JPH05299212A - サージ吸収部品 - Google Patents

サージ吸収部品

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JPH05299212A
JPH05299212A JP10683292A JP10683292A JPH05299212A JP H05299212 A JPH05299212 A JP H05299212A JP 10683292 A JP10683292 A JP 10683292A JP 10683292 A JP10683292 A JP 10683292A JP H05299212 A JPH05299212 A JP H05299212A
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JP
Japan
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varistor
resistor
surge absorbing
electrode
ground electrode
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Pending
Application number
JP10683292A
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English (en)
Inventor
Takaaki Oi
隆明 大井
Iwao Fukutani
巌 福谷
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP10683292A priority Critical patent/JPH05299212A/ja
Publication of JPH05299212A publication Critical patent/JPH05299212A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/181Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components

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  • Thermistors And Varistors (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント配線板等に実装し易く、かつ、抵抗
を内蔵したサージ吸収部品を得る。 【構成】 セラミック素体1の両端部に設けた入出力電
極3,4に抵抗体10が接続されている。セラミック素
体1の内部に設けた内部グランド電極6とセラミック素
体1の表面に設けた対向電極12,14との間でそれぞ
れバリスタ機能が発揮され得る。例えば、グランド導体
路21及び信号導体路22,23を形成したプリント配
線板20にバリスタを実装すると、信号導体路22に電
気的に接続している対向電極12と内部グランド電極6
との間でバリスタ機能が発揮され、サージ吸収が行われ
る。一方、いずれの導体路にも接続していない対向電極
14と内部グランド電極6との間においては、バリスタ
機能は発揮されず、サージ吸収は行なわれない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器等をサージ
(異常電圧)から保護するサージ吸収部品に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来より、電子機器を外来サージ
から保護するために、バリスタ等のサージ吸収部品が採
用されている。そして、このサージ吸収部品の電子機器
接続側の信号ラインに抵抗部品を直列に接続することに
よってさらに優れたサージ吸収効果が得られることが知
られている。
【0003】しかしながら、従来は、別部品であるサー
ジ吸収部品と抵抗部品を組み合わせていたため、これら
の部品を搭載するプリント配線板等のサイズが大きくな
るという問題があった。また、抵抗を内蔵したサージ吸
収部品を単に作製しても、得られるサージ吸収部品は方
向性を有する部品となり、ユーザがサージ吸収部品をプ
リント配線板等に実装する際、部品が正しい方向に向い
ているかどうかを確認しながら実装しなければならず、
実装作業が煩雑であるという問題が残る。
【0004】そこで、本発明の課題は、プリント配線板
等に実装し易く、かつ、抵抗を内蔵したサージ吸収部品
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用】以上の課題を解決
するため、本発明に係るサージ吸収部品は、(a)バリ
スタ又はコンデンサの少なくともいずれか一方の機能を
有するセラミック素体と、(b)前記セラミック素体の
両端部表面にそれぞれ設けた入出力電極と、(c)前記
セラミック素体の表面に設けたグランド電極と、(d)
前記入出力電極と前記グランド電極の間の前記セラミッ
ク素体表面にそれぞれ設けた対向電極と、(e)前記入
出力電極に接続された抵抗体と、を備えたことを特徴と
する。
【0006】以上の構成によって、サージ吸収部品は、
グランド電極と二つの対向電極を有する構造をしてお
り、グランド電極と対向電極の間のセラミック素体部分
でサージ吸収が行なわれ得る。このサージ吸収部品をプ
リント配線板に実装して、入出力電極及びグランド電極
をそれぞれ信号導体路及びグランド導体路に接続し、か
つ、対向電極のいずれか一方を入出力電極が接続された
