JPH03222813A - 自動二輪車の空冷エンジン - Google Patents
自動二輪車の空冷エンジンInfo
- Publication number
- JPH03222813A JPH03222813A JP1489290A JP1489290A JPH03222813A JP H03222813 A JPH03222813 A JP H03222813A JP 1489290 A JP1489290 A JP 1489290A JP 1489290 A JP1489290 A JP 1489290A JP H03222813 A JPH03222813 A JP H03222813A
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- JP
- Japan
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- cooling
- cylinder body
- cylinder
- cooling fan
- shroud
- Prior art date
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- Granted
Links
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- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 claims description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 abstract description 2
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- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野]
本発明は自動二輪車に搭載した空冷エンジンに関し、さ
らに詳しくはコンパクトな構成で冷却性能向上と出力向
上とを可能にする自動二輪車用空冷エンジンに関する。
らに詳しくはコンパクトな構成で冷却性能向上と出力向
上とを可能にする自動二輪車用空冷エンジンに関する。
〔従来技術]
自動二輪車に搭載した空冷エンジンにおいて、その車体
姿勢を低くするためにシリンダボディを水平又は前傾さ
せるようにすると、走行風はシリンダヘッドにはよく当
たるもののシリンダボディへは当り難くなる。そのため
、エンジン全体を効率よく冷却することが難しくなり、
その結果として出力向上は困難になる。このようなエン
ジンの出力向上を図るため、シリンダボディの周囲をシ
ュラウドで囲み、冷却ファンによりシュラウド内に沿っ
て強制送風するようにしたものがある(実開昭64−8
533号公報)。
姿勢を低くするためにシリンダボディを水平又は前傾さ
せるようにすると、走行風はシリンダヘッドにはよく当
たるもののシリンダボディへは当り難くなる。そのため
、エンジン全体を効率よく冷却することが難しくなり、
その結果として出力向上は困難になる。このようなエン
ジンの出力向上を図るため、シリンダボディの周囲をシ
ュラウドで囲み、冷却ファンによりシュラウド内に沿っ
て強制送風するようにしたものがある(実開昭64−8
533号公報)。
しかし、従来提案の構造では、さらに冷却性能を向上さ
せるには限界があり、出力向上を図ろうとするとエンジ
ン全体をシュラウドで覆うなどしなければならず、それ
によって冷却ファンやシュラウドを大型化せざるを得な
くなるという欠点があった。
せるには限界があり、出力向上を図ろうとするとエンジ
ン全体をシュラウドで覆うなどしなければならず、それ
によって冷却ファンやシュラウドを大型化せざるを得な
くなるという欠点があった。
〔発明が解決しようとする課題]
本発明の目的は、上述した従来の欠点を解消し、構造上
のコンパクト化を可能にしながら冷却性能を向上し、よ
り高い出力の向上を可能にする自動二輪車の空冷エンジ
ンを提供することにある。
のコンパクト化を可能にしながら冷却性能を向上し、よ
り高い出力の向上を可能にする自動二輪車の空冷エンジ
ンを提供することにある。
〔課題を解決するための手段]
上記目的を達成する本発明は、シリンダボディを水平又
は前傾させるように空冷エンジンを搭載した自動二輪車
