JP2006336558A - 空冷内燃機関用多翼ファン - Google Patents

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Abstract

【課題】風量の低下を伴うことなく騒音レベルを低減するようにした空冷内燃機関用多翼ファンを提供する。
【解決手段】羽根52の入口側の相対速度方向(w1の方向)と円周方向(u1の方向)のなす角度を入口角度β1、出口側の相対速度方向(w2の方向)と円周方向(u2の方向)を出口角度β2、角度180°から出口角度β2を減算して得た差を角度β’2とするとき、入口角度β1と角度β’2の和を80°未満(具体的には、β1を32°、β’2を36°)に設定する。
【選択図】図5

Description

この発明は、空冷内燃機関用多翼ファンに関し、より詳しくは、多数の前向き羽根を有する羽根車の回転によって冷却空気を内燃機関に圧送することにより、前記内燃機関を冷却する空冷内燃機関用多翼ファンに関する。
空冷内燃機関に冷却空気を圧送するファンとして、小型で風量が多いという特性から多翼ファン(シロッコファン)が広く使用されている。尚、多翼ファンとは、多数の前向き羽根を有する羽根車の回転によって空気を圧送する、遠心送風機の一種である。多翼ファンの一例を、下記の特許文献1に示す。
特開2001−271791号公報
多翼ファンは、小型で風量が多いという特性を有する反面、同じ遠心送風機に分類されるターボファンに比して効率が低く、騒音が大きいという問題があった。そこで、従来は、羽根車を覆うカバーの内側に吸音材や遮音材を取り付けることで、外部への騒音の伝搬を抑制するようにしていた。即ち、従来の騒音対策は、多翼ファンが発生する騒音そのものを低減させるのではなく、発生した騒音の伝搬を抑制するための部材を追加することによって行われていたため、部品点数が増加し、コストアップを招く要因となっていた。
多翼ファンの騒音は、翼通過周波数とその高調波からなる回転騒音と、渦などによって誘起される広帯域の乱流騒音とからなる。翼通過周波数は、羽根枚数と回転数の積で表されることから、羽根枚数を減らすことによって回転騒音を低周波化することができる。回転騒音を低周波化させる(具体的には、1000Hz未満に低下させる)と、A特性聴感補正効果を得ることができ、騒音レベルを低減することができる。尚、この明細書で「騒音レベル」とは、騒音計の「A特性」を使用して測定される値(単位[dB(A)])であり、具体的には、音圧レベル(単位[dB])を人間の聴覚に合わせて補正した値を意味する。
一方、羽根枚数を減少させると、それに伴って風量も低下するという問題がある。風量を増加させるには、回転数の上昇や羽根外径の拡大が考えられるが、回転数を上昇させれば回転騒音の周波数も上昇してA特性聴感補正効果を得ることができなくなり、また、羽根外径を拡大すれば小型であるという多翼ファンのメリットを失うこととなり、実用的ではない。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、風量の低下を伴うことなく騒音レベルを低減するようにした空冷内燃機関用多翼ファンを提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、多数の前向き羽根を有する羽根車の回転によって空気を内燃機関に圧送して冷却する空冷内燃機関用多翼ファンにおいて、前記羽根の入口側の相対速度方向と円周方向のなす角度を入口角度β1、前記羽根の出口側の相対速度方向と円周方向のなす角度を出口角度β2、および角度180°から前記出口角度β2を減算して得た差を角度β’2とするとき、前記入口角度β1と前記角度β’2の和が80°未満に設定されるように構成した。
また、請求項2に係る空冷内燃機関用多翼ファンにあっては、前記羽根の入口を前記羽根車の回転中心に結んで得た直線をL1、前記羽根の出口側の円周と前記入口側の相対速度方向の交点を前記回転中心に結んで得た直線をL2、前記羽根の出口を前記回転中心に結んで得た直線をL3、前記直線L1と前記直線L2のなす角度をθ0、および前記直線L1と前記直線L3のなす角度をθ1とするとき、前記角度θ1が前記角度θ0の40%から50%の値に設定されるように構成した。
