JP7498213B2 - 送風装置 - Google Patents
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Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、送風装置において、ファンカバーをコンパクトにし、且つ、送風効率を向上できるようにすることを目的とする。
また、送風装置は、駆動軸と、前記駆動軸と一体に回転するフライホイールと、前記フライホイールの軸方向の外側に配置され前記駆動軸と一体に回転する遠心ファンと、前記遠心ファンを前記駆動軸の軸方向の外側から覆うファンカバーとを備え、前記ファンカバーが、前記遠心ファンに対し径方向外側に配置される周壁部を備える送風装置において、前記周壁部は、前記遠心ファンに径方向外側から対向する第1壁部と、前記第1壁部に対し前記駆動軸の軸方向の内側に配置される第2壁部とを有し、前記第2壁部は、前記フライホイールの筒状部を外周側から覆うように設けられ、前記第1壁部は、前記第2壁部よりも径方向外側、かつ、前記フライホイールに軸方向で重複しない位置に配置され、前記第2壁部は、前記フライホイールに軸方向で重複する位置に配置されることを特徴とする。
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
後輪15は、スイングアーム16の後端部に設けられる車軸15aに支持される。
パワーユニット12は、内燃機関である。パワーユニット12は、クランクケース23と、往復運動するピストンを収容するシリンダー部24とを備える。シリンダー部24の排気ポートには、排気装置25が接続される。
パワーユニット12の出力は、パワーユニット12と後輪15とを接続する駆動力伝達部材によって後輪15に伝達される。
フロントフェンダー26は、フロントフォーク14に取り付けられる。リアフェンダー27及びステップ28は、シート17よりも下方に設けられる。燃料タンク29は、車体フレーム11に支持される。
パワーユニット12(動力発生装置)は、上記内燃機関とスイングアーム16とが一体に設けられたユニットスイングエンジンである。フロントフレーム19は、パワーユニット12の前方に位置する。リアフレーム20は、パワーユニット12の上方に位置する。
フロントフレーム19は、ヘッドパイプ18から下方に延出するダウンフレーム19aと、ダウンフレーム19aの下部から後方に延びるロアフレーム19bとを備える。
リアフレーム20は、ロアフレーム19bの後端部から後上方に延びる。
クランクケース23は、車幅方向に延びるクランク軸31(駆動軸)を収容するクランク室32を備える。クランク室32は、クランク軸31に直交する支持壁32a,32bを左右一対備える。クランク軸31は、ベアリングを介し、支持壁32a,32bに支持される。クランク軸31の軸線31cは、水平に車幅方向に延びる。
ピストン33は、シリンダー部24内をシリンダー軸線24aの軸方向に往復する。ピストン33は、コンロッド34及びクランクピン35を介し、クランク軸31に連結される。シリンダー軸線24aは、略水平に車両前後方向に延びる。
シリンダー部24の前端部には、動弁装置が設けられる。動弁装置のカム軸36は、クランク軸31と平行である。
変速機ケース部38は、車幅方向の外側面が開放したケース状に形成される。変速機ケース部38の外側面の開放部は、変速機ケース部38の外側面に取り付けられるケースカバー39によって塞がれる。
スイングアーム16内には、クランク軸31の回転を変速して後輪15側に伝達する変速機構41と、遠心式のクラッチ機構42と、複数のギヤで構成される減速機構43とが設けられる。
クランク軸31の駆動力は、変速機構41、クラッチ機構42、及び減速機構43を介し、車軸15aに伝達される。
変速機構41は、ベルト式の無段変速機であり、クランク軸31の一端部31aに設けられるドライブプーリー41aと、スイングアーム16の後部に設けられる出力軸41bと、出力軸41bに支持されるドリブンプーリー41cと、ドライブプーリー41aとドリブンプーリー41cとを接続するVベルト41dとを備える。クラッチ機構42は、出力軸41b上に設けられる。出力軸41bは、減速機構43を介し車軸15aに接続される。
他端部31bには、クランク軸31と一体に回転するフライホイール45が固定される。
フライホイール45は、他端部31bから径方向外側に延出する円板部45aと、円板部45aの外周部から車幅方向内側に延出する筒状部45bとを備える。
