JPH03239367A - 両方向性2端子サイリスタ - Google Patents
両方向性2端子サイリスタInfo
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- JPH03239367A JPH03239367A JP3576990A JP3576990A JPH03239367A JP H03239367 A JPH03239367 A JP H03239367A JP 3576990 A JP3576990 A JP 3576990A JP 3576990 A JP3576990 A JP 3576990A JP H03239367 A JPH03239367 A JP H03239367A
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- JCALBVZBIRXHMQ-UHFFFAOYSA-N [[hydroxy-(phosphonoamino)phosphoryl]amino]phosphonic acid Chemical compound OP(O)(=O)NP(O)(=O)NP(O)(O)=O JCALBVZBIRXHMQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 abstract description 7
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 abstract description 7
- 238000010304 firing Methods 0.000 abstract description 2
- 239000013589 supplement Substances 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 7
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000003079 width control Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は両方向性2端子サイリスタ、特に電子回路のサ
ーヂ防護に好適する両方向性2端子サイリスタに関する
ものである。
ーヂ防護に好適する両方向性2端子サイリスタに関する
ものである。
(従来の技術)
第1図(a)(b)の平面図(上部の金属電極、絶縁膜
なとの図示を省略)及び断面図に示す、PNPNPの5
層構造からなる両方向性2端子サイリスタは、小型であ
って使用が簡単であるなどの理由から近時通信回線に接
続された電子回路の雷サージ防護用として広く使用され
ている。例えば第2図のように線路り、、L2間に両方
向性2端子サイリスタZを接続し、線路へ降伏電圧VB
O以上のレベルのサージ性電圧例えば雷サージか侵入し
たとき、サイリスタZが直ちにオンとなって雷サージを
(副路して、被保護電子囲路Aを保護するように(、た
ちのである。
なとの図示を省略)及び断面図に示す、PNPNPの5
層構造からなる両方向性2端子サイリスタは、小型であ
って使用が簡単であるなどの理由から近時通信回線に接
続された電子回路の雷サージ防護用として広く使用され
ている。例えば第2図のように線路り、、L2間に両方
向性2端子サイリスタZを接続し、線路へ降伏電圧VB
O以上のレベルのサージ性電圧例えば雷サージか侵入し
たとき、サイリスタZが直ちにオンとなって雷サージを
(副路して、被保護電子囲路Aを保護するように(、た
ちのである。
ところてこの場合雷サージの通過後、両方向性2端子サ
イリスタZは第2図中に示す線路電圧E。
イリスタZは第2図中に示す線路電圧E。
を直ちに遮断して、オフ状態に復旧することか必要であ
るか、この場合遮断を確実とするためには、第3図の電
圧−電流特性図に示す保持電流1.値か、次式 ここてRは回路抵抗 を満足することか必要であり、この電流値か大きい保進
断性能か向上することは公知である。
るか、この場合遮断を確実とするためには、第3図の電
圧−電流特性図に示す保持電流1.値か、次式 ここてRは回路抵抗 を満足することか必要であり、この電流値か大きい保進
断性能か向上することは公知である。
どころて一般に保持電流I l−1は、サイリスタを構
成する各層の不純物濃度や層厚、更にはキャリアライフ
タイム等によって定まる。従ってこれらを制御すること
