JPH03263644A - カセットテープローディング装置 - Google Patents

カセットテープローディング装置

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JPH03263644A
JPH03263644A JP2060966A JP6096690A JPH03263644A JP H03263644 A JPH03263644 A JP H03263644A JP 2060966 A JP2060966 A JP 2060966A JP 6096690 A JP6096690 A JP 6096690A JP H03263644 A JPH03263644 A JP H03263644A
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cassette
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反橋 智英
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重光 樋口
Hideo Nishijima
英男 西島
Yuji Inaba
雄二 稲場
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    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading
    • G11B15/665Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container
    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/43Control or regulation of mechanical tension of record carrier, e.g. tape tension

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カセットテープを用いる磁気記録再生装置に
好適なカセットテープローディング装置に関する。
〔従来の技術〕
カセットテープを用いて信号の記録再生を行う磁気記録
再生装置において、テープカセットから磁気テープを引
き出して、回転シリンダ周囲の所定のテープ走行路にロ
ーディングする機構が用いられている。
従来のカセットテープローディング装置では、テープロ
ーディング時、磁気テープが弛み、所定のテープ走行路
から脱落するのを防止するため、供給リールおよび巻取
リールを回転させるリールモータに一定のトルクを付与
することにより、磁気テープにテンションを与えローデ
ィングを行うようにしていた。
また特開昭63−9055号公報に記載のテープローデ
ィング装置では、テープローディング時のリールモータ
の回転速度を検出し、回転速度の変動に応じてリールモ
ータへ印加するトルクを調整している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術のテープローディング装置では、供給リー
ルおよび巻取リールに巻回された磁気テープの巻量、つ
まり供給リール、巻取リールの巻径について配慮されて
おらず、テープローディング時、異常テンションによる
テープ損傷あるいは所定のテープ走行路からの脱落など
の問題があった。
従来テープローディング時、供給リールおよび巻取リー
ルを駆動するリールモータに同一トルクを付与するため
、供給リールと巻取リールに巻径の差がある場合、巻径
が小さい側の磁気テープには、所定より大きなテンショ
ンが掛かり、−万巻径の大きい側の磁気テープには、所
定より小さなテンションが掛かることになる。この結果
、過大テンションによるテープ損傷、テープ弛みによる
テープ走行路からの脱落、テープガイドのエツジなどに
よるテープ損傷の危険性がある。また供給リール、巻取
リールのテンションのアンバランスにより一方向に磁気
テープが流れ、磁気テープのローディングおよびアンロ
ーディング動作を繰り返すことにより、磁気テープ上に
記録、再生する位置が大きくずれるという問題が生じる
。また前記の従来例のように、リールの回転速度を検出
し、リールモータへのトルクを調整しても、巻径がわか
っていない場合、テープローディング時、供給リールお
よび巻取リールから引き出される磁気テープの線速度は
制御することができず、磁気テープの一方向への流れを
抑制することは不可能であり、また異常テンションの発
生を防止し、適正なテンションを磁気テープに付加して
、テープローディング動作を行うことができない。
