JPH03221222A - パンチプレスのスキップ処理装置 - Google Patents

パンチプレスのスキップ処理装置

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JPH03221222A
JPH03221222A JP1244590A JP1244590A JPH03221222A JP H03221222 A JPH03221222 A JP H03221222A JP 1244590 A JP1244590 A JP 1244590A JP 1244590 A JP1244590 A JP 1244590A JP H03221222 A JPH03221222 A JP H03221222A
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順一 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、クランプ装置が金型に乗り上げる(オーバラ
イドする)ことにより生ずる弊害を防止したパンチプレ
スのスキップ処理装置に関し、特にスキップされた加工
点について加工プログラムを自動生成するようにしたも
のである。
(従来の技術) 従来より、パンチプレス、例えばタレットパンチプレス
では、十分高いヒツトレートを得るために、いわゆるパ
ンチの早出し機能が実現されている。
このパンチ早出し機能は、タレットの回転により割出さ
れた金型に対しワークを把持したワーククランプ装置を
動作させるとき、クランプ装置の位置決め完了前にスト
ライカを下降開始し、クランプ装置の位置決め完了と略
同時にストライカの先端が金型(パンチ)に接触してい
るようなタイミングを作り、ヒツトレートの向上を図る
ものである。
ところで、クランプ装置はワーク一端を把持し、ワーク
上に任意に設計された加工点を金型中心(加工位置)に
合わせるように数値制御されるものであるから、クラン
プ装置のワーク把持部が金型に接近し過ぎ、金型とクラ
ンプ装置とが干渉するという不都合が生じ得る。両部材
が干渉すると、通常、ワークテーブルよりダイの上端部
が高いのであるか、このダイにクランプ装置が少し持ち
上げられ、この状態でクランプ装置自身がパンチングさ
れることになり得る。
また、使用金型に隣接する金型にクランプ装置がオーバ
ライドすると、ワークがダイより持ち上げられた状態で
パンチング加工されると共に、クランプ位置は隣接位置
で強固に固定されているので、ワークにいわゆる腰折れ
状態(第7図参照)が発生し、機器破損に至らぬまでも
不良品を発生してしまうことかある。
そこで従来、金型サイズを考慮してこれより太き目にオ
ーバライドゾーンなるものを設定し、パンチ指令を出力
する前に前記クランプ装置がこのオーバライドゾーンに
入っているか否かを検出し、オーバライドゾーンに入っ
ていればパンチ指令を出力しないという対策が取られて
いる。
また、オーバライドゾーンが検出されたとき、パンチ指
令を一時停止させ、目視確認した上で、パンチ可能であ
るならば、確認船のオン操作でパンチ加工を実行するこ
とも行われている。
(発明か解決しようとする課題) しかしながら、上記の如き従来よりのパンチプレスのオ
ーバライド対策では、オルパライトで加工中断されるの
で、この時点でワークを交換して再度加工をやり直すか
、残り加工についてのプログラムを編集し、オーバライ
ドを生じた加工点から再スタートしなければならず、前
者ではワークか無駄となり、後者ではその調整作業が大
変であった。
そこで、本発明は、加工途中てオーバライドか生しても
、オーバライドか生ずる加工点をスキップして、クラン
プ装置をずらせた上でスキップ位置を続けて加工できる
パンチプレスのスキップ処理装置を提供することを目的
とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決する本発明は、複数の金型装着ステーシ
ョンを備え加工金型をストライカ直下の加工位置に割出
す金型割出し手段と、ワークをワーククランプ装置で把
持し前記加工位置に割出された金型に対し前記ワークの
加工点を与えるようワーク供給動作をするワーク位置決
め手段と、前記ワークの加工点を前記加工位置に対して
加減速位置決めすると共に前記ストライカを前記ワクの
加工点か前記加工位置に到達する前に早出し制御するス
トライカ制御手段を備えたパンチプレスのスキップ処理
装置において、前記加工位置に割出された金型や前記加
工位置に割出された金型の隣りの金型に対し前記クラン
プ装置か干渉する恐れがある場合、自動的にまたはオペ
