JP2766034B2 - 自動券売システム - Google Patents

自動券売システム

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JP2766034B2
JP2766034B2 JP2088147A JP8814790A JP2766034B2 JP 2766034 B2 JP2766034 B2 JP 2766034B2 JP 2088147 A JP2088147 A JP 2088147A JP 8814790 A JP8814790 A JP 8814790A JP 2766034 B2 JP2766034 B2 JP 2766034B2
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幸子 五十嵐
駿 水谷
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、予約センタに接続された顧客操作型の自動
券売機を使用して列車等の座席予約を行い、指定席券を
発行する自動券売システムに関する。
(従来の技術) 従来、列車の指定席券を発行する自動券売システムに
おいては、顧客操作型の自動券売機の顧客操作部に列車
情報を表示しておき、顧客が行先、席種、枚数等を入力
できるようになっており、顧客により入力された情報は
予約センタへ送られて予約可否の問合せを行い、予約可
の応答があれば自動券売機において指定席券を発行する
ようにしている。この種の自動券売システムとして、た
とえば近鉄技術研究所発行「近畿日本鉄道技術研究所技
報」(VOL.19.1988 P12〜P19)に記載されたものがあ
る。
このシステムにおいては、顧客が自動券売機で入力し
た情報が予約センタへ送られて指定席の予約可否の問合
せを行う。このとき予約センタへ送られた情報は予約セ
ンタ内の記憶装置に格納され、集計データとして蓄積さ
れる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記従来の自動券売システムにおいて
は、予約センタの記憶装置に蓄積された集計データは、
たとえば1日に発行された指定席券の総枚数あるいは1
日に入金された総入金額等のデータであり、このような
集計データからは、たとえば顧客がどのような時間帯に
多く利用するか、又顧客操作がスムーズに行われている
かどうか等が把握できなかった。したがって集計データ
の有効利用という点で不充分であった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、その目
的は、自動券売機の履歴情報を取ることにより、顧客の
動向や特性が正確に把握できる自動券売システムを提供
することである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明は、予約センタに指
定席券の予約の問合せをして該指定席券を発行する顧客
操作型の自動券売機を使用する自動券売システムにおい
て、自動券売機の履歴情報と履歴情報発生日付及び時刻
とを格納する記憶手段と、前記履歴情報と前記履歴情報
発生日付及び時刻を前記記憶手段に対して入出力する制
御手段とを前記自動券売機に設け、さらに前記記憶手段
から読み出した前記履歴情報と前記履歴情報発生日付及
び時刻を関連付けて編集する編集手段と、編集した前記
履歴情報と前記履歴情報発生日付及び時刻を出力する出
力手段とを設けたものである。
(作用) 次に上記構成に基づく本発明の作用を説明する。
前記制御手段は自動券売機の動作履歴を記憶手段に格
納する。
履歴情報と履歴情報発生日付及び時刻を出力する場合
は、前記制御手段が前記記憶手段から履歴情報と履歴情
報発生日付及び時刻を読み出し、読み出した履歴情報と
履歴情報発生日付及び時刻を編集手段により編集し、さ
らに編集したものを出力手段により出力する。このよう
に出力された履歴情報と履歴情報発生日及び時刻を見れ
ば顧客の動向や特性を把握することが可能となる。
(実施例) 以下図面にしたがって本発明に係る実施例を説明す
る。なお各図面に共通する要素には同一の符号を付す。
第1図は本発明に係る実施例を示すシステム構成図、
第2図は本発明に係る実施例の自動券売機を示す外観
