JPH03252790A - 自動券売機 - Google Patents

自動券売機

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JPH03252790A
JPH03252790A JP2049212A JP4921290A JPH03252790A JP H03252790 A JPH03252790 A JP H03252790A JP 2049212 A JP2049212 A JP 2049212A JP 4921290 A JP4921290 A JP 4921290A JP H03252790 A JPH03252790 A JP H03252790A
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Fumio Kitahara
北原 文夫
Hisashi Sawamoto
澤本 尚志
Akio Otani
大谷 昭夫
Kunio Ushijima
牛島 邦夫
Masafumi Hori
堀 政文
Shun Mizutani
水谷 駿
Yasuo Hasunuma
蓮沼 康生
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Oki Electric Industry Co Ltd
East Japan Railway Co
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、顧客操作により特急列車の座席指定券を発行
する顧客操作型自動券売機を使用する自動券売システム
に関し、特に複数の方面への指定券を発行する機能を有
する自動券売システムに関する。
(従来の技術) 従来より顧客操作により特急列車の指定席券を発行する
自動券売機が開発されている。この種の自動券売機はセ
ンターコンピュータに接続され、行先、席種、枚数等の
情報をセンターコンピュータへ送信して予約可否の問合
せを行い、センターコンピュータから発行可の応答があ
れば指定席券を発行するようにしている。この種の自動
券売機としては、たとえば近鉄技術研究所発行の「近畿
日本鉄道技術研究所波相J  (VOL、19. 19
88P12〜P19)に記載されたものである。
この自動券売機は、1つの線区・方面の特急列車に対し
てその線区・方面の各停車駅までの指定席券を発行する
ものであり、それ故その線区・方面の特急列車が発着す
るプラットホームに設置されている。自動券売機は1つ
の列車、即ち、発車時刻の迫った列車のみの指定席券を
発行する。自動券売機の顧客操作部に行先駅名を全て表
示しておき、顧客が自分の行きたい行先駅を選択する。
また顧客は枚数、大人、小人の区別、席種等の情報を入
力し、装置側でこれらの情報をセンターコンピュータへ
送信し問合せを行う。センターコンピュータから指定席
券発行可の応答があると、自動機は顧客に料金の投入を
促し、料金が投入されると指定席券を発行する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記従来の自動券売機は、1つの線区・方
面に対してしか指定席券を発行できなかった。通常、従
来の自動券売機は、扱う線区・方面の特急列車が発着す
るプラットホームに設置されているので、顧客は指定席
券を購入するためにわざわざプラットホームまで行かな
ければならなかった。
また、指定席券を購入できる特急列車は当日の発車時刻
が迫った列車に限られており、顧客が希望する時刻の、
あるいは後日の特急列車の指定席券を予め購入すること
はできなかった。当日の発車時刻が迫ってからでなけれ
ば指定席券を購入できないが故に、満席となる可能性が
大きいという問題もあった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、その目的は
、複数の線区・方面の特急列車の指定席券が購入できる
とともに、指定席券の購入を顧客の希望する日および時
間に行うことができ、さらに自動券売機の設置場所を任
意に設定できる汎用性の高い自動券売システムを提供す
ることである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明は、自動券売機から列
車情報をセンタへ送信して列車指定席券の予約可否の問
合せを行い、センタからの応答により自動券売機で指定