レータの指令により当該加工点についての加工をスキッ
プさせるスキップ手段と、他の加工点の加工終了後に前
記スキップ手段によりスキップされた一または複数の加
工点について加工プログラムを自動生成するプログラム
自動生成手段を備えたことを特徴とする。
また、スキップ時の金型及びクランプ装置の配置関係か
ら前記干渉を生ずることがないクランプ装置のずらせ量
を演算する手段とを備えたことを特徴とする。
(作用) 本発明のパンチプレスのスキップ処理装置では、オーバ
ライドにより加工不能の部分をスキップして他の加工を
続行し、スキップされた残り加工についてのプログラム
を自動編集する。
したがって、クランプ装置のワーククランプ位置をずら
せてスキップされた残り加工についてのプログラムをス
タートさせるのみで、スキップされた残り加工が実行さ
れる。
また、スキップ時の金型及びクランプ装置の配置関係か
ら再度オーバライドを生ずることがないクランプ装置の
ずらせ量が演算されているので、演算されたずらせ量で
クランプ装置をずらせる場合には、再度オーバライドを
生ずることがない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第2図および第3図を参照するに、本例のタレットパン
チプレス1は下部フレーム3と、下部フレーム3上に作
業領域5を設けるべく適宜に離隔すると共に支柱部7を
介して一体的に設けた上部、フレーム9などにより枠体
構成されている。
前記作業領域5の一側(第2図において左側)にはワー
クWにパンチング加工を施すパンチング部11が設けら
れている。パンチング部11は、上部フレーム9に回動
自在に装着した円板状の上部タレット13およびこの上
部タレット13に対して適宜に離隔されると共に下部フ
レーム3に対し回動自在に装着した円板状の下部タレッ
ト15などにより構成されている。上部タレット13の
同意円上には円周方向に適宜に離隔して配置されたパン
チ17か着脱自在に装着されている。下部タレット15
には前記複数のパンチ17と対応する適数のダイ1つが
着脱自在に装着されている。
上部、下部タレット13.15は図示省略のタレット駆
動機構によって同期して同方向に回動されると共に所定
位置において割出されて停止される。上部タレット13
に装着されたパンチエアは加工α置に割出されたステー
ション(加エステーンヨン)21にて上部フレーム9に
備えたラム作動部23を介して上下動するストライカ2
5によって打圧されるものである。
前記下部フレーム3上における他側(第2図において右
側)には、ワークWを載置する固定テーブル27が設け
られており、固定テーブル27の側面方向(第3図にお
いて上下方向)には固定テーブル27と共にワークWを
載置支持する移動テーブル29が第3図において左右方
向に移動自在に装着されている。
前記移動テーブル2つはそれぞれの一端を移動方向と直
交する方向に延伸したキャレッジベース31を介して一
体的に連結されており、このキャレッジベース31には
、キャレッジベース31の長平方向と同方向に摺動自在
なキャリッジ33が装着されている。このキャリッジ3
3にはワークWの端部を把持自在の適数(本例では2個
)のクランプ装置35がキヤしツジ33の移動方向に移
動・固定自在に装着されている。
前記キャレッジベース31の長手方向にはキャリッジ3
3を装着したボールねし37が設けられており、このボ
ールねし37には伝達部材を介し、てX信用駆動モータ
39か連結されている。
上記構成により、X信用駆動モータ39を駆動させると
、ボールねじ37を介してキャリッジ33が第3図にお
いて上下方向(X軸方向)に移動されることになる。な
お、キャリッジ31の一端はY軸周駆動モータ41と連
結されており、Y軸周駆動モータ41を駆動せしめるこ
とによってキャレッジベース31は左右方向(Y軸方向
)に移動されることになる。したがって、クランプ装置
35に把持されたワークWはX軸、Y軸方向へ移動され
ることとなる。
第4図に上記タレットパンチプレスを制御する制御装置
の全体構成を示した。
本例の制御装置は、NC装置を主体として構成され、バ
ス41に周知のCPU43、ROM45、RAM47、
シリアルインクフェイス(510)51、パラレルイン
タフェイス(PIO)53、プログラマブルコントロー
ラ(PC)65、双方向(DP)RAM57、デジタル
アウトプット(Do)59、デジタルインプット(Di
)61を接続して成る。
双方向RAM57には軸制御部63が接続されている。
この軸制御部63は、各種サーボモータMsを、その位
置検出信号を入力しつつサーボ制御するものである。