特に業務用VTR,例えばD2規格のデジタルVTRで
はり、M、Sサイズの3つのテープカセットサイズがあ
り、さらに例えばMサイズのテープカセットでは最小記
録時間6分から最大記録時間94分まであり、リールの
巻径は広い範囲に渡る。
したがって巻径を考慮せずにリールモータのトルクを設
定し、テープローディング動作を行った場合、テープに
損傷を与える危険性が高い。
本発明では、供給リールと巻取リールに巻径の差がある
場合でも、両リールを駆動するリールモータに適正なト
ルクを付与し、テープの損傷を防ぎ、ローディング、ア
ンローディング動作によるテープ位置ずれ防ぎ、安定し
た記録再生を行えるカセットテープローディング装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明では、供給リールと巻
取リールの回転量を求める手段と、両リールの回転方向
を検出する手段と、両リールの巻径比および巻径を演算
処理する手段と、テープカセット内からのテープ引き出
し量を検出する手段を設け、巻径比および巻径に応して
リールモータのトルクおよび磁気テープに掛かるテンシ
ョンを設定するようにした。
〔作用〕
本発明のカセットテープローディング装置では上記手段
により、ローディング前に供給リールと巻取リールの巻
径比を演算し、この結果により両リールを駆動するリー
ルモータのトルクを設定し、ローディング動作を開始す
る。またローディング時に両リールの回転量を求め、前
記の巻径比と磁気テープ引き出し量から両リールの巻径
を演算し、磁気テープに適正テンションを設定する。こ
の結果、磁気テープは両リールから等量ずつ引き出され
、磁気テープに異常テンションが掛かることがないため
テープ損傷がなく、またテープ位置ずれを生じることの
ない安定なカセットテープローディング動作を行うこと
ができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。
第1図は本発明のカセットテープローディング装置のブ
ロック図、第2図、第3図、第4図は、テープローディ
ング動作を説明する模式図、第5図、第6図、第7図は
、リールモータのトルクを設定する処理を示す流れ図で
ある。
第1図において、磁気テープ101を巻回された供給リ
ール102と巻取り−ル103はそれぞれリールモータ
104.105に連結され、回転駆動力を与えられる。
106は、供給リールおよび巻取リールに巻回された磁
気テープ量つまり巻径を演算処理する手段であるマイク
ロコンピュータである。リールモータ104.105は
マイクロコンピュータ106のトルクコントロール信号
からリールモータ制御回路107により、所定のトルク
を付与される。108は周波数発振器であり、リールモ
ータ104.105の回転に応じてF G (F re
quency  G enerator)パルスが出力
される。周波数発振器108からの互いに位相が異なる
2相のFG倍信号回転方向検出器109に入力され1位
相を比較することによりリールモータ104.105の
回転方向を知ることができる。リールモータ104.1
05のFGパルスおよび回転方向信号はマイクロコンピ
ュータ106に入力される。110はローディングモー
タであり、マイクロコンピュータ106のコントロール
信号からローディングモータ制御回路111によって駆
動され、ローディングギア(図示せず)によりガイドピ
ン112.113を駆動し、磁気テープ101をテープ
カセントから引き出し、磁気ヘッド(図示せず)を搭載
した回転シリンダ114周囲の所定のテープ走行路にロ
ーディングする。115はポテンショメータであり、ロ
ーディングギアの回転角を検出することにより、カセッ
トテープローディング時のガイドピン112.113の
位置を検出することができる。ポテンショメータ115
のガイドピン位置信号はマイクロコンピュータ106に
入力される。ガイドピン位置信号により、テープローデ
ィング時テープカセットからの磁気テープ引き出し量が
わかる。
第2図、第3図、第4図を用いて、カセットテープロー
ディングの動作を説明する。
第2図は、カセットテープローディング前の状態を示す
。202はカセットテープローディング装置の基板であ
る。テープカセット201内には磁気テープ101の両
端を巻回した供給リール102および巻取リール103
が内蔵され、テープカセット201内のピン203.2
04により磁気テープ101は張架されている。第3図
はローディング途中の状態を示し、ローディングモータ
110の駆動によりガイドピン112.113は、ガイ
ド板301に設けられた溝302.303に沿って、ま
たガイドピン304゜305も図中の矢印で示すように