送風装置50は、クランク軸31と、クランク軸31と一体に回転するファン51と、ファン51を外側から覆うファンカバー52と、シリンダー部24を覆うシリンダー部カバー53とを備える。
シリンダー部カバー53とシリンダー部24の外周との間に形成される空間は、ファン51によって送られる気流が通る前側風路54である。前側風路54内において、シリンダー部24の外面には、冷却フィン24bが設けられる。
ファン51は、ベース部51aが、フライホイール45の円板部45aの車幅方向外側の側面に固定される。すなわち、ファン51は、フライホイール45を介し、クランク軸31の軸方向の端部に固定される。
フライホイール45及びファン51は、クランク軸31と同軸の位置関係に配置され、クランク軸31と一体に回転する回転体である。
ファン51が吹き出す気流は、前側風路54を通ってシリンダー部24の周囲に到達し、シリンダー部24を冷却する。
すなわち、パワーユニット12は、クランク軸31が駆動するファン51の送風によってシリンダー部24を強制的に空冷する強制空冷式である。
前側風路54の気流は、シリンダー部カバー53に設けられる排出口(不図示)から外側に排出される。
図1、図3、及び図4を参照し、パワーユニット12は、リンク部材55を介して、リアフレーム20に接続される。
リンク部材55は、車幅方向に延びる棒状部55aと、棒状部55aにおける車幅方向外側の両端部から前方に延出する左右一対のフレーム連結部55bと、棒状部55aにおける車幅方向の中央部から下方に延出する左右一対のパワーユニット接続部55cとを備える。なお、左側のフレーム連結部55b及び左側のパワーユニット接続部55cは、図3に不図示である。
棒状部55aは、リンク接続部23bの上方を車幅方向に延びる。パワーユニット接続部55cは、棒状部55aからリンク接続部23bに向けて下方に延びる。
リンク部材55は、左右のリンク接続部23b及び左右のパワーユニット接続部55cに対し車幅方向に挿通されるリンク締結具56(連結部)によって、リンク接続部23bに連結される。
また、リンク接続部23b及びリンク締結具56は、クランク軸31よりも上方に位置する。
リンク部材55は、接続部20a及びフレーム連結部55bに対し車幅方向に挿通されるピボット軸22によって、接続部20aに連結される。ピボット軸22は、左右のリアフレーム20に対応し、左右一対設けられる。
ファンカバー52は、リンク締結具56に対し下方、且つ、リンク締結具56に対し車幅方向外側に配置される。
側面カバー部61は、ファンカバー本体部60の車幅方向の外側面に設けられた開口部を覆う。
側面カバー部61の車幅方向の外側面には、空気が通ることが可能な網目状の通風口61aが設けられる。空気は、通風口61aを通ってファンカバー本体部60内に流入する。
なお、側面カバー部61は、ファンカバー本体部60と別体に形成されても良い。
カバー側壁部63は、ファン51に車幅方向外側から対向し、側面カバー部61と共にファン51を車幅方向外側から覆う。側面カバー部61は、カバー側壁部63に結合されている。
図3~図5を参照し、周壁部64の上面には、リンク締結具56に対し下方に位置する第2壁部70と、第2壁部70に対し車幅方向外側に配置される凸部71とが設けられる。
リンク締結具56は、車体の左側において軸部56bの先端部に締結されるナット(不図示)によって、リンク接続部23bに締結される。
第2壁部70は、頭部56aを避けるように、凸部71に対し下方に凹んでいる。第2壁部70は、リンク締結具56の一部である頭部56aに下方から重なり、頭部56aを下方から覆う。
凸部71は、ファン51に対しファン51の径方向外側から対向する第1壁部75と、第1壁部75の車幅方向外側の縁から下方に延出する外側側壁部76と、第1壁部75の車幅方向内側の縁から下方に延出する内側側壁部77とを備える。
第2カバー部82は、第1カバー部81に対し着脱自在である。
図3~図6を参照し、第1カバー部81は、周壁部64の大部分と、カバー側壁部63とを構成する。周壁部64の一部である第2壁部70は、第1カバー部81によって構成される。
また、第1カバー部81におけるカバー側壁部63の上部には、この上部を車幅方向に貫通する側面開口部84が設けられる。側面開口部84は、上面開口部83に連続する。
上面開口部83は、第2壁部70に対し真横の車幅方向外側に配置される。
第1カバー部81は、第2壁部70の車幅方向外側の縁から上方に延びる仕切り壁70aを備える。仕切り壁70aの前部には、仕切り壁70aの上部を下方に切り欠いた切り欠き部70bが設けられる。