において、シリンダヘッドの外周にシリンダ軸と直交す
る方向に延びる放熱用のベースフィンを形成すると共に
、エンジン側部にエンジン動力により回転する冷却ファ
ンを設け、かつ前記シリンダボディの外側に前記冷却フ
ァンの冷却風を前記シリンダボディの周囲及び前記ベー
スフィンの裏面に案内するシュラウドを装着したことを
特徴とするものである。
は前傾させるように空冷エンジンを搭載した自動二輪車
において、シリンダヘッドの外周にシリンダ軸と直交す
る方向に延びる放熱用のベースフィンを形成すると共に
、エンジン側部にエンジン動力により回転する冷却ファ
ンを設け、かつ前記シリンダボディの外側に前記冷却フ
ァンの冷却風を前記シリンダボディの周囲及び前記ベー
スフィンの裏面に案内するシュラウドを装着したことを
特徴とするものである。
上記のようにベースフィンを設置したことにより、走行
風によるシリンダヘッドの冷却性能が向上する。一方、
シリンダボディの冷却をしている冷却ファンは、シリン
ダボディとシリンダヘッドとの間の熱伝導により、シリ
ンダヘッドの冷却によも寄与するが、上記のようにシリ
ンダヘッド自体の冷却性能が向上した結果、その向上し
た分だけ冷却ファンの送風能力を落として小型化するこ
とができるから、エンジン全体のコンパクト化が可能に
なる。
風によるシリンダヘッドの冷却性能が向上する。一方、
シリンダボディの冷却をしている冷却ファンは、シリン
ダボディとシリンダヘッドとの間の熱伝導により、シリ
ンダヘッドの冷却によも寄与するが、上記のようにシリ
ンダヘッド自体の冷却性能が向上した結果、その向上し
た分だけ冷却ファンの送風能力を落として小型化するこ
とができるから、エンジン全体のコンパクト化が可能に
なる。
第1図〜第4図は本発明による空冷エンジンの一例を示
し、第5図はその空冷エンジンを搭載した自動二輪車を
示す。
し、第5図はその空冷エンジンを搭載した自動二輪車を
示す。
第5図に示す自動二輪車において、lは車体フレーム、
2は前輪、3は後輪、4はエンジン、5は風よけとして
車体前部に設けられたカウルである。エンジン4の吸気
側にはエアクリーナ6、気化器7が接続され、また排気
側には排気管8が接続されている。エンジン4は、後部
に設けたスプロケット9からチェノ10を介して後輪3
を駆動するようになっている。
2は前輪、3は後輪、4はエンジン、5は風よけとして
車体前部に設けられたカウルである。エンジン4の吸気
側にはエアクリーナ6、気化器7が接続され、また排気
側には排気管8が接続されている。エンジン4は、後部
に設けたスプロケット9からチェノ10を介して後輪3
を駆動するようになっている。
第1図〜第4図に示す空冷エンジン4において、11は
シリンダボディ、12はシリンダヘッド、13はクラン
クケースである。シリンダボディ11とシリンダへノド
12は、その外周の4個所で不図示のボルトによって連
結され、さらにシリンダボディ11とクランクケース1
3が、その外周の4個所で不図示のボルトによって同様
に連結されている。勿論、この連結は上記のような分離
ボルトによらず、1本の通しボルトによって、シリンダ
ヘッド12とシリンダボディ11とをクランクケース1
3に対して一体に固定してもよい。
シリンダボディ、12はシリンダヘッド、13はクラン
クケースである。シリンダボディ11とシリンダへノド
12は、その外周の4個所で不図示のボルトによって連
結され、さらにシリンダボディ11とクランクケース1
3が、その外周の4個所で不図示のボルトによって同様
に連結されている。勿論、この連結は上記のような分離
ボルトによらず、1本の通しボルトによって、シリンダ
ヘッド12とシリンダボディ11とをクランクケース1
3に対して一体に固定してもよい。
シリンダボディ11の外周には、多数の冷却フィンll
fが多段に設けられている。このうち、最もクランクケ
ース13寄りに設けた冷却フィンllfは、他のフィン
よりも大きな形状になっている。一方、シリンダヘッド
12の上面にも多数枚の冷却フィン12fが立設するよ
うに設けられると共に、かつシリンダボディ側外周に冷
却用のベースフィン12bがシリンダ軸方向と直交する
方向に延びるように設けられている。このシリンダヘッ
ド12には、さらに裏面(底面)にも高さの低い凹凸状
の冷却フィン12mが多列に並べられている。
fが多段に設けられている。このうち、最もクランクケ
