JPH03234900A - 耐水シート及びその製造方法 - Google Patents

耐水シート及びその製造方法

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JPH03234900A
JPH03234900A JP2746490A JP2746490A JPH03234900A JP H03234900 A JPH03234900 A JP H03234900A JP 2746490 A JP2746490 A JP 2746490A JP 2746490 A JP2746490 A JP 2746490A JP H03234900 A JPH03234900 A JP H03234900A
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JP
Japan
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film
roll
water
adhesive
resistant
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JP2746490A
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English (en)
Inventor
Osamu Ito
伊藤 脩
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Chuetsu Pulp and Paper Co Ltd
Original Assignee
Chuetsu Pulp and Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば、宅配便やデパート等の配送伝票等に
使用される耐水シート及びその製造方法に関する。
[従来の技術] 近年、この種のシートの開発が進み、配送伝票に必要と
される耐水性、筆記性そして印刷適性の向上は目覚まし
いものとなった。
一例として、ドライ式、即ち、ドライラミネータによっ
て製造された耐水伝票用紙がある。この伝票用紙は、第
3図に示されるように、ベースペーパーの複写用紙35
とフィルム33(例えば、ポリプロピレン)とを接着剤
34によって接着された一体シートであって、一方のフ
ィルム33側の表面には塗工処理されたコート層32が
設けられ、他方の複写用紙35側の表面にはカーボンを
印刷するためのカーボン印刷面として残される。このよ
うに、上記伝票用紙は、複写用紙35とフィルム33と
を基礎とした構成から、高い強度と耐水性とを得ること
ができる。
ここで、−船釣なドライ方式について第4図を用いて説
明する。
ロール40から取り出されたフィルム33には、ロール
41.42の位置で接着剤が塗布され、さらに、ロール
43.44の位置でロール45に捲回された複写用紙3
5と圧着され、フィルム23と複写用紙35どの接着工
程が終了する。この後に、コート層32がグラビアコー
トにより形成され、最終製品が完成する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来例でば、接着に係る硬化時間が
短いため、接着剤硬化後の複写用紙35とフィルム33
との一体シートにカールが生じるという欠点があった。
本発明は、上述した従来例の欠点に鑑みてなされ、その
目的とすることろは、簡単且つ低コストな構成の耐水シ
ート及び耐水シートをカールを起こさずに簡単に製造で
きる製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用コ上述した課題を
解決し、目的を達成するため、本発明に係わる耐水シー
トは、薄状の基材と耐水性フィルムとをラミネート状に
接着し、前記耐水性フィルムの表面に筆記性及び印刷適
性を有するコート層を形成した耐水シートにおいて、前
記基材と前記耐水性フィルムとの接着面に2液性硬化型
粘着剤による接着層を形成したことを特徴とする。この
ように、簡単且つ安価な構成により、宅配便やデパート
等の配送用として要求される耐水性や高い強度を良好に
得ることができる。
また、本発明に係わる耐水シートの製造方法は、耐水性
を有するフィルムの一面に2液性硬化型粘着液を塗布す
る工程と、前記フィルムの塗布面に薄状の基材を貼り合
わせてラミネートする工程と、前記ラミネートされた中
間部材のフィルム面に筆記性及び印刷適性を有する塗工
層を形成する工程とを備え、前記フィルムと前記基材と
は前記2液性硬化型粘着液によるウェット方式で接着さ
れる特徴とする。このように、ウェット方式による製造
により、2液性硬化型粘着液が硬化するまでの長い時間
を利用して基材とフィルムとの接着面のずれを補正しな
がらカールを抑えて良好に接着する。
[実施例] 以下に添付図面を参照して、本発明に係わる好適な実施
例を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成を示す断面図である。
