ハブ12上に形成される固定部材50
を捕らえて掛止する固定部材がある。勿論、この固定手
段47の配設位置と構成は必要に応じて修正可能である
つづいて、第7図と第8図を参照して、テープリールが
成型装置から取り出されると、耳部42は図示しない円
錐体または治具に対して押圧される結果、耳部42は円
周方向のB方向に倒されて、組み立て状態に嵌合される
。ここで、ヒンジ46は耳部42を成型位置から組み立
て位置に移動可能にしている。各耳部42が動かないよ
うに束縛することは、固定手段47に設けられている1
個の中心嵌合部53と、水平の棚状突起56と、2個の
側面嵌合部54と、2個の突起部58と、隆起部60と
、溝部62とから構成されている。この中心嵌合部53
は水平の棚状突起56に対して嵌合して、2個の突起部
58による力が作用している側面嵌合部54と、溝62
に乗り上げている隆起部60からの力に打ち勝たなけら
ばならない。ヒンジ46は強度的に弱いので、隆起部6
0は耳部42が常に同じ位置に納まるようにしている。
さらにまた、隆起部60と溝部62の相対関係によれば
、中心嵌合部53が棚状突起56に対して嵌合した状態
では、耳部42を水平位置にすることができる。
テープリールに対してテープが捲きつけられると、ハブ
12の半径方向に力が加わることは確認されており、こ
の力によって耳部42を保持する固定手段47の機能が
確保される。
以上をまとめると、本実施例のテープリールlOは耳部
42が成型工程においては立設して形成されるので、成
型装置の横移動型を有しない標準成型装置(キャビティ
とコアとからなる)を用いて成型できる。この結果、一
体型のテープリールを製造するために設けられる成型装
置の横移動型を除去できる。この横移動型は左右に2個
に分離されるが、この横移動型を排除した結果、痕跡的
なパーティングラインが発生せず、テープの捲き状態へ
の影響が無くなる。特に、パーティングラインが無いこ
とから、テープは効率的かつ良好な状態で捲きつけられ
る。
さらに上述のように、本実施例は従来の複数部品からな
るテープリールであって広範に使用されているタイプの
際立った改良品でもある。つまり、第1には素材の使用
量が削減されている。例えば、1個の連続形成される上
部フランジに代えて、より小さく、間を開けて、耳部4
2を形成して素材の使用量を大幅に削減できる。さらに
は、使用する素材如何では更なるコスト低減ができる。
好ましくは、この種のテープリールはポリプロピレン樹
脂から形成されると良い。この樹脂は、上記の可動ヒン
ジを作るに必要な耐久性と曲げ特性を有しており、アセ
タール樹脂よりも安い。第2には、テープリール10全
体が1回の成型動作により作ることができるので、従来
のように製造に伴う種々の取り扱い並びに組み立て、溶
接作業が排除できる。第3には、アセタール樹脂のよう
に低摩擦係数を有する樹脂を使用して、ビポット突起2
6を含むテープリール10の全体を一度に製造したい場
合には1度の成型動作で良い。尚、低摩擦係数を有する
樹脂を使用して、ピボット突起26を成型し、ハブ12
に対して取り付けるようにして、テープリール10をよ
り安価な樹脂て一体形成するようにしてもよい。
本実施例のさらなる利点は、耳部42は上記の成型状態
位置と組み立て状態位置のいづれの位置にも簡単に曲げ
ることができる点である。このために、例えばテープ捲
きつけ工程途中で欠陥を見つけた場合には、耳部を単に
持ち上げることで、テープをハブから取り外すことがで
きるので、テープリールを再使用することができる。従
来のテープリールにおいては、テープは再度捲く必要が
ある。
ここで、上述した実施例の種々の変形例があることは勿
論であり、例えば、耳部の数は4個に限定されない。第
9図に示されるように、耳部が3個の場合にも捲かれた
テープ表面の殆どを覆うことができると思われるので好
ましい。また、勿論耳部を5個設けても良い。さらには
、耳部42の大きさも任意に設定できる。いずれにせよ
、テープをテープリール10に捲きつけるために必要と
なる耳部の数と大きさは経済性のバランスを考慮しなけ
らばならない。最後に、樹脂成型で耳部を形成すること
が好ましいが、例えば耳部とハブをアルミニウムで別個
に形成して、ハブに対して取り付けることもできる。
なお、耳部は、別部品からなる下部フランジが取り付け
られるハブをとともに使用する場合にも従来のテープリ
ールの改善となる。すなわち、本実施例の耳部は、必ず
しも全体を一体形成するテープリールに対してのみ使用
されなくとも十分にその機能を果たすことができる。
最後に、上述の実施例説明においては、1枚の上部フラ
ンジに代る耳部に限定したが、この耳部を上部フランジ
と下部フランジに代えて一体的に形成するようにして、
連続してなる面を有する下部フランジの体積削減を図っ
てさらなるコスト削減を図ることもできる。
上述のテープリールはビデオテープ用に意図されていた
が、本テープリールは音響機器用等の記録や再生の両方
またはいずれかに使用されるテープリールにも同様に適
用可能である。
また、以上は本発明の原理についてのみ言及している。
さらに、当業者においては種々の改良もしくは変更が可
能であることから、上述の実施例における構成と作用そ
