JP2006008000A - 自動車用ドア - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動車用ドアにおいて、ドアモジュールを構成する場合に、ドア袋部の水や埃及び騒音が車室内に入ってくるのを抑制する。
【解決手段】 ドア本体4のインナパネル2とアウタパネル3との間にドア袋部10を形成する。ドアトリム5をアッパトリム構成部材40とロアトリム構成部材41とで構成する。ロアトリム構成部材41の車室外側に昇降装置のガイドレール26を組み付けてドアモジュールMを構成する。インナパネル2の開口部23を覆うスクリーン100を発泡材を用いて成形する。スクリーン100の周縁部をインナパネル2の開口部23周縁に設けられたパネル側シール部24と、ロアトリム構成部材41に設けられたトリム側シール部52とで圧縮して挟持し、インナパネル2の開口部23周縁とロアトリム構成部材41との間をシールする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車に配設されるドアに関し、特に、ドア本体に組み付ける部品をモジュール化する構造の技術分野に属する。
従来より、特許文献1、2に開示されているように、自動車用ドアは、インナパネルとアウタパネルとの周縁部同士を接合し、両パネルの間に中空状のドア袋部を形成してなるドア本体を備えていて、このドア本体には、ウインドガラスの昇降装置やドアトリム等が組み付けられている。これら特許文献1、2では、ドアトリムに昇降装置を組み付けてドアモジュールを構成した後、該ドアモジュールをドア本体に組み付けるようにしている。
一方、上記昇降装置はウインドガラスを案内するガイドレールを備えており、該ガイドレールは、ウインドガラスがドア袋部に収容されていることから、ドア本体への組み付けの際にドア袋部に収容しなければならない。このため、特許文献1、2のドアモジュール構造では、インナパネルに大きな開口部を形成して、ガイドレールをドアトリムに組み付けた状態でドア袋部に容易に収容できるようにしている。
特開平1−278837号公報(第2頁〜第4頁、図2) 特開2000−264063号公報(第3頁〜第5頁、図2)
ところで、ドア本体のドア袋部には、例えばドア本体のウインドガラスが出入りする部分から洗車時の水や雨及び車外の埃が浸入することがある。このとき、特許文献1、2のようにドアモジュールを構成する場合にはインナパネルに大きい開口部が形成されているので、ドア袋部に浸入した水や埃が開口部を介して車室内側へ入り込み易い。また、特許文献1、2のようにインナパネルに大きな開口部が形成されていると、車室外の騒音が車室内へ入り易く該車室内の静粛性が低下する虞れがある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ドアモジュールを構成する場合に、ドア袋部の水や埃がインナパネルの開口部から車室内側へ入り込むのを防止するとともに、騒音が車室内に入ってくるのを抑制して車室内の静粛性を確保することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、ドア本体のインナパネルとドアトリムとの間に弾性部材からなるスクリーンを配設して該スクリーンによりインナパネルの開口部を覆い、該スクリーンをインナパネル側のシール部とドアトリム側のシール部とで圧縮して挟持するようにした。
具体的には、請求項1の発明では、インナパネルとアウタパネルとを組み合わせ両パネルの間に中空状のドア袋部が形成されたドア本体と、該ドア本体に対しウインドガラスを昇降させる昇降装置と、上記インナパネルの車室内側を覆うドアトリムとを備え、該ドアトリムに上記昇降装置が組み付けられてドアモジュールが構成され、上記昇降装置の少なくとも一部がインナパネルに形成された開口部からドア袋部に収容されて上記ドアモジュールがドア本体に組み付けられてなる自動車用ドアを対象とする。
そして、上記ドアトリムとインナパネルとの間には、該インナパネルの開口部を覆う弾性部材からなるスクリーンが配設され、上記インナパネルの開口部周り及びドアトリムには、上記スクリーンに圧接し該スクリーンを圧縮状態で挟持するパネル側シール部及びトリム側シール部がそれぞれ設けられている構成とする。
この構成によれば、インナパネルの開口部が弾性変形可能なスクリーンにより覆われ、このスクリーンが開口部周縁のパネル側シール部とトリム側シール部とにより圧縮されているので、例えばこれらシール部に製造誤差等が生じていてもスクリーンは両シール部に密着し、インナパネルの開口部周縁とドアトリムとの間が確実にシールされる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、スクリーンは、ドアトリムに組み付けられてドアモジュールを構成しているものとする。
