JP3448766B2 - 多色輪転印刷機の見当調整装置 - Google Patents

多色輪転印刷機の見当調整装置

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JP3448766B2
JP3448766B2 JP2000170354A JP2000170354A JP3448766B2 JP 3448766 B2 JP3448766 B2 JP 3448766B2 JP 2000170354 A JP2000170354 A JP 2000170354A JP 2000170354 A JP2000170354 A JP 2000170354A JP 3448766 B2 JP3448766 B2 JP 3448766B2
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    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F13/00Common details of rotary presses or machines
    • B41F13/08Cylinders
    • B41F13/10Forme cylinders
    • B41F13/12Registering devices
    • B41F13/14Registering devices with means for displacing the cylinders

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多色輪転印刷機
の見当調整装置に関し、より詳細には、軸方向微動手段
及び円周方向微動手段による変位量を限定し、版胴の軸
方向及び円周方向の微動調整変位量が、限定された範囲
を超えないように制限ストッパー手段を有する多色輪転
印刷機の見当調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多色輪転印刷機の見当調整技術に
関しては、例えば、特開昭53−134507号公報
(先行技術1)及び特開昭63−91248号公報(先
行技術2)に開示されているものがある。
【0003】先行技術1に記載される見当調整装置は、
いわゆる多色輪転印刷機の分割版胴に設けられたもので
あり、軸方向に2つに分割された版胴のそれぞれの軸端
に円周方向と軸方向の見当調整装置を設け、運転中にも
調整可能にしたものである。
【0004】そしてこれの構成は、各版胴の軸端部に軸
方向に拘束され、かつ回転し得るように連結されたおね
じ軸部材が、フレームに対して軸方向にのみ移動可能に
設けられている。おねじ軸部材のおねじ外周には、軸方
向微動回転部材(めねじ部材)がねじ込まれており、こ
の軸方向微動回転部材は、フレームに対して軸方向に拘
束され、かつ正逆回転可能に設けられている。軸方向微
動回転部材が回されることによって、おねじ軸部材がね
じのリードに従って軸方向に移動し、そのまま版胴が軸
方向に移動調整されるように構成されている。
【0005】また、前記各版胴の端部の軸に、版胴に対
して軸方向にのみ移動可能な外筒部材(円筒部材)が設
けられ、外筒部材の他端部は版胴軸端部に設けられたは
すば歯車に固定されている。前記外筒部材の外周部に
は、外筒部材に対して円周方向にのみ回転可能な円周方
向微動回転部材(歯車部材)が設けられている。円周方
向微動回転部材のボス外周部に設けられているおねじ部
がフレーム側に設けられているめねじ部にねじ込まれて
いる。円周方向微動回転部材が回されることによって、
ブランケット胴のはすば歯車に噛み合っている前記はす
ば歯車がねじのリードに従って軸方向に移動し、はすば
歯車のねじれ角に対応した割合で外筒部が角変位し、版
胴が円周方向に調整されるように構成されている。
【0006】先行技術2に記載される見当調整装置は、
版胴の軸端部に版胴駆動用のはすば歯車を有し、その軸
端部に軸方向に固定されかつ回転し得るように連結され
たおねじ軸部材を、フレームに固定されためねじ部材に
ねじ込んで貫通させ外側へ出し、その端部に軸方向微動
回転部材(軸方向見当調整用ホイール)を設けている。
【0007】また、前記おねじ軸部材には他のめねじ部
材がねじ込まれ、その一端部は、軸方向に固定されかつ
回転し得るように前記はすば歯車の端部と連結されてい
る。更に、このめねじ部材の他端部には、円周方向微動
回転部材(円周方向見当調整用ホイール)が設けられて
いる。
【0008】これら各微動回転部材の外周には、歯形が
