JPH03218017A - 縦型熱処理装置 - Google Patents

縦型熱処理装置

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JPH03218017A
JPH03218017A JP1329490A JP1329490A JPH03218017A JP H03218017 A JPH03218017 A JP H03218017A JP 1329490 A JP1329490 A JP 1329490A JP 1329490 A JP1329490 A JP 1329490A JP H03218017 A JPH03218017 A JP H03218017A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、縦型熱処理装置に関する。
(従来の技術) 近年、LSIの高集積度化により、例えばMOS − 
FETの実装密度が向上し、最近のLSI下になってき
た。さらに、16MDRAMのゲート酸化膜は、1→人
とさらに薄膜化の傾向となって/t)0〜/90 いる。
成膜前の前処理としてシリコン表面をIFやHCQにて
ウェット洗浄した場合、洗浄直後は清浄なシリコン表面
が表われるが、すぐに空気中の酸素や水分とシリコンが
反応してシリコン表面に10人前後の自然酸化膜が形成
される。
また、横型炉の場合には、半導体ウエハを搭載したボー
トを例えば1000℃に加熱された反応管内部へ水平方
向の駆動によりローディングする際に、炉内と炉外の温
度差に起因する対流により空気が反応管内部へ混入する
ことが避けられなかった。
従って,横型炉の場合には、ウエハをローディングする
際に加熱されたウエハと空気中の酸素が反応し50〜1
00人の自然酸化膜の形成が避けられず、また自然酸化
膜はポーラスで膜質が悪いためゲート酸化膜の膜厚を制
御する必要のある高密度素子への対応がその構造的理由
により自ずから限界があった。
一方,縦型炉の場合には、横型炉と比較して酸素の巻込
みが少なく、自然酸化膜の形成も30〜50人と少ない
ため現在のIMDRAMの成膜の使用される装置はこの
縦型炉が主流となっている。
しかしながら、4M,16Mとさらに高密度化が促進す
ると、この縦型炉の場合にもローディグ・アンローディ
ング時に空気の差込み,およびウエハの吸着水分に起因
して発生する自然酸化膜の生成を抑制すべき改良が必要
となってくる。
1989年3月に発行された雑誌「電子材料」の第38
頁から第39頁には、縦型炉においてウエハを口−ディ
ングする雰囲気を厳密に制御するための構成が開示され
ている。
ここに開示されているロードロック方式とは、縦型炉の
下方に配置されるボート上下機構等をロード口ックチャ
ンバー内に配置し、このチャンバー内部を真空にした後
窒素等の不活性ガスで完全に置換した後にボートのロー
ディングを行うようにしている。この結果、ローディン
グ時にウエハが酸化されることを防止し、自然酸化膜の
形成を大幅に抑制している。さらに、このロード口ツク
チャンバーに予備室を接続し、ロードロックチャンバー
へのウエハのローディングまたはアンローディングをも
、窒素雰囲気にて実施するようにしている。
また,特開昭62 − 263642号公報には、プラ
ズマ気相成長装置に真空予備室を接続し、この真空予備
室にてウエハをプリベークして水分等を除去するものが
開示されている。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の技術は、縦型炉にウエハをローディング
する空間を酸素を断った雰囲気とすることで、自然酸化
膜の膜厚を極力少なくすることにあった。
しかしながら、素子の高密度化が急速に進み、酸化膜の
膜厚コントロールがより緻密化すると、上述した従来の
技術のように縦型炉へウエハローディング時の自然酸化
膜の生成を抑制するだけでは対処することはできず、ウ
エハ洗浄後から熱処理炉へ搬送の間に空気中の酸素や水
分とシリコンが反応して形成される10人前後の自然酸
化膜の生成を抑制する必要にせまられている。
また、酸化膜の成膜装置以外の処理装置にあっても、特
にコンタクト抵抗を小さくする必要のあるポリシリコン
膜生成やキャパシタ膜生成時にも余分な自然酸化膜を除
去して歩留りの向上を確保する要求がある。
(発明の目的) この発明は上記点に鑑みなされたもので、ウエハ洗浄後
の自然酸化膜の形成および縦型炉へウエハローディング
