JPH0325363Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0325363Y2 JPH0325363Y2 JP1987185640U JP18564087U JPH0325363Y2 JP H0325363 Y2 JPH0325363 Y2 JP H0325363Y2 JP 1987185640 U JP1987185640 U JP 1987185640U JP 18564087 U JP18564087 U JP 18564087U JP H0325363 Y2 JPH0325363 Y2 JP H0325363Y2
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- Japan
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- electrodes
- sintered body
- noise filter
- terminal
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- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N titanium oxide Inorganic materials [Ti]=O OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N Zinc monoxide Chemical compound [Zn]=O XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 4
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
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- HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N silicon carbide Chemical compound [Si+]#[C-] HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Thermistors And Varistors (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、複合形のサージ保護付ノイズフイル
タに関する。
タに関する。
〈従来の技術〉
各種の電子機器の高度化、高感度化に伴い、こ
れら電子機器のノイズによる誤動作防止はきわめ
て重要な課題になつている。このようなノイズに
よる誤動作防止のため、従来より、第1図A〜C
に示すように、インダクタンスL1,L2とコンデ
ンサC1,C2との組合せより成るローパスフイル
タが使用されてきた。
れら電子機器のノイズによる誤動作防止はきわめ
て重要な課題になつている。このようなノイズに
よる誤動作防止のため、従来より、第1図A〜C
に示すように、インダクタンスL1,L2とコンデ
ンサC1,C2との組合せより成るローパスフイル
タが使用されてきた。
〈考案が解決しようとする課題〉
しかしながら、このノイズフイルタでは、電子
機器の保護、誤動作防止最も重要なサージ性ノイ
ズ除去作用が得られない。そこで従来は、サージ
性ノイズ除去対策手段として、このノイズフイル
タとは別に、バリスタ、ダイオードまたは定電圧
ダイオード等の電圧非直線性素子を使用し、これ
によつて電子回路等をサージ性ノイズから保護す
るようにしてあつた。
機器の保護、誤動作防止最も重要なサージ性ノイ
ズ除去作用が得られない。そこで従来は、サージ
性ノイズ除去対策手段として、このノイズフイル
タとは別に、バリスタ、ダイオードまたは定電圧
ダイオード等の電圧非直線性素子を使用し、これ
によつて電子回路等をサージ性ノイズから保護す
るようにしてあつた。
このため、回路部品点数が多くなり、高密度実
装化の要請に反し、コスト的にも高くなるという
欠点を生じていた。
装化の要請に反し、コスト的にも高くなるという
欠点を生じていた。
そこで、本考案の課題は、上述する従来の欠点
を除去し、ノイズフイルタ自身にサージ性ノイズ
除去機能を持たせた複合形のサージ保護付ノイズ
フイルタを提供することである。
を除去し、ノイズフイルタ自身にサージ性ノイズ
除去機能を持たせた複合形のサージ保護付ノイズ
フイルタを提供することである。
〈課題を解決するための手段〉
