JPH09212558A - 食堂システム - Google Patents

食堂システム

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JPH09212558A
JPH09212558A JP3739996A JP3739996A JPH09212558A JP H09212558 A JPH09212558 A JP H09212558A JP 3739996 A JP3739996 A JP 3739996A JP 3739996 A JP3739996 A JP 3739996A JP H09212558 A JPH09212558 A JP H09212558A
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JP
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food
information
prepaid card
reservation
card
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JP3739996A
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English (en)
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Masahide Ishida
政英 石田
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食券を発行しないでも食品の予約と取引が行
なえ、また、利用者が予約食品を受け取らなかった場合
には料金徴収が行なわれないようにすること。 【解決手段】 食品予約装置20にプリペイドカード1
0を挿入して操作スイッチ22により食品の指定操作を
行なうと、その食品の食品種別情報を含む予約情報が磁
気情報読書装置31によってプリペイドカードに磁気記
録されるとともに、カード印字装置32によって印字記
録される。このプリペイドカードを食堂内の食品取引装
置50に挿入すると、カードの予約情報が磁気情報読書
装置54で読み取られ、その食品種別情報が取引食品情
報メモリ56に記憶されている情報と一致すれば、カー
ドの残額が予約食品の料金分減額更新されて返却され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食堂で販売される
食品の予約と、予約した食品の取引とを行なう食堂シス
テムにおいて、食券発行を不要にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】社員食堂等では、食品の準備数を予め把
握するために、当日あるいは前日に社員に食券を予約購
入してもらい、その食券の販売数に応じて食品を準備し
ている。
【0003】このような目的で使用される食券発行装置
として、従来より特開平7−105411号には、メニ
ューキーで指定した食品のデータとIDカードのデータ
とが印字された食券を発行するとともに、その情報を上
位処理装置へ送出して、利用者に対する料金の請求と食
品の予約情報を取得する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな食券発行装置を用いた食堂システムでは、利用者は
予約時に使用するIDカードとは別に食券をもって食堂
に行かなければ予約食品を受け取ることができないとい
う不便さがあり、食堂側でも利用者から食券を回収して
廃棄しなければならないという煩雑さと無駄がある。
【0005】また、この食堂システムでは、予約時に課
金処理がなされてしまうので、利用者がその食券を利用
しなかった場合でもその利用者に対して料金が請求され
てしまうという問題がある。
【0006】本発明は、この問題を解決し、食券を発行
しないでも食品の予約と取引が行なえ、また、利用者が
予約食品を受け取らなかった場合には料金徴収が行なわ
れないようにした食堂システムを提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の食堂システムは、食堂で販売される食品の
予約を行なうために設置される食品予約装置と、予約し
た食品を受け取るために食堂内に設置される食品取引装
置とを有し、プリペイドカードを介して食品の予約およ
び取引を行なう食堂システムであって、前記食品予約装
置は、プリペイドカードを受け入れるための投入口と、
該投入口から受け入れたプリペイドカードに磁気情報を
