JP2003106905A - 電子体温計 - Google Patents
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Landscapes
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 予測式体温計の測定時間は、測温部を生体に
接触させた後の測温部側の温度上昇特性が、生体に接触
させる前の測温部の温度などに影響されて様々な温度上
昇傾向を示し、体温の演算に有効に使えていなかったた
め短時間化は望めなかった。さらに、ヒトは衣服を着て
いるために、室温と測定部位の表面温度から単純な計算
式で深部体温を求めることができない。 【解決手段】 測温手段が生体の測定部位に接触した状
態で測定した接触温度に、測定部位に接触させる前に測
定した初期温度に応じて調整した補正量を加算すること
によって、より短時間に正確な体温を測定できるように
した。
接触させた後の測温部側の温度上昇特性が、生体に接触
させる前の測温部の温度などに影響されて様々な温度上
昇傾向を示し、体温の演算に有効に使えていなかったた
め短時間化は望めなかった。さらに、ヒトは衣服を着て
いるために、室温と測定部位の表面温度から単純な計算
式で深部体温を求めることができない。 【解決手段】 測温手段が生体の測定部位に接触した状
態で測定した接触温度に、測定部位に接触させる前に測
定した初期温度に応じて調整した補正量を加算すること
によって、より短時間に正確な体温を測定できるように
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生体の測定部位に接
触させて体温の測定する電子体温計に関する。
触させて体温の測定する電子体温計に関する。
【0002】
【従来の技術】以前から、少しでも短時間で体温測定を
行うために、いろいろな電子体温計が提案されている。
そのひとつに予測式電子体温計がある。予測式電子体温
計は、測温部を生体の測定部位に接触させて温度を上昇
させ、この温度上昇過程から熱平衡時の温度を予測す
る。この種の予測式電子体温計の一例が、特開昭58−
225323号公報に開示されている。この電子体温計
は、熱平衡時の温度と測定途中の温度との差を補正温度
として、この補正温度の時間的な変化特性を記憶させて
いる。この変化の様子は多種多様であるので、代表的な
いくつかの特性を記憶しておき、その中からひとつを選
択するようになっている。つまり、電子体温計を測定部
位に挟み続けることで測定温度は上昇するが、この測定
時間に対する温度上昇に基づいて、複数の特性からひと
つを選択して、平衡温度を求めているのである。
行うために、いろいろな電子体温計が提案されている。
そのひとつに予測式電子体温計がある。予測式電子体温
計は、測温部を生体の測定部位に接触させて温度を上昇
させ、この温度上昇過程から熱平衡時の温度を予測す
る。この種の予測式電子体温計の一例が、特開昭58−
225323号公報に開示されている。この電子体温計
は、熱平衡時の温度と測定途中の温度との差を補正温度
として、この補正温度の時間的な変化特性を記憶させて
いる。この変化の様子は多種多様であるので、代表的な
いくつかの特性を記憶しておき、その中からひとつを選
択するようになっている。つまり、電子体温計を測定部
位に挟み続けることで測定温度は上昇するが、この測定
時間に対する温度上昇に基づいて、複数の特性からひと
つを選択して、平衡温度を求めているのである。
【0003】測温部を測定部位に挟んだ後に測定される
温度上昇は、大きく分けて2つに分けられる。体温計の
プローブ部11を測定部位に挟んでから10秒未満は、
主に測温部が生体の表面温度付近まで上昇する測温部側
の応答であり、急激に温度上昇するが、予測演算する上
では意味を持たない。測温部が生体の表面温度付近まで
近づいた後は、腋下や口を閉じることによって、生体の
測定部位は深部温度まで徐々に温度上昇する。これが生
体側の応答であり、10秒以降は生体の応答が徐々に支
配的になるために、この温度上昇を予測関数に当てはめ
ていた。そして、予測式体温計の予測時間は、このよう
に、生体側の応答に基づいて予測関数を当てはめている
ため、短時間とは言うものの30秒から90秒程度を必
要としていた。
温度上昇は、大きく分けて2つに分けられる。体温計の
プローブ部11を測定部位に挟んでから10秒未満は、
主に測温部が生体の表面温度付近まで上昇する測温部側
の応答であり、急激に温度上昇するが、予測演算する上
では意味を持たない。測温部が生体の表面温度付近まで
近づいた後は、腋下や口を閉じることによって、生体の
測定部位は深部温度まで徐々に温度上昇する。これが生
体側の応答であり、10秒以降は生体の応答が徐々に支
配的になるために、この温度上昇を予測関数に当てはめ
ていた。そして、予測式体温計の予測時間は、このよう
に、生体側の応答に基づいて予測関数を当てはめている
ため、短時間とは言うものの30秒から90秒程度を必
要としていた。
【0004】また、短時間で体温測定する別の技術とし
て、非接触で温度計測することで短時間に体温測定でき
る放射体温計がある。測定部位は、鼓膜及び鼓膜周辺の
耳とするのが一般的である。この耳体温計の一例が、ポ
ムペイらによる特許公報第2,809,503号に開示
されている。それによれば、赤外線センサによって検出