席券を発行する自動券売システムにおいて、列車に関す
る選択肢情報を複数種類記憶する記憶手段と、前記選択
肢情報を表示することにより列車情報を選択入力される
顧客操作手段と、前記複数種類の選択肢情報を記憶手段
から読出して段階的に前記顧客操作手段に表示するとと
もに各表示段階で選択入力された列車情報をセンタへ送
信する制御手段と、センタからの予約可応答および選択
入力された列車情報に基いて指定席券を発行する発券手
段とを前記自動券売機に設けたものである。
前記制御手段は前記複数種類の選択肢情報を2通りに段
階的に前記顧客操作手段に表示させることが望ましい。
(作 用) 次に作用を説明する。
自動券売機において、制御手段は記憶手段から列車に関
する選択肢情報を読出し顧客操作手段に表示する。記憶
手段には複数種類の選択肢情報が記憶させてあり、制御
手段は異なる選択肢情報を初期画面として顧客操作手段
に表示させることができる。即ち、どの選択肢情報を初
期画面として顧客操作手段に表示するかにより、自動券
売機の設置場所を変えることが可能となる。
また選択肢情報に線区・方面を選択する線区・方面選択
肢情報又は列車名を選択する列車名選択肢情報を含ませ
ることにより、顧客の希望する線区・方面又は列車の指
定席券の発行が可能となる。
(実施例) 以下図面にしたがって本発明に係る実施例を説明する。
なお各図面に共通する要素には同一の符号を付す。
第1図は本発明に係る実施例の自動券売機を示すブロッ
ク図、第2図は本発明に係る実施例の自動券売機を示す
外観図である。
第2図において、本実施例における自動券売機1は、前
面に顧客操作部2、コイン投入口5、取消しボタン6、
係員呼出しボタン7、インターホン8、券、おつり排出
口9および紙幣投入排出口10が設けられている。
顧客操作部2はタッチパネル付表示部3および押しボタ
ン操作部4から成っている。表示部3は、顧客に対する
操作ガイダンスや後述する選択肢情報を表示するととも
に、顧客の押下により情報入力を行うことができるよう
になっている。また押ボタン操作部4は、第3図に示す
ように、券種を示す押ボタン4a〜4d、禁煙車、乗車
券を示す押ボタン4e、4f、大人の人数を示す押ボタ
ン4g〜4jおよび小人の人数を示す押ボタン4k。
41から成っている。これらの各押ボタンを押下するこ
とにより、顧客は各券種を選択でき、また大人4人まで
小人2人まで指定席券の購入ができるようになっている
コイン投入口5および紙幣投入排出口10は券購入用の
硬貨又は紙幣を投入するためのものである。取消しボタ
ン6は券購入を途中で取消す場合に押下するボタン、呼
出しボタン7はトラブルが発生した場合に係員を呼出す
ためのボタンである。
またインターホン8は係員と会話を行うためのもので、
券、おつり排出口9には発行された券およびおつりの硬
貨が排出される。
第1図は自動券売機1の内部構成を示す。同図において
、主制御部11は自動券売機1全体の動作を制御する。
また主制御部11には各制御部が接続されており、主制
御部11はこれらの制御部を制御する。
通信制御部12は専用回線13を介して後述するセンタ
ーコンピュータへ接続されており、センターコンピュー
タとの送受信制御を行う。
補助記憶制御部14はハードディスク装置(以下HDD
という)15およびフロッピーディスク装置(以下FD
Dという)16に接続され、これらの動作を制御する。
HDD15には、第4図に示すように、初期画面区分情
報15a、線区・方面選択肢情報15b、列車ダイヤ情
報15cおよびカレンダー情報15d等の情報が格納さ
れている。これらの情報についての説明は後述する。な
お第4図はHDDの内容を示すメモリマツプである。
印字制御部17は発券部18に接続され、これを制御す
る。発券部18はプリンタから成り、所定の券紙に印刷
を行って有効券として発行する。
表示制御部19は表示部3に接続され、これを制御する
。また構内通信制御部20は、専用回線21を介して後
述する遠隔端末装置に接続され、遠隔端末装置との送受
信制御を行う。
現金処理制御部22は紙幣人出金部23および硬貨人出
金部24に接続されこれらの動作を制御する。紙幣人出
金部23は前述した紙幣投入排出口10を含み、紙幣の
入出金処理を行う。硬貨人出金部24は前述のコイン投
入口5および券、おつり排出口9を含み、硬貨の入出金
処理を行う。