図、第3図は本発明に係る実施例の自動券売機を示すブ
ロック図である。
第1図において、自動券売機1は専用回線2を介して
予約センタ3へ接続され、また専用回線4を介して遠隔
端末装置5に接続されている。
予約センタ3は列車運行情報や座席予約を一括管理す
るもので、制御部6により制御される記憶装置7を有し
ている。記憶装置7には予約管理ファイル7aおよび集計
データ7bが格納されている。また予約センタ3は自動券
売機1との間で送受信を行う通信制御部8を有してい
る。
遠隔端末装置5は自動券売機1の状態を監視するもの
で、駅構内に設置されて係員により操作される。この装
置5は、係員が操作を行う操作部9、印字出力を行う印
字部10および表示部11を有しており、これらは制御部12
により制御される。またこの装置5は、自動券売機1と
通信を行う通信部13を有している。
第2図において、自動券売機1には、顧客操作部14、
コイン投入口17、取消しボタン18、係員呼出しボタン1
9、インターホン20、券、おつり排出口21および紙幣投
入排出口22が設けられている。
顧客操作部14はタッチパネル付表示部15および押釦操
作部16から成っている。表示部15は、顧客に対する操作
ガイダンスや後述する選択画面を表示するとともに、顧
客の押下により情報入力を行うことができるようになっ
ている。また押釦操作部16は、第4図に示すように、券
種を示す押釦16a〜16d、禁煙車、乗車券を示す押釦16e,
16f、大人の人数を示す押釦16g〜16jおよび小人の人数
を示す押釦16k,16lから成っている。これらの各押釦を
押下することにより、顧客は各券種を選択でき、また大
人4人、小人2人まで指定席券の購入ができるようにな
っている。なお第4図は押釦操作部を示す説明図であ
る。
コイン投入口17および紙幣投入排出口22は券購入用の
硬貨又は紙幣を投入するためのものである。取消しボタ
ン18は券購入を操作の途中で取消す場合に押下するボタ
ン、呼出しボタン19はトラブルが発生した場合等に係員
を呼出すためのボタンである。またインターホン20は係
員と会話を行うためのもので、券、おつり排出口21には
発行された券および硬貨のおつりが排出される。
第3図は自動券売機1の内部構造を示す。同図におい
て、主制御部24は自動券売機1全体の動作を制御する。
また主制御部24には各制御部が接続されており、主制御
部24はこれらの制御部を制御する。
通信制御部25は専用回線2を介して前述した予約セン
タ3へ接続されており、予約センタ3との送受信制御を
行う。
補助記憶制御部26はハードディスク装置(以下HDDと
いう)27およびフロッピーディスク装置(以下FDDとい
う)28に接続され、これらの動作を制御する。HDD27
は、図に示すように、列車ダイヤ情報ファイル27aおよ
びログ情報ファイル27bを有している。即ち、HDD27は、
運行列車ダイヤを情報として格納しているとともに、顧
客操作により券が発行される場合の履歴情報を格納でき
るようになっている。
印字制御部29は発券部30に接続され、これを制御す
る。発券部30はプリンタから成り、所定の券片に印刷を
行って有効券として発行する。
表示制御部31は前述した表示部15に接続され、これを
制御する。
構内通信制御部32は、専用回線4を介して前述した遠
隔末端装置5に接続され、遠隔末端装置5との送受信制
御を行う。
現金処理制御部33は、紙幣入出金部34および硬貨入出
金部35に接続され、これらの動作を制御する。紙幣入出
金部34は前述した紙幣投入排出口22を含み、紙幣の入出
金処理を行う。硬貨入出金部35は前述のコイン投入口17
および券、おつり排出口21を含み、硬貨の入出金処理を
行う。本実施例の自動券売機1では、オプションとして
クレジットカードリーダ/ライタ36を設け、現金の代り
にクレジットカードにより決済ができるようになってい
る。その場合クレジットカードリーダ/ライタ36の動作
制御は現金処理制御部33が行う。
計時部37は時計から成り、主制御部24は必要な場合に
はいつでも時刻を知ることができるようになっている。
操作制御部38は、タッチセンサ39、押釦操作部16およ
び内部操作部40に接続され、これら各部の動作を制御す
る。タッチセンサ39は前述したように表示部15に配置さ