この構成によれば、スクリーンをドアトリム及び昇降装置と同時にドア本体に組み付けることが可能となる。また、スクリーンがドアトリムと一体化しているので、ドアモジュールをドア本体に組み付けるだけで、スクリーンがトリム側シール部及びパネル側シール部に対し位置決めされる。
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、トリム側シール部とパネル側シール部とが結合されている構成とする。
この構成によれば、例えば自動車走行時にドアトリムやインナパネルが振動しても、トリム側シール部とパネル側シール部とがスクリーンから離れることはなく、両シール部をスクリーンに確実に圧接させることが可能となる。
請求項4の発明では、請求項1〜3のいずれか1つの発明において、パネル側シール部は略平坦に形成され、トリム側シール部は、ドアトリムのインナパネル側から上記パネル側シール部へ向けて突出し先端がスクリーンに圧接するリブを有している構成とする。
この構成によれば、リブがスクリーンに圧接するので、該スクリーンに作用する圧力が高まってスクリーンを両シール部に確実に密着させることが可能となる。
請求項5の発明では、請求項1〜4のいずれか1つの発明において、スクリーンは、弾性部材をドアトリムの車室外側に沿うように成形してなる構成とする。
この構成によれば、ドア本体に組み付けられたスクリーンがドアトリムに強く干渉したり、昇降途中のウインドガラスに触れるのが防止される。
請求項6の発明では、請求項1〜5のいずれか1つの発明において、スクリーンが樹脂の発泡材からなる構成とする。
この構成によれば、スクリーンに形成された多数の気泡がインナパネルの開口部からドア袋部に臨むことになるので、スクリーンにより騒音が吸音される。
請求項1の発明によれば、ドア本体のインナパネルの開口部を弾性変形するスクリーンで覆い、該スクリーンをパネル側シール部とトリム側シール部とで圧縮してインナパネルの開口部周縁とドアトリムとの間をシールするようにしたので、ドア袋部の水や埃がインナパネルの開口部から車室内側へ入るのを防止することができるとともに、車室外の騒音が車室内へ入るのを抑制できて該車室内の静粛性を確保することができる。
請求項2の発明によれば、スクリーンがドアモジュールを構成しているので、該スクリーンをドアトリム及び昇降装置と同時にドア本体に組み付けることができて、スクリーンを設けた場合にメイン組み立てラインでの工数の増加を抑制することができる。また、スクリーンがトリム側シール部及びパネル側シール部から位置ずれするのを防止するができて、インナパネルの開口部周縁とドアトリムとの間のシールをより一層確実にすることができる。
請求項3の発明によれば、トリム側シール部とパネル側シール部とを結合するようにしたので、両シール部をスクリーンに確実に圧接させることができて、インナパネルの開口部周縁とドアトリムとの間のシールをより一層確実にすることができる。
請求項4の発明によれば、トリム側シール部がスクリーンに圧接するリブを有しているので、スクリーンをパネル側シール部とトリム側シール部とに密着させることができて、インナパネルの開口部周縁とドアトリムとの間のシールをより一層確実にすることができる。
請求項5の発明によれば、スクリーンをドアトリムの車室外側に沿うように成形したので、スクリーンが損傷するのを防止することができる。
請求項6の発明によれば、スクリーンを樹脂の発泡材からなるものとしたので、騒音をスクリーンに吸音させることができて、車室内の静粛性をより高めることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
尚、この実施形態の説明では、説明の便宜を図るために、車両前側を単に「前」といい、車両後側を単に「後」という。
図2は、本発明の実施形態に係る自動車用ドア1を車室内側から見たものである。このドア1は、自動車の側部に配設されており、図1にも示すように、インナパネル2とアウタパネル3とを組み合わせてなるドア本体4と該ドア本体4の車室内側に組み付けられたドアトリム5とを備えている。さらに、上記ドア1には、ウインドガラス6と該ウインドガラス6を昇降させる昇降装置7とが設けられている。
図3に示すように、上記ドア本体4のインナパネル2及びアウタパネル3は鋼板をプレス成形してなるものである。このドア本体4の前端部がヒンジ(図示せず)を介して車体に組み付けられるようになっている。そして、ドア1が閉状態にあるときには、図示しないが、ドア本体4に設けられたラッチ機構が車体のストライカに係合して閉状態が保持されるようになっている。