時の自然酸化膜の形成されない状態で成膜等の処理をす
ることのできる熱処理装置を提供することにある。
(発明の概要) この発明は複数枚の被処理体が処理用ボートに収納され
た所定の熱処理を行う縦型熱処理部とこの熱処理部で処
理される被処理体が搬入搬出されるロードロック室と、
このロードロック室を介して気密に結合され上記処理用
ボート内の被処理体を1枚づつ自然酸化膜除去するドラ
イエッチング部を設けたものである。
(作 用) この発明はドライエッチング部にて自然酸化膜を除去し
た後、被処理体が空気にふれることなくロードロック室
を介して縦型熱処理部へ搬入し、被処理体に自然酸化膜
が形成されない状態で本来の成膜処理を行うようにした
ものである。
(実施例) 以下、本発明を縦型CVD装置での実施に適用した一実
施例について、第1図〜第3図を参照して具体的に説明
する。
第1図において、プロセスチューブ10は例えば石英に
て円情状に形成され、その軸方向を垂直方向とすること
で縦型熱処理部を構成している。このプロセスチューブ
10の下側に設置したマニホールド11の一端には、ガ
ス導入管12が設けられている。このガス導入管12は
、CVDでポリシリコンを形成するためSiH.、シリ
コン窒化膜を形成するためNH4とSiH,CQ,を導
入し、パージガス例えばN2ガスを導入可能である。ま
た、プロセスチューブ10の周囲にはヒータ14が設け
られ、このプロセスチューブ10内を所定温度例えばC
VDの場合500〜1000℃、酸化や拡散の場合80
0〜1200℃に設定可能としている。さらに、このマ
ニホールド11の他端側には排気管16が連結され、こ
の排気管16は図示しない真空ポンプに接続されている
。そして、この排気管16を介して真空引きすることで
、前記プロセスチューブlO内を所定の真空度に設定し
,あるいは、プロセスチューブ10に導入されたガスを
排気可能としている。
このプロセスチューブ10内にはバッチ処理するための
ウエハボート18が搬入搬出可能となっている。このボ
ート18は、ウエハ20を水平状態にて、かつ、縦方向
に所定間隔をおいて多数枚のウエハ20を搭載可能とし
ている。このボート18は、前記プロセスチューブ10
の均熱領域に各ウエハ20を設定するための保温簡22
に載置固定され,この保温筒22がボートエレベータ2
6にて上下方向に駆動されることにより,前記ボート1
8をプロセスチューブ10内にローディングし、あるい
はアンローディングできるようにしている。尚,前記保
温筒22の下端部にはフランジ24が設けられ,ボート
18をプロセスチューブ10内に設定した後に、このフ
ランジ24がマニホールド11の下端開口部を密閉する
ようにしている。さらに、ボート18がプロセスチュー
ブ10より完全にアンローディングされた後には、シャ
ッター28が閉鎖駆動され、マニホールド11の下端開
口部を密閉するようにしている。
さらに、本実施例装置では前記ウエハ20表面への自然
酸化膜の生成を極力低減するためにロードロック方式を
採用している。
すなわち,前記プロセスチューブ10の下方の領域であ
って、前記ボートエレベータ26の上下動機構等を含む
空間は、第1のロードロック室40内に設定されている
。また、この第1のロードロック室40の左側には、ウ
エハ搬送アーム60を収納した第2のロードロック室4
2が配置され、さらに左側には第3のロードロック室4
4が配置されている。
前記第1のロードロック室40は、その内部を真空置換
し、その非酸化雰囲気とするため不活性ガス等によるパ
ージを実施できるようにガス導入管40a,徘気管40
bが接続されている。同様に、第2,第3のロードロッ
ク室42. 44にも、それぞれ図示しないガス導入管
及び排気管が接続されている。
さらに,各ロードロック室間を気密に遮断し、あるいは
大気と遮断するために,各ロードロック室40, 42
. 44の側面には、第2図に示すようなゲートバルブ
51, 52, 53, 54, 55. 56が設け
られている。
そして、本実施例装置では、複数枚のウエハ20を搭載
可能なウエハストッ力−71. 72を前記第3のロー
ドロツク室44内に設定し、このストッカー71より1
枚づつウエハ20を取り出して、第1のロードロック室
40内部に配置されている前記ボート18にウエハ20
を移し換えるようにしている。そして,プロセスチュー
ブ10での処理が終了した後は、ボート18より1枚づ
つウエハ20を取り出して、第3のロードロック室44
内部に配置されているストッカー72にウエハ20を移
