JP4623459B2 - 自動車用ドア - Google Patents

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Description

本発明は、自動車に配設されるドアに関し、特に、ドア本体に組み付けられる部品をモジュール化するようにした構造の技術分野に属する。
自動車用ドアはインナパネルとアウタパネルとからなるドア本体を備えていて、該ドア本体には、ウインドガラスを昇降させる昇降装置やインナパネルを覆う装飾用のドアトリムが装着されている。上記昇降装置は、通常、自動車の組み立てラインでドア本体に直接装着されるが、昇降装置はウインドガラスを案内するガイドレールや駆動モータ等の複数の部品で構成されているため、自動車の組み立てラインでは作業が煩雑化して多くの工数が必要となる。
そこで、組み立てラインの煩雑化を避けるために、例えば特許文献1に開示されているように、メイン組み立てラインとは別にサブ組み立てライン等を設け、このサブ組み立てライン等でモジュールプレートに昇降装置の各部品を取り付けてドアモジュールを構成することが行われている。この特許文献1では、モジュールプレートをドア本体の前後両端部近傍まで延びるように形成し、該モジュールプレートにドアトリムも一緒に取り付けるようにしている。これにより、メイン組み立てラインで昇降装置及びドアトリムを同時にドア本体に装着することができて、メイン組み立てラインでの工数を削減することができる。
また、例えば特許文献2に開示されているように、自動車用ドアのドアトリムに一体成形したアームレスト部に昇降装置の操作スイッチ等を有するパネル部材を装着する場合に、アームレスト部にパネル部材装着孔を形成し、このパネル部材装着孔にパネル部材を嵌め込むことが行われている。これにより、パネル部材のドアトリムへの装着作業を容易にすることができる。
特開2002−114034号公報(第4頁、第5頁、図2、図3、図6) 特開2001−347835号公報(第3頁、図1、図2)
しかしながら、特許文献1のように昇降装置及びドアトリムをモジュールプレートに取り付けるようにした場合には、両者の重さに耐え得るようにモジュールプレートの剛性を高める必要があるとともに、ドアトリムの大きさに対応させてモジュールプレートを大型化しなければならない。これらのことにより、モジュールプレートの重量が嵩み、ひいてはドアが重くなってしまう。
また、特許文献2のように、ドアトリムにパネル部材装着孔を形成してパネル部材の装着作業性を良好にする場合には、パネル部材装着孔が開口することによるドアトリムの剛性低下が避けられず、該ドアトリムが変形し易い。
本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ドアトリムの剛性を確保することにより、モジュールプレートを設けすにドアモジュールを構成できるようにして、ドアの軽量化を図りながらメイン組み立てラインでの工数を削減できるようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、ドアトリムに昇降装置を取り付けてドアモジュールを構成するとともに、ドアトリムのパネル部材装着孔周りを補強するようにした。
具体的には、ウインドガラスが昇降可能に設けられたドア本体と、上記ウインドガラスを昇降させる昇降装置と、上記ドア本体の車室内側を覆うドアトリムとを備え、上記ドアトリムには、車室内側へ膨出して車室外側へ開放する中空状のアームレスト部が一体成形され、上記アームレスト部には、該アームレスト部に取り付けられるパネル部材の外形状に対応したパネル部材装着孔が設けられ、上記パネル部材装着孔には、上記昇降装置の操作スイッチと取っ手とを有するパネル部材が取り付けられ、上記ドアトリムにおけるパネル部材装着孔周りには、該パネル部材装着孔周りを補強する補強手段が設けられ、上記補強手段は、上記アームレスト部の上部から下部に亘って延び、上記ドアトリムの車室外側におけるパネル部材装着孔近傍に配置された補強部材で構成され、上記補強部材の上部及び下部は、上記アームレスト部の上部及び下部にそれぞれ結合され、該補強部材の上下方向中間部は、上記パネル部材に結合され、上記昇降装置が上記ドアトリムに取り付けられてドアモジュールが構成され、該ドアモジュールがドア本体に取り付けられている構成とする。
この構成によれば、ドアトリムのパネル部材装着孔周りが補強手段により補強され、このドアトリムに昇降装置が取り付けられてドアモジュールが構成されるので、従来のモジュールプレートが不要になるとともに、ドアトリムの変形が防止される。このドアモジュールをメイン組み立てラインでドア本体に組み付けることで、該組み立てラインでドアトリム及び昇降装置がドア本体に同時に装着される。
