JPH0323944A

JPH0323944A - 輪転機において側方向及び周方向の見当合せを行うための装置

Info

Publication number: JPH0323944A
Application number: JP2141733A
Authority: JP
Inventors: Peter Knauer; ペーター・クナウエル
Original assignee: MAN Roland Druckmaschinen AG
Current assignee: Manroland AG
Priority date: 1989-06-03
Filing date: 1990-06-01
Publication date: 1991-01-31
Also published as: US5092242A; EP0401656A3; DE3918128A1; DE3918128C2; EP0401656A2; CA2017373C; EP0401656B1; CA2017373A1; DE59005406D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、輪転機、特にスリーブ状の版支持体及び版伝
達支持体と、はす歯を有する駆動歯車列とが設けられた
輪転機において、印刷機胴の軸方向移動と回転とにより
側方向及び周方向の見当合せを行うための装置に関する
。

［従来の技術］般に公知なように、輪転機における側方向及び周方向の
見当合せは、印刷機胴、通常は版胴の軸方向移動と回転
とによって行われる。例えばヨーロッパ特許出願第０　
　０１９　　６９７号明細書には、印刷機のいわゆる一
方の操作側■に見当合せ装置を備えたオフセット輪転機
が示されている。この場合、通常は歯車列の形状の駆動
装置が、他方の機械側ＩＩに設けられている上述した構
戒の輪転機は、極めて有利で充分３なものである。しかし、種々異なる理由から、見当合せ
装置が操作側に配置されていると不都合であり、場合に
よっては見当合せ装置を操作側に配置することができな
い。枝に、胴溝が設けられていない場合の輪転機におい
て、操作側に配置された見当合せ装置は不都合となる。

というのもこの場合、版を支持するスリーブ及び版伝達
スリーブが、印刷機の一方の側に配置された印刷機胴上
へ取付けられねばならず、そのためにはこの側へ自由に
接近できなければならないからである。上記スリーブを
取付けるためには、駆動側（機械側）かはとんと適して
いないので、スリーブの交換作業に必要な適当な手段は
、操作側に設けなければならない。スリーブの交換作業
は、例えばＤＥ−ＰＳ第　３７　０５　４７７　号明細
書に開示されている。

［発明が解決しようとする課題］本発明の課題は、特にスリーブ状の版支持体及び版伝達
支持体とを備えた輪転機において、操作側もしくは操作
側に対応配置された印刷機４側壁を必要とせずに、側方向及び周方向の見当合せを行
うための装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段１上記課題は、本発明によればはじめに述べた装置におい
て、側方向及び周方向の見当合せを行うための装置が、
輪転機の駆動側ＩＩに配置されており、版胴の軸部に軸
受けを介して取付けられた、はす歯を有する駆動歯車が
、機械７レムに固定された支承ピンに支承された、はす
歯を有する歯車とかみ合っており、この歯車が、平歯を
有する歯車と回転不能に結合されており、後者の歯車が
、上記軸部に回転不能に取付けられた、平歯を有する歯
車を駆動させており、互いに回転不能に結合された、上
記平歯を有する歯車とはす歯を有する歯車とが、一方の
装置によって軸方向移動可能であり、版胴が他方の装置
によって軸方向移動可能であり、上記はす歯を有する歯
車か軸一方向移動により回転ずるようになっており、こ
の回転が上記平歯を有する２つの歯車を介して版胴に伝
達されて、版胴か回転ずるようになっていることによっ
て解決されている。

本発明のさらに有利な構或は、請求項２以下に記載した
通りである。

［実施例］次に図示の実施例につき本発明を説明する。

第ｌ図に示した輪転機では、輪転機のための駆動１・ル
クが、通常は水平方向に延びる長手方向軸１から傘歯車
２を介してはす歯を有する駆動歯車列へ案内される。駆
動歯車列は、はす歯を有する歯車３，４．５を備えてい
る。歯車５が上側版胴の歯車６とかみ合っており、この
歯車６が上側ゴム胴の駆動歯車８とかみ合っている。こ
の駆動歯車８が下側ゴム胴の駆動歯軍９を駆動させてお
り、この駆動歯車９が下側版胴の歯車１０とかみ合って
いる。周方向見当合せ歯車７，Ｉ１がそれぞれ版胴の歯
車６．１０とかみ合っている。

第２図によれば、側方向及び周方向の見当合せを行うた
めの装置が、輪転機のただ駆動側ＩＩにのみ配置されて
いる。従って、見当合せ装置の構戊部材は操作側工（図
示せず）には全く配置されなくともよい。その結果、操
作側へは自由に接近することができるようになり、例え
は操作側の側壁を適当に開放することによって、スリー
ブを印刷機胴上へ取付けたり、印刷機胴から取外したり
することができる。しかし、その他の理由からも、見当
合せ装置の部材を操作側に設けないことは有利であり、
又は所望されることである。