ース13寄りに設けた冷却フィンllfは、他のフィン
よりも大きな形状になっている。一方、シリンダヘッド
12の上面にも多数枚の冷却フィン12fが立設するよ
うに設けられると共に、かつシリンダボディ側外周に冷
却用のベースフィン12bがシリンダ軸方向と直交する
方向に延びるように設けられている。このシリンダヘッ
ド12には、さらに裏面(底面)にも高さの低い凹凸状
の冷却フィン12mが多列に並べられている。
14はピストン、15はクランク軸である。
クランク軸15は長手方向が左右に配置され、その一端
(右端)に遠心クラッチ16(鎖線で外形だけを表示)
が連結され、この遠心クラッチ16に多板クラッチ17
が連動連結されている。この多板クラッチ17から、さ
らにスプロケット9に動力が伝達されるようになってい
る。
(右端)に遠心クラッチ16(鎖線で外形だけを表示)
が連結され、この遠心クラッチ16に多板クラッチ17
が連動連結されている。この多板クラッチ17から、さ
らにスプロケット9に動力が伝達されるようになってい
る。
クランク軸15の他端(左端)には発電機18が連結さ
れ、その発電機18のロータ20の頂面に冷却ファン1
9が固定されている。この発電機1Bは、そのロータ2
0の外周を隙間22を介してアルミニウム鋳造型のカバ
ー21によって囲まれている。この隔壁状のカバー21
は、一部がスプロケット9まで延長し、そのスプロケッ
ト9の外側を覆っている。
れ、その発電機18のロータ20の頂面に冷却ファン1
9が固定されている。この発電機1Bは、そのロータ2
0の外周を隙間22を介してアルミニウム鋳造型のカバ
ー21によって囲まれている。この隔壁状のカバー21
は、一部がスプロケット9まで延長し、そのスプロケッ
ト9の外側を覆っている。
冷却ファン19の羽根23は、円錐状の基部の外周に所
定間隔に複数枚がそれぞれ径方向に延びると共に、ロー
タ20の頂面に略垂直になるように設けられている。さ
らに、これら複数の羽根23の外端を環状板23pが相
互に一体に連結するようにしている。また、それら羽根
23は、その一部がロータ20の頂面から外周面に沿っ
て上記隙間22の中にまで延長する形状になっている。
定間隔に複数枚がそれぞれ径方向に延びると共に、ロー
タ20の頂面に略垂直になるように設けられている。さ
らに、これら複数の羽根23の外端を環状板23pが相
互に一体に連結するようにしている。また、それら羽根
23は、その一部がロータ20の頂面から外周面に沿っ
て上記隙間22の中にまで延長する形状になっている。
羽根23がこのような形状をすることによって、冷却風
の一部が隙間22側に強制的に供給されるようになって
いる。この冷却風は、ロータ20内に入って発電機18
を冷却したのち、頂面の透し孔24から再び外側へ排気
されるように循環する。
の一部が隙間22側に強制的に供給されるようになって
いる。この冷却風は、ロータ20内に入って発電機18
を冷却したのち、頂面の透し孔24から再び外側へ排気
されるように循環する。
また、冷却ファン19とシリンダボディ11の外側には
、樹脂製のシュラウド25が設けられている。シュラウ
ド25は、冷却ファン19が発生した冷却風をシリンダ
ボディ11並びにシリンダヘッド12のヘースフイン1
2bの裏面に導く案内路を形成している。このシュラウ
ド25は二分割した左シュラウド部25aと右シュラウ
ド部25bとから構成されている。左シュラウド部25
aには冷却ファン19と対面する位置に吸気用の透し孔
28が設けられ、また右シュラウド部25bには排気口
29が設けられている。
、樹脂製のシュラウド25が設けられている。シュラウ
ド25は、冷却ファン19が発生した冷却風をシリンダ
ボディ11並びにシリンダヘッド12のヘースフイン1
2bの裏面に導く案内路を形成している。このシュラウ
ド25は二分割した左シュラウド部25aと右シュラウ
ド部25bとから構成されている。左シュラウド部25
aには冷却ファン19と対面する位置に吸気用の透し孔
28が設けられ、また右シュラウド部25bには排気口
29が設けられている。
左右両シュラウド部25a、25bのうち、右シュラウ
ド部25bはボルト30によってゴム製のグロメット3
2を介して、クランクケースカバー31と共にクランク
ケース13に対して複数個所で固定されている。左シュ
ラウド部25aは上記のように固定された右シュラウド
部25bに対し、両者の台面に設けられた連結部26.