される耳の表面温度は、実際には深部温度ではない。耳
の表面温度と深部温度の間には熱抵抗があり、さらに耳
の表面温度と雰囲気温度(室温)にも熱抵抗がある。こ
のことに着目して、耳の深部温度を、耳の表面温度と室
温および熱抵抗を表す定数に基づいて算出している。な
お、体温計は室内に放置されていることを前提にしてい
ることから、体温計の内部温度を室温としている。
て、非接触で温度計測することで短時間に体温測定でき
る放射体温計がある。測定部位は、鼓膜及び鼓膜周辺の
耳とするのが一般的である。この耳体温計の一例が、ポ
ムペイらによる特許公報第2,809,503号に開示
されている。それによれば、赤外線センサによって検出
される耳の表面温度は、実際には深部温度ではない。耳
の表面温度と深部温度の間には熱抵抗があり、さらに耳
の表面温度と雰囲気温度(室温)にも熱抵抗がある。こ
のことに着目して、耳の深部温度を、耳の表面温度と室
温および熱抵抗を表す定数に基づいて算出している。な
お、体温計は室内に放置されていることを前提にしてい
ることから、体温計の内部温度を室温としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の特開昭58−2
25323号公報に開示されている電子体温計の場合、
測定時間は30秒〜90秒程度を要する。しかし、この
測定時間をさらに短縮しようとすると、正確な予測がで
きなくなる。それは、測温部を測定部位に挟んだ直後の
時間は、主に測温部側の応答であり生体側の応答特性を
ほとんど含んでいないことと、また生体側の応答はゆっ
くりした応答特性なのにその一部しか観測できないこと
によって、測温部の温度変化を理想的な予測関数に当て
はめられず、誤った予測関数を用いて体温値を演算する
ことになるためである。
25323号公報に開示されている電子体温計の場合、
測定時間は30秒〜90秒程度を要する。しかし、この
測定時間をさらに短縮しようとすると、正確な予測がで
きなくなる。それは、測温部を測定部位に挟んだ直後の
時間は、主に測温部側の応答であり生体側の応答特性を
ほとんど含んでいないことと、また生体側の応答はゆっ
くりした応答特性なのにその一部しか観測できないこと
によって、測温部の温度変化を理想的な予測関数に当て
はめられず、誤った予測関数を用いて体温値を演算する
ことになるためである。
【0006】しかし、別の観点から言えば、測温部を測
定部位に挟んだ直後は、様々な温度上昇を示すために、
生体側の特性をほとんど含んでいないとして、測定部位
に挟んだ後10秒間の温度を、体温値の演算に有効に使
えていないことに問題があった。
定部位に挟んだ直後は、様々な温度上昇を示すために、
生体側の特性をほとんど含んでいないとして、測定部位
に挟んだ後10秒間の温度を、体温値の演算に有効に使
えていないことに問題があった。
【0007】測温部が様々な温度特性を示す原因とし
て、生体に接触させる前の測温部の温度の影響がある。
体温を測定する室内の温度は特定の温度に保たれていな
いため、室温に応じて体温計の測温部の温度も変わって
くる。例えば、同じ体温でも、生体に接触させる前の測
温部の温度が低い場合と高い場合とで、接触後の測温部
の温度上昇特性が異なり、測温部側の応答から生体側の
応答に切り換わる時間及び温度も影響されることにな
る。
て、生体に接触させる前の測温部の温度の影響がある。
体温を測定する室内の温度は特定の温度に保たれていな
いため、室温に応じて体温計の測温部の温度も変わって
くる。例えば、同じ体温でも、生体に接触させる前の測
温部の温度が低い場合と高い場合とで、接触後の測温部
の温度上昇特性が異なり、測温部側の応答から生体側の
応答に切り換わる時間及び温度も影響されることにな
る。
【0008】また、特許公報第2,809,503号の
放射体温計では、室内環境に露出されている耳の表面温
度を測定するという観点から、それぞれの熱抵抗を考慮
して内部温度を求めている。しかし厳密に言えば、測定
部位は鼓膜及び鼓膜周辺であり、測定部位の雰囲気は室
温と言うよりも、外耳道内の空気温度と言うべきであ
る。一般に外耳道内の温度は、室温と一致しないため
に、体温計の内部温度を雰囲気温度としたのでは、誤差
要因となってしまう。
放射体温計では、室内環境に露出されている耳の表面温
度を測定するという観点から、それぞれの熱抵抗を考慮
して内部温度を求めている。しかし厳密に言えば、測定
部位は鼓膜及び鼓膜周辺であり、測定部位の雰囲気は室
温と言うよりも、外耳道内の空気温度と言うべきであ
る。一般に外耳道内の温度は、室温と一致しないため
に、体温計の内部温度を雰囲気温度としたのでは、誤差
要因となってしまう。
【0009】さらに、非接触式の放射体温計は、接触式
の電子体温計に比べて高価であるし、ヒトは保温目的で
衣服を着ているために、腋窩体温を測定する場合には、
室温と測定部位の表面温度から単純な熱力学の計算式に
よって、深部体温を求めることができない。
の電子体温計に比べて高価であるし、ヒトは保温目的で
衣服を着ているために、腋窩体温を測定する場合には、
室温と測定部位の表面温度から単純な熱力学の計算式に
よって、深部体温を求めることができない。
【0010】本発明の目的は上記課題を解決し、測定環
境の室温がどのような場合であっても、より短時間に正
確な体温を測定できる電子体温計を提供することであ
る。