れており、また内部操作部40は係員が自動券売機1を保
守する場合に使用する。
次に本発明の実施例の動作を第5図(a),(b),
(c)を主に参照して説明する。第5図(a),(b)
および(c)は本発明に係る自動券売機の動作を示すフ
ローチャートである。
自動券売機1に電源が投入され(ステップ1)、予め
定められた発売開始時刻(例えば朝8時)になると、主
制御部24は予約センタ3との間で発売準備のための送受
信処理を行う(ステップ2)。すると主制御部24は、行
われた送受信処理履歴と時刻を第3図に示すHDD27のロ
グ情報ファイル27bに格納する(ステップ3)。準備が
完了すると、主制御部24はHDD27の列車ダイヤ情報ファ
イル27aを検索し、線区・方面選択情報を表示部15に表
示する(ステップ4)。第6図に線区・方面選択情報を
表示した画面例を示す。同図に示すように、線区・方面
選択画面41には複数の線区・方面が表示され、それぞれ
の線区・方面が表示されている領域42は入力キーになっ
ている。したがって顧客は希望する線区・方面の入力キ
ー42を押下することにより線区・方面を選択することが
できる。
線区・方面選択画面41が表示されると同時に、また発
売中の表示が出される(ステップ4)。そして主制御部
24はこれらの表示履歴を表示された時刻とともにHDD27
のログ情報ファイル27bに格納する(ステップ5)。
顧客により線区・方面が選択入力されると(ステップ
6)、その入力履歴および入力情報が入力された時刻と
ともにHDD27のログ情報ファイル27bに格納される(ステ
ップ7)。そしてHDD27の列車ダイヤ情報ファイル27aか
ら必要な情報が読出され、列車選択画面として表示部15
に表示される(ステップ8)。第7図に列車選択画面例
を示す。同図に示すように、列車選択画面43には、選択
された線区・方面の複数の列車名が発車時刻とともに表
示されている。ここで表示される列車は、当日の現在時
刻以降に発車するものであり、上から発車時刻順になっ
ている。各列車名が表示されている領域44は入力キーに
なっている。
列車選択画面43にはまた、乗車日変更キー45、乗車時
刻変更キー46および線区・方面変更キー47の各変更キー
が設けられ、顧客が乗車日、乗車時刻および線区・方面
を変更したい場合には、これらの変更キーを押下する。
列車選択画面43が表示されると、表示履歴が表示時刻
とともにHDD27のログ情報ファイル27bに格納される(ス
テップ9)。また何らかの変更があると(ステップ1
0)、変更処理が為され、その履歴が格納される(ステ
ップ11,12)。そして顧客により列車が選択されると
(ステップ13)、入力履歴および入力情報が入力時刻と
ともにHDD27のログ情報ファイル27bに格納される(ステ
ップ14)。ここで入力情報というのは、たとえば第7図
に示す列車選択画面43において“13時32分発とき415号
新潟行”が選択された場合には“とき415号”が入力情
報となる。
列車が選択されると、HDD27の列車ダイヤ情報ファイ
ル27aから必要な情報が読出され、降車駅選択画面とし
て表示部15に表示される(ステップ15)。第8図に降車
駅選択画面例を示す。同図に示すように、降車駅選択画
面48では選択された列車の停車する各駅を停車順に表示
する。各駅を表示する領域49は入力キーになっている。
この画面48にはまた乗車日変更キー45、列車変更キー50
および降車駅変更キー51が設けられている。ここで降車
駅変更画面48に全停車駅を一度に表示できず、かつ顧客
の希望する降車駅が表示されていない場合は、降車駅変
更キー51を押下することにより画面切換が行われ後続の
停車駅が表示されるようになっている。
降車駅選択画面48が表示されると、表示履歴および表
示時刻がHDD27のログ情報ファイル27bに格納される(ス
テップ16)。また何らかの変更があると(ステップ1
7)、変更処理が為され変更履歴がログ情報ファイル27b
に格納される(ステップ18,19)、そして降車駅選択画
面48において、顧客により希望する降車駅が選択入力さ
れると(ステップ20)、入力履歴および入力情報が入力
時刻とともにHDD27のログ情報ファイル27bに格納される