形成されてラックと噛み合い、外部から駆動され、先行
技術1と同様に軸方向及び円周方向の調整ができるよう
に構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】先行技術1及び先行技
術2に示される版胴の軸方向及び円周方向の見当調整装
置では、見当調整装置を作動させるのに駆動源であるモ
ーター又はリニアモーターなどが用いられている。版胴
軸端から最も遠くに設けられている前記各見当調整用の
回転部材は、おねじ軸部材のねじ部にねじ込まれてお
り、回転駆動されると回転方向の変位を軸方向の変位に
変える。
【0010】版胴を軸方向に微動調整するには、版胴を
直に軸方向に変位させ、また、版胴を円周方向に微動調
整させるには、版胴駆動はすば歯車を版胴の軸方向に移
動させ、版胴を角変位させるようにしている。
【0011】これらの変位量の限定された範囲の最大値
として、例えば新聞輪転印刷機では、軸方向調整用の回
転部材の軸方向変位を4ミリメートル乃至6ミリメート
ル前後、円周方向調整用の回転部材の軸方向変位を12
ミリメートル乃至18ミリメートル前後の適宜な値を予
め設定して用いられるが、駆動源である前記モーター又
はリニアモーターが作動し過ぎたりするなど、誤作動又
は手動操作によるミスなどによって、しばしばこれらの
限定された範囲を超えてしまうという課題があった。
【0012】また、その結果、軸方向微動回転部材や円
周方向微動回転部材が、おねじ軸部材のねじ部終端の不
完全ねじ部などに食い込むなどねじ込み部での渋りが生
じたり、可動部材とそれに隣接している本来なら互いに
接触しない部材との側面部が強く接触するなど、その部
分にねじで締め付けるような大きな力が作用して食い込
むという課題があり、この食い込みから解放されて復帰
するのに前記駆動源が有する力では全く不可能となった
り、又は前記の関係部材を破損させたりするという課題
があった。
【0013】そして、これらトラブルの復旧には大変な
時間を要するとともに、印刷機の稼働率を低下させると
いう課題があった。
【0014】この発明は、以下に示すように上記従来の
技術が抱えていた課題を一挙に解決するものである。す
なわち、軸方向微動手段の変位量を限定するべく軸方向
微動回転部材の角変位量を第1ストッパー手段で制限
し、円周方向微動手段の変位量を限定するべく円周方向
微動回転部材の角変位量を第2ストッパー手段で制限し
て、前記各微動手段の変位量が限定された範囲を超える
というトラブルを皆無とし、見当調整装置の構成部材に
何ら障害を与えることが無く、装置の耐久性が高い多色
輪転印刷機の見当調整装置を提供することを目的とする
ものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明に係る多色輪転印刷機の見当調整装置は、
多色印刷可能な複数の版胴を備え、基準となる版胴で印
刷される画像に対して他の版胴で印刷される画像を正し
く重ね合わせるべく、少なくとも他の版胴を軸方向に微
動変位させる軸方向微動手段及び円周方向に微動変位さ
せる円周方向微動手段とを備えるとともに、これらの微
動手段を制御する制御手段を備えた多色輪転印刷機の見
当調整装置において、軸方向微動手段は、回転すること
によりおねじ軸部材とともに軸方向に変位し、この軸方
向の変位量に対応しておねじ軸部材を介して版胴を軸方
向に変位させる軸方向微動回転部材を有し、この微動回
転部材が、制御手段からの制御信号によって制御回転さ
れる駆動源にて前記版胴の軸方向変位量範囲に対応する
角変位量範囲で回転されるようになっており、円周方向
微動手段は、回転することによりはすば歯車とともに軸
方向に変位し、この軸方向の変位量に対応してはすば歯
車を介して版胴を円周方向に変位させる円周方向微動回
転部材を有し、この円周方向微動回転部材が、制御手段
からの制御信号によって制御回転される駆動源にて前記
版胴の円周方向の変位量範囲に対応する複数回転にわた
る角変位量範囲で回転されるようになっており、前記軸
方向微動手段に、軸方向微動回転部材の一側面に第1突
起を設けるとともに、フレームの一側面に、版胴の軸方
向の予め定められた変位量に応じた軸方向微動回転部材
の回転角の二等分の位置を原位置とし、この位置から軸
方向微動回転部材が左右いずれの方向を問わず前記予め
定められた範囲を超えて角変位した状態で前記第1突起
が当たる第1制限部材を設けた第1ストッパー手段を設
け、前記円周方向微動手段に、円周方向微動回転部材の
両側面のそれぞれに第2突起を設けるとともに、フレー
