JP2001250818A - 酸化処理装置及びそのクリーニング方法 - Google Patents

酸化処理装置及びそのクリーニング方法

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JP2001250818A
JP2001250818A JP2000401828A JP2000401828A JP2001250818A JP 2001250818 A JP2001250818 A JP 2001250818A JP 2000401828 A JP2000401828 A JP 2000401828A JP 2000401828 A JP2000401828 A JP 2000401828A JP 2001250818 A JP2001250818 A JP 2001250818A
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reaction tube
cleaning
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oxidizing
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JP2000401828A
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Asami Suemura
麻美 末村
Kimiya Aoki
公也 青木
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Tokyo Electron Ltd
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコン層とタングステンとを有する被処理
体のシリコン層を減圧雰囲気中で選択的に酸化処理可能
な酸化処理装置を効率良くクリーニングする。 【解決手段】 シリコン層とタングステン層との積層構
造を有する電極のシリコン層の側壁を選択的に酸化する
選択酸化装置の反応管内及びダミーウエハに付着した金
属をクリーニングするため、クリーニングガス導入ポー
ト43より反応管11内にHCl等のハロゲン系のガス
と酸素を供給して、反応管11の内面、ウエハボート3
1及びダミーウエハに付着したタングステン及びタング
ステン化合物を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリーニング機能
を備える酸化処理装置及びそのクリーニング方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】熱に対して安定でかつゲート抵抗の小さ
いMOS構造として、図6(a)に示すように、ポリシ
リコン101と金属103との積層構造からなるポリ−
メタル電極を備えるMOSトランジスタが提案されてい
る。ポリメタル電極構造を備えるMOSトランジスタ
は、以下のようにして、形成される。
【0003】まず、ゲート酸化膜105、ポリシリコン
層101、タングステンナイトライド層113、タング
ステン層103、シリコンナイトライド層111をシリ
コン基板109上に積層する。続いて、シリコンナイト
ライド層111、タングステン層103、タングステン
ナイトライド層113、ポリシリコン層101を順次パ
ターニングして、図6(b)に示す電極構造を形成す
る。
【0004】次に、シリコン層101とゲート酸化膜1
05との間のストレスを抑えるため、MOSトランジス
タをウエット酸化処理装置に収容し、水蒸気と水素との
分圧比を、図7に斜線を付して示す選択酸化エリア内に
維持して、酸化処理を行う。
【0005】この選択酸化処理により、化学式1に示す
反応が起こり、シリコン層101の側壁が酸化される。
一方、タングステン層103に関しても、化学式2に示
す酸化反応が起こるが、化学式3に示す還元反応によ
り、タングステンに復帰する。このため、シリコン層1