(ステップ21)。ここでの入力情報は第8図の降車駅選
択画面において“新潟”が選択入力されると、“新潟”
が入力情報となる。
降車駅が選択されると、次に表示部15に確認画面が表
示される(ステップ22)。第9図に確認画面例を示す。
確認画面52には、顧客が選択入力した項目だけでなく、
券種、喫煙席/禁煙席の区別および枚数も表示されてい
る。後者の各項目は、本実施例では、最も一般的な場合
であるとしてデフォルト値として予め設定されているも
のである。これらの各項目を変更したい場合には、第4
図に示す押釦操作部16を操作する。
また確認画面52には、乗車日変更キー45、列車変更キ
ー50および降車駅変更キー53の各変更キーが設けられて
おり、それぞれの項目を変更したい場合に押下するよう
になっている。また確認キー54も設けられ確認項目に変
更がない場合あるいは誤りがない場合に押下する。
確認画面52が表示されると、表示履歴および表示時刻
がHDD27のログ情報ファイル27bに格納される(ステップ
23)。そしてもし確認画面52において変更したい項目が
ある場合には(ステップ24)、該当する項目の押釦又は
変更キーを押下して変更する(ステップ25)。その場
合、変更履歴および変更情報がその変更時刻とともにHD
D27のログ情報ファイル27bに格納される(ステップ2
6)。
確認画面52において、確認キー54が押下されると(ス
テップ27)、入力履歴および入力時刻がHDD27のログ情
報ファイル27bに格納される(ステップ28)。
主制御部24は入力された情報を通信制御部25および専
用回線2を介して予約センタ3へ送り予約可能か否かの
問合せを行うとともに、購入金額の計算を行い購入金額
計算中メッセージを表示部15に表示する(ステップ2
9)。そして送信履歴および購入金額計算履歴を時刻と
ともにHDD27のログ情報ファイル27bに格納する(ステッ
プ30)。
第1図において、予約センタ3では、制御部6が送ら
れてきた情報と記憶装置7内の予約管理ファイル7aとを
照合して予約可能かどうか判定する。ここで予約可能で
あれば予約可の信号を自動券売機1に送出し、予約不可
であれば予約不可の信号を自動券売機1に送出する。
主制御部24が予約センタ3からの応答を受信すると
(ステップ31)、受信履歴および予約可/不可の区別が
受信時刻とともにHDD27のログ情報ファイル27bに格納さ
れる(ステップ32)。
ステップ33において予約可の応答があった場合、表示
部15に算出された購入金額が表示され(ステップ34)、
表示履歴および表示時刻がHDD27のログ情報ファイル27b
に格納される(ステップ35)。次に入金開始画面が表示
部15に表示されて(ステップ36)、顧客に対して入金が
促される。この表示履歴および表示時刻もログ情報ファ
イル27bに格納される(ステップ37)。
顧客が第2図に示すコイン投入口17又は/および紙幣
投入排出口22から入金すると(ステップ38,40)、入金
履歴および入金時刻がHDD27のログ情報ファイル27bに格
納される(ステップ39,41)。硬貨を複数枚投入する場
合には1枚1枚投入されるので、入金履歴はその都度格
納される。第3図に示す紙幣入出金部34および硬貨入出
金部35で入金額が計数され、入金額が購入金額以上にな
ると(ステップ42)、表示部15に入金額確認画面が表示
される(ステップ43)。入金額確認画面には、購入金
額、総入金額およびおつりの金額が表示され、また確認
キーが設けられている。入金額確認画面が表示される
と、表示履歴および表示時刻がHDD27のログ情報ファイ
ル27bに格納される(ステップ44)。顧客により確認キ
ーが押下されると(ステップ45)、確認入力履歴および
入力時刻がログ情報ファイル27bに格納される(ステッ
プ46)。次に主制御部24は、発券情報を予約センタ3へ
送る(ステップ47)。第1図において、予約センタ3で
は送られてきた発券情報を記憶装置7の集計データファ
イル7bに格納する。集計データファイル7bにはこのよう
にして発券情報が集計データとして蓄積される。
発券情報が予約センタ3へ送られると、送信履歴およ
び送信時刻がHDD27のログ情報ファイル27bに格納され
(ステップ48)、また予約センタ3から応答信号が送ら
