JPS6218516Y2 - - Google Patents

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JPS6218516Y2
JPS6218516Y2 JP15415080U JP15415080U JPS6218516Y2 JP S6218516 Y2 JPS6218516 Y2 JP S6218516Y2 JP 15415080 U JP15415080 U JP 15415080U JP 15415080 U JP15415080 U JP 15415080U JP S6218516 Y2 JPS6218516 Y2 JP S6218516Y2
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carpet
speaker
vehicle
interior decoration
initiator
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JP15415080U
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JPS5776153U (ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車室内装飾部品の取付構造、特に車室
内側を通気性を有するカーペツトで被覆した車両
において、車室内に設置されるスピーカーグリル
等の装飾部品の取付構造に関するものである。
近年カーステレオやカーラジオの普及に伴な
い、第1図に示すように、車両1の室内後方にス
ピーカー2を備えた車両が増加している。かかる
スピーカー2は、外部からの衝撃に弱いスピーカ
ーコーン部分を有するため、これを保護するため
車室内装飾部品としてリアパーセルシエルフの上
方にスピーカーグリル4を取付けられている。以
前において、このスピーカーグリル4は、リアパ
ーセルフイニツシヤ3上にゴム材等から成る吸振
性のスペーサを取付け、その上にスピーカーグリ
ル4の端末11を載置してリアパーセルフイニツ
シヤ3に固着されていた。ところがその後、車室
内の吸音効果を向上させたり、或は車室内をより
一層豪華な雰囲気にする等の理由でリアパーセル
フイニツシヤ3等の車室内側に通気性を有するカ
ーペツトを設けることが行われるようになり、ス
ピーカーグリル4は第2図に示すような取付けを
されるようになつた。即ち、スピーカー取付用に
開口10を形成したリアパーセルフイニツシヤ3
を、開口10を車体パネル7のスピーカー開口1
6に一致するようにして車体パネル7にクリツプ
9によつて固定し、車体パネル7にスピーカーコ
ーン6をネジ8等によつて取付ける一方、リアパ
ーセルフイニツシヤ3の上面にパイル5aとバツ
キング5bよりなる通気性を有するカーペツト5
を接着、その他の方法で敷設し、更に、開口10
の上方を覆うためにスピーカーグリル4を、その
端末11をカーペツト5上に押し当ててリアパー
セルフイニツシヤ3に固定していた。
ところが、一般に、車体パネル7には、車体重
量を少しでも軽減するために大小さまざまの軽減
孔12が開設されているから、これらの軽減孔1
2を介して車体パネル7の片面側と他面側が連通
している。そこで、リアパーセルフイニツシヤ3
に開口10を形成すると、車両1室内とトランク
ルーム15とが連通可能となり、車両1走行中に
は車室内外で圧力差が生じ、これによつて、車室
内から軽減孔12を通つてトランクルーム15へ
空気が流れ、更にリアピラー13からドラフター
グリル14を経て外気へと放出される様になる
が、かかる空気の流れは上記スピーカーグリル4
とカーペツト5との接触部(第3図に拡大して示
してある)においても、矢印Sのような流れとな
つて現われる。この様にカーペツト5を通る空気
流れSにとつては、スピーカーグリル4の端末1
1周囲のカーペツト5がフイルタとなり、車室内
の空気の汚れ即ち塵芥Dが付着し、スピーカーグ
リル4の周囲でカーペツト5が汚れるという問題
があつた。
本考案は、このような問題を解決するためにな
されたもので、その目的は、スピーカーグリルに
代表される車室内装飾部品のカーペツト当接部即
ち端末の全周に、先端が断面くさび形或はこれと
実質的に同様な形状に尖つた突起部を形成し、こ
の突起部をカーペツトに押し当ててスピーカーグ
リルをリアパーセルフイニツシヤに取付けること
により、上記突起部をカーペツトに食い込ませ、
この部分でのカーペツトの組織を密にして空気が
流れにくし、塵芥の付着という上記問題を解決す
ることである。
本考案の一実施例を添付の図面を参照して説明
する。
第4図、第5図は、本考案の第1の実施例を示
す図である。ここに示すスピーカーグリル4は、
そのカーペツト当接部である端末11部分におい
てグリル本体の内外両側から中心方向へ向かつて
傾斜し鋭角状に交わつた断面一定のくさび形の突
起17が形成されている。この突起17はスピー
カーグリル4の端末の全周にわたつており、スピ
ーカーグリル4取付けの際には、第5図に示すよ
うに、カーペツト5に食い込むようにして当該カ
ーペツト5をリアパーセルフイニツシヤ3に押付
ける。このため、カーペツト5は、突起17に当
たつた部分で集中的に応力を受けて大きく圧縮変
形し、この部分でスピーカーグリル4の端末の全
周にわたり密な構造となるから空気流れSは侵入
しにくくなり侵入する空気流れSは大幅に低減す
る。その結果、スピーカーグリル4の端末11周
囲においてカーペツト5がフイルタとしての機能
を果たすことはなくなり、このカーペツト5に車
室内空気中の塵芥が付着するという事態も生じな
くなる。
なおカーペツト5のリアパーセルフイニツシヤ