Do59は、各種ソレノイドやインダクションモータを
制御するための信号を出力する。Di61には、各種セ
ンサ信号か適宜外付は回路65を介して人力されるよう
になっている。
第5図及び第6図は各種ゾーンの設定方式を示す説明図
である。
まず、概要を示すと、第5図の平面説明図において、O
Mは機械原点を示し、加工位置たる加工ステージョン2
1の中心座標がPx、Pyで示されている。
本例では、キャレッジベース31に、各種ゾーンを設定
するためのドグ67を設け、クランプ装置35に対して
固定的に設置されたセンサSl。
S2てこのドグ67を検出することにより、X軸上のゾ
ーンを判別するようになっている。ドグ67は、各金型
サイズ(4種とする)より、はんの少し太き目のゾーン
Zl、22.Z3.Z4を設定するためのドグと、それ
よりさらに外側のゾーンZ5を設定するドグから戊る。
一般には、使用金型17Aについてのデッドゾーンは、
前記ドグ67及びセンサS1.、S2で検出すtL ル
ソ−ンZ 1 、  Z 2 、  Z 3 、  Z
 4とし、前述のパンチ早出し制御を行うためのオーバ
ライドゾーンはこれより1ランク上のゾーン、すなわち
、ゾーンZiに対し、Z (i+1)で規定することが
できる。もっとも、全金型に対して1つのオーバライド
ゾーンZ5を用いることもできる。つまり、前述のゾー
ンZ5は、ゾーンz4についての、または全金型につい
てのオーバライドゾーンを規定している。本例では後者
の方とする。
Y軸についてのプントゾーン及びオーバライドゾーンは
ソフトウェアで規定しているが、X軸のちのと同様にセ
ンサ系で構成することも勿論可能である。
また、デッドゾーン及びオーバライドゾーンはX軸及び
Y軸につき任意の幅で個別に設定できるものである。
第6図に具体的なゾーン設定例を示した。
図示の例では、加工位置に割出されたパンチ17Aに対
しデッドゾーンDZAが設定され、このゾーンの外側に
オーバライドゾーンORZか設定される。
たたし、本例では隣接するパンチ17B、17Cについ
てもデッドゾーンDZB、DZCがソフトウェアで設定
される。また、全金型について共通のオーバライドゾー
ンORZは、第7図に示すようなワークWの腰折れが生
じ得る金型間距離を考慮して、従来のオーバライドゾー
ンよりはX軸に関しより太き目に設定されるものである
。第7図に示すようにワークの腰折れは使用パンチ17
Aに対する隣接パンチ17B、17Cとの関係で生ずる
ので、Y軸距離については、従来のものと全く同様でよ
い。図において、35U、35Dは、クランプ装置35
の上爪及び下爪を示す。
第8図は、上記のデッドゾーンDZA、DZB。
DZC,及びオーバライドゾーンORZを設定し、前記
ストライカ25及び前記クランプ装置35を制御する制
御装置の機能ブロック図である。
図において、状態判別部67は、オーバライドゾーンO
RZの判別部6つと、使用金型のプントゾーンDZAの
判別部71と、腰折れゾーンとしての隣接金型のデッド
ゾーンDZB、DZCの判羽部73を有する。
状態判別部67の入力端には、ゾーン判定信号人力部7
5と現在位置信号入力部77が接続される。
また、前記状態判別部67の出力側と接続される加工制
御部79には、スキップ処理部81とクランプ位置決め
制御部83と、ストライカ制御部85が接続されている
。スキップ処理部81にはクランプ装置ずらせ量演算部
87と、スキップ位置プログラム自動生成部89が接続
される。スキップ位置プログラム自動生成部89は前記
加工制御部79に接続されている。また、クランプ装置
すらせ量演算部87には表示部91が接続されている。
第1図にオーバライドの処理方式を示した。
ステップ101で第6図に示すオーバライドゾーンOR
Zが判別されると、以下の処理が実行される。つまり、
タレット13の回転により、使用パンチ17Aが加工位
置に割出され、第5図に示すクランプ装置35かワーク
上の各加工点を加工位置に順次位置決めしてゆくと、適
宜ストライカ25が早出し制御されパンチング加工が為
されるか、クランプ装置35の動作によっては、センサ
SlまたはS2がドグ67に振れ、かつソフトウェア上
でクランプ装置35が第6図にオーバライドゾーンOR
Zとして設定されるゾーンに入ったことが検出される。
すると、ステップ102では、パンチ−時停止し、スト
ライカ25を早出しするのを一時停止する。−時停止と
は、他の制御はそのまま続行し、次の指令を待つ状態で
ある。
次いで、ステップ103でクランプ装置35かワークW
の加工点を加工位置に位置決め完了すると、ステップ1
04で使用金型(パンチ)17AのデッドゾーンDZA