れてくると(ステップ49)、受信履歴および受信時刻が
ログ情報ファイル27bに格納される(ステップ50)。ま
たこのとき購入金額および発券枚数もログ情報ファイル
27bに格納される。ここでおつりがある場合には(ステ
ップ51)、おつりが放出され(ステップ52)、おつり放
出履歴および放出時刻がログ情報ファイル27bに格納さ
れる(ステップ53)。次に発券部30により発券処理が行
われ指定席券が発行され(ステップ54)、発券履歴およ
び発券時刻がログ情報ファイル27bに格納される(ステ
ップ55)、これにより一連の指定席券発行処理を終了
し、初期画面としての線区・方面選択画面を表示するス
テップに戻る。
ステップ33において予約センタ3からの応答が予約不
可の場合、その内容によりさらに2通りに分岐する(ス
テップ56)。即ち、予約しようとする列車が満席である
場合と入力した情報に誤りがある場合とに分かれる。
満席の応答があった場合、表示部15に満席通知メッセ
ージが表示される(ステップ57)。第10図に満席通知メ
ッセージ画面例を示す。同図に示すように、満席通知メ
ッセージ画面55では、乗車日変更キー45、列車変更キー
50および降車駅変更キー53の各変更キーが設けられそれ
ぞれの変更が可能になっている。またこの画面55には自
由席選択キー56が設けられており、自由席券の購入が可
能になっている。
満席通知メッセージが表示されると、表示履歴および
表示時刻がHDD27のログ情報ファイル27bに格納される
(ステップ58)。そして満席通知メッセージ画面55にお
いて変更キーを押下して何れかの項目を変更する場合は
ステップ25へ戻り、項目変更を行う。またステップ59に
おいて自由席選択キー56を押下した場合は、入力履歴お
よび入力時刻をログ情報ファイル27bに格納し(ステッ
プ60)、次に予約センタ3に予約の問合せを行う(ステ
ップ61)、そしてこの送受信履歴および時刻がログ情報
ファイル27bに格納される(ステップ62)。予約センタ
3への問合せの結果、予約可であればステップ34へ戻
り、以降の入金処理および発券処理を行う。また予約不
可であれば(ステップ63)、表示部15に取扱不可能画面
を表示する(ステップ64)。そしてこの表示履歴および
表示時刻がログ情報ファイル27bに格納される(ステッ
プ65)。以降は初期画面表示に戻る。
ステップ56において、予約センタ3からの応答内容が
入力誤りである場合、表示部15に入力誤り通知メッセー
ジを表示する(ステップ66)。この場合は、たとえば顧
客が選択した列車が臨時列車や季節列車で選択した乗車
日に運行されていない場合等が該当する。入力誤り通知
メッセージ画面には、乗車日変更キー、列車変更キーあ
るいは降車駅変更キーが設けられており、それぞれの変
更が可能となっている。この画面が表示されると、表示
履歴および表示時刻がログ情報ファイル27bに格納され
る(ステップ67)。入力誤り通知メッセージ画面におい
て何れかの変更をする場合はステップ25へ戻る。
以上が履歴情報および集計データを格納する場合の説
明である。本実施例において格納される履歴情報および
集計データを項目別に列挙すればたとえば第1表の通り
である。
次に履歴情報および集計データを出力する場合を説明
する。第11図は実施例の動作を示すシーケンスチャート
である。同図において、履歴情報を出力したい場合は、
遠隔端末装置5から自動券売機1に対して履歴情報出力
依頼信号を送出する。これは係員が第1図に示す操作部
9を操作することにより行われる。自動券売機1で依頼
信号を受信すると、主制御部24は、HDD27のログ情報フ
ァイル27bを検索し依頼のあった履歴情報を取出すとと
もに、予約センタ3に対し集計データ出力依頼信号を送
る。
予約センタ3の制御部6は依頼信号を受信すると、記
憶装置7の集計データファイル7bを検索して集計データ
を取出し、自動券売機1に送る。自動券売機1の主制御
部24は受取った集計データを遠隔端末装置5へ送るとと
もに、またログ情報ファイル27bから取出した履歴情報
も遠隔端末装置5へ送る。遠隔端末装置5の制御部12は
送られてきた集計データおよび履歴情報を編集し、印字
部10へ送って印字出力する。第12図に履歴情報の印字出
力例を示し、第13図に集計データ印字出力例を示す。