し換え、移し換え動作終了後に.第3のロードロック室
44からウエハ10を搬送アーム62により搬出してカ
セット71〜75に移し換えるようにしている。
前記ストツカ−71. 72、およびカセット74〜7
8は図示しない上下動機構によりその上下方向の位置を
可変するようにしている。
また、ウエハ搬送アーム60, 62は搬送アーム全体
の回転とアームの伸縮を可能にしている。
第2のロードロック室42には第2図に示す如くゲート
バルブ51を介してドライエッチング部80を接続して
いる。
ドライエッチング部80を第3図に基づいて説明を行う
と、フッ化水素の溜められた容器82の一端にはガス導
入管81を接続し、他端側にはガス排水管83を接続し
マスフローコントローラ84を介して処理容器85に連
結している。この処理容器85内にはウエハ20を回転
部86上に乗せ図示しない真空源により回転部86に吸
着し、側面には排気管87が接続しており、図示しない
徘気装皺で排気できるようにしている。処理容器85に
は図示しないゲートバルブを介して図示しないロードロ
ック室の一端に連結している。
上記ロードロック室の他端側にゲートバルブ5Iを介し
て第2のロードロック室42に連結している.フッ化水
素ガスに接触する容器82や処理容器85等は内面がフ
ッ素樹脂コーティングしてある。
第1のロードロック室40の内側でプロセスチューブの
開口部に例えばハロゲンランプやキセノンランプ90を
設けている。また、上記ロードロック室40の周囲には
配管91を設けている。ウエハ搬送アーム60. 62
にはそれぞれ別に動作できる2つのフォーク63. 6
4を設けている。
第1のロードロック室40の側面には図示しないメンテ
ナンスドアがOリングをシール材として開閉できるよう
に設けてある。このメンテナンスドアの大きさはボート
18や保温筒22を出し入れできる大きさに設定してい
る。第1のロードロック室40、または上記メンテナン
スドアの一部に図示しない内部観察用窓および内部観察
用TVカメラを設けており、ロードロック室40内部に
は図示しない照明ランプを設けている。
次に作用について説明する。
まず,ゲートバルブ55をオープンとした状態でカセッ
ト74〜78に収納された複搬枚のウェハ2oを搬送ア
ーム62により順次ストツヵー71へ移送する。
その後ゲートバルブ55をクローズとし、第3のロード
ロック室44を図示しない排気管を介して真空引きする
第2のロードロック室42は図示しない排気管から真空
排気した後ゲートバルブ53をオープンにする。その結
果、第2のロードロック室42と第3のロードロック室
44は真空状態で接続される。
次にゲートバルブ51をオープンとしてストッヵ−71
に収納されたウエハ20を搬送アーム6oによりドライ
エッチング装置80へ一枚移送する。ドライエッチング
装置80内の図示しないロードロック室を介して処理容
器85内の回転部86上にウエハ2oを乗せ、ガス導入
管81よりN2ガスを導入し、フッ化水素ガスを含むN
2ガスを処理容器85へ供給する。
ウエハ20は回転部86に吸着回転され、フッ化水素に
よりウエハ20表面の自然酸化膜はドライエツ?ングさ
れる。セミコン大阪1989年5月22日に橋本化成(
株)菊山他により発表されたl{Fガスによる酸化膜の
エッチングデータでは、ドライエッチング時の温度が4
〜50℃の間では20℃で最も速いエッチング特性を示
している。
Sin2と旺の反応は主にH20を含む場合■式と含ま
ない場合■式の2通りがあり,H20を含む場合はエッ
チング反応が速くなる。
SiO■+4HF + 2H20→SiF.+ 482
0・・・■SiO■+4HF −) SiF4+H20
    ・・■上記いずれの反応でも反応後にH20が
生成されるが排気装置により除去されるため、ウエハ(
20)のエッチング反応を速くするため図示しない82
0発生源からN2をキャリアガスとして処理容器85へ
導入しても良い。
尚,エノチングガスはHFに限らず塩酸(HCQ)、硝
酸(HNO, )等の酸性ガスを用いても良い。
自然酸化膜が除去されたウエハ20はドライエッチング
装置80内の図示しないロードロック室を介して搬送ア
ーム60により、ストツカー71へ搬送される。順次こ
の動作をくり返しストツカー71内の複数のウエハ20
の自然酸化膜を全て除去した後にゲートバルブ51をク
ローズする。
次に排気管40bによって真空引きされた第1のロード
ロック室40のゲートバルブ52をオープンとしてスト
