JPH0324390B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0324390B2 JPH0324390B2 JP59183641A JP18364184A JPH0324390B2 JP H0324390 B2 JPH0324390 B2 JP H0324390B2 JP 59183641 A JP59183641 A JP 59183641A JP 18364184 A JP18364184 A JP 18364184A JP H0324390 B2 JPH0324390 B2 JP H0324390B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- absorbing material
- vehicle
- sound absorbing
- sheet
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/08—Insulating elements, e.g. for sound insulation
- B60R13/0815—Acoustic or thermal insulation of passenger compartments
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
- B60R13/0212—Roof or head liners
- B60R13/0225—Roof or head liners self supporting head liners
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は車室内の吸音構造に係り特に、多孔質
の吸音材を車体パネルから離間して配設してなる
車室内の吸音構造に関する。
の吸音材を車体パネルから離間して配設してなる
車室内の吸音構造に関する。
従来、車室内の天井、壁部等に配設され、音を
吸収するための吸音構造としては、第6図及び第
7図に示すものがある。これは、車室のルーフの
構造であつて、この例にあつては、ルーフパネル
1の内側にルーフパネル1から離間させて、成形
天井として形成した吸音材2を配設したものであ
る。この吸音材としては、第7図に示すように基
材3としてダンボールや、多孔質材料等の通気性
を有する材質を使用し、車室内側表面を不織布4
で覆つたものが用いられている。(自動車技術会
発行「新編自動車工学便覧<第6編>参照) 従つてこの吸音構造によれば、吸音材2の裏側
にはルーフパネル1との間に空気室5が形成され
ているため、吸音性能を向上させ車室内の静粛性
を保つことができる。
吸収するための吸音構造としては、第6図及び第
7図に示すものがある。これは、車室のルーフの
構造であつて、この例にあつては、ルーフパネル
1の内側にルーフパネル1から離間させて、成形
天井として形成した吸音材2を配設したものであ
る。この吸音材としては、第7図に示すように基
材3としてダンボールや、多孔質材料等の通気性
を有する材質を使用し、車室内側表面を不織布4
で覆つたものが用いられている。(自動車技術会
発行「新編自動車工学便覧<第6編>参照) 従つてこの吸音構造によれば、吸音材2の裏側
にはルーフパネル1との間に空気室5が形成され
ているため、吸音性能を向上させ車室内の静粛性
を保つことができる。
上記吸音構造にあつては、車両走行時の負圧等
により車室内の空気は、吸音材2を通り、空気室
5を経て、車室外に排出されるため、結果的に吸
音材2は、フイルタとして作用し、車室内空気中
の塵埃が吸音材2に附着して、吸音材2が汚れ、
外観品質が低下することとなる。
により車室内の空気は、吸音材2を通り、空気室
5を経て、車室外に排出されるため、結果的に吸
音材2は、フイルタとして作用し、車室内空気中
の塵埃が吸音材2に附着して、吸音材2が汚れ、
外観品質が低下することとなる。
本発明は、車室内の吸音構造において、車体を
構成するパネルの内側にこのパネルと離間して多
孔質の吸音材を設けると共に、この吸音材とパネ
ルとの間に、周縁部を吸音材に接合する一方、非
接合部分において吸音材と離間するよう気密性を
有するシートを配設して、吸音材とシートとの間
に車室外に対して気密状態とした空気室を形成し
たことを上記問題解決のための手段とする。
構成するパネルの内側にこのパネルと離間して多
孔質の吸音材を設けると共に、この吸音材とパネ
ルとの間に、周縁部を吸音材に接合する一方、非
接合部分において吸音材と離間するよう気密性を
有するシートを配設して、吸音材とシートとの間
に車室外に対して気密状態とした空気室を形成し
たことを上記問題解決のための手段とする。
吸音材の裏側にはシートによつて形成された空
気室が存在するから、騒音は効果的に吸収される
と共に車室内の空気は、シートに密封され車室外
に流出することはなく、汚れが発生しない。
気室が存在するから、騒音は効果的に吸収される
と共に車室内の空気は、シートに密封され車室外
に流出することはなく、汚れが発生しない。
〔実施例〕
以下本発明に係る車室内の吸音構造の実施例を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は本発明に係る車室内の吸音
構造の第1の実施例を示すものである。本実施例