上記インナパネル2の前後両縁部及び下縁部は車室外側へ向けて折り曲げられ、一方、アウタパネル3は全体が車室外側へ向けて緩く湾曲形成されている。上記インナパネル2の前後両縁部及び下縁部の先端は上記アウタパネル3の外周縁に接合され、両パネル2、3の間には中空状のドア袋部10が形成されている。上記ドア袋部10におけるアウタパネル3に近接した位置には、前後方向に延びる2本のドア補強部材11が上下方向に離れて配置されている。各ドア補強部材11の前後両端部はドア本体4の前後両端部にそれぞれ固定されている。また、図1に示すように、ドア本体4の上側には、インナパネル2及びアウタパネル3の上縁部から上方へ延びるサッシュ12が設けられている。
上記インナパネル2の上縁部とアウタパネル3の上縁部との間にはスリット13が形成され、このスリット13内を上記ウインドガラス6が昇降するようになっている。このウインドガラス6は、上昇端位置で外周縁が上記サッシュ12に保持される一方、下降端位置で略全体がドア袋部10に収容されるようになっている。
また、図3に示すように、インナパネル2の上部には、車室外側面にベルトラインレインフォースメント15が組み付けられている。このベルトラインレインフォースメント15は鋼板をプレス成形してなるものであり、インナパネル2の前後両縁近傍に亘って延びている。ベルトラインレインフォースメント15の上縁部及び下縁部はインナパネル2にそれぞれ接合される一方、上下方向中間部はインナパネル2から車室外側へ離れていて、このベルトラインレインフォースメント15の上下方向中間部とインナパネル2との間には隙間が形成されている。つまり、インナパネル2の上部にはベルトラインレインフォースメント15により閉断面が形成されている。
上記インナパネル2の上縁部には内側ウェザーストリップ20が組み付けられている。該内側ウェザーストリップ20は、例えば硬質のポリプロピレンに軟質のポリプロピレンやサーモプラスチックオレフィン等を組み合わせてなるものであり、スリット13の前後両端部近傍に亘って延びている。図4に示すように、上記内側ウェザーストリップ20は、ウインドガラス6の内面に摺接する2つの片状部20aと、上記ドアトリム5の上側を構成するアッパトリム構成部材40の上縁部に接触するように上方へ突出して湾曲形成された湾曲部20bと、アッパトリム構成部材40に設けられた差し込み部21に差し込まれる突出部20cとを有している。また、図3に示すように、アウタパネル3の上縁部にも、上記内側ウェザーストリップ20と同様に構成された外側ウェザーストリップ22が組み付けられている。
また、図1にも示すように、上記インナパネル2の中央部には、上記昇降装置7をインナパネル2の車室内側からドア袋部10に収容するための開口部23が形成されている。この開口部23は、前後方向に長く形成され、上縁部はベルトラインレインフォースメント15に近接して前後方向に延びている。
上記インナパネル2の開口部23周縁には、図3にも示すように、該開口部23を覆うように形成されたスクリーン100(詳細は後述する)のドア本体4側に圧接するパネル側シール部24が設けられている。該シール部24は開口部23の全周に連続する環状をなし、全体が略鉛直に延びる平坦面で構成されている。
上記昇降装置7は従来周知のものであり、ウインドガラス6が固定されるガラス固定部材25と、該ガラス固定部材25を昇降可能に支持するガイドレール26と、上記ガラス固定部材25が組み付けられた環状のワイヤ27と、該ワイヤ27を駆動して所定の軌道上を移動させるモータ等からなる駆動機構28とを備えている。そして、該駆動機構28の作動によりワイヤ27が駆動されてガラス固定部材25がガイドレール26上を摺動することで、ウインドガラス6が昇降するようになっている。
上記ガイドレール26は鋼板を成形してなるものであり、下端部を除いてドア袋部10に収容されるようになっている。このガイドレール26は、例えば自動車走行時の振動やドア1開閉時の衝撃等によってウインドガラス6から荷重を受けた場合に、該ウインドガラス6が正規の位置から大きくずれないようにしっかりと支持できる剛性を有している。
また、図3及び図5に示すように、ガイドレール26の上下寸法はインナパネル2の開口部23の上下寸法よりも長く設定されている。このガイドレール26の下端部には、ドアトリム5をインナパネル2に結合するためのボルト30が挿通する貫通孔26aが形成されている。ガイドレール26の下端部は、インナパネル2の車室外側面に重ね合わされて、ドアトリム5と共にインナパネル2に結合されるようになっている。尚、上記ボルト30はインナパネル2の挿通部2bに挿通されて該インナパネル2のドア袋部10側に取り付けられた螺合部材31に螺合するようになっている。
また、ガイドレール26の上端部には、図3に示すように、車室内側へ向けて延びるボルト32が設けられている。該ボルト32の先端側は、インナパネル2に形成された貫通孔(図示せず)及びベルトラインレインフォースメント15に形成された貫通孔15aに挿通されて車室内側へ突出している。また、このボルト32の外周にはカラー33が嵌められている。このカラー33はベルトラインレーンフォースメント15の貫通孔15aに挿通されて、両端面がガイドレール26とインナパネル2の車室外側面とに当接している。そして、ボルト32の先端にナット34を螺合させて締め込むことで、ガイドレール26の上端部が、インナパネル2に結合される。つまり、ガイドレール26は、インナパネル2における開口部23上縁及び下縁の前後方向中間部同士を連結している。