27を介して連結されると共に、第2図中にZで示す個
所で発電機カバー21に固定されて、シュラウド25を
構成するようになっている。
ド部25bはボルト30によってゴム製のグロメット3
2を介して、クランクケースカバー31と共にクランク
ケース13に対して複数個所で固定されている。左シュ
ラウド部25aは上記のように固定された右シュラウド
部25bに対し、両者の台面に設けられた連結部26.
27を介して連結されると共に、第2図中にZで示す個
所で発電機カバー21に固定されて、シュラウド25を
構成するようになっている。
また、左右のシュラウド部25a、25bは、その周縁
にゴム製のシール材33.34を装着し、それぞれこの
シール材33.34を介してシリンダヘッド12や発電
機カバー21に対して当接させるようにしている。この
うち、シール材33はベースフィン12bに環状に当接
する部分が二分割され、それぞれ左シュラウド部25
aと右シュラウド部25bとに独立に装着されている。
にゴム製のシール材33.34を装着し、それぞれこの
シール材33.34を介してシリンダヘッド12や発電
機カバー21に対して当接させるようにしている。この
うち、シール材33はベースフィン12bに環状に当接
する部分が二分割され、それぞれ左シュラウド部25
aと右シュラウド部25bとに独立に装着されている。
また、シリンダボディ11の冷却フィンのうち最もクラ
ンクケース寄りに設けた冷却フィンllfを囲むように
シール材37がシュラウド25の内面に貼り付けられ、
上記冷却フィンllfの外周に当接するようにしている
。また、上記シール材37の当接する以外の冷却フィン
Ilfの外周部分に、発電機カバー21の端部に取り付
けた別のシール材38が当接している。これらシール材
33,34,37゜38が設けられることによって、冷
却風が冷却風通路の途中から漏れるのが防止され、効率
的な冷却が行われる。
ンクケース寄りに設けた冷却フィンllfを囲むように
シール材37がシュラウド25の内面に貼り付けられ、
上記冷却フィンllfの外周に当接するようにしている
。また、上記シール材37の当接する以外の冷却フィン
Ilfの外周部分に、発電機カバー21の端部に取り付
けた別のシール材38が当接している。これらシール材
33,34,37゜38が設けられることによって、冷
却風が冷却風通路の途中から漏れるのが防止され、効率
的な冷却が行われる。
このような構成からなる空冷エンジンを搭載した自動二
輪車が走行すると、前部のシリンダヘッド12は走行風
によって冷却される。このときの冷却は、シリンダヘッ
ド12がベースフィン12bを有し、そのベースフィン
12bの冷却面を走行風に対面させるようにしているた
め、極めて効率的に行われることになる。一方、冷却フ
ァン19は、シュラウド25の透し孔28を介して外気
を吸引したのち、シリンダボディ11側に強制送風する
。ここで冷却風は冷却フィンllfとの間で熱交換を行
うと共に、シリンダヘッド12のベースフィン12bの
裏面にも接触して熱交換を行う。このベースフィン12
bとの熱交換には、図示のようにフィン12mを設けて
いれば更に良好なものにすることができる。冷却風吹き
出し側に設けられた突起壁35は、冷却ファン19が吹
き出した冷却風が再び冷却ファン側に還流しないように
するためのもので、カバー21に一体成形された壁とこ
れと同形状に左シュラウド部25a側に成形された壁と
を突き合わせることによって形成されている。
輪車が走行すると、前部のシリンダヘッド12は走行風
によって冷却される。このときの冷却は、シリンダヘッ
ド12がベースフィン12bを有し、そのベースフィン
12bの冷却面を走行風に対面させるようにしているた
め、極めて効率的に行われることになる。一方、冷却フ
ァン19は、シュラウド25の透し孔28を介して外気
を吸引したのち、シリンダボディ11側に強制送風する
。ここで冷却風は冷却フィンllfとの間で熱交換を行
うと共に、シリンダヘッド12のベースフィン12bの
裏面にも接触して熱交換を行う。このベースフィン12
bとの熱交換には、図示のようにフィン12mを設けて
いれば更に良好なものにすることができる。冷却風吹き
出し側に設けられた突起壁35は、冷却ファン19が吹