また、補強手段を、上下方向に延びるように形成されドアトリムの車室外側におけるパネル部材装着孔近傍に結合された補強部材で構成することで、補強部材とドアトリムとを別々に成形することが可能になるので、各々の形状や材料の設定自由度が向上する。これにより、補強部材を十分な剛性が得られる材料を用いて成形することが可能になるとともに、ドアトリムを高い質感が得られる材料を用いて内装デザインに対応した形状に成形することが可能になる。
また、ドアトリムにはアームレスト部が一体成形され、該アームレスト部にパネル部材装着孔が形成され、該パネル部材装着孔に昇降装置の操作スイッチを有するパネル部材が取り付けられ、補強部材が、上記アームレスト部の上部から下部に亘って延び該アームレスト部の上部及び下部に結合されている構成とすることで、部品点数を増加させることなくドアトリムにアームレスト部を設けることが可能になり、このアームレスト部のパネル部材装着孔に操作スイッチを有するパネル部材が取り付けられているので、乗員による操作スイッチの操作性が良好になる。そして、このアームレスト部に補強部材が結合されているので、該補強部材によりパネル部材装着孔周りが補強されるとともに、アームレスト部の剛性が確保される。
また、パネル部材には取っ手部が設けられ、パネル部材が補強部材に結合されている構成とすることで、乗員はパネル部材の取っ手部を持ってドアの開閉を行うことが可能になるので、ドアの開閉時には、乗員の力がパネル部材に直接作用することになる。このとき、パネル部材は補強部材に結合されて剛性が確保されているので、パネル部材が変形したり破損することはない。
請求項の発明では、請求項の発明において、昇降装置はウインドガラスを昇降させるモータを有し、該モータが補強部材に取り付けられている構成とする。
この構成によれば、モータを取り付けるための部材を別途設けることなく、モータの取付剛性が確保される。
請求項の発明では、請求項1または2の発明において、ドアトリムの車室内側面には、該車室内側面との間に物品収容空間部を形成するポケット構成部材が取り付けられ、上記物品収容空間部の上部は、ドアトリムの車室内側面とドアポケット構成部材の上縁部との間で開放されている構成とする。
この構成によれば、ドアトリムにドアポケットが設けられ、該ドアポケットの物品収容空間部には、ドアトリムの車室内側面とドアポケット構成部材の上縁部との間から物品の出し入れが可能となる。
請求項1の発明によれば、パネル部材装着孔周りが補強されたドアトリムに昇降装置を取り付けてドアモジュールを構成するようにしたので、ドアトリムの変形を回避しながらドアの軽量化を図ることができるとともに、メイン組み立てラインでの工数を削減することができる。
また、ドアトリムとは別体の補強部材でパネル部材装着孔周りを補強するようにしたので、ドアトリムの剛性確保とドアの車室内側の見栄えとを両立させることができる。
また、補強部材をパネル部材装着孔が形成されたアームレスト部の上部及び下部に結合したので、補強部材によりパネル部材装着孔周りを補強しながらアームレスト部の使用時の変形を防止することができる。
また、パネル部材が補強部材に結合されているので、パネル部材の取っ手部を持ってドアを開閉する際に、パネル部材の変形や破損を防止することができる。
請求項2の発明によれば、昇降装置のモータを補強部材に取り付けるようにしたので、部品点数を増加させることなくモータの取付剛性を確保することができて、ドアの製造コストを低廉化することができる。
請求項3の発明によれば、ドアトリムの車室内側面とドアポケット構成部材の上縁部との間からドアポケットの物品収容空間部に物品を出し入れすることができる。これにより、ドアトリムに開口部を形成することなくドアポケットを設けることができて、利便性の向上とドアトリムの剛性確保とを両立させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
尚、この実施形態の説明では、説明の便宜を図るために、車両前側を単に「前」といい、車両後側を単に「後」という。
図2は、本発明の実施形態に係る自動車用ドア1を車室内側から見たものである。このドア1は、自動車の側部に配設されており、図1にも示すように、インナパネル2とアウタパネル3とを組み合わせてなるドア本体4と該ドア本体4の車室内側に取り付けられたドアトリム5とを備えている。さらに、上記ドア1には、ウインドガラス6と該ウインドガラス6を昇降させる昇降装置7とが設けられている。