ムの他側面に、前記円周方向微動回転部材の軸方向の予
め定められた変位量に応じた円周方向微動回転部材の複
数回転にわたる回転角の二等分の位置を原位置とし、こ
の位置から円周方向微動回転部材が左右いずれの方向を
問わず前記予め定められた範囲を超えて複数回転にわた
って角変位した状態で前記第2突起の一方が当たる第2
制限部材を設けた第2ストッパー手段を設け、円周方向
微動手段の第2ストッパー手段の第2制限部材は、円周
方向微動回転部材の両側面に設けた各第2突起に円周方
向微動回転部材が原位置から左右いずれの方向を問わず
予め定められた範囲を超えて複数回転にわたって角変位
した状態で前記第2突起のいずれかが当たる2つの端部
を有し、この両端部は円周方向微動回転部材をまたいで
一体状になっている。
【0016】また、前記構成における軸方向微動手段の
駆動源及び円周方向微動手段の駆動源として、この各駆
動源にそれぞれステッピングモーターを用いた。
【0017】
【作 用】この発明の構成によれば、版胴の軸方向微動
手段及び円周方向微動手段からなる見当調整装置におい
て、個々の駆動源によって回転させられる軸方向微動回
転部材及び円周方向微動回転部材に、それぞれ第1スト
ッパー手段及び第2ストッパー手段を設けたことによ
り、これら第1ストッパー手段及び第2ストッパー手段
によって、軸方向微動回転部材及び円周方向微動回転部
材が、予め定められた角変位量を超えたときに回転が制
限される。
【0018】また、駆動源に出力トルクを適宜に設定で
きるような、例えばステッピングモーターを使用したと
きは、前記出力トルクを適宜に定めることにより、第1
ストッパー手段及び第2ストッパー手段に作用する力を
調整できて機械的にも電気的にも障害が起こらず、原位
置への復帰には特段のトルクを必要としない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。なお、この実施の形態は、前述
した先行技術1の版胴と同様に、軸方向に2分割されて
いて、その双方の分割版胴の見当調整を個々に行うよう
にした構成について説明する。
【0020】図6は軸方向に2分割した版胴を示すもの
で、軸方向一方の版胴1の小径部1aに他方の版胴5が
角変位可能に、かつ軸方向に移動可能に嵌め合わされて
一体に構成されており、一体に構成された版胴の両端部
は、フレーム22,46に回転可能に支持されている。
そして図1から図5において、この軸方向に2分割され
た両版胴のうちの一方の版胴1の見当調整装置4を第1
の実施の形態として、他方の版胴5の見当調整装置7を
第2の実施の形態として以下に説明する。
【0021】この発明に係る第1の実施の形態における
見当調整装置4は、図1に示すように、フレーム22に
支えられた版胴1及びブランケット胴2の一対におい
て、ブランケット胴2の軸端部8に設けられたはすば歯
車11に噛み合う他方のはすば歯車10を有する版胴1
の軸端部3を核にして設けられる。そして、版胴1の軸
方向の印刷見当を調整するべく版胴1を軸方向に変位さ
せる軸方向微動手段14と、版胴1の円周方向の印刷見
当を調整するべく版胴1を円周方向に角変位させる円周
方向微動手段15とを具備する。前記軸方向微動手段1
4に対しては、第1ストッパー手段16を設け、円周方
向微動手段15に対しては、第2ストッパー手段17を
設けてなる。
【0022】前記各微動手段14、15の誤作動によっ
て版胴1が過大に変位させられようとした場合、版胴1
の変位量が、予め定められた範囲(以下、単に限定され
た範囲ともいう)を超えないように、前記各ストッパー
手段16,17で制限し、常に限定された範囲内に収ま
るように構成されている。
【0023】同様に、この発明に係る第2の実施の形態
における見当調整装置7は、図2に示すように、フレー
ム46に支えられた分割版胴5及びブランケット胴2の
一対において、ブランケット胴2の軸端部9に設けられ
たはすば歯車13に噛み合う他方のはすば歯車12を有
する分割版胴5の軸端部6を核にして設けられる。そし
て、分割版胴5を軸方向に変位させる軸方向微動手段1
8と、分割版胴5を回転方向に角変位させる円周方向微
動手段19とを具備する。前記軸方向微動手段18に対
しては、第1ストッパー手段20を設け、円周方向微動
手段19に対しては、第2ストッパー手段21を設けて
構成されている。
【0024】前記各ストッパー手段20、21の構成及
び機能は、前記第1の実施の形態で示したものと同様で
あるので、ここでの説明は省略する。
