JPS62257033A - 電子体温計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、電子体温計特に測定終了後の表示時の電力
消費の軽減に改良を施した電子体温計に関する。

（ロ）従来の技術 近年普及しているデジタル電子体温計は、電池駆動の携
帯式のものがほとんどであり、この種の電子体温計では
、電池消耗を避けるため、電源スィッチをオンして動作
モードとしてから所定時間後に電源をオフするもの、あ
るいは測定開始後、測定体温が所定時間変化しなければ
電源をオフするもの等、いわゆるオートパワーオフ機能
を持つものが多い。また簡易型として、オートパワーオ
フ機能を持たず、電源スィッチの第１回目の操作で電源
をオンし、第２回目の操作で電源をオフするものもある
。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 上記従来のオートパワーオフ機能を持つ電子体温訓を病
院等で使用する場合、看護婦が患者に体温計を渡し、色
汗が測定した後、回収に行くまでにオートパワーオフ機
能が働いて、表示が消去されるという問題があった。一
方、オートパワーオフ機能を持たない電子体温計を使用
すると、表示は消去されないが、計器全体に電源がオン
されたままであり、温度センサを含む温度測定部のサン
プリング動作が継続されるため、電池寿命を短くすると
いう問題があった。

この発明は、上記に鑑み、測定後に表示は確保されるが
、電池消耗を軽減し、電池寿命を長くし得る電子体温計
を提供することを目的としている。

（ニ）問題点を解決するための手段 この発明の電子体温計は、所定のサンプリング周期で温
度を検出する温度測定手段と、温度測定手段で測定され
る最高値を更新記憶ずろ最高温度記憶手段と、この最高
温度を表示する表示手段とを備えるものにおいて、前記
サンプリング毎に最高値の更新がなされたか否かを判定
する更新判定手段と、この更新判定手段による否更新が
所定時間継続したことを計時するタイマ手段と、前記最
高値の更新が継続される間あるいは前記所定時間が経過
するまでは前記温度測定手段及び表示手段を駆動し、前
記所定時間後は前記温度測定手段のサンプリング動作を
停止し、表示手段のみを駆動する駆動側ｊ１１１手段と
を特徴的に備えている。

（ホ）作用 この電子体温計では、温度測定手段での体温測定が終了
し、測定温度の上昇が止まると、更新判定手段で最高値
の更新がなされないことが判定され、この更新されない
状態が所定時間ＫＩＶｃすると、温度測定手段のサンプ
リング動作が停止する。しかし、表示手段はそのまま駆
動され、表示が続行される。

（へ）実施例 以下、実施例により、この発明をさらに詳細に説明する
。

第２図は、この発明の実施例電子体温計の外観平面図で
ある。この電子体温計１は、本体部２と綿棒場の測定部
３から構成され、本体部２の表面に表示器４及びワンク
ノチ弐の電源スィッチ５が設けられており、測定部３の
先端にサーミスタ等の温度センサ６が設けられている。

第３図は、実施例電子体温計１の回路ブロック図である
。温度センサ６で体温に応じた温度が電気信号（アナロ
グ量）に変換され、所定のサンプリング周期毎にＡ／Ｄ
変換器７でデジタル値に変換されてＣＰＵ８に取込まれ
、測定温度データとしてメモリ９に記ｔαされるように
なっている。この温度センサ６、Ａ／Ｄ変換器７及びＣ
ＰＵ８で、温度測定手段１０を構成している。

ＣＰＵ８では、測定される温度の最高値を更新し、メモ
リ９に保持記侍し、体温とし′ζ表示器４に表示する。

また、ＣＰＵ８は、最高値が更新されたか否かを判定す
る機能、更新がされていない（否更新）と判定された場
合、この否更新が所定時間（例：１５秒）！いたことを
計時するタイマ機能、この所定時間の経過後は温度測定
手段のサンプリング動作を停止させ、表示のみを継続さ
せる機能等を備えている。１１は電′Ｊｇ電池である。