図3に示すように、上記ドア本体4のインナパネル2及びアウタパネル3は鋼板をプレス成形してなるものである。このドア本体4の前端部がヒンジ(図示せず)を介して車体に取り付けられるようになっている。そして、ドア1が閉状態にあるときには、図示しないが、ドア本体4に設けられたラッチ機構が車体のストライカに係合して閉状態が保持されるようになっている。
上記インナパネル2の前後両縁部及び下縁部は車室外側へ向けて折り曲げられ、一方、アウタパネル3は全体が車室外側へ向けて緩く湾曲形成されている。上記インナパネル2の前後両縁部及び下縁部の先端は上記アウタパネル3の外周縁に接合され、両パネル2、3の間には中空状のドア袋部10が形成されている。上記ドア袋部10におけるアウタパネル3に近接した位置には、前後方向に延びる2本のドア補強部材11が上下方向に離れて配置されている。各ドア補強部材11の前後両端部はドア本体4の前後両端部にそれぞれ固定されている。また、図1に示すように、ドア本体4の上側には、インナパネル2及びアウタパネル3の上縁部から上方へ延びるサッシュ12が設けられている。
上記インナパネル2の上縁部とアウタパネル3の上縁部との間にはスリット13が形成され、このスリット13内を上記ウインドガラス6が昇降するようになっている。このウインドガラス6は、上昇端位置で外周縁が上記サッシュ12に保持される一方、下降端位置で略全体がドア袋部10に収容されるようになっている。
また、図3に示すように、インナパネル2の上部には、車室外側面にベルトラインレインフォースメント15が取り付けられている。このベルトラインレインフォースメント15は鋼板をプレス成形してなるものであり、インナパネル2の前後両縁近傍に亘って延びている。ベルトラインレインフォースメント15の上縁部及び下縁部はインナパネル2にそれぞれ接合される一方、上下方向中間部はインナパネル2から車室外側へ離れていて、このベルトラインレインフォースメント15の上下方向中間部とインナパネル2との間には隙間が形成されている。つまり、インナパネル2の上部にはベルトラインレインフォースメント15により閉断面が形成されている。
上記インナパネル2の上縁部には内側ウェザーストリップ20が取り付けられている。該内側ウェザーストリップ20は、例えば硬質のポリプロピレンに軟質のポリプロピレンやサーモプラスチックオレフィン等を組み合わせてなるものであり、スリット13の前後両端部近傍に亘って延びている。図4に示すように、上記内側ウェザーストリップ20は、ウインドガラス6の内面に摺接する2つの片状部20aと、上記ドアトリム5の上側を構成するアッパトリム構成部材40の上縁部に接触するように上方へ突出して湾曲形成された湾曲部20bと、アッパトリム構成部材40に設けられた差し込み部21に差し込まれる突出部20cとを有している。また、図3に示すように、アウタパネル3の上縁部にも、上記内側ウェザーストリップ20と同様に構成された外側ウェザーストリップ22が取り付けられている。
また、図3にも示すように、上記インナパネル2の中央部には、上記昇降装置7をインナパネル2の車室内側からドア袋部10に収容するための開口部23が形成されている。この開口部23は、前後方向に長く形成され、上縁部はベルトラインレインフォースメント15に近接して前後方向に延びている。
上記昇降装置7は従来周知のものであり、ウインドガラス6が固定されるガラス固定部材25と、該ガラス固定部材25を昇降可能に支持するガイドレール26と、上記ガラス固定部材25が取り付けられた環状のワイヤ27と、該ワイヤ27を駆動して所定の軌道上を移動させるモータ等からなる駆動機構28とを備えている。そして、該駆動機構28の作動によりワイヤ27が駆動されてガラス固定部材25がガイドレール26上を摺動することで、ウインドガラス6が昇降するようになっている。
上記ガイドレール26は鋼板を成形してなるものである。このガイドレール26は、例えば自動車走行時の振動やドア1開閉時の衝撃等によってウインドガラス6から荷重を受けた場合に、該ウインドガラス6が正規の位置から大きくずれないようにしっかりと支持できる剛性を有している。
また、図3及び図5に示すように、ガイドレール26の上下寸法はインナパネル2の開口部23の上下寸法よりも長く設定されている。このガイドレール26の下端部には、ドアトリム5をインナパネル2に結合するためのボルト30が挿通する貫通孔26aが形成されている。ガイドレール26の下端部は、インナパネル2の車室外側面に重ね合わされて、ドアトリム5と共にインナパネル2に結合されるようになっている。尚、上記ボルト30はインナパネル2の孔部2bに挿通されて該インナパネル2のドア袋部10側に取り付けられた螺合部材31に螺合するようになっている。