によ、って所要の保持電流値を得ることかできるか、そ
のためには製造工程上、上記各条件の精密な制御を要求
される。従って歩留りよく製造するのか容易でないはか
りてなく、使用する原材料のばらつきによっても制御状
態にばらつきを生じるため、実現は容易てはない。
成する各層の不純物濃度や層厚、更にはキャリアライフ
タイム等によって定まる。従ってこれらを制御すること
によ、って所要の保持電流値を得ることかできるか、そ
のためには製造工程上、上記各条件の精密な制御を要求
される。従って歩留りよく製造するのか容易でないはか
りてなく、使用する原材料のばらつきによっても制御状
態にばらつきを生じるため、実現は容易てはない。
そこで本発明者は保持電流値を容易に増大できる新しい
構造の両方向性2端子サイリスタを提案した。
構造の両方向性2端子サイリスタを提案した。
これは第4図(a)(b)に示す平面図(」二面の金属
電極と、絶縁膜なとの図示を省略)と、断面図のように
構成されたものである。即ち、P型半導体基板の一面と
他面にそれぞれN、、N、層(ベース)とP、、P2層
(エミッタ)を設け、N、N2層の一部が複数箇所にお
いてそれぞれPIP7層を突き抜けて表面に露出し、か
っN、N2の露出部か互いに重なり合う部分かないよう
に交互に配置され、金属電極M、、M2により、N、、
N、の露出ベース領域とP、、P2のエミッタ領域を短
絡する。そしてこれによりN、とN2層の露出部分にお
いて4層構造か形成され、また互いに隣合うP、、P2
の型なり部分においては5層構造か形成さ第1て、複数
個の通常の両方向性2端子サイリスタを一素子内にもつ
構造としたものである。
電極と、絶縁膜なとの図示を省略)と、断面図のように
構成されたものである。即ち、P型半導体基板の一面と
他面にそれぞれN、、N、層(ベース)とP、、P2層
(エミッタ)を設け、N、N2層の一部が複数箇所にお
いてそれぞれPIP7層を突き抜けて表面に露出し、か
っN、N2の露出部か互いに重なり合う部分かないよう
に交互に配置され、金属電極M、、M2により、N、、
N、の露出ベース領域とP、、P2のエミッタ領域を短
絡する。そしてこれによりN、とN2層の露出部分にお
いて4層構造か形成され、また互いに隣合うP、、P2
の型なり部分においては5層構造か形成さ第1て、複数
個の通常の両方向性2端子サイリスタを一素子内にもつ
構造としたものである。
この構造では例えは第4図(b)中の実線矢印のように
電流を流す方向の電圧か印加された場合、複数筒の2端
fサイリスのうちの最も点弧し易い、例えは第11図の
サイリスタTQか最初に点弧すると、第5図に示す等価
回路のように、隣接するサイリスタT、のN2.P層に
、それぞれケート電流■gが流出入してサイリスタTj
がターンオンする。そして以下ターンオン領域か素rの
全面に拡かる。また第・1図中の点線矢印の電流を流す
方向の電圧力<jJ[lえられたときには、例えば最も
点弧し易いサイリスタTIの最初の点弧によりサイリス
タT4かターンオンし、この領域か素子の全面に拡かる
動作を行って、両方向性2端子サイリスタとして動作す
るようにして、以下に説明するように保持電流【□の増
大を図ったものである。
電流を流す方向の電圧か印加された場合、複数筒の2端
fサイリスのうちの最も点弧し易い、例えは第11図の
サイリスタTQか最初に点弧すると、第5図に示す等価
回路のように、隣接するサイリスタT、のN2.P層に
、それぞれケート電流■gが流出入してサイリスタTj
がターンオンする。そして以下ターンオン領域か素rの
全面に拡かる。また第・1図中の点線矢印の電流を流す
方向の電圧力<jJ[lえられたときには、例えば最も
点弧し易いサイリスタTIの最初の点弧によりサイリス
タT4かターンオンし、この領域か素子の全面に拡かる
動作を行って、両方向性2端子サイリスタとして動作す
るようにして、以下に説明するように保持電流【□の増
大を図ったものである。
即ち全導通状態における電子と正孔の釣合い状態を示す
部分図第6図において、■をサイリスタを流れている全
電流、TKを短絡部分に流れている電流、α1.α、を
N、、PN2及びP7.N2゜P層の電流増幅率1 c
oを接合漏れ電流とすると、N2層における電子と正孔
の釣合い(j二(I at)(1−Hz ’) =α
NI−IETIC6Ij! r c+=+α、(1−−)+α、)〕二I。0て与え
られる。−古本発明のような短絡部分のないサイリスタ
場合には公知のように I (1−(α、+α、)=−rc。