書込んで排出するための磁気情報書込装置と、前記投入
口から受け入れたプリペイドカードの表面に印字を行な
うためのカード印字装置と、予約可能な食品の食品種別
情報を予め記憶している予約食品情報メモリと、食品を
予約指定するための操作部と、前記操作部によって指定
された食品の食品種別情報を前記予約食品情報メモリか
ら読み出し、該食品種別情報を含む予約情報を前記磁気
情報書込装置および前記カード印字装置へ送出して、該
予約情報をプリペイドカードに磁気記録するとともに、
プリペイドカードの表面に印字して排出させる予約情報
記録手段と、プリペイドカードに記録した食品の数を累
積記憶する予約数メモリと、前記予約数メモリに累積記
憶されている情報を出力する予約数出力手段とを備え、
前記食品取引装置は、プリペイドカードを受け入れるた
めのカード投入口と、該カード投入口から受け入れたプ
リペイドカードに対する磁気情報の読み書きを行って排
出するための磁気情報読書装置と、取引食品の食品種別
情報が予め記憶されている取引食品情報メモリと、前記
磁気情報読書装置によって読み取ったプリペイドカード
の食品種別情報が前記取引食品情報メモリに記憶されて
いる食品種別情報と一致するか否かを判定する判定手段
と、前記判定手段によってプリペイドカードの食品種別
情報が前記取引食品情報メモリに記憶されている食品情
報と一致すると判定されたとき、該プリペイドカードに
記録されていた残額情報から該食品の料金を減じた金額
を前記磁気情報読書装置へ送出してプリペイドカードの
残額を減額更新して返却させる料金徴収手段とを備えて
いる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図1は、社員食堂1に設置された
一実施形態の食堂システムの構成図である。
【0009】この食堂システムは、社員食堂1の出入口
に設置された食品予約装置20にプリペイドカード10
を挿入して昼定食や夕定食の予約を行い、昼食時や夕食
時に、食堂内の各食品の受け取り場所毎に設置された食
品取引装置50にそのプリペイドカードを挿入して、予
約した昼定食や夕定食や予約不要の食品を受けとるシス
テムである。
【0010】図2は、この食堂システムにおいて使用さ
れるプリペイドカード10の磁気記録面10aの記録領
域を示す図であり、残額記録領域11、予約情報記録領
域12および印字位置記録領域13とが予め設定されて
いる。また、プリペイドカード10の磁気記録面10a
の反対側は、熱転写印字が可能に形成されている。
【0011】なお、ここで、残額記録領域11にはその
プリペイドカードの残額Aが磁気記録され、予約情報記
録領域12には予約した食品の食品種別情報Fと日時情
報Dとを含む予約情報が記録され、印字位置記録領域1
3にはプリペイドカード10の印字面に最後に記録され
た文字等の印字位置情報Pが記録される。
【0012】図3は、食品予約装置20と食品取引装置
50の操作面を示している。食品予約装置20はプリペ
イドカード発行機能および増額機能を有しており、その
操作面20aの上部には液晶型の表示器21が設けら
れ、その両側には操作スイッチ22が縦に4個ずつ並ん
でいる。表示器21の下方にはプリペイドカードのカー
ド投入返却口23が設けられ、カード投入返却口23の
隣には、紙幣投入口24が設けられている。カード投入
返却口23の下方には、硬貨返却口25と紙幣返却口2
6とが並んで設けられている。
【0013】また、食品取引装置50の操作面50aに
は、プリペイドカードのカード投入返却口51、未予約
表示器52および残額不足表示器53が設けられてい
る。なお、図3の食品取引装置50の操作面50aは、
食品予約装置20に対して拡大して示している。
【0014】図4は、この食品予約装置20と食品取引
装置50の内部構成を示している。食品予約装置20に
は、プリペイドカード10に対する処理を行なうカード
処理部30が設けられている。
【0015】カード処理部30は、磁気情報読書装置3
1、カード印字装置32、生カード送出装置33とによ
って構成されている。
【0016】磁気情報読書装置31は、カード投入返却
口23に挿入されたプリペイドカードを引き込み、その
磁気情報を読み取って後述する制御部40へ送出し、制
御部40からの情報をプリペイドカードに磁気記録して
カード投入返却口23から排出する。
【0017】カード印字装置32は、カード投入返却口
23から受け入れたプリペイドカードの表面に制御部4
0からの情報を熱転写印字する。
【0018】生カード送出装置33は、情報が記録され
ていない生カードを制御部40からの指令を受けて磁気
情報読書装置31へ送出する。