また、ガイドレール26の上端部には、図3に示すように、車室内側へ向けて延びるボルト32が設けられている。該ボルト32の先端側は、インナパネル2に形成された貫通孔(図示せず)及びベルトラインレインフォースメント15に形成された貫通孔15aに挿通されて車室内側へ突出している。また、このボルト32の外周にはカラー33が嵌められている。このカラー33はベルトラインレーンフォースメント15の貫通孔15aに挿通されて、両端面がガイドレール26とインナパネル2の車室外側面とに当接している。そして、ボルト32の先端にナット34を螺合させて締め込むことで、ガイドレール26の上端部が、インナパネル2に結合される。つまり、ガイドレール26は、インナパネル2における開口部23上縁及び下縁の前後方向中間部同士を連結している。
上記ドアトリム5は、図1に示すように、上下方向に2分割され、共にパネル状をなすアッパトリム構成部材40とロアトリム構成部材41とで構成されている。ロアトリム構成部材41は上記インナパネル2の開口部23よりも大きく形成され該インナパネル2の約3/4の領域を覆う一方、アッパトリム構成部材40はインナパネル2の残りの部分を覆うように形成されている。図3に示すように、上記アッパトリム構成部材40の下縁部はロアトリム構成部材41の上縁部よりも車室内側に位置付けられ、これらアッパトリム構成部材40の下縁部とロアトリム構成部材41の上縁部とは側面視で互いに重複している。
上記アッパトリム構成部材40は、ポリプロピレンからなる基材42と、該基材42の車室内側面に接着された表皮材43とで構成されている。該表皮材43の材料は、例えば布、合成皮革や樹脂等を用いることができ、この実施形態では樹脂製のものを用いている。上記基材42の車室内側面には、上記インナパネル2に形成された係合孔(図示せず)に係合するファスナ44(図6参照)が取り付けられていて、該ファスナ44によりアッパトリム構成部材40がインナパネル2に結合される。また、アッパトリム構成部材40の下縁部は、図3に示すように、車室外側へ向けて屈曲形成されている。
上記アッパトリム構成部材40の前後方向中間部には、図2に示すように、ドア本体4のラッチ機構を操作してストライカとの係合状態を解除するためのインナハンドル45が取り付けられている。図6に示すように、アッパトリム構成部材40におけるインナハンドル45の取り付け箇所には、車室外側へ膨出する膨出部46が一体成形され、この膨出部46によりインナハンドル45の車室外側が覆われるようになっている。このように、インナハンドル45の車室外側を覆う部分をアッパトリム構成部材40と一体成形することで、ドア1の部品点数の削減が図られる。
また、上記膨出部46のインナハンドル45側である車室内側面には表皮材43が設けられておらず、基材42が露出した状態となっている。このアッパトリム構成部材40の成形時には、基材42を構成する樹脂材を膨出部46周縁の表皮材43表面側へ流して、該表皮材43の内縁部を覆うようにしている。これにより、アッパトリム構成部材40のインナーハンドル45周りの見栄えを向上させている。
上記アッパトリム構成部材40の膨出部46後側には貫通孔46aが形成され、該貫通孔46aを介してインナハンドル45が、アッパトリム構成部材40に車室外側から取り付けられるようになっている。また、上記内側ウェザーストリップ20はアッパトリム構成部材40に取り付けられた後に、該アッパトリム構成部材40と共にドア本体4に組み付けられるようになっている。
一方、ロアトリム構成部材41の上下方向中央部には、図2及び図3に示すように、車室内側へ膨出して前後方向に延びるアームレスト部49が一体成形されている。このアームレスト部49をロアトリム構成部材41と一体成形することで、部品点数が増加するのが回避される。
また、ロアトリム構成部材41のアームレスト部49よりも上側には、図3に示すように、上記アッパトリム構成部材40の表皮材43と同様な表皮材50が設けられていて、このロアトリム構成部材41は基材51の上部のみが表皮材50で覆われている。
図7に示すように、ロアトリム構成部材41の上縁部及び下縁部には、該ロアトリム構成部材41をインナパネル2へ締結するためのボルト30が挿通する挿通孔35が複数形成されている。また、ロアトリム構成部材41の前後両縁部には、上記アッパトリム構成部材40と同様なファスナ44が取り付けられ、図8(a)及び図9(a)に示すように、ファスナ44がインナパネル2に形成された係合孔2cに係合するようになっている。つまり、ロアトリム構成部材41は、図10(a)にも示すように上縁部及び下縁部がボルト30によりインナパネル2に結合される一方、前後両縁部がファスナ44によりインナパネル2に結合される。
