JPH063421Y2 - 多頁ラベル - Google Patents
多頁ラベルInfo
- Publication number
- JPH063421Y2 JPH063421Y2 JP826489U JP826489U JPH063421Y2 JP H063421 Y2 JPH063421 Y2 JP H063421Y2 JP 826489 U JP826489 U JP 826489U JP 826489 U JP826489 U JP 826489U JP H063421 Y2 JPH063421 Y2 JP H063421Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- page label
- adhesive layer
- sheets
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は物品に貼り付けられた状態で使用される多頁ラ
ベルに関するものである。
ベルに関するものである。
［従来の技術］ 従来より、物品に貼り付け状態にされて使用される多頁
ラベルが提案されている。
ラベルが提案されている。
第６図は従来の多頁ラベルの製造工程を示した概略図で
ある。また、第７図（ａ）は第６図のＸ−Ｘ矢視断面
図、第７図（ｂ）は第６図のＹ−Ｙ矢視断面図である。
第６図と第７図に基づいて、従来の多頁ラベルの製造工
程並びに完成される多頁ラベルの構造について説明す
る。
ある。また、第７図（ａ）は第６図のＸ−Ｘ矢視断面
図、第７図（ｂ）は第６図のＹ−Ｙ矢視断面図である。
第６図と第７図に基づいて、従来の多頁ラベルの製造工
程並びに完成される多頁ラベルの構造について説明す
る。
両面印刷されている幅Ｗを有するシート１００をＥ工程
において不図示のシート供給装置から連続共給されて、
工程Ａ（矢印で表される範囲を異なる工程として定義す
る）において、二点鎖線図示の谷折り線１００ａに沿っ
て不図示の折り曲げ装置により３折り状態にされてから
矢印方向に連続的に送られる。
において不図示のシート供給装置から連続共給されて、
工程Ａ（矢印で表される範囲を異なる工程として定義す
る）において、二点鎖線図示の谷折り線１００ａに沿っ
て不図示の折り曲げ装置により３折り状態にされてから
矢印方向に連続的に送られる。
そして、工程Ｂでは表面に剥離材がコーティングされて
いる剥離シート２上に不図示の粘着装置により片面に粘
着層５ａを粘着された連続状の剥離シート５が仮粘着さ
れる。
いる剥離シート２上に不図示の粘着装置により片面に粘
着層５ａを粘着された連続状の剥離シート５が仮粘着さ
れる。
この工程Ｂではさらに、剥離シート５上に３折り状態に
されたシート１００が連続供給され、接着面４ｂを敷設
するとともに２本のミシン目４ｂを穿設したカバーシー
ト４がシート１００を内蔵するようにして接着されて、
第７図（ａ）に図示のようにする。
されたシート１００が連続供給され、接着面４ｂを敷設
するとともに２本のミシン目４ｂを穿設したカバーシー
ト４がシート１００を内蔵するようにして接着されて、
第７図（ａ）に図示のようにする。
次に、Ｃ工程では図中一点鎖線で示される型抜きＨが行
なわれ、第７図（ｂ）に図示のようにする。最終のＤ工
程においては剥離シート５の手回りの不要部分を取り去
ることで完成品を得るようにしている。
なわれ、第７図（ｂ）に図示のようにする。最終のＤ工
程においては剥離シート５の手回りの不要部分を取り去
ることで完成品を得るようにしている。
［考案が解決しようとする課題］ しかしながら、従来の多頁ラベルは上述したように構成
されているので、特に、シートを３折り加工する装置の
制約から、シートを３折り以上にすることは困難である
結果、３折り加工されたシート面の夫々に１頁分を割り
当てて両面印刷した場合でも最高６頁までが限度となる
問題点があった。
されているので、特に、シートを３折り加工する装置の
制約から、シートを３折り以上にすることは困難である
結果、３折り加工されたシート面の夫々に１頁分を割り
当てて両面印刷した場合でも最高６頁までが限度となる
問題点があった。
したがって、本考案の多頁ラベルは上述の問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、シー
トの枚数が最高６頁までに制限されない多頁ラベルを提
供することにある。
てなされたものであり、その目的とするところは、シー
トの枚数が最高６頁までに制限されない多頁ラベルを提
供することにある。
［課題を解決する手段並びに作用］ 上述の課題を解決し目的を達成するために、本考案の多