上記ドアトリム5は、図1に示すように、上下方向に2分割され、共にパネル状をなすアッパトリム構成部材40とロアトリム構成部材41とで構成されている。ロアトリム構成部材41は上記インナパネル2の開口部23よりも大きく形成され該インナパネル2の約3/4の領域を覆う一方、アッパトリム構成部材40はインナパネル2の残りの部分を覆うように形成されている。図3に示すように、上記アッパトリム構成部材40の下縁部はロアトリム構成部材41の上縁部よりも車室内側に位置付けられ、これらアッパトリム構成部材40の下縁部とロアトリム構成部材41の上縁部とは側面視で互いに重複している。
上記アッパトリム構成部材40は、ポリプロピレンからなる基材42と、該基材42の車室内側面に接着された表皮材43とで構成されている。該表皮材43の材料は、例えば布、合成皮革や樹脂等を用いることができ、この実施形態では樹脂製のものを用いている。上記基材42の車室内側面には、上記インナパネル2に形成された係合孔(図示せず)に係合するファスナ44(図6参照)が組み付けられていて、該ファスナ44によりアッパトリム構成部材40がインナパネル2に結合される。また、アッパトリム構成部材40の下縁部は、図3に示すように、車室外側へ向けて屈曲形成されている。
上記アッパトリム構成部材40の前後方向中間部には、図2に示すように、ドア本体4のラッチ機構を操作してストライカとの係合状態を解除するためのインナハンドル45が組み付けられている。図6に示すように、アッパトリム構成部材40におけるインナハンドル45の組み付け箇所には、車室外側へ膨出する膨出部46が一体成形され、この膨出部46によりインナハンドル45の車室外側が覆われるようになっている。このように、インナハンドル45の車室外側を覆う部分をアッパトリム構成部材40と一体成形することで、ドア1の部品点数の削減が図られる。
また、上記膨出部46のインナハンドル45側である車室内側面には表皮材43が設けられておらず、基材42が露出した状態となっている。このアッパトリム構成部材40の成形時には、基材42を構成する樹脂材を膨出部46周縁の表皮材43表面側へ流して、該表皮材43の内縁部を覆うようにしている。これにより、アッパトリム構成部材40のインナーハンドル45周りの見栄えを向上させている。
上記アッパトリム構成部材40の膨出部46後側には貫通孔46aが形成され、該貫通孔46aを介してインナハンドル45が、アッパトリム構成部材40に車室外側から組み付けられるようになっている。また、上記内側ウェザーストリップ20はアッパトリム構成部材40に組み付けられた後に、該アッパトリム構成部材40と共にドア本体4に組み付けられるようになっている。
一方、ロアトリム構成部材41の上下方向中央部には、図2及び図3に示すように、車室内側へ膨出して前後方向に延びるアームレスト部49が一体成形されている。このアームレスト部49をロアトリム構成部材41と一体成形することで、部品点数が増加するのが回避される。
また、ロアトリム構成部材41のアームレスト部49よりも上側には、図3に示すように、上記アッパトリム構成部材40の表皮材43と同様な表皮材50が設けられていて、このロアトリム構成部材41は基材51の上部のみが表皮材50で覆われている。
図7に示すように、ロアトリム構成部材41の上縁部及び下縁部には、該ロアトリム構成部材41をインナパネル2へ締結するためのボルト30が挿通する挿通孔35が複数形成されている。また、ロアトリム構成部材41の前後両縁部には、上記アッパトリム構成部材40と同様なファスナ44が組み付けられ、図8(a)及び図9(a)に示すように、ファスナ44がインナパネル2に形成された係合孔2cに係合するようになっている。つまり、ロアトリム構成部材41は、図10(a)にも示すように上縁部及び下縁部がボルト30によりインナパネル2に結合される一方、前後両縁部がファスナ44によりインナパネル2に結合される。
上記ロアトリム構成部材41の外周側には、スクリーン100のドアトリム5側に圧接するトリム側シール部52が設けられている。該トリム側シール部52は、側面視で上記パネル側シール部24と重複する環状をなしている。このトリム側シール部52の上側部52aは、図7に示すように、ロアトリム構成部材41の挿通孔35が形成されている箇所を通って前後方向に直線状に延び、かつ、図3に示すように、上記パネル側シール部24の上側部と対向して略鉛直に延びている。一方、パネル側シール部24の上側部には、上記ロアトリム構成部材41の上側の貫通孔35と同心状にボルト35の挿通孔(図示せず)が形成されている。従って、トリム側シール部52の上側部52aは、ボルト30によりパネル側シール部24に結合されている。
