JPS61728A

JPS61728A - 電子体温計

Info

Publication number: JPS61728A
Application number: JP59122857A
Authority: JP
Inventors: Junichi Ishida; 純一石田; Toshiyuki Kobayashi; 敏幸小林; Tamio Miyake; 三宅　民生
Original assignee: Tateisi Electronics Co; Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1984-06-13
Filing date: 1984-06-13
Publication date: 1986-01-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は１体温を測定する電子体温計に関する。

（ロ）従来の技術一般に、電子体温計には、温度センサを備えたグローブ
と、デジタル表示部やＣＰＵ、メモリ等を備えた本体と
がコードで接続されて構成されているものがある。そし
て、プローブを腋下等で挾持すると、温度センサが体温
を検知して表示部にデジタル表示されるようになってい
る。

更に、この電子体温計には、測定前においてプローブを
予熱手段でもって温め、温度センサを予め保温し、測定
初期に熱が温度センサによって奮われるのを防止するよ
うにしているものがある。

一方１表示部の表示は、温度センサの検知温度をそのま
まリアル値で示す方式と、検知温度のうち最高のピーク
ホールド値を示す方式とがあり。

何れかの方式が採用されている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点上述した電子体温計において、従来、予熱手段を設ける
と、ピークホールド手段を行えず、リアル表示を採用せ
ざるを得ないという問題があった。

つまり、予熱手段で温度センサを保温した際、その温度
が被測定者の体温より低い場合は問題がないものの、高
い場合にピークホールド表示では。

体温を表示せずに予熱温度を表示することになり。

測定することができ々いという開門があった。

に）開門へを解決するだめの手段この発明１ｄ、斯かる点に鑑み、温度センサの検知温度
が予熱温度より一旦降下して上昇する点に着目したもの
である。すなわち、この発明は第１図に示すように、温
度を検知する温度センサ１と。

温度センサ１を予め保温する予熱手段２と、温度センサ
１の検知温度を記憶する記憶手段６と、温度センサ１の
検知温度の上昇を検出する上昇検出手段４と、温度セン
サ１の検知温度を表示する表示手段５と、前記上昇検出
手段４が検出信号を出力するまで前記温度センサ１の検
知温度をそのままのリアル値で前記表示手段５に出力す
るリアル手段６と、前記上昇検出手段４が検出信号を出
力した後における前記温度センサ１の検知温度のうち最
高のピークホールド値を前記表示手段５に出力するピー
クホールド手段７とを包含して構成されている。

（ホ）作用この発明の作用は、予熱手段２で温度センサ１を測定前
保温する一方、温度センサ１で温度を検知して記憶手段
５で記憶し、第２図に示すように。

測定初期検知温度が降している間、リアル手段６で検知
温度をそのままのリアル値を表示手段５に表示し、検知
温度が上昇し始めると、上昇検出手段４がその上昇を検
出し、その検出後、リアル手段６に代りピークホールド
手段７で検知温度のうち最高のピークホールド値を表示
手段５に表示する。

（へ）実施例以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。

第３図及び第４図に示すように、１１は電子体温計であ
って、プローブ１２と本体１３とよシ成シ、リアル値と
ピークホールド値を切換え表示するように構成されてい
る。

プローブ１２は先端部にサーミスタ等の温度センサ１が
内蔵されて成シ、腋下等に挾持されて温度を検知するよ
うになっている。そして、このフ。

ローブ１２はコード１４を介１〜で本体１ろに着脱目在
に接続されている。

更に、この電子体温計１１は１図示しないが予“熱手段
２を備えており：体温測定前においてプローブ１２を温
め、温度センサ１を予め所定温度（例えば、３７′Ｇ）
に保温するように構成されている。

本体１６は、前面上部にデジタル表示部５（表示手段）
が設けられると共に、電源スィッチ１５が設けられ、Ｃ
ＰＵ１６及びメモリ口（記憶手段）が内蔵されて構成さ
れている。そして、前記温度センサ１の検知信号はＡ　
７’　Ｄ変換器１７でデジタル信号に変換されてＣＰＵ
１６に入力されるようになっている。

メモリ５は温度センサ１の検知温度がサンプリング毎に
記憶され１表示部５はその検知温度をデジタル値で示す
もので、ＣＰＵ１６がらの信号に基づいてリアル値或い
はピークホールド値の何れかで表示するように構成され
ている。前記電源スィッチ１５１は電源１８とＣＰＵ１
６とに接続されている。