境の室温がどのような場合であっても、より短時間に正
確な体温を測定できる電子体温計を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明で用いる第1の手段は、生体の測定部位に接触
させて接触温度を測定可能な測温手段と、該接触温度と
補正量とに基づいて前記生体の体温を演算する演算手段
とを有する電子体温計において、前記測温手段を前記測
定部位に接触させる前に前記測温手段が測定した初期温
度に応じて前記補正量を調整する調整手段を設けること
である。
に本発明で用いる第1の手段は、生体の測定部位に接触
させて接触温度を測定可能な測温手段と、該接触温度と
補正量とに基づいて前記生体の体温を演算する演算手段
とを有する電子体温計において、前記測温手段を前記測
定部位に接触させる前に前記測温手段が測定した初期温
度に応じて前記補正量を調整する調整手段を設けること
である。
【0012】また第2の手段は、前記第1の手段ととも
に前記電子体温計は測定を開始させるためのスイッチを
設け、該スイッチの操作に基づいて前記初期温度を測定
することである。
に前記電子体温計は測定を開始させるためのスイッチを
設け、該スイッチの操作に基づいて前記初期温度を測定
することである。
【0013】また、第3の手段は、前記第1の手段とと
もに、生体の体温の演算に用いる接触温度は、前記測温
手段で測定した温度上昇の傾きが所定値以下になってか
ら測定した温度とすることである。
もに、生体の体温の演算に用いる接触温度は、前記測温
手段で測定した温度上昇の傾きが所定値以下になってか
ら測定した温度とすることである。
【0014】また、第4の手段は、前記第1の手段とと
もに、前記演算手段は、前記接触温度に前記補正量を加
算して前記生体の体温を演算することである。
もに、前記演算手段は、前記接触温度に前記補正量を加
算して前記生体の体温を演算することである。
【0015】また、第5の手段は、前記第1の手段とと
もに、前記調整手段は、複数の所定の補正量から前記初
期温度に応じて一つの補正量を選択することである。
もに、前記調整手段は、複数の所定の補正量から前記初
期温度に応じて一つの補正量を選択することである。
【0016】また、第6の手段は、前記第1の手段とと
もに、前記調整手段は、前記初期温度が所定温度以上の
場合には、前記補正量をゼロに設定することである。
もに、前記調整手段は、前記初期温度が所定温度以上の
場合には、前記補正量をゼロに設定することである。
【0017】また、第7の手段は、前記第1の手段とと
もに、前記所定温度を34°C以上に設定したことであ
る。
もに、前記所定温度を34°C以上に設定したことであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳述する。図1は本発明の一実施の形態による電
子体温計のブロック図、図2は本発明の一実施の形態に
よる電子体温計の外観図、図3は本発明の一実施の形態
による電子体温計のフローチャート、図4は本発明の一
実施の形態による調整手段の補正量対応表である。
形態を詳述する。図1は本発明の一実施の形態による電
子体温計のブロック図、図2は本発明の一実施の形態に
よる電子体温計の外観図、図3は本発明の一実施の形態
による電子体温計のフローチャート、図4は本発明の一
実施の形態による調整手段の補正量対応表である。
【0019】先ず、図2を用いて本発明による電子体温
計の外観図を説明する。図2において、10は接触式の
電子体温計であり、腋下などの生体の測定部位に挟み込
むプローブ部11と、本体部12から構成されている。
プローブ部11の先端には、金属製のセンサカバー20
が設けられ、さらにその内部にはサーミスタなどの温度
センサが配置されて、測温手段を構成している。
計の外観図を説明する。図2において、10は接触式の
電子体温計であり、腋下などの生体の測定部位に挟み込
むプローブ部11と、本体部12から構成されている。
プローブ部11の先端には、金属製のセンサカバー20
が設けられ、さらにその内部にはサーミスタなどの温度
センサが配置されて、測温手段を構成している。
【0020】この測温部の内部構造は図示しないが、温
度センサは、センサカバー20の内側に熱結合状態で固
定されており、さらに、センサカバー20の内部はエポ
キシ系接着剤を充填するのではなく、中空構造になって
いる。つまり、接着剤の量を減らし、測温部の熱容量を
できるだけ小さくして、できる限り測定部位の温度変化
を抑えて、速い熱応答ができるような構造になってい
る。また、本体部12は、外装ケースに被われている
が、その一部に測定を開始するためのスイッチ13と、
測定した体温値を表示する表示器14が設けられてい
る。さらに、図示されていないが、本体部12の内部に
は電気回路が配置されている。なお、プローブ部11と
本体部12の境界線は図示しないが、生体の測定部位に
挟み込まれる先端部からおよそ5cmまでをプローブ部
と呼んでいる。
度センサは、センサカバー20の内側に熱結合状態で固
定されており、さらに、センサカバー20の内部はエポ
キシ系接着剤を充填するのではなく、中空構造になって
いる。つまり、接着剤の量を減らし、測温部の熱容量を
できるだけ小さくして、できる限り測定部位の温度変化
を抑えて、速い熱応答ができるような構造になってい
る。また、本体部12は、外装ケースに被われている