のものに限定することは好ましくない。すなわち、本発
明の請求項の範囲内における全ての変形例が可能である
[発明の効果] 以上説明のように、本発明のテープリールによれば、よ
り低コストで製造できるテープリールを提供することが
できる。
また、良好なテープ捲き状態を確保できるテープリール
を提供することができる。
そして、成型装置による成型時において、ハブのコア外
周面上において金型等のツールの痕跡を残す危険を排除
した一体形成のテープリールを提供することができる。
最後に、成型装置により成型される一体形成のテープリ
ールと、これを用いたビデオテープカセットであって、
安価に製造でき、効率良く動作するテープリールと、こ
れを用いたテープカセットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のテープリールの横断面図であり、成型
状態を示す図、 第2図は第1図のテープリールの平面図、第3図は第1
図のテープリールの底面図、第4図は実施例のテープリ
ールの横断面図であって、テープカセット内において組
み立て状態にされた様子を示した図、 第5図は第4図のテープリールの平面図、第6図は第4
図のテープリールの底面図、第7図は別実施例に係るテ
ープリールの詳細斜視図であって、成型状態を示した図
、 第8図は第7図中の破断線8−8に沿う破断図、 第9図は別実施例に係るテープリールの側面図であって
、特に3枚の可動耳部材と、各固定手段を示した図であ
る。 図中、2・・・テープカセット、9・・・テープ、10
・・・テープリール、12・・・ハブ、14・・・コア
、16・・・リブ、17・・・内壁、18・・・壁部、
26・・・ピボット突起部、34・・・平面フランジ、
40・・・テープ保持手段、42・・・耳部、43・・
・基部、44・・・自由端、46・・・ヒンジ(可動手
段)、47・・・固定手段、50・・・固定部材、54
・・・側面嵌合部、56・・・棚状突起、62・・・溝
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、テープリールにおいて、 (a)第1下部端部と第2上部端部とを有するハブと、 (b)前記第1下部端部に形成されてなり、捲かれた状
    態のテープを保持する第1手段と、 (c)前記第2上部端部に形成されてなり、成型された
    後の第1位置と、組み立てられた第2位置の間において
    可動であつて、前記捲かれた状態のテープを保持する第
    2手段とを具備することを特徴とするテープリール。 2、請求項第1項に記載のテープリールであつて、 更に、前記第1位置から前記第2位置に前記第2手段を
    移動可能にする手段を具備することを特徴とするテープ
    リール。 3、請求項第2項に記載のテープリールであつて、 前記第2手段を移動可能にする手段は、前記第2手段と
    前記ハブの第2上部端部の間において形成される可動ヒ
    ンジであることを特徴とするテープリール。 4、請求項第3項に記載のテープリールであつて、 更に、前記ハブの前記第2上端部において一体的に形成
    されるピボット突起部を具備することを特徴とするテー
    プリール。 5、請求項第3項に記載のテープリールであつて、 更に、前記ハブとは別体に形成され、前記ハブの第2上
    端部に取り付けられるピボット突起部を具備することを
    特徴とするテープリール。 6、1個の部品で成型されてなるテープリールであつて
    、 (a)第1下部端部と第2上部端部とを有するハブと、 (b)前記第1下部端部に固定されてなる平面状フラン
    ジと、 (c)前記第2上部端部において捲かれた状態のテープ
    を保持するために、成型された後にフランジ面に対して
    所定角度を有してなる第1位置と、組み立てられた後の
    第2位置において前記平面状フランジと平行となる位置
    の間において可動な保持手段と、 を具備することを特徴とするテープリール。 7、請求項第6項に記載のテープリールであつて、前記
    保持手段は複数の平面状の耳部を備えることを特徴とす
    るテープリール。 8、請求項第7項に記載のテープリールであつて、 更に、前記耳部を前記第1位置から前記第2位置に移動
    する移動手段を備えることを特徴とするテープリール。 9、請求項第8項に記載のテープリールであつて、 前記移動手段は、前記ハブの前記第2上部端と各耳部の
    間に形成される可動ヒンジであることを特徴とするテー
    プリール。 10、請求項第7項に記載のテープリールであつて、 更に、複数の耳部を前記第2位置に固定する固定手段を
    備えることを特徴とするテープリール。 11、請求項第10項に記載のテープリールであつて、
    前記固定手段は各耳部に形成される突起部と、該突起部
    に対応して相互に嵌合するように前記ハブに形成される
    突起部を備えることを特徴とするテープリール。 12、請求項第6項に記載のテープリールであつて、更
    に、前記ハブの前記第2上端部において一体的に形成さ
    れるピボット突起部を具備することを特徴とするテープ
