JPH0324614B2 - - Google Patents

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JPH0324614B2
JPH0324614B2 JP57144722A JP14472282A JPH0324614B2 JP H0324614 B2 JPH0324614 B2 JP H0324614B2 JP 57144722 A JP57144722 A JP 57144722A JP 14472282 A JP14472282 A JP 14472282A JP H0324614 B2 JPH0324614 B2 JP H0324614B2
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JP
Japan
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temperature
signal
estimated
sensing
section
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57144722A
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English (en)
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JPS5951319A (ja
Inventor
Toshio Murai
Hidenobu Takahashi
Minoru Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP57144722A priority Critical patent/JPS5951319A/ja
Publication of JPS5951319A publication Critical patent/JPS5951319A/ja
Publication of JPH0324614B2 publication Critical patent/JPH0324614B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K13/00Thermometers specially adapted for specific purposes
    • G01K13/20Clinical contact thermometers for use with humans or animals

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は携帯用電子体温計に係り、特に、接触
部位の温度を電気信号に変換して表示するのに好
適な電子体温計に関する。
体温計としては水銀柱式によるものが従来から
用いられていたが、近年、接触部位の温度を電気
信号に変換して体温をデジタル表示する電子体温
計が用いられるようになつた。この電子体温計は
体温がデジタルで表示されるので読み取り易く、
その利用の拡大が見込まれている。
ところで、従来の水銀柱式体温計の場合には検
温時間としては10分程度の時間が必要とされてい
た。そこで、電子体温計としては検温時間を短く
することが要求されている。そこで検温時間を短
くする試みとして、接触部位の温度に感温する感
温素子をヒーターなどであたためるようにした電
子体温計や、感温素子が感温した温度を遂次表示
する機能と感温素子が感温した温度により温度上
昇変化率を求め、この温度上昇変化率から最終的
に到達するであろうところの体温を表示する機能
等を有し、これらをスイツチによつて切り換える
ようにした電子体温計が提案されている。
しかし、前者のものは精度が悪いという欠点が
あり、後者のものは操作が複雑であると共に、ス
イツチなどの構成部品が多くなり、コスト高とな
る欠点があつた。
本発明は、前記従来の題にかんがみなされたも
のであり、その目的は、実測体温と推温体温とを
自動的に切り換え操作性の向上がはかれる電子体
温計を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、接触部
位の温度に感温する感温素子と、この感温素子が
感温した温度に応じた感温信号を出力する感温部
と、前記感温信号を取り込みこの感温信号のうち
最高値の信号を実測値の温度として保持し保持さ
れた実測温度信号を出力する実測温度保持部と、
前記感温信号にもとづいて温度上昇変化率を求め
温度上昇変化率があらかじめ定められた設定値以
下になつたとき前記実測温度信号を取り込みこの
実測温度信号にもとづく最終到達温度を推測演算
し推測温度信号を出力する推測温度演算部と、前
記実測温度信号と前記推測温度信号のいづれかの
信号を選択して出力する選択部と、この選択部の
出力信号にもとづく温度を表示する表示部と、前
記部への通電を指令する操作スイツチと、この操
作スイツチがオン作動した所定時間後クロツク信
号を出力する時計回路と、を含み、前記選択部は
前記感温信号により求められた温度上昇変化率が
前記設定値以下になつたとき前記実測温度信号に
代わつて前記推測温度信号を選択し、前記クロツ
ク信号が出力されたとき前記推測温度信号に代わ
つて前記実測温度信号を選択することを特徴とす
る。
以下、図面にもとづいて本発明の好適な実施例
を説明する。
第1図には、本発明の好適な実施例としての電
子体温計の外観図が示されている。図において、
本体ケース1に固定されているプローブ軸2の先
端に設けられている感温素子3は内部にサーミス
ターを含み、外部はアルミ製のキヤツプにおおわ
れている。また、本体ケース1には、検温開始を
指令するための操作スイツチ4と検温結果をデジ
タル表示する液晶表示器5が設けられている。
第2図には、第1図に示す電子体温計の内部構
成図が示されている。
本実施例における電子体温計は、感温素子3、
感温部10、実測温度保持部12、推測温度演算
部14、選択部16、表示部18、時計回路2
0、操作スイツチ(図示省略)等から構成されて