さらに、図3に示すように、ロアトリム構成部材41の上縁部近傍には段差部41aが形成されている。この段差部41aに上記アッパトリム構成部材40の下縁部が圧接して密着し、インナパネル2側からの騒音が車室内側に入ってくるのが防止されるようになっている。
上記アームレスト部49の上壁には、パネル部材55が取り付けられるパネル部材装着孔49aが形成されている。パネル部材55は側面視で前後方向に長く延びるように形成されている。上記パネル部材装着孔49aは上記パネル部材55の外形状に対応するように形成されている。該パネル部材55には係合爪(図示せず)が設けられていて、パネル部材55がパネル部材装着孔49aに嵌め込まれた状態で係合爪がパネル部材装着孔49a周縁に係合してパネル部材55の離脱が防止されるようになっている。
図2に示すように、上記パネル部材55の前側には、各ドア1の昇降装置7を操作するためのスイッチ56等が配設されている。このように、乗員の近傍に位置するアームレスト部49にスイッチ56を配置することで、乗員によるスイッチ56の操作性を良好にすることが可能となる。また、パネル部材55の後側には、ドア1を車室内側から開閉する際に乗員が持つ取っ手部57が設けられている。該取っ手部57は、パネル部材55の上面からアームレスト部49の内方、即ち下方へ向けて窪むように形成された凹部で構成されている。
また、図7に示すように、ロアトリム構成部材41の下部前側にはスピーカ60が配設されるスピーカ配設孔61が形成されている。スピーカ60はスピーカ配設孔61周縁に立設されたボス(図示せず)に螺合するネジを用いてロアトリム構成部材41に固定されている。また、図2に示すように、スピーカ配設孔61の車室内側には該配設孔61を覆うためのスピーカグリル62が設けられている。
ロアトリム構成部材41のスピーカ配設孔61よりも後側には、ドアポケット65が設けられている。該ドアポケット65は、図3及び図11に示すように、ロアトリム構成部材41に形成された車室外側へ向けての窪み部66と、該窪み部66を車室内側から覆うように形成されたドアポケット構成部材67とで構成されている。上記ドアポケット構成部材67はロアトリム構成部材41に対し、例えば締結部材により取り付けることや溶着して取り付けることが可能である。
上記ロアトリム構成部材41の窪み部66における車室内側面とドアポケット構成部材67との間に物品収容空間部Tが形成されている。この物品収容空間部Tの上部は、上記ドアポケット構成部材67の上縁部と該上縁部に対向するロアトリム構成部材41の車室内側面との間で開放され、この開放部分を介して物品収容空間部Tに物品の出し入れができるようになっている。
図7に示すように、上記ロアトリム構成部材41の窪み部66における車室外側面には、車室外側へ突出する格子状リブ68が形成され、この格子状リブ68により窪み部66の変形が抑制されるようになっている。また、上記ポケット構成部材67は、ロアトリム構成部材41の基材51と同様な樹脂材を成形してなるものであり、該ロアトリム構成部材41に固定されている。このように、ロアトリム構成部材41にポケット構成部材67を取り付けてドアポケット65を構成することで、ロアトリム構成部材41にドアポケット65用の開口部を形成しなくてもよいので、ロアトリム構成部材41の剛性を確保することが可能となる。
また、ロアトリム構成部材41の車室外側には、本発明の補強手段を構成する補強部材70が設けられている。該補強部材70は、樹脂材をプレート状に成形してなるものであり、側面視で前後方向に長い大略矩形状に形成されている。図3にも示すように、この補強部材70の上縁部はアームレスト部49の上部、即ちパネル部材装着孔49a近傍に位置付けられ、下縁部はアームレスト部49の下部に位置付けられている。アームレスト部49の上部及び下部には車室外側へ向けてボス71が立設されており、補強部材70の上下両縁部がボス71に螺合するネジ72を用いてロアトリム構成部材41に締結されている。つまり、この実施形態では、アームレスト部49の上部及び下部が補強部材70により連結され、これにより、ロアトリム構成部材41のパネル部材装着孔49a周りが補強される。
また、上記パネル部材55の取っ手部57外壁には車室外側へ向けてボス73が立設されている。上記補強部材70の上下方向中間部はボス73に螺合するネジ72を用いてパネル部材55にも締結されている。これにより、パネル部材55の取っ手部57近傍の剛性が確保される。