頁ラベルは、剥離シートと、該剥離シート上に仮粘着さ
れる粘着層を片面に有するシート基部と、縁部に接着面
を確保するように前記シート基部の面上に夫々ずらして
設けられる複数のシートと、接着層を片面に有するとと
もに少なくとも１本のミシン目を穿設したカバーシート
とからなる多頁ラベルであって、 前記カバーシートは、その接着層面が、シート基部の上
面から、接着面としてそれぞれずらして確保された複数
のシートの各縁部、最上部のシートの前面、さらにシー
ト基部の面へと至る面をカバーし接着し、前記カバーシ
ートの前記ミシン目の少なくとも１本は前記縁部の対辺
近傍に平行に位置させることによって、前記多頁ラベル
を前記剥離シートから剥離し、前記シート基部の粘着層
により物品に粘着した後に、前記ミシン目が破かれる
と、前記複数のシートが前記カバーシートにより連設状
態にされて夫々保持されるようにしている。
頁ラベルは、剥離シートと、該剥離シート上に仮粘着さ
れる粘着層を片面に有するシート基部と、縁部に接着面
を確保するように前記シート基部の面上に夫々ずらして
設けられる複数のシートと、接着層を片面に有するとと
もに少なくとも１本のミシン目を穿設したカバーシート
とからなる多頁ラベルであって、 前記カバーシートは、その接着層面が、シート基部の上
面から、接着面としてそれぞれずらして確保された複数
のシートの各縁部、最上部のシートの前面、さらにシー
ト基部の面へと至る面をカバーし接着し、前記カバーシ
ートの前記ミシン目の少なくとも１本は前記縁部の対辺
近傍に平行に位置させることによって、前記多頁ラベル
を前記剥離シートから剥離し、前記シート基部の粘着層
により物品に粘着した後に、前記ミシン目が破かれる
と、前記複数のシートが前記カバーシートにより連設状
態にされて夫々保持されるようにしている。
［実施例］ 以下に実施例について図面を参照して詳細に説明する。
第１図は第１実施例の多頁ラベルの製造工程を示した概
略図である。また、第２図（ａ）は第１図のＸ−Ｘ矢視
断面図、第２図（ｂ）は第１図のＹ−Ｙ矢視断面図であ
る。
略図である。また、第２図（ａ）は第１図のＸ−Ｘ矢視
断面図、第２図（ｂ）は第１図のＹ−Ｙ矢視断面図であ
る。
第１図と第２図に基づいて、第１実施例の多頁ラベルの
製造工程並びに完成される多頁ラベルの構造について説
明する。所定の内容が両面印刷等されている同一寸法の
幅Ｗを有するシート１ａ，１ｂ，１ｃは、不図示の供給
装置から工程Ａに向けて二点鎖線の矢印で表されるよう
に連続供給されて、シート１ａ，１ｂ，１ｂの縁部に接
着面が確保されるようにされる。
製造工程並びに完成される多頁ラベルの構造について説
明する。所定の内容が両面印刷等されている同一寸法の
幅Ｗを有するシート１ａ，１ｂ，１ｃは、不図示の供給
装置から工程Ａに向けて二点鎖線の矢印で表されるよう
に連続供給されて、シート１ａ，１ｂ，１ｂの縁部に接
着面が確保されるようにされる。
一方、工程Ａにおいては、表面に剥離材がコーティング
されている剥離シート２上に、片面に粘着層５ａを粘着
した連続状の剥離シート５が仮粘着される。
されている剥離シート２上に、片面に粘着層５ａを粘着
した連続状の剥離シート５が仮粘着される。
次の工程Ｂでは、接着面４ａと実線と破線とで示された
２本のミシン目４ｂを穿設したカバーシート４が連続供
給されて、シート１ａ，１ｂ，１ｃの縁部に確保された
接着面をカバーシート４との接着状態にする一方、シー
ト１ｃの前面を接着するようにして、第２図（ａ）に図
示のようにする。
２本のミシン目４ｂを穿設したカバーシート４が連続供
給されて、シート１ａ，１ｂ，１ｃの縁部に確保された
接着面をカバーシート４との接着状態にする一方、シー
ト１ｃの前面を接着するようにして、第２図（ａ）に図
示のようにする。
次に、工程Ｃでは図中一点鎖線で示される型抜きＨが行
なわれ、第２図（ｂ）に図示のようにする。
なわれ、第２図（ｂ）に図示のようにする。
そして、最終の工程Ｄにおいては剥離シート５の手回り
の不要部分を取り去ることで完成品を得るようにしてい
る。
の不要部分を取り去ることで完成品を得るようにしてい
る。
以上説明したようにして完成される多頁ラベルの使用方
法について図面を参照して使用する。
法について図面を参照して使用する。
第５図は、ビン２０の外周面上に多頁ラベルを貼り付け
た様子を図示した使用状態の斜視図である。第５図に図
示される使用状態にするには、多頁ラベルを剥離シート
５から剥離し、シート基部５の粘着層５ａにより物品に
粘着した後に、カバーシート４の実線図示の方のミシン
