JPH0589049U - ドアのシーリングスクリーン構造 - Google Patents

ドアのシーリングスクリーン構造

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JPH0589049U
JPH0589049U JP3664892U JP3664892U JPH0589049U JP H0589049 U JPH0589049 U JP H0589049U JP 3664892 U JP3664892 U JP 3664892U JP 3664892 U JP3664892 U JP 3664892U JP H0589049 U JPH0589049 U JP H0589049U
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JP
Japan
Prior art keywords
sealing screen
door
vehicle body
body panel
screen structure
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Pending
Application number
JP3664892U
Other languages
English (en)
Inventor
斎 河原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
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Publication of JPH0589049U publication Critical patent/JPH0589049U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工数がかからず、簡単に異音防止対策を施す
ことができるドアのシーリングスクリーン構造を提供す
ることを目的とする。 【構成】 車体パネル2にフィルム状のシーリングスク
リーン本体6が貼着されてなるドアのシーリングスクリ
ーン構造1において、シーリングスクリーン本体6に不
織布8またはポリウレタンを展着した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車などのドアのシーリングスクリーン構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下に従来のドアのシーリングスクリーン構造について説明する。
【0003】 図6乃至図8に示すように、ドア3のシーリングスクリーン6はPEやPVC などのフィルム状をなし、車体パネル2側に塗布されたシール剤7により車体パ ネル2に貼り付けられている。また、ドアトリム3側から車体パネル2側にリブ 4を当てたり、発泡スチロールなどの衝撃吸収パッド5を設ける場合には、車体 パネル2との間に発生する異音を防止するためにリブ4やパッド5に不織布8な どが貼り付けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来の構成では、リブ4やパッド5に個々に不織布8など を貼り付けるのは工数がかかり、また、複雑な形状のリブ4やパッド5には不織 布8が貼り付けにくいなどの問題点を有していた。
【0005】 本考案は上記従来の問題点を解決するもので、工数がかからず、簡単に異音防 止対策を施すことができるドアのシーリングスクリーン構造を提供することを目 的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案のドアのシーリングスクリーン構造は、車体 パネルにフィルム状のシーリングスクリーン本体が貼着されてなるドアのシーリ ングスクリーン構造において、シーリングスクリーン本体に異音防止材を展着し た構成を有している。
【0007】
【作用】
この構成によって、ドアのシーリングスクリーン本体に貼着された異音防止材 がリブや衝撃吸収パッドの異音の発生を防止するので、リブやパッドに異音防止 対策を施す必要がなく、パッドの衝撃吸収力やリブの支持力を高めることができ る。
【0008】
【実施例】
以下本考案の一実施例について、図1乃至図3を参照しながら説明する。尚、 従来例で示した部品と同じ部品には同符号を付してある。
【0009】 ドアのシーリングスクリーン本体6はポリエチレン(PE)や塩化ビニール( PVC)などのフィルム状をなし、このシーリングスクリーン本体6に、異音防 止材であるポリウレタンや防水加工を施した不織布8が展着されている。そして 、シーリングスクリーンは車体パネル2側に塗布されたシール剤7により車体パ ネル2に貼り付けられている。
【0010】 また、ドアトリム3側に突設されたリブ4が車体パネル2側に当てられてドア トリム3を保持したり、車体パネル2とドアトリム2との間に発泡スチロール( 商品名;発泡ダイラーク)などの衝撃吸収パッド5が設けられている。
【0011】 以上のように構成されたシーリングスクリーンは不織布8やポリウレタンなど がリブや衝撃吸収パッド5の異音の発生を防止するので、高剛性の衝撃吸収パッ ド5自体に異音対策を施す必要がなく、パッド5の形状を複雑にして衝撃吸収力 を高めることができる。
【0012】 さらに樹脂成形ドアトリム3やドア芯材などから車体パネル2側に当てられた リブ4は、車体パネル2との間にあるシーリングスクリーンの異音対策効果によ り、リブ側に異音対策を施すことなくリブ効果の高い十字リブなどにすることが できる。
【0013】 以上のように本実施例によれば、車体パネル2にフィルム状のシーリングスク リーン本体6が貼着されてなるドアのシーリングスクリーン構造1において、シ ーリングスクリーン本体6に不織布8またはポリウレタンを展着することにより 、ドアのシーリングスクリーン本体6に貼着された不織布8やポリウレタンなど がリブ4や衝撃吸収パッド5の異音の発生を防止するので、リブ4やパッド5に 異音防止対策を施す必要がなく、パッド5の衝撃吸収力やリブ4の支持力を高め ることができる。
【0014】 また、図4及び図5に示すようにPEフィルムなどのシーリングスクリーン本 体6と不織布8とは全面接着のラミネートにする必要はなく、帯状に接着するこ とにより、接着部9と二層の非接着部10とを設け、パワーウインドハーネス1 2などを、非接着部10に設けたスリット11を通して車体パネル側からドアト リム側へ出すことで、ハーネス12の固定やハーネス12のコネクタ部13の異 音対策を行うことができる。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案は、車体パネルにフィルム状のシーリングスクリーン本体 が貼着されてなるドアのシーリングスクリーン構造において、シーリングスクリ ーン本体に異音防止材を展着することにより、異音防止材がリブや衝撃吸収パッ ドの異音の発生を防止するので、高剛性の衝撃吸収パッド自体に異音対策を施す 必要がなくて工数がかからず、且つパッドの形状を複雑にして衝撃吸収力を高め ることができる。
【0016】 さらに樹脂成形ドアトリムやドア芯材などから車体パネル側に当てられたリブ は、車体パネルとの間にあるシーリングスクリーンの異音対策効果により、リブ 側に異音対策を施すことなくリブ効果の高い十字リブなどにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるドアのシーリングス
クリーン構造の断面図である。
【図2】同断面図である。
【図3】同断面図である。
【図4】本考案のドアのシーリングスクリーン構造の他
の実施例の斜視図である。
【図5】同断面図である。
【図6】従来のドアのシーリングスクリーン構造の斜視
図である。
【図7】同断面図である。
【図8】同部分斜視図である。
【符号の説明】
1 シーリングスクリーン構造 2 車体パネル 3 ドアトリム 4 リブ 5 パッド 6 シーリングスクリーン本体 8 不織布(異音防止材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルにフィルム状のシーリングス
    クリーン本体が貼着されてなるドアのシーリングスクリ
    ーン構造において、シーリングスクリーン本体に異音防
    止材を展着したことを特徴とするドアのシーリングスク
    リーン構造。
JP3664892U 1992-05-06 1992-05-06 ドアのシーリングスクリーン構造 Pending JPH0589049U (ja)

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JPH0589049U true JPH0589049U (ja) 1993-12-03

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