また、請求項3に係る空冷内燃機関用多翼ファンにあっては、前記羽根の枚数Zが以下の式
Z={2πsin((入口角度β1+角度90°−角度β’2)/2)}
/{常数項K×2.3log10(羽根車の外径D2/羽根車の内径D1)}
に従って決定されると共に、前記常数項Kが0.5から0.68の間の値に設定されるように構成した。
また、請求項4に係る空冷内燃機関用多翼ファンにあっては、さらに、前記羽根車を覆うカバーと、前記カバーに穿設された吸気口と、前記多数の羽根に一連に形成されて前記羽根と羽根の間の空間のうち前記吸気口と対峙する面を前記出口から入口方向にかけて幅aにわたって覆うルーフとを備えると共に、前記羽根車の外径をD2、前記吸気口の直径をD3、および前記外径D2から前記直径D3を減算して得た差をbとするとき、前記幅aが前記差bを2で除して得た商の55%から75%の値となるように設定されるように構成した。
請求項1に係る空冷内燃機関用多翼ファンにあっては、羽根の入口側の相対速度方向と円周方向のなす角度を入口角度β1、羽根の出口側の相対速度方向と円周方向のなす角度を出口角度β2、角度180°から出口角度β2を減算して得た差を角度β’2とするとき、入口角度β1と角度β’2の和を80°未満に設定することで、前記和を80°以上に設定するよりも風量を増加させることができる。従って、従来と同一の風量を確保しながら羽根枚数を減少させることが可能となり、風量の低下を伴うことなく騒音レベルを低減することができる。尚、従来の多翼ファンでは、前記和は一般に90°に設定されていた。
また、請求項2に係る空冷内燃機関用多翼ファンにあっては、羽根の入口を羽根車の回転中心に結んで得た直線をL1、羽根の出口側の円周と入口側の相対速度方向の交点を回転中心に結んで得た直線をL2、羽根の出口を回転中心に結んで得た直線をL3、直線L1と直線L2のなす角度をθ0、直線L1と直線L3のなす角度をθ1とするとき、角度θ1を角度θ0の40%から50%の値に設定することで、他の値に設定したときよりも風量の増加と騒音レベルの低減を高水準で両立させることができる。
また、請求項3に係る空冷内燃機関用多翼ファンにあっては、羽根の枚数Zを以下の式
Z={2πsin((入口角度β1+角度90°−角度β’2)/2)}
/{常数項K×2.3log10(羽根車の外径D2/羽根車の内径D1)}
に従って決定すると共に、常数項Kを0.5から0.68の間の値に設定することで、従来の多翼ファンに比して羽根の枚数を減少させて騒音レベルを低減することができる。尚、従来の多翼ファンにあっては、常数項Kは一般に0.35から0.45の間の値に設定されていた。従って、請求項3に係る多翼ファンにあっては、従来技術に係る多翼ファンに比して羽根の枚数が30%程度少なくなる。
また、請求項4に係る空冷内燃機関用多翼ファンにあっては、羽根車を覆うカバーと、カバーに穿設された吸気口と、多数の羽根に一連に形成されて羽根と羽根の間の空間のうち前記吸気口と対峙する面を羽根の出口から入口方向にかけて幅aにわたって覆うルーフとを備えると共に、羽根車の外径をD2、吸気口の直径をD3、外径D2から直径D3を減算して得た差をbとするとき、幅aが差bを2で除して得た商の55%から75%の値となるように設定することで、他の値に設定したときよりも乱流騒音の発生を抑制することができると共に、ルーフを設けることによる風量増加効果も十分に得ることができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る空冷内燃機関用多翼ファンを実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の第1実施例に係る空冷内燃機関用多翼ファンとそれが取り付けられる内燃機関とを示す側面図である。
図1において符号10は、空冷内燃機関用多翼ファン(以下単に「多翼ファン」という)を示す。多翼ファンは、空冷式の内燃機関(以下「エンジン」という)12に取り付けられる。尚、エンジン12は、具体的には4サイクルの単気筒エンジンであり、196ccの排気量を備える。
図2は、図1のII−II線断面図である。