カバー側壁部63において側面開口部84の下方の位置には、車幅方向外側に突出するボス部63aが複数設けられる。
前側支持部85は、上面開口部83の前方で、上面開口部83の前縁に沿ってリブ状に車幅方向に延びる。
後側支持部86は、上面開口部83の後方で、上面開口部83の後縁に沿ってリブ状に車幅方向に延びる。
後側支持部86の前面には、車幅方向に延びる溝部86aが設けられる。溝部86aは、後側支持部86を者車幅方向に貫通する。
溝部85aと溝部86aとは、互いに平行に車幅方向に延びる。
図3~図8を参照し、第2カバー部82は、上面開口部83及び側面開口部84を覆う蓋部材である。
詳細には、第2カバー部82は、第1壁部75と、外側側壁部76と、内側側壁部77とを一体に備える。すなわち、凸部71は、第2カバー部82によって構成される。第1壁部75は、周壁部64の上面の一部を構成する。
第2カバー部82は、外側側壁部76から車幅方向外側に延びる筒状部76aを複数備える。
上方からの平面視では、第1壁部75は、略矩形の板である。
第1壁部75は、上面開口部83を覆って塞ぐ。外側側壁部76は、側面開口部84を覆って塞ぐ。
詳細には、第2カバー部82は、第1壁部75の前縁75aが溝部85aに車幅方向外側から差し込まれて係合し、第1壁部75の後縁75bが溝部86aに車幅方向外側から差し込まれて係合することで、前側支持部85及び後側支持部86に取り付けられる。
前縁75aは、溝部85aに係合する係合部である。後縁75bは、溝部86aに係合する係合部である。
また、第2カバー部82の内側側壁部77は、仕切り壁70aに対し車幅方向外側から突き当てられる。第2カバー部82の外側側壁部76は、カバー側壁部63における側面開口部84の周縁部に車幅方向外側から突き当てられる。
第2カバー部82は、筒状部76aに車幅方向外側から挿通されてボス部63aに締結されるカバー締結具87によって、第1カバー部81に固定される。
また、ファンカバー本体部60は、カバー側壁部63の前縁部に車幅方向外側から挿通される複数の締結具89によって、シリンダー部カバー53に締結される。
このように、パワーユニット12に対するファンカバー本体部60の取付方向は車幅方向である。また、第2カバー部82は第1カバー部81に対し車幅方向外側から差し込まれるため、第1カバー部81に対する第2カバー部82の取付方向は、車幅方向である。このため、第2カバー部82及びファンカバー本体部60を、共に車幅方向外側から取り付けできる。
送風装置50では、ファン51の外周に径方向外側から対向する第1壁部75が、第1壁部75に対し車幅方向内側に位置する第2壁部70に対し径方向外側に配置される。このため、ファン51の径方向における風路90の幅Dを大きく確保でき、空気Wを効率良く前側風路54に流すことができる。
また、第2壁部70は第1壁部75に対し径方向内側に位置するため、第1壁部75に対し車幅方向内側において、周壁部64を径方向にコンパクト化できる。
第2カバー部82が取り外されると、リンク締結具56に車幅方向外側から重なっていた凸部71が無くなる。このため、第2カバー部82を取り外した状態にすることで、例えばメンテナンス時に、リンク締結具56をリンク接続部23bから車幅方向外側に容易に引き抜くことができる。
仕切り壁70aの切り欠き部70b(図6)は、リンク締結具56の軸方向の延長線上にある。このため、切り欠き部70bにリンク締結具56を通すことができ、リンク締結具56のメンテナンスが容易である。
また、第2壁部70の車幅方向内側の縁部70c(図5)は、クランクケース23の外側面部23aに当接または近接する。このため、クランクケース23と第2壁部70との間の隙間を効果的に塞ぐことができ、ファンカバー52内への水や塵埃の侵入を抑制できる。
この構成によれば、第1壁部75よりも径方向内側に配置される第2壁部70の部分では、ファンカバー52の周壁部64を径方向にコンパクトに形成できる。ファン51に径方向外側から対向する第1壁部75は、第2壁部70よりも径方向外側に配置されるため、第1壁部75の内側の風路90を広く確保できる。このため、送風装置50の送風効率を向上できる。
この構成によれば、第2壁部70がリンク締結具56の頭部56aに下方から重なるため、第2壁部70によって、頭部56aに対するファンカバー52の逃げを確保できる。また、第1壁部75は、第2壁部70よりも上方に配置されるため、第1壁部75の内側の風路90を広く確保できる。
