JPH03257975A - 太陽電池の製造方法 - Google Patents

太陽電池の製造方法

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JPH03257975A
JPH03257975A JP2055133A JP5513390A JPH03257975A JP H03257975 A JPH03257975 A JP H03257975A JP 2055133 A JP2055133 A JP 2055133A JP 5513390 A JP5513390 A JP 5513390A JP H03257975 A JPH03257975 A JP H03257975A
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/546Polycrystalline silicon PV cells

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は太陽電池の製造方法に関し、特にエネルギー変
換効率が良好な太陽電池を製造するための方法に関する
〔従来の技術〕
従来より、各種機器において、駆動エネルギー源として
太陽電池が利用されている。この太陽電池は機能部分に
pn接合を用いており、該pn接合を構成する半導体と
しては一般にシリコンが用いられている。光エネルギー
を起電力に変換する効率の点からは、単結晶シリコンを
用いるのが好ましいが、大面積化および低コスト化の点
からはアモルファスシリコンが有利とされている。
近年においては、アモルファスシリコンなみの低コスト
と単結晶なみの高エネルギー変換効率とを得る目的で多
結晶シリコンの使用が検討されている。ところが、従来
提案されている方法では塊状の多結晶をスライスして板
状体としていたために薄板化が困難であり、従って光量
を吸収するのに充分な膜厚以上の厚さとなり、この点で
エネルギー変換効率が充分でなかった。
そこで、化学的気相成長法(CVD)等の薄膜形成技術
を用いて多結晶シリコンの薄膜を形成する試みがなされ
ているが、結晶粒径が百分の数ミクロン程度にしかなら
ず、塊状多結晶シリコンスライス法の場合に比べてもエ
ネルギー変換効率は劣っている。
また、上記CVD法により形成した多結晶シリコン薄膜
にレーザ光を照射し溶融再結晶化させて結晶粒径を大き
くするという試みもなされているが、低コスト化が充分
でなく、安定した製造が困難である。
更に、上記CVD法においては薄膜作製プロセス温度が
600℃から1000℃程度まで及ぶため、太陽電池内
の接合面を介してのドーパントの拡散により太陽電池特
性の悪化を招く。また更には、基体として低コストの金
属基体を使用すると、高温でシリサイドを形成し表面準
位ができて太陽電池特性が悪化してしまうので、SiO
やSiN等の高価な基体を使わざるをえず製造コストが
高くならざるをえない。
そこで、安価な金属基体上に薄膜多結晶を形成可能にす
る事を目的として、溶融したシリコンを、直接、基体上
に堆積する方法(回転法および横引き法)により約10
0μm〜30μmの多結晶シリコン薄膜が作成されてい
るが、製造プロセスで不純物の影響が強く、良好な太陽
電池はできていないのが実状である。
一方、薄膜作製プロセスg度の低温化による高品質化の
提案が特開昭62−241326号公報に開示されてい
る。この堆積膜形成方法は、シリコン原子とハロゲンを
含む化合物を分解して得られる活性種(A)と該活性種
(A)と化学相互作用し得る活性種(B)とを各々別々
に成膜空間に導入して化学反応により該成膜空間に設置
された基体上に堆積膜を形成する堆積膜形成方法である
。この方法により 200℃〜300℃程度での堆積膜
形成が可能となり、高温プロセスにおいて懸案となって
いた問題点、即ち、ドーパントの接合面を介しての相互
拡散の問題は解決されつつある。
しかし、この気相成長による半導体層の作製においては
、良好な結晶性を得るためには、基体材料として、同種