においては、従来と同様に車両のルーフに本実施
例を適用した場合について説明する。図において
10はルーフパネル、11は吸音材を示してい
る。吸音材11は、従来と同様に多孔質材の基板
12に不織布の表皮13を貼着したものであり、
全体として、天井の形状に成形されている。この
吸音材11とルーフパネル10との間には、通気
性のないシート14が全面にわたり配置されてい
る。このシート14は例えば合成樹脂で形成され
ており、周縁部において、吸音材14とルーフパ
ネル10とに挾まれ固定されている他、金属線条
で形成された枠組15でルーフパネル10に押圧
されており、吸音材11とシート14との間に車
室外に対して気密状態とした空気室16が形成さ
れている。
構造の第1の実施例を示すものである。本実施例
においては、従来と同様に車両のルーフに本実施
例を適用した場合について説明する。図において
10はルーフパネル、11は吸音材を示してい
る。吸音材11は、従来と同様に多孔質材の基板
12に不織布の表皮13を貼着したものであり、
全体として、天井の形状に成形されている。この
吸音材11とルーフパネル10との間には、通気
性のないシート14が全面にわたり配置されてい
る。このシート14は例えば合成樹脂で形成され
ており、周縁部において、吸音材14とルーフパ
ネル10とに挾まれ固定されている他、金属線条
で形成された枠組15でルーフパネル10に押圧
されており、吸音材11とシート14との間に車
室外に対して気密状態とした空気室16が形成さ
れている。
従つて、本実施例によれば、吸音材11の裏面
には空気室16が形成されているから、吸音効果
は充分なものとなる他空気室16はシート14で
車室外に対して気密状態となつているから、車室
内の空気は従来のようには車室外に流出せず、吸
音材が汚れることはない。
には空気室16が形成されているから、吸音効果
は充分なものとなる他空気室16はシート14で
車室外に対して気密状態となつているから、車室
内の空気は従来のようには車室外に流出せず、吸
音材が汚れることはない。
第3図はこの実施例による吸音効果を確認する
ために行なつた実験の結果を示すものであつて、
は空気層なしの場合、は空気層のみ即ち気密
性シートのない従来のの吸音構造、は本実施例
を適用した車両の100Km/h走行時の車室内騒音
を示すものである。この結果より吸音効果は従来
で示した吸音構造と略同一であることが確認でき
る。
ために行なつた実験の結果を示すものであつて、
は空気層なしの場合、は空気層のみ即ち気密
性シートのない従来のの吸音構造、は本実施例
を適用した車両の100Km/h走行時の車室内騒音
を示すものである。この結果より吸音効果は従来
で示した吸音構造と略同一であることが確認でき
る。
第4図及び第5図は本発明に係る車室内の防音
構造の第2の実施例を示している。本実施例にお
いては、シート22は、その周縁を吸音材21に
接着されているが他の部分は、弛みを有する状態
で取り付けられており第1の実施例の如き枠組は
設けられていない。
構造の第2の実施例を示している。本実施例にお
いては、シート22は、その周縁を吸音材21に
接着されているが他の部分は、弛みを有する状態
で取り付けられており第1の実施例の如き枠組は
設けられていない。
従つて、本実施例によれば、シート22は、車
両の走行による負正や換気ブロアーの圧力で第5
図に示すように上方に膨らみ吸音材21の裏側に
車室外に対して気密状態の空気室23を形成する
こととなり、第1の実施例と同様の効果を有する
他、構造が単純である分製造コストを低減でき
る。
両の走行による負正や換気ブロアーの圧力で第5
図に示すように上方に膨らみ吸音材21の裏側に
車室外に対して気密状態の空気室23を形成する
こととなり、第1の実施例と同様の効果を有する
他、構造が単純である分製造コストを低減でき
る。
なお、上記の実施例においては、シートは枠組
で押圧したり、また弛ませたままとしたが、これ
は車体パネルに接着固定するようにしてもよい。
で押圧したり、また弛ませたままとしたが、これ
は車体パネルに接着固定するようにしてもよい。
また上記の実施例においては、本発明の適用位
置は、ルーフの場合について説明したが、これは
ルーフに限られるものではなく例えば、ドア、リ
アパーセル等の車体の各部位に適用できることは
いうまでもない。
置は、ルーフの場合について説明したが、これは
ルーフに限られるものではなく例えば、ドア、リ
アパーセル等の車体の各部位に適用できることは
いうまでもない。
以上説明したように、本発明によれば、車体パ
ネルと吸音材との間にシートを配設することによ
り吸音材の裏側に車室外に対して気密状態の空気
室を形成することができるから、吸音効果を損う
ことなく、車室内空気の流出による吸音材の汚れ
の発生を容易に防止することができる。
ネルと吸音材との間にシートを配設することによ
り吸音材の裏側に車室外に対して気密状態の空気
室を形成することができるから、吸音効果を損う
ことなく、車室内空気の流出による吸音材の汚れ
の発生を容易に防止することができる。
第1図は本発明に係る車両の吸音構造の第1の
実施例を示す断面図、第2図は第1図中部の拡
大断面図、第3図は第1図に示した車両の吸音構
造を実施した車両の走行時における室内の騒音レ
ベルを示すグラフ、第4図は本発明に係る車両の