次に、この電子体温計１１の構成並びに表示動作を第５
図に示す制御フロー並びに第２図に示す検知温度変化に
基づいて説明する。

先ず、電源スィッチ１５の投入後、ヌテップ（以下ｓＴ
という。）１において１機器のイニシャライズを行い、
ピークホールド表示のフラグＦＰをリセツ）（ＦＰ＝０
）したり１表示値ＴＤの初期値（最高温度）を設定（Ｔ
Ｄ−００）したりする。一方、この測定に入る前まで、
温度センサ１は保温されている。

続いて、Ｓｒ１に移り、サンプリングタイミングか否か
が判定され、サンプリングタイミングになるまで判定が
ＮＯとなって時間待ちを行い、サンプリングタイミング
になると２判定がＹＥＳとなってＳｒ１に移る。このＳ
ｒ１でＡ／Ｄ変換器１７からのデジタル信号、つまシ、
温度センサ１が温度検知したリアル値ＴＲを読み、メモ
リ乙に記憶する。その後、ＳＴ４に移シ、ピークホール
ド表示か否か、つまりＦｐ＝１か否かが判定され。

フラグＦ　ｐがセットされていないとき（Ｆｐ＝Ｑ）。

判定がＮｏとなってＳＴ５に移る。

このＳＴ５において、リアル値ＴＲが表示値ＴＤよシ大
きいか否かが判定され（上昇検出手段４）。

第２図に示すように、測定初期には検知温度が時間と共
に低下するので１判定がＮｏとなり、ＳＴ７に移る。こ
のＳＴ７で表示値ＴＤをリアル値Ｔ几に変更しくリアル
手段６）、ＳＴ８で表示部５にその表示値ＴＤをデジタ
ル表示する。

その後、ＳＴ２に戻り上述した動作が繰り返され、第２
図に示す初期降下時は低下していくリアル値がサンプリ
ング毎に更新表示される。

続いて、第２図Ａに示すように、検知温度が上昇すると
、ＳＴ５の判定がＹＥＳとなり、ＳＴ６に移ってピーク
ホールド表示のフラグＦＰがセットされ（Ｆｐ＝１）、
ＳＴ７に移り表示値ＴＤが変更される。そして、ＳＴ８
よりＳＴ２に戻り、上述と同様にＳＴ３からＳＴ４に移
ると、フラグＦｐがセットされているので判定がＹＥＳ
となシ、ＳＴ９に移る。このＳＴ９において、リアル値
ＴＲが表示値ＴＤよシ大きいか否かが判定され、第２図
に示すように、Ａ以後上昇している場合は判定がＹＥＳ
となってＳＴ１［：ｌに移る。このｓ’ｒ１０で表示値
ＴＤをリアル値ＴＲ，つま９．Ａ以後、最高のピークホ
ールド値に変更しくピークホールド手段７）、ＳＴ８に
移って表示部５に表示する。

その後、ＳＴ２に戻り上述の動作を繰り返し。

第２図Ｂに示すように、検知温度が再び降下した際、Ｓ
Ｔ９の判定がＮｏとなり、ＳＴ８に移るので、最高のピ
ークホールド値が表示されることになる（ピークホール
ド手段７）。そして、このピークホールド値が更新され
る毎に表示が変更する。

（ト）発明の効果以上のように、この発明の電子体温計によれば。

測定初期はリアル表示を行い、一旦検知温度が上昇する
と、以後ピークホールド表示を行うようにしたために、
予熱手段を設けてもピークホールド表示を行うことがで
きるので、少数検温などピークホールド表示の利点を発
揮することができる体温測定が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の構成を示すブロック図、第２図乃至
第５図はこの発明の一実施例を示し、第２図は検知温度
の時間変化を示す図、第３図は電子体温計の正面図、第
４図は同ブロック構成図。第５図は量制御フロー回である。１：温度センサ、　２：予熱手段、　　６：メモリ（記
憶手段）、　４：上昇検出手段。５：表示部（表示手段）、　　６：リアル手段。７：ピークホールド手段、　　　１１：’ｆＪ子体温計
。１２ニブロープ、　１６：本体。１６　：　ＣＰＵ０特許出願人　　　　　立石電機株式会社代理人　　弁理
士　　中　村　茂　信第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）温度を検知する温度センサと、温度センサを予め
保温する予熱手段と、温度センサの検知温度を記憶する
記憶手段と、温度センサの検知温度の上昇を検出する上
昇検出手段と、温度センサの検知温度を表示する表示手
段と、前記上昇検出手段が検出信号を出力するまで前記
温度センサの検知温度をそのままのリアル値で前記表示
手段に出力するリアル手段と、前記上昇検出手段が検出
信号を出力した後における前記温度センサの検知温度の
うち最高のピークホールド値を前記表示手段に出力する
ピークホールド手段とを包含して成ることを特徴とする
電子体温計。