(ホモエピタキシャル成長)か、又は異種(ヘテロエピ
タキシャル成長〉でも格子定数の近い結晶基体を用い、
これを結晶成長の5eed基体として使っている。した
がって、この堆積膜形成方法により太陽電池を作製する
には、高価な単結晶基体を用いる必要があり、単なる金
属基体を使用した場合には良好な結晶性太陽電池は得ら
れない。これが太陽電池の製造コストを高くする原因の
1つとなっていた。
また、シリコン多結晶電極基体の製造方法においても、
蒸着、スパッタ等の方法があるが、基体に溶融シリコン
を直接接触させ急冷させる方法と比べると、成膜速度の
面で大幅に劣るため、生産速度による基体製造コストの
増加はまぬがれないのが実状である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、良好な結晶成長が可能であり且つ製造
コストが低減化された製造方法であって、結晶性やエネ
ルギー変換効率などの特性が良好であり実用的な太陽電
池を安定して製造できる方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、ケイ素とハロゲンを含む化合物を分解して得
られる活性種(A)と該活性種(A)と化学相互作用し
得る活性種(B)とを各々別々に成膜空間に導入して化
学反応により該成膜空間に設置された基体上に堆積膜を
形成する工程を有する太陽電池の製造方法において、 前記基体として、金属基体または高融点金属でコートさ
れた金属基体の上に、ドーピング材と溶融したシリコン
を、回転法または横引き法により成長させた多結晶シリ
コン層とを形成し、加熱処理を行なって得たシリコン多
結晶電極層を有する基体を使用することを特徴とする太
陽電池の製造方法である。
まず、本発明に使用する基体(シリコン多結晶電極基体
)を得るための一態様である、回転法について詳細に説
明する。
この回転法は、例えば、金属基体または高融点金属でコ
ートされた金属基体を高速で回転させその上に溶融シリ
コンを適量づつ滴下し、遠心力により基体上に薄く広げ
且つ結晶化させる方法である。この結晶は高速で回転し
ている基体表面から上部へ向って成長してコラムナ構造
となる。なお、本発明において金属基体や高融点金属に
特に限定は無いが、金属基体としては、 SO3材、F
e等が挙げられ、高融点金属としては、Cr、 W、 
Mo等が挙げられる。
この回転法を行なう際に、金属基体あるいは高融点金属
コーティング基体とシリコンとの密着性向上を目的とし
て、基体加熱、超音波振動またはその加熱と振動とを組
合わせて行なうことも効果的である。また、この回転法
で滴下する溶融シリコンの量は、所望の膜厚に応して適
宜決定すればよい。毎分1000回転程回転圏転速度に
すると約30〜2hnの多結晶が形成可能であり、この
多結晶膜は電極として利用するのに充分である。更に、
回転速度の調整では薄膜化も可能である。
次に、本発明に使用するシリコン多結晶電極基体を得る
方法の他の態様である、横引き法について詳細に説明す
る。
この横引き法は、例えば、ノズルの中に金属基体または
高融点金属でコートされた金属基体を挿入し、ノズルの
中で基体上にシリコン結晶を成長させながら連続的に横
引きする方法である。この結晶は基体の表面からノズル
上面に向って成長してコラムナ構造となる。
上述した回転法または横引き法によって基体上に形成し
たシリコン多結晶層に不純物を導入すれば、シリコン多
結晶層の薄膜方向抵抗率は大幅に下かり、電極として十
分に機能できるものになる。本発明においては、この不
純物から成るドーピング材を、シリコン多結晶層を形成
する前にあらかじめ金属基体等の上に設けるか、あるい
はシリコン多結晶層を形成した後その上にドーピング材
を形成し、加熱処理を行なうことによってシリコン多結
晶に不純物を導入し、シリコン多結晶電極基体を得る。
不純物導入法としては、プロセスの低温化が図りやすい
同相エピタキシ法や光化学形成法が望ましい。この方法
は、通常、^1等のドーパントでP形Si層を作る方法
であり、厚いSiウェハー上てこの方法を用いるとn−