部分図第6図において、■をサイリスタを流れている全
電流、TKを短絡部分に流れている電流、α1.α、を
N、、PN2及びP7.N2゜P層の電流増幅率1 c
oを接合漏れ電流とすると、N2層における電子と正孔
の釣合い(j二(I at)(1−Hz ’) =α
NI−IETIC6Ij! r c+=+α、(1−−)+α、)〕二I。0て与え
られる。−古本発明のような短絡部分のないサイリスタ
場合には公知のように I (1−(α、+α、)=−rc。
となり、本発明の短絡構造においてはα、が(1+Iz
/T)だけ低下し、しかもlxを大にすることができる
から、保持電流I H値を大にすることかできる。
/T)だけ低下し、しかもlxを大にすることができる
から、保持電流I H値を大にすることかできる。
(従来技術の問題点)
しかしこの提案された両方向性2@子サイリスタは、以
上のように保持電流り、の増大には有効であるか、その
一方1.4を増大すると、これに伴い、第3図に示すタ
ーンオン移行領域の電流I8も増大する結果となる。そ
の結果ターンオンしにくくなり、雷サージ防護用として
用いた場合にはサージ耐量を低下することになる。即ち
サージ電流に対する耐量は第3図のターンオン移行領域
における電力損失と、−点における点弧か全ターンオン
面積に拡かるまでのスピードによって定まり、特に前者
によるところか大きい。従ってサージ耐量の低下を招く
ことになる。
上のように保持電流り、の増大には有効であるか、その
一方1.4を増大すると、これに伴い、第3図に示すタ
ーンオン移行領域の電流I8も増大する結果となる。そ
の結果ターンオンしにくくなり、雷サージ防護用として
用いた場合にはサージ耐量を低下することになる。即ち
サージ電流に対する耐量は第3図のターンオン移行領域
における電力損失と、−点における点弧か全ターンオン
面積に拡かるまでのスピードによって定まり、特に前者
によるところか大きい。従ってサージ耐量の低下を招く
ことになる。
(発明の目的)
本発明は保持電流の増大にもかかわらず、タンオン移行
領域電流の増大の防ぎつる構造を提供し、サージ耐量か
大きく、しかも遮断特性の良好な両方向性2端子サイリ
スタの実現を図ったものである。
領域電流の増大の防ぎつる構造を提供し、サージ耐量か
大きく、しかも遮断特性の良好な両方向性2端子サイリ
スタの実現を図ったものである。
(問題点を解決するための本発明の手段)本発明者の提
案による前記両方向性2端子サイリスタは、保4電流り
、の増大のため、素子全体を点弧しにくい構造にしたこ
とに相当する。
案による前記両方向性2端子サイリスタは、保4電流り
、の増大のため、素子全体を点弧しにくい構造にしたこ
とに相当する。
本発明は前記提案された素子の単位サイリスタの一部に
他の単位サイリスタに比して特にターンオンの容易な構
造をもたせる。また更に素子全面へのターンオン領域の
拡がり速度を速くするため、ターンオンの容易な構造を
サイリスタの中央部に設けることにより、保持電流I
nの増大にもとづくターンオン領域電流I8の増大の抑
制を図って、サージ耐量の低下の問題を解決したもので
、その実現に当たっては、例えば面構造によるもの、不
純物濃度の制御によるもの、主接合の耐圧によるものな
と、各種の具体的手段か考えられる。次に本発明の実施
例について説明する。
他の単位サイリスタに比して特にターンオンの容易な構
造をもたせる。また更に素子全面へのターンオン領域の
拡がり速度を速くするため、ターンオンの容易な構造を
サイリスタの中央部に設けることにより、保持電流I
nの増大にもとづくターンオン領域電流I8の増大の抑
制を図って、サージ耐量の低下の問題を解決したもので
、その実現に当たっては、例えば面構造によるもの、不
純物濃度の制御によるもの、主接合の耐圧によるものな
と、各種の具体的手段か考えられる。次に本発明の実施
例について説明する。
(実施例)
第7図(a)(b)は面構造による手段の採用による本
発明の一実施例の平面図(電極絶縁膜などの図示を省略
)、そのA−A’部矢視断面図である。この構造は素子
中央部のN2.P、N、、PI層によって形成される単
位サイリスタT、、T’、、N。
発明の一実施例の平面図(電極絶縁膜などの図示を省略
)、そのA−A’部矢視断面図である。この構造は素子
中央部のN2.P、N、、PI層によって形成される単
位サイリスタT、、T’、、N。
PN2P2層によって形成される単位サイリスタT2.
