JPH0761305A - クッションフォームの取付方法 - Google Patents

クッションフォームの取付方法

Info

Publication number
JPH0761305A
JPH0761305A JP5237369A JP23736993A JPH0761305A JP H0761305 A JPH0761305 A JP H0761305A JP 5237369 A JP5237369 A JP 5237369A JP 23736993 A JP23736993 A JP 23736993A JP H0761305 A JPH0761305 A JP H0761305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushion foam
attached
cushion
foam
curved surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5237369A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Iwasaki
孝 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TS Tech Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seat Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seat Co Ltd filed Critical Tokyo Seat Co Ltd
Priority to JP5237369A priority Critical patent/JPH0761305A/ja
Publication of JPH0761305A publication Critical patent/JPH0761305A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定厚みの扁平体として形成したクッション
フォームを用い、それを被取付体の曲面形状に合せて簡
単に貼合せ固定する。 【構成】 クッションフォーム2の片面から肉厚内にス
リット3a,3b…を入れ、このクッションフォーム2
をスリット3a,3b…で撓み変形させて被取付体1の
曲面形状に貼合せ固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被取付体の曲面形状に
合せてクッションフォームを被取付体に取付け固定する
のに適用されるクッションフォームの取付方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】車装用のドアライニングをクッションフ
ォームが取り付けられる被取付体として例示すると、こ
のドアライニングにおいては高発泡倍率の剛性を有する
クッションフォームが衝撃を緩衝するダンパー部材とし
てドアインナーパネルとの対面側に装備することが行わ
れている。また、そのクッションフォームとしてはドア
ライニングの三次元的な曲面形状に合せて所定の立体形
状に型成形したものが用いられている。
【0003】然し、このクッションフォームを形成する
には被取付体の曲面形状に相応させて面成形した成形型
を用意しなければならないから型費が嵩むばかりでな
く、被取付体の曲面形状が異なる毎に別の成形型を備え
なければならないからコスト高を招く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、所定厚みの
扁平体として形成したクッションフォームを用い、その
クッションフォームを被取付体の曲面形状に合せて簡単
に取り付けられるよう創意工夫したクッションフォーム
の取付方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るクッション
フォームの取付方法においては、所定厚みの扁平体とし
て形成したクッションフォームを用い、そのクッション
フォームの片面から肉厚内にスリットを入れて複数個の
連なったブロック部に区分けし、このクッションフォー
ムをスリットで撓み変形させて被取付体の曲面形状に貼
合せ固定するようにされている。
【0006】
【作用】本発明に係るクッションフォームの取付方法で
は、所定厚みの扁平体として形成したクッションフォー
ムを用いることから、そのクッションフォームを型費の
高価なものによらなくても得ることができる。また、扁
平なクッションフォームの片面から肉厚内にスリットを
入れて複数個の連なったブロック部に区分けすることに
より、クッションフォームをスリットで被取付体の曲面
形状に合せるよう撓み変形するものであるから、被取付
体の曲面形状が変わっても一様に対応することができ
る。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して説明すれば、図1
は車装用のドアライニング1を被取付体とし、クッショ
ンフォーム2を衝撃緩衝用のダンパー部材として、ドア
インナーパネルと相対するドアライニング1の内側面に
装備するのに適用されている。そのクッションフォーム
2としては、所定厚みの扁平体として形成した所謂,ス
ライス品が用いられている。また、このダンパー部材と
して用いられるクッションフォーム2はポリプロピレン
発泡ビーズで45倍程度の発泡倍率の高いものに形成さ
れている。
【0008】そのクッションフォーム2は、図2で示す
ようにクッションフォーム2の片面から肉厚内にスリッ
ト3a,3b…を入れて複数個の連なったブロック部2
a,2b…に区分けする。このスリット3a,3b…は
被取付体1の曲面形状,クッションフォーム2の大きさ
に応じて適宜設定すればよく、その一例としてクッショ
ンフォーム2を碁盤目状に区分するよう複数本を縦横に
交差させて入れることができる。また、図3で示す如く
一本のスリット3を中央に入れ、図4で示すように所定
の間隔を隔て複数本3a,3b…を平行に入れることに
より複数個の連なったブロック体2a,2b…に区分け
することもできる。
【0009】そのクッションフォーム2は、図5で示す
ようにブロック体2a,2b…を離間するようスリット
3a,3b…(3)で撓み変形させて被取付体1の曲面
形状に貼合せ固定すればよい。この撓み変形させたクッ
ションフォーム2は、図1で示すように被取付体1の曲
面形状が窪みカーブを描くものであるときは各ブロック
体2a,2b…の端面,即ち、スリット3a,3b…
(3)の入れられた面側で被取付体1の板面にあてがい
配置することにより接着剤で貼合せ固定する。
【0010】上述したとは逆に、被取付体1の曲面形状
が張出しカーブを描くものであるときはスリット3a,
3b…(3)の入れられた他面側で被取付体1の板面に
あてがい配置させて貼合せ固定すればよい。また、窪み
カーブ,張出しカーブが同一面内に連続的に存在する曲
面形状を呈するときは各所に対応させてスリット3a,
3b…(3)を局部的に両面から入れるようにすればよ
い。
【0011】上述した実施例は被取付体として車装用の
ドアライニングを例示したが、これ以外の三次元的な曲
面形状を呈する車窓品に対し、特に発泡倍率の高いクッ
ションフォームを取付け装備するのに広く適用すること
ができる。
【0012】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係るクッションフ
ォームの取付方法に依れば、所定厚みの扁平体として形
成したクッションフォームを用い、被取付体の曲面形状
に合せるよう簡単に貼合せ固定できるから大幅なコスト
ダウンを図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る方法でクッションフォームを取り
付けた被取付体を示す説明図である。
【図2】本発明に係る方法でスリットが入れられたクッ
ションフォームの一例を示す説明図である。
【図3】同スリットが別の態様で入れられたクッション
フォームを示す説明図である。
【図4】同スリットが更に別の態様で入れられたクッシ
ョンフォームを示す説明図である。
【図5】同クッションフォームの撓み変形状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 被取付体 2 クッションフォーム 2a,2b… ブロック体 3、3a,3b… スリット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付体の曲面形状に合せてクッション
    フォームを被取付体に取付け固定するのに適用されるク
    ッションフォームの取付方法であって、所定厚みの扁平
    体として形成したクッションフォームを用い、そのクッ
    ションフォームの片面から肉厚内にスリットを入れて複
    数個の連なったブロック部に区分けし、このクッション
    フォームをスリットで撓み変形させて被取付体の曲面形
    状に貼合せ固定するようにしたことを特徴とするクッシ
    ョンフォームの取付方法。
JP5237369A 1993-08-30 1993-08-30 クッションフォームの取付方法 Pending JPH0761305A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5237369A JPH0761305A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 クッションフォームの取付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5237369A JPH0761305A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 クッションフォームの取付方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0761305A true JPH0761305A (ja) 1995-03-07