本実施例の自動券売機1はオプションとしてクレジット
カードリーダ/ライタ25を設け、クレジットカードに
よる入出金処理を行うようにしてもよい。その場合クレ
ジットカードリーダ/ライタ25の動作制御は現金処理
制御部22が行う。
音声ガイダンス制御部26はスピーカ27に接続されこ
れを制御する。スピーカ27は顧客に対して操作ガイダ
ンスを行う。
近接センサ28は顧客が自動券売機1に近づいたことを
検出するもので、主制御部11により制御される。
操作制御部29は、タッチセンサ30、押ボタン操作部
31および内部操作部32に接続され、これらの動作を
制御する。タッチセンサ30は、前述したように表示部
3に配置されており、また内部操作部31は係員が保守
するためのものである。
第5図に本実施例に係る自動券売機を使用するシステム
を示す。同図において、自動券売機1は専用回線13を
介してセンタ33へ接続され、また専用回線21を介し
て遠隔端末装置37に接続されている。
センタ33は記憶装置34を有し、記憶装置34には予
約管理ファイル34aが格納されている。記憶装置34
は制御部35により制御される。
また自動券売機1との送受信は通信制御部36を介して
行われる。
遠隔端末装置37は自動券売装置1の状態を監視するも
ので、係員により操作される。内部には制御部38、通
信制御部39および操作部40を有する。
第14図は自動券売機の主制御部11を示す機能ブロッ
ク図である。同図に示すように、主制御部11は、HD
D15に格納されている初期画面区分情報15aの設定
値を判定する初期画面区分情報設定値判定部11a、H
DD15から読出した情報を表示用に編集する編集部1
1bおよび顧客操作部2から入力された情報を記憶する
記憶部11cとを有している。
次に本実施例に係る自動券売機の動作を主に第6図(a
)乃至第6図(d)に示すフローチャートを中心に説明
する。第6図(a)乃至第6図(d)は本実施例の動作
を示すフローチャートである。
まず自動券売機1に電源が投入される(ステップ1)と
、表示部3に準備中の画面が表示される(ステップ2)
。この状態で待機する。顧客が接近すると近接センサ2
8が検出しくステップ3)、主制御部11に通知する。
これにより主制御部11は、第4図に示す、HDD15
に格納しである初期画面区分情報15aを読出す(ステ
ップ4)。
初期画面区分情報15aは表示部3に表示する初期画面
をどれにするかを決定する情報であり、この情報の設定
値により次のステップが分岐する。
設定値の判定は第14図に示す初期画面区分情報設定値
判定部11aで行う。この情報15aの設定値が初期画
面として線区・方面選択画面用に設定してあればステッ
プ5へ進み、初期画面として列車名選択画面用に設定し
てあればステップ9へ進む。なお初期画面区分情報15
aの設定値を変更する場合は、第5図に示す遠隔端末装
置37の操作部40を係員が操作することにより変更す
る。
初期画面区分情報15aが初期画面として線区・方面選
択画面用に設定されている場合、ステップ5において、
HDD15から線区・方面選択肢情報15bを読出し、
表示部3へ表示する。第7図は線区・方面選択西面例を
示す説明図である。同図に示すように線区・方面選択画
面41には複数の線区・方面が表示され、それぞれの線
区・方面が表示されている領域42はタッチパネルにな
っている。したがって顧客は希望する線区・方面のタッ
チパネル42を押下することにより線区・方面が選択さ
れる(ステップ6)。
線区・方面が選択されると、その情報は第14図に示す
記憶部11cに記憶され、次にHDD15から列車ダイ
ヤ情報15cが読出され、第14図に示す編集部11b
により編集されて1列車名選択画面として表示部3に表
示される(ステップ7)。
第8図は列車名選択画面例を示す説明図である。
図に示すように、この画面43には、選択された線区・
方面の複数の列車名が表示されている。各列車名ガ表示
されている領域44もタッチパネルになっている。また
列車名とともに発車時刻も表示される。ここで表示され
る列車は、当日の現在時刻以降に発車するものであり、
上から発車時刻順になちている。即ち、これから乗車可
能な列車を表示するようになっている。ここで、自動券
売機1の設置場所からプラットホームまでの歩行時間を
勘案して現在時刻から一定時間後以降に発車する列車を
