JPH03236945A - 樹脂成形体への部品取付方法 - Google Patents

樹脂成形体への部品取付方法

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JPH03236945A
JPH03236945A JP2033042A JP3304290A JPH03236945A JP H03236945 A JPH03236945 A JP H03236945A JP 2033042 A JP2033042 A JP 2033042A JP 3304290 A JP3304290 A JP 3304290A JP H03236945 A JPH03236945 A JP H03236945A
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JP
Japan
Prior art keywords
skin
molded body
demister
resin molded
back side
Prior art date
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Pending
Application number
JP2033042A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsuo Fujii
睦雄 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DaikyoNishikawa Corp
Original Assignee
Nishikawa Kasei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Kasei Co Ltd filed Critical Nishikawa Kasei Co Ltd
Priority to JP2033042A priority Critical patent/JPH03236945A/ja
Publication of JPH03236945A publication Critical patent/JPH03236945A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、樹脂成形体への部品取付方法に関し、詳しく
は、自動車のデミスタ−グリルやクロック等の取付部品
をインストルメントパネル等の樹脂成形体に形成された
開口部に取付けたり、或いはパワーウィンドーのスイッ
チやドアハンドル等の取付部品をドアトリム等の樹脂成
形体に形成された開口部に取付けたりする方法の改良に
関する。
(従来の技術) 従来より、前記のような樹脂成形体への部品取付方法と
しては、前記のような樹脂成形体に前記取付部品が嵌入
可能な開口部を形成し、しかる後、該開口部に前記取付
部品を嵌入する方法が知られている。
しかるに、前記のようにすると、樹脂成形体の成形工程
の他に、該樹脂成形体への取付部品の取付工程が必要で
あるため、手間がかかるという問題がある。
そこで、予め表皮に取付部品の裏面部が嵌入可能な四部
を形成し、該凹部に取付部品の裏′面部を嵌入し、取付
部品が嵌入された表皮を成形型にセットし、その後、成
形型のキャビティ内における表皮の裏面側に樹脂材を充
填し、該樹脂材をモールドすることにより、樹脂成形体
の成形時に取付部品を樹脂成形体に一体的に取付ける方
法を考慮した。
(発明が解決しようとする課題) しかるに、前記のようにすると、キャビティ内における
表皮の裏面側に充填される樹脂材の圧力により、表皮か
取付部品の空所側に撓んで該空所に没入するため、取付
部品の強度によっては取付部品が変形成いは破損すると
いう問題がある。具体的には、フィンを有するデミスタ
−グリルをインストルメントパネルに取付ける場合、固
定式フィンが変形したり、或いは回転式フィンがグリル
本体からはずれたりするという問題が発生する。
特に、樹脂成形体の樹脂層を発泡体で形成する場合、特
開昭63−293012号公報に示されるようにモール
ド成形時に発泡体の発泡圧力が加わるため、表皮が取付
部品の空所に没入して取付部品が変形成いは破損すると
いう前記の問題は顕著である。
また、取付部品の樹脂成形体への取付強度を向上させる
ため取付部品の壁部外面にアンダーカット形状の保持部
を設けている場合、樹脂材の圧力により取付部品裏面側
の表皮が取付部品の空所に没入すると、前記保持部周辺
の表皮が裏面側に引っ張られて、表皮と取付部品との間
に隙間が形成されるので、取付部品の樹脂成形体に対す
る取付強度が向上しないという問題がある。
これらの理由により、樹脂成形体の成形時に、取付部品
を樹脂成形体に一体的に取付けるという方法は、採用さ
れていなかったのが実状である。
前記に鑑みて本発明は、樹脂成形体の成形時に、裏面部
に空所を有する取付部品を樹脂成形体に一体的に取付け