第12図に示す履歴情報はある限られた時間帯のものし
か示されていないが、1日分の履歴情報全てを出力する
ことにより、たとえばどの時間帯に券発行が多く行なわ
れたか等を知ることができる。
また第13図に示す集計データ出力例は、線区・方面別
に集計して出力されており、このように編集出力するこ
とによりたとえばどの線区・方面に利用者が多いか一目
でわかるようになる。
なおファイルから取出した履歴情報あるいは集計デー
タを自動券売機1の主制御部24で編集し、編集したもの
を遠隔端末装置5へ送って印字出力するようにしてもよ
い。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明によれば、自動券売
機の動作の履歴情報をその発生日付・時・分・秒ととも
に記憶させ、必要に応じて印字出力することにより、ど
のような曜日あるいは時間帯にどのような指定席券を多
く発行するか等の顧客の動向を把握できるようになる。
また顧客1人当人の平均操作時間あるいは顧客操作の誤
りの傾向等の顧客の特性及びトラフィックの多い時間帯
をも把握できるようになり、これらの情報から自動券売
機台数の増設の要否決定、時間帯による優先発券の要否
決定、本自動券売システム操作性・機能向上等の顧客へ
のサービス向上の為の対策へ結びつけられる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例を示すシステム構成図、第
2図は本発明に係る実施例の自動券売機を示す外観図、
第3図は本発明に係る実施例の自動券売機を示すブロッ
ク図、第4図は押釦操作部を示す説明図、第5図(a)
乃至(c)は本発明に係る実施例の自動券売機の動作を
示すフローチャート、第6図は線区・方面選択画面例を
示す説明図、第7図は列車選択画面例を示す説明図、第
8図は降車駅選択画面例を示す説明図、第9図は確認画
面例を示す説明図、第10図は満席通知メッセージ画面例
を示す説明図、第11図は本発明に係る実施例の動作を示
すシーケンスチャート、第12図は履歴情報の印字出力例
を示す図、第13図は集計データの印字出力例を示す図で
ある。1 :自動券売機、3:予約センタ、5:遠隔端末装置、7:記
憶装置、9:操作部、10:印字部、12:制御部、14:顧客操
作部、24:主制御部、27:HDD。
フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 幸子 東京都千代田区丸の内1丁目6番5号 東日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 水谷 駿 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 蓮沼 康生 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−178492(JP,A) 特開 昭61−128369(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07B 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予約センタに接続され、該予約センタに指
    定席券の予約の問い合せをして該指定席券を発行する顧
    客操作型の自動券売機を使用する自動券売システムにお
    いて、 自動券売機の履歴情報と履歴情報発生日付及び時刻とを
    格納する記憶手段と、 前記履歴情報と前記履歴情報発生日付及び時刻を前記記
    憶手段に対して入出力する制御手段とを前記自動券売機
    に設け、 さらに前記記憶手段から読み出した前記履歴情報と前記
    履歴情報発生日付及び時刻を関連つけて編集する編集手
    段と、 編集した前記履歴情報と前記履歴情報発生日付及び時刻
    を出力する出力手段手とを設けたことを特徴とする自動
    券売システム。
JP2088147A 1990-04-04 1990-04-04 自動券売システム Expired - Fee Related JP2766034B2 (ja)

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