いる。
接触部位の温度に感温する感温素子3の出力は
感温部10に供給される。感温部10は感温素子
3が感応した温度に応じた感温信号を出力するこ
とができる。具体的には、感温素子3の出力をア
ナログ量の電気信号に変換し、さらにこのアナロ
グ量の信号をデジタル量の感温信号に変換する温
度測定回路22と、操作スイツチのオン作動によ
り、間欠的に通電信号を温度測定回路22へ供給
する通電信号発生回路24から構成されている。
この通電信号の通電間隔は200mSとされている。
そのため温度測定回路22からは200mSごとに感
温信号が出力される。
実測温度保持部12は、前記感温信号を取り込
みこの感温信号のうち最高値の信号を実測値の温
度として保持し、保持された実測温度信号を出力
するように構成されている。すなわち最高値保持
回路26と比較回路28を有し、温度測定回路2
2からの感温信号を最高値保持回路26によつて
保持すると共に、この保持された信号と比較回路
24に供給される感温信号とを比較回路28によ
つて比較し、大きい値の信号を再び最高値保持回
路26に与える。最高値保持回路26はこの信号
を実測温度信号として保持すると共に推測温度演
算部14と選択部16に供給する。また、この実
測温度保持部12には、初期値比較回路30が設
けられており、実測温度信号と後述する推測温度
信号にもとづく温度表示を無効にするための実測
温度に対応づけてあらかじめ定められた設定値、
例えば35℃に対応づけられた設定値とを比較し、
実測温度信号が前記設定値を越えたとき比較信号
を選択部16に供給する。
推測温度演算部14は、前記感温信号にもとづ
いて温度上昇変化率を求め、この温度上昇変化率
があらかじめ定められた設定値、例えば0.01℃以
下になつたとき前記実測温度信号を取り込み、こ
の実測温度のもとづく最終到達温度を推測演算
し、推測温度信号を選択部16に供給するように
構成されている。具体的には演算回路32、記憶
回路34、検出回路36、推測温度演算回路38
から構成されている。
記憶回路34は1.6秒前の感温信号を記憶し、
記憶した信号を演算回路32に供給する。演算回
路32は温度測定回路22の感温信号と記憶回路
34の信号等を取り込みこれらの信号にもとづい
て温度上昇変化率を演算し、演算信号を検出回路
36に供給する。検出回路36は演算回路32の
出力が前記設定値以下になつてとき検出信号を推
測温度演算回路38と選択部16に供給する。推
測温度演算回路38は検出回路36からの検出信
号により、最高値保持回路26からの実測温度信
号を取り込み、この実測温度信号にもとづく最終
到達温度を推測演算し、推測温度信号を選択部1
6に供給する。
選択部16は実測温度信号と推測温度信号のい
づれかを選択して表示部18に供給する。
表示部18は選択部16の出力信号にもとづく
温度を表示するものであつて、本実施例において
は、温度をデジタル表示するとともに選択部16
の出力信号によつて異なる表示モードで温度を表
示するようにしているので、表示器5とともに液
晶ドライバー回路40と点滅制御回路42から構
成されている。液晶ドライバー回路40は選択部
16の出力信号を、表示器5の表示素子に対応し
た液晶ドライブ信号に変換し点滅制御回路42に
供給する。点滅制御回路42は、選択部16の出
力信号が実測温度信号であつた場合には液晶ドラ
イブ信号をそのまま表示器5に供給し、選択部1
6によつて選択部16の出力信号が推測温度信号
であつた場合には液晶ドライバー信号を所定周期
で遮断し表示器5に供給する。表示器5は点滅制
御回路42からの出力信号により小数点以下1桁
を含む3桁で温度をデジタル表示する。そして選
択部16が実測温度信号を選択した場合には温度
を点滅表示し、選択部16が推測温度信号を選択
した場合には温度を点滅表示する。
また時計回路20は操作スイツチがオン作動し
た所定時間、例えば50秒後にクロツク信号を選択
部16と点滅制御回路40に供給する。
このように構成された本実施例において、選択
部16は、前記推測温度演算部14において感温
信号により求められた温度上昇変化率が前記設定
値以下になつたとき実測温度信号に代わつて推測
温度信号を選択し、時計回路20からクロツク信
号が出力されたとき推測温度信号に代わつて実測
温度信号を選択することを特徴としている。
次に、本実施例の作用を説明する。
腋の下検温を行う場合には、操作スイツチ4を
オン作動してすみやかに感温素子3を腋の下に挿
入する。この場合、通常感温素子3による温度は
35℃以下であり、温度測定回路22への200mS毎
の通電によつて得られた実測温度保持部12の実
測温度信号が選択部16によつて選択され、実測
温度が表示器5に表示される。なお、腋の下検温
では時計回路20からのクロツク信号が出力され
るまでには、温度上昇変化率が1℃/2.5分程度
となることはまれであり、しかも、時計回路20
からクロツク信号が出力された場合には選択部1
6によつて実測温度信号が選択される。そのた
め、腋の下検温においては、第3図は符合Aで示
されるように変化する実測温度が表示器5に表示
される。
次に、舌下検温について説明する。この場合感
温素子3を舌下に挿入直後操作スイツチ4をオン
する。この場合最初のうちは温度測定回路22へ
の200mS毎の通常によつて得られる実測温度(第
3図のB)が表示器5に表示される。感温素子3
による温度が上昇し、推測温度演算部14により
求められた温度上昇変化率が設定値0.01℃以下と
なつたt1時間後は選択部16によつて実測温度信
号に代わつて推測温度信号が選択されるため、表
示器5には推測温度信号による温度が点滅表示さ
れる。この後、t2後に、クロツク信号が出力され
ると選択部16は推測温度信号に代わつて実測温
度信号を選択するので、表示器5には実測温度が
連続表示される。
このように本実施例においては、温度上昇変化
率が所定値以下になつた後クロツク信号が出力さ
れるまで推測温度が表示されるので、推測温度が
表示されている期間、例えば操作スイツチをオン
作動した後、約30秒後に感温素子3を舌下から引