る方法であるにも拘らず、樹脂層の圧力によって表皮が
取付部品の空所に没入しないようにすることを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、本発明は、樹脂成形体の成
形時に、予め取付部品の裏面部に該裏面部の空所を覆う
カバー部材を装着しておくことにより、樹脂材の圧力で
表皮が取付部品の空所へ没入しないようにするものであ
る。
具体的に本発明の講じた解決手段は、裏面部に空所を有
する取付部品を、所定形状の表皮と該表皮の裏面側に一
体成形された樹脂層とからなる樹脂成形体に形成された
開口部に嵌着する樹脂成形体への部品取付方法を対象と
し、前記取付部品の空所を覆う硬質材よりなるカバー部
材を前記取付部品の裏面部に装着する一方、前記表皮に
、前記カバー部材を装着された取付部品の裏面部が嵌入
可能な凹部を形成し、次に、前記取付部品の裏面部を前
記表皮の凹部に嵌入すると共に、該表皮を成形型にセッ
トし、次に、該表皮の裏面側に樹脂材をモールドして樹
脂成形体を成形した後、該樹脂成形体における前記カバ
ー部材の裏面側を切除し、しかる後、前記カバー部材を
前記取付部品から取り除く構成とするものである。
(作用) 前記の構成により、硬質材よりなるカバー部材を取f1
部品の裏面部に装着した後、該取付部品の裏面部を表皮
の凹部に嵌入し、しかる後モールドするため、樹脂成形
体の成形時には取付部品の空所がカバー部材によって覆
われているので、成形時に樹脂材の圧力を受けても表皮
は取付部品の空所に没入しない。
(実施例) 以下、本発明に係る樹脂成形体への部品取付方法の一実
施例を図面に基づいて説明する。
本発明が対象とする樹脂成形体及び取付部品の用途は限
られるものではないが、本実施例では、第8図に示すよ
うに、樹脂成形体としての自動車のインストルメントパ
ネル1に取付部品としてのデミスタ−グリル2を取付け
る方法について説明する。
第9図及び第10図に示すように、デミスターグリル2
は、角筒状のグリル本体2]と、該グリル本体2]の表
面側周縁部から外方に拡かるフランジ部22と、グリル
本体2]の内部に所定間隔毎に設けられた複数のフィン
23とを有しており、デミスタ−グリル2の裏面部に空
所24が形成されている。
まず、第1図に示すように、硬質材よりなり、グリル本
体21の裏面部ひいては空所24を外側から覆うことが
できる箱形形状を有し、対向する壁部に矩形状の切欠部
31を有するカバー部材3を準備する。
次に、第2図に示すようにカバー部月3をデミスタ−グ
リル2の裏面部に嵌装する。この場合、予めグリル本体
21外面には、カバー部材3の切欠部31−と対応する
位置で外方に突出している係合突条25と、カバー部材
3の壁部先端が当接するよう三角形状に突出しているス
トッパー26とを設けておき(第9図参照)、カバー部
材3の切欠部31をグリル本体2]の係合突条25に係
合させると共に、カバー部材3の壁部先端をグリル本体
21のストッパー26に当接させることにより、カバー
部材3をデミスタ−グリル2の裏面部に保持させる。
一方、第3図に示すように、裏面側に薄い発泡層を有す
る樹脂製シートよりなる表皮4を真空成形法などにより
成形して、該表皮4のデミスタ−グリル2を取付ける部
位に、カバー部材3を嵌装されたデミスタ−グリル2が
嵌入可能な裏面側に窪む四部42を形成する。
次に、カバー部材3が嵌装されたデミスタ−グリル2を
表皮4の凹部42に嵌入する。この場合、デミスタ−グ
リル2が表皮4から離脱しないようにするため、凹部4
2の周壁面に内方へ突出する保持部43を設けておくこ
とが好ましい。
次に、デミスタ−グリル2が嵌入された表皮4を成形型
5の下型51にセットする。
なお、前記実施例に代えて、デミスタ−グリル2を下型
51にセットした後、該デミスタ−グリル2に表皮4の
四部42を嵌装してもよい。
次に、第4図に示すように、表皮4の裏面側に例えばガ
ラス繊維マット、或いはカラス繊維を分散せしめて成形
されたガラス繊維層6を数、及した後、下型51に」二
型52をセットし、第5図に示ずように、前記ガラス繊
維層6の裏面側に樹脂相としての発泡性硬質ウレタン樹
脂7を充填[2、前記ガラス繊維層6に該発泡性砂質ウ
レタン樹脂7を含dさせ、その後、該発泡性硬質ウレタ
ン樹脂7を発泡硬化させてインストルメントパネル1を
得る。
以上のように、デミスタ−グリル2の裏面部にカバー部
材3を嵌装した状態で発泡性硬質ウレタン樹脂7を成形
するため、発泡性硬質ウレタン樹脂7の発泡圧により表
皮4が撓んでデミスタ−グリル2の空所24に没入する
のを防止できる。このため、デミスタ−グリル2の内部
に設けられたフィン23は破損しないと共に、グリル本
体21の外周面と表皮4との間に隙間が生じることがな
いのでデミスタ−グリル2の取付強度か向上する。
また、前記実施例では表皮4の裏面側に薄い発泡層をH
しているため、表皮4と発泡性硬質ウレタン樹脂7とが