また、上記トリム側シール部52の前側部、下側部及び後側部は、上記パネル側シール部24へ向けて突出するリブ52bで構成され、該リブ52bの先端がスクリーン100に圧接するようになっている。ロアトリム構成部材41の下側に位置するリブ52bは、ロアトリム構成部材41の貫通孔35が形成されている箇所を通って前後方向に直線状に延びている。一方、パネル側シール部24の下側部には、上記ロアトリム構成部材41の下側の貫通孔35と同心状にボルト35が挿通する挿通孔2bが形成されており、従って、ロアトリム構成部材41の下側に位置するリブ52bは、上記上側部52aと同様にボルト30によりパネル側シール部24に結合されている。
また、図3に示すように、ロアトリム構成部材41の上縁部近傍には段差部41aが形成されている。この段差部41aに上記アッパトリム構成部材40の下縁部が圧接して密着し、インナパネル2側からの騒音が車室内側に入ってくるのが抑制されるようになっている。
上記アームレスト部49の上壁には、パネル部材55が組み付けられるパネル部材装着孔49aが形成されている。パネル部材55は側面視で前後方向に長く延びるように形成されている。上記パネル部材装着孔49aは上記パネル部材55の外形状に対応するように形成されている。該パネル部材55には係合爪(図示せず)が設けられていて、パネル部材55がパネル部材装着孔49aに嵌め込まれた状態で係合爪がパネル部材装着孔49a周縁に係合してパネル部材55の離脱が防止されるようになっている。
図2に示すように、上記パネル部材55の前側には、各ドア1の昇降装置7を操作するためのスイッチ56等が配設されている。このように、乗員の近傍に位置するアームレスト部49にスイッチ56を配置することで、乗員によるスイッチ56の操作性を良好にすることが可能となる。また、パネル部材55の後側には、ドア1を車室内側から開閉する際に乗員が持つ取っ手部57が設けられている。該取っ手部57は、パネル部材55の上面からアームレスト部49の内方、即ち下方へ向けて窪むように形成された凹部で構成されている。
また、図7に示すように、ロアトリム構成部材41の下部前側にはスピーカ60が配設されるスピーカ配設孔61が形成されている。スピーカ60はスピーカ配設孔61周縁に立設されたボス(図示せず)に螺合するネジを用いてロアトリム構成部材41に固定されている。また、図2に示すように、スピーカ配設孔61の車室内側には該配設孔61を覆うためのスピーカグリル62が設けられている。
ロアトリム構成部材41のスピーカ配設孔61よりも後側には、ドアポケット65が設けられている。該ドアポケット65は、図3及び図11に示すように、ロアトリム構成部材41に形成された車室外側へ向けての窪み部66と、該窪み部66を車室内側から覆うように形成されたポケット構成部材67とで構成されている。図7に示すように、ロアトリム構成部材41の窪み部66における車室外側面には、車室外側へ突出する格子状リブ68が形成され、この格子状リブ68により窪み部66の変形が抑制されるようになっている。また、上記ポケット構成部材67は、ロアトリム構成部材41の基材51と同様な樹脂材を成形してなるものであり、該ロアトリム構成部材41に固定されている。このように、ロアトリム構成部材41にポケット構成部材67を組み付けてドアポケット65を構成することで、ロアトリム構成部材41にドアポケット65用の開口部を形成しなくてもよいので、ロアトリム構成部材41の剛性を確保することが可能となる。
また、ロアトリム構成部材41の車室外側には、本発明の補強手段を構成する補強部材70が設けられている。該補強部材70は、樹脂材をプレート状に成形してなるものであり、側面視で前後方向に長い大略矩形状に形成されている。図3にも示すように、この補強部材70の上縁部はアームレスト部49の上部、即ちパネル部材装着孔49a近傍に位置付けられ、下縁部はアームレスト部49の下部に位置付けられている。アームレスト部49の上部及び下部には車室外側へ向けてボス71が立設されており、補強部材70の上下両縁部がボス71に螺合するネジ72を用いてロアトリム構成部材41に締結されている。つまり、この実施形態では、アームレスト部49の上部及び下部が補強部材70により連結され、これにより、ロアトリム構成部材41のパネル部材装着孔49a周りが補強される。
また、上記パネル部材55の取っ手部57外壁には車室外側へ向けてボス73が立設されている。上記補強部材70の上下方向中間部はボス73に螺合するネジ72を用いてパネル部材55にも締結されている。これにより、パネル部材55の取っ手部57近傍の剛性が確保される。