図2に示すように、エンジン12の気筒(シリンダ)14の内部にはピストン16が往復動自在に収容される。エンジン12の燃焼室18を臨む位置には吸気バルブ20と排気バルブ22が配置され、燃焼室18と吸気管24あるいは排気管26の間を開閉する。
吸気管24には、スロットルボディ30が配置される。スロットルボディ30にはスロットルバルブ(図示せず)が収容されると共に、キャブレタ・アシー32が一体的に取り付けられる。キャブレタ・アシー32は、燃料タンク34(図1に示す)に接続され、スロットルバルブの開度に応じて吸入された空気にガソリン燃料を噴射して混合気を生成する。生成された混合気は、吸気バルブ20を通って燃焼室18に吸入される。尚、吸気管24のスロットルボディ30よりも上流側には、エアクリーナ36(図1に示す)が配置される。
また、ピストン16には、クランクシャフト40が連結される。クランクシャフト40の一端には、先端側から順にリコイルスタータ42、多翼ファン10およびフライホイール44が取り付けられる。多翼ファン10は、クランクシャフト40と一体に回転する羽根車50からなる。
図3は、図2に示す羽根車50の拡大斜視図である。
図3に示すように、羽根車50は、前向きの羽根52を多数、具体的には18枚有する。また、羽根車50は、各羽根52に一連に形成された環状のルーフ(屋根部)54を備える。尚、符号56は、クランクシャフト40が嵌め合いされる孔である。
図2の説明に戻ると、羽根車50は、カバー58によってその周囲が覆われる。また、クランクシャフト40の他端にはオルタネータ60が取り付けられる。オルタネータ60はロータ62とステータ64を備える。ロータ62はクランクシャフト40に直接取り付けられ、クランクシャフト40と一体に回転する。
エンジン12が運転されてクランクシャフト40が回転すると、オルタネータ60のロータ62が回転して交流電流が発生する。オルタネータ60が発生する交流電流の周波数は、日本国内で家庭用電源として使用されている50Hzあるいは60Hzに設定される。従って、エンジン12の回転数は、3000rpm(50Hz発生時)あるいは3600rpm(60Hz発生時)に設定される。このように、エンジン12とオルタネータ60により、所定の周波数の交流電流を発生する発電装置が構成される。尚、オルタネータ60が発生した交流電流は、図示しない電気機器に動作電源として供給される。
また、クランクシャフト40の回転に伴い、羽根車50も回転する。これにより、図に矢印で示すように空気がエンジン12に向かって圧送され、エンジン12が冷却される。
次いで、羽根車50の構造について詳説する。
図4は、図2に示す羽根車50とカバー58の一部を表す説明図である。図4に示すように、羽根車50の内径(吸い込み口径)をD1、外径をD2で表す。
図5は、図4に示す羽根車50の一部を模式的に表す説明図である。また、図6は、図4に示す羽根52の入口側の速度三角形を表す説明図であり、図7は、出口側の速度三角形を示す説明図である。
図5および図6に示すように、羽根52の入口側(羽根車50の内径D1側)の相対速度をw1、入口側の周速度をu1で表すと共に、相対速度w1と円周方向(周速度u1の方向)のなす角度(入口角度)をβ1で表す。また、図5および図7に示すように、羽根52の出口側(羽根車50の外径D2側)の相対速度をw2、出口側の周速度をu2で表すと共に、相対速度w2と円周方向(周速度u2の方向)のなす角度(出口角度)をβ2で表す。さらに、角度180°から出口角度β2を減算した得た値をβ’2で表す。尚、図6および図7に示されるc1およびc2は、それぞれ入口側の絶対速度と出口側の絶対速度である。また、速度の単位は全て[m/s]である。
一般に、多翼ファンの羽根車は、入口角度β1と角度β’2の和が90°に設定される。具体的には、入口角度β1は46°から51°の範囲で決定されることが多く、その中でも49°が広く使用されている。また、角度β’2は39°から44°の範囲で決定されることが多く、その中でも41°が広く採用される。
これに対し、この実施例に係る羽根車50にあっては、入口角度β1と角度β’2の和を80°未満に設定するようにした。具体的には、入口角度β1を32°、角度β’2を36°とし、それらの和を68°に設定した。発明者らは、実験を通じ、入口角度β1と角度β’2の和を80°未満(より好ましくは、β1を32°、β’2を36°)に設定することで、80°以上に設定したときよりも効率が向上すると共に、風量が増加することを知見した。