直接に接触しないので、クツション性が向上する。
次に、第5図及び第6図に示すように、得られたインス
トルメントパネル1におけるカバー部材3の裏面側をカ
ッター8により切り取る。この場合、上型52に、イン
ストルメントパネル1におけるカバー部材3の裏面側を
切り取る位置が容易に分かるよう、インストルメントパ
ネル〕にカットライン而11を形成するための切欠部5
2aを設けておくことか好ましい(第4図参照)。
次に、第7図に示すように、カバー部材3をデミスタ−
グリル2から取り除いて、デミスタ−グリル2が取付け
られたインストルメントパネル1を得る。
このようにすると、デミスタ−グリル2に他部品例えば
ダクト9を組付ける必要がある場合、カバー部材3を取
り除いた後に隙間ができるため、該隙間にダクト9を挿
入することによりデミスタグリル2にダクト9を確丈に
接合することかできる。
 0 また、取り除かれたカバー部材3は再度使用することが
できるため、コストアップを招くことはない。
なお、前記実施例におけるカバー部材3に代えて、グリ
ル本体21の空所24よりも若干大きい板状部と、該板
状部から表面側に突出しており空所24に係止可能に挿
入される突出部とからなるカバー部材を用いてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明に係る樹脂成形体への部品
取付方法によると、硬質材よりなるカバー部材を取付部
品の表面部に装着した状態でモールドするため、成形時
における樹脂材の圧力により表皮が取付部品裏面部の空
所へ没入する事態を防止できるので、取付部品の破損及
び変形を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図は本発明による樹脂成形体への部品取
付方法の一実施例であり、第1図はカッく一部材の斜視
図、第2図はカバー部材のデミスタ1 −グリルへの装着工程を示す断面図、第3図は該デミス
タ−グリルの表皮への嵌入工程及び表皮の下型へのセッ
ト工程を示す断面図、第4図は上型のセット工程を示す
断面図、第5図は樹脂材の成形工程を示す断面図、第6
図はカバー部材裏面側の樹脂成形体の切除工程を示す断
面図、第7図はカバー部材の除去工程を示す断面図、第
8図は自動車のインストルメントパネルへデミスタ−グ
リルを取付けた状態を示す斜視図、第9図はデミスタ−
グリルの斜視図、第10図はデミスタ−グリルの断面図
である。 1・・・インストルメントパネル(樹脂成形体)2・・
・デミスタ−グリル(取付部品)3・・・カバー部材 4・・・表皮 5・・・成形型 7・・・発泡性硬質ウレタン樹脂(樹脂材)24・・・
空所 42・・・凹部 2 特開平3 236945 (5) Ll”’>1r>

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)裏面部に空所を有する取付部品を、所定形状の表
    皮と該表皮の裏面側に一体成形された樹脂層とからなる
    樹脂成形体に形成された開口部に嵌着する樹脂成形体へ
    の部品取付方法であって、 前記取付部品の空所を覆う硬質材よりなるカバー部材を
    前記取付部品の裏面部に装着する一方、前記表皮に、前
    記カバー部材を装着された取付部品の裏面部が嵌入可能
    な凹部を形成し、次に、前記取付部品の裏面部を前記表
    皮の凹部に嵌入すると共に、該表皮を成形型にセットし
    、 次に、該表皮の裏面側に樹脂材をモールドして樹脂成形
    体を成形した後、該樹脂成形体における前記カバー部材
    の裏面側を切除し、しかる後、前記カバー部材を前記取
    付部品から取り除くことを特徴とする樹脂成形体への部
    品取付方法。
JP2033042A 1990-02-13 1990-02-13 樹脂成形体への部品取付方法 Pending JPH03236945A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03121821U (ja) * 1990-03-27 1991-12-12
US7435366B2 (en) 2002-08-29 2008-10-14 Toyoda Gosei Co., Ltd. Molded product and process for manufacturing the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03121821U (ja) * 1990-03-27 1991-12-12
US7435366B2 (en) 2002-08-29 2008-10-14 Toyoda Gosei Co., Ltd. Molded product and process for manufacturing the same

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