上述した課題解決のため、本考案は、バリスタ
と、複数個の貫通端子とを有するサージ保護付ノ
イズフイルタであつて、 前記バリスタは、焼結体と対の電極とを有して
おり、 前記焼結体は、酸化チタンを主成分として平板
状に形成されていて、厚み方向に貫通する貫通孔
が長さ方向に間隔を隔てて3個以上設けられてお
り、 前記対の電極の一方は、前記焼結体の厚み方向
の一面側において、前記貫通孔毎に互いに独立す
るように、前記貫通孔の周りに形成されており、 前記対の電極の他方は、前記対の電極の一方に
共通に対向し、前記貫通孔のそれぞれとの間にリ
ング状のギヤツプが生じるように、前記焼結体の
他面側に形成されており、 前記貫通端子は、中間部に一体成形されたつば
部を有する棒状体であつて、前記貫通孔毎に備え
られ、前記貫通孔を貫通し前記つば部が前記対の
電極の一方に接続固定されていること を特徴とする。
と、複数個の貫通端子とを有するサージ保護付ノ
イズフイルタであつて、 前記バリスタは、焼結体と対の電極とを有して
おり、 前記焼結体は、酸化チタンを主成分として平板
状に形成されていて、厚み方向に貫通する貫通孔
が長さ方向に間隔を隔てて3個以上設けられてお
り、 前記対の電極の一方は、前記焼結体の厚み方向
の一面側において、前記貫通孔毎に互いに独立す
るように、前記貫通孔の周りに形成されており、 前記対の電極の他方は、前記対の電極の一方に
共通に対向し、前記貫通孔のそれぞれとの間にリ
ング状のギヤツプが生じるように、前記焼結体の
他面側に形成されており、 前記貫通端子は、中間部に一体成形されたつば
部を有する棒状体であつて、前記貫通孔毎に備え
られ、前記貫通孔を貫通し前記つば部が前記対の
電極の一方に接続固定されていること を特徴とする。
〈作用〉
バリスタは、第2図に示すように焼結体1の両
面に電極2,3を取付けた基本的な構造を有し、
その電極2,3間に加えられる印加電圧Vによつ
て、電流値が第3図に示すように非直線的に変化
し、印加電圧Vがバリスタ電圧VTを超える範囲
で、電流が急増する特異な性質を有する。したが
つて、この電圧電流特性を利用すれば、サージ吸
収作用を行なわせることができる。
面に電極2,3を取付けた基本的な構造を有し、
その電極2,3間に加えられる印加電圧Vによつ
て、電流値が第3図に示すように非直線的に変化
し、印加電圧Vがバリスタ電圧VTを超える範囲
で、電流が急増する特異な性質を有する。したが
つて、この電圧電流特性を利用すれば、サージ吸
収作用を行なわせることができる。
また、各種のバリスタのうちち、焼結体1を酸
化亜鉛(ZnO2)系、シリコンカーバイト(SiC)
系もしくは酸化チタン系のものによつて構成した
場合には、誘電体特性を示すバリスタが得られる
ことが知られている。特に酸化チタン系のバリス
タは誘電率ε=20000にも達し、非常に高性能の
コンデンサとして動作する。第4図はこの誘電体
特性を有するバリスタの等価回路図であり、Cs
がバリスタ自身の有する容量である。
化亜鉛(ZnO2)系、シリコンカーバイト(SiC)
系もしくは酸化チタン系のものによつて構成した
場合には、誘電体特性を示すバリスタが得られる
ことが知られている。特に酸化チタン系のバリス
タは誘電率ε=20000にも達し、非常に高性能の
コンデンサとして動作する。第4図はこの誘電体
特性を有するバリスタの等価回路図であり、Cs
がバリスタ自身の有する容量である。
本考案においては、第1図A〜Cで代表させた
ノイズフイルタのコンデンサC1,C2の全部また
は一部を、前述の誘電体特性を有するバリスタ、
特に酸化チタン系のバリスタによつて構成し、バ
リスタのサージ吸吸収特性と、高誘電率誘電体特
性とにより、貫通端子毎に、それ自身がサージ吸
収作用を有する複合形のサージ保護付ノイズフイ
ルタを提供できるようにしたものである。
ノイズフイルタのコンデンサC1,C2の全部また
は一部を、前述の誘電体特性を有するバリスタ、
特に酸化チタン系のバリスタによつて構成し、バ
リスタのサージ吸吸収特性と、高誘電率誘電体特
性とにより、貫通端子毎に、それ自身がサージ吸
収作用を有する複合形のサージ保護付ノイズフイ
ルタを提供できるようにしたものである。
焼結体は、平板状に形成されていて、厚み方向
に貫通する貫通孔を有しており、貫通孔毎に棒状
の貫通端子を有する構造であるから、薄型で、貫
通端子の導出側を例えば回路基板等に面実装し得
る実装の容易な複合形のサージ保護付ノイズフイ
ルタが得られる。
に貫通する貫通孔を有しており、貫通孔毎に棒状
の貫通端子を有する構造であるから、薄型で、貫
通端子の導出側を例えば回路基板等に面実装し得
