JPS6240199B2 - - Google Patents

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JPS6240199B2
JPS6240199B2 JP58128768A JP12876883A JPS6240199B2 JP S6240199 B2 JPS6240199 B2 JP S6240199B2 JP 58128768 A JP58128768 A JP 58128768A JP 12876883 A JP12876883 A JP 12876883A JP S6240199 B2 JPS6240199 B2 JP S6240199B2
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JP
Japan
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glue
paper
mount
adhesive
optically readable
Prior art date
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Expired
Application number
JP58128768A
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English (en)
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JPS6021299A (ja
Inventor
Masao Muto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBAYASHI KIROKUSHI KK
Original Assignee
KOBAYASHI KIROKUSHI KK
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Publication date
Application filed by KOBAYASHI KIROKUSHI KK filed Critical KOBAYASHI KIROKUSHI KK
Priority to JP12876883A priority Critical patent/JPS6021299A/ja
Publication of JPS6021299A publication Critical patent/JPS6021299A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は貼合せ帳票、特にその接着の改良に関
する。
帳票本体を構成する台紙上に、一定サイズの光
学読取用帳票を剥離可能に貼着した貼合せ帳票に
おける接着条件としては、 (A) 通常の接着状態においては光学読取用帳票が
台紙上に確実に接着していて、脱落がないこ
と。
(B) 前記光学読取用帳票を台紙上から引き剥がす
際には、用紙裏面に毛羽立ちや損傷がなく、し
かも糊料の残渣が残らないこと。
である。
このような相矛盾する条件を満たすために従来
から行われている方法としては、種々の接着強度
の異なる糊料をもつて前記光学読取用帳票を台紙
上に接着し、引き剥がし試験等を行なうことによ
り最適な接着条件を求めるようにしている。
しかしながら、以上の方法では、何れか一方の
条件のみを満たしがちであり、例えば引き剥がし
時における条件を満足させることを意図した場合
には光学読取用帳票が脱落し易いものとなり、ま
た逆に接着強度を意図した場合には用紙裏面が損
傷し易いものとなり、更には両者の条件を満たす
糊料が出現したとしてもその塗布条件や接着条件
等によつて仲々所望の結果を得ることかできない
のが現状である。
特に光学読取用帳票、例えばOCR用紙を台紙
上に剥離可能に貼合せようとする場合にあつて
は、剥離時において前記(B)の条件を満たすことが
重要である。
すなわち、再剥離後のOCR用紙を光学読取装
置にかけるとき、裏面の状態が変化していると、
その変化した部分で紙が浮いたり影ができたりす
るために、読取精度が低下し、さらには裏面に糊
料が残留していると紙送りが円滑に行われないな
どの固有の問題がある。
このために、本発明者らは弱接着性の再剥離用
糊料を使用し、OCR用紙と台紙を構成すると上
質紙との紙質の差を利用して再剥離時に台紙側に
糊料層が残るような接着条件を種々試みたが、確
実かつ選択的に上質紙側に糊料の層が残るほど紙
質に差がなく、よつて、現在ではこのような台紙
上にOCR用紙を貼合せた帳票は実用化されてい
なかつた。
本発明者らは以上のような相矛盾する条件を満
たす接着剤について種々検討した結果、1種類の
接着剤層でなく、接着強度が異なる2種の接着剤
層を介して貼合せることにより、再剥離時におい
て弱接着性の層側に接着された紙にはその接着剤
の残渣が残存しないことを知見した。
本発明はかかる知見に基づきなされたものであ
つて、前記接着剤の組合せにより接着時において
は台紙上に確実に接着でき、しかも剥離時におい
ては用紙に毛羽立ちや傷あるいは接着剤の残渣が
残らないようにした貼合せ帳票を提供するもので
ある。
以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
第1図はこの発明を適用した貼合せ帳票を示す
もので、台紙1は幅方向両端にその長手方向に沿
つて複数の送り穴2,2…を開設した連続用紙を
それぞれ切り離し用ミシン目3,3…によつて等
間隔に区画したものである。
この台紙1上には所定間隔をおいて光学読取用
帳票としてのOCR用紙4,4…がその一側辺
(図においては上縁に現われる)を剥離可能に接
着してある。
なお、前記台紙1を構成する用紙は上質紙、ま
たOCR用紙4を構成する紙質もこれと同様な上
質紙であつて、やや厚めに形成されたものであ
る。
第2図、第3図はその接着部分の構成を示すも
のである。
前記台紙1のOCR用紙4に対する接着面には
アンダーコート用糊料層5がその辺縁部に沿つて
帯状に塗布されているとともに、その一辺と対向
する側の隅角部にはOCR用紙4の端部を固定す
るためのアンダーコート用糊料層6がスポツト的
に塗布されている。
また、前記糊料層5上には適宜間隔をおいて剥
離用糊料層7,7…がスポツト塗布されていると
ともに、前記糊料層6上にも前記糊料層7と同様
な材質からなる糊料層8が前記糊料層6よりも小
さな面積でスポツト塗布されている。
そして、前記糊料層5〜8はそれぞれの接着面
で互いに接着されているとともに、各糊料層5〜
8と台紙1およびOCR用紙4間もその接着強度
に応じた接着力により固着され、これによつて台
紙1上にOCR用紙4を確実に固定している。
そして、アンダーコート用糊料層5,6は比較
的接着強度の高い接着剤、例えば糊の層の内部で
層破壊を起こさないような膜強度の高い、例えば