P接合ができるが、薄膜シリコン上でやることによりP
−51を作る方法であり、この不純物としては、AI、
 Cr等が代表例として挙げられる。この不純物導入の
為の熱処理温度は 400℃以上が望ましく、400℃
〜600℃が好ましく400℃〜500℃がより好まし
く、熱処理時間は2時間程度が望ましい。
上述のようにして得たシリコン多結晶電極基体の上に、
第1の導電型の半導体の実質的単結晶層および第2の導
電型の半導体の実質的単結晶層を形成することによって
、太陽電池を得ることができる。第1の導電型の半導体
層は、周囲の結晶方位が同一であるように形成され、第
2の導電型の半導体層は、その第1半導体層の上に、周
囲の結晶方位が同一であるように形成される。以下、こ
の工程について詳細に説明する。
本発明の製造方法においては、上述の第1および第2半
導体層を形成するための堆積膜形成法として、ケイ素と
ハロゲンを含む化合物を分解して得られる活性種(A)
と、該活性種(A)と化学相互作用し得る活性種(B)
とを各々別々に成膜空間に導入して、化学反応により該
成膜空間に設置された基体上に堆!膜を形成する方法を
採用する。この堆積膜形成法において、ケイ素とハロゲ
ンを含む化合物は、成膜空間とは異なる活性化空間(a
)で活性化エネルギーが与えられて分解し活性種(A)
を生成する。また、活性種(B)も成膜空間とは異なる
活性化空間(b)で生成させる。モして成膜空間におい
て、この活性種(A)と活性種(B)との共存下で化学
的相互作用を生起させて堆積膜を形成する。したがって
、成膜空間でプラズマ等を生起させる必要は無く、堆積
膜はプラズマや生成イオン等によるスパッタリングや電
子等の悪影響を受けない。更には、成膜空間の雰囲気温
度、基体温度を所望に従って任意に制御することによっ
てより安定したCVD法とすることができる。また、こ
こで、あらかじめ成膜空間とは異なる活性化空間に於い
て活性化された活性種を使うので、成膜速度を飛躍的に
伸ばしたリ、また堆M膜形成の際の基体温度も一層の低
温化を図ることが可能である。本発明においては、先に
述べた特別な方法により得たシリコン多結晶電極基体を
、このような特別なCVD法に対して使用することにっ
て、両者の各利点が相乗の作用を奏し、結果として機能
、コスト等の面で非常に優れた太陽電池が得られること
となる。言い換えるならば、上述した一連の工程の組合
せは太陽電池の製法として非常に適した製造方法である
成膜空間に導入される活性種(A)は生産性及び取扱い
易さなどの点から、その寿命が0.1秒以上、より好ま
しくは1秒以上、最適には10秒以上あるものが所望に
従って選択されて使用される。
活性種(A)を生成させるためのケイ素とハロゲンを含
む化合物としては、例えば、鎖状または環状シラン化合
物の水素原子の一部または全部をハロゲン原子で置換し
た化合物等が用いられる。
具体的には、例えば、S iu Y 211ゆz(uは
1以上の整数、YはF、 に1. Br及び■から成る
群より選択される少なくとも一種の元素を表わす。)で
示される鎖状ハロゲン化ケイ素、5ivY2v (Vは
3以上の正数、Yは前述と同様。)で示される環状ハロ
ゲン化ケイ素、5iLII(、Y、  (u及びYは前
述と同じ意味を有する。x+y=2u又は2u+2であ
る。〉で示される鎖状又は環状化合物などが挙げられる
。より具体的には、例えば、SiF4、(SIF2)5
、(SiF2)g、(SiF2)4.5i2F、、51
3Fa、SiHF3.5i)12F2.5jl14、(
SiCI□)5.51gm4、(SiBr2)s、5j
2C1,,5i2Br6.5iH13,5iH3CI 
、 5i)12C12、5iHBr3、SiH3,5i
2C13F3などのガス状態の又は容易にガス化し得る
化合物が挙げられる。
活性種(A)を生成させる際に、ケイ素とハロゲンを含
む化合物に加えて、必要に応じてケイ素単体や他のケイ
素化合物、水素、ハロゲン化合物(例えばF2ガス、C
12ガス、ガス化したBr2、■2等)などを併用する
ことができる。
活性化空間(a)で活性種(A)を生成させる方法とし