上記補強部材70の車室外側面には、図7に示すように、上記昇降装置7の駆動機構28がネジを用いて取り付けられている。また、ロアトリム構成部材41の下側には、図3に示すように、ボス74が車室外側へ向けて立設され、上記ガイドレール26の上下方向中間部がボス74に螺合するネジ75を用いてロアトリム構成部材41に取り付けられている。このガイドレール26は、ロアトリム構成部材41に取り付けられた状態で、上側がロアトリム構成部材41の上縁部よりも上方へ突出し、かつ側面視で上側が下側よりも後側に位置するように傾斜して配置されている。
また、図7に示すように、上記ロアトリム構成部材41における車室外側面の後端部には、側面衝突時の衝撃荷重を吸収する衝撃吸収部材77が配設されている。この衝撃吸収部材77は、側面視で乗員の腰部と略重複するように位置付けられている。
また、ロアトリム構成部材41の前端部には、上記駆動機構28やスピーカ60等から延びるハーネス78を支持するためのハーネス支持部79が設けられている。図12(a)に拡大して示すように、このハーネス支持部79はロアトリム構成部材41に薄肉ヒンジ80を介して一体成形されたものであり、ハーネス78はハーネス支持部79に設けられたクリップ81に着脱可能に支持されている。尚、図1における符号2dはハーネス支持部79が嵌る凹部である。
また、ロアトリム構成部材41のハーネス支持部79近傍には、一対のリブ82が上下に離れて突設され、ハーネス78はこれらリブ82の間に配置されて位置ずれしないようになっている。図12(b)に示すように、これらリブ82は略水平に延びていて、下側のリブ82は上側のリブ82よりも突出長さが長く形成されている。該下側のリブ82の先端には、側面視で円形の傘状部83が一体成形されており、この傘状部83により防音用のフェルト材84が保持されている。上記傘状部83にフェルト材84を保持させる際には、フェルト材84に形成した切れ目84aに傘状部83を押し込んでフェルト材84を傘状部83よりもリブ82の基端側へ移動させればよい。
また、上記フェルト材84はロアパネル構成部材41における異音が発生する箇所にのみ設けられていて、この実施形態では、フェルト材84でハーネス78を押さえるようにしている。このことで、自動車走行時の振動等によりハーネス78ががたつくのが防止されて異音が発生するのを回避することができる。
また、ロアトリム構成部材41の車室外側面には、図7に示すように、車室外側へ向けて突出し上下方向に延びる複数の縦リブ90が設けられている。これら縦リブ90は、ロアトリム構成部材41の前部及び後部を除く中間部に、互いに前後方向に間隔をあけて形成されている。
また、ロアトリム構成部材41の車室外側面には、図8(b)、図9(b)、図10(b)に示すように、後述のスクリーン100をインナパネル2に押し付けるためにスクリーン押圧部91が設けられている。該スクリーン押圧部91はロアトリム構成部材41から車室外側へ向けて突出するリブ状のものであり、図7にも示すように、ロアトリム構成部材41の前縁部、下縁部及び後縁部に亘って連続して延びている。
上記ロアトリム構成部材41とインナパネル2との間にはスクリーン100が配設されている。このスクリーン100は、ドア袋部10内の雨水や埃等が車室内に侵入するのを防止しかつ外部の騒音が車室内に入るのを低減するためのものである。このスクリーン100の材料は約5mm厚のポリエチレン発泡材であり、図1に示すように、この発泡材を上記ロアトリム構成部材41や昇降装置7の形状に対応した形状となるように加熱真空成形することでスクリーン100が構成されている。
上記スクリーン100の周縁部には、上記ロアトリム構成部材41の挿通孔35及びファスナ44に対応した孔部100aが形成され、これら孔部100aにボルト30及びファスナ44が挿通しスクリーン100がロアトリム構成部材41と共にインナパネル2に取り付けられるようになっている。また、図8〜図10に示すように、スクリーン100の前後両縁部及び下縁部は、ロアトリム構成部材41のスクリーン押圧部91によりインナパネル2に押さえ付けられて圧縮変形している。また、図3に示すように、スクリーン100の上縁部は、ロアトリム構成部材41の上縁部における車室外側面と、インナパネル2の開口部23上縁とに挟まれて圧縮変形するようになっている。これにより、スクリーン100の全周がロアトリム構成部材41及びインナパネル2に強く密着することとなる。
さらに、スクリーン100の中央部には、ガイドレール26が締結されるボス74に対応する孔部100bが形成され、この孔部100bにネジ75が挿通しスクリーン100の中央部はガイドレール26と共にロアトリム構成部材41に固定されるようになっている。従って、スクリーン100はロアトリム構成部材41に取り付けられてから、ドア本体4に組み付けられるようになっている。