01の側壁のみにサイドウオール酸化膜107が形成さ
れる。形成されたサイドウオール酸化膜107により、
シリコン層101とゲート酸化膜105との間のストレ
スが緩和される。
【0006】
【化1】Si+2HO → SiO+2H
【化2】W+3HO → WO+3H
【化3】W+3HO ← WO+3H
【0007】続いて、ゲート電極101,113,10
3及びサイドウオール酸化膜107をマスクとして、ゲ
ート酸化膜105を介してシリコン基板109中に不純
物イオンを注入し、ソース領域Sとドレイン領域Dを自
己整合的に形成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】高スループットで酸化
膜を形成するためには、上述の酸化処理をバッチ炉で行
うことが望ましい。バッチ炉では、ウエハボートに処理
対象の多数のウエハを載置して処理を行う。この際、温
度分布や気流などによるウエハ間の処理条件の不均一性
を避けるため、ウエハボートの一部にダミーウエハを配
置する。ダミーウエハは高価であり、繰り返して使用さ
れる。
【0009】バッチ式酸化処理装置を使用して、ウエッ
ト酸化処理を行うと、形成される酸化膜の厚さがウエハ
の中央部と端部とで異なってしまう場合がある。
【0010】本願発明者の検討によれば、酸化膜厚の面
内ばらつきが発生する原因の一つは次のように考えられ
る。タングステンは、比較的安定な物質であるが、減圧
及び高温での酸化処理の際、一部が気化し、気化したタ
ングステンと水蒸気が直接反応して、化学式4に示す反
応が起こる。
【0011】
【化4】 W+4HO(g) → HWO(g)+3H この化学反応により、水蒸気が消費されてしまう。この
ため、ウエハボートに積層されて配置されているウエハ
のセンタ部分に水蒸気が届きにくくなり、ウエハの中央
部で、酸化膜が薄くなってしまう。
【0012】さらに、化学式2に示す反応により生成さ
れたWOと水蒸気とが反応し、化学式5に示す反応が
起こり、水蒸気が消費され、センタ部分に水蒸気が届き
にくくなり、ウエハの中央部で、酸化膜が薄くなってし
まう。
【0013】
【化5】WO+HO(g) → HWO(g)
【0014】気化したタングステンは反応管内に拡散
し、反応管の内壁やダミーウエハに付着する。また、化
学式4及び5によって生成されたHWO(WO
O(テトラオキソタングステン酸ガス))も、水蒸
気に溶解して、反応管内に拡散し、反応管の内壁やダミ
ーウエハに付着する。
【0015】ダミーウエハは、繰り返して使用される。
このため、前回の酸化処理までにダミーウエハに付着・
蓄積したタンスグテンやHWOは、今回の酸化処理
でも拡散し、水蒸気と反応して、シリコンと酸素との結
合を抑制してしまう。結果として、ウエハの中央部と端
部では、形成される酸化膜の厚さが異なってしまうとい
う上述の問題が発生する。
【0016】酸化処理毎にダミーウエハを交換すること
により、この問題を低減できるが、コストが増加する。
また、反応管11の内面に付着したタングステンによる
問題は依然として発生してしまう。
【0017】CVD装置などの成膜装置では、反応生成
物が反応管の内面に多量に堆積するため、フッ化物系ガ
スなどを用いて装置を分解することなく、クリーニング
する方法も提案されている(例えば、特公平6−630
97)。しかし、金属性の反応生成物が発生しないはず
の、酸化処理装置では、この種のクリーニング技術は未
だ提案されていない。
【0018】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、高品質の酸化膜を形成することを目的とする。ま
た、本発明は、酸化処理装置を効率良くクリーニングす
ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかる酸化処理装置は、シ
リコン層と金属層とを有する被処理体のシリコン層を所
定の減圧雰囲気中で選択的に酸化処理可能な酸化処理装
置であって、被処理体を収納可能な反応管と、前記反応