ては、各々の条件、装置を考慮して、マイクロ波、RF
、低周波、DC等の電気エネルギー ヒータ加熱、赤外
線加熱等による熱エネルギー、光エネルギーなどの活性
化エネルギーが使用される。
活性種(B)を生成させるための化学物質としては、水
素ガス及び/又はハロゲンガス(例えばF2ガス、C1
2ガス、ガス化したBr2、■2等)が有利に用いられ
る。また、これらの成膜用の化学物質に加えて、例えば
ヘリウム、アルゴン、ネオン等の不活性ガスを用いるこ
とができる。これらの化学物質の複数を用いる場合には
、予め混合して活性化空間(b)内にガス状態で導入す
ることもできるし、あるいはこれらの化学物質をガス状
態で夫々独立した供給源から各個別に活成化空間(b)
に導入することもできるし、又夫々独立の活成化空間に
導入して、夫々個別に活成化することも出来る。
本発明において、成膜空間に導入される前記活性種(A
)と前記活性種(B)との量の割合は、成膜条件、活性
種の種類などで適宜所望に従って決められるが、好まし
くは10:1〜1:10(導入流量比)であり、より好
ましくは8:2〜4:6である。
上述の方法により形成される堆積膜は、成膜中又は成膜
後に所謂半導体分野で云う不純物元素でドーピングする
ことが可能である。使用する不純物元素としては、P型
不純物として、周期律表第■族Aの元素、例えば、B、
 AI、 Ga、 In、 TI等か好適なものとして
挙げられ、n型不純物としては、周期律表第V族Aの元
素、例えばP、As、Sb、 Bi等が好適なものとし
て挙げられる。特にB、 Ga、  P、 Sb等が最
適である。ドーピングされる不純物の量は、所望される
電気的・光学的特性に応じて適宜決定される。
かかる不純物元素を成分として含む物質(不純物導入用
物質)としては、常温常圧でガス状態であるか、あるい
は少なくとも活性化条件下で気体であり、適宜の気化装
置で容易に気化し得る化合物を選択するのが好ましい。
このような化合物としては、PH3、P2H4、PF3
、PF5、pci3、AsH3、^sF3、^sF、;
 、 AsCl3.5b)(3、SbF5.5jH3、
BF3、8C13、BBr3、B2H6、B4HIO1
B5H9,86)II l、B61’lll101B+
2、AlCl3等を挙げることができる。不純物元素を
含む化合物は1種用いても2種以上併用してもよい。
不純物元素を成分として含む化合物は、ガス状態で直接
成膜空間内に導入しても差支えないし、或いは、予め活
性化空間(a)乃至活性化空間(b)、又は第3の活性
化空間(C)で活性化してその後、成膜空間に導入する
ことも出来る。
なお、本発明でいう「活性種」とは、堆積膜の原料とな
り得る物のみならず、堆積膜の原料となり得る物と化学
的相互作用を起して、例えばエネルギーを与えたり化学
的に反応したりして、その物を堆積膜形成可能な状態に
する役目を荷うものをも含む意味である。従って、活性
種は、堆積膜の構成要素を含んでいても、含んでいなく
ても良い。
〔実施例〕
次に、本発明の太陽電池の製造方法を実施例により説明
する。
第1図は、本実施例において作製する太陽電池の構成の
概略図である。本実施例において、101はSUS基体
、 102はAlとシリコン多結晶層の加熱処理により
形成されたP型シリコン多結晶電極、103は第1の導
電層でn−シリコン結晶層、104は第2の導電層でP
+シリコン結晶層、 105は透明導電層、106は集
電電極である。
実施例1 (シリコン多結晶電極基体の作製) 第2図は、本実施例で使用した装置の略図である。同図
において201はるつぼ、 202は加熱用高周波コイ
ル、 203は溶融シリコン、 204は溶融シリコン
203の噴霧により堆積した多結晶シリコン、 205
はドーピング用不純物としてあらかじめ電子ビーム蒸着
法により蒸着しておいたA1層、206は5O5−31
6材から成る基体、 207は基体加熱用のヒーターを
設置した基体支持体、 208は前記基体回転用軸、 
209は基体回転用の超高速モーター、 210は回転