図5の説明を続けると、羽根52の入口を羽根車50の回転中心Cに結んで得た直線をL1、羽根52の出口側の円周(即ち、外径D2を直径とする円周)と入口側の相対速度w1の方向の交点Iを回転中心Cに結んで得た直線をL2、羽根52の出口を回転中心Cに結んで得た直線をL3で表す。また、直線L1と直線L2のなす角度をθ0、直線L1と直線L3のなす角度をθ1で表す。
ここで発明者らは、角度θ1の設定に関し、実験を通じて以下の不具合を確認した。
1)角度θ1が角度θ0の40%を下回ると、羽根と羽根の間に保持される空気が過剰となり、滑りが発生して効率が悪化する。
2)角度θ1が角度θ0の50%を上回ると、羽根と羽根の間に保持される空気が過小となり、吐出圧が減少して風量が低下する。
そこで、この実施例にあっては、角度θ1を、角度θ0の40%から50%の間の値に設定するようにした。これにより、風量の低下と効率の悪化を効果的に抑制することができる。尚、角度θ1を角度θ0の48%の値に設定したときが最も良好な結果を得ることができた。
次いで、羽根52の枚数Zについて説明する。羽根の枚数Zは、下記の式(1)に従って決定(算出)される。
Z={2πsin((入口角度β1+角度90°−角度β’2)/2)}
/{常数項K×2.3log10(羽根車の外径D2/羽根車の内径D1)}
・・・式(1)
上記した常数項Kは、通常、0.35から0.45の間の値に設定される。これに対し、この実施例にあっては、常数項Kを0.5から0.68の間の値、より好ましくは0.5に設定するようにした。これにより、羽根の枚数Zは、従来の羽根車に比して30%程度少なくなる。
課題で述べたように、羽根の枚数を減らすことは騒音レベルの低減に有効であるが、風量の低下を伴うという問題がある。しかしながら、この実施例に係る多翼ファン10にあっては、入口角度β1、角度β’2および角度θ1を上述の如く設定することで風量を増加させることができるため、羽根枚数の減少による風量の低下を相殺することができる。そこで発明者らは、エンジン12の冷却に必要な風量を確保できる最低限の羽根枚数Zを式(1)から決定すべく、常数項Kの修正を行った。
尚、外径D2と内径D1の値は、それらの比(D1/D2)が0.57から0.64、より好ましくは0.64となるように設定される。具体的には、図4に示すように、内径D1を135mm、外径D2を212mmとし、D1/D2を約0.64に設定した。また、羽根52の幅は、吸い込み羽根幅B1が49.5mm、吐き出し羽根幅B2が44mmに設定される。
上記の如く設定した入口角度β1(32°)、角度β’2(36°)、外径D2(212mm)、内径D1(135mm)および常数項K(0.5)を式(1)に代入すると、Zの値は約19となる。羽根車50は回転運動を行うため、羽根枚数は偶数であることが望ましい。そこで、上記Zを下回る最大の偶数、即ち、18を羽根52の枚数として決定した。
図8は、この実施例に係る多翼ファン10の風量の実測データを示すグラフである。また図11は、従来技術に係る多翼ファンのそれを示すグラフである。尚、図11に示すデータの計測に使用された多翼ファンは、入口角度β1、角度β’2、角度θ1および常数項K(羽根枚数Z)が従来の一般的な指針に基づいて設定されたことを除き、羽根の幅など、残余の値は多翼ファン10と共通である。
図8および図11に示すように、エンジン回転数が3000rpmおよび3600rpmのいずれの場合においても、この実施例に係る多翼ファン10と従来技術に係る多翼ファンでは風量に差が生じない。これは、羽根52の枚数を低下させたにも関わらず、エンジン12の冷却に必要な風量が確保されていることを示している。尚、図でエンジン通気抵抗とは、多翼ファン10の吸入側および吐出側の通気抵抗(圧損)の合計を表す。
図9は、この実施例に係る多翼ファン10と従来技術に係る多翼ファンの回転騒音を対比して表すグラフである。尚、図9に示すデータの計測に使用された多翼ファンは、図11に示すデータの計測に使用されたそれと同一である。