管内を加熱する加熱手段と、前記反応管内を所定の減圧
雰囲気に制御可能な排気手段と、前記反応管内に、酸化
処理を施すための処理ガスを供給可能な酸化処理ガス供
給手段と、前記酸化処理の際、被処理体中の金属層より
脱離し、前記反応管内に付着した金属または金属化合物
を除去するためのクリーニングガスを前記反応管内に供
給可能なクリーニングガス供給手段と、を備えることを
特徴とする。
【0020】この構成によれば、酸化処理装置の反応管
内にクリーニングガスを導入することにより、反応管内
の金属または金属化合物の付着物を比較的容易に除去で
きる。従って、反応管に付着した金属または金属化合物
により、酸化能力の低下や酸化膜厚のばらつきを抑える
ことも可能である。この酸化処理装置がバッチ式の場合
には、ダミーウエハを反応管内に収納した状態でクリー
ニングすることにより、繰り返して使用されるダミーウ
エハに付着した金属または金属化合物を除去し、ダミー
ウエハに付着した金属または金属化合物に起因する酸化
能力の低下や酸化膜厚のばらつきを抑えることも可能で
ある。
【0021】なお、ここでいう、反応管に、通常の意味
での反応管(二重管構造の場合には、アウター、インタ
ーチューブ)と共に反応管内に収納されるウエハボート
などの石英治具等を含んで考えても良い。
【0022】前記加熱手段と前記酸化処理ガス供給手段
との制御を行う制御手段を配置してもよい。この制御手
段は前記酸化処理の際、前記シリコン層を酸化し、か
つ、前記金属層の酸化を抑制するように、供給する酸化
処理ガス中の水と水素との分圧比と温度とを制御する。
【0023】例えば、前記シリコン層は、ポリシリコン
から構成され、前記金属層は、タングステンなどの高融
点金属から構成され、前記酸化処理ガスは、水蒸気から
構成され、前記クリーニングガスは、少なくとも塩素ま
たはフッ素を含んだ化合物ガスから構成される。クリー
ニングガスとして塩素系ガスを使用する場合には、酸素
ガスを追加することにより、クリーニングを適切に行う
ことが可能である。
【0024】前記クリーニング時に、反応管内の圧力を
120Pa〜280Paに維持する圧力コントローラを
配置してもよい。さらに、反応管内にクリーニングガス
を行き渡らせるため、クリーニング時に、反応管内の圧
力を変動させてもよい。
【0025】また、この発明の第2の観点にかかるクリ
ーニング方法は、酸化処理装置の反応管内に付着した金
属又は金属化合物を除去するクリーニング方法であっ
て、反応管内にシリコン層と金属層とを有する被処理体
を収納した状態で酸化処理ガスを供給し、前記シリコン
層を選択的に酸化処理する工程と、反応管内に、前記酸
化処理の際、被処理体中の金属層より脱離し、前記反応
管内に付着した金属又は金属化合物を除去するためのク
リーニングガスを供給し、クリーニング処理する工程
と、を備えることを特徴とする。
【0026】この構成によっても、反応管内にクリーニ
ングガスを導入することにより、反応管内の金属または
金属化合物の付着物を除去できる。従って、反応管の内
面等に付着した金属により酸化能力が低下したり、酸化
膜の膜厚がばらつく事態を防止できる。
【0027】また、この発明の第3の観点にかかるクリ
ーニング方法は、酸化処理装置の反応管内に付着した金
属又は金属化合物を除去するクリーニング方法であっ
て、反応管内にシリコン層と金属層とを有する被処理体
と、ダミー基板とを収納した状態で酸化処理ガスを供給
し、前記シリコン層を選択的に酸化処理する工程と、前
記酸化処理の際、被処理体中の金属層より脱離し、前記
反応管内及びダミー基板に付着した金属又は金属化合物
を除去するためのクリーニングガスを、ダミー基板を収
納した状態の反応管内に供給し、クリーニング処理する
工程と、を備えたことを特徴とする。
【0028】この酸化処理装置がバッチ式の場合、被処
理対象であるウエハと共にダミーウエハを反応管内に収
納した状態で酸化処理を行うことがある。この場合に
は、反応管内にダミーウエハを収納した状態で、クリー
ニングすることにより、ダミーウエハに付着した金属ま