軸を通して前記基体に超音波振動を伝えるための超音波
振動ユニットである。
まず、5O5−316材から成る基体206の上に、電
子ビーム蒸着法により1−のAI層205を堆積させた
。この基体を、第2図に示した装置に設置し、Ar雰囲
気中で、シリコン塊をるつぼ201中に投入し、高周波
コイル202により加熱し、シリコン塊が十分溶融する
まで温度を上げた。次に、超高速モーター209を毎分
1000回転の速度で回転させ、基体ヒーター207に
より基体206およびAI層205を400℃まで加熱
し、超音波振動も与え、30μのシリコン多結晶層を堆
積した。これに400℃で2時間加熱処理を行ないP型
シリコン多結晶電極102を形成した。
(第1および第2導電層の作製) 第3図は、本実施例で使用した装置の略図である。同図
で301はケイ素とハロゲンを含む化合物を導入するガ
ス導入管、302は活性種(B)を生成する物質を導入
するガス導入管、 303は基体、304は基体303
を保持するホルダーであり基体温度を適宜設定できる様
にヒーターが内蔵されている。ガス導入管301及び3
02より導入される各ガスは、未反応または反応生成物
を含め真空ポンプ(図示せず)で排気される。
上述の方法により得た電極102の上に、第3図に示し
た装置を用いて、下記第1表に示す結晶シリコンの作製
条件に従って、SiF、ガス、PH3ガスをガス導入管
301より、またH2およびArガスをガス導入管30
2より導入し成膜空間圧力を4001DTorrとなる
ように排気パルプ(図示せず)を調整した。
第1表 高周波電力2.45GHzを400Wに調整し、基体温
度を400℃として堆積を開始し、膜厚は50−のn−
シリコン多結晶層103を形成した。
次いで、第3図における成膜空間内を排気バルブ(図示
せず)を全開にし充分残留ガスを排気した。
その後、上記条件においてガス導入管301から導入す
るガスをBF、ガス4ppmの濃度としてSiF4ガス
を加えて76sccmとした以外は同じ条件で堆積膜形
成を行ない、厚さ0.5−のP1シリコン多結晶層10
4を形成した。
この様にして得た半導体素子を取り出し、透明導電層1
05  (In、 Sn、 0 )の800λを真空蒸
着により所定の方法により蒸着した。続いて集電電極1
06として、クロム(100λ)、銀(500人)、ク
ロム(100人)を各々この順で真空蒸着により蒸着し
た。
本実施例により得た太陽電池のAM 1.5.1100
II1/Cf112太陽光スペクトルシュミレータ−に
よる光起電力の変換効率は8.5%であり、多結晶シリ
コン太陽電池の特性として実用上優れたものであること
が確認できた。
実施例2 第4図は本実施例で使用した成膜装置の概略図である。
同図において、401はガス導入リングで主としてケイ
素とハロゲンを含む化合物を真空チャンバー409へ導
入するためのものである。
402はガス導入管であり、主として活性種(B)の原
料となるガスを石英キャビティ403内へ導入するため
のものである。マイクロ波はマイクロ波発振器(図示せ
ず)より発生し導波管405内を伝搬し、しぼり406
を適宜調整することによりしぼり406とメツシュ40
4の間に定在波を発生させ石英キャビティ403内に存
在するガスをプラズマ化することができる。407はヒ
ーター内蔵のホルダーであり基体408を所望の温度に
加熱保持することが可能である。
本実施例では、実施例1で用いた基体と同一のシリコン
多結晶電極基体を用いた。即ち、基体は400℃で2時
間加熱処理したものである。ガス導入管402より、水
素カス25secm及び)leガス50secmを石英
キャビティ403へ導入した。またガス導入リング40
1よりSi2F6ガス15sccmを第4図に示すよう
に基体408に向けて導入した。マイクロ波発振器の電
力を250Wに調整し、しぼり406を調整することで
石英キャビティ403内の水素及びHeガスをプラズマ
化することが可能である。本実施例における作製条件を
第2表に示す。
第   2   表 マイクロ波電力=    250 w 基体温度=300℃ この様にして生成される水素ラジカルはガス導入リング