【0025】次に、第1の実施の形態及び第2の実施の
形態におけるこれらの構成を、より詳しく説明する。こ
の発明に係る第1の実施の形態における見当調整装置4
の構成を図1に示す。
【0026】軸方向微動手段14は、回転可能かつ軸方
向変位を可能にフレーム22に支持される版胴1の軸端
部3に回転方向に固定して設けられ、かつ端部側の外周
部に外歯歯車34を設けた歯車形軸継手内筒部材(以
下、単に内筒部材という)23と、この内筒部材23の
端面に接して、この内筒部材23を軸方向に固定するよ
うにして軸端部3の端面に固定されたハウジング部材7
0と、軸方向に拘束されるとともに回転し得るように前
記ハウジング部材70に設けられたベアリング24を介
して一端が取付けられ、かつ他端の外周部がねじ溝を形
成されたおねじ軸部材25と、サブフレーム26に固定
され、かつ前記おねじ軸部材25のねじ部をねじ込まれ
ためねじ部材27と、前記サブフレーム26の外側にあ
って、前記おねじ軸部材25の他端におねじ軸部材25
とともに回転可能に固定されて設けられ、かつ外周部に
歯車72を有する軸方向微動回転部材28と、サブフレ
ーム26に取付けられたブラケット29で支持され、か
つ軸方向微動回転部材28に角変位を付与させるために
歯車72に噛み合う第1小歯車30を有する駆動源の第
1ステッピングモーター31とから構成される。
【0027】なお、この実施形態における前記おねじ軸
部材とめねじ部材の組合せは、いわゆるボールスクリュ
ーの形態をなしており、極めて軽快に作動するようにな
っている。
【0028】第1ストッパー手段16は、前記軸方向微
動回転部材28の外周部付近の側面に、サブフレーム2
6側に向けて設けられた第1突起32と、第1ステッピ
ングモーター31によって左右に角変位される軸方向微
動回転部材28の角変位によって前記第1突起32が移
動する軌道上に、サブフレーム26に固定して設けられ
た第1制限部材33とからなり、第1制限部材33の側
部に第1突起32の側部を当てて軸方向微動回転部材2
8の角変位を制限するように構成される。
【0029】また、円周方向微動手段15は、前記内筒
部材23と、これに設けられた外歯歯車34に噛み合う
内歯歯車35が側部材の内径部に設けられ、かつ内筒部
材23の外周部に対して軸方向に移動可能であるととも
に、ブランケット胴2の軸端部8に設けられたはすば歯
車11と噛み合いブランケット胴2と版胴1との間の動
力伝達を可能とするはすば歯車10を外周部に有する歯
車形軸継手外筒部材(以下、単に外筒部材という)36
と、外筒部材36の端面に固定されたハウジング部材3
7と、軸方向に拘束されるとともに回転し得るように前
記ハウジング部材37に設けられたベアリング38の内
輪側に一端を取付けられ、他端を円盤状としてその外周
部に歯車73を有し、かつその内径部に前記おねじ軸部
材25のねじ部をねじ込み可能なめねじ部材39を有す
る円周方向微動回転部材40と、前記サブフレーム26
に取付けられたブラケット41で支持し、かつ円周方向
微動回転部材40に角変位を付与させるために前記歯車
73に噛み合う第2小歯車42を有する駆動源の第2ス
テッピングモーター43とから構成される。
【0030】第2ストッパー手段17は、前記円周方向
微動回転部材40の外周部付近の側面に貫通して両側に
設けられた第2突起44、44と、第2ステッピングモ
ーター43によって左右に角変位させられる円周方向微
動回転部材40の角変位によって前記第2突起44、4
4が移動する軌道上に、サブフレーム26に固定して設
けられた第2制限部材45とからなり、第2制限部材4
5の側部に第2突起44、44の一方の側部を当てて円
周方向微動回転部材40の角変位を制限するように構成
される。
【0031】次に、前記第1の実施の形態の構成と略同
様であるが、この発明に係る第2の実施の形態における
見当調整装置7の構成を図2に示す。
【0032】軸方向微動手段18は、回転可能かつ軸方
向変位を可能にフレーム46に支持される分割版胴5の
軸端部6に回転方向に固定して設けられ、かつ外周部に
外歯歯車58を設けた歯車形軸継手内筒部材(以下、単
に内筒部材という)47と、この同筒部材47の端面に
接して、この内筒部材47を軸方向に固定するようにし
て軸端部6の端面に固定されたハウジング部材71と、
軸方向に拘束されるとともに回転し得るように前記ハウ
ジング部材71に設けられたベアリング48を介して一
端が取付けられ、かつ他端の外周部がねじ溝を形成され
たおねじ軸部材49と、サブフレーム50に固定され、