上記補強部材70の車室外側面には、図7に示すように、上記昇降装置7の駆動機構28がネジを用いて組み付けられている。また、ロアトリム構成部材41の下側には、図3に示すように、ボス74が車室外側へ向けて立設され、上記ガイドレール26の上下方向中間部がボス74に螺合するネジ75を用いてロアトリム構成部材41に組み付けられている。このガイドレール26は、ロアトリム構成部材41に組み付けられた状態で、上側がロアトリム構成部材41の上縁部よりも上方へ突出し、かつ側面視で上側が下側よりも後側に位置するように傾斜して配置されている。
また、図7に示すように、上記ロアトリム構成部材41における車室外側面の後端部には、側面衝突時の衝撃荷重を吸収する衝撃吸収部材77が配設されている。この衝撃吸収部材77は、側面視で乗員の腰部と略重複するように位置付けられている。
また、ロアトリム構成部材41の前端部には、上記駆動機構28やスピーカ60等から延びるハーネス78を支持するためのハーネス支持部79が設けられている。図12(a)に拡大して示すように、このハーネス支持部79はロアトリム構成部材41に薄肉ヒンジ80を介して一体成形されたものであり、ハーネス78はハーネス支持部79に設けられたクリップ81に着脱可能に支持されている。尚、図1における符号2dはハーネス支持部79が嵌る凹部である。
また、ロアトリム構成部材41のハーネス支持部79近傍には、一対のリブ82が上下に離れて突設され、ハーネス78はこれらリブ82の間に配置されて位置ずれしないようになっている。図12(b)に示すように、これらリブ82は略水平に延びていて、下側のリブ82は上側のリブ82よりも突出長さが長く形成されている。該下側のリブ82の先端には、側面視で円形の傘状部83が一体成形されており、この傘状部83により防音用のフェルト材84が保持されている。上記傘状部83にフェルト材84を保持させる際には、フェルト材84に形成した切れ目84aに傘状部83を押し込んでフェルト材84を傘状部83よりもリブ82の基端側へ移動させればよい。
また、上記フェルト材84はロアパネル構成部材41における異音が発生する箇所にのみ設けられていて、この実施形態では、フェルト材84でハーネス78を押さえるようにしている。このことで、自動車走行時の振動等によりハーネス78ががたつくのが防止されて異音が発生するのを回避することができる。
また、ロアトリム構成部材41の車室外側面には、図7に示すように、車室外側へ向けて突出し上下方向に延びる複数の縦リブ90が設けられている。これら縦リブ90は、ロアトリム構成部材41の前部及び後部を除く中間部に、互いに前後方向に間隔をあけて形成されている。
上記ロアトリム構成部材41とインナパネル2との間にはスクリーン100が配設されている。該スクリーン100は、ドア袋部10内の雨水や埃等が車室内に侵入するのを防止しかつ外部の騒音が車室内に入るのを低減するためのものであり、スクリーン100により、駆動機構28やスピーカ60の車室外側が覆われるようになっている。
上記スクリーン100は弾性部材としてのポリエチレン発泡材からなり、図1に示すように、ポリエチレン発泡材を上記ロアトリム構成部材41の車室外側に沿うような形状に加熱真空成形して構成されている。このようにスクリーン100を成形しておくことで、該スクリーン100がロアトリム構成部材41に強く干渉したり、昇降途中のウインドガラスに触れるのが防止されるようになっている。尚、スクリーン100の材料は上記ポリエチレン発泡材に限られるものではなく、例えばEPDM等を用いることができる。
上記スクリーン100の厚み寸法は、上記パネル側シール部24とトリム側シール部52との離間距離よりも長く設定されていて、具体的には約5mmである。これにより、スクリーン100はパネル側シール部24とトリム側シール部52とにより圧縮状態で挟持される。
上記スクリーン100の周縁部には、上記ロアトリム構成部材41の挿通孔35及びファスナ44に対応した孔部100aが形成され、これら孔部100aにボルト30及びファスナ44が挿通しスクリーン100がロアトリム構成部材41と共にインナパネル2に組み付けられるようになっている。
さらに、スクリーン100の中央部には、ガイドレール26が締結されるボス74に対応する孔部100bが形成され、この孔部100bにネジ75が挿通しスクリーン100の中央部はガイドレール26と共にロアトリム構成部材41に固定されるようになっている。従って、スクリーン100はロアトリム構成部材41と一体化された後、ドア本体4に組み付けられるようになっている。
すなわち、この実施形態では、上記昇降装置7、スピーカ60、スイッチ56及びハーネス78等で構成されたドア機能部品並びに上記スクリーン100及びパネル部材55等がロアトリム構成部材41に組み付けられてドアモジュールMが構成されている。
次に、上記のように構成されたドア1の製造要領について説明する。まず、サブ組み立てラインにおいて、ロアトリム構成部材41に上記ドア機能部品やスクリーン100等を組み付けてドアモジュールMを構成する。また、インナパネル2とアウタパネル3とを接合してドア本体4を構成する。