401より噴出する5i2F、ガスと化学反応し、基体
408上にシリコン結晶層を堆積することが可能である
が、Si2F6ガスにPH,ガス0.6ppmを混入す
ることでn−シリコン結晶層を基体408上に5〇−堆
積させ、マイクロ波発振器の出力をゼロにし堆積を停止
した。そして、各ガスの供給な停止し真空チャンバー4
09を充分排気し残留ガスを完全に排気した。その後5
i2F、ガスにBF3ガス1.2ppmを混入し他は同
一の作製条件でP+シリコン結晶層を0.5.続けて堆
積した。
次に、このようにして得られた基体408を取り出し、
厚さ800Åの透明導電層405 (In、 Sn、0
)を真空蒸着により所定の方法により蒸着した。続いて
、集電電極406としてクロム (100人)、銀(5
00人)、クロム(100A)を各々この順で真空蒸着
により蒸着した。
このようにして得た太陽電池のAM  1.5.100
 mw/cm2太陽光スペクトルシミュレーターによる
光起電力の変換効率は8.7%であり、多結晶シリコン
太陽電池の特性として実用上優れたものであることが確
認できた。
実施例3 SUS基体101上に高融点金属としてWを電子ビーム
蒸着法により5000人蒸着した後、ドーピングのため
のA1層を1−蒸着した。このWコーティング金属基体
を、実施例1と同様にして、P型シリコン多結晶電極1
02を形成した。
このようにして得たシリコン多結晶電極基体を使用し、
実施例1と同様にして、50.のn−シリコン多結晶層
103、及びP+多結晶層104を堆積させ、透明導電
層105、集電電極106を形成し、太陽電池を得た。
この太陽電池のAM 1.5.100mw/cm2太陽
光スペクトルシミュレーターによる光起電力の変換効率
は8.9%であり、シリコン太陽電池の特性として実用
上優れたものであることが確認できた。
実施例4 (シリコン多結晶電極基体の作製) 第5図は、本実施例で使用した装置の略図である。同図
において、 501はるつぼ、 502は加熱用高周波
コイル、 503は溶融シリコン、 504は堆積した
シリコンエピタキシャル層、 505はA1層、506
は5O5−316材から成る基体、 507は加熱用ヒ
ーター、508は急冷ガス用ノズルである。
まず、Ar雰囲気中で、シリコン塊をるつぼ501中に
投入し、高周波コイル502で加熱溶融した。
次に、A1を1−蒸着したSUS基体506を矢印方向
に連続的に約10cm/秒で横引きした。引続き、基体
面の上方よりヒーター507で加熱し、基体面下方の冷
却ガスノズル508より冷却ガスを流し、基体表面から
上方に向って結晶を成長させ、約50−厚のコラムナ構
造のシリコン多結晶層504を得た。
次に、このA1層上にシリコン多結晶層504を堆積し
た基体を、Ar雰囲気中で400℃、2時間の熱処理を
行ない、A1とシリコンの共晶を形成してP+シリコン
を得た。
(第1および第2半導体層の作製) 実施例1と同じ条件で、n1シリコン多結晶層103、
及びP′″多結晶層104を堆積し、透明導電層105
(In、Sn、0)を800λ蒸着し、集電電極106
としてクロム(100λ)、銀(500人)、クロム(
100入)を各々この順で蒸着した。
この様にして得た太陽電池のAMl、5.100mw/
cI112太陽光スペクトルシミュレーターによる光起
電力の変換効率は8.9%であり、シリコン太陽電池の
特性として実用上優れたものであることが確認できた。
〔参考例〕
本発明においては、不純物導入の為の加熱処理の条件は
、シリコン電極として十分な導電率を呈するよう不純物
が導入され得る条件で行なえばよく、特定の値に限定さ
れるものではない。しかし、およそ適当な条件が下記実
験により明らかにされたので、参考例として以下に掲げ
る。
参考実験例1 実施例1と同様にして、5O5−316材から成る基体
上に、回転法によりシリコン多結晶層を形成した。次い
で、Ar雰囲気中で300〜600℃の範囲内(第6図
に図示)で設定温度を変化させ、2時間熱処理を行なう
