JPH03142472A - 画像転写形成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野〕 本発明は、普通紙、へ〃キ、プラスチックフィルム、布
地等に画像を形成する画像転写形成方法に関するもので
ある。

［従来技術１ 導電性支持体上に、光導Ｘ層を有する感光体シートに帯
電選択的露光を行なって静電潜像を形威し、これを電気
絶縁性媒体中にトナー粒子を分散した液体現像剤によっ
て現像し作画するエレクトロファクス法による画像形成
方法はよく知られている。

またこれをイエロー、マゼンタおよびシアンの３色につ
いて繰り返すことにより前記感光体シート上にフルカラ
ーの画像が得られることも公知である。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、この方法においては、前記感光体シート
上にカラー画像を形成することはできてもハガキ等の普
通用紙、プラスチックフィルム。

布地等に画像を形成することはでさなかっｐ、。

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、ハ〃キ等の普通紙、プラスチ・；クフイルム
、布地など任意の媒体に画像を形成することを目的とし
ている。

［課題を解決するための手段１ 上記目的を遠戚するために本発明の画像転写形成方法は
、支持体上に感光記録媒体が形成されてなる感光記録媒
体に少なくとも帯電・露光及び現像の電子写真プロセス
を行って前記感光記録媒体上に得られる電子写真画像の
画像面を熱可塑性樹脂層を介して、中間担持ンートと重
ね合わせて、熱圧した上、前記支持体を剥離することに
より前記中間担持媒体に感光記録層ごと電子写真画像を
転写したのち、この電子写真画像をもつ感光記録層を担
持した前記中間担持シートと、任意の画像記録媒体とを
重ね合わせて熱圧したうえ、前記中間担持シートを剥離
して、任意の画像記り￥１．体上に電子写真画像を感光
記録層ごと転写することを特徴とする。

１作用１ 上記の構成を有する本発明によれば、電子写真画像を担
持する感光記録層が中間担持媒体に転写されたのち、感
光記録層と、ハガキ等の普通＃、。

プラスチックカード、布地等の画像記録媒体とが接着さ
れ、ついで中間担持媒体が剥離されて任意の画像記録媒
体に感光記録層ごと電子写真画像が転写される。

［実施例１ 以下、本発明を共像化した一実施例を図面を参照して説
明する。

第１図は本発明において、最初に画像形成を行なう感光
記録媒体の断面図である。

支持体２上に設けられた導電層３の上に、光導電層４が
形成された感光体シート１上にフルカラー画像が得られ
る過程については特願平１−１３６５６０号等に示され
るように、感光体ンート１の表面をスコロトロンなどに
より均一帯電させておきこれにレーザースキャナー、Ｌ
ＥＤアレイなどで像露光して静電潜像を形成し、この静
電潜像をミス絶縁性の溶媒中にトナー粒子を分散した液
体現像剤により現像するプロセスを少なくともイエロー
、マゼンタおよびシアンの３色（こついて繰り返して行
なえば良い。

支持体２としては、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム、ポリエチレンフィルム、ナイロンフィルム、ポリカ
ーボネートフィルムなどの表面平滑性の良好な樹脂フィ
ルムを用いるのが好ましい。

支持体２上の導電層３としてはＡｌ蒸着膜を用いるのが
最も一般的と考えられるが必要に応じて他の金属を使用
しても良い。また、４級アンモニウム塩などを用いて導
電化処理を施した紙を支持体２および導電層３のかわり
に使用することも可能であるが、樹脂フィルムを用いた
方が良好な画質を得られやすい。