その後、メイン組み立てラインにおいて、予め車体に組み付けられているドア本体4に上記ドアモジュールMを組み付ける。このように、サブ組み立てラインで組み立てたドアモジュールMをメイン組み立てラインでドア本体4に組み付けるようにしたので、各組み立てラインでの作業を簡素化することができて、ドア1の生産効率を向上させることができる。また、ドアモジュールMをドア本体4に組み付ける際には、ロアトリム構成部材41が補強部材70で補強されているので、昇降装置7やスピーカ60等の荷重によりロアトリム構成部材41が変形したり破損することはない。尚、メイン組み立てラインとサブ組み立てラインとは同一の工場に設けてもよいし、互いに別の工場に設けてもよい。
また、ドアモジュールMをドア本体4に組み付ける際には、インナパネル2の開口部23の上下寸法がドアモジュールMのガイドレール26の上下寸法よりも短いので、ガイドレール26の上側が下側よりもインナパネル2に接近するようにドアモジュールM全体を傾けてから、ガイドレール26を上側からドア袋部10内に収容していく。このとき、ドアトリム5を上下に分割してロアトリム構成部材41でドアモジュールMを構成し、ガイドレール26をロアトリム構成部材41の上縁部から上方へ突出させているので、ロアトリム構成部材41の上端部がインナパネル2に干渉することはなく、昇降装置7をドア袋部10に容易に収容することが可能となる。
上記昇降装置7のガイドレール26をドア袋部10に収容した後に、該ガイドレール26の上側をナット34でインナパネル2に結合する。このときファスナ44を係合孔2cに係合させるとともに、各ボルト30を螺合部材31に螺合させてロアトリム構成部材41をインナパネル2に結合させる。このロアトリム構成部材41をインナパネル2に結合するボルト30によりガイドレール26の下端部がインナパネル2に結合される。また、このドアモジュールMをドア本体1に組み付ける際に、ウインドガラス6を昇降装置7のガラス固定部材25に固定しておく。
また、メイン組み立てラインでは、スクリーン100をロアトリム構成部材41と予め一体化しているので、ドアモジュールMをドア本体4に組み付けるだけでスクリーン100が位置決めされる。これにより、スクリーン100をパネル側シール部24とトリム側シール部52とに容易にかつ確実に密着させることが可能となる。さらに、ボルト30によりパネル側シール部24とトリム側シール部52とを結合するようにしたので、例えば自動車走行時にロアトリム構成部材41やインナパネル2が振動しても、スクリーン100が両シール部24、52から離れることはなく、これらスクリーン10と両シール部24、53とが密着した状態で保持される。
次いで、内側ウェザーストリップ20が組み付けられているアッパトリム構成部材40をドア本体4に組み付ける。
したがって、この実施形態に係る自動車用ドア1によれば、インナパネル2の開口部23を弾性変形可能なスクリーン100で覆い、このスクリーン100をパネル側シール部24とトリム側シール部52とで圧縮状態にしてインナパネル2の開口部23周縁とロアトリム構成部材41との間をシールするようにしたので、ドア袋部10にスリット13から浸入した水や埃が開口部23から車室内側へ入るのを防止することができるとともに、車室外の騒音が車室内へ入るのを抑制できて該車室内の静粛性を確保することができる。
また、スクリーン100がドアモジュールMを構成しているので、該スクリーン100をロアトリム構成部材41及び昇降装置7等と同時にドア本体4に組み付けることができて、上述の如くスクリーン100を設けた場合に、メイン組み立てラインでの工数の増加を抑制することができる。また、スクリーン100がパネル側シール部24及びトリム側シール部52から位置ずれするのを防止することができる。
また、パネル側シール部24とトリム側シール部52とを結合するようにしたので、両シール部24、52をスクリーン100に確実に圧接させることができる。さらに、このときリブ52bをスクリーン100に圧接させるようにしているので、該スクリーン100に作用する圧力が高まってスクリーン100をパネル側シール部24に密着させることができる。これらのことより、インナパネル2の開口部23周縁とロアトリム構成部材41との間のシールをより一層確実にすることができる。
また、スクリーン100をロアトリム構成部材100の車室外側に沿うように成形したので、組み付け後のスクリーン100がロアトリム構成部材41に強く干渉したり、昇降途中のウインドガラス6に触れるのを防止することができて、スクリーン100が損傷するのを防止することができる。
さらに、スクリーン100を発泡材からなるものとしたので、該発泡材の多数の気泡がインナパネル2の開口部23からドア袋部10に臨むことになるので、スクリーン100により騒音を吸音することができて、車室内の静粛性をより高めることができる。