かつ前記おねじ軸部材49のねじ部をねじ込まれためね
じ部材51と、前記サブフレーム50の外側にあって、
前記おねじ軸部材49の他端におねじ軸部材49ととも
に回転可能に固定されて設けられ、かつ外周部に歯車7
4を有する軸方向微動回転部材52と、サブフレーム5
0に取付けられたブラケット53で支持され、かつ軸方
向微動回転部材52に角変位を付与させるために歯車7
4に噛み合う第1小歯車54を有する駆動源の第1ステ
ッピングモーター55とから構成される。
【0033】なお、前記第1の実施の形態と同じく、こ
の実施形態における前記おねじ部材とめねじ部材の組合
せは、ボールスクリューの形態をなしており、極めて軽
快に作動するようになっている。
【0034】第1ストッパー手段20は、前記軸方向微
動回転部材52の外周部付近の側面に、サブフレーム5
0側に向けて設けられた第1突起56と、第1ステッピ
ングモーター55によって左右に角変位される軸方向微
動回転部材52の角変位によって前記第1突起56が移
動する軌道上に、サブフレーム50に固定して設けられ
た第1制限部材57とからなり、第1制限部材57の側
部に第1突起56の側部を当てて軸方向微動回転部材5
2の角変位を制限するように構成される。
【0035】また、円周方向微動手段19は、前記内筒
部材47と、これの外周部に設けられた外歯歯車58に
噛み合う内歯歯車59が端部側の内径部に設けられ、か
つ内筒部材47の外周部に対して軸方向に移動可能であ
るとともに、ブランケット胴2の軸端部9に設けられた
はすば歯車13と噛み合いブランケット胴2と分割版胴
5との間の動力伝達を可能とするはすば歯車12を外周
部に有する歯車形軸継手外筒部材(以下、単に外筒部材
という)60と、外筒部材60の端面に固定されたハウ
ジング部材61と、軸方向に拘束されるとともに回転し
得るように前記ハウジング部材61に設けられたベアリ
ング62の内輪側に一端を取付けられ、他端を円盤状と
してその外周部に歯車75を有し、かつその内径部に前
記おねじ軸部材49のねじ部をねじ込み可能なめねじ部
材63を有する円周方向微動回転部材64と、前記サブ
フレーム50に取付けられたブラケット69で支持さ
れ、かつ円周方向微動回転部材64に角変位を付与させ
るために前記歯車75に噛み合う第2小歯車65を有す
る駆動源の第2ステッピングモーター66とから構成さ
れる。
【0036】第2ストッパー手段21は、前記円周方向
微動回転部材64の外周部付近の側面に貫通して両側に
設けられた第2突起67、67と、第2ステッピングモ
ーター66によって左右に角変位させられる円周方向微
動回転部材64の角変位によって前記第2突起67、6
7が移動する軌道上に、サブフレーム50に固定して設
けられた第2制限部材68とからなり、第2制限部材6
8の側部に第2突起67、67の一方の側部を当てて円
周方向微動回転部材64の角変位を制限するように構成
される。
【0037】なお、この発明に係る実施の形態で用いら
れるステッピングモーター31、55、43及び66
は、予め設定されている出力トルクを超えた負荷トルク
に対して、同期回転不能となるいわゆる脱調現象を応用
して駆動し得ないように制御されるもので、このとき、
ステッピングモーター31、55、43及び66には、
電気的及び機械的な障害は、何ら生じないようになって
いる。
【0038】この発明に係る実施の形態で使用し得る出
力トルクの設定が可能な他の駆動源としては、例えば適
宜に圧力設定可能な圧力流体で作動する流体圧シリンダ
ー又は流体圧モーター、適宜にトルク設定可能なクラッ
チ例えばトクルリミッターを備えたモーター、及び電気
的にトルク制御が可能なトルクモーターなどが使用可能
である。
【0039】次に、この発明に係る第1の実施の形態に
おける作動について説明する。なお、第2の実施の形態
も同じ作動形態であるので、その説明は省略する。第2
の実施の形態の各構成部が第1の実施の形態のどの構成
部に相当するかについては、図面の簡単な説明における
符号の説明に並記して示した。
【0040】まず、版胴1を軸方向に微動調整する場合
の第1ストッパー手段16について述べる。第1ステッ
ピングモーター31が、図1に示す矢印Aの方向から見
た図である図3において、例えば左回りの方向に図示し
ない制御装置からの制御信号によって回転すると、その
回転が第1小歯車30を経て軸方向微動回転部材28に
伝達され、右回りの方向に軸方向微動回転部材28が回
される。それによって、図1に示すように軸方向微動回
転部材28に一端が固定され、右ねじを形成されたおね