たは金属化合物をも除去し、反応管だけでなく、ダミー
ウエハに付着した金属または金属化合物に起因する酸化
能力の低下や酸化膜厚のばらつきを抑えることも可能で
ある。
【0029】前記酸化処理工程の際には、前記シリコン
層を酸化し、かつ前記金属層の酸化を抑制するように、
供給する酸化処理ガス中の水と水素との分圧比及び温度
とを制御する。
【0030】例えば、前記シリコン層はポリシリコンか
ら構成され、前記金属層は高融点金属から構成され、前
記酸化処理ガスは水蒸気を含む水素ガスから構成され、
前記クリーニングガスは塩素またはフッ素を含んだ化合
物ガスから構成される。クリーニングガスとして塩素系
ガスを使用する場合には、酸素ガスを追加することによ
り、クリーニングを適切に行うことが可能である。前記
クリーニング工程の際には、反応管内の圧力を120P
a〜280Paとすることが望ましい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。 (第1の実施の形態)図1は、この発明の第1の実施の
形態にかかるバッチ式の縦型酸化処理装置の構成を示
す。
【0032】この縦型酸化処理装置は、図1に示すよう
に、長手方向が垂直方向に向けられた有天井円筒状の反
応管(反応室)11を備えている。反応管11は、耐熱
材料、例えば、石英より構成される。この反応管11
は、アウターチューブとインナーチューブとを備える二
重管構造のものでも、単管構造のものでもよい。
【0033】反応管11の周辺部には、図2に示すよう
に、反応管11を囲むように形成され、反応管11内を
急速に昇温する能力を有するヒータ12が配置されてい
る。
【0034】反応管11の下部には、ステンレス、Si
、SiC等から構成されたマニホールド13が設け
られている。マニホールド13の一側面部には、酸化処
理ガス導入ポート41とクリーニングガス導入ポート4
3が形成され、他側面部には、排気ポート45が接続さ
れている。
【0035】マニホールド13の下方には、円盤状の蓋
体21が反応管11を気密封止可能に設けられている。
蓋体21の上面には保温筒23が配置され、保温筒23
の上にウエハボート31が載置されている。保温筒23
は、回転部25(図2参照)により、所定の速度で回転
される。蓋体21は、昇降するボートエレベータ27に
取り付けられている。
【0036】被処理体用の保持具であるウエハボート
(熱処理用ボート)31は、石英等より構成される。ウ
エハボート31には、被処理体としてのウエハ(半導体
基板)Wが垂直方向に所定の間隔で積層されて収容され
ている。処理対象のウエハWには、図6(a)に示す状
態の電極構造を有するMOSトランジスタが形成されて
いる。ウエハボート31は、ボートエレベータ27の上
昇により、反応管11内に収容され、また、ボートエレ
ベータ27の下降により、反応管11から搬出される。
【0037】図2は、この実施の形態の縦型酸化処理装
置全体のシステム構成を示す。図示するように、マニホ
ールド13の一側面部に接続された酸化処理ガス導入ポ
ート41には、水蒸気を発生する水蒸気発生装置51
が、酸化処理ガス供給管61及びバルブVB1を介して
接続されている。水蒸気発生装置51には、ガス供給源
より水素(H)ガスと酸素(O)ガスと窒素
(N)ガスが供給され、水素(H)ガスと酸素(O
)ガスとの触媒反応により水蒸気を発生し、発生した
水蒸気を、窒素ガスをキャリアとして反応管11内に供
給する。なお、水蒸気発生装置51には、水素(H
ガスと酸素(O)ガスとの燃焼反応により水蒸気を発
生するものであってもよい。酸化ガス供給管61の周囲
には、発生した水蒸気が冷却して凝結又は結露すること
を防止するためのヒータ53が配置されている。
【0038】クリーニングガス導入ポート43には、ク
リーニングガス供給管63が接続されている。このクリ
ーニングガス供給管63には、塩化水素(HCl)のガ
ス供給源と酸素のガス供給源と窒素のガス供給源とが、
バルブVB2,VB3、VB4を介して接続されてい