    リール。 13、請求項第6項に記載のテープリールであつて、 更に、前記ハブとは別体に形成され、前記ハブの第2上
    端部に取り付けられるピボット突起部を具備することを
    特徴とするテープリール。 14、テープを捲くテープリールを備えるテープカセッ
    トであつて、 (a)カセット基部と、 (b)カセットカバーと、 (c)前記カセット基部と前記カセットカバーの間にお
    いて回転自在に位置されるとともに、1個の部品で成型
    されてなるテープリールであつて、(i)第1下部端部
    と第2上部端部とを有するハブと、 (ii)前記第1下部端部に固定されてなる平面状フラ
    ンジと、 (iii)前記第2上部端部において捲かれた状態のテ
    ープを保持するために、成型された後にフランジ面に対
    して所定角度を有してなる第1位置と、組み立てられた
    後の第2位置において前記平面状フランジと平行となる
    位置の間において可動な保持手段と、 を具備するテープリールを備えるテープカセットであつ
    て、 前記保持手段は前記組み立て後の第2位置にされてなり
    、テープを前記フランジと前記保持手段の間において捲
    くことを特徴とするテープリールを備えるテープカセッ
    ト。 15、請求項第14項に記載のテープリールを備えるテ
    ープカセットであつて、前記保持手段は複数の耳部であ
    ることを特徴とするテープリールを備えるテープカセッ
    ト。 16、請求項第15項に記載のテープリールを備えるテ
    ープカセットであつて、前記テープリールは更に、前記
    耳部を前記第1位置から前記第2位置に移動させる移動
    手段を備えることを特徴とするテープリールを備えるテ
    ープカセット。 17、請求項第16項に記載のテープリールを備えるテ
    ープカセットであつて、前記移動手段は、前記ハブの前
    記第2上部端と各耳部の間に形成される可動ヒンジであ
    ることを特徴とするテープリール。 18、請求項第15項に記載のテープリールを備えるテ
    ープリールであつて、 前記テープリールは更に、複数の耳部を前記第2位置に
    固定する固定手段を備えることを特徴とするテープリー
    ル。 19、請求項第18項に記載のテープリールを備えるテ
    ープリールであつて、 前記固定手段は各耳部に形成される突起部と、該突起部
    に対応して相互に嵌合するように前記ハブに形成される
    突起部とから成ることを特徴とするテープリールを備え
    るテープリール。 20、請求項第14項に記載のテープリールであつて、
    更に、前記ハブの前記第2上端部において一体的に形成
    されるピボット突起部を具備することを特徴とするテー
    プリールを備えるテープリール。 21、請求項第14項に記載のテープリールを備えるテ
    ープリールであつて、 更に、前記ハブとは別体に形成され、前記ハブの第2上
    端部に取り付けられるピボット突起部を具備することを
    特徴とするテープリールを備えるテープリール。 22、1個の部品で成型されてなるテープリールの製造
    方法であって、 (a)第1下部端部と第2上部端部とを有するハブと前
    記第1下部端部に連続される平面状フランジを成型する
    工程と、 (b)前記第2上部端部において捲かれた状態のテープ
    を保持するために、成型された後にフランジ面に対して
    所定角度を有してなるの第1位置と、組み立てられた後
    の第2位置において前記平面状フランジと平行となる位
    置の間において可動な保持手段を成型する工程と、 からなることを特徴とするテープリールの製造方法。 23、テープを捲くテープリールを備えるテープカセッ
    トの製造方法であつて、 (a)カセット基部を成型する工程と、 (b)カセットカバーを成型する工程と、 (c)前記カセット基部と前記カセットカバーの間にお
    いて回転自在に位置されるとともに、1個の部品で成型
    されてなるテープリールを成型する工程であつて、 (i)第1下部端部と第2上部端部とを有するハブと、
    前記第1下部端部に固定されてなる平面状フランジを成
    型する工程と、 (ii)前記第2上部端部において捲かれた状態のテー
    プを保持するために、成型された後にフランジ面に対し
    て所定角度を有してなる第1位置と、組み立てられた後
    の第2位置において前記平面状フランジと平行となる位
    置の間において可動な保持手段を成型する工程と、 (d)前記保持手段を前記組み立てられた後の第2位置
    に移動する工程と、 (e)テープを前記フランジと前記保持手段の間におい
    て捲く工程と、 からなることを特徴とするテープリールを備えるテープ
    カセットの製造方法。
JP2323351A 1989-11-28 1990-11-28 テープリールとテープリールを備えるテープカセツト及びテープリールの製造方法 Expired - Lifetime JPH0762948B2 (ja)

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