尚、この実施形態では、トリム側シール部52にリブ52bを設けたが、同様なリブをパネル側シール部24に設けるようにしてもよい。
また、この実施形態では、スクリーン100の外側略全周にパネル側シール部24及びトリム側シール部52を圧接させたが、これに限らず、パネル側シール部24やトリム側シール部52を断続的に設けて、スクリーン100の外周に断続的に圧接させるようにしてもよい。
また、この実施形態では、ドアトリム5をアッパトリム構成部材40とロアトリム構成部材41とに分割しているが、ドアトリム5を分割することなく一体物としてもよい。また、昇降装置7等をドアトリム5とは別体のキャリア部材を介してドアトリム5に組み付けてドアモジュールを構成するようにしてもよい。
また、この実施形態では、昇降装置7のガイドレール26が1本である場合について説明したが、本発明は昇降装置7に複数本のガイドレールが設けられている場合にも適用することができる。この場合には、各ガイドレール26の上部及び下部をインナパネル2に結合してもよい。
さらに、この実施形態では、昇降装置がモータを備えた電動式に構成されている場合について説明したが、本発明は昇降装置が手動式に構成されている場合にも適用することができる。
以上説明したように、本発明に係る自動車用ドアは、例えば自動車の側部に配設するのに適している。
本発明の実施形態に係る自動車用ドアの分解斜視図である。 車室内側から見たドアの側面図である。 ドアの内部構造を示す縦断面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 図2におけるB−B線断面図である。 車室外側から見たアッパトリム構成部材、内側ウェザーストリップ及びインナハンドルの斜視図である。 ドアモジュールを車室外側から見た側面図である。 (a)は図2におけるC−C線断面図であり、(b)は図2におけるD−D線断面図である。 (a)は図2におけるE−E線断面図であり、(b)は図2におけるF−F線断面図である。 (a)は図2におけるG−G線断面図であり、(b)は図2におけるH−H線断面図である。 ロアトリム構成部材及び補強部材を拡大して示す縦断面図である。 (a)はロアトリム構成部材のハーネス支持部近傍を車室外側から見た拡大図であり、(b)は図12(a)におけるI−I線断面図である。
符号の説明
1 自動車用ドア
2 インナパネル
3 アウタパネル
4 ドア本体
5 ドアトリム
6 ウインドガラス
7 昇降装置
10 ドア袋部
23 開口部
24 パネル側シール部
52 トリム側シール部
52b リブ
100 スクリーン
M ドアモジュール

Claims (6)

  1. インナパネルとアウタパネルとを組み合わせ両パネルの間に中空状のドア袋部が形成されたドア本体と、該ドア本体に対しウインドガラスを昇降させる昇降装置と、上記インナパネルの車室内側を覆うドアトリムとを備え、該ドアトリムに上記昇降装置が組み付けられてドアモジュールが構成され、上記昇降装置の少なくとも一部がインナパネルに形成された開口部からドア袋部に収容されて上記ドアモジュールがドア本体に組み付けられてなる自動車用ドアであって、
    上記ドアトリムとインナパネルとの間には、該インナパネルの開口部を覆う弾性部材からなるスクリーンが配設され、
    上記インナパネルの開口部周り及びドアトリムには、上記スクリーンに圧接し該スクリーンを圧縮状態で挟持するパネル側シール部及びトリム側シール部がそれぞれ設けられていることを特徴とする自動車用ドア。
  2. 請求項1に記載の自動車用ドアにおいて、
    スクリーンは、ドアトリムに組み付けられてドアモジュールを構成していることを特徴とする自動車用ドア。
  3. 請求項1又は2に記載の自動車用ドアにおいて、
    トリム側シール部とパネル側シール部とが結合されていることを特徴とする自動車用ドア。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の自動車用ドアにおいて、
    パネル側シール部は略平坦に形成され、
    トリム側シール部は、ドアトリムのインナパネル側から上記パネル側シール部へ向けて突出し先端がスクリーンに圧接するリブを有していることを特徴とする自動車用ドア。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の自動車用ドアにおいて、
    スクリーンは、弾性部材をドアトリムの車室外側に沿うように成形してなることを特徴とする自動車用ドア。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の自動車用ドアにおいて、
    スクリーンが樹脂の発泡材からなることを特徴とする自動車用ドア。
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