第1図には、後述の第2図に示されるウェットラミネー
タにより製造された伝票用紙1が示されている。以下、
ウェットラミネータによる製造方法をウェット方式と呼
ぶ。伝票用紙1は、複写用紙5をベースにして、2液性
硬化型粘着剤(粘着液)による接着層4によりポリプロ
ピレンフィルム(PPフィルム)3を積層し、全体をラ
ミネートした構成である。一方のフィルム面3aには、
ウレタン2液バインダとチタンとが混在したコート層2
が形成されている。また、他方の用紙面5aは、カーボ
ンを印刷するためのカーボン印刷面として残されている
。上記粘着液には、水性アクリルエマルジョン等が使用
される。
次に、本実施例のウェット方式について説明する。
第2図は本実施例のウェットラミネータのシステムを説
明する図である。
本実施例のウェット方式では、PPフィルム3の一面に
粘着液を塗布する第1工程と、PPフィルム3の塗布面
に複写用紙5を貼り合わせてラミネートする第2工程と
、ラミネートされた中間部材において、一方のフィルム
面3aに筆記性及び印刷適性を有するコート層2を形成
する第3工程によって、伝票用紙1が製造される。尚、
用紙面3aにおいては、ユーザが伝票全体を製造する段
階でカーボンを印刷するため、本実施例には含まれない
工程である。
第2図中、10はPPフィルム3を供給するロールを示
し、15は複写用紙5を供給するロールを示している。
PPフィルム3の搬送方向には、粘着液4′をPPフィ
ルム3に塗布するためのインプレッションロール12及
びバックアップロール14が配されている。ロール12
,13゜14はダイレクトロールコートの構成であり、
粘着液4°をパン11より掻き上げてロール12に転移
させるウェットピックアップロール13は、パン11中
の粘着液4゛に常に浸漬されている。
この構成によれば、パン11中の粘着液4゛に浸漬され
たロール13が粘着液4゛をパン11がら掻き上げると
、粘着液4°はロール12に転移し、ロール14との間
を通過するPPフィルム3は粘着液4°をコーティング
される。
続(搬送方向には、ロール12.14で粘着液4′が塗
布されたPPフィルム3をロール15から送り出される
複写用紙5にラミネートするためのラミネータロール1
6と17とが対向するように配され、さらに、複写用紙
5にPPフィルム3がラミネートされた中間部材にグラ
ビア印刷により筆記性及び印刷適性を有するコート層2
を形成するためのグラビアロール19とインプレッショ
ンロール20とが対向するよう配されている。グラビア
ロール19は、パン18中のコート液2゜に浸漬された
状態に設けられている。グラビアロール19、インプレ
ッションロール2oは、グラビア印刷を行うためのグラ
ビアコータである。
このグラビアコータの後段には、乾燥装置21が配され
、これは粘着液4°がウェット状態のシート(複写用紙
5.接着層4.PPフィルム3そしてコート層2)を時
間をかけて乾燥させる工程である。そして、乾燥装置2
1の後段には、乾燥装置21から繰り出される乾燥済み
のシートを巻取るロール22が設けられている。
動作として、まず、ロール10に巻取られているPPフ
ィルム3を粘着液4°に塗布するため、PPフィルム3
はロール12の方向に搬送される。PPフィルム3がロ
ール12.14の位置まで搬送されると、ロール12は
、ロール14とともに、ロール13から常に転移される
粘着液4′をPPフィルム3に対して所定の厚みで塗布
する(第1工程)。粘着液4゛が塗布されたPPフィル
ム3は、粘着面をロール15から送り出される複写用紙
5に貼り合わせるように、ロール16゜17によりラミ
ネートされる(第2工程)。このようにラミネートされ
た中間部材は、更に、グラビアコータ(ロール19.2
0)の位置に搬送される。グラビアコータは粘着液4°
が乾燥する前にフィルム面3aにはコート層2を形成す
る(第3工程)。このようにして、中間部材にコート層
2が形成されると(以下、「シート」と呼ぶ)、上記シ
ートは、粘着液4′を乾燥させるため、乾燥装置21に
送り込まれる。乾燥装置21では、ドライヤによって強
制的にシート中の粘着液4′が乾燥され、このようにし
て、乾燥工程が完了すると、乾燥装置21から送り出さ
れるシートはロール22によって巻取られる。
以上の工程により、本実施例の伝票用紙1が製造される
尚、宛名等の書き込み欄或はカーボンの印刷工程が更に
続(が、本実施例では、複写用紙5とPPフィルム3と
のラミネート及びコート層2を形成する工程を主眼とし
ており、他の処理手順につ1 2 いては、公知のため、省略する。
ここで、接着層4を形成する粘着剤4°について述べる
通常、ウェットラミネータでは、ニカワ、澱粉等の水溶
性接着剤や酢酸ビニール、アクリル酸エステル等の水性
(エマルジョン)接着剤が使用されている。しかしなが
ら、前者の水溶性接着剤は、インプレッションロールへ
の転移は良好であるが、PPフィルムにはぬれが悪いた
めに接着しない(塗布されない)という欠点がある。一