次に、第１図に示すフロー図により、実施例電子体温計
１のソフト構成及び動作を説明する。

先ず、スイッチ５が操作されると、ス・イノチ５のオン
立上りに応答して、電子体温計１の動作が開始され、メ
モリ９のクリア等のイニシャライズ処理がなされた〔ス
テップＳＴ（以下ＳＴという）１〕後、サンプリングタ
イム（例：１秒）の到来毎（Ｓｒ１）にＳＴ３以降の処
理を行う。

Ｓｒ１では、その時点における温度測定値Ｔ　（ｔ）が
求められる。続いて、この温度測定値Ｔ（ｔ）とそγ１
．までの最高温度Ｔｍａｘを比較し、Ｔ（ｔ）　　＞Ｔ
ｍａｘか否か判定する（Ｓｒ４）。測定者が温度センサ
６を腋の下等に装着し、測定を開始した直後であれば、
温度測定値Ｔ（ｔ）は時間りの経過とともに上昇してゆ
くので、Ｓｒ４の判定はＹＥＳとなり、今回の温度測定
値Ｔ（ｔ）を新たな最高温度Ｔｍａｘとして更新記憶す
る（Ｓｒ１）、そしてフラグＦを“０”にするとともに
タイマ１．をリセット（＝Ｏ）Ｌ　（Ｓｒ１）、Ｓｒ１
に移る。ここで使用されるフラグＦは、最高温度の更新
がなされない場合に“１”とされ、最高温度が更新され
た場合に“０”とされるものである。Ｓｒ４でＴ（ｔ）
＞Ｔｍ；＋ｘの場合Ｓこは、最高温度Ｔｍａｘはそのま
まとし、フラグＦを“１”としてＳｒ８に移る。

Ｓｒ８では、フラグＦが“ｌ”か否か、つまり今回最高
温度の更新があったか否か判定される。

現時点が測定開始直後であり、温度測定値Ｔ（ｔ）が上
昇中である場合は、時間ｔの経過とともに最高温度Ｔｍ
ａｘが更新されており、Ｓｒ１でフラグＦが“０″とさ
れているので、この判定はＮｏとなり、最高温度Ｔｍａ
ｘを体温として表示器４に表示しく５Ｔ９）、次に電源
スィッチ５が操作（オフ）されたか否か判定する（ＳＴ
ＩＯ）。そして、電源スィッチ５がオフされていないと
Ｓｒ１にリターンし、ＳＴ２〜５ＴＩＯの処理が繰返さ
れ、測定動作が継続される。

測定が進行し、温度センサ６の検知温度、つまり温度測
定値Ｔ　（ｔ）が体温に平衡すると、もはや温度測定値
Ｔ　（ｔ）はそれ以上上昇しないので、Ｓｒ１の判定が
ＮＯとなり、Ｓｒ７でフラグＦｆＪ＜ｌ″とされる。つ
まり最高温度Ｔｍａｘは更新されない。

そのためＳｒ８の判定は’Ｉ’　Ｅ　Ｓとなり、５ＴＩ
Ｉに移り、タイマｔ１に↓１を行う（ｔ＝１）。次に、
５Ｔ１２でｔｌ＝１５か否か判定されるが、当初はＮＯ
なので、Ｓ　Ｔ　９に移る。以後、時間が経過しても温
度測定値Ｔ（ｔ）は上昇しないので、従って最高温度Ｔ
ｍａｘも更新されず、以後、時間ｔの経過とともにタイ
マ１．の歩進のみが継続される（ＳＴＩＩ）、そして、
最高温度Ｔｍａｘの更新がされなくなって１５秒が経過
すると、５Ｔ１２の判定がＹＥＳとなり、温度測定手段
１０のサンプリング動作がオフされる。そのため、以後
は表示器４で表示動作のみが継続される。サンプリング
動作が停止すると、温度測定手段１０におけるスイッチ
ング動作が行われなくなり、スイッチング時に流れる電
流による電力消費がなくなるので、電池１１の電圧消耗
が太き（軽減される。