第２図による実施例では、印刷機械もしくは印刷機構の
ための駆動トルクが、ゴム胴１８の駆動歯車９を介して
案内される。この駆動歯車９は版胴２０の歯車１２とが
み合っており、歯車１２は、軸受け３ｌを介してルーズ
に版胴２０の軸部１９に取付けられている。さらに、平
歯を有する歯車１３が、回転不能に軸部１９に取付けら
れている。

歯車１２及び１３が、二段歯車ｌ４の歯車リム］６及び
１５どそれぞれかみ合っている。こ７れら歯車リム１５．１６は別個の歯車として形戒されて
いてもよい。しかしとちらにしろ、二段歯車ｌ４もしく
は歯車リム１５，．１６は、自由に回転可能で軸方向移
動可能に支承されてぃなけらはならない。このために、
７ランジ２５を介して駆動側■の側壁２ｌに固定された
支承ピン２２が使用されると、有利である。二段歯車ｌ
４は、軸受け２３．２４を介して回転可能にこの支承ビ
ン２２に支承されている。また、この場合、二段歯車１
４もしくは歯車リム１５１６が軸方向に移動できるよう
になってぃるはす歯を有する駆動歯車９は、ゴム胴１８
の軸部１７に回転不能に取付けられているので、通常形
式でゴム胴１８を駆動させる。

上記駆動歯車９、歯車１２及び歯車リム１６は、それぞ
れはす歯を有しており、歯車１３及び歯車リム１５は、
それぞれ平歯を有している。また、歯車１３は版胴２０
の軸部１９と回転不能に結合されている。

８上述した駆動歯車列の新しい構或によって、周方向の見
当合せと側方向の見当合せとが互いに無関係に行われる
。

周方向の見当合せを行うために、回転可能なねじスピン
ドル２６が、印刷機の駆動側■の側壁２１に支持される
ガイドプレート２７内に設けられている。ねじスピンド
ル２６の左側端部が、軸受け２８を介して二段歯車ｌ４
内に支承されている。ねじスピンドル２６はガイドプレ
ート２７内で回転ずると、回転方向に応じて左側又は右
側へ向かって運動し、そのさいに、支承ピン２２に軸方
向移動可能に支承された二段歯車ｌ４を連行する。以下
に詳しく説明するが、二段歯車ｌ４が軸方向に移動する
と、はす歯を有する歯車リム１６によって版胴２ｏは回
転させられる。というのは、歯車リム１６のはす歯と版
胴２０の歯車１２とがかみ合っているからである。

ねじスピンドル２６の回転に応じて、二段歯車１４が支
承ピン２２上で軸方向に移動することにより、版胴２０
の周方向の見当合せが行われる。この場合、駆動歯車９
と歯車１２とが回転不能にかみ合っているので、はす歯
を有する歯車リム１６は、歯車１２のはす歯内へ入り込
むが、又はこのはす歯から抜出される。即ち、二段歯車
ｌ４が、回転しなから支承ピン２２上を左側又は右側へ
向かって移動する。二段歯車１４のこのような回転運動
により、歯車１３が回転させられ、それによって、版胴
２０も回転させられる。

版胴２０の周方向の見当合せは、印刷機運転中でも行う
ことができる。というのは、駆動歯車９及び歯車１２、
もしくははす歯を有する駆動歯車列全体が、二段歯車１
４の軸方向移動時に回転しないようになっていさえすれ
ばよいからである。その結果、歯車リム１６が歯車１２
内で回転せざるをえなくなり、この回転によって、歯車
リム１５及び歯車１３を介した周方向の見当合せが行わ
れる。

ねじスピンドル２６．２９は、モータによって作動させ
ることができる。

側方向の見当合せも、上述した周方向の見当合せと同様
に行われる。

版胴２０の側方向の見当合せのために、ノノイドプレー
ト２７内に位置決めされたねじスピンドル２９が使用さ
れる。ねじスピンドル２９は、軸部１９に設けられた軸
受け３０内に係合している。それにより、ねじスピンド
ル２９の回転時にこの回転方向に応じて、軸部１９とこ
の軸部１９に取付けられた版胴２０とが、左側又は右側
へ向かって移動する。ねじスピンドル２９の左側端部は
、軸受け３０内で自由に回転可能であり、かつ回転時に
軸部１９もしくは版胴２０を軸方向に連行する。版胴２
０もしくは版胴２０の軸部１９、及び軸部１９に回転不
能に取付けられた歯車１３が軸方向に運動しても、周方
向の見当合せには何の影響も与えられない。というのは
、歯車１３と歯車リム１５とが平歯を有しているからで
ある。