表示するようにしてもよい。このようにすれば、乗り遅
れを防止することができる。
さらにこの画面43には、“乗車日変更パ45、“乗車
時刻変更”46および“′線区・方面変更”47の各表
示がなされ、もし顧客が乗車日、乗車時刻および線区・
方面を変更したい場合は、これらの変更タッチパネル4
5,46.47を押下する。ここで線区・方面を変更し
ようとする場合、タッチパネル47を押下すると(ステ
ップ8)、ステップ5へ戻り再び線区・方面選択画面4
1が表示され、再度線区・方面の選択が促される。
ステップ4において、初期画面区分情報15aが列車名
選択画面用に設定されている場合、ステップ9において
、列車名選択画面が表示される。
これはステップ7において表示される列車名選択画面4
3と同様である。ただしこの場合、線区・方面の変更は
行われない。ステップ9において表示される列車名は、
予め定められた特定の線区・方面の各列車名である。
列車名選択画面43において、乗車日変更も乗車時刻変
更もなければ、ステップ21で列車名が選択され、次ス
テツプへ進む。ステップ10において、乗車日の変更を
する場合、タッチパネル45を押下すると、カレンダー
情報15d:6(HDD15から読出され、第14図に
示す編集部11bにより編集されて乗車日変更画面とし
て表示部3に表示される(ステップ11)。第9図に乗
車日変更画面例を示す。同図に示すように、乗車日変更
画面48は1か月間のカレンダーを表示し、これは当日
の翌日から1か月間となっている。各日付を表示する領
域はタッチパネルになっており、顧客は何れかの日付タ
ッチパネルを押下することにより希望の乗車日を選択す
る。また乗車日変更画面48には“乗車日変更中止°′
のタッチパネル49が設けてあり、変更を中止したい場
合に押下する。
この場合は日付タッチパネルを押下する前に変更中止の
タッチパネル49を押下し、その後は列車名選択画面4
3が表示される。
ステップ13において乗車日が選択されると、再び列車
名選択画面43が表示される(ステップ14)。
また第8図に示す列車名選択画面43において、乗車時
刻を変更したい場合(ステップ15)、“乗車時刻変更
°゛タツチパネル6を押下する。
これによりHDD15から列車ダイヤ情報15cが読出
され、編集部11bにより編集されて乗車時刻変更画面
として表示部3に表示される(ステップ16)。第10
図に時刻変更画面例を示す。
同図に示すように、時刻変更画面50には各時刻表示が
なされる。本実施例においては、表示時刻の間隔はその
時間帯に発車する列車の本数により変えである。即ち、
列車の本数の多い時間帯は15分間隔で表示し、中位の
本数の時間帯は30分間隔で表示し、少い時間帯は1時
間間隔で表示しである。希望の時刻のタッチパネルを押
下することによりその時刻以降の列車名が列車名選択画
面として表示される。時刻変更画面50には“時刻変更
中止”タッチパネル51が設けられ、変更を中止したい
場合に押下する。この場合は時刻タッチパネルを押下す
る前に変更中止のタッチパネル51を押下し、その後は
列車名選択画面が表示される。
ステップ18において変更したい乗車時刻が選択される
と、選択時刻以降の列車名選択画面が表示される(ステ
ップ19)。
列車名選択画面において列車名が選択されると(ステッ
プ20)、その情報は第14図に示す記憶部11cに記
憶される。次にHDD15から列車ダイヤ情報15cが
読出され、編集部11bにより編集されて降車駅選択画
面が表示部3に表示される(ステップ21)。第11図
に降車駅選択画面例を示す。降車駅選択画面52は、選
択された列車の停車する各駅を表示する。各駅を表示す
る領域はタッチパネルとなっており、顧客は何れかのタ
ッチパネルを押下して降車駅を選択する。
降車駅選択画面52には“乗車日変更”タッチパネル4
5、“列車変更”タッチパネル53および“′降車駅変
更”タッチパネル54が設けられ、それぞれ変更できる
ようになっている。乗車日を変更したい場合、ステップ
22からステップ26までの動作を行うのであるが、こ
れは前述したステップ10からステップ14までの動作
と同様であるので説明を省略する。
降車駅選択画面52において列車を変更したい場合(ス
テップ27)、“列車変更”タッチパネル53が押下さ
れると、列車名変更画面が表示部3に表示される(ステ
ップ28)。列車名変更画面は第8図に示す列車名選択