じ軸部材25が右回りの方向に角変位させられる。そし
て、サブフレーム26に取付けられためねじ部材27に
ねじ込まれているおねじ軸部材25が、回りながら矢印
Aの方向にねじピッチに比例して移動する。おねじ軸部
材25の他端は、版胴1の軸端部3の端面に固定された
ハウジング部材70に設けられたベアリング24によっ
て、軸方向に拘束されかつ回転し得るように連結され、
ベアリング24を介して軸方向の変位が伝達されるよう
になっているので、版胴1はおねじ部材25の移動とと
もに軸方向に変位する。
【0041】この発明に係る各実施の形態における版胴
1の軸方向の変位量は、略4ミリメートル乃至6ミリメ
ートル前後の中から適宜な値を予め設定して用いられ
る。版胴1の軸方向の変位量が予め定められた範囲とな
るように、前記軸方向微動回転部材28の角変位量を1
回転に満たない適宜な角変位量に設定される。
【0042】通常、前記変位量以内すなわち限定された
範囲で作動するように、図示しない制御装置で制御され
ているが、誤作動などによって異常を起こすと、第1ス
テッピングモーター31が、例えば同一方向へ回転を続
け、軸方向微動回転部材28がその変位量を超えて角変
位しようとする。これを防止するために、この限定され
た範囲を超えて角変位したとき、直ちに第1ストッパー
手段16が機能してこれを阻止し、異常な角変位を起こ
さないように制限している。
【0043】図3は、図1の矢印Aの方向から見たスト
ッパー手段16、17を主体に示した部分正面説明図で
あるが、第1突起32の位置を第1制限部材33から最
も離れた位置である180度の位相の位置に設けて、版
胴1の軸方向の変位量の二等分とし、これを原位置32
aとする。通常、図示しない制御装置によって見当調整
装置4が正常に作動するように制御されているときは、
サブフレーム26に設けられた第1制限部材33に対し
て軸方向微動回転部材28の側面に設けられた第1突起
32は、接触することがない。
【0044】しかし、異常を起こして第1ステッピング
モーター31が図3において、左回りの方向に回転し続
けると、図3及び図3の矢印Bの方向から見た第1スト
ッパー手段16の部分拡大説明図である図4aに示すよ
うに、軸方向微動回転部材28が右回りして、第1制限
部材33の一方の側面に第1突起32が接し、停止す
る。このとき、ステッピングモーター31や他の機械構
成部材に対して、電気的にも機械的にも何らの障害も起
こらないようになっていることは、前記したとおりであ
る。
【0045】また、第1ステッピングモーター31が、
逆に右回りの方向に回転し続けると、軸方向微動回転部
材28が左回りして、前記とは逆に、図3に示す第1制
限部材33の他方の側面に、図3の矢印Bの方向から見
た第1ストッパー手段16の部分拡大説明図である図4
bに示すように、サブフレーム26から離れるようにし
て第1突起32が接し、停止する。
【0046】次に、版胴1を円周方向に微動調整する場
合の第2ストッパー手段17について述べる。
【0047】第2ステッピングモーター43が、図1に
示す矢印Aの方向から見た図である図3において、例え
ば左回りの方向に図示しない制御装置からの制御信号に
よって回転すると、その回転が第2小歯車42を経て円
周方向微動回転部材40に伝達され、円周方向微動回転
部材40が右回りの方向に回される。図1に示すように
円周方向微動回転部材40のめねじ部材39におねじ部
材25がねじ込まれているので、円周方向微動回転部材
40は、角変位しながらおねじ軸部材25の軸方向に移
動する。この移動による軸方向の変位が、ベアリング3
8を介して外筒部材36の端面に固定されたハウジング
部材37に伝達される。
【0048】ブランケット胴2の軸端部8に設けられた
はすば歯車11に、外筒部材36の外周に設けられたは
すば歯車10が噛み合ったまま、外筒部材36が軸方向
に変位するので、はすば歯車10のねじれ角の対応した
割合で外筒部材36が前記はすば歯車11に対して角変
位し、この角変位が外筒部材36の内歯歯車35に噛み
合う内筒部材23の外歯歯車34を介して軸端部3に伝
達され、版胴1は円周方向に角変位する。
【0049】この発明に係る実施の形態では、円周方向
微動回転部材40の軸方向に移動する変位量は、前記は
すば歯車10のねじれ角にもよるが、前記したように、
略12ミリメートル乃至18ミリメートル前後の中から
適宜な値を予め設定して用いられる。版胴1の円周方向
の変位量が、予め定められた範囲となるように、前記円
周方向微動回転部材40の角変位量を、2回転を超え3