Family

ID=17014371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5237369A Pending JPH0761305A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 クッションフォームの取付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0761305A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0974494A3 (en) * 1998-07-23 2002-01-30 Bridgestone Corporation Shock absorber
KR100514562B1 (ko) * 2001-06-13 2005-09-14 산요덴키가부시키가이샤 와이어드 리모콘
JP2008024141A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Honda Motor Co Ltd 衝撃吸収体
DE102019209695B4 (de) 2019-07-02 2023-02-16 Volkswagen Aktiengesellschaft Schutzelement für ein Fahrzeug, Schutzanordnung und Fahrzeug

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0974494A3 (en) * 1998-07-23 2002-01-30 Bridgestone Corporation Shock absorber
EP1350684A2 (en) * 1998-07-23 2003-10-08 Bridgestone Corporation Shock absorber
EP1350684A3 (en) * 1998-07-23 2003-10-22 Bridgestone Corporation Shock absorber
KR100514562B1 (ko) * 2001-06-13 2005-09-14 산요덴키가부시키가이샤 와이어드 리모콘
JP2008024141A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Honda Motor Co Ltd 衝撃吸収体
DE102019209695B4 (de) 2019-07-02 2023-02-16 Volkswagen Aktiengesellschaft Schutzelement für ein Fahrzeug, Schutzanordnung und Fahrzeug

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5043114A (en) Molding method for manufacturing expansion-molded insert-embedded resin product
KR100378753B1 (ko) 자동차무릎받침
JPS63230326A (ja) 吹込み成形体として構成される支持体
CN101500776A (zh) 内饰用面板及注射成形方法
JPH0761305A (ja) クッションフォームの取付方法
GB2404611A (en) Forming a decorative feature on an article by moulding
JPH0716867A (ja) 自動車用内装部材の緩衝構造
US20010033874A1 (en) Device for manufacturing internal motor vehicle components of multicomponent plastics material
JP2704859B2 (ja) 一体発泡成形用ガイド部材及び方法
JPH07156799A (ja) 鉄道車両用空調ダクト構造
JPH04107110A (ja) 表皮付きパッドの製造方法
JPH02208175A (ja) 自動車の外板構造
JP4164223B2 (ja) 内装材
JP2519514B2 (ja) グリップ付ドアトリムの製造方法
JP4166385B2 (ja) 中空構造物における中空室遮断具
JP2503888Y2 (ja) 内装材の補強構造
JPH08244047A (ja) 吸音材付き車両内装品及びその製造方法
JPH03236945A (ja) 樹脂成形体への部品取付方法
JP2001315237A (ja) 成形品及びその製造方法
JPH02292006A (ja) 一体成形シートの製造方法
KR0125905B1 (ko) 패널 거치용 수지 지그 및 그 제작방법
JPH0713538U (ja) 自動車用ドアトリム
JPS62292421A (ja) 内装部品のインモ−ルド成形構造及びその成形方法
JPH0222363Y2 (ja)
JP3210498B2 (ja) 自動車のドアトリム用のファスナーブラケット

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021008