ことによって、AIとシリコンの共晶を形成し、P+シ
リコン層を形成した。その結果を第6図にグラフとして
示す。この図においては、熱処理温度を横軸に、薄膜方
向に測定した抵抗率を400℃における抵抗率を1とし
た比を縦軸に示す。
この実験例においては400℃以上の熱処理温度では、
Alはドーパーントとして効率よくシリコン多結晶中に
入り共晶を形成しており、400℃未満ではドーピング
効果が効果的に現われないことが分る。又、600℃以
上で熱処理を行なった場合、四角形シリコン多結晶表面
の四方コーナーエツジ部分にわずかにクラックが生じた
。原因は明らかでないが、四角形の基体形状の場合、加
熱による基体膨張と冷却による収縮過程おいて、熱歪み
の大きな金属基体上では四方コーナ一部には歪みが生じ
やすいからと思われる。
この結果から、本実験例においては加熱処理は400〜
600℃が適当であることが分かる。
参考実験例2 加熱処理温度は450℃に一定にし、処理時間を変化(
第7図に図示)させた以外は、参考実験例1と全く同様
にしてP3シリコン層を形成した。
その結果を第7図に示す。この図においては、熱処理時
間を横軸に、薄膜方向に測定した抵抗率を2時間におけ
る抵抗率を1とした比を縦軸に示す。
この結果より、2時間熱処理することによりA1はドー
パントとして効率良くシリコン多結晶中に入り、共晶を
形成していることがわかる。又、2時間以上熱処理して
も抵抗率の比はほぼ一定で変化がないことから、生産コ
ストを下げるためにも熱処理時間は2時間で十分である
と考えられる。
この様に400℃以上、2時間以上の条件で加熱処理し
て得たシリコン多結晶電極基体は、薄膜方向の抵抗率が
2X10””(Ωcm)のものが得られ、太陽電池用の
電極としては、十分なものが得られることがわかった。
次に、このシリコン多結晶電極基体上に、実施例1と同
様にして、第3図に示す装置を使用し、基体303とし
てセットし、シリコンのエピタキシャル成長を行なった
。膜厚は50μである。
このようにして作成したシリコンエピタキシャル膜を上
方向より、欠陥顕圧化のために5ecc。
ethingを行ない、目視で50μ平方の中における
欠陥を数え、膜質の比較を行なった。その結果を第8図
に(a)として示す。
第8図の(a)のグラフにおいて、縦軸は欠陥密度の比
で400℃における欠陥密度を1とする、横軸は、熱処
理温度を示す。
グラフかられかる通り、熱処理温度が400℃より小さ
いと、その上に堆積する多結晶の欠陥は増加する。この
ことは、結晶成長が下地の結晶性を反映するためであり
、回転法のみでは、十分な結晶性が得られないまま不十
分な熱処理を加えたため、その上のシリコン多結晶層の
ダレインサイズは大きく成長できず、結果として欠陥が
増えたと考えられる。
以上の結果より、金属基体上に、シリコン多結晶電極層
を設けることにより、配向性の高い、結晶の一定面方位
のみをもったダレインサイズの大きな良質の多結晶膜の
堆積が可能となった。
参考実験例3 SUS基体上にWを電子ビーム蒸着法により5000人
蒸着した後A1を1μ蒸着して基体とした以外はすべて
参考実験例1と同じ条件、処方で作成したシリコン多結
晶電極基体上に、シリコンのエピタキシャル成長を行な
い、参考実験例2で行なった欠陥顕圧化処理を行ない、
欠陥密度の調査を行なった。その結果は第8図の(b)
に示すようじ参考実験例1とほぼ同じ結果が得られた。
参考実験例4 実施例4と同様にして、AIを1−堆積させたSt]S
−316材から成る基体上にシリコン多結晶層を堆積し
た。
次に、^「雰囲気中で300〜600℃の範囲内(第9
図に図示)で設定温度を変化させて、3時間熱処理を行
ない、^】とシリコンの共晶を形成し、P′″シリコン
を作成した。
第9図に、熱処理温度と、薄膜方向に測定した抵抗率ヲ
400℃における抵抗率を1とした比でプロットしたグ
ラフとして示す。この結果より、参考実験例1と同様4
00℃以上でなければAIは効率的にドーピングされな
いことがわかった。
参考実験例5 加熱処理温度を300〜600℃の範囲内(第10図に