図9で表される特性からオーバーオール値(各周波数の音圧の和)を算出したところ、従来技術に係る多翼ファンが80dB(A)であったのに対し、この実施例に係る多翼ファン10では78dB(A)であり、2dB(A)の改善を確認することができた。
図4の説明に戻ると、カバー58には、吸気口70が穿設される。吸気口70は、円形を呈し、その直径D3は170mmに設定される。図3および図4からわかるように、各羽根52に一連に形成された環状のルーフ(傘)54は、羽根と羽根の間の空間(図3および図4に符号72で示す)のうち、吸気口70と対峙する面72aを羽根52の出口(外径D2側)から入口(内径D1側)方向にかけて幅aにわたって覆う。
ここで、ルーフ54の幅aは、外径D2から吸気口70の直径D3を減算して得た差をbとするとき、幅aが差bを2で除して得た商の55%から75%の値、より好ましくは、64%となるように設定される。尚、これらの値は、具体的には、羽根と羽根の間から吐出される空気の流速が5〜10m/sであるときの最適値である。
上記したように、外径D2は212mm、吸気口70の直径D3は170mmに設定されることから、b/2は21mmとなる。この実施例にあっては、この値の約64%、具体的には13.5mmを、ルーフ54の幅aとして設定した。
図12は、従来技術に係る多翼ファンの羽根車とカバーの一部を表す、図4と同様な説明図である。
従来、ルーフを設けることでファン効率が向上することは知られていたが、ルーフ幅の設定に関して特に指針とされるものは存在せず、ルーフを設けることによる弊害も生じていた。具体的には、図12に示すように、ルーフの内径が吸気口の直径D3よりも小さくなる(即ち、a>b/2となる。図12の例では、aは28mmである)と、吸引した空気がルーフの内側に流入した直後に渦が発生し、渦流(乱流)騒音が増大するという不具合があった。
これに対し、この実施例にあっては、ルーフ54の幅aを、前記差bを2で除して得た商の55%から75%の値、より好ましくは64%に設定し、ルーフ54の内径を吸気口の直径D3よりも大きくする(即ち、a<b/2とする)ことで、吸引した空気が整流され、渦の発生が抑制される。
図10は、この実施例に係る多翼ファン10と図12に示す多翼ファンの渦流騒音を比較して表すグラフである。図10に示すように、この実施例に係る多翼ファン10にあっては、ルーフ54の幅aを最適に設定して渦の発生を抑制したことで、渦流騒音を従来技術に比して約2dB(A)低減させることに成功した。また、多翼ファン10と図12に示す多翼ファンの風量を実測にて比較したところ、差は認められなかった。
このように、この発明の第1実施例に係る多翼ファン10にあっては、羽根52の入口側の相対速度方向(w1の方向)と円周方向(u1の方向)のなす角度を入口角度β1、出口側の相対速度方向(w2の方向)と円周方向(u2の方向)を出口角度β2、角度180°から出口角度β2を減算して得た差を角度β’2とするとき、入口角度β1と角度β’2の和を80°未満(より好ましくはβ1を32°、β’2を36°)に設定することで、80°以上に設定したときよりも風量を増加させることができる。従って、従来と同一の風量を確保しながら羽根枚数を減少させることが可能となり、風量の低下を伴うことなく騒音レベルを低減することができる。
また、羽根52の入口を羽根車50の回転中心Cに結んで得た直線をL1、羽根52の出口側の円周(外径D2を直径とする円周)と入口側の相対速度方向の交点Iを回転中心Cに結んで得た直線をL2、羽根52の出口を回転中心Cに結んで得た直線をL3、直線L1と直線L2のなす角度をθ0、直線L1と直線L3のなす角度をθ1とするとき、角度θ1を角度θ0の40%から50%の値(より好ましくは48%の値)に設定することで、他の値に設定したときよりも風量の増加と騒音レベルの低減を高水準で両立することができる。
また、羽根の枚数Zを上記した式(1)に従って決定すると共に、式(1)で使用する常数項Kを0.5から0.68の間の値(より好ましくは0.5)に設定することで、従来の多翼ファンに比して羽根の枚数を減少させて騒音レベルを低減することができる。