圧着タイプ天然ゴムエマルジヨン系の糊が用いら
れている。
このタイプの糊は乾燥後は再湿によつてOCR
用紙との間に直接接着力を現すことがない点でも
有利である。
またOCR用紙4側に点付けされる糊料層7,
8は再剥離用の弱接着性のエマルジヨン系の糊で
ある。
両者の組合せは種々あるが、接着強度の異なる
接着剤同士の組合せの中から実験等により最適条
件のものを容易に選ぶことができる。
また、前記アンダーコート用糊料層5,6の塗
布方法としてはNIPシール用紙を製造する方法で
塗布でき、また再剥離用の糊料層7,8の塗布お
よびOCR用紙との貼合せも既存の設備を用いて
行なうことができるが、以下その塗布方法を第4
図を用いて説明する。
第4図はこの発明方法を実施するための装置を
示すもので、ロールストツカ10に巻取られてい
る台紙1はその送り穴2をスプロケツト11,1
1を介して加工位置に送られる。加工位置には第
1の糊料槽12及び中間ローラ12aを介して前
記台紙1の表面に接する塗布ローラ14、電子線
乾燥装置15、第2の糊料槽16及び中間ローラ
16を介して台紙1の表面に接するスポツト塗布
ローラ17、用紙ストツカ18、圧着ローラ1
9、ミシン加工ローラ20及び製品ストツカ21
が順次配置され、各装置は台紙1の紙送り動作に
同期したタイミングで動作する。第1の糊料槽1
2内には前述のアンダコート用糊料層5,6を構
成する糊料が貯蔵され、また第2の糊料槽16内
には剥離用糊料層7,8を構成する糊料が貯蔵さ
れている。
そして、第1の糊料槽12の糊料は塗布ローラ
14により所定のピツチ、かつそのパターンにし
たがつたパターンで前記台紙1上に転写され、乾
燥装置15に移送され、乾燥する。次いで乾燥装
置15を出た台紙1の前記糊料層5,6上には第
2の糊料槽16よりスポツト塗布ローラ17を介
してその糊料がスポツト的に転写される。次いで
用紙ストツカ18よりOCR用紙4が台紙1上に
供給され、このOCR用紙4は圧着ローラ19に
より前記剥離用糊料層7,8を介して台紙1上に
固着される。
更に台紙1ミシン加工ローラ20により所定間
隔の折畳み用ミシン目3が形成され、これを介し
てジグザグ状に折畳まれた状態で製品ストツカ2
1内に収納される。
以上のように構成された貼合せ帳票における台
紙1よりOCR用紙4を引き剥がす際には、用紙
4の紙端を持つて剥離作業を行なうのであるが、
この際に、再剥離用の糊料層7,8とアンダーコ
ート用糊料層5,6との層間は接着剤同士の結合
であるために、比較的強固な接着力を持つて接着
したままであり、その再剥離用の糊料層7,8と
OCR用紙4間は確実に剥離でき、その接着面の
毛羽立ちや傷つきあるいは糊料層7,8がOCR
用紙4側に移行することなく良好な剥離効果を得
る。
よつてこのように引き剥がされたOCR用紙4
はそのまま光学読取装置にかけたとしても紙送り
の障害、読取誤差等がなく良好な読取りを行なう
ことができることになる。
なお、前記実施例においてはアンダーコート用
の接着強度の強い糊料層を帯状に形成し、OCR
用紙固定用の糊料層をスポツト塗布してなるもの
であるが、前記アンダーコート用の糊料層も同様
に再剥離用の糊料層より広い面積をもつてスポツ
ト塗布することである。
以上実施例で詳細に説明したように、この発明
にあつては、異なる接着力を有する2種のの糊料
層同士を介して帳票本体を構成する台紙上に光学
読取用帳票を貼合せてあるので、その接着状態に
おいては弱接着性の糊料と用紙間とが確実に接着
されている状態が維持されるとともに、これを剥
離した場合には用紙に傷や毛羽立ちが生ずること
がなく、しかも糊料が付着することがない。した
がつて、光学読取装置においての読取誤差が防止
できるだけでなく、紙送り障害がないので、精度
のよい光学読取用帳票を貼合せた帳票とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を貼合せ用のOCR帳票に適
用した場合を示す一部断面平面図、第2図は第1
図の―線断面図、第3図は第1図の―線
断面図、第4図はこの発明方法の実施例を示す装
置の概略説明図である。 1……台紙、4……OCR用紙、5,6……ア
ンダーコート用糊料層、6,7……再剥離用糊料
層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 帳票本体を構成する台紙上に光学読取用帳票
    の少なくとも一辺を剥離可能に貼着した帳票にお
    いて、台紙の前記用紙貼着位置には相対的に接着
    強度の高い糊料を配するとともに、光学読取用帳
    票側には前記糊料より接着強度の低い糊料を配
    し、これら各糊料層を介して台紙上に光学読取用
    帳票を接着するようにしたことを特徴とする貼合
    せ帳票。 2 前記光学読取用帳票側に塗布される糊料は用
    紙にスポツト的に塗布されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の貼合せ帳票。 3 台紙の光学読取用帳票貼着位置に糊料を塗布
    するとともに、これを乾燥させ、次いでこの糊料
    層上に、該糊料よりも接着強度の低い糊料を塗布
    し、この糊料層上に光学読取用帳票を接着するよ
    うにしたことを特徴とする貼合せ帳票の製造方
    法。
JP12876883A 1983-07-15 1983-07-15 貼合せ帳票及びその製造方法 Granted JPS6021299A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12876883A JPS6021299A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 貼合せ帳票及びその製造方法

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JPS6021299A JPS6021299A (ja) 1985-02-02
JPS6240199B2 true JPS6240199B2 (ja) 1987-08-27

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ID=14992988

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JP12876883A Granted JPS6021299A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 貼合せ帳票及びその製造方法

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JPS6021299A (ja) 1985-02-02

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