T、の相隣合う角部において、表面に露呈するN1層と
N2層の面積を大とした部分Cを形成し、この部分Cに
おけるN1層とN2層の距離をd−d’ だけ短くした
ものである。
T、の相隣合う角部において、表面に露呈するN1層と
N2層の面積を大とした部分Cを形成し、この部分Cに
おけるN1層とN2層の距離をd−d’ だけ短くした
ものである。
このようにすれば例えば第7図(1))中の1の方向を
流す方向の電圧が印加されたとき、ターンオン移行領域
における電流■、は第7図(blに示すようにC領域に
集中して流れることから、C領域の電流密度か大となっ
て、同一電流■においてC領域の近傍の電流増幅率α、
を極めて大きくする。
流す方向の電圧が印加されたとき、ターンオン移行領域
における電流■、は第7図(blに示すようにC領域に
集中して流れることから、C領域の電流密度か大となっ
て、同一電流■においてC領域の近傍の電流増幅率α、
を極めて大きくする。
方接台J4の順バイアス即ちN2層の横方向抵抗にもと
つく電圧降下は、C領域に電流か集中することから、P
I、22層の重なり幅dか小となった分を補って、P、
N、層の境界下に沿ってほぼ等しい値となる。その結果
92層からの正孔の注入により、電流は第7図(1))
中の11のようにほぼ均一に分布するこのため電流増幅
率α2.α、の位置分布は第8図の実線図示の如くなり
(図中点線はC領域のない場合)、ターンオン条件を示
すα、十α、は、C領域の近傍に強制的に局限されて最
大となって、等価的にベース幅を小としてターンオンを
容易とする。また初期点弧位置も中央矢印のC領域に強
制的に局限される。従って保持電流を大としてもターン
オン領域電流■8の増大を防ぐことかできる。
つく電圧降下は、C領域に電流か集中することから、P
I、22層の重なり幅dか小となった分を補って、P、
N、層の境界下に沿ってほぼ等しい値となる。その結果
92層からの正孔の注入により、電流は第7図(1))
中の11のようにほぼ均一に分布するこのため電流増幅
率α2.α、の位置分布は第8図の実線図示の如くなり
(図中点線はC領域のない場合)、ターンオン条件を示
すα、十α、は、C領域の近傍に強制的に局限されて最
大となって、等価的にベース幅を小としてターンオンを
容易とする。また初期点弧位置も中央矢印のC領域に強
制的に局限される。従って保持電流を大としてもターン
オン領域電流■8の増大を防ぐことかできる。
第9図は不純物濃度の制御による本発明の実施例の部分
平面図(電極なとの図示を省略)、そのA−A’部矢視
断面図、不純物濃度分布図であって、コノ例では第9図
(a)(b)のようにP、、22層の幅dの重なり部分
の近傍のP、、P2層中に第9図(C)(a) (図中
点線はC領域以外の部分)のように不純物濃度を局部的
に大きくした部分C領域をそれぞれ設けたものである。
平面図(電極なとの図示を省略)、そのA−A’部矢視
断面図、不純物濃度分布図であって、コノ例では第9図
(a)(b)のようにP、、22層の幅dの重なり部分
の近傍のP、、P2層中に第9図(C)(a) (図中
点線はC領域以外の部分)のように不純物濃度を局部的
に大きくした部分C領域をそれぞれ設けたものである。
このようにすれば第9図(bl中の電流Iを流す方向の
電圧が印加されたとき、N、、P、N2層の横方向抵抗
は不変であるにもかかわらず、22層の不純物濃度か大
であるため、ターンオン移行領域電流I、に対するP2
+N2.Pトランジスタの電流増幅率は大となる。
電圧が印加されたとき、N、、P、N2層の横方向抵抗
は不変であるにもかかわらず、22層の不純物濃度か大
であるため、ターンオン移行領域電流I、に対するP2
+N2.Pトランジスタの電流増幅率は大となる。
その結果電流増幅率α、の従来分布は第1O図の横方向
距離と電流増幅率の関係図中の実線図示のようになり(
図中点線C領域の無い場合)、ターンオン条件を示すα
、+α、は、C領域の近傍に強制的に局限されて等価的
にベース幅を小とする。
距離と電流増幅率の関係図中の実線図示のようになり(
図中点線C領域の無い場合)、ターンオン条件を示すα
、+α、は、C領域の近傍に強制的に局限されて等価的
にベース幅を小とする。
このためターンオンし易くなるのでISを小さくてき、
しかも初期点弧位置も中央部に局限されるのでターンオ
ン領域の全面への広かりか速くなる。
しかも初期点弧位置も中央部に局限されるのでターンオ
ン領域の全面への広かりか速くなる。
第11図はベース幅制御による本発明の実施例の0
断面図てあって、前記第10図における不純物濃度を局
部的に大きくした部分の対応位置のP、、P2層に突出
部を設けて、C領域部を形成したもので、第12図の断
面図のようにPl、P2層の重なり部の全長に突出部を
設けてC領域部を形成してもよい。なおこの作動につい
ては第9図の実施例と同様であるので説明を省略する。
部的に大きくした部分の対応位置のP、、P2層に突出
部を設けて、C領域部を形成したもので、第12図の断
面図のようにPl、P2層の重なり部の全長に突出部を
