JPH0322941A - 電子レンジ用食品 - Google Patents

電子レンジ用食品

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Publication number
JPH0322941A
JPH0322941A JP1157064A JP15706489A JPH0322941A JP H0322941 A JPH0322941 A JP H0322941A JP 1157064 A JP1157064 A JP 1157064A JP 15706489 A JP15706489 A JP 15706489A JP H0322941 A JPH0322941 A JP H0322941A
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JP
Japan
Prior art keywords
water
food
flour
raw material
microwave oven
Prior art date
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Pending
Application number
JP1157064A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Horikawa
堀川 正治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IMURAYA SEIKA KK
Original Assignee
IMURAYA SEIKA KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0322941A publication Critical patent/JPH0322941A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は、小麦粉、米粉等の穀類を主原料とし、油脂
を副原籾として水とともに混練した、例えば中華まんし
ゅう等の食品(菓子を含む)であって、電子レンジによ
り加熱調理する食品に関するものである。
〔従来技術及びその課題〕
今日、中華まんしゅうのあるものは、スーパー等で、冷
凍の状態あるいはチルド状態で売られており、これを購
入後、家庭内の冷蔵庫で冷凍又は冷藏して保存し、必要
に応し、加熱して食する.この加熱方法としては、大別
して、渾鍋(蒸籠)による蒸し加熱と、電子レンジによ
る加熱がある.前者の蒸し加熱は、まんじゅうの通常の
製造過程をなすこととなるため、過度の蒸煮をしないか
ぎり、美味しく食べることができるが、蒸煮は煩わしい
うえに、蒸鍋を持たない家庭も多い.このため、後者の
簡便な電子レンジ加熱が主流になりつつある. しかしながら、電子レンジ加熱は、まんしゅうの皮(内
部のあんを除いた残りの部分:第2図参照)が硬くなり
、美味しく食べられない問題がある.この皮の硬化は、
加熱時の水分の蒸発によるものであるため、従来では、
サラン樹脂フイルム等のフィルムでまんしゅうを包んで
加熱するようにしている.しかし、この手段もまんじゅ
うから出た水分をフィルムが留めるだけで、まんじゅう
自身の水分低下を積極的に防ぐものでないため、皮の硬
化防止にはあまり効果を得ていない.この発明は、以上
の背景のもとで、電子レンジで加熱されても表面が硬化
しない食品、例えば中華まんじゅうにあっては皮が硬化
しないようにすることを課題とする. 〔課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するため、この発明にあっては、小麦粉
、米粉等の穀類を主原料とし、油脂を副原料として水と
ともに混練した電子レンジ用食品において、まず、その
生地に、植物繊維の粉末を混入した横威を採用したので
ある. 植物繊維の粉末に代えて乳化剤を混入することもでき、
両者を混入してもよい. 植物繊維とは、食物とし得るものすべてをいい、例えば
、グリーンピース、しいたけ、トウモロコシ等を精製し
て得られるもののみならず、一般には食物として利用さ
れていないもの、例えば、木や草などに含まれる繊維を
精製したもの等も含み、食品の種類によって適宜に選択
する. なお、油脂も、従来より増量することが好ましい. 〔作用〕 このように、構威されるこの発明に係る食品は、植物繊
維の粉末が良好な吸水性を有するため、その混入により
、第l図(ロ)に示すように、植物繊維粒子(粉末)r
が含水して全体の水分量が増す.また、乳化剤は油脂の
水和作用を促進するため、同図(a)、(ロ)に示すよ
うに、油脂eが小麦粉粒子a及び植物繊維粒子rの周り
に分離し、水分bの放散を防止する.このようにして、
含有水分量が増し、かつ、水分bの放散が防止されるた
め、電子レンジによって加熱しても、十分な水分量を保
有しつづけて、硬くなる等の不具合が生じない.また、
油脂eの分離により、歯切れがよいものともなる. 因に、乳化剤を混入しない、従来のものは、同図(C)
に示す゜ように、小麦粉粒子aのみで水分を保有し、か
つ、油脂eが分離していないため、水分の放散を有効に
防止し得ない.このため、必要量の水分bを保有しつづ
けることができず、硬くなると考える. 〔実施例〕 この実施例は、第2図に示す中華まんじゅうに関するも
のであり、あんAとその皮Bとから威る.あんAには、
小豆あん、肉あん等の種々のものを採用し得る. 皮Bは、小麦粉を主原料とし、それに、油脂、膨材、植
物繊維粉末、乳化剤を混入して、水によって混練した. 植物繊維粉末は、木材に含まれる繊維を抽出し精製した
ものを使用し、それを、小麦粉に対し、3重量%とした
ところ、混入しないものに比べ、皮B内において9重量
%の水分増加をみた.乳化剤を、小麦粉に対し、2重量
%としたところ、電子レンジ加熱しても、非常に歯切れ
のよい柔らかい皮Bを保持した。
ラードを従来より増量したところ、電子レンジ加熱時の
水分保持作用が向上し、皮Bの硬化もなかった. 上記皮Bの硬化度合は、冷蔵・冷凍又はそれをなさない
ものにおいても良好な結果を得た。
なお、実施例は中華まんじゅうの場合であったが、この
発明は、これに限定されるものでなく、例えば、パン生
地(菓子バン、食パン、デニノシュペーストリー、クロ
ワッサンなどの生地)、ビザクラスト、ホットケーキ、
どら焼の生地、麺類(うどん、そば、中華めん、スパゲ
ティ、マカロニなど)、パイ生地、ワッフル、たこ焼、
鮫子、焼売の生地、鯛焼、ドーナツ、ミートボール、フ
ライ類の衣(エビフライ、イカリングフライ類の衣)、
カップケーキ、ショートケーキの生地、団子、切り餅、
ビーフン、きりたんぼ等の種々の電子レンジ用食品に採
用できることは勿論である.(発明の効果) この発明は、以上のようにfllllfflLたので、
食品自体の水分保存量が増加するとともに、水分の放散
が防止され、電子レンジによる加熱においても、硬化す
ることなく美味しい食品を得ることができる.
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)はこの発明に係る組織図、同図(
C)は従来例の組織図、第2図は一実施例の一部切欠斜
視図である.

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)小麦粉、米粉等の穀類を主原料とし、油脂を副原
    料として水とともに混練した電子レンジ用食品において
    、その生地に植物繊維の粉末を混入したことを特徴とす
    る電子レンジ用食品。
  2. (2)小麦粉、米粉等の穀類を主原料とし、油脂を副原
    料として水とともに混練した電子レンジ用食品において
    、その生地に乳化剤を混入したことを特徴とする電子レ
    ンジ用食品。
  3. (3)小麦粉、米粉等の穀類を主原料とし、油脂を副原
    料として水とともに混練した電子レンジ用食品において
    、その生地に植物繊維の粉末及び乳化剤を混入したこと
    を特徴とする電子レンジ用食品。
JP1157064A 1989-06-19 1989-06-19 電子レンジ用食品 Pending JPH0322941A (ja)

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