画面43とほぼ同様の表示画面であるが、列車名変更画
面には第8図に示す“乗車日変更”タッチパネル45お
よび“′線区・方面変更′″タンチパネル7はなく、“
乗車時刻変更°゛タツチパネル6のみ表示される。即ち
、ここで乗車時刻の変更が可能であり、その場合ステッ
プ31からステップ34までの動作を行う。この動作は
前述したステップ16がらステップ19までの動作と同
様である。
列車名変更画面において列車名が選択されると(ステッ
プ35)、変更した列車の各停車駅を表示した降車駅選
択画面ガ表示される(ステップ36)。
また降車駅選択画面52において、全停車駅を一画面に
表示できず、かつ顧客の希望する降車駅が表示されてい
ない場合は、“降車駅変更”タッチパネル54を押下す
ることにより、画面切換が行なわれ、後続の停車駅が表
示される。
降車駅選択画面52において降車駅が選択されると(ス
テップ37)、その情報は第14図に示す記憶部11c
に記憶され、次に記憶部11cに記憶した情報を確認画
面として表示部3に表示する(ステップ38)。第12
図に確認画面例を示す。同図に示すように、確認画面5
5には、乗車日、列車名、降車駅が表示され、顧客の確
認がとれるようになっている。また°“乗車日変更パタ
ッチパネル45、“列車変更“タッチパネル53、“降
車駅変更”タッチパネル56および゛′確認タッチパネ
ル57が設けられている。乗車日変更の場合はステップ
39からステップ43へ進み前述の乗車日変更の場合と
同様であり、また列車変更の場合は、ステップ44から
ステップ53まで進み前述したステップ27からステッ
プ36までの動作と同様である。
降車駅を変更したい場合は(ステップ54)、“降車駅
変更”タッチパネル56を押下すると、降車駅変更画面
が表示される(ステップ55)。
降車駅変更画面では各停車駅が表示され、顧客は希望の
停車駅を選択する(ステップ57)。選択された後再び
確認画面が表示される(ステップ58)。
“確認′”タッチパネル57は、確認画面55に表示さ
れている各項目に誤りがない場合に押下される。
また第12図に示す確認画面55には、券種、喫煙席/
禁煙席の区別および枚数が表示される。
本実施例ではここに表示される各項目は最も一般的な場
合としてデフォルト値として予め設定されているもので
ある。ここで券種、喫煙席/禁煙席の区別および枚数の
各項目を変更したい場合は(ステップ59)、第3図に
示す押ボタン操作部4を操作する(ステップ60)。即
ち、顧客は希望の券種や枚数を示す押ボタンを押下する
ことにより変更する。押ボタンを押下すると、項目変更
後の確認画面が表示される(ステップ61)。
第12図に示す確認画面55において、“確認”タッチ
パネル57が押下されると(ステップ62)、第1図に
示す主制御部11は入力されたデータを通信制御部12
および専用回線13を介してセンタ33へ送り予約可能
かどうかの問合せをする(ステップ63)。第5図にお
いて、センタ33では制御部35が送られてきたデータ
と記憶装置34内の予約管理ファイル34aとを照合し
て予約可能かどうかを判定する。ここで予約可能であれ
ば、予約可の信号を自動券売機1へ送出し、予約不可で
あれば予約不可の信号を自動券売機1へ送出する。
ステップ64において予約可の応答があると、表示部3
に金額を表示するとともに音声ガイダンスを行い顧客に
入金を促す。顧客が第2図に示すコイン投入口5又は/
および紙幣投入排出口10から入金すると、第1図に示
す紙幣人出金部23および硬貨人出金部24で計数する
(ステップ65)。その結果入金額が足りていると、発
券部18により発券処理が行われる(ステップ66)。
そして券、おつり排出口9に印刷された指定席券と、お
つりのある場合にはおつりとが排出される。
表示部3は初期画面に戻り動作を終了する。
ステップ64において予約不可の応答がある場合、セン
タ33からの応答信号はその内容により2通りの場合に
分かれる(ステップ67)、即ち、予約しようとする列
車が満席である場合と入力したデータに誤りがある場合
である。
満席の応答信号があった場合、表示部3に満席通知メツ
セージが表示される(ステップ68)。
第13図に満席通知メソセージ画面例を示す。同図に示
すように、満席通知メツセージ画面58では、乗車日、
列車および降車駅のそれぞれの変更が可能であり、その
場合はステップ39へ戻る(ステップ69)。またこの