光導電／１！１４としては、酸化亜鉛、酸化チタンの微
粒が各種増感剤とともに用脂パイング中に分散された公
知のものを用いる。

以上の構成をもつ感光体シート１上に形成されたフルカ
ラー゛画像を任意の媒体に転写する方法を次に述べる。

［実施例１１ 第２図においてフルカラー画像を担持した感光体シート
１は図示しない固定手段によりローラー１２に固定され
ている。ケース１３中には透明樹脂の粉体１４が入って
いる。この粉体は１〜３０μ伯より好ましくは８〜１５
μｍの直径をもつもので、その材質はポリスチレン、ポ
リメチルメタクリレート、スチレン・　ｎ−ブチルメタ
アクリレ−Ｆ共重合体、ポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂などの透明な熱可塑性樹脂を主成分としこれに必要に
応じて荷電制御剤および各種添加剤を加えたものである
。

ドナーローラー１５が、ローラー１２上の感光体シート
１とは０，０５〜５＋ｕ＋より好ましくは０゜３〜３旧
の間隔をもつように配ｍされている。１６はフィードロ
ーラーであり、ドナーローラーとは微小な間隔で相対し
ているが軽く接していても良い。

以上のｖｔ或において、まずドナーローラー１５および
フィードローラー１６の回転に伴ない、透明樹脂粉体１
４は接触帯電、摩擦帯電してドナーローラー１５の表面
に付着する。このとき、ブレード１７の作用によってド
ナーローラー１５上の透明樹脂粉体１４の層の厚みが規
制される。

高圧電源１８が、ローラー１２とドナーローラー１５間
に′Ｉｌ界を形威してドナーローラー１５上の帯電した
透明樹脂粉体１４を静電気力により感光体シート１へと
移動させる。

感光体シート１上に形成される透明樹脂粉体１４の屑の
厚みは、ローラー１２およびドナーローラー１５間の間
隔、相対的な回転速度および印加電圧により制御が可能
であり、５〜５０μ偵特に好ましくは２０μｍ程度であ
る。

以上の工程で得られた表面に均一な厚みの透明樹脂粉体
層を担持した感光体シート１を用いて次に転写が行なわ
れる。このＶ！感光体シート１上の透明樹脂粉体層は粉
体状のままとしておいても良いが、ヒートローラーを用
いる公知の熱定着手段により一体化させると、感光体シ
ートの取扱いがより容易となる。

第３図において、６は中間担持シート、５は透明樹脂粉
体１４を熱圧して得られる透明樹脂層である。中間担持
シート６はポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネ
ート、アラミド、ポリイミドなど表面平滑度の良い樹脂
フィルムであり、その厚みは感光体シート１の支持体２
の厚みより大であることが望ましい。たとえば、支持体
２の厚みが７５μ位のときには、中間担持シート６は１
００μｍ程度のものが良い。

透明樹脂Ｍ５をもった感光体シートと、中間担持シート
６とはヒートローラー２１．２１の間を通されることに
より熱圧されるから透明樹脂層５の樹脂は溶融して接着
性が発現し、両者は一体化して’ａ着体７が得られる。

次に第４図においで、剥離がイド２２は図中矢印Ａの方
向に力が加えられている。この状態で支持体２を図中矢
印Ｂの方向に引っばると、光導電層４は透明樹脂層５の
作用により６と接着されているため、導電層３と光導電
７Ｆ１４との間で界面剥離がおこって支持体２および導
電層３とが接着体７から剥ぎとられ転写体８が得られる
。

第５図において、記録媒体９は、コピー用紙。

便せん９葉書などの紙、プラスチックフィルム。

さらには布地等でも良い。第３図にて説明したのと同様
に記録媒体９と転写体８とを重り合わせて、ヒートロー
ラー２１．２１間を通すことにより熱圧され、記録媒体
つと転写体８とが一体化して接着体１０が得られる。

この接着体１０において、記録媒体９と光導電層４との
間の接着力は、中間担持シート６の表面が平滑で離型性
が優れていることから、中間担持シート６と透明樹脂７
１５との接着力より大きくなり、特に〃イド部材等用い
なくとも容易１こ中間担持シート６を剥離させることが
でき、記録媒体９し　け　−９Ｈ−轟　４−　嗣留μｈ
ムＩ索プ１？　大　ｈｚこの時画像表面には透明樹脂層
が形成されており、画像の汚れや傷つきを防ぐことがで
きる。