る。
【0039】マニホールド13の他側面部に形成され
た、排気ポート45には、排気管65が接続されてい
る。排気管65は、バルブなどを介してダクト67に接
続される。ダクト67には、凝結した水蒸気(水)を排
出するドレイン69と、排気管71とが接続されてい
る。排気管71は、複合機能バルブCV1とCV2を介
して、常圧系の管路73と減圧系の管路75の2つに分
岐する。常圧系の管路73はバルブVB5を介して工場
排気に接続される。一方、減圧系の管路75は真空ポン
プ77に接続される。
【0040】複合機能バルブCV1,CV2は、反応管
11内の圧力を自動制御するためのものであり、バルブ
と、バルブ制御部と、圧力検出部とを備える。バルブ制
御部は、圧力検出部が検出した圧力が所定の値に収束す
るようにバルブの開度を調整する。このような動作によ
り、複合機能バルブCV1は、0〜−1000Pa(大
気圧から大気圧より1000Pa低い範囲)で圧力を調
整し、複合機能バルブCV2は、133Pa〜101k
Pa(1〜760Torr)の範囲で圧力を調整する。
【0041】なお、配管65,71、75及びダクト6
7等は、塩化水素による腐食を防止するため、石英又は
テフロン(登録商標)、あるいはテフロンを内面にコー
トした金属パイプなどから構成されることが好適であ
る。
【0042】真空ポンプ77は、ドライポンプなどから
構成され、15000〜20000リットル/分程度の
排気容量を有する。真空ポンプ77の排気管78は可燃
ガス用の工場排気系(図示せず)に接続されており、酸
化処理時に発生する排気ガス(水を含む)は、この排気
管78を介して、図示しない可燃ガス用の工場排気系へ
と排出される。
【0043】水蒸気発生装置51、バルブVB1〜VB
5、ボートエレベータ27及び真空ポンプ77には、コ
ントローラ91が接続されている。コントローラ91
は、この縦型酸化処理装置の各部の温度、圧力等をセン
サにより測定し、以下に説明する一連の処理を、各部に
制御信号等を供給することにより、自動的に制御する。
【0044】次に、この縦型酸化処理装置の動作を、図
6(b)に示すMOSトランジスタのゲート電極のポリ
シリコン層101の側壁を選択的に酸化する場合を例と
し、図3を参照して説明する。
【0045】なお、以下に説明する一連の処理は、コン
トローラ91により自動制御されて実行される。まず、
処理対象のウエハWを、ウエハボート31に載置する。
この際、ウエハボート31の適当な位置にダミーウエハ
を載置する。ウエハWが載置されたウエハボート31
が、保温筒23の上に載置される。ボートエレベータ2
7を上昇させ、反応管11内をヒータ12により400
℃〜500℃程度まで加熱して(ステップA1)、ウエ
ハボート31を反応管11内にロードする。
【0046】ロードが完了し、マニホールド13と蓋体
21が気密に係合すると、複合機能バルブCV2を全閉
状態として、真空ポンプ77を動作させる。そして、複
合機能バルブCV2の開度を制御してスロー排気(ウエ
ハWの動きや反応管11内での反応生成物の巻上が起き
ないような速度での排気)を行い、反応管11内を所定
圧力、例えば、10Torrまで減圧する。この間、反
応管11内をヒータ12により、600℃〜1000℃
程度(望ましくは800℃程度)まで加熱する(ステッ
プA2)。
【0047】反応管11内の圧力及び温度が所定値に達
すると、水素ガス及び酸素ガスを水蒸気発生装置51に
供給を開始し、バルブVB1を開く。水蒸気発生装置5
1は、水素ガスと酸素ガスとの触媒反応あるいは燃焼反
応により、水蒸気を含む水素ガスを生成し、生成した水
蒸気を含む水素ガスにキャリアガスである窒素ガスを追
加して、酸化処理ガス供給管61を介して、反応管11
内に供給する。この際、水蒸気が結露しないように、管
路ヒータ53により酸化処理ガス供給管61を加熱す
る。
【0048】複合機能バルブCV2の開度を制御して、
反応管11内の圧力を25Torr〜50Torr程度