【0019】紙幣処理装置34は、紙幣投入口24に投
入された紙幣の金額を判別し、その金額情報を制御部4
0へ出力し、制御部40からの返却金額情報に対応した
金額を、硬貨返却口25および紙幣返却口26から返却
する。
【0020】予約食品情報メモリ35には、予約可能な
各食品の食品種別情報が予め記憶されている。予約数メ
モリ36には、予約された食品の数が制御部40によっ
て累積記憶される。また、徴収金額メモリ37には、新
規カードの発行時や増額時に徴収した金額の累計が記憶
される。
【0021】制御部40は、CPU等によって構成さ
れ、カード投入返却口23に受け入れられたプリペイド
カードの磁気情報、紙幣処理装置34に投入された紙幣
金額および操作スイッチ22の操作に基づいて、食品の
予約処理、新規カードの発行処理および使用中のプリペ
イドカードに対する増額処理を行なう。なお、この制御
部40は日時情報を出力する時計回路(図示せず)を内
部に有している。
【0022】一方、各食品取引装置50は、前記した未
予約表示器52、残額不足表示器53と、磁気情報読書
装置54、カード印字装置55、取引食品情報メモリ5
6および制御部57によって構成されている。
【0023】磁気情報読書装置54は、カード投入返却
口51に挿入されたプリペイドカードを引き込み、その
磁気情報を読み取って制御部57へ送出し、また制御部
57からの情報をプリペイドカードに磁気記録してカー
ド投入返却口51から排出する。
【0024】カード印字装置55は、カード投入返却口
51から受け入れたプリペイドカードの印字面に制御部
57からの情報を熱転写印字する。
【0025】取引食品情報メモリ56には、各食品取引
装置50の設置場所でそれぞれ取引される食品の食品種
別情報およびその料金情報が予め記憶されている。
【0026】制御部57は、CPU等によって構成さ
れ、投入されたプリペイドカードの磁気情報と取引食品
情報メモリ56に記憶されている食品情報に基づいて、
予約の有無判定と予約食品の料金の徴収を行なう。この
制御部57は、日時情報を出力する時計回路(図示せ
ず)を有している。
【0027】図5〜7は食品予約装置20の制御部の処
理手順を示すフローチャートである。以下、これらの図
に基づいて食品予約装置20の動作を説明する。
【0028】図5は、食品予約装置20の全体の処理手
順を示すものであり、始めに、図8に示す選択画面、即
ち、「1000」、「2000」、…、「20000」
の各金額と、「夕定食予約」、「昼定食予約」の予約食
品名と、「取消」とを、表示器21の各操作スイッチ2
2に対応した位置に表示する(S1)。
【0029】そして、利用者が紙幣を投入せずにプリペ
イドカードを挿入した場合には予約処理が実行され、プ
リペイドカードを挿入せずに紙幣を投入した場合には発
行/増額処理が実行される(S2〜S5)。
【0030】予約処理では図6に示すように、挿入され
たプリペイドカード10の磁気情報を読み取り、その残
額Aを表示器21に表示して、操作スイッチ22による
定食指定操作あるいは取消操作がなされるのを待つ(S
11〜S14)。
【0031】ここで、利用者が「夕定食予約」あるいは
「昼定食予約」に対応した操作スイッチ22を押すと、
その指定された食品の食品種別情報Fが予約食品情報メ
モリ35から読み出され、予約数メモリ36のその食品
の予約数が1だけ増加更新された後、カードの印字位置
情報Pに基づいて、そのカードに印字可能な余白行があ
るか否かが判定される(S15、S16)。
【0032】余白行があれば、指定された食品の食品種
別情報F、日時情報Dおよび新たな印字位置情報Pをカ
ード処理部30に送出し、食品種別情報F、日時情報D
を予約情報としてプリペイドカード10の予約情報記録
領域12に磁気記録し、新たな印字位置情報Pを印字位
置記録領域13に磁気記録するとともに、例えば図9の
(a)のようにプリペイドカード10の印字面10bに
予約情報として「12/23 ユウテイ」(12月23
日に夕定食が予約された場合)を印字して返却する(S
17、18)。
【0033】余白行がなければ、そのプリペイドカード
10をカード処理部30内に回収させ、このカードに代
わって生カードを送り出させ、回収したプリペイドカー
ド10の残額情報A、予約情報(F、D)および新たな
印字位置情報Pをカード処理部30へ送出して、これら
各情報を生カードに磁気記録し印字記録して、そのカー
ドを発行する(S19〜S21)。
【0034】また、食品の予約指定操作が行なわれずに
処理S14で「取消」に対応する操作スイッチ22が操
作された場合にはプリペイドカードをそのまま返却す