目４ｂが使用者により破かれると、複数のシートが１
ａ，１ｂ，１ｃがカバーシート４による連設状態にされ
て夫々保持されるようになる。
た様子を図示した使用状態の斜視図である。第５図に図
示される使用状態にするには、多頁ラベルを剥離シート
５から剥離し、シート基部５の粘着層５ａにより物品に
粘着した後に、カバーシート４の実線図示の方のミシン
目４ｂが使用者により破かれると、複数のシートが１
ａ，１ｂ，１ｃがカバーシート４による連設状態にされ
て夫々保持されるようになる。
また、破線図示のミシン目４ｂが次に破かれると、シー
ト基部５のみビン２０の外周面上に残す状態になる。こ
のことから、ビン２０を薬品入れとして使用する場合に
は、必要最小限の効能書きをシート基部５に印刷するよ
うにしておけば、効能書き用の多頁ラベルとして最適に
なる。
ト基部５のみビン２０の外周面上に残す状態になる。こ
のことから、ビン２０を薬品入れとして使用する場合に
は、必要最小限の効能書きをシート基部５に印刷するよ
うにしておけば、効能書き用の多頁ラベルとして最適に
なる。
次に、第２実施例について説明する。
第３図は第２実施例の多頁ラベルの製造工程を示した概
略図である。また、第４図（ａ）は第３図のＸ−Ｘ矢視
断面図、第４図（ｂ）は第３図のＹ−Ｙ矢視断面図であ
る。第３図と第４図に基づいて、第２実施例の多頁ラベ
ルの製造工程並びに完成される多頁ラベルの構造につい
て説明する。
略図である。また、第４図（ａ）は第３図のＸ−Ｘ矢視
断面図、第４図（ｂ）は第３図のＹ−Ｙ矢視断面図であ
る。第３図と第４図に基づいて、第２実施例の多頁ラベ
ルの製造工程並びに完成される多頁ラベルの構造につい
て説明する。
ここで、第２実施例の多頁ラベルの基本構成は第１実施
例の多頁ラベルと同様であるので、同一の構成部品には
第１実施例と同様の番号符号を付して、説明を割愛し
て、相違部分についてのみ説明する。
例の多頁ラベルと同様であるので、同一の構成部品には
第１実施例と同様の番号符号を付して、説明を割愛し
て、相違部分についてのみ説明する。
第３図と第４図とにおいて、シート１ａ，１ｂ，１ｃは
幅寸法がＷ１、Ｗ２、Ｗ３の順に段階的に小さくなるよ
うにされており、シート１ａ，１ｂ，１ｃの夫々の下端
部を工程Ａにおいて二点鎖線図示のように直線上に揃え
るようにして、上記の接着面を確保している。
幅寸法がＷ１、Ｗ２、Ｗ３の順に段階的に小さくなるよ
うにされており、シート１ａ，１ｂ，１ｃの夫々の下端
部を工程Ａにおいて二点鎖線図示のように直線上に揃え
るようにして、上記の接着面を確保している。
この結果、第４図（ａ）に図示されるような多頁ラベル
を完成するようにしている。このように完成される多頁
ラベルも第５図に図示のように使用可能である。
を完成するようにしている。このように完成される多頁
ラベルも第５図に図示のように使用可能である。
尚、上述の実施例はいづれも、シート１ａ，１ｂ，１ｃ
が３枚の場合についてのみ述べたが、シートの枚数は３
枚以上、以下のいづれでも良いことは言うまでもない。
また、多頁ラベルの用途としては、上記の効能書きの他
に、各種の取り扱い説明書、クーポン、割引券等多岐に
渡る。
が３枚の場合についてのみ述べたが、シートの枚数は３
枚以上、以下のいづれでも良いことは言うまでもない。
また、多頁ラベルの用途としては、上記の効能書きの他
に、各種の取り扱い説明書、クーポン、割引券等多岐に
渡る。
さらにまた、多頁ラベルが貼りつけられる物品はビンに
限らない。
限らない。
［考案の効果］ 以上説明したように、本考案の多頁ラベルによれば、複
数のシートの各縁部を夫々ずらせて重ね合わせることに
よって確保した接着面をカバーシート裏面の接着層によ
って接着し、カバーシート端部はシート基部面へ接着す
るように構成したので、シートの枚数が最大６頁に制限
されないものの製造が可能となり、さらにカバーシート
にはミシン目を設けるように構成したので、対象物に貼
付後、容易に各頁の内容を読み取ることができる多頁ラ
ベルを提供することができる。
数のシートの各縁部を夫々ずらせて重ね合わせることに
よって確保した接着面をカバーシート裏面の接着層によ
って接着し、カバーシート端部はシート基部面へ接着す
るように構成したので、シートの枚数が最大６頁に制限
されないものの製造が可能となり、さらにカバーシート
にはミシン目を設けるように構成したので、対象物に貼
付後、容易に各頁の内容を読み取ることができる多頁ラ
ベルを提供することができる。
第１図は第１実施例の多頁ラベルの製造工程を示した概
略図、 第２図（ａ）は第１図のＸ−Ｘ矢視断面図、 第２図（ｂ）は第１図のＹ−Ｙ矢視断面図、 第３図は第２実施例の多頁ラベルの製造工程を示した概