この構成によれば、第1壁部75によって上面が構成される凸部71は、リンク締結具56に車幅方向外側から重なる位置まで上方に突出する。このため、第1壁部75の内側の風路90を広く確保できる。
この構成によれば、凸部71が設けられる第2カバー部82が着脱自在であるため、第2カバー部82を取り外した状態にすることで、リンク締結具56に容易にアクセスできる。
この構成によれば、溝部85a,86aに前縁75a及び後縁75bを係合させることで、第2カバー部82を第1カバー部81に容易に取り付けできる。
この構成によれば、第1カバー部81と第2カバー部82とを容易に取り付けできる。
この構成によれば、第1壁部75を構成する第2カバー部82によって、第1壁部75の内側の風路90を広く確保できる。また、第2カバー部82を取り外した状態にすることで、上面開口部83及び側面開口部84のスペースを利用して、リンク締結具56に容易にアクセスできる。
上記実施の形態では、動力発生装置として内燃機関を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、動力発生装置を電動モーターとし、遠心ファンは、この電動モーターの駆動軸と一体に回転しても良い。
また、上記実施の形態では、第1カバー部81に、車幅方向に延びる溝部85a,86aが設けられ、第2カバー部82に、係合部として前縁75a及び溝部86aが設けられるものとして説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第2カバー部82に、車幅方向に延びる溝部が設けられ、第1カバー部81に、第2カバー部82の溝部に係合する係合部が設けられても良い。
また、上記実施の形態では、自動二輪車である鞍乗り型車両10の送風装置を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備える3輪の鞍乗り型車両、及び4輪以上を備える鞍乗り型車両に適用可能である。
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
この構成によれば、第1壁部よりも径方向内側に配置される第2壁部の部分では、ファンカバーの周壁部を径方向にコンパクトに形成できる。遠心ファンに径方向外側から対向する第1壁部は、第2壁部よりも径方向外側に配置されるため、第1壁部の内側の風路を広く確保できる。このため、送風装置の送風効率を向上できる。
この構成によれば、第2壁部が連結部の少なくとも一部に下方から重なるため、第2壁部によって、連結部に対するファンカバーの逃げを確保できる。また、第1壁部は、第2壁部よりも上方に配置されるため、第1壁部の内側の風路を広く確保できる。
この構成によれば、第1壁部によって上面が構成される凸部は、連結部に車幅方向外側から重なる位置まで上方に突出する。このため、第1壁部の内側の風路を広く確保できる。
この構成によれば、凸部が設けられる第2カバー部が着脱自在であるため、第2カバー部を取り外した状態にすることで、連結部に容易にアクセスできる。
この構成によれば、溝部に係合部を係合させることで、第2カバー部を第1カバー部に容易に取り付けできる。
この構成によれば、第1カバー部と第2カバー部とを容易に取り付けできる。
この構成によれば、第1壁部を構成する蓋部材によって、第1壁部の内側の風路を広く確保できる。また、蓋部材を取り外した状態にすることで、上面開口部及び側面開口部のスペースを利用して、連結部に容易にアクセスできる。
12 パワーユニット(動力発生装置)
31 クランク軸(駆動軸)
50 送風装置
51 ファン(遠心ファン)
52 ファンカバー
56 リンク締結具(連結部)
64 周壁部
70 第2壁部
71 凸部
75 第1壁部(上壁部)
75a 前縁(係合部)
75b 後縁(係合部)
76 外側側壁部(側壁部)
81 第1カバー部
82 第2カバー部(蓋部材)
83 上面開口部
84 側面開口部
85a,86a 溝部
Claims (7)
- 駆動軸(31)と、前記駆動軸(31)と一体に回転する遠心ファン(51)と、前記遠心ファン(51)を前記駆動軸(31)の軸方向の外側から覆うファンカバー(52)とを備え、前記ファンカバー(52)が、前記遠心ファン(51)に対し径方向外側に配置される周壁部(64)を備える送風装置において、
前記周壁部(64)は、前記遠心ファン(51)に径方向外側から対向する第1壁部(75)と、前記第1壁部(75)に対し前記駆動軸(31)の軸方向の内側に配置される第2壁部(70)とを有し、