る。
【0035】また、発行/増額処理では、図7に示すよ
うに投入紙幣の金額Cを表示器21に表示し、各金額表
示「1000」〜「20000」に対応した操作スイッ
チ22のいずれかが指定操作されるか、プリペイドカー
ドが挿入されるか、あるいは「取消」に対応する操作ス
イッチ22が操作されるのを待つ(S31〜S34)。
【0036】ここで、投入金額C以下の金額表示に対応
する操作スイッチ22が押されると、生カードを送り出
し、操作スイッチ22で指定された金額Eと印字位置情
報Pをカード処理部30に送出して、生カードの残額記
録領域11に金額情報Eを磁気記録し、印字位置情報P
を印字位置記録領域13に磁気記録し、さらに、その金
額情報Eを生カードの印字面10bに印字して新規発行
する(S35〜S37)。
【0037】そして、投入金額Cと操作スイッチ22で
指定された金額Eとの差額を紙幣処理装置34に送出し
てその差額を利用者に返却し、徴収した金額Eを徴収金
額メモリ37に累積記憶する。(S38、S39)。
【0038】また、金額が指定されるまえにプリペイド
カード10が挿入されてその磁気情報が読み取られた場
合には、そのプリペイドカードの残額Aを表示器21に
表示し、各金額表示に対応する操作スイッチ22が押さ
れるか、「取消」に対応する操作スイッチ22が押され
るのを待つ(S40〜S43)。
【0039】ここで、投入金額C以下の表示金額に対応
する操作スイッチ22が押されると、そのプリペイドカ
ード10の印字位置情報に基づいて、印字可能な余白行
があるか否かを判定し、余白行がある場合には、操作ス
イッチ22で指定された金額Eとプリペイドカード10
の残額Aとの合計を新たな残額情報としてカード処理部
30へ送出して、この増額した残額をプリペイドカード
の残額記録領域11に磁気記録し、新たな印字位置情報
を印字位置記録領域13に磁気記録し、さらに、新たな
残額を印字面10bに印字してこのカードを返却する
(S44、S45)。
【0040】また、余白行がない場合には、そのプリペ
イドカードを回収して、生カードを送り出してから、前
記処理S45を行なう(S46、47)。
【0041】また、処理S34で「取消」が指定された
場合には投入されていた紙幣を返却し、処理S43で
「取消」が指定された場合には投入されていた紙幣とプ
リペイドカードを返却する(S48、S49)。
【0042】なお、前記各フローチャートには記載して
いないが、この食品予約装置20は、特定の操作、例え
ば図示しない鍵スイッチを操作したり、特定の情報が磁
気記録されているカードをカード投入返却口23に挿入
することで、予約数メモリ36に記憶されている各食品
毎の予約数や、徴収料金メモリ37に記憶されている徴
収料金の合計金額を、表示器21の画面上に表示するこ
とができるように構成されており、食堂側で適当な時間
にこの操作を行なえば、予約食品数を把握ができ、予約
数に応じた食品を準備することができる。
【0043】一方、予約食品の受け取り場所に設置され
ている食品取引装置50は、図10の処理手順によって
プリペイドカード10の処理を行なう。
【0044】即ち、プリペイドカード10が挿入される
と、その磁気情報を読み取り、その予約情報記録領域の
日時情報Dが適正であるか、また、食品種別情報Fが取
引食品情報メモリ56に記憶されている食品種別情報と
一致するか否かを判定し、日時が適正で食品種別情報が
一致する場合には、その食品の料金情報Yとカードの残
額Aとを比較する(S51〜S55)。
【0045】そして、残額Aが料金情報Y以上あれば、
カードの印字位置情報に基づいて、そのカードに印字の
ための余白行があるか否かを判定し、余白行があれば、
カードの残額Aから料金情報Yを減じて得られる新たな
残額情報と、新たな印字位置情報とを磁気情報読書装置
54およびカード印字装置55へ送出して、プリペイド
カード10の残額情報と印字位置情報とを更新記録する
とともに、プリペイドカードの予約情報記録領域に記録
されていた予約情報(F、D)を消去し、さらに、図9
の(b)に示しているように、予約食品の受け取りを表
す表示として新たな残額を印字面に印字して返却する
(S56〜S58)。
【0046】この予約情報(F、D)の消去は、一人の
定食予約者が予約定食を複数食受け取ることを防いで、
食堂側で予め準備した食品に不足が生じないようにする
ための処理である。
【0047】余白行がない場合には、残額Aから料金情
報Yを減じて得られる新たな残額情報を磁気情報読書装
置54へ送出して残額情報を減額更新するとともに、予
約情報を消去してカードを返却する(S59)。