る実装の容易な複合形のサージ保護付ノイズフイ
ルタが得られる。
貫通端子は、中間部に一体成形されたつば部を
有する棒状体であるから、貫通端子の一端側を焼
結体の同一面側からその貫通孔内に挿入し、つば
部を電極の面に重ねるだけで位置決め固定でき
る。しかも、一体成形により、つば部の位置精度
が高くなる。このため、貫通端子の挿入及び位置
決め作業が容易になると共に、高度の位置決め精
度を確保し、外部回路との接続端となる各貫通端
子の端部位置を所定位置に高精度で設定すること
ができる。
有する棒状体であるから、貫通端子の一端側を焼
結体の同一面側からその貫通孔内に挿入し、つば
部を電極の面に重ねるだけで位置決め固定でき
る。しかも、一体成形により、つば部の位置精度
が高くなる。このため、貫通端子の挿入及び位置
決め作業が容易になると共に、高度の位置決め精
度を確保し、外部回路との接続端となる各貫通端
子の端部位置を所定位置に高精度で設定すること
ができる。
また、つば部が対の電極の一方に接続固定され
ているので、電極に対する貫通端子の接触面積が
大きくなり、機械的、電気的接続の信頼性が向上
する。しかも、貫通端子は、つば部が一体成形さ
れているから、量産性が高く、しかも組立が容易
になる。
ているので、電極に対する貫通端子の接触面積が
大きくなり、機械的、電気的接続の信頼性が向上
する。しかも、貫通端子は、つば部が一体成形さ
れているから、量産性が高く、しかも組立が容易
になる。
〈実施例〉
第5図〜第7図は本考案に係るサージ保護付ノ
イズフイルタの各実施例を示している。
イズフイルタの各実施例を示している。
まず、第5図に示す実施例では、酸化チタンを
主成分として、板厚t0の平板状に形成された焼結
体4に、その厚み方向に貫通する3個以上の貫通
孔41を、長さ方向に間隔を隔てて設けると共
に、焼結体4の両面上の貫通孔41のまわりに、
互いに独立する電極42および共通電極43を設
けてバリスタを構成し、電極42のそれぞれに、
貫通孔41をを貫通させた貫通端子5のつば部5
1を半田付した構造となつている。
主成分として、板厚t0の平板状に形成された焼結
体4に、その厚み方向に貫通する3個以上の貫通
孔41を、長さ方向に間隔を隔てて設けると共
に、焼結体4の両面上の貫通孔41のまわりに、
互いに独立する電極42および共通電極43を設
けてバリスタを構成し、電極42のそれぞれに、
貫通孔41をを貫通させた貫通端子5のつば部5
1を半田付した構造となつている。
共通電極43は、電極42に共通に対向し、貫
通孔41のそれぞれとの間にリング状のギヤツプ
が生じるように、貫通孔41から後退させて、焼
結体4の面上に形成されている。
通孔41のそれぞれとの間にリング状のギヤツプ
が生じるように、貫通孔41から後退させて、焼
結体4の面上に形成されている。
貫通端子5は、中間部に一体成形されたつば部
51を有する棒状体となつていて、貫通孔41毎
に備えられている。
51を有する棒状体となつていて、貫通孔41毎
に備えられている。
第6図は第5図に示したサージ保護付ノイズフ
イルタの等価回路図を示し、貫通端子5のそれぞ
れと共通電極43との間にサージ保護付コンデン
サCsが形成される。共通電極43は通常接地さ
れた状態で使用されるから、貫通端子5にサージ
性ノイズが侵入した場合、焼結体4のバリスタ特
性によりアース側にバイアスされ、吸収される。
また、通常の高周波ノイズ成分は焼結体4のコン
デンサ特性により、アース側にバイパス吸収され
る。
イルタの等価回路図を示し、貫通端子5のそれぞ
れと共通電極43との間にサージ保護付コンデン
サCsが形成される。共通電極43は通常接地さ
れた状態で使用されるから、貫通端子5にサージ
性ノイズが侵入した場合、焼結体4のバリスタ特
性によりアース側にバイアスされ、吸収される。
また、通常の高周波ノイズ成分は焼結体4のコン
デンサ特性により、アース側にバイパス吸収され
る。
焼結体4は、平板状に形成されていて、厚み方
向に貫通する貫通孔41を有しており、貫通孔4
1毎に棒状の貫通端子5を有する構造であるか
ら、薄型で、貫通端子5の導出側を例えば回路基
板等に面実装し得る実装作業の容易な複合形のサ
ージ保護付ノイズフイルタが得られる。
向に貫通する貫通孔41を有しており、貫通孔4
1毎に棒状の貫通端子5を有する構造であるか
ら、薄型で、貫通端子5の導出側を例えば回路基
板等に面実装し得る実装作業の容易な複合形のサ
ージ保護付ノイズフイルタが得られる。
貫通端子5は、中間部に一体成形されたつば部
51を有する棒状体であるから、一端側を焼結体