吸音構造の第2の実施例を示す断面図、第5図は
第4図に示した実施例の車両走行時における断面
図、第6図は従来の車両の吸音構造を示す断面
図、第7図は第6図中部の拡大断面図である。 10,20……ルーフパネル、11,21……
吸音材、15,22……シート。
実施例を示す断面図、第2図は第1図中部の拡
大断面図、第3図は第1図に示した車両の吸音構
造を実施した車両の走行時における室内の騒音レ
ベルを示すグラフ、第4図は本発明に係る車両の
吸音構造の第2の実施例を示す断面図、第5図は
第4図に示した実施例の車両走行時における断面
図、第6図は従来の車両の吸音構造を示す断面
図、第7図は第6図中部の拡大断面図である。 10,20……ルーフパネル、11,21……
吸音材、15,22……シート。
Claims (1)
- 1 車体を構成するパネルの内側にこのパネルと
離間して多孔質の吸音材を設けると共に、この吸
音材とパネルとの間に、周縁部を吸音材と接合す
る一方、非接合部分において吸音材と離間するよ
う気密性を有するシートを配設して、吸音材とシ
ートとの間に車室外に対して気密状態とした空気
室を形成したことを特徴とする車室内の吸音構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18364184A JPS6164586A (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | 車室内の吸音構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18364184A JPS6164586A (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | 車室内の吸音構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6164586A JPS6164586A (ja) | 1986-04-02 |
JPH0324390B2 true JPH0324390B2 (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=16139338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18364184A Granted JPS6164586A (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | 車室内の吸音構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6164586A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0264474U (ja) * | 1988-11-02 | 1990-05-15 | ||
JPH03110959U (ja) * | 1990-02-28 | 1991-11-13 | ||
JP4599077B2 (ja) * | 2004-03-30 | 2010-12-15 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用ライニング及び車両用ライニングの製造方法 |
JP5560967B2 (ja) * | 2010-07-01 | 2014-07-30 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用天井構造 |
JP6614584B2 (ja) * | 2017-05-31 | 2019-12-04 | 本田技研工業株式会社 | 遮音構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51139016A (en) * | 1975-05-24 | 1976-12-01 | Ikeda Bussan Co Ltd | Interior material for vehicles |
JPS57212057A (en) * | 1981-06-25 | 1982-12-27 | Ikeda Bussan Co | Manufacture of interior finish material for car |
-
1984
- 1984-09-04 JP JP18364184A patent/JPS6164586A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51139016A (en) * | 1975-05-24 | 1976-12-01 | Ikeda Bussan Co Ltd | Interior material for vehicles |
JPS57212057A (en) * | 1981-06-25 | 1982-12-27 | Ikeda Bussan Co | Manufacture of interior finish material for car |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6164586A (ja) | 1986-04-02 |
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