JPH065190Y2 - のり付きはくり紙 - Google Patents
のり付きはくり紙Info
- Publication number
- JPH065190Y2 JPH065190Y2 JP1987037733U JP3773387U JPH065190Y2 JP H065190 Y2 JPH065190 Y2 JP H065190Y2 JP 1987037733 U JP1987037733 U JP 1987037733U JP 3773387 U JP3773387 U JP 3773387U JP H065190 Y2 JPH065190 Y2 JP H065190Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- paste
- adhesive
- coated
- mount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、表面が電子写真複写機で複写でき、裏面が物
品に貼着できるように粘着剤を塗布したのり付き紙と、
前記のり付き紙の裏面と剥離可能に粘着した台紙とから
なるのり付きはくり紙に関するものである。
品に貼着できるように粘着剤を塗布したのり付き紙と、
前記のり付き紙の裏面と剥離可能に粘着した台紙とから
なるのり付きはくり紙に関するものである。
従来の技術 上記のり付きはくり紙は、宛名ラベル、荷札ラベル等の
用途に多量に用いられるが、保管中の温度上昇の影響や
前記ラベル等の上に文字、図形等を記入するため、電子
写真複写機で複写する際に、のり付き紙と台紙との間に
介在する粘着剤が高温度の雰囲気中で押圧されることか
ら、のり付き紙と台紙との間から前記粘着剤がはみ出し
て複写機の感光ドラムに付着し、文字、図形等を複写し
たのり付き紙の表面に黒点となって残留する恐れがあっ
た。
用途に多量に用いられるが、保管中の温度上昇の影響や
前記ラベル等の上に文字、図形等を記入するため、電子
写真複写機で複写する際に、のり付き紙と台紙との間に
介在する粘着剤が高温度の雰囲気中で押圧されることか
ら、のり付き紙と台紙との間から前記粘着剤がはみ出し
て複写機の感光ドラムに付着し、文字、図形等を複写し
たのり付き紙の表面に黒点となって残留する恐れがあっ
た。
考案が解決しようとする課題 本考案は、電子写真複写機で複写をしたとき、その感光
ドラムを汚損しないようにしたのり付きはくり紙を提供
するものである。
ドラムを汚損しないようにしたのり付きはくり紙を提供
するものである。
また、本考案は、保管中や物品貼着後に粘着剤がはみ出
すのを防止するのり付きはくり紙を提供するものであ
る。
すのを防止するのり付きはくり紙を提供するものであ
る。
更に、本考案は、台紙から剥離しやすくしたのり付きは
くり紙を提供するものである。
くり紙を提供するものである。
課題を解決するための手段 すなわち、本考案のり付きはくり紙は、図面に示すよう
に、表面１０１が電子写真複写機で複写でき、裏面１０
２が物品に貼着できるように貼着剤を塗布したのり付き
紙１０と、前記のり付き紙１０の裏面１０２と剥離可能
に粘着した台紙２０とからなるのり付きはくり紙におい
て、前記のり付き紙１０の四周端縁部の各裏面１０２に
前記粘着剤が塗布されていない紙面１０２１，１０２
２，１０２３及び１０２３を形成してなるものである。
に、表面１０１が電子写真複写機で複写でき、裏面１０
２が物品に貼着できるように貼着剤を塗布したのり付き
紙１０と、前記のり付き紙１０の裏面１０２と剥離可能
に粘着した台紙２０とからなるのり付きはくり紙におい
て、前記のり付き紙１０の四周端縁部の各裏面１０２に
前記粘着剤が塗布されていない紙面１０２１，１０２
２，１０２３及び１０２３を形成してなるものである。
実施例 図面に示す本考案実施例は、１枚ののり付き紙１０と、
のり付き紙１０と粘着した１枚の台紙２０とからなって
いる。
のり付き紙１０と粘着した１枚の台紙２０とからなって
いる。
のり付き紙１０は、耐熱温度１００℃以上の５０μ厚の
ポリエステルフィルム１１の表面１１１を電子写真複写
機で複写できるように、粒子サイズ０．００７μ〜０．
０１６μのシリカを０．０７重量％〜６重量％含有した
ポリオレフィン系樹脂層１２を１μ〜５μ厚に塗布して
固有抵抗値を１×１０8オーム〜１×１０13オームの範
囲にし、裏面１１２に物品に貼着できると共に台紙２０
に剥離可能に粘着するアクリル系粘着剤の塗布層１３を
１０μ厚前後に塗布している。更に、のり付き紙１０
は、矢印Ｄで示す進入方向で台紙２０と共に複写機に入
り込むものとし、その四周端縁部の各裏面１０２、すな
わち、第２図に示す先端縁部及び後端縁部の裏面１０
２、第３図に示す両側端縁部の裏面１０２に、それぞれ
３ミリメートル巾で前記粘着剤が塗布されない紙面１０
２１，１０２２，１０２３及び１０２３を形成してい
る。
ポリエステルフィルム１１の表面１１１を電子写真複写
機で複写できるように、粒子サイズ０．００７μ〜０．
０１６μのシリカを０．０７重量％〜６重量％含有した
ポリオレフィン系樹脂層１２を１μ〜５μ厚に塗布して
固有抵抗値を１×１０8オーム〜１×１０13オームの範
囲にし、裏面１１２に物品に貼着できると共に台紙２０
に剥離可能に粘着するアクリル系粘着剤の塗布層１３を
１０μ厚前後に塗布している。更に、のり付き紙１０
は、矢印Ｄで示す進入方向で台紙２０と共に複写機に入
り込むものとし、その四周端縁部の各裏面１０２、すな
わち、第２図に示す先端縁部及び後端縁部の裏面１０
２、第３図に示す両側端縁部の裏面１０２に、それぞれ
３ミリメートル巾で前記粘着剤が塗布されない紙面１０
２１，１０２２，１０２３及び１０２３を形成してい
る。