信号導体路に接続することによってサージ吸収部品の等
価回路は、例えば図8に示すように、バリスタと抵抗が
L形に接続された回路となる。これにより信号導体路に
接続している対向電極とグランド電極の間のセラミック
素体部分においてサージ吸収が行なわれる。一方、信号
導体路に接続していない対向電極とグランド電極の間の
セラミック素子部分においてはサージ吸収は行なわれな
い。
【0007】さらに、信号導体路に接続している対向電
極とグランド電極の間のセラミック素体部分において吸
収されなかったサージ分は、入出力電極に接続された抵
抗体に伝わり、この抵抗体にて吸収される。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るサージ吸収部品の一実施
例をその取付け方法と共に図面を参照して説明する。本
実施例では、サージ吸収部品としてバリスタ部品を例に
して説明する。図1ないし図4に示すように、セラミッ
ク素体1の両端部表面にそれぞれ入出力電極3,4が設
けられている。セラミック素体1は、バリスタ材料(例
えば、ZnO,SrTiO3等)を主成分とした粉末を
含む有機バインダを混練したものをシート状にし、後述
する内部グランド電極6と共に積み重ねて一体に圧着成
形して積層体とした後、焼成することによって得られ
る。バリスタ材料としてSrTiO3系等の高誘電率材
料を採用すれば、その誘電率特性によってバイパスコン
デンサの働きをもするので電磁干渉フィルタとしての機
能も合わせて有するバリスタ部品が得られる。
【0009】セラミック素体1の上面には、抵抗体10
がその両端部をそれぞれ入出力電極3,4に接続した状
態で設けられている。抵抗体10はカーボン抵抗やサー
メット抵抗等を印刷等の手段を用いてセラミック素体1
の表面に塗布し、焼付けることによって形成される。セ
ラミック素体1の中央部側面には外部グランド電極5
a,5bが設けられている。なお、外部グランド電極5
a,5bの先端部分を延在させて、外部グランド電極が
セラミック素体1の底面に帯状に配設するようにしても
よい。
【0010】外部グランド電極5a,5bはセラミック
素体1の内部に設けた内部グランド電極6に電気的に接
続している。この内部グランド電極6はセラミック素体
1の底面側寄りの位置に配設されている。セラミック素
体1の底面で、かつ、外部グランド電極5a,5bと入
出力電極3,4の間の位置には、それぞれ対向電極1
2,14が設けられている。この対向電極12,14と
内部グランド電極6に挟まれたセラミック素体1の部分
は、それぞれバリスタ機能を発揮する可能性を有してい
る。
【0011】図5はこうして得られた抵抗体を内蔵した
バリスタ部品の電気等価回路図である。入出力電極3,
4はそれぞれ対向電極12,14に電気的に接続してい
ない。この抵抗体を内蔵したバリスタ部品が、サージ対
策に使用される場合のプリント配線板への実装方法を以
下に説明する。
【0012】図6に示すように、プリント配線板20の
上面にグランド導体路21及び信号導体路22,23を
形成する。信号導体路22,23はグランド導体路21
の両側に対向して形成されている。信号導体路22と信
号導体路23は、グランド導体路21に対して非対称の
位置に配置されており、保護対象である電子機器は信号
導体路23側に接続されている。このプリント配線板2
0に、バリスタは二点鎖線で示す位置に実装される。
【0013】図7に示すように、信号導体路22と入出
力電極3及び対向電極12の間、信号導体路23と入出
力電極4の間、グランド導体路21と外部グランド電極
5a,5bの間を半田等を使用して電気的に接続すると
共にバリスタ部品を固定する。このとき、バリスタ部品
は入出力電極3,4のいずれか一方を信号導体路22に
接続し、他方を信号導体路23に接続すればよい。すな
わち、バリスタ部品をプリント配線板20に実装する際
には、入出力電極3,4の方向が正しいかどうかを確認
しなくてもすむ。従って、プリント配線板20にバリス
タ部品を容易に実装することができる。
【0014】図8はバリスタ部品をプリント配線板20
に実装した際の電気等価回路図である。バリスタ部品は
プリント配線板20に実装されることにより、バリスタ
と抵抗がL形に接続された回路となる。信号導体路22
に電気的に接続している対向電極12と内部グランド電
極6に挟まれたセラミック素体1の部分でバリスタ機能
が発揮され、サージ吸収が行なわれる。一方、信号導体
路に電気的に接続していない対向電極14と内部グラン
ド電極6に挟まれたセラミック素体1の部分において
は、バリスタ機能は発揮されず、サージ吸収は行なわれ
ない。さらに、対向電極12と内部グランド電極6に挟
まれたセラミック素体1の部分において吸収されなかっ
たサージ分は、抵抗体10に伝わり、この抵抗体10に
より吸収される。従って、信号導体路23側に接続され
ている電子機器はサージから保護される。こうして、サ
ージ吸収効果が優れた抵抗内蔵型バリスタが得られる。
【0015】なお、本発明に係るサージ吸収部品は前記
実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で
種々に変形することができる。前記実施例では、サージ
吸収部品としてバリスタ部品を例にして説明したが、こ
れに限定されるものではなく、コンデンサ部品であって
もよい。この場合、セラミック素体の材料としてコンデ
ンサ材料(例えば、BaTiO3等)が使用される。
【0016】また、抵抗体をセラミック素体内部に設け
たものであってもよい。さらに、内部グランド電極を省
略して、外部グランド電極と対向電極との間にバリスタ