満席通知メツセージ画面5日には“自由席”タッチパネ
ル59が設けてあり、自由席券の購入が可能になってい
る。顧客が自由席券の購入を希望する場合、ステップ7
0において主制御部11はセンタ33に対して自由席巻
を要求する。そしてセンタ33からの応答が満席の場合
(ステップ71)、表示部3に取扱不可能画面を表示し
くステップ72)、処理を終了する。またセンタ33か
らの応答が予約可の場合(ステップ71)、前述した入
金処理(ステップ73)および発券処理(ステップ74
)を行う。
ステップ67においてセンタ33からの応答内容が入力
誤りである場合、表示部3に入力誤り通知メツセージを
表示しくステップ75)、顧客に対して乗車日や列車等
の変更を促す。この場合は、たとえば顧客が選択した列
車が臨時列車や季節列車で選択した乗車日に運行されて
いない場合などである。
以上説明したように、本実施例では、初期画面区分情報
の設定値により表示部3に表示する初期画面として線区
・方面選択画面を表示できるし、また列車名選択画面を
表示することもできる。このように初期画面を任意に設
定できることにより、駅構内のどこにでも自動発券機の
設置が可能になる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明によれば、初期画面区
分情報の設定値により初期画面を2通りに表示するよう
にしたことにより、プラットホームに限らず駅構内のど
こにでも自動券売機を設置可能となり顧客に対する利便
性が向上する。たとえば改札口の外に設置することもで
き、前もって指定席券を購入したい顧客に対応できるよ
うになる。
また、複数の列車の中から前もって希望する列車を選択
できるようにしたので、購入したい指定席が満席となる
可能性が小さくなる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例の自動券売機を示すブロッ
ク図、第2図は実施例の自動券売機を示す外観図、第3
図は押ボタン操作部を示す説明図、第4図はHDDの内
容を示すメモリマツプ、第5図は実施例に係るシステム
を示す構成図、第6図(a)は実施例の動作を示すフロ
ーチャート、第6図(b)は実施例の動作を示すフロー
チャート、第6図(c)は実施例の動作を示すフローチ
ャート、第6図(d)は実施例の動作を示すフローチャ
ート、第7図は線区・方面選択画面例を示す説明図、第
8図は列車名選択画面例を示す説明図、第9図は乗車日
変更画面例を示す説明図、第10図は時間変更画面例を
示す説明図、第11図は降車駅選択画面例を示す説明図
、第12図は確認画面例を示す説明図、第13図は満席
通知メツセージ画面例を示す説明図、第14図は自動券
売機の主制御部を示す機能ブロック図である。 1・・・自動券売機、3・・・表示部、15・・・HD
D、18・・・発券部、30・・・タッチセンサ、33
・・・センタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 自動券売機から行先情報をセンタへ送信して列車指定席
    券の予約可否の問合せを行い、センタからの応答により
    自動券売機で指定席券を発行する自動券売システムにお
    いて、 列車情報を記憶する記憶手段と、 列車選択肢情報を表示することにより選択入力可能な顧
    客操作手段と、 前記記憶手段から読出した列車情報を編集して列車選択
    肢情報として前記顧客操作手段に段階的に表示させると
    ともに各表示段階で選択入力された情報をセンタへ送信
    する制御手段と、 センタからの予約可応答および選択入力された情報に基
    いて指定席券を発行する発券手段とを前記自動券売機に
    設け、 前記制御手段は前記列車選択肢情報として線区・方面選
    択肢情報から段階的に前記顧客操作手段に表示すること
    および前記列車選択肢情報として列車名選択肢情報から
    段階的に前記顧客操作手段に表示することの何れでも可
    能としたことを特徴とする自動券売システム。
JP4921290A 1990-03-02 1990-03-02 自動券売機 Expired - Lifetime JP2758476B2 (ja)

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