略図、 第４図（ａ）は第３図のＸ−Ｘ矢視断面図、 第４図（ｂ）は第３図のＹ−Ｙ矢視断面図、 第５図はビン２０の外周面上に多頁ラベルを貼り付けた
様子を図示した使用状態の斜視図、 第６図は従来の多頁ラベルの製造工程を示した概略図、 第７図（ａ）は第６図のＸ−Ｘ矢視断面図、 第７図（ｂ）は第６図のＹ−Ｙ矢視断面図である。 図中、１ａ，１ｂ，１ｃ…シート、 ２…剥離シート、４…カバーシート、４ａ…接着層、４
ｂ…ミシン目、５…シート基部、５ａ…粘着層、２０…
ビンである。
略図、 第２図（ａ）は第１図のＸ−Ｘ矢視断面図、 第２図（ｂ）は第１図のＹ−Ｙ矢視断面図、 第３図は第２実施例の多頁ラベルの製造工程を示した概
略図、 第４図（ａ）は第３図のＸ−Ｘ矢視断面図、 第４図（ｂ）は第３図のＹ−Ｙ矢視断面図、 第５図はビン２０の外周面上に多頁ラベルを貼り付けた
様子を図示した使用状態の斜視図、 第６図は従来の多頁ラベルの製造工程を示した概略図、 第７図（ａ）は第６図のＸ−Ｘ矢視断面図、 第７図（ｂ）は第６図のＹ−Ｙ矢視断面図である。 図中、１ａ，１ｂ，１ｃ…シート、 ２…剥離シート、４…カバーシート、４ａ…接着層、４
ｂ…ミシン目、５…シート基部、５ａ…粘着層、２０…
ビンである。
Claims (1)
- 【請求項１】剥離シートと、該剥離シート上に仮粘着さ
れる粘着層を片面に有するシート基部と、縁部に接着面
を確保するように前記シート基部の面上に夫々ずらして
設けられる複数のシートと、接着層を片面に有するとと
もに少なくとも１本のミシン目を穿設したカバーシート
とからなる多頁ラベルであって、 前記カバーシートは、その接着層面が、シート基部の上
面から、接着面としてそれぞれずらして確保された複数
のシートの各縁部、最上部のシートの前面、さらにシー
ト基部の面へと至る面をカバーするように接着し、か
つ、前記カバーシートの前記ミシン目の少なくとも１本
は前記縁部の対辺近傍に平行に位置させることによっ
て、 前記多頁ラベルを前記剥離シートから剥離し、前記シー
ト基部の粘着層により物品に粘着した後に、前記ミシン
目が破かれると、前記複数のシートが前記カバーシート
により連接状態にされて夫々保持されることを特徴とす
る多頁ラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP826489U JPH063421Y2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 多頁ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP826489U JPH063421Y2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 多頁ラベル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02100277U JPH02100277U (ja) | 1990-08-09 |
| JPH063421Y2 true JPH063421Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31213988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP826489U Expired - Lifetime JPH063421Y2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 多頁ラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063421Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010072496A (ja) * | 2008-09-20 | 2010-04-02 | Kyodo Shiko Kk | ラベル、ラベル連続体、並びに、ラベル付き物品及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-01-30 JP JP826489U patent/JPH063421Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02100277U (ja) | 1990-08-09 |
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