が、その一部に測定を開始するためのスイッチ13と、
測定した体温値を表示する表示器14が設けられてい
る。さらに、図示されていないが、本体部12の内部に
は電気回路が配置されている。なお、プローブ部11と
本体部12の境界線は図示しないが、生体の測定部位に
挟み込まれる先端部からおよそ5cmまでをプローブ部
と呼んでいる。
【0021】次に、図2を用いて本実施の形態による電
子体温計の操作方法を説明する。操作を開始する前の状
態は、電子体温計10の電源は切れており、室内に放置
してあったものとする。また、被験者は通常生活してい
るように、適切な衣服を着ているものとする。
子体温計の操作方法を説明する。操作を開始する前の状
態は、電子体温計10の電源は切れており、室内に放置
してあったものとする。また、被験者は通常生活してい
るように、適切な衣服を着ているものとする。
【0022】まず、スイッチ13を押すと、その操作に
基づいて体温計10の電源が入り、測定を開始できる状
態となる。次に、通常の電子体温計と同じように、プロ
ーブ部11の先端のセンサカバー20を生体の測定部位
に接触させる。腋窩温度を測定する場合には、腋下にし
っかりと挟んでから5秒から10秒経過すると、ブザー
音などで測定が終了したことを知らされると共に、表示
器14には測定された体温値が表示される。腋下から電
子体温計10を取り出し、表示器14の体温値を読み取
る。最後に、スイッチ13を押して、電子体温計10の
電源を切る。
基づいて体温計10の電源が入り、測定を開始できる状
態となる。次に、通常の電子体温計と同じように、プロ
ーブ部11の先端のセンサカバー20を生体の測定部位
に接触させる。腋窩温度を測定する場合には、腋下にし
っかりと挟んでから5秒から10秒経過すると、ブザー
音などで測定が終了したことを知らされると共に、表示
器14には測定された体温値が表示される。腋下から電
子体温計10を取り出し、表示器14の体温値を読み取
る。最後に、スイッチ13を押して、電子体温計10の
電源を切る。
【0023】次に、図1を用いて本発明の実施の形態に
よる電子体温計のブロック図を説明する。電子体温計1
0は、センサーカバー20とサーミスタなどの温度セン
サとから構成される測温手段21と、電源を制御するス
イッチ13と、測定した体温値を表示する表示器14
と、さらに電気回路27とを有している。測温手段21
はプローブ部11の先端部に設けられ、スイッチ13、
表示器14、電気回路27は本体部12に設けられてい
る。
よる電子体温計のブロック図を説明する。電子体温計1
0は、センサーカバー20とサーミスタなどの温度セン
サとから構成される測温手段21と、電源を制御するス
イッチ13と、測定した体温値を表示する表示器14
と、さらに電気回路27とを有している。測温手段21
はプローブ部11の先端部に設けられ、スイッチ13、
表示器14、電気回路27は本体部12に設けられてい
る。
【0024】さらに電気回路27は、初期温度記憶手段
22、接触温度記憶手段23、調整手段24、補正量記
憶手段25、演算手段26とから構成されている。初期
温度記憶手段22は、スイッチ13の操作に基づいて、
測温手段21が測定した温度を初期温度Taとして記憶
している。また、接触温度記憶手段23は、次に説明す
る遷移温度Tc1を記憶している。
22、接触温度記憶手段23、調整手段24、補正量記
憶手段25、演算手段26とから構成されている。初期
温度記憶手段22は、スイッチ13の操作に基づいて、
測温手段21が測定した温度を初期温度Taとして記憶
している。また、接触温度記憶手段23は、次に説明す
る遷移温度Tc1を記憶している。
【0025】測温手段21を生体の測定部位に接触させ
てその状態を維持すると、測温手段21が測定する温度
は、接触させた瞬間から上昇し始め、時間が経過するに
つれて体温に近づいていく。このように、測温手段21
を生体に接触させた状態で測定した温度を接触温度Tc
とする。そして、接触温度記憶手段23は、測温手段2
1の温度上昇が急激に上昇する測温部側の熱応答から、
徐々に上昇する生体側の熱応答に遷移したことを検出す
るとともに、接触温度Tcうち、この遷移検出直後に測
温手段21が測定した温度を遷移温度Tc1として記憶
している。具体的には、接触温度記憶手段23は、測温
手段21の温度上昇の傾きが所定の条件である、0.2
°C/秒以下の条件が4秒間継続したことを検出すると
測温部側の熱応答から生体側の熱応答に遷移したと判断
し、この条件が満たされた直後に測定した温度を遷移温
度Tc1として記憶している。
てその状態を維持すると、測温手段21が測定する温度
は、接触させた瞬間から上昇し始め、時間が経過するに
つれて体温に近づいていく。このように、測温手段21
を生体に接触させた状態で測定した温度を接触温度Tc
とする。そして、接触温度記憶手段23は、測温手段2
1の温度上昇が急激に上昇する測温部側の熱応答から、
徐々に上昇する生体側の熱応答に遷移したことを検出す
るとともに、接触温度Tcうち、この遷移検出直後に測
温手段21が測定した温度を遷移温度Tc1として記憶
している。具体的には、接触温度記憶手段23は、測温
手段21の温度上昇の傾きが所定の条件である、0.2
°C/秒以下の条件が4秒間継続したことを検出すると
測温部側の熱応答から生体側の熱応答に遷移したと判断
