JP2505574Y2 - 記録用シ―ト - Google Patents

記録用シ―ト

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JP2505574Y2
JP2505574Y2 JP1989094755U JP9475589U JP2505574Y2 JP 2505574 Y2 JP2505574 Y2 JP 2505574Y2 JP 1989094755 U JP1989094755 U JP 1989094755U JP 9475589 U JP9475589 U JP 9475589U JP 2505574 Y2 JP2505574 Y2 JP 2505574Y2
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paper
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recording
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JP1989094755U
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猛 黒崎
建造 岡田
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Kimoto Co Ltd
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Kimoto Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は転着可能なPPC複写用紙、印字用紙等の記録
紙に係り、特に記録紙を粘着層を介して支持体上に積層
してなる記録用シートに関する。
[従来の技術および考案が解決すべき課題] 従来、原稿の校正、編集等に紙あるいは表面処理され
たプラスチック、フィルム等の記録紙上に粘着剤を積層
し、その上に離形処理された支持体を積層してなる記録
用シートが用いられている。このような記録用シート
に、PPCで複写あるいはワードプロセッサー等で印字し
た後、必要な文字あるいはパターンを切り取り、それを
原稿に転写し張り付けることにより編集あるいは修正が
行われている。
この場合、従来の積層された記録用シート10は、第3
図に示すように記録紙11と支持体13の大きさが同じ大き
さであるため端部より粘着剤12がはみ出し、PPCでの複
写時、あるいはワードプロセッサーでの印字時に、用紙
を搬送するためのニッブロールに巻き付き、ジャミング
の原因となる場合があった。また、PPC複写時には感光
体に粘着剤が転着し、転着した粘着剤にトナーが付着
し、クリーニングによっても除去されず、汚れの原因に
なり、また最悪の場合にはその感光体を交換しなくては
ならない。
また、保管中に僅でも粘着剤のはみ出しがあると積み
重ねた記録用シート10が一つのブロック状になり、一枚
一枚剥がすことに非常に手間がかかるとともに、PPCの
複写あるいはワードプロセッサー等での自動給紙による
印字には使用できない状態になってしまう。また、手差
しの場合でもロール等に粘着剤が付着し、紙詰まりの原
因となる。
[考案の目的] 本考案はこのような従来の問題点を解決するためにな
されたもので、積重ねた場合にも容易に一枚ずつ剥がす
ことができ、又、用いる印刷機あるいは複写機等へのト
ラブルの発生がない作業性の優れた記録用シートを提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案の記録用シートは、離
形処理された支持体上に粘着剤層を介して1枚の記録紙
を積層してなる記録用シートにおいて、前記記録紙及び
前記支持体のいずれか一方の縦及び横の外寸が他方の外
寸より1〜5mm大であり、前記粘着剤層は前記記録紙及
び前記支持体のうち外寸の小さい方の全面に形成された
ものである。
ここで、記録紙および支持体の外寸はどちらが大であ
ってもよいが、例えば第1図に示すように、記録紙1と
粘着剤層2を離形処理された支持体3よりも小さくす
る。支持体3の大きさは、記録用シート全体の外寸、厚
さ等によって異なるが、一般に支持体3外周と記録紙1
外周との差dが1-5mmであることが好ましい。又、粘着
剤は記録紙1の厚さと粘着剤層2の厚さ及びその凝集力
との兼ね合いで、凝集力が弱いとはみ出す容積が大きく
なるため、凝集力の強いものを使用することが好まし
い。
使用する記録紙1は、紙、合成紙、フィルム等、使用
する目的に合った記録紙が用いられる。支持体3として
は、樹脂コーティングした紙、プラスチックシート等、
粘着剤との接着強度が記録紙1より小であって剥離可能
のものであれば任意のものが用いられる。
記録用シートを製造する方法としては、通常のラベ
ル、シール等の製造方法が適用できる。但し、シール印
刷機のように記録紙外周の余分な部分(カス取り)を連
続して巻き取る場合は、記録用シートの強度と巻き取り
速度、あるいは張力の兼ね合いがあり、巻き取る余分な
部分の幅が狭すぎると(例えば1mm以下であると)切れ
易くなるため注意する必要がある。
以上の説明のように本考案の記録用シートは記録紙及
び支持体のいずれか一方の外寸が他方の外寸より大であ
るように構成したのでことにより、例えば記録紙1を支