4の同一面側からその貫通孔41内に挿入し、つ
ば部51を電極42の面に重ねるだけで位置決め
できる。しかも、一体成形により、つば部51の
位置精度が高い。このため、貫通端子5の挿入及
び位置決め作業が容易になると共に、高度の位置
決め精度を確保し、貫通端子5の端部位置を一致
させることができる。
51を有する棒状体であるから、一端側を焼結体
4の同一面側からその貫通孔41内に挿入し、つ
ば部51を電極42の面に重ねるだけで位置決め
できる。しかも、一体成形により、つば部51の
位置精度が高い。このため、貫通端子5の挿入及
び位置決め作業が容易になると共に、高度の位置
決め精度を確保し、貫通端子5の端部位置を一致
させることができる。
また、つば部51が電極42に接続固定されて
いるので、電極42に対する貫通端子5の接触面
積が大きくなり、機械的、電気的接続の信頼性が
向上する。しかも、貫通端子5は、つば部51が
一体成形されているから、量産性が高く、組立も
容易になる。
いるので、電極42に対する貫通端子5の接触面
積が大きくなり、機械的、電気的接続の信頼性が
向上する。しかも、貫通端子5は、つば部51が
一体成形されているから、量産性が高く、組立も
容易になる。
次に第7図に示すものは、第5図に示したノイ
ズフイルタにおいて、焼結体4の下面に、貫通端
子5のそれぞれを貫通させたフエライト板でなる
磁性体板6を設けたことで、第8図の等価回路に
示す如く、磁性体板6によるインダクタンスL1
を付加した回路構成となる。磁性体板6は、貫通
端子5のそれぞれに独立して装着されるフエライ
トビーズによつて置き換えることもできる。この
実施例の場合には、磁性体板6によるインダクタ
ンスL1を付加した回路構成となるので、ノイズ
フイルタ要素として、インダクタンスとコンデン
サとを併せ持ち、優れたノイズフイルタ作用を発
揮し得るノイズフイルタが得られる。
ズフイルタにおいて、焼結体4の下面に、貫通端
子5のそれぞれを貫通させたフエライト板でなる
磁性体板6を設けたことで、第8図の等価回路に
示す如く、磁性体板6によるインダクタンスL1
を付加した回路構成となる。磁性体板6は、貫通
端子5のそれぞれに独立して装着されるフエライ
トビーズによつて置き換えることもできる。この
実施例の場合には、磁性体板6によるインダクタ
ンスL1を付加した回路構成となるので、ノイズ
フイルタ要素として、インダクタンスとコンデン
サとを併せ持ち、優れたノイズフイルタ作用を発
揮し得るノイズフイルタが得られる。
〈考案の効果〉
以上述べたように、本考案によれば、次のよう
な効果が得られる。
な効果が得られる。
(a) バリスタ焼結体と対の電極ととを有してお
り、焼結体は酸化チタンを主成分として平板状
に形成されており、対の電極の一方は焼結体の
厚み方向の一面側において、貫通孔毎に互いに
独立するように、貫通孔の周りに形成されてお
り、対の電極の他方は、対の電極の一方に共通
に対向し、貫通孔のそれぞれとの間にリング状
のギヤツプが生じるように、焼結体の他面側に
形成されており、貫通端子は貫通孔毎に備え
ら、貫通孔を貫通し対の電極の一方に接続固定
されているから、貫通端子毎に、バリスタ特性
によるサージ性ノイズ成分除去作用と、誘電体
特性による高周波ノイズフイルタ作用とを併め
持つ複合形のサージ保護付ノイズフイルタを提
供できる。
り、焼結体は酸化チタンを主成分として平板状
に形成されており、対の電極の一方は焼結体の
厚み方向の一面側において、貫通孔毎に互いに
独立するように、貫通孔の周りに形成されてお
り、対の電極の他方は、対の電極の一方に共通
に対向し、貫通孔のそれぞれとの間にリング状
のギヤツプが生じるように、焼結体の他面側に
形成されており、貫通端子は貫通孔毎に備え
ら、貫通孔を貫通し対の電極の一方に接続固定
されているから、貫通端子毎に、バリスタ特性
によるサージ性ノイズ成分除去作用と、誘電体
特性による高周波ノイズフイルタ作用とを併め
持つ複合形のサージ保護付ノイズフイルタを提
供できる。
(b) 焼結体は平板状に形成されていて、厚み方向
に貫通する貫通孔を有しており、貫通孔毎に棒
状の貫通端子を有する構造であるから、薄型
で、面実装の容易な複合形のサージ保護付ノイ
ズフイルタを提供できる。
に貫通する貫通孔を有しており、貫通孔毎に棒
状の貫通端子を有する構造であるから、薄型
で、面実装の容易な複合形のサージ保護付ノイ
ズフイルタを提供できる。
(c) 貫通端子は中間部に一体成形されたつば部を
有する棒状体であるから、貫通端子の挿入及び
位置決め作業が容易で、外部回路との接続端と
なる貫通端子の端部位置を高精度で設定し得る