に制御した状態で排気を続けながら、酸化処理ガスの供
給を所定時間継続する(ステップA3)。
【0049】この間、反応管11内では、水蒸気と水素
との分圧比及び全体の温度が、図7に示す選択酸化を起
こす領域に保持される。この結果、図6(b)に示す電
極構造のうち、シリコン層101の側壁部分のみが酸化
され、タングステン層103は実質的に酸化されない、
といった選択酸化が行われる。なお、水蒸気と水素との
分圧比、温度、圧力などは、センサなどにより常時モニ
タされ、測定値が目的値に一致するように、常時制御さ
れる。この酸化処理の間、排気ガスは、真空ポンプ77
により吸気され、排気管78を介して可燃ガス用の工場
排気系へと排出される。
【0050】酸化処理完了後、水蒸気発生装置51の動
作を停止すると共にバルブVB1を閉じ、反応管11内
にパージガスを供給して、反応管11内を常圧状態に戻
す(ステップA4)。この後、ヒータ12の動作を停止
し、所定の時間放置して冷却する(ステップA5)。
【0051】冷却後、ボートエレベータ27を降下し
て、ウエハボート31をアンロードする(ステップA
6)。次に、ウエハWが搭載されたウエハボート31を
ボートエレベータ27から取り外して、ウエハボート3
1上のウエハWをカセットなどに移載する。ただし、ダ
ミーウエハは、次回の酸化処理でも使用するため、ウエ
ハボート31上に残される。なお、処理によっては、ダ
ミーウエハもウエハWとは別のカセットなどに移載し、
図示しないカセットストッカへ搬送した後、所定の間保
管し、必要に応じて使用するようにしてもよい。
【0052】以上で、一バッチ分の酸化処理が完了す
る。
【0053】このような酸化処理を繰り返すうちに、従
来技術で説明したように、反応管11、マニホールド1
3、ウエハボート31、ダミーウエハ等には、気化した
タングステンや反応副生成物であるWOが付着する。
付着したタングステンやWO は、次回の酸化工程中
に、水蒸気を消費し、酸化膜厚のばらつき等を引き起こ
してしまう。
【0054】この問題を解決するため、この酸化処理装
置は、定期的に又は適宜、クリーニング処理を行う。こ
のクリーニング処理を図4を参照して説明する。
【0055】まず、ダミーウエハを載置したウエハボー
ト31を、保温筒23上に載置し、ボートエレベータ2
7を上昇させて、マニホールド13と蓋体21とを気密
に係合する。
【0056】次に、複合機能バルブCV2を全閉状態と
し、複合機能バルブCV1を制御して、反応管11内を
大気圧より180Pa程度(例えば、100Pa〜30
0Paの範囲)低い圧力にまで減圧する。また、ヒータ
12により、反応管11内を600〜900℃(望まし
くは800℃程度)に加熱する。また、バルブVB4と
VB3を開き、窒素を11.5SLM、酸素を1SLM
(0.3〜3SLM)程度反応管11に供給する。さら
に、回転部25により、保温筒23を1分間に3回程度
回転する(ステップB1)。続いて、ヒータ12によ
り、1分間に8℃程度(5〜10℃)の上昇率で、反応
管炉11の温度を上昇する。このとき、酸素の流量を
0.1SLM程度(0.05〜1SLM)で抑える(ス
テップB2)。
【0057】反応管11内が1000℃(950〜11
00℃)に達すると、窒素を1.5SLM、酸素を2S
LM程度流す状態を1時間程度維持し、反応管11内を
パージする(ステップB3)。続いて、バルブVB2を
開いて、HClガスを0.5SLM程度(0.1〜3S
LM)流す。この状態を6〜16時間維持する(ステッ
プB4)。HClガス中のCl原子は、熱により活性化
されており、反応管11(二重管構造の場合には、イン
ナー/アウターチューブの管壁)やマニホールド13の
内面やウエハボート31及びダミーウエハに付着してい
るタングステンやWOと反応して、これらのタングス
テンやWOをガス状態の反応生成物へと変化させる。
この反応生成物はガス流に乗って排気される。排気ガス
は、排気ポート45から排気管65、71、75を通っ
て、真空ポンプ77を介して排気管78を介して可燃ガ