図示)で設定し、2時間行なった以外は実施例1または
実施例4と同様にして太陽電池を作製した。その変換効
率を第10図に示す。この図においては、横軸は加熱処
理温度を示し、縦軸は太陽電池の変換効率を示し、(a
)は実施例1と同様に作製した物を示し、(b)は実施
例4と同様に作製した物を示す。
第10図に示すように、加熱処理温度が300℃〜39
0℃までの範囲では変換効率が3〜5%と低く、かつ4
10℃〜600℃においても変換効率が5%以上となる
ことはなかった。
これは、加熱処理温度が低いとAIがシリコン多結晶電
極層中に十分にドープされず、電極としての機能が十分
になされていないものと考えられる。また410℃以上
の加熱処理温度では、シリコン多結晶電極基体上にクラ
ックが生じ、その上に堆積したn−多結晶層、P8多結
晶層が異常成長したために、十分な結晶粒径も得られず
、ダイオード特性等の悪化により変換効率が下がったこ
とによる。
参考実験例6 加熱処理温度を300〜600℃の範囲内(第11図に
図示)で設定し、2時間行なった以外は実施例2と同様
にして太陽電池を作製した。その変換効率を第10図に
示す。第10図に示すように、加熱処理温度が300℃
〜390℃までの範囲では変換効率が3〜5%と低く、
かつ410℃〜600℃においても変換効率が6%以上
となることはなかった。これは、参考実験例5で述べた
理由と同様と考えられる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の製造方法は、活性種(A
)と活性種(B)とを各々別々に成膜空間に導入して化
学反応堆積膜を形成する方法に、特定のシリコン多結晶
電極基体を用いるので、良好な結晶成長が可能であり且
つ製造コストが低減化される。更には、結晶性やエネル
ギー変換効率などの特性が良好であり実用的な太陽電池
を安定して製造できる。
したがって、本発明の製造方法により、量産性のある安
価で良質の薄膜太陽電池を市場に提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法により製造される太陽電池を例示
する模式図、第2図〜第5図は実施例において使用した
各成膜装置の模式的略図、第6図〜第11図は、参考実
験例において得たデータを示すグラフである。 101−・・基体 102−・・多結晶シリコン電極層 103−・・第1導電層  104−・第2導電層10
5−・・透明電極膜  106−・・集電電極201.
501−、)ツぼ  202,502−・・高周波コイ
ル203.503−・・溶融シリコン 204.504−・・多結晶シリコン層205.505
・・・ドーピング材 206.506−・・金属基体  207,507−・
・ヒーター208−・・回転軸     508−・・
冷却ノズル・・・モーター  2]0−・・超音波発生
装置・・・ガス導入管   302−・・ガス導入管・
・・基体      304−・・ホルダー・・・会合
空間 ・・・ガス導入リング  402−・・ガス導入管・・
・石英キャビティ  404−・・メツシュ・・・マイ
クロ波導波管

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  ケイ素とハロゲンを含む化合物を分解して得られる活
    性種(A)と該活性種(A)と化学相互作用し得る活性
    種(B)とを各々別々に成膜空間に導入して化学反応に
    より該成膜空間に設置された基体上に堆積膜を形成する
    工程を有する太陽電池の製造方法において、 前記基体として、金属基体または高融点金属でコートさ
    れた金属基体の上に、ドーピング材と溶融したシリコン
    を、回転法または横引き法により成長させた多結晶シリ
    コン層とを形成し、加熱処理を行なって得たシリコン多
    結晶電極層を有する基体を使用することを特徴とする太
    陽電池の製造方法。
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