［実施例２］ 第２の実施例においては、あらかじめ熱融着性の透明樹
脂層を形威しである中間担持シートを用いる。第６図に
おいて、中間担持シート３６は第１の実施例と同様の樹
脂フィルムである。また、透明樹脂層３５は塩化ビニル
・酢酸ビニル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体
、ビニルアルコール・酢酸ビニル共重合体等のビニル樹
脂、ポリアクリル酸エチル、エチレン・エチレンアクリ
ル酸エチル共重合体、ポリメタクリル酸ブチルなどのア
クリル系ｔｌの他スチレン、アクリル・スチレン共重合
体、ポリアミド等およびこれらの混合物が使用可能であ
り、さらに必要に応じてワックス等の添加剤を加えても
良い。

透明ｔｕｔ、１３５の形成方法としては上記の各種樹脂
を適当な溶剤−二溶解あるいは分散して公知のコーティ
ング方式たとえばグイレフトグラビアツー早ノ＋ｌが−
１、、ｄ　−−１っ−千ノンゲかｙ【ゆトーデ中間担持
シート３６に塗布・乾燥すれば良い。また、第１の実施
例と同様に、中間担持シート３６に静電的に透明樹脂の
粉体を塗布して用いても良いことは明らかである。

こうして得られた中間担持シート３６は第６図に示すよ
うにフルカラー画像を担持した感光体シート１と重ね合
わされてヒートローラー２１，２１間を通されて接着体
７が得られる。

この後、記録媒体９上にＬ！ｉＪ像が転写形成される過
程は第１の実施例と同様であるから説明を省略する。

［発明の効果１ 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、エレクトロファクス法によって得られる高画質の電子
写真画像を、感光記録層ごと転写することにより画質の
劣化を伴なわずに、ハガキ等の臀通用紙、プラスチック
フィルム、布地等に転写することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図から第８図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第１図は画像形成を行う感光記０媒体の断面
図であり、第２図は透明樹脂粉体塗布工程の説明図であ
り、第３図および第６図は感光体シートと中間担持シー
トの＃：着を示す説明図であり、第４図および第７図は
接着体から感光体シートの支持体および導電層の剥がし
取り時の説明図であり、ｐｔＳ５図および第８図は転写
体と記録媒体の接着を示す説明図である。 １・・・感光体シート、２・・・支持体、３・・・導電
層、４・・・感光記り層、５，３５・・・透明樹脂層、
６，３６・・・中間担持シート、２１・・・ヒートロー
ラー　９・・・画像記録媒体。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、支持体上に感光記録層が形成されてなる感光記録媒
   体に少なくとも帯電、露光及び現像の電子写真プロセス
   を行って前記感光記録媒体上に得られる電子写真画像の
   画像面を、熱可塑性樹脂層を介して中間担持シートと重
   ね合わせて熱圧したうえ、前記支持体を剥離することに
   より前記中間担持シートに、感光記録層ごと電子写真画
   像を転写したのち、この電子写真画像をもつ感光記録層
   を担持した前記中間担持シートと、任意の画像記録媒体
   とを重ね合わせて熱圧したうえ、前記中間担持シートを
   剥離して、任意の画像記録媒体上に電子写真画像を感光
   記録層ごと転写することを特徴とする画像転写形成方法
   。 ２、熱可塑性樹脂層が前記電子写真画像上あるいは前記
   中間担持シートのいずれかに静電的に塗布された熱可塑
   性樹脂の粉末であることを特徴とする請求項１記載の画
   像転写形成方法。 ３、熱可塑性樹脂層が前記中間担持シート上に担持され
   てなることを特徴とする請求項１記載の画像転写形成方
   法。