ツカー71に収納された複数枚のウエハ20を第1のロ
ードロック室40内に設置したボート18へ移送する。
エレベータ26によりボート18の位置を変えながら順
次ウエハ20を搬送し所望枚数のウエハを搬送した後ゲ
ートバルブ52をクローズする。
キセノンランプ90を点灯しエレベータ26によりボー
ト18に収納されたウエハ20をランプ90の側面に移
送しウエハ20を予備加熱することによりウエハ20表
面に吸着しているフッ素等のエッチング残留物と水分は
除去される。
次にシャッター28をオープンとし、エレベータ26に
よりウエハ20が収納されたボート18をプロセスチュ
ーブ10の均熱領域にコーディングする6フランジ24
によりプロセスチューブ10の下端開口部が密閉され排
気管16を介して真空引きを行い、ガ?導入管12より
所定のプロセスガス、例えばポリシリコン膜の場合には
SiH4を供給する。
ヒータ14によりプロセスチューブ10は所定のプロセ
ス温度,例えばポリシリコン膜の場合、500〜700
℃に設定してあり、プロセスガスを流すことによりウエ
ハ20上に成膜が行なわれる。
シリコン窒化膜を成膜する場合には650〜850℃に
設定し. SiH,(4,とNH,ガスを導入する。ま
た,酸化や拡散を行う場合は800〜1200℃に設定
し,0■+ Nzその他プロセスガスを流す。プロセス
チューブ10内部での成膜工程が終了した後、ボートエ
レベータ26の駆動によりボート18のアンローディン
グを実施する。
第1のロードロック室でウエハ20は所望の温度例えば
50℃以下になるまで待機する。勿論、強制冷却しても
良い。例えばガス導入管40から非酸化性の不活性ガス
例えばN2を流しウエハ20の冷却時間を早くする。 
この時の圧力は数Tos程度も効果がある。
第2のロードロック室42、第3のロードロック室44
もN2でパージして第1のロードロック室と圧力が等し
くなった後、ゲートバルブ52. 54をオープンする
ボート18に収納されたウエハ20を搬送アーム60に
より順次ストツカー72へ移送する。
次にゲートバルブ54をクローズとした後,N2ガスを
さらにパージし第3のロードロック室44内の圧力が大
気圧と等しくなった後、ゲートバルブ56をオープンに
する。ストツカー72に収納されたウエハ20を搬送ア
ーム62により順次カセット74〜78へ移送し1バッ
チ処理が終了することになる。
この一連にプロセスによりウエハ20上の自然酸化膜を
ドライエッチング装I!80で除去した後、ウエハ20
が空気と接触することなく連続して膜生成を行なうこと
ができる。また、ドライエッチング後のフッ素等の残留
物を成膜前にランプ90により加熱除去することもでき
る。
搬送アーム60. 62に搭載された2つのフォーク6
3.64は膜生成前にはフォーク63を用い、膜生成後
にはフォーク64を用いるようにしてクロスコンタミを
さけるようにすることが望ましい。また、ストツカ−7
1は膜生成前に用い,ストッカー72は膜生成後に用い
てクロスコンタミをさけることが望ましい。
熱処理後のウエハ20をエレベータ26でアンロードし
た時、加熱されたウエハ20からの輻射熱で第1のロー
ドロック室40が加熱されるため、配管91に冷却水を
流し冷却する。また、メンテナンス等で第1のロードロ
ック室40を大気開放した場合、ロードロック室内に空
気中の水分等が付着し所望の真空度を短時間に得ること
ができない。そのため配管91に温水を流しロードロッ
ク室40をベーキングしても良い。
さらに成膜時にプロセスチューブ10、石英ボート18
、保温筒22等の付着した不用なプロセス生成物を除去
するため、プロセスチューブ10にNF,等のドライエ
ッチング用ガスを供給し、縦型熱処理部のクリーニング
を行うことができる。
尚,本発明は上記実施例に限定されるものではなく,本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
本発明の他の実施例として第4図に示すよな連続処理装
置がある。
第2のロードロック室42と第3のロードロック室44
の間に第4のロードロック室43A, 43Bを設け、
処理装置91. 92を連結させるようにしたものであ
る。
ここで処理装置91. 92は成膜装置とすればキャま
た処理装置91を膜厚測定器、ゴミ検査装置、リン濃度
測定器等に置き換えてインライン計測モニターを行うこ
ともできる。
また他の実施例としては第5図に示すように、第3のロ
ードロック室44を2つに分けて独立したロードロック