また、羽根車50を覆うカバー58と、カバー58に穿設された吸気口70と、多数の羽根52に一連に形成されて羽根と羽根の間の空間72のうち前記吸気口70と対峙する面72aを羽根の出口から入口方向にかけて幅aにわたって覆うルーフ54とを備えると共に、羽根車50の外径をD2、吸気口の直径をD3、外径D2から直径D3を減算して得た差をbとするとき、幅aが差bを2で除して得た商の55%から75%の値(より好ましくは64%の値)となるように設定することで、他の値に設定したときよりも乱流騒音の発生を抑制することができると共に、ルーフを設けることによる風量増加効果も十分に得ることができる。
ここで、多翼ファン10の羽根車効率nhは、以下の式(2)から求められる。
nh=断熱ヘッドHad/理論ヘッドHth ・・・式(2)
式(2)の 断熱ヘッドHadは、次の式(3)で表される。
Had={κ/(κ−1)}×(Pt1/γ)
×((Pt1+Pt)/Pt1)((κ−1)/κ)−1)
・・・式(3)
式(3)で、κ(空気比熱)は1.4、Pt1(吸い込み絶対圧)は101320Paに設定される。また、Pt(吐き出し絶対圧)はカバー58内の静圧と動圧の和であり、実測値から552Paとされる。γ(吸い込み空気比重量)は、下記の式(4)に従って1.13に設定される。尚、式(4)でgは重力加速度、Rは定数(=29.27)である。また、taは吸い込み空気温度(実測値)であり、40℃とされる。
γ=(Pt1/g)/(R×(273+ta)) ・・・式(4)
また、式(2)の理論ヘッドHthは、次の式(5)で表される。
Hth=(1/g)×((u2×c2u)−(u1×c1u)) ・・・式(5)
式(5)で、u2は前述した出口側の周速度であり、u1は入口側のそれである。また、c2uは出口側の絶対速度の円周方向成分であり、c1uは入口側のそれである。u2,c2u,u1およびc1uは、それぞれ式(6)から式(9)に従って算出される。
u2=Ku×√(2×g×Had) ・・・式(6)
c2u=u2−(cm2/tan(90−β’2)) ・・・式(7)
u1=N×π×D1/60 ・・・式(8)
c1u=u1−(cm1/tanβ1) ・・・式(9)
上記で、Kuは周速係数であり、1.07に設定される。また、cm2は出口側絶対速度のメリディアン分速度、cm1は入口側のそれであり、それぞれ式(10)と式(11)に従って求められる。尚、Nは回転数であり、3000rpmあるいは3600rpmに設定される。
cm1=cm2×1.1〜1.24 ・・・式(10)
cm2=u2×0.315 ・・・式(11)
上記の各式から、回転数が3000rpmのとき、断熱ヘッドHadは49.8m、理論ヘッドHthは81mとなる。従って、羽根車効率nhは61%となる。一般に多翼ファンでは60%で高効率といわれることから、この実施例に係る多翼ファン10は極めて高効率であるといえる。
以上の如く、この発明の第1実施例にあっては、多数の前向き羽根52を有する羽根車50の回転によって空気を内燃機関(エンジン12)に圧送して冷却する空冷内燃機関用多翼ファン10において、前記羽根52の入口側の相対速度方向(w1の方向)と円周方向(u1の方向)のなす角度を入口角度β1、前記羽根52の出口側の相対速度方向(w2の方向)と円周方向(u2の方向)のなす角度を出口角度β2、および角度180°から前記出口角度β2を減算して得た差を角度β’2とするとき、前記入口角度β1と前記角度β’2の和が80°未満に設定されるように構成した。
また、前記羽根52の入口を前記羽根車50の回転中心Cに結んで得た直線をL1、前記羽根の出口側の円周(羽根車の外径D2を直径とする円周)と前記入口側の相対速度方向の交点Iを前記回転中心Cに結んで得た直線をL2、前記羽根の出口を前記回転中心Cに結んで得た直線をL3、前記直線L1と前記直線L2のなす角度をθ0、および前記直線L1と前記直線L3のなす角度をθ1とするとき、前記角度θ1が前記角度θ0の40%から50%の値に設定されるように構成した。
また、前記羽根の枚数Zが以下の式
Z={2πsin((入口角度β1+角度90°−角度β’2)/2)}
/{常数項K×2.3log10(羽根車の外径D2/羽根車の内径D1)}
に従って決定されると共に、前記常数項Kが0.5から0.68の間の値に設定されるように構成した。