すなわち、この実施形態では、上記昇降装置7、スピーカ60、スイッチ56及びハーネス78等で構成されたドア機能部品並びに上記スクリーン100及びパネル部材55等がロアトリム構成部材41に取り付けられてドアモジュールMが構成されている。
次に、上記のように構成されたドア1の製造要領について説明する。まず、サブ組み立てラインにおいて、ロアトリム構成部材41に上記ドア機能部品やスクリーン100等を取り付けてドアモジュールMを構成するとともに、インナパネル2とアウタパネル3とを接合してドア本体4を構成する。その後、メイン組み立てラインにおいて予め車体に取り付けられているドア本体4に上記ドアモジュールMを組み付けることで、ロアトリム構成部材41と昇降装置7とを同時にドア本体4に組み付けることが可能となる。このとき、ロアトリム構成部材41が補強部材70で補強されているので、昇降装置7やスピーカ60等の荷重によりロアトリム構成部材41が変形したり破損することはない。尚、サブ組み立てラインは、メイン組み立てラインの近傍に設けてもよいし、メイン組み立てラインとは別の工場等に設けてもよい。
また、ドアモジュールMをドア本体4に組み付ける際には、インナパネル2の開口部23の上下寸法がドアモジュールMのガイドレール26の上下寸法よりも短いので、ガイドレール26の上側が下側よりもインナパネル2に接近するようにドアモジュールM全体を傾けてから、ガイドレール26を上側からドア袋部10内に収容していく。このとき、ドアトリム5を上下に分割してロアトリム構成部材41でドアモジュールMを構成し、ガイドレール26をロアトリム構成部材41の上縁部から上方へ突出させているので、ロアトリム構成部材41の上端部がインナパネル2に干渉することはなく、昇降装置7をドア袋部10に容易に収容することが可能となる。
上記昇降装置7をドア袋部10に収容した後に、上記ガイドレール26の上側をナット34でインナパネル2に結合する。さらに、このときファスナ44を係合孔2bに係合させるとともに、各ボルト30を螺合部材31に螺合させてロアトリム構成部材41をインナパネル2に結合させる。このロアトリム構成部材41をインナパネル2に結合するボルト30によりガイドレール26の下端部がインナパネル2に結合される。このロアトリム構成部材41をインナパネル2に取り付けることで、スクリーン100の両面がインナパネル2とロアトリム構成部材41とに密着する。また、このドアモジュールMをドア本体1に組み付ける際に、ウインドガラス6を昇降装置7のガラス固定部材25に固定しておく。
次いで、内側ウェザーストリップ20が取り付けられたアッパトリム構成部材40をドア本体4に取り付ける。
したがって、この実施形態に係る自動車用ドア1によれば、ロアトリム構成部材41に昇降装置7を取り付けてドアモジュールMを構成するようにしたので、従来のモジュールプレートが不要になってドア1の軽量化を図ることができるとともに、メイン組み立てラインでの工数を削減することができる。この場合に、パネル部材装着孔49a周りを補強部材70及び縦リブ90により補強しているので、ロアトリム構成部材41の変形を未然に防止することができる。
また、ロアトリム構成部材41とは別体の補強部材70でパネル部材装着孔49a周りを補強するようにしたので、ロアトリム構成部材41と補強部材70の各々の形状設定や材料の選定を自由に行うことができる。これにより、ロアトリム構成部材41を、高い質感が得られる材料を用いて内装デザインに対応した形状にすることができて、ドア1の車室内側の見栄えを向上させることができ、一方、補強部材70を十分な剛性が得られる材料を用いて成形することができて、ロアトリム構成部材41の剛性を効果的に高めることができる。
また、補強部材70の上端部及び下端部をロアトリム構成部材41のアームレスト部49の上部及び下部に結合したので、アームレスト部49の使用時に該アームレスト部49が変形するのを防止することができる。
また、取っ手部57を有するパネル部材55が補強部材70に結合されているので、ドア1を開閉する際にパネル部材55が変形したり破損するのを防止することができる。
また、昇降装置7のモータを含む駆動機構28を高剛性な補強部材70に取り付けるようにしたので、駆動機構28をロアトリム構成部材41に取り付けるにあたって別途部材を設けることなく、駆動機構28の取付剛性を確保することができ、ドア1の製造コストをより低廉化することができる。
また、ドアトリム5にドアポケット65を設けたので利便性を向上させることができる。そして、このドアポケット65への物品の出し入れを、ロアトリム構成部材41の車室内側面とドアポケット構成部材67の上縁部との間から行うようにしたので、ロアトリム構成部材41に物品出し入れ用の開口部を形成しなくてもよくなり、利便性の向上とロアトリム構成部材41の剛性確保とを両立させることができる。