し、この条件が満たされた直後に測定した温度を遷移温
度Tc1として記憶している。
【0026】調整手段24には、図4に示す補正量対応
表が記憶されている。そして、複数の所定の補正量から
初期温度Taに応じて、ひとつの補正量を選択してい
る。補正量記憶手段25では、このTdを記憶してい
る。
表が記憶されている。そして、複数の所定の補正量から
初期温度Taに応じて、ひとつの補正量を選択してい
る。補正量記憶手段25では、このTdを記憶してい
る。
【0027】演算手段26は、接触温度記憶手段23に
記憶された遷移温度Tc1と、補正量記憶手段25に記
憶された補正量Tdを加算して、体温値Tbを算出して
いる。そして、表示器14には体温値Tbが表示され
る。
記憶された遷移温度Tc1と、補正量記憶手段25に記
憶された補正量Tdを加算して、体温値Tbを算出して
いる。そして、表示器14には体温値Tbが表示され
る。
【0028】ここで、図4に示した補正量対応表につい
て説明する。補正量Tdは、初期温度Taに応じてひと
つ選択されるようになっている。例えば、初期温度Ta
が23°Cの場合には、初期温度Taは20°C以上2
4°C未満の区間となるので、それに応じた補正量Td
は、1.0°Cを選択する。図4の補正量対応表を使う
ことによって、初期温度Taが5°C以上40°C未満
の場合であれば、ひとつの補正量を選ぶことができる。
このように、初期温度Taに応じて複数の補正量からひ
とつの補正量Tdを選択するために、極めて簡単に補正
量を決定できる。このことによつて、プログラムROM
が大きくなく、システムクロックが遅い安価なマイクロ
コンピュータを電気回路に使用することができ、安価な
電子体温計を供給できる。
て説明する。補正量Tdは、初期温度Taに応じてひと
つ選択されるようになっている。例えば、初期温度Ta
が23°Cの場合には、初期温度Taは20°C以上2
4°C未満の区間となるので、それに応じた補正量Td
は、1.0°Cを選択する。図4の補正量対応表を使う
ことによって、初期温度Taが5°C以上40°C未満
の場合であれば、ひとつの補正量を選ぶことができる。
このように、初期温度Taに応じて複数の補正量からひ
とつの補正量Tdを選択するために、極めて簡単に補正
量を決定できる。このことによつて、プログラムROM
が大きくなく、システムクロックが遅い安価なマイクロ
コンピュータを電気回路に使用することができ、安価な
電子体温計を供給できる。
【0029】また、初期温度Taが34°C以上40°
C未満の場合には、補正量Tdはゼロに設定されてい
る。これは、誤った操作方法をしたときにも、適切な体
温値Tbを算出するためのものである。つまり、測定部
位にプローブ部11を挟んである状態で、スイッチ13
を押す場合を想定する。初期温度Taは室温を測ること
はできず、測定部位の温度を測っていることになる。こ
の場合には、体温値Tbを求めるために、加算演算する
必要がないので、補正量Tdはゼロに設定している。ま
た、34°C以上の室温環境では、補正量Tdをゼロと
することで、正しい体温値を求めることができることを
臨床実験によって確認している。このように初期温度T
aが34°C以上の場合は、補正量Tdをゼロに設定し
ているために、操作方法を誤って測定部位にプローブ部
11を挟んである状態でスイッチ13を押した場合で
も、正しい体温値Tbを演算して表示することができ
る。
C未満の場合には、補正量Tdはゼロに設定されてい
る。これは、誤った操作方法をしたときにも、適切な体
温値Tbを算出するためのものである。つまり、測定部
位にプローブ部11を挟んである状態で、スイッチ13
を押す場合を想定する。初期温度Taは室温を測ること
はできず、測定部位の温度を測っていることになる。こ
の場合には、体温値Tbを求めるために、加算演算する
必要がないので、補正量Tdはゼロに設定している。ま
た、34°C以上の室温環境では、補正量Tdをゼロと
することで、正しい体温値を求めることができることを
臨床実験によって確認している。このように初期温度T
aが34°C以上の場合は、補正量Tdをゼロに設定し
ているために、操作方法を誤って測定部位にプローブ部
11を挟んである状態でスイッチ13を押した場合で
も、正しい体温値Tbを演算して表示することができ
る。
【0030】図1と図3を用いて本実施の形態の電子体
温計における動作を説明する。図3において“S1”か
ら“S9”は各処理のステップを示す記号である。先
ず、図3のS1では、電子体温計10の電源を入れるた
めにスイッチ13を押す。この操作に基づいて、電子体
温計10は電源が入り次の処理を開始する。
温計における動作を説明する。図3において“S1”か
ら“S9”は各処理のステップを示す記号である。先
ず、図3のS1では、電子体温計10の電源を入れるた
めにスイッチ13を押す。この操作に基づいて、電子体
温計10は電源が入り次の処理を開始する。
【0031】S2では、測温手段21が初期温度Taを
測定する。電子体温計10は、操作前には室内に放置さ
れていたので、初期温度Taは室温を測定したことにな
る。このように、スイッチ13の操作に基づいて、電源
が入ると共に初期温度Taを自動的に測定するために、
使用者は初期温度を測定するためだけの特別操作は不要
である。また、測定部位に挟む前にスイッチを押すこと
は、一般的な操作方法であることから、誤操作が起りに
