JPH03245717A - ディジタル形保護継電器の利得調整方法 - Google Patents

ディジタル形保護継電器の利得調整方法

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JPH03245717A
JPH03245717A JP2043669A JP4366990A JPH03245717A JP H03245717 A JPH03245717 A JP H03245717A JP 2043669 A JP2043669 A JP 2043669A JP 4366990 A JP4366990 A JP 4366990A JP H03245717 A JPH03245717 A JP H03245717A
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JP
Japan
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digital
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JP2043669A
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Inventor
Koji Konno
昆野 康二
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電力系統を保護するディジタル形保護継電器
における利得調整方法に関する。
(従来の技術) 第3図は、ディジタル形保護継電器の概略的な構成を示
している。図において、10は電力系統の電圧入力や電
流入力が加えられる計器用変圧器や変流器等の入力変換
器、20は系統入力に含まれる高調波成分や直流分を除
去し、がっサンプリングに伴う折返し誤差を除去するた
めのローパスフィルタ等のアナログフィルタ、30はサ
ンプルホールド回路、40はマルチプレクサ、50はA
/D変換器、60は保護演算を行なって遮断器のトリッ
プ指令等を出力するマイクロプロセッサである。
このように構成された従来のディジタル形保A継電器に
おいてはその動作精度を確保するために、入力変換器1
0やアナログフィルタ20、A / i)変換器50等
の利得誤差を調整する必要があるが、従来では各々に取
付けた可変抵抗等を人手により調節して上記利得誤差の
調整を行なっていた。
(発明が解決しようとする課題) このため、保護継電器の製作時や部品の交換時には必ず
上記調整作業が必要となるため、極めて煩雑であるとい
う問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
その目的とするところは、製作時や部品交換時における
人為的な調整作業及び調整用の可変抵抗等の部品を不要
にし、労力やコストの低減を可能にしたディジタル形保
護継電器の利得調整方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は電圧または電流入力
が加えられる入力変換器と、この入力変換器の出力側に
接続されたアナログフィルタ及びA/D変換器と、この
A/D変換器の出力に基づいてディジタルフィルタ処理
及び保護演算を実行するマイクロプロセッサとを備えた
ディジタル形保護継電器において、前記マイクロプロセ
ッサは、利得調整時に、前記入力変換器に加えられた調
整入力を前記アナログフィルタ及びA/D変換器を介し
て内部に取り込み、その時の出力に応じてディジタルフ
ィルタ処理のフィルタ係数を補正する利得補正係数を算
出すると共に、この利得補正係数により補正された前記
フィルタ係数を記憶する利得調整用プログラムを実行し
、通常運転時に、補正後の前記フィルタ係数を用いてデ
ィジタルフィルタ処理を行なうことにより、前記入力変
換器、アナログフィルタ及びA/D変換器の利得調整を
行なうものである。
(作用) 本発明によれば、必要に応じてマイクロプロセッサが利
得調整用プログラムを実行することにより、その時に使
用されている入力変換器、アナログフィルタ及びA、 
/ D変換器の特性に応じた利得補正係数が算出され、
これに応じてフィルタ係数が補正される。そして、保護
継電器の通常運転時には、ディジタルフィルタ処理が上
記補正後のフィルタ係数を用いて行なわ九る。
このため、入力変換器、アナログフィルタ、A/D変換
器の部品交換等により、その前後においてそれぞ九の利
得に誤差が生じたとしても、利得調整用プログラムの実
行によってフィルタ係数が補正されてディジタルフィル
タ処理が行なわれるため、上記利得誤差が自動的に調整
されることになる。
(実施例) 以下、図に沿って本発明の一実施例を説明する。
第1図は、この実施例が適用されるディジタル形保護継
電器の概略的な構成を示しており、第3図と同一の構成
要素には同一の符号を付して詳述を省略し、以下、異な
る部分を中心に説明する。
第1図において、系統入力が加えられる入力変換器11