移動し、磁気テープ101をテープカセット201内か
ら引き出す。第4図は、カセットテープローディングが
終了した状態を示し、磁気テープ101は磁気ヘッドを
搭載した回転シリンダ114の周囲に巻付けられ、記録
、再生できる状態になっている。尚、401゜402、
403.404.405は固定ガイドである。
第2図、第3図、第4図および流れ図である第5図、第
6図、第7図を用いて、マイクロコンピュータ106に
よるカセットテープローディングの制御を説明する。
第2図で示すカセットテープローディング前の状態で、
供給リール側リールモータ104および巻取リール側リ
ールモータ105に同一のトルクを設定し、供給リール
102および巻取り−ル103を回転させることで、両
リールの巻径比を求める。
この巻径比を求める処理を流れ図の第5図を用いて説明
する。
まず前記の様に、処理501で、供給リール側および巻
径リール側のリールモータ104.105に、同一のト
ルクを付加する。尚、供給リール側のリールモータ10
4には、第2図中で反時計回りの回転力を生じるように
、また巻取リール側のリールモータ105には、第2図
中で時計回りの回転力が生しるようにトルクを与える。
次に処理502において、供給リール102および巻取
り−ル103が回転しているか否かを判定する。もし両
リールが回転しているならば、供給リール102と巻取
リール103の巻径に差があり、この結果磁気テープ1
01にテンションのアンバランスが生じていることにな
る。そこで以下の処理によりトルクを調整し、リールの
回転を止める。処理503にて、供給リール102およ
び巻取り−ル103の回転方向を判定する。回転方向は
第1図に示すようにFGパルスにより回転方向検出器1
09により検出され、マイクロコンピュータ106に入
力される。第2図においてリールの時計回りの方向を正
転とする。処理503において、もしリールが正転して
いると判定した場合、巻取リール側のテープテンション
が大きいことになり1巻取リール側のリールモータ10
5のトルクを小さくし、供給リール側のリールモータ1
04のトルクを大きくシ(処理504および処理505
) +テンションアンバランスを抑制し、両リールの回
転を止める制御を行う。またリールが逆転している場合
は、供給リール側のテープテンションが大きいことにな
り、処理506および処理507に示す様に、巻取リー
ル側のリールモータ105のトルクを増大し、供給リー
ル側のリールモータ104のトルクを減少させる。以上
の制御を、処理502でリールが止まったと判断するま
で続ける。処理502において、回転が止まったと判定
した場合、マイクロコンピュータ106により巻径比N
を演算する。(処理508)リールの回転が止まってい
るので、供給リール側および巻取リール側のテープテン
ションFs。
Ftは等しく、巻径比Nは下記の式で求めることができ
る。
Tt=Ft−rt Ts=Fs−rs N  = rt/ rs=(Tt/Ft)/(Ts/F
s)=Tt/Ts ここで、 rt:巻取リールの巻径 rs:供給リールの巻径 Tt二巻取リールのトルク Ts:供給リールのトルク 次に処理502のリール回転、または停止の判定方法を
第6図を用いて説明する。
第6図において、処理601においてリールの回転方向
が、正転から逆転、あるいは逆転から正転と反転したか
を判断する。第5図で示したように、リールの回転方向
を検出して、リールモータ104、105のトルクを増
大、減少し、停止制御を行っているため、完全に停止せ
ず、低速で正転、逆転を繰り返す可能性があるため、処
理601において、反転したと判断した場合、リールは
停止したと判定する。(処理602)尚、高速で正転、
逆転を繰り返すことなく、十分減速し、停止するように
、第5図に示す処理504.505あるいは506.5
07では、トルクの増減量を小さくする必要がある。
処理601において、反転していない判定した場合。
次に処理603においてリールモータ104.105(
7)FGパルスの周期を演算する。次に処理604にて
、FGパルス周期が十分長く、つまり低速度になり。
停止と判断して良いかを判定する。
上記の様に、第5図、第6図に示す処理により、カセッ
トテープローディング前に、マイクロコンピュータ10
6により、供給リール102と巻取リール103の巻径
比を演算し、所定のトルクをリールモータ104.10
5に付与する。
尚、巻径比演算後、異常な巻径比が算出された場合、つ
まりとりうる巻径比の最大値を超える値、あるいは最小
値を下回る値となった場合は、第5図に示す処理を再度
繰り返しても良い。あるいは。
とりうる巻径比の最大値を超えた値が算出された場合は
、巻径比はその最大値に、そしてとりうる巻径比の最小