さらに、前記羽根車50を覆うカバー58と、前記カバー58に穿設された吸気口70と、前記多数の羽根52に一連に形成されて前記羽根と羽根の間の空間72のうち前記吸気口70と対峙する面72aを前記出口から入口方向にかけて幅aにわたって覆うルーフ54とを備えると共に、前記羽根車50の外径をD2、前記吸気口70の直径をD3、および前記外径D2から前記直径D3を減算して得た差をbとするとき、前記幅aが前記差bを2で除して得た商の55%から75%の値となるように設定されるように構成した。
尚、上記において、羽根車50の外径D2や内径D1などの具体例を挙げたが、それらの値は多翼ファンの用途などに応じて適宜設定すべきであることはいうまでもない。
また、エンジン12でオルタネータ60を駆動するようにしたが、エンジン12の用途はそれに限られるものでなく、様々な機器の駆動源として使用することができる。
この発明の第1実施例に係る空冷内燃機関用多翼ファンとそれが取り付けられる内燃機関とを示す側面図である。 図1のII−II線断面図である。 図2に示す羽根車の拡大斜視図である。 図2に示す羽根車とカバーの一部を表す説明図である。 図4に示す羽根車の一部を模式的に表す説明図である。 図5に示す羽根の入口側の速度三角形を表す説明図である。 図5に示す羽根の出口側の速度三角形を示す説明図である。 図1に示す多翼ファンの風量の実測データを示すグラフである。 図1に示す多翼ファンと従来技術に係る多翼ファンの回転騒音を対比して表すグラフである。 図1に示す多翼ファンと従来技術に係る多翼ファンの渦流騒音を比較して表すグラフである。 従来技術に係る多翼ファンの風量の実測データを示す、図8と同様なグラフである。 従来技術に係る多翼ファンの羽根車とカバーの一部を表す、図4と同様な説明図である。
符号の説明
10:多翼ファン、12:エンジン(内燃機関)、50:羽根車、52:羽根、58:カバー、70:吸気口、72:(羽根と羽根の間の)空間、72a:(空間のうち吸気口と対峙する)面

Claims (4)

  1. 多数の前向き羽根を有する羽根車の回転によって空気を内燃機関に圧送して冷却する空冷内燃機関用多翼ファンにおいて、前記羽根の入口側の相対速度方向と円周方向のなす角度を入口角度β1、前記羽根の出口側の相対速度方向と円周方向のなす角度を出口角度β2、および角度180°から前記出口角度β2を減算して得た差を角度β’2とするとき、前記入口角度β1と前記角度β’2の和が80°未満に設定されることを特徴とする空冷内燃機関用多翼ファン。
  2. 前記羽根の入口を前記羽根車の回転中心に結んで得た直線をL1、前記羽根の出口側の円周と前記入口側の相対速度方向の交点を前記回転中心に結んで得た直線をL2、前記羽根の出口を前記回転中心に結んで得た直線をL3、前記直線L1と前記直線L2のなす角度をθ0、および前記直線L1と前記直線L3のなす角度をθ1とするとき、前記角度θ1が前記角度θ0の40%から50%の値に設定されることを特徴とする請求項1記載の空冷内燃機関用多翼ファン。
  3. 前記羽根の枚数Zが以下の式
    Z={2πsin((入口角度β1+角度90°−角度β’2)/2)}
    /{常数項K×2.3log10(羽根車の外径D2/羽根車の内径D1)}
    に従って決定されると共に、前記常数項Kが0.5から0.68の間の値に設定されることを特徴とする請求項1または2記載の空冷内燃機関用多翼ファン。
  4. さらに、前記羽根車を覆うカバーと、前記カバーに穿設された吸気口と、前記多数の羽根に一連に形成されて前記羽根と羽根の間の空間のうち前記吸気口と対峙する面を前記出口から入口方向にかけて幅aにわたって覆うルーフとを備えると共に、前記羽根車の外径をD2、前記吸気口の直径をD3、および前記外径D2から前記直径D3を減算して得た差をbとするとき、前記幅aが前記差bを2で除して得た商の55%から75%の値となるように設定されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の空冷内燃機関用多翼ファン。
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