には予め決められた値の調整入力(交流量)が入力可能
となっており、この調整入力は入力変換器11により適
宜なレベルに変換された後、アナログフィルタ21及び
A/D変換器51を介してマイクロプロセッサ61に入
力されている。このマイクロプロセッサ61には1通常
運転時と利得調整時とで実行するプログラムが切り換わ
るような切換スイッチ70が設けられている。
ここで、マイクロプロセッサ61は、入力量の秋演算等
の結果生じる高調波成分をソフトウェア処理によって除
去するディジタルフィルタ機能を備えている。このディ
ジタルフィルタの人出方特性は、一般に以下の(1)式
によって表すことができる。
なお、この(1)式において、am、bnはフィルタ係
数、Xはディジタルフィルタの入力、Yはディジタルフ
ィルタの出力であり、Y k−n 、 X k−mは各
サンプリングにおける5回9m回前の値をそれぞれ示し
ている。
ここで、am、bnは定数であるが、この実施例ではa
m、bnに後述する利得補正係数Kを乗してam、 b
 nを補正し、これらの補正後のam’ 、bnを用い
てディジタルフィルタ処理を行なうことによって入力変
換器11やアナログフィルタ21.A、/D変換器51
の利得誤差を調整するものである。具体的には、利得誤
差の調整時にマイクロプロセッサ61に接続された切換
スイッチ70を「調整時」側に切り換え、マイクロプロ
セッサ61に利得調整用プログラムを実行させる。
このプログラムでは、まず入力変換器11に入力される
予め決められた調整入力に対して実際の出力がいくらか
を検出し、その結果に基づいて利得補正係数Kを計算す
る。そして、第2図に示すようにもとのフィルタ係数a
 m(m = 0−M)、 b n(n1〜N)に上記
利得補正係数Kを乗じて補正後の係数am′(=KXa
m)、bn′(=KXbn)を求め、これらをメモリに
記憶しておく。
ディジタル形保護継電器を実際に運転する場合には、前
記切換スイッチ70を「運転時」側に切り換えると共に
、マイクロプロセッサ61によるディジタルフィルタ処
理に当たってはフィルタ係数として補正後のam’、b
n’を用いて演算を行なうことにより、利得調整を同時
に実行する。
こうすることにより、マイクロプロセッサ61では、常
に現在使用している入力変換器】1.アナログフィルタ
21及びA/D変換器51の特性に応じた利得補正係数
am’、bn′を用いてディジタルフィルタ処理を行な
うことになる。よって保護継電器の製作時や部品を交換
した際にも、利得調整用プログラムの実行によって最適
のフィルタ係数を用いたディジタルフィルタ処理を自動
的に行なうことができるものである。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、人力変換器、アナログフ
ィルタ及びA/D変換器の利得誤差を、マイクロプロセ
ッサにおける利得調整用プログラムの実行及びディジタ
ルフィルタ処理によって調整するものであるから、従来
のように調整用の可変抵抗等を個別に設ける必要がなく
、また、調整時の煩雑な手間が解消されるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例が適用されるディジタル形保
護継電器の概略的な構成図、第2図はフィルタ係数の補
正処理を示す図、第3図は一般的なディジタル形保護継
電器の概略的な構成図である。 入力変換器    21・・アナログフィルタサンプル
ホールド回路 マルチプレクサ  51・・・A/D変換器マイクロプ
ロセッサ 切換スイッチ 特許畠願人   富士電機株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電圧または電流入力が加えられる入力変換器と、この入
    力変換器の出力側に接続されたアナログフィルタ及びA
    /D変換器と、このA/D変換器の出力に基づいてディ
    ジタルフィルタ処理及び保護演算を実行するマイクロプ
    ロセッサとを備えたディジタル形保護継電器において、 前記マイクロプロセッサは、利得調整時に、前記入力変
    換器に加えられた調整入力を前記アナログフィルタ及び
    A/D変換器を介して内部に取り込み、その時の出力に
    応じてディジタルフィルタ処理のフィルタ係数を補正す
    る利得補正係数を算出すると共に、この利得補正係数に
    より補正された前記フィルタ係数を記憶する利得調整用
    プログラムを実行し、通常運転時に、補正後の前記フィ
    ルタ係数を用いてディジタルフィルタ処理を行なうこと
    により、前記入力変換器、アナログフィルタ及びA/D
    変換器の利得調整を行なうことを特徴とするディジタル
    形保護継電器の利得調整方法。
JP2043669A 1990-02-23 1990-02-23 ディジタル形保護継電器の利得調整方法 Pending JPH03245717A (ja)

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