くい。前記ステップS2はスイッチ13の操作の直後で
あっても良いし、適当な時間(例えば回路動作が安定す
るまでの時間)の経過後で有っても良い。
測定する。電子体温計10は、操作前には室内に放置さ
れていたので、初期温度Taは室温を測定したことにな
る。このように、スイッチ13の操作に基づいて、電源
が入ると共に初期温度Taを自動的に測定するために、
使用者は初期温度を測定するためだけの特別操作は不要
である。また、測定部位に挟む前にスイッチを押すこと
は、一般的な操作方法であることから、誤操作が起りに
くい。前記ステップS2はスイッチ13の操作の直後で
あっても良いし、適当な時間(例えば回路動作が安定す
るまでの時間)の経過後で有っても良い。
【0032】S3では、プローブ部11を生体の測定部
位である腋下に挟み込む。測温手段21が生体の測定部
位に接触することで、測温手段21の温度は急激に温度
上昇する。つまり、生体の測定部位に接触する前には、
室温であった測温手段21の温度が、接触することによ
って、測定部位の表面温度とほぼ等しくなるように急激
に温度上昇する。
位である腋下に挟み込む。測温手段21が生体の測定部
位に接触することで、測温手段21の温度は急激に温度
上昇する。つまり、生体の測定部位に接触する前には、
室温であった測温手段21の温度が、接触することによ
って、測定部位の表面温度とほぼ等しくなるように急激
に温度上昇する。
【0033】S4では、接触温度記憶手段23が、前述
の測温手段21が測定した温度上昇の傾きが所定の条件
である、0.2°C/秒以下の条件が4秒間継続して満
たされたか否かを検出し、満たされた場合にはその直後
に測温手段21が測定した遷移温度Tc1を記憶する。
の測温手段21が測定した温度上昇の傾きが所定の条件
である、0.2°C/秒以下の条件が4秒間継続して満
たされたか否かを検出し、満たされた場合にはその直後
に測温手段21が測定した遷移温度Tc1を記憶する。
【0034】図4に示す補正量設定表は、調整手段24
に記憶されているが、S5では図4に基づいて、予め定
められた複数の補正量から、初期温度Taに応じてひと
つの補正量Tdを、テーブル・ルックアップ方式で選択
する。この補正量設定表は、冷えたプローブ部11が測
定部位に接触すると、測定部位の温度は影響を受けて、
若干であるが冷却されるが、それを考慮して補正量が設
定されている。また、測定部位の腋下は衣服に被われた
部位であり、通常の生活環境での衣服内温度は32°C
前後になっていると言われており、このことも考慮され
ている。
に記憶されているが、S5では図4に基づいて、予め定
められた複数の補正量から、初期温度Taに応じてひと
つの補正量Tdを、テーブル・ルックアップ方式で選択
する。この補正量設定表は、冷えたプローブ部11が測
定部位に接触すると、測定部位の温度は影響を受けて、
若干であるが冷却されるが、それを考慮して補正量が設
定されている。また、測定部位の腋下は衣服に被われた
部位であり、通常の生活環境での衣服内温度は32°C
前後になっていると言われており、このことも考慮され
ている。
【0035】S6では、演算手段26によって、遷移温
度Tc1と補正量Tdから、体温値Tbを加算演算して
求める。 Tb=Tc1+Td このように、遷移温度Tc1に補正量Tdを加算する極
めて単純な演算で体温値Tbを求めることができる。こ
のことによって、演算プログラムを簡単にすることがで
き、また、体温値を演算する処理時間を短くすることも
できる。また、プログラムROMが大きくなく、システ
ムクロックが遅い安価なマイクロコンピュータを電気回
路に使用することができ、安価な電子体温計を供給でき
る効果もある。
度Tc1と補正量Tdから、体温値Tbを加算演算して
求める。 Tb=Tc1+Td このように、遷移温度Tc1に補正量Tdを加算する極
めて単純な演算で体温値Tbを求めることができる。こ
のことによって、演算プログラムを簡単にすることがで
き、また、体温値を演算する処理時間を短くすることも
できる。また、プログラムROMが大きくなく、システ
ムクロックが遅い安価なマイクロコンピュータを電気回
路に使用することができ、安価な電子体温計を供給でき
る効果もある。
【0036】S7では、表示器14に体温値Tbを表示
すると共に、ブザー音で測定が終了したことを被験者に
知らせる。
すると共に、ブザー音で測定が終了したことを被験者に
知らせる。
【0037】S8では、腋下に挟んでいた電子体温計1
0を取出して、体温値Tbを読み取る。その後、S9で
は、スイッチ13を押して、電子体温計10の電源を切
る。
0を取出して、体温値Tbを読み取る。その後、S9で
は、スイッチ13を押して、電子体温計10の電源を切
る。
【0038】以上が図1と図3を用いた本実施の形態に
よる電子体温計の動作説明であるが、例えば、S4の処
理において遷移条件を、0.2°C/秒以下の温度上昇
が4秒間継続すること、すなわち、温度上昇の傾きが穏
やかになったことを検出したが、プローブ部11の先端
である測温部の熱応答時間に着目して、生体の測定部位
に挟んでからの経過時間、例えば6秒と設定することも
できる。さらに、この遷移条件を検出した直後に測定手
段21が測定した温度を遷移温度Tc1としたが、この
遷移条件を満たすまでの測定手段21の最高温度を遷移
温度Tc1としても良い。このようにすることによっ