を判別する。すなわち、この位置でパンチングを実行す
るとクランプ装置35が破損するので、パ〉チングによ
り金型とクランプ装置が干渉しないか否かを自動判別す
る。
ここで、デッドゾーンであれば、ステップ105へ移行
して、パンチ禁止指令を出力する。バンチM止とは、こ
こでのパンチは一切中止することを意味する。
一方、ステップ104でデッドゾーンでなければ、ステ
ップ106へ移行し、隣接金型のデッドノーンを判別す
る。すなわち、第6図及び第7図で示したように、オー
バライドゾーンORZで、かつ隣接金型のデッドゾーン
CZB、DZCであればワークWの腰折れを生ずるので
、これを自動判別する。
ステップ106て腰折れでなければ、ステップ109へ
移行し、パンチ指令を出力し、次の加工へ移行する。
一方、ステップ106て腰折れてあれば、ステップ10
7へ移行し、実際に腰折れが生ずるか否かをオペレータ
をして確認させ、確認鉛のオン操作で、ステップ109
のパンチ指令を出力可能とする。この場合、実際の位置
関係をデイスプレィ上に数値をも合わせて表示し参照さ
せることもてきる。
ステップ105を通過した場合、及びステップ107で
l認鉛をオン操作することによりパンチすることができ
なかった場合には、ステップ108へ移行し、スキップ
処理する。
スキップ処理とは、当該加工点のパンチングは不可であ
るので、この加工点についての情報(金型番号及び座標
値)を登録するというものである。
ステップ108及び109に次いては、ステップ110
でブムグラム終了を判別し、プログラム終了するまでス
テップ111を介して次のパンチ加工へ移行し、プログ
ラム終了でステップ112のルーチンへ移行する。
ステップ112では、ステップ108でスキップ処理し
た加工点につき、当該加工点のみを加工するための加工
プログラムを自動生成する。ここでの加工プログラムは
、元のプログラムから既加工部分を除き、同一原点を用
いて残り加工点のみを加工するようなプログラムである
また、本例のタレットパンチプレスでは、第8図に示す
ように、クランプ装置ずらせ量演算部87が設けられて
いる。
この演算部87は、第9図(a)及び第9図(b)に示
すようなオーバライドによるスキップ処理があった場合
、これらオーバライドの配置関係から、次の加工におい
てクランプ装置35をずらせるべき量を自動的に演算す
るものである。算出結果は表示部91で表示される。
算出方式は、第10図に示すように、非オーバライド域
を示すものでよく、または非オーバライド域の例えば中
心位置にクランプ装置35を移動させるように、移動量
そのものを求めるものであってよい。
したかって、オペレータは、スキップ処理のあった加工
につき、算出されたクランプ装置のずらせ量を参照して
クランプ装置35をずらせ、再度スタート鉛を押すのみ
て、スキップ処理された部分についての加工を続行する
ことができる。このとき、再度オーバライドか生ずる可
能性は残るが、再度オーバライドが生じた場合にも同様
手順の繰り返して全ての加工を終了させることができる
なお、クランプ装置35のキャリッジ33に対する固定
位置は、キャリッジ33に設けた目盛りによって手動で
設定してもよく、または位置検出器により自動的に検出
するようにしてもよい。
以上により、本例では、第6図に示すオーツ・ライドゾ
ーンORZ、使用金型デッドゾーンDZA、隣接金型デ
ッドゾーンDZB、DZCを利用し、従来通りオーバラ
イドゾーンによる金型ないしクランプ設定の破損を防止
できると共に、これに合わせて第7図に示すような腰折
れを効率よく検出し防止でき、不良品の発生を未然に防
止できる。
また、第1図のステップ112てスキップ位置のプログ
ラムを自動生成し、クランプ装置ずらせ量廣算部87て
算出されたずらせ量を参照してクランプ装置をずらせた
上で生成されたプログラムを実行させることにより、全
ての加工点を容易に加工することができる。
上記実施例では、パンチング加工について示したが、パ
ンチングプレスでは、絞り加工やドリル、追抜き加工か
できるので、これら加工についても同様である。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、適宜の
設計的変更を行うことにより、適宜の態様で実施し得る
ものである。
[発明の効果] 以上の通り、本発明は金型及びクランプ装置のオーバラ
イドのときにはスキップ処理を実行し、スキップされた
加工についてのプログラムを自動的に生成して残り部分
を後で加工するようにしたパンチプレスのスキップ処理
装置であるので、オーバライドを有効に処理することか