値を下回る値が算出された場合は、巻径比をその最小値
に設定しても良い。
次にカセットテープローディングの制御および供給リー
ル1029巻取り−ル103の巻径を求める処理を説明
する。
マイクロコンピュータ106の駆動指令によりローディ
ングモータ110によってガイドピン1】2゜113お
よび304.305はローディング動作を開始し、磁気
テープ101はテープカセット201内から引き出され
る。前記の様に、ローディング前に、巻径比を求め、供
給リール側および巻取リール側の磁気テープに同一のテ
ンションが掛かるようにリールモータ104.1.05
にトルクが付与されているため、磁気テープ101はテ
ープカセット201内の供給り一ル102および巻取リ
ール103から等量ずつ引き出される。この結果、テン
ションアンバランスに基ずく、過大テンションにするテ
ープ損傷、あるいはテンション弛みによるテープ走行路
からの脱落を防ぐことができる。
ローディング時の供給リール102および巻取リール1
03の回転量と、ガイドピン112.113の位置を求
めることにより、ローディング前に求めた巻径比から、
供給リール102と巻取リールの巻径を算出できる。第
2図に示すローディング前の状態から、ローディング動
作を開始し、第3図に示すローディングの初期段階まで
の供給リール102および巻取り−ル103の回転量を
求める。この時のガイドピン11.2.113の位置情
報はポテンショメータ115よりマイクロコンピュータ
106に入力されているため、テープカセット201か
ら引き出された磁気テープ101の長さがわかる。第7
図の流れ図を用いて1巻径演算の処理を説明する。
第7図において、処理701で、ガイドピン112゜1
13が巻径を演算する目標位置まで移動したかを判断す
る。目標位置に到達するまで供給リール102および巻
取リール103の回転量を求める。回転量を求めるには
、リールモータ104.105のFGパルスの立ち上が
り、あるいは立ち下がりエツジでマイクロコンピュータ
106で割り込み処理を行い、FGパルスを計数すれば
よい。すなわち、処理702において、マイクロコンピ
ュータ106に入力されたFGパルスが供給リール側の
リールモータ104か、あるいは巻取リール側のリール
モータ1.05のFGか判断し、処理705および処理
706において。
供給リール側、巻取リール側のFGパルス数M s 。
M、tを計数する。この時、供給リール102は正転し
、巻取り−ル103は逆転し、磁気テープ101が両り
一ルから引き出されている状態でFGパルスを計数する
ことが望ましい。ローディング前に巻径比を演算し、テ
ープテンションがバランスするようにリールモーター0
4.105のトルクを設定しているが、ローディング時
のガイドピン112.113あるいは304、305の
移動時の摩擦負荷の変動、アンバランス等によるリール
の回転変動によるFGパルスの演算ミスを防ぐため、処
理703.704において回転方向を識別する。
上記の様に目標位置に到達するまでのFGパルス数を求
めることにより、処理707.708において巻径を演
算する。供給リール102の巻径rs、巻取リール10
3の巻径rtは、目標位置でのテープカセット201内
からの磁気テープの引き出し量りにより下式を用いて演
算される。
L = Ls+ Lt Ls=2zrs、−!!!− t Lt=2πrt・□ N=rt/rs ここで、 Ls:供給リール102からのテープ引き出し量 Lt:巻取リール103からのテープ引き出し量 N:巻径比 に:リールモータが1回転した時のFGパルス数 Ms:供給リールの目標位置までのFGパルス数 Mt:巻取リールの目標位置までのFGパルス数 上式を整理すると、巻径rs、rtは下式のようになる
rt=N ′ rS 上記の様に1巻径rs、rtを求め1次に所定のテープ
テンションfが磁気テープ101に掛かるように、リー
ルモータ104、105にトルクを付加する。(処理7
09.710) この時の供給リール側および巻取リール側のリールモー
タのトルクTs’ 、 Tt’は下式より演算される。
Ts’  =f−rs Tt’  =:f−rt 上記の様に本発明では、ローディングの初期の段階で巻
径演算を行ったが、ローディング動作が終了するまでリ
ールモータ104.105のFGパルスを計数し巻径を
求めてもよい。
尚、巻径演算後、とりうる巻径の最大値を超えた値が算
出された場合はその最大値に、またとりうる巻径の最小
値を下回る値が算出された場合はその最小値を設定して
も良い。
また上記の様に異常な巻径が算出された場合、巻径演算
終了時のガイドピン112.113の位置からリールモ
ータ104.105のFGパルスを再度計数し、さらに