前記第1壁部(75)は、前記第2壁部(70)よりも径方向外側に配置され、
前記駆動軸(31)は、鞍乗り型車両(10)の動力発生装置(12)の駆動軸であって、車幅方向に延在し、
前記動力発生装置(12)は、前記鞍乗り型車両(10)の車体に連結部(56)を介して接続され、前記連結部(56)は前記駆動軸(31)よりも上方に配置され、
前記周壁部(64)は、前記連結部(56)に対し車幅方向外側に配置され、前記第2壁部(70)は、前記第1壁部(75)に対し車幅方向内側に配置され、
前記第2壁部(70)及び前記第1壁部(75)は、前記周壁部(64)の上面に形成され、
前記第2壁部(70)は、前記第1壁部(75)よりも下方に配置され、前記連結部(56)の少なくとも一部に下方から重なることを特徴とする送風装置。 - 駆動軸(31)と、前記駆動軸(31)と一体に回転するフライホイール(45)と、前記フライホイール(45)の軸方向の外側に配置され前記駆動軸(31)と一体に回転する遠心ファン(51)と、前記遠心ファン(51)を前記駆動軸(31)の軸方向の外側から覆うファンカバー(52)とを備え、前記ファンカバー(52)が、前記遠心ファン(51)に対し径方向外側に配置される周壁部(64)を備える送風装置において、
前記周壁部(64)は、前記遠心ファン(51)に径方向外側から対向する第1壁部(75)と、前記第1壁部(75)に対し前記駆動軸(31)の軸方向の内側に配置される第2壁部(70)とを有し、
前記第2壁部(70)は、前記フライホイール(45)の筒状部(45b)を外周側から覆うように設けられ、
前記第1壁部(75)は、前記第2壁部(70)よりも径方向外側、かつ、前記フライホイール(45)に軸方向で重複しない位置に配置され、
前記第2壁部(70)は、前記フライホイール(45)に軸方向で重複する位置に配置されることを特徴とする送風装置。 - 前記ファンカバー(52)は、前記第2壁部(70)の車幅方向外側に、前記第2壁部(70)に対し上方に突出する凸部(71)を備え、前記第1壁部(75)は、前記凸部(71)の上面を構成し、
前記駆動軸(31)の軸方向視で、前記凸部(71)は、前記連結部(56)に車幅方向外側から重なることを特徴とする請求項1記載の送風装置。 - 前記ファンカバー(52)は、前記第2壁部(70)が設けられる第1カバー部(81)と、前記第1カバー部(81)とは別体で設けられ、且つ、前記ファンカバー(52)に対し着脱自在である第2カバー部(82)とを備え、
前記凸部(71)は、前記第2カバー部(82)に設けられることを特徴とする請求項3記載の送風装置。 - 前記第1カバー部(81)及び前記第2カバー部(82)の一方に、車幅方向に延びる溝部(85a,86a)が設けられ、
前記第1カバー部(81)及び前記第2カバー部(82)の他方に、前記溝部(85a,86a)に係合する係合部(75a,75b)が設けられることを特徴とする請求項4記載の送風装置。 - 前記係合部(75a,75b)による前記第1カバー部(81)と前記第2カバー部(82)との取付方向は、前記動力発生装置(12)に対する前記ファンカバー(52)の取付方向と同じ方向であることを特徴とする請求項5記載の送風装置。
- 前記ファンカバー(52)は、前記周壁部(64)の上面を上下方向に貫通する上面開口部(83)と、前記ファンカバー(52)の車幅方向外側の側面を車幅方向に貫通する側面開口部(84)とを備え、前記側面開口部(84)は前記上面開口部(83)に連続し、
前記上面開口部(83)及び前記側面開口部(84)を覆う蓋部材(82)が着脱自在に設けられ、
前記蓋部材(82)の上壁部は、前記第1壁部(75)を構成し、
前記蓋部材(82)の側壁部は、前記側面開口部(84)を覆うとともに、前記連結部(56)に車幅方向外側から重なることを特徴とする請求項1記載の送風装置。
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JP2009264300A (ja) | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Hitachi Koki Co Ltd | ブロワ装置 |
JP2018066338A (ja) | 2016-10-20 | 2018-04-26 | ヤマハ発動機株式会社 | エンジン |
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