なお、測定中に温度センサ６が身体から一時的に外れ、
温度測定値Ｔ（ｔ）が一時的に下降する場合には、Ｔ　
（Ｌ）　＞　Ｔ　ｍａｘとならず、最高温度Ｔｍａｘの
更新が停止され、温度測定値Ｔ（ｔ）の下降中はタイマ
Ｌ１の歩進が続けられるが、下降を開始してから１５秒
が経過する前に温度センサ６が身体に再接触し、温度測
定値Ｔ（ｔ）がそれまでの最高温度Ｔ　ｍ　ａ　ｘを越
えると、また最高温度Ｔｍａｘの更新が始まり（Ｓｒ５
）、フラグＦ、タイマｔ、ともリセ、７トされ（Ｓｒ１
）、再び測定動作が進行する。

また、上記実施例において、温度測定手段として温度セ
ンサ、Ａ／Ｄ変換器、ｃｐｕ等を使用する場合を例に上
げたが、この発明において、温度測定手段は実施例のも
のに限定されるものではなく、周知の他の手段、例えば
サーミスタと標準抵抗を切替えて発振器に接続し、その
発振周波数比較によりデジタル温度値を出力するセンサ
等を用いてもよい。

（ト）発明の効果 この発明によれば、測定温度の最高値の更新がなくなっ
てから所定時間が経過すると、表示手段のみ駆動を′ｍ
続させ、サンプリング動作を停止させせるものであるか
ら、測定終了後、時間が経過しても表示が消去されるこ
とがないから、看護婦等が患者の体温を一括して測定で
きる上、測定狩終了はサンプリング動作を中止しており
、温度測定手段の電力消費が大幅に減少するので、電池
寿命を長くすることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例電子体温計のソフト構成
及び動作を説明するためのフロー図、第２図は、同実施
例電子体温計の外観平面図、第３図は、同実施例電子体
温計の回路ブロック図である。 ４：表示器、　　　５：電源スィッチ、６：温度センサ
、ａ　：　ｃｐｕ、 ９：メモリ、　　　ｌＯ：温度測定手段。 特許出願人　　　　　　　　立石電機株式会社（ほか１
名） 代理人　　　　　弁理士　　中　村　茂　信第２図 手続補正書（自発） １、事件の表示 昭和６１年特許願第１０２８７４号 ２、発明の名称 電子体温計 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住所　　京都市右京区花園土堂町１０番地名称　　（２
９４）立石電機株式会社 代表者　立石孝雄 （ほか１名） ４、代理人　　８６０４ 住所　　京都市中京区壬生賀陽御所町３番地の１５、補
正命令の日付 自発補正 ７、補正の内容 （１）明細書の第４頁第１７行目に、「細棒基≦とある
のを、 １細棒状」と補正する。 （２）明細書の第５頁第１４行目に、「（例：１５秒）
」とあるのを、 「（例：９００秒）」と補正する。 （３）明細書の第８頁第１行目に、こｔ＋＝１５ｊとあ
るのを、 ”＋＝９００ｊと補正する。 （４）明細書の第８頁第７行目に、「１５秒」とあるの
を、 ７９００秒どと補正する。 （５）明細書の第８頁第２０行目に、７１５秒Σとある
のを、 ７９００秒」と補正する。 （ｆ３）明細書の第９頁第１９行目に、「測定狩」とあ
るのを、 −ｃｉｊｌｌ定Ｊと補正する。 （７）図面の第１図を、別添付の通り補正する。 ８、添付書類の目録 （１）訂正図面〔第１図〕　　　　　　　　　　１通以
上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定のサンプリング周期で温度を検出する温度測
   定手段と、温度測定手段で測定される最高値を更新記憶
   する最高温度記憶手段と、この最高温度を表示する表示
   手段とを備える電子体温計において、 前記サンプリング毎に前記最高値の更新がなされたか否
   かを判定する更新判定手段と、この更新判定手段による
   否更新が所定時間継続したことを計時するタイマ手段と
   、前記最高値の更新が継続される間あるいは前記所定時
   間が経過するまでは前記温度測定手段及び表示手段を駆
   動し、前記所定時間後は前記温度測定手段のサンプリン
   グ動作を停止し、表示手段のみを駆動する駆動制御手段
   とを設けたことを特徴とする電子体温計。