持体3よりも小さくした場合、若干の粘着剤のはみ出し
が有っても、支持体3の余白部分に粘着剤が留まり、重
ねた場合に下の記録紙へは影響しない。
また、支持体と記録紙に段差があるため、記録紙を支
持体から容易に剥離することができる。
更に、通常は支持体3の方が記録紙1よりも腰が強い
ため、PPC複写機や印刷機に用いた場合粘着剤自体が他
のもの、例えばPPC複写機のロールや感光体へ付着する
ことがない。
本考案による記録用シートは、例えばPPC複写機、ワ
ードプロセッサー等のコンピューターのアウトプット用
紙、あるいはジアゾ陽画感光紙等のいわゆるコピー用粘
着紙に使用できる。
[実施例1] 片面が筆記性マット層になっている市販の製図用フィ
ルム(ミクロトレースLM、(株)きもと製)の反対面
に、アクリル系粘着剤(バインゾールAS-1107、一方社
油脂工業(株)製)を10μの乾燥厚みになるように塗布
乾燥した後、離形処理を施した支持体に積層した。この
積層されたものをシール印刷機を使用して、記録紙と記
録紙が隣り合う間隔を6mmとし、記録紙の各辺をA4の大
きさよりも3mm内側になるように切り、カス取りした。
次いでこれを断裁機にて支持体をA4の大きさに断裁し、
記録用シートを得た。
この記録用シートを100枚重ね、50g/cm2の荷重を乗
せ、40℃で1週間保存した結果、粘着剤の支持体上への
はみ出しはあったが、これが上下の支持体あるいは記録
紙に転着し、支障を来すことはなかった。
上記保管後の記録用シートをPPC複写機(富士ゼロッ
クス社製、4790)のトレイに50枚をセットし、連続で複
写したところ全数がジャミングを起こさずにシャープな
複写画像を得ることができた。
[実施例2] 市販のOHP用フィルム(Mタイプ、A4サイズ、(株)
きもと製)にアクリル系粘着剤(ニッセツKP1004、日本
カーバイド工業(株)製)を15μの乾燥厚みになるよう
に塗布乾燥し、離形紙に積層した。この離形紙を一辺の
長さがOHP用紙より4mm(外周の差が2mm)大きくなるよ
うに断裁し転着紙(記録用シート)を得た。
本OHP転着紙を複写機(リコピーFT5840、(株)リコ
ー製)で複写したところ定着時の熱の影響によるロール
へ巻き付きもなく、平面性の良い複写ができた。
[実施例3] 薄手の和紙(15g/m2)をポリウレタン系接着剤を用い
てポリエチレンテレフタレートフィルム(ルミラ、厚さ
25μ、(株)東レ製)にドライラミネートし、裏面に実
施例1で用いたのと同様のアクリル系の粘着剤を厚さ10
μになるように塗布乾燥し、離形紙に積層した。
上記ドライラミネートした記録紙と粘着剤層をA4サイ
ズに型抜きすると共に全体を外周が各々A4サイズより1.
5mm大きくなるように断裁し、記録紙と粘着剤層の余分
な部分を剥離除去し、記録用シートを得た。
本記録用シートをワードプロセッサーのドットプリン
ターで、自動供紙装置に20枚セットし印字したところ、
送りロールへの巻き付きもなく、スムーズに連続印字が
できた。
[考案の効果] 以上の実施例からも明らかなように、本考案の記録用
シートは、支持体と記録紙とのサイズに差があるため、
糊(粘着剤)のはみ出しが若干有ってもそれが重ねられ
た他のシートの側面につくことがないので、一枚一枚容
易に剥がすことができ、保存中にブロッキング状態にな
ることがない。又、複写時あるいは印字時においても感
光体、ロール等への粘着剤が転写しないので、それによ
る支障が起こらず、従来の粘着記録用シートと比べ非常
に作業性、効率が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の記録用シートの一実施例を示す断面
図、第2図は本考案の記録用シートを積み重ねた状態を
示す図、第3図は従来の記録用シートを示す図である。 1……記録紙 2……粘着剤層 3……支持体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】離形処理された支持体上に粘着剤層を介し
    て1枚の記録紙を積層してなる記録用シートにおいて、
    前記記録紙及び前記支持体のいずれか一方の縦及び横の
    外寸が他方の外寸より1〜5mm大であり、前記粘着剤層
    は前記記録紙及び前記支持体のうち外寸の小さい方の全
    面に形成されたことを特徴とする記録用シート。
JP1989094755U 1989-08-11 1989-08-11 記録用シ―ト Expired - Lifetime JP2505574Y2 (ja)

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JPH0336471U JPH0336471U (ja) 1991-04-09
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Cited By (1)

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JP2002307866A (ja) * 2001-04-13 2002-10-23 Dainippon Printing Co Ltd 配送伝票一体型ピッキングリスト

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