前記巻径演算終了時のガイドピン112.113の位置
から、ガイドピン112.113が移動した分。
テープカセット201内から引き出された磁気テープ1
01の長さをポテンショメータ115の出力により演算
し、再度巻径を演算し、リールモータ104゜105の
トルクを設定しても良い。
以上のように本実施例によれば、供給リール102と巻
取リール103の回転量を求める手段と回転方向を識別
する手段と巻径比および巻径を演算処理する手段とリー
ルモータ104.105にトルクを印加する手段を設け
ているので、カセットテープローディング時、磁気テー
プ101に適正なテンション掛けることができ、テープ
損傷がない安定なテープローディング動作を行うことが
できる。つまり、ローディング前に巻径比を求めリール
モータのトルクを設定しているため、供給リール側と巻
取リール側でテープテンションのアンバランスがなく、
この結果磁気テープ101は両リールから等量ずつ引き
出され、異常テンションによるテープ損傷が防げる。ま
たローディング途中で巻径を演算し、適正なテンション
値を設定することから、さらに安定なローディング動作
を行うことができる。また従来の様に巻径を求めずに同
一のトルクを両リールモータに付与しローディングを行
った場合、テープが一方向に流れ、記録、再生する位置
がずれる問題や、巻径が異なる場合ローディング後のテ
ープテンションのアンバランスによる磁気ヘッドのへラ
ドタッチの状態が変化し、良好な記録再生特性が得られ
ない危険性があった。
しかし本実施例では、ローディング時に巻径を求め、磁
気テープ101に適正なテンションを付加しているので
、ローディング後の記録再生も安定なヘッドタッチによ
り行うことができる。
次に第8図、第9図に本発明の他の実施例を示す。
第8図は本発明のローディング前の巻径比を求める処理
の他の実施例を示す流れ図である。
第8図において、処理801にて、ローディング前に、
供給リール側および巻取リール側のり−ルモータ104
.105に同一のトルクを印加する。次に処理802で
リールが回転しているか否かを判定する。リールが停止
している場合、供給リール102と巻取リール103の
巻径が同一であるので、処理803で巻径比N=1を設
定し、処理804で両リールモータ104.105に同
一のローディング時のトルクを設定し処理を終了する。
尚、処理802のリール回転の判定は第6図に示す処理
と同しである。
両リールの巻径に差があり、リールが回転している場合
、所定時間1例えば0.5秒あるいは1秒間(処理80
5.806) 、供給リール側および巻取リール側のリ
ールモータ104.105のFGパルスを計数する。(
処理807.808.809)所定時間経過後、処理8
10にてFGパルス数から巻径比Nを求める。
巻径比Nは下式より演算される。
N=mt/ms ここで、 mt二巻取リールのFGパルス数 mS:供給リールのFGパルス数 次に処理811にてリールの停止処理を行う。
リールの停止は、リールモータ104.105へのトル
クの印加を停止するか、または回転方向と逆方向に回転
力が生じるようにトルクを印加して行なう。
次に処理812にて演算された巻径比Nにより供給リー
ル側および巻取リール側のリールモータ104、 LO
5のトルクTs、Ttを設定する。トルクT s 、お
よびTtの関係は巻径比Nより下式の様になる。
Tt=N”rs 尚、処理811のリール停止の処理を除いて、ローディ
ングトルクを設定し、カセットテープローディングの動
作を開始しても良い。
第9図に本発明の巻径比Nを求める処理の他の実施例を
示す。
第8図の実施例ではFGパルスの計数を所定時間行って
いたが、第9図に示す実施例は、一方のFGパルス数が
所定数に達するまで他方のFGパルスを計数し1巻径比
Nを求めるものであり、処理901の他は第8図に示す
実施例と同様の処理を行う。処理901において、供給
リール側のリールモータ104、あるいは巻取リール側
のり−ルモータ105のFGパルス数が所定のパルス数
、例えば50個、あるいは100個に達するまで、両リ
ールモータ104.105のFGパルスを計数し、巻径
比Nを求める。
第8図、第9図に示す実施例を用いても、前記の実施例
と同様の効果が得られる。尚、ローディング前の巻径比
演算後、巻径比演算およびリールモータ104、1.0
5のトルク設定のため、リール102あるいは103が
回転した量を、リールモータ104、あるいは105の
FGパルスを計数することにより求め、逆方向に同じ回
転量だけ回転赴動しても良い。
〔発明の効果〕
以上本発明によれば、ローディング前に供給リール10
2と巻取リール103の巻径比を求め、さらにローディ
ング時に巻径を求めることから、リールモータ104.