複合形のサージ保護付ノイズフイルタを提供で
きる。
有する棒状体であるから、貫通端子の挿入及び
位置決め作業が容易で、外部回路との接続端と
なる貫通端子の端部位置を高精度で設定し得る
複合形のサージ保護付ノイズフイルタを提供で
きる。
(d) つば部が対の電極の一方に接続固定されてい
るので、電極に対する機械的、電気的接続の信
頼性の高い複合形のサージ保護付ノイズフイル
タを提供できる。
るので、電極に対する機械的、電気的接続の信
頼性の高い複合形のサージ保護付ノイズフイル
タを提供できる。
(e) 貫通端子はつば部が一体成形されているか
ら、量産性が高く、しかも組立が容易になる。
ら、量産性が高く、しかも組立が容易になる。
第1図A,B,Cは従来のノイズフイルタの回
路図、第2図はバリスタの基本構造を説明する
図、第3図はその電圧電流特性図、第4図は同じ
くその等価回路図、第5図は本考案に係るサージ
保護付ノイズフイルタの断面図、第6図は同じく
その等価回路図、第7図は本考案に係るサージ保
護付ノイズフイルタの別の実施例における断面
図、第8図は同じくその等価回路図である。 4……焼結体、41……貫通孔、42……独立
する電極、43……共通電極、5……貫通端子。
路図、第2図はバリスタの基本構造を説明する
図、第3図はその電圧電流特性図、第4図は同じ
くその等価回路図、第5図は本考案に係るサージ
保護付ノイズフイルタの断面図、第6図は同じく
その等価回路図、第7図は本考案に係るサージ保
護付ノイズフイルタの別の実施例における断面
図、第8図は同じくその等価回路図である。 4……焼結体、41……貫通孔、42……独立
する電極、43……共通電極、5……貫通端子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 バリスタと、複数個の貫通端子とを有するサー
ジ保護付ノイズフイルタであつて、 前記バリスタは、焼結体と対の電極とを有して
おり、 前記焼結体は、酸化チタンを主成分として平板
状に形成されていて、厚み方向に貫通する貫通孔
が長さ方向に間隔を隔てて3個以上設けられてお
り、 前記対の電極の一方は、前記焼結体の厚み方向
の一面側において、前記貫通孔毎に互いに独立す
るように、前記貫通孔の周りに形成されており、 前記対の電極の他方は、前記対の電極の一方に
共通に対向し、前記貫通孔のそれぞれとの間にリ
ング状のギヤツプが生じるように、前記焼結体の
他面側に形成されており、 前記貫通端子は、中間部に一体成形されたつば
部を有する棒状体であつて、前記貫通孔毎に備え
られ、前記貫通孔を貫通し前記つば部が前記対の
電極の一方に接続固定されていること を特徴とするサージ保護付ノイズフイルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987185640U JPH0325363Y2 (ja) | 1987-12-05 | 1987-12-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987185640U JPH0325363Y2 (ja) | 1987-12-05 | 1987-12-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63159806U JPS63159806U (ja) | 1988-10-19 |
JPH0325363Y2 true JPH0325363Y2 (ja) | 1991-06-03 |
Family
ID=31134458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987185640U Expired JPH0325363Y2 (ja) | 1987-12-05 | 1987-12-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0325363Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5491650U (ja) * | 1977-12-13 | 1979-06-28 |
-
1987
- 1987-12-05 JP JP1987185640U patent/JPH0325363Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63159806U (ja) | 1988-10-19 |
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