ス用の工場排気系へと排出される。
【0058】HClガスの供給を6〜10時間継続した
後、HClガスの供給を停止し、反応管11内に残留し
ているHClガスを1時間程度でパージする(ステップ
B5)。さらに、パージ後、ヒータ12を制御し、徐々
に800℃程度まで50分程度(例えば、−4℃/分の
ペースで)で冷却する(ステップB6)。その後は、他
の処理に移る(ステップB7)。
【0059】このようにして、この実施の形態に係る縦
型酸化処理装置によれば、装置を分解・脱着することな
く、装置内(反応管内壁面、ウエハボート及びダミーウ
エハなど)に付着したタングステン及びタングステン化
合物を除去することができる。従って、酸化処理中に、
装置内に蓄積されたタングステンやWOが水蒸気と結
合して酸化処理が妨害され膜厚のばらつきを引き起こ
す、という事態を防止できる。従って、この酸化処理装
置の利用効率を向上し、トランジスタの維持コストを低
減することが可能である。しかも、高品質の半導体装置
を製造することができる。また、クリーニング処理の
間、反応管11内に酸素を供給し続けている。この酸素
により、クリーニングが促進される。
【0060】(第2の実施の形態)図8は、この発明の
第2の実施の形態にかかる縦型酸化処理装置全体のシス
テム構成を示す。図示するように、この酸化処理装置の
構成は、複合機能バルブCV1及び常圧系の管路73を
備えず、トラップ79、第1の排気口81、第2の排気
口83、バルブVB6及びVB7を備えている点を除
き、図2に示す第1の実施の形態の構成と実質的に同一
である。
【0061】図8の構成において、排気管71は、複合
機能バルブCV2を介して減圧系の管路75に接続さ
れ、反応管11から排気される排気ガスはもっぱら真空
ポンプへと導かれる。真空ポンプ77の排気は、トラッ
プ79を介して第1の排気口81及び第2の排気口83
に分岐している。
【0062】第1の排気口81は、酸化処理の際の排気
ガスを排出するためのものであり、第2の排気口83
は、クリーニングに使用したハロゲン系ガスを排出する
ためのものであり、排気ガスは、バルブVB6、VB7
により選択された排気口から排出される。第1の排気口
81には、ウエット酸化時に発生するガスを無害化する
スクラバーが配置され、第2の排気口83には、塩化水
素を無害化するスクラバーが配置されている。トラップ
79は、排気ガス中の反応生成物を除去する。なお、配
管83等は、塩化水素による腐食を防止するため、石英
又はテフロン、あるいはテフロンを内面にコートした金
属パイプなどから構成されることが好適である。
【0063】バルブVB6及びVB7にもコントローラ
91が接続されており、バルブVB6及びVB7は、コ
ントローラ91により以下説明する通り制御される。
【0064】この縦型酸化処理装置を用いて、図6
(b)に示すMOSトランジスタのゲート電極のポリシ
リコン層101の側壁を選択的に酸化する場合は、図3
に示した第1の実施の形態における処理と実質的に同一
の酸化処理を行えばよい。ただし、コントローラ91
は、この酸化処理を行う間、バルブVB6を開き、バル
ブVB7を閉じるものとする。こうすることにより、排
気ガスが第1の排気口81から、第1のスクラバーを通
って排出されるように流路を選択する。この酸化処理の
間、排気ガスは、真空ポンプ77により吸気され、トラ
ップ79により反応生成物が除去され、スクラバーによ
り無害化されて、第1の排気口81から排出される。
【0065】また、この縦型酸化処理装置の内部に蓄積
されたタングステンやタングステン化合物を除去するに
は、図4に示した第1の実施の形態における処理と実質
的に同一のクリーニング処理を行えばよい。ただし、コ
ントローラ91は、このクリーニング処理を行う間、バ
ルブVB6を閉じ、バルブVB7を開くものとする。こ
の結果、排気ガスは、排気ポート45から排気管65、
71、75を通って、真空ポンプ77を介してトラップ
79で反応生成物が除去され、バルブVB7により選択