室44a, 44bとすることにより,一方のロードロ
ック室44aに搬送アーム62によってウエハ20の搬
入を行っている時,他のロック室44bは搬送アーム6
0によってウエハ20の搬出を行い、ウエハの移戦時間
を大幅に短縮することができる。
さらに図示しない光学式センサーを用いた枚葉式オリフ
ラ合せ機構をロードロック室44a, 44bに内蔵さ
せ、オリフラが整った状態でウエハ20を処理用ボート
18に収納し、所定の熱処理を行うことによりバラツキ
の少ない所望の熱処理をウエハ20に行うことができる
し、熱処理後のウエハ20をカセット74〜78に収納
した場合、カセット74〜78に対してオリフラが整っ
た状態で収納することができる。
尚、オリフラ合せ機構は第3のロードロック室44以外
に設けても良く、例えば第2のロードロック室42内で
も良いし、またカセット74〜78の設置場所に設けて
も良い。ロードロック室44にウエハ20を搬入搬出す
る際、ロードロック室44aを搬入専用,ロードロック
室44bを搬出専用として用いることにより、ウエハ2
0に対するクロスコンタミを防止することができる。
また他の実施例としては第6図に示すように第1のロー
ドロック室40′を設け、エレベータ26′を上下移動
およびエレベータ軸を中心として回転できる構成にして
、押え機構92によってボート18の上端を押え、位置
合せ後第2のロードロック室42からウエハ20を移し
換えるようにしている。
第1のロードロック室40′ の左側でウエハ20の搬
入搬出を行った後、エレベータ26′ を下げ、エレベ
ータを回転しウエハ20をプロセスチューブ10の下側
に移動した後、プロセスチューブ10ヘウエハを搬入す
る。このような構成としているため、プロセスチューブ
10上端からロードロック室40’下端までの装置全高
を低くすることができる。
またボート18上端を押え機構92で保持しているため
ボート18の位置精度を高くすることができ、ウエハ2
0を正確に移し換えることができる6なお、本発明は必
ずしもCVD等の成膜処理装置に適用するものに限らず
、酸化や拡散等の処理装置について適用した場合にも、
ポーラスで膜質の悪い余分な自然酸化膜の形成を除去で
きるため,半導体素子の歩留まりの向上を図ることが可
能となる。ドライエッチングは自然酸化膜を除去すれば
良く、プラズマエッチングやアッシング機構でも良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように,本発明によれば被処理体の本来の
処理を実施する縦型熱処理部とロードロックチャンバを
介して連結されたドライエッチング部に処理ガスを供給
することで、被処理体に形成されている自然酸化膜を,
本来の処理工程実施前に除去することができる。従って
,ポリシリコン膜の成膜処理装置にあっては下地シリコ
ン部分とのコンタクト抵抗を下げることが可能となり,
他の処理装置に適用した場合にも余分な自然酸化膜を除
去できることにより歩留まりの向上を図ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する縦型CVD装置の概略説明図
、第2図は実施例装置に適用されたロードロック室を説
明するための概略説明図,第3図は実施例における枚葉
式ドライエッチング部の概略説明図、第4図,第5図,
第6図は本発明の変形例を説明するための概略説明図で
ある。 lO・・・縦型処理容器、 12・・・ガス導入管、 14・・・ヒータ, l8・・・ボート、 20・・・被処理体(ウエハ)、 26・・・ボートエレベータ、 40, 42. 44・・・ロードロックチャンバ,5
1〜56・・・ゲートバルブ、 60. 62・・・搬送アーム、 71. 72・・・ストツカー 74〜78・・・カセット、 80・・・ドライエッチング部、 90・・・ランプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数枚の被処理体が処理用ボートに収納され所定の熱処
    理を行う縦型熱処理部と、この熱処理部で処理される被
    処理体が搬入搬出されるロードロック室と、このロード
    ロック室を介して気密に結合され上記処理用ボート内の
    被処理体を一枚づつ自然酸化膜除去するドライエッチン
    グ部を具備したことを特徴とする縦型熱処理装置。
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