尚、この実施形態では、補強部材70及び縦リブ90の2つでロアトリム構成部材41を補強しているが、これに限らず、図示しないが補強部材70のみで補強するようにしてもよいし、図13に示す変形例のように縦リブ90のみで補強するようにしてもよい。縦リブ90のみで補強する場合には、該縦リブ90はロアトリム構成部材41の基材51に一体成形されているので、部品点数の増加を招くことなくロアトリム構成部材41の剛性を確保することができて、ドア1の製造コストを低廉化することができる。
また、この実施形態では、ガイドレール26の上部をインナパネル2に直接結合するようにしたが、ベルトラインレインフォースメント15を介してインナパネル2に結合するようにしてもよい。
また、この実施形態では、昇降装置7のガイドレール26が1本である場合について説明したが、本発明は昇降装置7に複数本のガイドレールが設けられている場合にも適用することができる。この場合には、各ガイドレール26の上部及び下部をインナパネル2に結合してもよい。
さらに、この実施形態では、昇降装置がモータを備えた電動式に構成されている場合について説明したが、本発明は昇降装置が手動式に構成されている場合にも適用することができる。
以上説明したように、本発明に係る自動車用ドアは、例えば車体の側部に配設されるドアに適している。
本発明の実施形態に係る自動車用ドアの分解斜視図である。 車室内側から見たドアの側面図である。 ドアの内部構造を示す縦断面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 図2におけるB−B線断面図である。 車室外側から見たアッパトリム構成部材、内側ウェザーストリップ及びインナハンドルの斜視図である。 ドアモジュールを車室外側から見た側面図である。 (a)は図2におけるC−C線断面図であり、(b)は図2におけるD−D線断面図である。 (a)は図2におけるE−E線断面図であり、(b)は図2におけるF−F線断面図である。 (a)は図2におけるG−G線断面図であり、(b)は図2におけるH−H線断面図である。 ロアトリム構成部材及び補強部材を拡大して示す縦断面図である。 (a)はロアトリム構成部材のハーネス支持部近傍を車室外側から見た拡大図であり、(b)は図12(a)におけるI−I線断面図である。 実施形態の変形例に係る図3相当図である。
1 自動車用ドア
4 ドア本体
5 ドアトリム
6 ウインドガラス
7 昇降装置
49 アームレスト部
49a パネル部材装着孔
55 パネル部材
56 操作スイッチ
57 取っ手部
67 ドアポケット構成部材
70 補強部材(補強手段)
90 縦リブ(補強手段)
M ドアモジュール
T 物品収容空間部

Claims (3)

  1. ウインドガラスが昇降可能に設けられたドア本体と、
    上記ウインドガラスを昇降させる昇降装置と、
    上記ドア本体の車室内側を覆うドアトリムとを備え、
    上記ドアトリムには、車室内側へ膨出して車室外側へ開放する中空状のアームレスト部が一体成形され、
    上記アームレスト部には、該アームレスト部に取り付けられるパネル部材の外形状に対応したパネル部材装着孔が設けられ、
    上記パネル部材装着孔には、上記昇降装置の操作スイッチと取っ手とを有するパネル部材が取り付けられ、
    上記ドアトリムにおけるパネル部材装着孔周りには、該パネル装着孔周りを補強する補強手段が設けられ、
    上記補強手段は、上記アームレスト部の上部から下部に亘って延び、上記ドアトリムの車室外側におけるパネル部材装着孔近傍に配置された補強部材で構成され、
    上記補強部材の上部及び下部は、上記アームレスト部の上部及び下部にそれぞれ結合され、該補強部材の上下方向中間部は、上記パネル部材に結合され、
    上記昇降装置が上記ドアトリムに取り付けられてドアモジュールが構成され、該ドアモジュールがドア本体に取り付けられていることを特
    徴とする自動車用ドア。
  2. 請求項において、
    昇降装置はウインドガラスを昇降させるモータを有し、該モータが補強部材に取り付けられていることを特徴とする自動車用ドア。
  3. 請求項1または2において、
    ドアトリムの車室内側面には、該車室内側面との間に物品収容空間部を形成するドアポケット構成部材が取り付けられ、
    上記物品収容空間部の上部は、ドアトリムの車室内側面とドアポケット構成部材の上縁部との間で開放されていることを特徴とする自動車用ドア。
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