JPH043325Y2 - - Google Patents

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JPH043325Y2
JPH043325Y2 JP1984000030U JP3084U JPH043325Y2 JP H043325 Y2 JPH043325 Y2 JP H043325Y2 JP 1984000030 U JP1984000030 U JP 1984000030U JP 3084 U JP3084 U JP 3084U JP H043325 Y2 JPH043325 Y2 JP H043325Y2
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JP
Japan
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photoreceptor
adhesive tape
belt
bonded
adhesive
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JP1984000030U
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JPS60112265U (ja
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Publication of JPH043325Y2 publication Critical patent/JPH043325Y2/ja
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子写真感光体に関し、特に酸化亜鉛
あるいは有機光半導体を使用したベルト状の感光
体に関するものである。
近年、静電複写機(P.P.C複写機)は小型化さ
れる傾向にあり、これに使用される感光体も複写
機に合わせて小径のドラムあるいはベルト形状の
ものが使用されるが、小径ドラムは価格が高く普
及機には望ましくない。
一方、酸化亜鉛あるいは有機半導体を塗布した
シート状感光体を接着テープで貼り合せてベルト
状感光体として使用する方法はきわめて簡便であ
る上、安価であるために小型普及型複写機用の感
光体としてきわめて有用である。
従来のベルト状感光体は、第1図および第1図
のA部分を拡大した第2図に示すように紙あるい
はプラスチツクシートの基体上にアルミニウムあ
るいはカーボン等よりなる導電層を設けてなる支
持体5上に酸化亜鉛や有機半導体を含む感光層6
を設けた感光体シート1を両面粘着テープ2ある
いは接着剤2で貼り合せたものである。
すなわち、感光体シートを重ね合せた上、重ね
合せ部分に粘着テープあるいは接着剤を塗布して
シートをつなぎ合せてベルト状にしたものであ
る。
ベルト状感光体は、第3図および第4図に示す
如く大小の2本のロール3,3′あるいは小径2
本のロール3,3に掛けられ80〜140mm/secの速
度で回転させながら使用される。この場合従来の
貼り合せによる感光体には、貼り合せ部分のみ
厚くなるため、現像剤をかき落し、複写機が汚れ
やすい、貼り合せ部分が厚くなるため、柔軟
性、曲げやすさに欠け、小径ロールの部分を回転
するときロール外径に密着しにくくなり、貼り合
せ部分が剥離しやすい、等の欠点があつた。
本考案は上記の欠点を改善したものであり、感
光体の貼り合せ部分を柔軟性にして、小径ロール
で回転した場合でも貼り合せ部が剥離しないよう
にしたベルト状感光体である。
すなわち、本考案は第5図および第5図の
B′部分を拡大した第6図に示すように、支持体
5上に感光層6を有する感光体シート1の両端部
を重ね合せることなく、両端部の感光層6の表面
を接着テープ4又は粘着テープ4で貼り合せてな
り、かつ前記テープの露出面が導電性層7をもつ
て構成されたベルト状感光体である。本考案の感
光体シートを構成する支持体は、例えばポリエス
テルフイルム等のプラスチツクフイルムや紙から
なる基体にアルミニウム箔やカーボン等からなる
導電層を設け、その上に必要に応じて中間層を設
けて積層一体化したものが適用できるが、感光層
の支持体としての機能を有するものであればとく
にその層構成、材料は限定されない。又、感光層
は酸化亜鉛等公知の光導電材料を含むものであれ
ばとくに限定されるものではない。
本考案のベルト状感光体は、上記の如き構成で
あるので貼り合せ部分の厚さがうすく、しかも柔
軟性に富むために、小径ロールのまわりで回転さ
せても、貼り合せ部分が剥離することはなく、ま
た貼り合せ部分が薄いため現象工程において現象
剤をかき落すこともない。この場合において接着
テープあるいは粘着テープの貼り合せ個所を支持
体の裏側感光層の反対側にすると、小径ロールの
まわりで貼り合せ部分の先端が剥離して突出し現
像工程で問題を生ずる。
上記の貼り合せに使用する接着テープあるいは
粘着テープは、ポリエステルフイルム等の基材の
一面に接着剤あるいは粘着剤を塗布したものでそ
の厚さは20〜80μmのものが好ましい。
さらに本考案でいう接着テープあるいは粘着テ
ープは、感光体シートに貼着後の露出面(接着剤
や粘着剤を塗面してない基材の反対側の面)に現
像剤が付着しないように、該露出面に導電性層、
例えばアルミニウム箔やカーボンを含む層を設け
ることが必要である。
次に本考案を実施例、比較例にて説明する。
実施例 厚さ01mmのポリエステルフイルムの片面に厚さ
001mmのアルミニウム箔をラミネートした後、こ
の上に中間層としてカゼイン、感光層として酸化
亜鉛を含む層を積層した感光体シートを作製し
た。一方、粘着テープとして厚さ50μmのポエス
テルフイルムの片面にアクリル粘着剤を塗布し、
他面に厚さ10μmのアルミニウム箔を貼り合せた。
作製した感光体シートの両端面を合せ、該感光体
シートを構成する感光層の表面から上記粘着テー
プ(巾15mm)で貼り合せて、巾300mm、周囲400mm
のベルト状感光体を得た。
得られたベルト状感光体を直径20mmと80mmの2
本のロールに掛け、5Kgの張力の下で、周速140
mm/secの速度でベルトを回転させた。感光体の
貼り合せ部分は10000回の回転後も全く異常はな
かつた。
比較例 実施例で作製した感光体シートの端面が互いに
10mm重なり合うようにした上で、両面粘着テープ
で固定してベルト状感光体を得た。得られたベル
ト状感光体を実施例と同様にして回転させたとこ
ろ、2000回の回転で接合部が剥離した。
両面粘着テープの代りに熱硬化型接着剤を使用
したときも3000回で貼り合せ部より剥離した。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のベルト状感光体の断面図、第2
図は第1図のA′部分を拡大して、その貼り合せ
状態を示す図、第3図および第4図はベルト状感
光体を2本のロールに掛けた状態を示す図、第5
図は本考案のベルト状感光体の断面図、第6図は
第5図のB′部分を拡大して、その貼り合せ状態
を示す図である。 1……感光体シート、2……粘着剤あるいは接
着剤、3,3′……ロール、4……粘着テープあ
るいは接着テープ、5……支持体、6……感光
層、7……導電性層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持体上に感光層を有する感光体シートの両端
    部を重ね合せることなく、両端部の感光層の表面
    を接着テープ又は粘着テープで貼り合せてなり、
    かつ前記テープの露出面が導電性層をもつて構成
    していることを特徴とするベルト状感光体。
JP3084U 1984-01-05 1984-01-05 ベルト状感光体 Granted JPS60112265U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3084U JPS60112265U (ja) 1984-01-05 1984-01-05 ベルト状感光体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3084U JPS60112265U (ja) 1984-01-05 1984-01-05 ベルト状感光体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60112265U JPS60112265U (ja) 1985-07-30
JPH043325Y2 true JPH043325Y2 (ja) 1992-02-03

Family

ID=30471548

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JP3084U Granted JPS60112265U (ja) 1984-01-05 1984-01-05 ベルト状感光体

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0654393B2 (ja) * 1984-04-24 1994-07-20 株式会社リコー ベルト状電子写真感光体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57102668A (en) * 1980-12-18 1982-06-25 Ibm Clamping apparatus

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JPS57102668A (en) * 1980-12-18 1982-06-25 Ibm Clamping apparatus

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JPS60112265U (ja) 1985-07-30

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