3への取付け、リアパーセルフイニツシヤ3の車
体パネル7への取付け、或は車体パネル7の構造
及びこれへのスピーカーコーン6の取付け等につ
いては上記従来例における構成と同様であるか
ら、説明は省略する。
本考案は適用したスピーカーグリル4の端末構
造としては、第4図及び第5図に示したものの他
にも種々の構造を考えることができる。例えば、
第6図には本考案の第2の実施例が示してあり、
この実施例におけるスピーカーグリル4の端末部
分においては断面一定のグリル本体の外側から内
側へ向かつて傾斜した突起18が形成されてい
る。このような突起形状をとることにより、スピ
ーカーグリル4のカーペツト当接部位、即ち端末
11の剛性を一定以上に保ちながら上記第1の実
施例と同様の効果を挙げることができる。
また、第7図には本考案の第3の実施例が示し
てある。この実施例におけるスピーカーグリル4
の端末部分においては、グリル本体の外側を縁部
として断面一定のくさび形状をした第1の突起1
9と、同じくグリル本体の内側を縁部としてくさ
び形状をした第2の突起20とが形成されてい
る。これらの突起19,20はスピーカーグリル
4の取付けに際し、共にカーペツト5に食い込む
ようにして当該カーペツト5をリアパーセルフイ
ニツシヤ3に押付ける。これにより、カーペツト
5は各突起19,20に当つた部分で二重に圧縮
変形し、いわゆる空気シール効果をより一層増大
させることができる、更にこの第3の実施例の変
形例として突起を三ケ所以上に形成したものも考
えることができる。上記実施例はいずれもくさび
形状突起は先端が尖つた例で示したが第8図のよ
うに先端21は少量フラツト部21aがあつても
よい。
なお上の説明においては、従来例、本考案いず
れもスピーカーグリルの取付構造を例にとつて述
べて来たが、同様の問題はドラフイニツシヤへの
スピーカーグリルの取付部、或はリアパーセルフ
イニツシヤへのエアグリルの取付部等他の車室内
装飾部品の取付構造においても生じるものであ
り、またこれらの取付構造に本考案を適用しても
大きな効果を得ることができる。
以上説明したように、本考案によれば、車室内
装飾部品の端末全周即ちカーペツト当接部にくさ
び形状の突起を設け、この突起をカーペツトに突
き当てて車室内装飾部品を車体に取付け固定した
ため、突起の押え作用によつてカーペツトの通気
性を最小にくいとめ、このカーペツトに空気中の
塵芥が過されて表皮材を汚すことが防止できる
ようになる。特に一般の車室内装飾部品は樹脂材
料を一体成形して製作されるものであり、この車
室内装飾部品の一部構造を変更するだけで本考案
の車室内装飾部品の取付構造が実現可能であるか
ら、安価で大きな効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用される車両の内部を示す
部分斜視図、第2図は従来の車室内装飾部品の取
付構造の一例を示す第1図中−線における断
面図、第3図は車室内装飾部品とカーペツトとの
当接部(第2図中部に相当)を拡大して示す断
面図、第4図は本考案の第1の実施例を示す第2
図と同様の図、第5図は本考案の第1の実施例に
おける車室内装飾部品とカーペツトとの当接部を
拡大して示す第3図と同様の図、第6図は本考案
の第2の実施例を示す第3図と同様の図、第7図
は本考案の第3の実施例を示す第3図と同様の
図、第8図は本考案の他の例のくさび状突起の先
端を示す図である。 1……車両、2……スピーカー、3……リアパ
ーセルフイニツシヤ、4……スピーカーグリル、
5……カーペツト、7……車体パネル、11……
端末(表皮材当接部位)、17,18,19,2
0……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車室内表面を覆う通気性を有するカーペツト上
    に設置される車室内装飾部品の取付構造におい
    て、この車室内装飾部品のカーペツトに当接する
    先端全周に断面くさび形状の突起を形成し、この
    突起をカーペツトに押し当てて装飾部品を取付け
    固定したことを特徴とする車室内装飾部品の取付
    構造。
JP15415080U 1980-10-30 1980-10-30 Expired JPS6218516Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15415080U JPS6218516Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30

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JP15415080U JPS6218516Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5776153U JPS5776153U (ja) 1982-05-11
JPS6218516Y2 true JPS6218516Y2 (ja) 1987-05-13

Family

ID=29513382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15415080U Expired JPS6218516Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30

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JPS5776153U (ja) 1982-05-11

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