機能又はコンデンサ機能を発生させるものであってもよ
い。
【0017】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、グランド電極と二つの対向電極を有しているの
で、抵抗内蔵型サージ吸収部品はグランド電極と二つの
対向電極の間のセラミック素体部分でそれぞれサージ吸
収が行なわれ得る構造をしている。そして、この抵抗内
蔵型サージ吸収部品をプリント配線板等に実装し、二つ
の対向電極のいずれか一方を信号導体路に接続すること
によって、サージ吸収部品は例えば図8に示すようなバ
リスタと抵抗がL形に接続された等価回路を有すること
が可能となる。すなわち、信号導体路に接続している対
向電極とグランド電極の間のセラミック素体部分におい
てサージ吸収が行なわれる。一方、信号導体路に接続し
ていない対向電極とグランド電極の間のセラミック素体
部分においてはサージ吸収は行なわれない。さらに、信
号導体路に接続している対向電極とグランド電極の間の
セラミック素体部分において吸収されなかったサージ分
は、入出力電極に接続された抵抗体に伝わり、この抵抗
体にて吸収される。こうして、サージ吸収効果が優れた
抵抗内蔵型サージ吸収部品が得られる。
【0018】さらに、図6に示したようにグランド導体
路に対して信号導体路が非対称に設けられたプリント配
線板等を使用することにより、サージ吸収部品をプリン
ト配線板等に実装する際に入出力電極の方向が正しいか
どうかを確認しなくてすむ。従って、プリント配線板等
に実装し易いサージ吸収部品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサージ吸収部分の一実施例を示す
平面図。
【図2】図1に示したサージ吸収部品の正面図。
【図3】図1に示したサージ吸収部品の底面図。
【図4】図1のX−X’の垂直断面図。
【図5】図1に示したサージ吸収部品の電気等価回路
図。
【図6】図1に示したサージ吸収部品を搭載するための
プリント配線板の一部平面図。
【図7】図6に示したプリント配線板にサージ吸収部品
を実装した後の状態を示す一部垂直断面図。
【図8】図7に示したサージ吸収部品を実装した後の状
態を示す電気等価回路図。
【符号の説明】
1…セラミック素体 3,4…入出力電極 5a,5b…外部グランド電極 6…内部グランド電極 10…抵抗体 12,14…対向電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バリスタ又はコンデンサの少なくともい
    ずれか一方の機能を有するセラミック素体と、 前記セラミック素体の両端部表面にそれぞれ設けた入出
    力電極と、 前記セラミック素体の表面に設けたグランド電極と、 前記入出力電極と前記グランド電極の間の前記セラミッ
    ク素体表面にそれぞれ設けた対向電極と、 前記入出力電極に接続された抵抗体と、 を備えたことを特徴とするサージ吸収部品。
JP10683292A 1992-04-24 1992-04-24 サージ吸収部品 Pending JPH05299212A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10683292A JPH05299212A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 サージ吸収部品

Applications Claiming Priority (1)

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JP10683292A JPH05299212A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 サージ吸収部品

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Publication Number Publication Date
JPH05299212A true JPH05299212A (ja) 1993-11-12

Family

ID=14443717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10683292A Pending JPH05299212A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 サージ吸収部品

Country Status (1)

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JP (1) JPH05299212A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005062464A1 (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Murata Manufacturing Co., Ltd. 表面実装型受動電子部品、その実装構造および実装方法
JP2008060214A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品の実装構造
JP2008166511A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Tdk Corp セラミックバリスタ及び半導体内蔵モジュール並びにそれらの製造方法

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