台紙２０は、７５μ厚の耐熱温度１００℃以上のポリエ
ステルフィルム２１の表面２１１に、粘着剤塗布層１３
と剥離可能に粘着できるようにシリコン油等の離型剤を
塗布した剥離層２２を設けると共に、裏面２１２に粒子
サイズ０．０７μ以上のシリカを適当量付着させると共
に静電気防止剤をその表面に塗布した塗布層２３を設け
ている。
ステルフィルム２１の表面２１１に、粘着剤塗布層１３
と剥離可能に粘着できるようにシリコン油等の離型剤を
塗布した剥離層２２を設けると共に、裏面２１２に粒子
サイズ０．０７μ以上のシリカを適当量付着させると共
に静電気防止剤をその表面に塗布した塗布層２３を設け
ている。
考案の効果 従って、電子写真複写機で本考案のり付きはくり紙を進
入方向矢印Ｄから差入れ、その表面１０１に複写したと
き、保管中の温度上昇の影響やのり付き紙１０と台紙２
０との間に介在している粘着剤塗布層１３が高温度の雰
囲気中で押圧されることにより、のり付き紙１０と台紙
２０との間より塗布層１３の粘着剤がはみ出しても、の
り付き紙１０の裏面１０２の先端縁部１０２１及び後端
縁部１０２２と台紙２０の表面２０１の先端縁部２０１
１及び後端縁部２０１２との間、並びに、のり付き紙１
０の裏面１０２の両側端縁部１０２３及び１０２３と台
紙２０の表面２０１の両側端縁部２０１３及び２０１３
との間に流出した粘着剤は、のり付き紙１０及び台紙２
０のそれぞれ外側にまではみ出ないので、粘着剤の付着
によって複写機の感光ドラムが汚損することはない。
入方向矢印Ｄから差入れ、その表面１０１に複写したと
き、保管中の温度上昇の影響やのり付き紙１０と台紙２
０との間に介在している粘着剤塗布層１３が高温度の雰
囲気中で押圧されることにより、のり付き紙１０と台紙
２０との間より塗布層１３の粘着剤がはみ出しても、の
り付き紙１０の裏面１０２の先端縁部１０２１及び後端
縁部１０２２と台紙２０の表面２０１の先端縁部２０１
１及び後端縁部２０１２との間、並びに、のり付き紙１
０の裏面１０２の両側端縁部１０２３及び１０２３と台
紙２０の表面２０１の両側端縁部２０１３及び２０１３
との間に流出した粘着剤は、のり付き紙１０及び台紙２
０のそれぞれ外側にまではみ出ないので、粘着剤の付着
によって複写機の感光ドラムが汚損することはない。
また、本考案は、複写後、台紙２０に強く粘着したのり
付き紙１０を台紙２０から手で剥し易くする効果があ
る。
付き紙１０を台紙２０から手で剥し易くする効果があ
る。
更に、本考案は、保管中や物品貼着後に粘着剤がのり付
き紙１０と台紙２０との間から流出しても、のり付き紙
１０と台紙２０のそれぞれの外側にまで、はみ出ない効
果がある。
き紙１０と台紙２０との間から流出しても、のり付き紙
１０と台紙２０のそれぞれの外側にまで、はみ出ない効
果がある。
第１図は、本考案の実施例を示す平面図である。 第２図は、第１図のＸ−Ｘ線拡大断面図である。 第３図は、第１図のＹ−Ｙ線拡大断面図である。 １０……のり付き紙 １０１……のり付き紙表面 １０２……のり付き紙裏面 １０２１，１０２２，１０２３……粘着剤が塗布されて
いない紙面 ２０……台紙
いない紙面 ２０……台紙
Claims (1)
- 【請求項１】表面が電子写真複写機で複写でき、裏面が
物品に貼着できるように粘着剤を塗布したのり付き紙
と、前記のり付き紙の裏面と剥離可能に粘着した台紙と
からなるのり付きはくり紙において、前記のり付き紙の
四周端縁部の各裏面に前記粘着剤が塗布されていない紙
面を形成することを特徴としたのり付きはくり紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987037733U JPH065190Y2 (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | のり付きはくり紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987037733U JPH065190Y2 (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | のり付きはくり紙 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63144269U JPS63144269U (ja) | 1988-09-22 |
| JPH065190Y2 true JPH065190Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=30849323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987037733U Expired - Lifetime JPH065190Y2 (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | のり付きはくり紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065190Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55166668U (ja) * | 1979-05-16 | 1980-12-01 |
-
1987
- 1987-03-14 JP JP1987037733U patent/JPH065190Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63144269U (ja) | 1988-09-22 |
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