【0048】なお、処理S53、S54で、日時が適正
でなかったり、食品種別情報等が取引食品情報メモリ5
6に記憶されていない場合には、未予約表示を行なって
カードを返却し、処理S55で残額Aが料金情報Yより
少ない場合には、残額不足表示を行なってカードを返却
する(S60、S61)。
【0049】また、図示していないが、予約不要の食品
の受け取り場所に設置されている食品取引装置50は、
挿入されたプリペイドカードの予約情報と無関係に、カ
ードの残額を取引食品情報メモリに記憶されている料金
分減額更新し、その新たな残額を印字記録して返却す
る。
【0050】以上のように構成された食堂システムで
は、プリペイドカード10を食品予約装置20に挿入し
て夕定食あるいは昼定食を指定操作すれば、その食品の
予約情報がプリペイドカードに磁気記録されるとともに
印字記録され、そのプリペイドカードを昼食時や夕食時
に食堂内の予約食品の受け取り位置の食品取引装置50
に挿入すれば、予約した食品の受け取りと料金の支払い
とが行なえる。
【0051】即ち、このシステムでは、利用者は予約時
に使用したプリペイドカードのみを食堂にもっていけば
よく、また食堂側でも食券の回収をしないで済み、利用
者および食堂側の双方が便利になる。また、1枚のプリ
ペイドカードで何度も予約取引ができるので無駄がな
い。また、予約時には料金の徴収処理がなされないの
で、予約した食品を食べなくても料金の請求を受けずに
済む。
【0052】また、各食品の予約数は予約数メモリに累
積記憶されており、その予約数を特定の操作で表示でき
るので、食券を発行しないでも食堂側で予約食品の準備
数を簡単に把握できる。
【0053】なお、前記した食品予約装置は、食品の予
約数を表示器に表示するようにしていたが、内部にプリ
ンタを設け、このプリンタによって食品の予約数を印字
出力したりあるいは、前記した特定の情報が磁気記録さ
れたカードの表面にカード印字装置32によってその予
約数を印字出力するようにしてもよく、また、他装置と
の通信手段を設け、予約数メモリ36の情報を他装置へ
送信して、その他装置で予約数を確認できるようにして
もよい。
【0054】また、前記実施形態では、食品予約装置側
において、プリペイドカードの残額の大小に関わらず食
品予約を受け付けるようにしていたが、食品予約装置側
の予約食品情報メモリに予約可能な食品の料金情報も予
め記憶しておき、指定された食品の料金とカードの残額
との比較を行い、残額が不足する場合には、これを利用
者に報知して、増額処理に移行するようにしてもよい。
【0055】また、前記実施形態では、食堂側で準備し
た食品の不足を招かないように、食品取引装置側でプリ
ペイドカードの予約情報を消去していたが、これは、本
発明を限定するものでなく、例えば、食品種別情報か日
付情報のいずれか一方を消去あるいは特定の情報に書き
換えたり、また、カードの予約情報記録領域に予約フラ
グ領域を設定し、予約時には食品予約装置でその予約フ
ラグ領域に〔1〕を書込み、食品の取引時には食品取引
装置が、日時情報だけでなくこの予約フラグが〔1〕で
あるか否かを調べ、
〔0〕の場合にはそのカードを返却
し、〔1〕の場合には、残額の減額更新とともに予約フ
ラグを
〔0〕に書き換えるように構成してもよい。な
お、食堂側で予約食品の数を厳密に把握する必要がな
く、予約数より多めに食品を準備するような場合には、
食品取引装置による予約情報の消去や書き換えを行なわ
なくてもよい。
【0056】また、前記実施形態の食品予約装置は、食
品予約機能の他にプリペイドカードの発行機能と残額増
額機能とを有していたが、予約機能のみにしてもよい。
【0057】また、前記実施形態では、前記食品予約装
置で予約可能な食品が「夕定食」、「昼定食」の2種類
であったが、これは食堂の形態に応じて、他の食品も予
約できるようにしてもよい。
【0058】また、前記実施形態の食品予約装置は、表
示器21の画面に操作スイッチの機能を表示していた
が、操作スイッチ自体にその機能を表示するようにして
もよい。
【0059】また、前記実施形態の食品取引装置は、プ
リペイドカードの残額を印字していたが、食品取引装置
側での印字を行なわないようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の食堂シス
テムでは、食品予約装置にプリペイドカードを挿入して
食品の指定操作を行なうと、その食品の情報がそのプリ
ペイドカードに磁気記録されるとともに印字記録され、
このプリペイドカードを食堂内の食品取引装置に挿入す
ることによって、予約食品の受け取りとその料金の支払
いができるようにしたので、利用者が食券をもって食堂