105に適正なトルクを付加し、磁気テープ101に適
正なテンションを掛けることができ、磁気テープ101
に損傷を与えることのない安定なカセットテープローデ
ィング動作が可能となる。また適正なトルク印加により
磁気テープ101が供給リール1022巻取リール10
3から等量ずつ引き出されるため、ローディングおよび
アンローディング動作の繰り返しによる記録再生位置の
ずれを生しることがなく、ローディング後のテープテン
ション値が巻径によって変動しないので、良好なヘッド
タッチによる記録再生特性が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すカセットテープローディ
ング装置のブロック図、第2図、第3図。 第4図はカセットテープローディング動作を説明するた
めの模式図、第5図、第6図、第7図はリール巻径比お
よび巻径を演算する処理を示す流れ図、第8図、第9図
は本発明の他の実施例を示す巻径比演算処理の流れ図で
ある。 101・・・磁気テープ、 201・・・テープカセット、 106・・・マイクロコンピュータ。 102、103・・・供給リール、巻取リール、104
、105・・リールモータ。 114・・・回転シリンダ、 112、113.304.305・・ガイドピン、10
8・・・周波数発振器、 109・・回転方向検出器、 107・・・リールモータ制御回路。 110・・・ローディングモータ、 111・・・ローディングモータ制御回路、115・・
・ポテンショメータ。 拓2 の 第 乙 圀 第 凶 刃 囲 晃 デ 固 手 続 補正書(自発) □よ・2.f、6 A1 1) 明細書の第21頁第8行目〜第9行目に記載の「テンシ
ョン掛ける」 を、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気テープ101を内包するテープカセット201
    内の磁気テープ101を巻回された2個のリール102
    、103を回転駆動する2個のリールモータ104、1
    05と、前記磁気テープ101を前記テープカセット2
    01内から引き出し、磁気ヘッドを搭載した回転シリン
    ダ114周囲のテープ走行路にローディングするガイド
    ピン112、113と、前記ガイドピン112、113
    を駆動するローディングモータ110を備えたカセット
    テープローディング装置において、 前記リールモータ104、105の回転量を求める手段
    と、 前記リールモータの回転方向を検出する手段と、 ローディング時の前記ガイドピン112、113の位置
    を検出する手段と、 前記リールモータ104、105にトルクを付与する手
    段と、 前記リールモータ104、105の回転量および回転方
    向、および前記ガイドピン112、113の位置情報を
    演算処理する手段 を備え、 ローディング前の前記テープカセット201が前記カセ
    ットテープローディング装置に装着された状態で、前記
    2個のリール102、103の巻径比を演算し、前記巻
    径比と同比率のトルクを前記2個のリールモータ104
    、105に付与し、カセットテープローディング動作を
    開始し、前記ガイドピン112、113の移動に伴う前
    記リールモータ104、105の回転量と、前記ガイド
    ピン112、113の位置情報と、前記巻径比から前記
    の演算処理手段によって前記2個のリール102、10
    3の巻径を演算し、前記巻径と同比率のトルクを前記2
    個のリールモータ104、105に付与することを特徴
    とするカセットテープローディング装置。 2、カセットテープローディング動作を開始する前に、
    前記2個のリールモータ104、105に同一のトルク
    を付与し、前記リールモータ104、105の回転方向
    を検出し、前記リールモータ104、105が回転方向
    と逆方向の回転力が生じるように前記2個のリールモー
    タ104、105に付与するトルクを増減し、前記2個
    のリール102、103の回転を停止制御することによ
    り、前記2個のリール102、103の巻径比を求め、
    かつ前記巻径比と同比率のトルクを前記2個のリールモ
    ータ104、105に付与することを特徴とする請求項
    1に記載のカセットテープローディング装置。
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