回転に満たない適宜な角変位量に設定される。
【0050】前記軸方向微動回転部材28の誤作動と同
様に、円周方向微動回転部材40が、その角変位量の限
定された範囲を超えて角変位しようとしたとき、直ちに
第2ストッパー手段17が機能してこれを阻止し、異常
な角変位を起こさないように制限している。
【0051】図3において、第2突起44の位置を、第
2制限部材45から略540度の位置、すなわち図3の
矢印Cの方向から見た第2ストッパー手段17の拡大説
明図である図5bに示す位置に設けて、これを版胴1の
円周方向を調整する円周方向微動回転部材40の軸方向
の変位量の二等分点とし、これを原位置とする。前記軸
方向微動回転部材28と同様に、正常に作動するように
制御されているときは、サブフレーム26に設けられた
第2制限部材45に対して、円周方向微動回転部材40
の側面の両側に設けられた第2突起44、44は、接触
することがない。
【0052】しかし、異常を起こして第2ステッピング
モーター43が左回りの方向に回転し続けると、図3及
び図3の矢印Cの方向から見た第2ストッパー手段17
の部分拡大説明図である図5aに示すように、円周方向
微動回転部材40が右回りして、第2制限部材45の一
方の端部45aに第2突起44、44の一方が接し、停
止する。
【0053】また、第2ステッピングモーター43が、
逆に右回りの方向に回転し続けると、前記軸方向微動回
転部材28と同様に円周方向微動回転部材40が左回り
の方向に角変位し、図3及び図3の矢印Cの方向から見
た第2ストッパー手段17の拡大説明図である図5cに
示すように、サブフレーム26に近づくようにしてサブ
フレーム26側に設けられた第2制限部材45の他方の
端部45bに第2突起44、44の他方が接し、停止す
る。
【0054】以上、この発明の構成によれば、版胴1、
5を軸方向及び円周方向に微動調整したときに、軸方向
微動回転部材28、52及び円周方向微動回転部材4
0、64が限定された範囲を超えて角変位しようとした
場合、前記軸方向微動回転部材28、52及び円周方向
微動回転部材40、64に設けられた第1突起32、5
6及び第2突起44、67が、それらの角変位方向に対
向し、かつ制限するように設けられた第1制限部材3
3、57及び第2制限部材45、68によって、異常に
角変位しないように制限し、見当調整装置4、7の構成
部材に障害を与えないようにすることができる。更に、
極めて簡素な構造であるにもかかわらず、見当調整装置
の耐久性が向上するとともに、確実に安全を確保するこ
とができる。
【0055】前記した実施の形態では版胴が分割版胴で
ある場合における両版胴について第1・第2の実施の形
態として説明したが、一体型の版胴の場合でもよく、こ
の場合第1の実施の形態にて示した構成となる。
【0056】
【発明の効果】この発明の実施により、版胴を軸方向及
び円周方向に限定された範囲を超えて変位させようとし
ても、第1ストッパー手段及び第2ストッパー手段によ
って制限されるので、版胴の円周方向及び軸方向の変位
量を限定された範囲で確実に停止させることができる。
【0057】請求項2の発明では、最適なトルク設定を
した駆動源によって、ストッパー手段を含め構成部材に
無理な力が作用しなくなり、見当調整装置の耐久性が飛
躍的に向上した。
【0058】その結果、印刷作業時間が短縮され、印刷
機の稼働率を向上させることとなり、例えば新聞輪転印
刷機においては、分刻みの新聞発行における作業効率が
極めて向上することとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の要部を示す部分断
面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の要部を示す部分断
面図である。
【図3】図1のA矢視図である。
【図4】図3のB矢視図で、(a)は軸方向微動回転部
材が右回りして停止した状態、(b)は軸方向微動回転
部材が左回りして停止した状態をそれぞれ示す。
【図5】図3のC矢視図で、(a)は円周方向微動回転
部材が右回りして停止した状態、(b)は円周方向微動
回転部材が回転方向中間にある状態、(c)は円周方向
微動回転部材が左回りして停止した状態をそれぞれ示
す。
【図6】分割型版胴の概略的な説明図である。
【符号の説明】
1…版胴、1a…小径部、2…ブランケット、3、6…
軸端部、4、7…見当調整装置、5…分割版胴、8、9
…軸端部、10、12…はすば歯車、11、13…はす
ば歯車、14、18…軸方向微動手段、15、19…円