て、電子体温計の測温部が生体の測定部位から少しずれ
たときにも対応することができる。
よる電子体温計の動作説明であるが、例えば、S4の処
理において遷移条件を、0.2°C/秒以下の温度上昇
が4秒間継続すること、すなわち、温度上昇の傾きが穏
やかになったことを検出したが、プローブ部11の先端
である測温部の熱応答時間に着目して、生体の測定部位
に挟んでからの経過時間、例えば6秒と設定することも
できる。さらに、この遷移条件を検出した直後に測定手
段21が測定した温度を遷移温度Tc1としたが、この
遷移条件を満たすまでの測定手段21の最高温度を遷移
温度Tc1としても良い。このようにすることによっ
て、電子体温計の測温部が生体の測定部位から少しずれ
たときにも対応することができる。
【0039】本実施の形態では、スイッチ13を押す操
作に同期して、電源が入り測温手段21の温度を初期温
度Taとして測定しているが、測温手段21の経時的な
温度変化を記憶できる構成の電子体温計ならば、測定部
位に挟む直前の測温手段21の温度を、初期温度Taと
することもできる。
作に同期して、電源が入り測温手段21の温度を初期温
度Taとして測定しているが、測温手段21の経時的な
温度変化を記憶できる構成の電子体温計ならば、測定部
位に挟む直前の測温手段21の温度を、初期温度Taと
することもできる。
【0040】本実施の形態では、S5の処理において補
正量Tdを初期温度Taからテーブル・ルックアップ方
式で求めたが、補正量Tdを初期温度Taと遷移温度T
c1の差に基づいて求めても良い。また、演算手段26
は、遷移温度Tc1と補正量Tdの単純な加算演算をし
たが、遷移温度Tc1と初期温度Taの差を演算式に盛
り込んでも良い。さらに、補正量Tdを初期温度Taの
方程式として、算出して求めても良い。
正量Tdを初期温度Taからテーブル・ルックアップ方
式で求めたが、補正量Tdを初期温度Taと遷移温度T
c1の差に基づいて求めても良い。また、演算手段26
は、遷移温度Tc1と補正量Tdの単純な加算演算をし
たが、遷移温度Tc1と初期温度Taの差を演算式に盛
り込んでも良い。さらに、補正量Tdを初期温度Taの
方程式として、算出して求めても良い。
【0041】本実施の形態では、測定開始前のプローブ
部11の初期温度Taは、測定部位の表面温度と異なる
ために、生体の測定部位にプローブ部11が接触するこ
とで、測定部位の温度はプローブ部11の初期温度Ta
の影響を受け、遷移温度Tc1も影響を受けてしまう。
そのために補正量設定表では、初期温度Taに応じて補
正量Tdを設定した。しかしこれに限るものではなく、
測温部の温度が室温に影響されないように、測温部にヒ
ーターなど温度制御機構を備えて、生体に接触する測温
部の温度を一定に保つようにしても良い。このようにす
ることによって、補正量設定表を単純にすることができ
る。ただし、この場合に室温を測定するときは、ヒータ
ーの温度制御前に測定する。
部11の初期温度Taは、測定部位の表面温度と異なる
ために、生体の測定部位にプローブ部11が接触するこ
とで、測定部位の温度はプローブ部11の初期温度Ta
の影響を受け、遷移温度Tc1も影響を受けてしまう。
そのために補正量設定表では、初期温度Taに応じて補
正量Tdを設定した。しかしこれに限るものではなく、
測温部の温度が室温に影響されないように、測温部にヒ
ーターなど温度制御機構を備えて、生体に接触する測温
部の温度を一定に保つようにしても良い。このようにす
ることによって、補正量設定表を単純にすることができ
る。ただし、この場合に室温を測定するときは、ヒータ
ーの温度制御前に測定する。
【0042】図3に示したフローは一実施形態であっ
て、各ステップの位置を部分的に変更しても良い。例え
ばステップS5はステップS2の直後に行っても良い。
また、本発明は、体温の計測開始前のセンサー温度を前
記補正量Tdの決定に利用する事により短時間に正確な
体温を求めるものであるが、計測操作が長時間に渡って
行われるときは、前記補正量Tdを変化させても良い。
て、各ステップの位置を部分的に変更しても良い。例え
ばステップS5はステップS2の直後に行っても良い。
また、本発明は、体温の計測開始前のセンサー温度を前
記補正量Tdの決定に利用する事により短時間に正確な
体温を求めるものであるが、計測操作が長時間に渡って
行われるときは、前記補正量Tdを変化させても良い。
【0043】この場合は、従来から電子体温計に用いら
れているように、所定時間経過毎に徐々に値が小さくな
るように設定された補正量を接触温度Tcに加算して体
温を演算すると良い。例えば、図4に示した補正量対応
表の補正量Tdの値において、「15℃以上20℃未
満」場合の補正量Tdの値を1.2℃,1.0℃,0.
9℃,0.8℃・・・というように複数用意しておく。
そして、S5の処理では前述のように補正量Tdとして
1.2℃を選択し、その後、4秒経過する毎に測定した
接触温度Tcに、補正量Tcとして1.0℃(4秒
後),0.9℃(8秒後),0.8℃(12秒後)を加
算して体温を演算すると良い。
れているように、所定時間経過毎に徐々に値が小さくな
るように設定された補正量を接触温度Tcに加算して体
温を演算すると良い。例えば、図4に示した補正量対応
表の補正量Tdの値において、「15℃以上20℃未
満」場合の補正量Tdの値を1.2℃,1.0℃,0.