方、後者の水性(エマルジョン)接着剤は、ぬれが良い
のに対してインプレッションロールへの転移に問題があ
るため、結果的には接着剤の塗布量が安定しないとい欠
点がある。
そこで、本発明者は、後者の水性(エマルジョン)接着
剤について、インプレッションロールへの接着剤の転移
量が接着剤の動粘度に密接な関係があることを見出し、
動粘度を予測して予め調整された動粘度の接着剤を本実
施例で使用することに至った。この動粘度が調整された
水性(エマルジョン)接着剤によれば、上述した第2図
のウェットラミネータにより、安定した塗工量が確保で
きる。本実施例では、接着剤の耐水性を得るために、ド
ライラミネータ剛接着剤タイプの2液硬化型液着剤を使
用し、さらに、カール防止のため、粘着タイプの接着剤
を使用するのが好ましい。
以上の工程により、伝票用紙1が製造されるが、本実施
例ではウェット方式を用いているため、粘着剤4゛が硬
化して接着層4を形成するまでに所定の硬化時間が必要
とされる。従って、本実施例では、この、長い硬化時間
が得られるため、貼り合わせ時に複写用紙5とPPフィ
ルム3との間で生じる変形を時間をかけて補正し、カー
ルを起こすことな(良好な接着が行われる。
また、PPフィルム3と複写用紙5とのラミネートによ
り、最終製品の構成に高い強度と耐水性が同時に得られ
る。
また、PPフィルム3と複写用紙5との接着が完了する
前に、コート層2を塗工できるため、装置全体が簡略化
され、製造コストも低減できる。
さらに、紙をベースにすることにより生じる紙粉の発生
や紫外線等による変色等の問題を除去できる。
さて、上述した実施例では、導電性について考慮されて
いないが、本発明はこれに限定されるものではなく、導
電材を含むコート液を使用することにより、帯電防止を
図ることができる。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、簡単且つ低コス
トな構成を得ることができると共に、耐水シートをカー
ルを起こさずに簡単に製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す断面図、 第2図は本実施例のウェットラミネータのシステムを説
明する図、 第3図は従来の伝票用紙の一例を示す断面図、第4図は
従来のラミネータの一例を示す図である。 図中、1,31・・・伝票用紙、2,32・・・コート
層、2°・・・コート液、3,33・・・PPフィルム
、3a・・・フィルム面、4,34・・・接着層、4゛
・・・粘着液、5,35・・・複写用紙、5a・・・用
紙面、 5 6 10.15.22・・・ロール、11.18・・・パン
、12.20・・・インプレッションロール、13・・
・ウェットピックアップロール、14・・・バックアッ
プロール、16.17・・・ラミネークロール、19・
・・グラビアロール、21・・・乾燥装置、40〜45
・・・ロールである。 ] \才

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薄状の基材と耐水性フィルムとをラミネート状に
    接着し、前記耐水性フィルムの表面に筆記性及び印刷適
    性を有するコート層を形成した耐水シートにおいて、 前記基材と前記耐水性フィルムとの接着面に2液性硬化
    型粘着剤による接着層を形成したことを特徴とする耐水
    シート。
  2. (2)前記コート層はさらに導電材を含むことを特徴と
    する請求項第1項記載の耐水シート。
  3. (3)耐水性を有するフィルムの一面に2液性硬化型粘
    着液を塗布する工程と、 前記フィルムの塗布面に薄状の基材を貼り合わせてラミ
    ネートする工程と、 前記ラミネートされた中間部材のフィルム面に筆記性及
    び印刷適性を有する塗工層を形成する工程とを備え、 前記フィルムと前記基材とは前記2液性硬化型粘着液に
    よるウェット方式で接着されることを特徴とする耐水シ
    ートの製造方法。
JP2746490A 1990-02-07 1990-02-07 耐水シート及びその製造方法 Pending JPH03234900A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000202974A (ja) * 1999-01-19 2000-07-25 Dainippon Printing Co Ltd 積層体
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KR100390175B1 (ko) * 2001-01-18 2003-07-04 봉원희 다기능을 가지는 코팅머신

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JP4668369B2 (ja) * 1999-01-19 2011-04-13 大日本印刷株式会社 配送伝票
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