き出した冷却風が再び冷却ファン側に還流しないように
するためのもので、カバー21に一体成形された壁とこ
れと同形状に左シュラウド部25a側に成形された壁と
を突き合わせることによって形成されている。
この発明における冷却機構は、上記のようにシリンダヘ
ッド12にベースフィン12bを設けたことによってシ
リンダヘッド12が効率よく冷却される。そのためシリ
ンダへ・ノド12からシリンダボディ11側に伝導され
る熱量が低減し、その低減した分だけ冷却ファン19に
よるシリンダボディ11に対する冷却能力を低減させる
ことができる。その結果として冷却ファン19の小型化
が可能になり、それに伴ってシュラウド25も小型化可
能になり、全体としてコンパクトな冷却機構にすること
ができる。
ッド12にベースフィン12bを設けたことによってシ
リンダヘッド12が効率よく冷却される。そのためシリ
ンダへ・ノド12からシリンダボディ11側に伝導され
る熱量が低減し、その低減した分だけ冷却ファン19に
よるシリンダボディ11に対する冷却能力を低減させる
ことができる。その結果として冷却ファン19の小型化
が可能になり、それに伴ってシュラウド25も小型化可
能になり、全体としてコンパクトな冷却機構にすること
ができる。
第6図、第7図、第8図は、それぞれ他の実施例を示す
ものである。
ものである。
第6図の実施例は、シュラウド25(右シュラウド部2
5b)の固定を最下段の冷却フィン11fに対して行う
ようにしたものである。この固定は、ビス36によりゴ
ム製のグロメット32を介して4個所の位置で行われて
いる。このエンジンの場合、シリンダベンド12.シリ
ンダボデイ11.クランクケース13の固定は通しボル
トによって行われている。
5b)の固定を最下段の冷却フィン11fに対して行う
ようにしたものである。この固定は、ビス36によりゴ
ム製のグロメット32を介して4個所の位置で行われて
いる。このエンジンの場合、シリンダベンド12.シリ
ンダボデイ11.クランクケース13の固定は通しボル
トによって行われている。
第7図の実施例は、シュラウド25(右シュラウド部2
5b)の固定を、シリンダへノド12のベースフィン1
2bに対して行うようにしたものである。この固定も、
上記同様にビス36によりゴム製のグロノ・7ト32を
介して4個所の位置で行われている。
5b)の固定を、シリンダへノド12のベースフィン1
2bに対して行うようにしたものである。この固定も、
上記同様にビス36によりゴム製のグロノ・7ト32を
介して4個所の位置で行われている。
また、この第7図の実施例では、発電機18の外周を覆
うカバー41がクランクケース13から延びた一体の筒
状壁によって構成され、前述した実施例のように別部材
のカバー21とはなっていない。また、このカバー41
の外端面とシュラウド25との間に平板42が設けられ
た構成になっている。
うカバー41がクランクケース13から延びた一体の筒
状壁によって構成され、前述した実施例のように別部材
のカバー21とはなっていない。また、このカバー41
の外端面とシュラウド25との間に平板42が設けられ
た構成になっている。
第8図の実施例は、クランク軸150軸端において、発
電機18を固定した側にセルモータ用のリング歯車43
が一方向クラッチ44を介・して設けられるようにした
ものである。また、発電機18のロータ20は前述の実
施例のように内側に同けて開口せずに外側に向けて開口
し、その外側をカバー21が覆うような構成にしである
。45はパルサーコイル、46はそのカバーであって、
発電機カバー21に一体成形されている。
電機18を固定した側にセルモータ用のリング歯車43
が一方向クラッチ44を介・して設けられるようにした
ものである。また、発電機18のロータ20は前述の実
施例のように内側に同けて開口せずに外側に向けて開口
し、その外側をカバー21が覆うような構成にしである
。45はパルサーコイル、46はそのカバーであって、
発電機カバー21に一体成形されている。
二の実施例では、発電機用の冷却風はシリンダボディ1
1の外周側と連通ずる導風口47か、ト導入され、発電
機180ロータ20等を冷却したのち、発電機カバー2
1とクランク軸15との隙間から冷却ファン19の裏面
側へ吸い出される。