に行かなくてもよく、また、食堂側でいちいち食券を回
収する必要もなくなり、双方とも便利になる。また、残
額がなくなるか印字する箇所がなくなるまでは何回でも
使用できるので食券のような無駄はない。
【0061】また、予約時には料金の課金処理が行なわ
れないので、予約した食品を食べなかった場合に料金請
求を受けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のシステムを設置した食堂
の概略図
【図2】一実施形態のシステムで使用されるプリペイド
カードの記録情報を示す図
【図3】一実施形態の食品予約装置と食品取引装置の操
作面を示す図
【図4】一実施形態の食品予約装置と食品取引装置の内
部構成図
【図5】一実施形態の食品予約装置の処理手順を示す全
体フローチャート
【図6】図5の予約処理を示すフローチャート
【図7】図5の発行/増額処理を示すフローチャート
【図8】食品予約装置の表示器の表示内容を示す図
【図9】プリペイドカードの印字面を示す図
【図10】食品取引装置のの処理手順を示すフローチャ
ート
【符号の説明】
10 プリペイドカード 20 食品予約装置 22 操作スイッチ 31 磁気情報読書装置 32 カード印字装置 35 予約食品情報メモリ 36 予約数メモリ 40 制御部 50 食品取引装置 54 磁気情報読書装置 55 カード印字装置 56 取引食品情報メモリ 57 制御部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図 1】
【図 2】
【図 3】
【図 5】
【図 8】
【図 9】
【図 4】
【図 6】
【図 7】
【図10】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食堂で販売される食品の予約を行なうため
    に設置される食品予約装置と、予約した食品を受け取る
    ために食堂内に設置される食品取引装置とを有し、プリ
    ペイドカードを介して食品の予約および取引を行なう食
    堂システムであって、 前記食品予約装置は、 プリペイドカードを受け入れるための投入口と、 該投入口から受け入れたプリペイドカードに磁気情報を
    書込んで排出するための磁気情報書込装置と、 前記投入口から受け入れたプリペイドカードの表面に印
    字を行なうためのカード印字装置と、 予約可能な食品の食品種別情報を予め記憶している予約
    食品情報メモリと、 食品を予約指定するための操作部と、 前記操作部によって指定された食品の食品種別情報を前
    記予約食品情報メモリから読み出し、該食品種別情報を
    含む予約情報を前記磁気情報書込装置および前記カード
    印字装置へ送出して、該予約情報をプリペイドカードに
    磁気記録するとともに、プリペイドカードの表面に印字
    して排出させる予約情報記録手段と、 プリペイドカードに記録した食品の数を累積記憶する予
    約数メモリと、 前記予約数メモリに累積記憶されている情報を出力する
    予約数出力手段とを備え、 前記食品取引装置は、 プリペイドカードを受け入れるためのカード投入口と、 該カード投入口から受け入れたプリペイドカードに対す
    る磁気情報の読み書きを行って排出するための磁気情報
    読書装置と、 取引食品の食品種別情報が予め記憶されている取引食品
    情報メモリと、 前記磁気情報読書装置によって読み取ったプリペイドカ
    ードの食品種別情報が前記取引食品情報メモリに記憶さ
    れている食品種別情報と一致するか否かを判定する判定
    手段と、 前記判定手段によってプリペイドカードの食品種別情報
    が前記取引食品情報メモリに記憶されている食品情報と
    一致すると判定されたとき、該プリペイドカードに記録
    されていた残額情報から該食品の料金を減じた金額を前
    記磁気情報読書装置へ送出してプリペイドカードの残額
    を減額更新して返却させる料金徴収手段とを備えている
    ことを特徴とする食堂システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104268997A (zh) * 2014-08-29 2015-01-07 北京华海智邦科技开发有限公司 一种餐饮用结账卡交易装置
JP2023121903A (ja) * 2022-02-22 2023-09-01 京葉システム株式会社 社員食堂管理端末装置

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