周方向微動手段、16、20…第1ストッパー手段、1
7、21…第2ストッパー手段、22、46…フレー
ム、23、47…内筒部材(歯車形軸継手内筒部材)、
24、48…ベアリング、25、49…おねじ軸部材、
26、50…サブフレーム、27、51…めねじ部材、
28、52…軸方向微動回転部材、29、53…ブラケ
ット、30、54…第1小歯車、31、55…第1ステ
ッピングモーター(駆動源)、32、56…第1突起、
32a…第1突起の原位置、33、57…第1制限部
材、34、58…外歯歯車、35、59…内歯歯車、3
6、60…外筒部材(歯車形軸継手外筒部材)、37、
61…ハウジング部材、38、62…ベアリング、3
9、63…めねじ部材、40、64…円周方向微動回転
部材、41、69…ブラケット、42、65…第2小歯
車、43、66…第2ステッピングモーター(駆動
源)、44、67…第2突起、45、68…第2制限部
材、45a、45b…端部、70、71…ハウジング部
材、72、74…歯車、73、75…歯車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 13/10 - 13/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多色印刷可能な複数の版胴を備え、基準
    となる版胴で印刷される画像に対して他の版胴で印刷さ
    れる画像を正しく重ね合わせるべく、少なくとも他の版
    胴を軸方向に微動変位させる軸方向微動手段及び円周方
    向に微動変位させる円周方向微動手段とを備えるととも
    に、これらの微動手段を制御する制御手段を備えた多色
    輪転印刷機の見当調整装置において、軸方向微動手段は、回転することによりおねじ軸部材と
    ともに軸方向に変位し、この軸方向の変位量に対応して
    おねじ軸部材を介して版胴を軸方向に変位させる軸方向
    微動回転部材を有し、この軸方向微動回転部材が、制御
    手段からの制御信号によって制御回転される駆動源にて
    前記版胴の軸方向変位量範囲に対応する角変位量範囲で
    回転されるようになっており、 円周方向微動手段は、回転することによりはすば歯車と
    ともに軸方向に変位し、この軸方向の変位量に対応して
    はすば歯車を介して版胴を円周方向に変位させる円周方
    向微動回転部材を有し、この円周方向微動回転部材が、
    制御手段からの制御信号によって制御回転される駆動源
    にて前記版胴の円周方向の変位量範囲に対応する複数回
    転にわたる角変位量範囲で回転されるようになってお
    り、 前記軸方向微動手段に、軸方向微動回転部材の一側面に
    第1突起を設けるとともに、フレームの一側面に、版胴
    の軸方向の予め定められた変位量に応じた軸方向微動回
    転部材の回転角の二等分の位置を原位置とし、この位置
    から軸方向微動回転部材が左右いずれの方向を問わず前
    記予め定められた範囲を超えて角変位した状態で前記第
    1突起が当たる第1制限部材を設けた第1ストッパー手
    段を設け、 前記円周方向微動手段に、円周方向微動回転部材の両側
    面のそれぞれに第2突起を設けるとともに、フレームの
    他側面に、前記円周方向微動回転部材の軸方向の予め定
    められた変位量に応じた円周方向微動回転部材の複数回
    転にわたる回転角の二等分の位置を原位置とし、この位
    置から円周方向微動回転部材が左右いずれの方向を問わ
    ず前記予め定められた範囲を超えて複数回転にわたって
    角変位し た状態で前記第2突起の一方が当たる第2制限
    部材を設けた第2ストッパー手段を設け、 円周方向微動手段の第2ストッパー手段の第2制限部材
    は、円周方向微動回転部材の両側面に設けた各第2突起
    に円周方向微動回転部材が原位置から左右いずれの方向
    を問わず予め定められた範囲を超えて複数回転にわたっ
    て角変位した状態で前記第2突起のいずれかが当たる2
    つの端部を有し、この両端部は円周方向微動回転部材を
    またいで一体状になっている ことを特徴とする多色輪転
    印刷機の見当調整装置。
  2. 【請求項2】 前記各駆動源にそれぞれステッピングモ
    ーターを用いたことを特徴とする請求項に記載の多色
    輪転印刷機の見当調整装置。
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