9℃,0.8℃・・・というように複数用意しておく。
そして、S5の処理では前述のように補正量Tdとして
1.2℃を選択し、その後、4秒経過する毎に測定した
接触温度Tcに、補正量Tcとして1.0℃(4秒
後),0.9℃(8秒後),0.8℃(12秒後)を加
算して体温を演算すると良い。
【0044】このように測定時間を延長することによっ
て、一般的に補正量Tdは小さくなり体温値Tbの信頼
性は向上する。また、体温値Tbの表示が切り換わる時
間経過毎に、ブザー音を鳴らしても良い。このようにす
ることによって、被測定者は経過時間を知ることができ
るために、信頼性を上げた測定をすることができる。
て、一般的に補正量Tdは小さくなり体温値Tbの信頼
性は向上する。また、体温値Tbの表示が切り換わる時
間経過毎に、ブザー音を鳴らしても良い。このようにす
ることによって、被測定者は経過時間を知ることができ
るために、信頼性を上げた測定をすることができる。
【0045】さらに測定時間を延長して電子体温計を挟
み続けると、実測式に切り換わるようにしても良い。例
えば、腋下に電子体温計を挟んで測定開始した後、補正
量Tdを加算した体温値Tbを表示する補正演算式とな
るが、5分が経過すると補正量の加算をしない実測値表
示に切り換わるようにしても良い。また、補正演算式を
用いて体温を求めている間では4秒の時間経過毎にブザ
ー音が鳴るが、実測値表示する場合はブザー音が鳴らな
いようにしても良い。このようにすることによって、ブ
ザー音の有無で表示体温が補正演算式によるものか実測
によるものかを知ることができる。
み続けると、実測式に切り換わるようにしても良い。例
えば、腋下に電子体温計を挟んで測定開始した後、補正
量Tdを加算した体温値Tbを表示する補正演算式とな
るが、5分が経過すると補正量の加算をしない実測値表
示に切り換わるようにしても良い。また、補正演算式を
用いて体温を求めている間では4秒の時間経過毎にブザ
ー音が鳴るが、実測値表示する場合はブザー音が鳴らな
いようにしても良い。このようにすることによって、ブ
ザー音の有無で表示体温が補正演算式によるものか実測
によるものかを知ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
測温手段を測定部位に接触させる前に、測温手段の温度
を初期温度として測定しておき、その初期温度に応じて
補正量を調整している。そのために、生体に接触させる
前の測温手段の温度が室温によって変化することによ
り、生体に接触させた後の温度上昇特性が変わるが、そ
れを考慮した補正量を選択することができる。このこと
によって、短時間の内に正確な体温を演算により求め、
表示することができる効果がある。
測温手段を測定部位に接触させる前に、測温手段の温度
を初期温度として測定しておき、その初期温度に応じて
補正量を調整している。そのために、生体に接触させる
前の測温手段の温度が室温によって変化することによ
り、生体に接触させた後の温度上昇特性が変わるが、そ
れを考慮した補正量を選択することができる。このこと
によって、短時間の内に正確な体温を演算により求め、
表示することができる効果がある。
【図1】本発明の実施の形態による電子体温計のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明の実施の形態による電子体温計の外観図
である。
である。
【図3】本発明の実施の形態による電子体温計のフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】本発明の一実施の形態による調整手段の補正量
対応表である。
対応表である。
10 電子体温計
13 スイッチ
14 表示器
21 測温手段
22 初期温度記憶手段
23 接触温度記憶手段
24 調整手段
25 補正量記憶手段
26 演算手段
Ta 初期温度
Tb 体温値
Tc 接触温度
Td 補正温度
Claims (7)
- 【請求項1】 生体の測定部位に接触させて接触温度を
測定可能な測温手段と、該接触温度と補正量とに基づい
て前記生体の体温を演算する演算手段とを有する電子体
温計において、 前記測温手段を前記測定部位に接触させる前に前記測温
手段が測定した初期温度に応じて前記補正量を調整する
調整手段を設けたことを特徴とする電子体温計。 - 【請求項2】 前記電子体温計は測定を開始させるため
のスイッチを有し、該スイッチの操作に基づいて前記初
期温度を測定することを特徴とする請求項1に記載の電
子体温計。 - 【請求項3】 前記生体の体温の演算に用いる接触温度
は、前記測温手段で測定した温度上昇の傾きが所定値以
下になってから測定した温度であることを特徴とする請
求項1に記載の電子体温計。 - 【請求項4】 前記演算手段は、前記接触温度に前記補
正量を加算して前記生体の体温を演算することを特徴と
する請求項1に記載の電子体温計。 - 【請求項5】 前記調整手段は、複数の所定の補正量か
ら前記初期温度に応じて一つの補正量を選択することを
特徴とする請求項1に記載の電子体温計。 - 【請求項6】 前記調整手段は、前記初期温度が所定温
度以上の場合には、前記補正量をゼロに設定することを
特徴とする請求項1に記載の電子体温計。 - 【請求項7】 前記所定温度を34°C以上に設定した
ことを特徴とする請求項6に記載の電子体温計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001298770A JP2003106905A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 電子体温計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001298770A JP2003106905A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 電子体温計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003106905A true JP2003106905A (ja) | 2003-04-09 |
Family
ID=19119621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001298770A Pending JP2003106905A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 電子体温計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003106905A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008502903A (ja) * | 2004-06-18 | 2008-01-31 | アドヴァンスト・モニターズ・コーポレーション | 医療用ボディコア温度計 |
| KR20210121356A (ko) * | 2020-03-27 | 2021-10-08 | 한국전자기술연구원 | 유연 온도 센서 모듈 |
| KR20210121361A (ko) * | 2020-03-27 | 2021-10-08 | 한국전자기술연구원 | 유연 온도 센서 모듈 |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001298770A patent/JP2003106905A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008502903A (ja) * | 2004-06-18 | 2008-01-31 | アドヴァンスト・モニターズ・コーポレーション | 医療用ボディコア温度計 |
| JP4824020B2 (ja) * | 2004-06-18 | 2011-11-24 | アドヴァンスト・モニターズ・コーポレーション | 医療用ボディコア温度計 |
| KR20210121356A (ko) * | 2020-03-27 | 2021-10-08 | 한국전자기술연구원 | 유연 온도 센서 모듈 |
| KR20210121361A (ko) * | 2020-03-27 | 2021-10-08 | 한국전자기술연구원 | 유연 온도 센서 모듈 |
| KR102381719B1 (ko) | 2020-03-27 | 2022-04-04 | 한국전자기술연구원 | 유연 온도 센서 모듈 |
| KR102382756B1 (ko) * | 2020-03-27 | 2022-04-06 | 한국전자기술연구원 | 유연 온도 센서 모듈 |
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