設けてC領域部を形成してもよい。なおこの作動につい
ては第9図の実施例と同様であるので説明を省略する。
なお以上の例の外、例えば中央部の耐圧を低くするよう
に設計することによっても目的を達成てきる。
に設計することによっても目的を達成てきる。
なお以上ではPNPNP導電型のものについて説明した
か、NPNPNPN型型のものにも同様に適用てきる。
か、NPNPNPN型型のものにも同様に適用てきる。
(発明の効果)
以上の説明から明らかなように本発明によれば、大きな
サージ耐量と良好な遮断特性をもった電子回路のサージ
防護に好適する両方向性2@子サイリスタを提供できる
。
サージ耐量と良好な遮断特性をもった電子回路のサージ
防護に好適する両方向性2@子サイリスタを提供できる
。
第1図は従来の両方向性2端子サイリスタ説明図、第2
図は両方向性2端子サイリスタによるサージ防護回路、
第3図は両方向性2端子サイリスタの電圧−電流特性図
、第4図、第5図、第6図は保持電流を大として遮断特
性を向上した本発明者提案の両方向性2端子サイリスク
の説明図、第7図、第8図、第9図、第1O図、第1I
図、第12図は本発明の詳細な説明図である。
図は両方向性2端子サイリスタによるサージ防護回路、
第3図は両方向性2端子サイリスタの電圧−電流特性図
、第4図、第5図、第6図は保持電流を大として遮断特
性を向上した本発明者提案の両方向性2端子サイリスク
の説明図、第7図、第8図、第9図、第1O図、第1I
図、第12図は本発明の詳細な説明図である。
Claims (2)
- (1)P(N)型半導体共通基板の両面に、それぞれN
(P)ベースとP(N)エミッタを設けると共に、前記
N(P)ベースの一部が複数箇所において前記P(N)
エミッタを突き抜けて表面に露出し、かつその一面の露
出領域が他面の露出領域と交互に配置し、前記各面のP
(N)エミッタとN(P)ベース領域とを短絡してそれ
ぞれ一つの電極を構成するようにした電極間に複数個の
PNPNP(NPNPN)を単位サイリスタをもたせた
両方向性2端子サイリスタにおいて、前記単位サイリス
タの一部にターンオン容易な構造をもたせたことを特徴
とする両方向性2端子サイリスタ。 - (2)特許請求の範囲第1項において、中央部の単位サ
イリスタに実質的にベース幅を小とした部分を設けたこ
とを特徴とする両方向性2端子サイリスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2035769A JPH0685437B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 両方向性2端子サイリスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2035769A JPH0685437B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 両方向性2端子サイリスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03239367A true JPH03239367A (ja) | 1991-10-24 |
JPH0685437B2 JPH0685437B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=12451076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2035769A Expired - Fee Related JPH0685437B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 両方向性2端子サイリスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0685437B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO1997023025A1 (fr) * | 1995-12-18 | 1997-06-26 | Mitsubishi Materials Corporation | Limiteur de surtension |
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JPH01171273A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-06 | Fuji Electric Co Ltd | 双方向性半導体スイッチング素子 |
-
1990
- 1990-02-16 JP JP2035769A patent/JPH0685437B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
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