有利には、交換可能なスリーブ３２及び３３１１がゴム胴１８及び版胴２０上にそれぞれ取付けられてい
る。この場合、スリーブ３２はゴムブランケットを被覆
されており、スリーブ３３は版を支持している。この版
は、図示されていないインキ装置によって通常の形式で
インキを塗付される。しかし、上記ゴム胴１８及び版胴
２０自体が、ゴムブランケット及び版板をそれぞれ取付
けられていてもよい。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による装置の１実施例を示すもので、第１図は駆動歯車列の概略図、第２図は本発明による見
当合せ装置の一部断面図である。 ■・・・長手方向軸、２・・・傘歯車、３，４．５・・
・歯車、６・・・上側版胴の歯車、７・・・周方向見当
合せ歯車、８・・上側ゴム胴の駆動歯車、９・・・下側
ゴム胴の駆動歯車、１０・・・下側版胴の歯車、１ｌ・
・・周方向見当合せ歯車、１２．１３・・・版胴の歯車
、Ｉ４・二段歯車、］．５．１６・・・歯車リムｌ７・
・・軸部、ｌ８・・・ゴム胴、１９・・・軸部、２１２０・・・版胴、２ｌ・・・側壁、２２・・支承ビン、２
３２４・・・軸受け、２５・・・フランジ、２６・・・
ねじスピンドル、２７・・・ガイドプレ−１−、２８・
・・軸受け、２９・・・ねじスピンドル、３０．３１・
・・軸受け、３２．３３・・スリーブ

Claims

【特許請求の範囲】１、輪転機における印刷機胴の軸方向移動と回転とによ
り側方向及び周方向の見当合せを行うための装置におい
て、側方向及び周方向の見当合せを行うための装置が、
輪転機の駆動側IIに配置されており、版胴（２０）の軸
部（１９）に軸受け（３１）を介して取付けられた、は
す歯を有する駆動歯車（１２）が、機械フレームに固定
された支承ピン（２２）に支承された、はす歯を有する
歯車（１６）とかみ合っており、この歯車（１６）が、
平歯を有する歯車（１５）と回転不能に結合されており
、この歯車（１５）が、上記軸部（１９）に回転不能に
取付けられた、平歯を有する歯車（１３）を駆動させて
おり、平歯を有する歯車（１５）とはす歯を有する歯車
（１６）とが、一方の装置（２６）によって軸方向移動
可能であり、版胴（２０）が他方の装置（２９）によっ
て軸方向移動可能であり、はす歯を有する歯車（１６）
が軸方向移動により回転するようになっており、この回
転が歯車（１５、１３）を介して版胴（２０）に伝達さ
れて、版胴（２０）が回転するようになっていることを
特徴とする、輪転機において側方向及び周方向の見当合
せを行うための装置。２、平歯を有する歯車（１５）とはす歯を有する歯車（
１６）とが、二段歯車（１４）の歯車リムとして形成さ
れている、請求項１記載の装置。３、周方向の見当合せを行うために、軸受け（２３、２
４）に取付けられた二段歯車（１４）が、軸受け（２８
）を介してねじスピンドル（２６）と接続されており、
かつこのねじスピンドル（２６）によって、側壁（２１
）に固定された支承ピン（２２）上を移動させられるよ
うになっており、二段歯車（１４）の移動によって版胴
（２０）が回転させられる、請求項２記載の装置。４、側方向の見当合せを行うために、ねじスピンドル（
２９）が軸受け（３０）を介して版胴（２０）の軸部（
１９）と接続されており、ねじスピンドル（２９）によ
って版胴（２０）が軸方向に移動させられる、請求項１
から３までのいずれか１項記載の装置。５、印刷機胴のための駆動トルクが、ゴム胴（１８）の
軸部（１７）に回転不能に取付けられた、はす歯を有す
る歯車（９）を介して案内されており、この歯車（９）
が、軸受け（３１）を介して版胴（２０）の軸部（１９
）に取付けられた、はす歯を有する歯車（１２）とかみ
合っている、請求項１から４までのいずれか１項記載の
装置。６、ゴムブランケットを被覆されたスリーブ（３２）が
ゴム胴（１８）上に、版を支持するスリーブ（３３）が
版胴（２０）上に、それぞれ交換可能に取付けられてい
る、請求項１から５までのいずれか１項記載の装置。