でき、ワークを無駄にすることがなく、効率の良い加工
を行うことができる。また、ワークの腰折れ状態をオー
バライドゾーンの検出に合わせて検出することができる
ので、ワークの腰折れを防止し、不良品の発生を未然に
防止できる。
さらに、スキップ部分については再度の加工でオーバラ
イドしないようクランプ装置のずらせ量を自動的に演算
するので、この演算結果に応してクランプ装置をずらせ
れば、スキップ部分の加工をオーバライドなして処理で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るオーバライド処理方式
のフローチャート、第2図はタレットパンチプレスの正
面図、第3図はその平面図、第4図は制御装置のブッロ
ク図、第5図はゾーン設定方式を示す平面図、第6図は
具体的なゾーン設定例を示す平面図、第7図は腰折れ状
態を示す側面図、第8図は制御装置の機能ブロック図で
、第9図(a)、第9図(b)はオーバライド発生状態
の説明図、第10図はクランプ装置ずらせ量の演算方式
を示す説明図である。 17A・・・使用パンチ 17B・・・隣接パンチ 19・・・ダイ 25・・・ストライカ 35・・・クランプ装置 81・・・スキップ処理 87・・・クランプ装置ずらせ量演算部89・・・スキ
ップ位置プログラム自動生成部ORZ・・・オーバライ
ドゾーン Z ・・使用金型デッ ドゾ ノ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の金型装着ステーションを備え加工金型をス
    トライカ直下の加工位置に割出す金型割出し手段と、ワ
    ークをワーククランプ装置で把持し前記加工位置に割出
    された金型に対し前記ワークの加工点を与えるようワー
    ク供給動作をするワーク位置決め手段と、前記ワークの
    加工点を前記加工位置に対して加減速位置決めすると共
    に前記ストライカを前記ワークの加工点が前記加工位置
    に到達する前に早出し制御するストライカ制御手段を備
    えたパンチプレスのスキップ処理装置において、前記加
    工位置に割出された金型や前記加工位置に割出された金
    型の隣りの金型に対し前記クランプ装置が干渉する恐れ
    がある場合、自動的にまたはオペレータの指令により当
    該加工点についての加工をスキップさせるスキップ手段
    と、他の加工点の加工終了後に前記スキップ手段により
    スキップされた一または複数の加工点について加工プロ
    グラムを自動生成するプログラム自動生成手段を備えた
    ことを特徴とするパンチプレスのスキップ処理装置。
  2. (2)複数の金型装着ステーションを備え加工金型をス
    トライカ直下の加工位置に割出す金型割出し手段と、ワ
    ークをワーククランプ装置で把持し前記加工位置に割出
    された金型に対し前記ワークの加工点を与えるようワー
    ク供給動作をするワーク位置決め手段と、前記ワークの
    加工点を前記加工位置に対して加減速位置決めすると共
    に前記ストライカを前記ワークの加工点が前記加工位置
    に到達する前に早出し制御するストライカ制御手段を備
    えたパンチプレスのスキップ処理装置において、前記加
    工位置に割出された金型や前記加工位置に割出された金
    型の隣りの金型に対し前記クランプ装置が干渉する恐れ
    がある場合、自動的にまたはオペレータの指令により当
    該加工点についての加工をスキップさせるスキップ手段
    と、スキップ時の金型及びクランプ装置の配置関係から
    前記干渉を生ずることがないクランプ装置のずらせ量を
    演算する手段とを備えたことを特徴とするパンチプレス
    のスキップ処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002143950A (ja) * 2000-11-13 2002-05-21 Amada Eng Center Co Ltd パンチプレスおよびこのパンチプレスにおける金型交換方法
CN115041575A (zh) * 2022-08-16 2022-09-13 四川旭茂微科技有限公司 一种跳片成型装置

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CN115041575A (zh) * 2022-08-16 2022-09-13 四川旭茂微科技有限公司 一种跳片成型装置

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