き出せば点滅表示による推測体温を知ることがで
きる。
また、温度上昇変化率が設定値に達しないうち
に検温を打ち切る場合でも、温度表示が点滅でな
く連続表示であることから、検温を打ち切つた時
点の温度が実測値による体温であることが判定で
きる。
また、舌下検温において、クロツク信号が出力
された後検温を終了すれば、推測温度よりも精度
のよい実測温度による体温を知ることができる。
また舌下検温および腋の下検温において、感温
素子による温度が35℃以上になつたころをみはか
らつて操作スイツチを作動すれば、推測温度によ
る温度表示が無効とされ、実測温度がわかるとと
もに、通電時間の短縮によつて電池の消耗を低滅
することができる。またこのような検温を行えば
検温時間の短縮が図れる。
このように、本実施例によれば、表示器の表示
モードによつて実測温度が推測温度かの判定が行
える。また感温素子の温度が35℃以上になつた場
合には推測温度による表示が無効にされ実測温度
が表示されるので、推測温度よりも精度のよい実
測温度がわかるとともに電池の消耗を低減するこ
とができる。また実測温度と推測温度とを自動的
に切り換えて表示することができるので、操作性
の向上が図れるとともに、切り換えスイツチを必
要としないのでコンパクト化が図れる。また各部
をLSIなどの素子によつて構成することにより、
コストダウンを図ることが可能である。
以上説明したように、本発明によれば、実測温
度と推測温度とを自動的に切り換えて表示するこ
とができるので操作性の向上が図れるという優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る電子体温計の外観図、
第2図は、第1図に示す電子体温計の内部構成
図、第3図は、検温時間と表示温度との関係を示
す線図である。 3…感温素子、4…操作スイツチ、5…表示
器、10…感温部、12…実測温度保持部、14
…推測温度演算部、16…選択部、18…表示
部、20…時計回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 接触部位の温度に感温する感温素子と、この
    感温素子が感温した温度に応じた感温信号を出力
    する感温部と、前記感温信号を取り込みこの感温
    信号のうち最高値の信号を実測値の温度として保
    持し保持された実測温度信号を出力する実測温度
    保持部と、前記感温信号にもとづいて温度上昇変
    化率を求め温度上昇変化率があらかじめ定められ
    た設定値以下になつたとき前記実測温度信号を取
    り込みこの実測温度信号にもとづく最終到達温度
    を推測演算し推測温度信号を出力する推測温度演
    算部と、前記実測温度信号と前記推測温度信号の
    いずれかの信号を選択して出力する選択部と、こ
    の選択部の出力信号にもとづく温度を表示する表
    示部と、前記各部への通電を指令する操作スイツ
    チと、この操作スイツチがオン作動した所定時間
    後クロツク信号を出力する時計回路と、を含み、
    前記選択部は、前記感温信号により求められた温
    度上昇変化率が前記設定値以下になつたとき前記
    実測温度信号に代わつて前記推測温度信号を選択
    し、前記クロツク信号が出力されたとき前記推測
    温度信号に代わつて前記実測温度信号を選択する
    ことを特徴とする電子体温計。 2 前記感温部は、前記操作スイツチのオン作動
    により間欠的に通電信号を出力する通電信号発生
    回路を有し、この通電信号の通電間隔に応じた感
    温信号を出力する特許請求の範囲第1項記載の電
    子体温計。 3 前記実測温度保持部は、前記実測温度信号と
    前記推測温度信号にもとづく温度表示を無効にす
    るための実測温度に対応づけてあらかじめ定めら
    れた設定値とを比較し前記実測温度信号が前記設
    定値を越えたとき比較信号を前記選択部に与える
    比較回路を有し、前記選択部は、前記比較信号に
    より前記推測温度に優先して前記実測温度信号を
    選択する特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の電子体温計。 4 前記表示部は、前記選択部の出力信号によつ
    て異なる表示モードで温度を表示する特許請求の
    範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の電子体
    温計。 5 前記表示部の表示モードは数字を点滅表示す
    るモードと数字を連続表示するモードである特許
    請求の範囲第4項記載の電子体温計。
JP57144722A 1982-08-23 1982-08-23 電子体温計 Granted JPS5951319A (ja)

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JP57144722A JPS5951319A (ja) 1982-08-23 1982-08-23 電子体温計

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JPS61728A (ja) * 1984-06-13 1986-01-06 Omron Tateisi Electronics Co 電子体温計
JPS61193037A (ja) * 1985-02-21 1986-08-27 Sharp Corp 電子式体温計
JPS6259825U (ja) * 1985-10-02 1987-04-14
JPS6281027U (ja) * 1985-11-08 1987-05-23
JPS6281028U (ja) * 1985-11-11 1987-05-23
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JPS5951319A (ja) 1984-03-24

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