1の外周側と連通ずる導風口47か、ト導入され、発電
機180ロータ20等を冷却したのち、発電機カバー2
1とクランク軸15との隙間から冷却ファン19の裏面
側へ吸い出される。
なお、上述した全ての実施例において、シリンダヘッド
12はシュラウド25を装着したまま脱着することがで
きるようにして、メンナンス性を良好にしている。
12はシュラウド25を装着したまま脱着することがで
きるようにして、メンナンス性を良好にしている。
上述したように、本発明による自動二輪車用空冷エンジ
ンは、シリンダヘッドの外周にシリンダ軸と直交する方
向に延びる放熱用のベースフィンを形成すると共に、エ
ンジン側部にエンジン動力により回転する冷却ファンを
設け、かつ前記シリンダボディの外側に前記冷却ファン
の冷却風を前記シリンダボディの周囲及び前記ベースフ
ィンの裏面に案内するシュラウドを装着したので、簡単
な構成によってコンパクト化4゜ を可能にしながらエンジン全体の冷却性能を向上し、よ
り高い出力の向上を可能にする。
ンは、シリンダヘッドの外周にシリンダ軸と直交する方
向に延びる放熱用のベースフィンを形成すると共に、エ
ンジン側部にエンジン動力により回転する冷却ファンを
設け、かつ前記シリンダボディの外側に前記冷却ファン
の冷却風を前記シリンダボディの周囲及び前記ベースフ
ィンの裏面に案内するシュラウドを装着したので、簡単
な構成によってコンパクト化4゜ を可能にしながらエンジン全体の冷却性能を向上し、よ
り高い出力の向上を可能にする。
第1図は本発明の実施例からなる空冷エンジンの横断面
図、第2図は同エンジンの側面図、第3図は第2図の■
矢視図、第4図は第1図のIV−IV矢視図、第5図は
同エンジンを搭載した自動二輪車の側面図である。第6
図、第7図、第8図はそれぞれ他の実施例による空冷エ
ンジンの要部を示す横断面図である。 4・・・エンジン、11・・・シリンダボディ、12・
・・シリンダヘッド、llf、12f、12m・・・冷
却フィン、12b・・・(冷却用)ベースフィン、15
・・・クランク軸、18・・・発電機、19・・・冷却
ファン、25・・・シュラウド、25a・・・左シュラ
ウド部、25b・・・右シェラウド部、2日・・・透し
孔、29・・・排気口。 第3図 第 図 2
図、第2図は同エンジンの側面図、第3図は第2図の■
矢視図、第4図は第1図のIV−IV矢視図、第5図は
同エンジンを搭載した自動二輪車の側面図である。第6
図、第7図、第8図はそれぞれ他の実施例による空冷エ
ンジンの要部を示す横断面図である。 4・・・エンジン、11・・・シリンダボディ、12・
・・シリンダヘッド、llf、12f、12m・・・冷
却フィン、12b・・・(冷却用)ベースフィン、15
・・・クランク軸、18・・・発電機、19・・・冷却
ファン、25・・・シュラウド、25a・・・左シュラ
ウド部、25b・・・右シェラウド部、2日・・・透し
孔、29・・・排気口。 第3図 第 図 2
Claims (1)
- シリンダボディを水平又は前傾させるように空冷エンジ
ンを搭載した自動二輪車において、シリンダヘッドの外
周にシリンダ軸と直交する方向に延びる放熱用のベース
フィンを形成すると共に、エンジン側部にエンジン動力
により回転する冷却ファンを設け、かつ前記シリンダボ
ディの外側に前記冷却ファンの冷却風を前記シリンダボ
ディの周囲及び前記ベースフィンの裏面に案内するシュ
ラウドを装着した自動二輪車の空冷エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014892A JP2852949B2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 自動二輪車の空冷エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014892A JP2852949B2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 自動二輪車の空冷エンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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