されている第2の排気口83から、第2のスクラバーに
より無害化されて排気される。
【0066】上記実施の形態では、酸化処理時用とクリ
ーニング処理時用とで、異なる排気口81,83から専
用のスクラバーを介して排気を行うので、環境を汚染す
ることなく、酸化処理及びクリーニング処理を行うこと
ができる。
【0067】この酸化処理装置においては、反応管11
にHClを供給してクリーニングする際に、第1の実施
の形態の場合と同様に、反応管11内を大気圧よりも1
80Pa程度低い圧力に維持して行うことができる。圧
力をほぼ一定値に維持した状態では、コンダクタンスが
低い部分やガスの流れの淀んだ部分(デッドスペース)
に塩化水素が到達しにくく、付着金属が除去されずに残
留する可能性がある。例えば、マニホールド17には凹
凸部や接続部分が多く、塩化水素ガスが浸透しにくい。
しかし、この酸化処理装置がクリーニング処理を行うと
きの反応管11内の圧力の許容幅は広く、133Pa〜
101kPa(1〜760Torr)程度の範囲で任意
であるため、例えば、クリーニングの際、反応管11内
の圧力を繰り返し変動させることにより、この問題を容
易に解決できる。具体的には、例えば図4のステップB
4で、真空ポンプ77を起動した状態で、複合機能バル
ブCV2を制御して、反応管11内の圧力を、例えば、
1kPa〜100kPa程度の間に設定するとともに、
この圧力範囲で変動させるようにすればよい。
【0068】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れず、種々の変形及び応用が可能である。まず、図1に
示す酸化処理装置の構成や、図2や図8に示す酸化処理
装置全体のシステム構成は、いずれも一例にすぎず、そ
の構成を適宜変更できる。例えば、図2に示すシステム
構成を有する酸化処理装置が更に図8に示すトラップ7
9、第1の排気口81、第2の排気口83、バルブVB
6及びVB7を備えていてもよい。また、水蒸気発生装
置51は、触媒を用いて水蒸気を発生するものに限定さ
れず、酸素と水素との燃焼反応により、水蒸気を生成す
るタイプのものでもよい。また、図1の酸化処理装置で
酸化される対象は、図6(a)に示すような、ポリ−金
属ゲート電極のポリシリコンに限定されず、ポリシリコ
ンと金属を含む被処理体のポリシリコンを選択的に酸化
する多くの場合に適用可能である。さらに、酸化対象の
シリコンはポリシリコンに限定されず、単結晶シリコン
やアモルファスシリコンでもよい。また、金属も、タン
グステンに限定されず、チタン、モリブデン等の、他の
高融点金属(耐火金属)でもよい。さらに、クリーニン
グの手順も、図4に示す手順に限定されず、種々の変形
が可能である。
【0069】クリーニングガスは、HClに限定され
ず、他のハロゲンを含むガス、例えば、HFガス、Cl
ガス、Clガス、NFガスなどを使用すること
も可能である。さらに、上述の例では、クリーニング時
にウエハボート31にダミーウエハが載置された状態で
クリーニング処理を行ったが、ウエハボート31からウ
エハW及びダミーウエハが取り外され、ダミーウエハを
含むウエハが載置されていない状態のウエハボート31
が保温筒23上に載置された状態でクリーニング処理を
行うようにしてもよい。
【0070】
【実施例】図1に示す酸化処理装置を用いて、30回の
選択酸化処理に使用したダミーウエハを上述の手法によ
り6時間クリーニングし、クリーニングの前後で表面に
付着しているタングステンの濃度を測定した。この結果
を図5に示す。図示するように、クリーニング前は、ダ
ミーウエハのエッジからセンタに向かって増加するよう
に、タングステンが検出された。これに対し、クリーニ
ング後は、ダミーウエハ上のどの位置でもタングステン
が検出されていない。この実験により、HClガスと酸
素ガスとを使用したクリーニングがタングステンの除去
に非常に有効であることが確認された。
【0071】さらに、クリーニングを行わない酸化処理
装置及びダミーウエハを使用して形成された酸化膜と比
較すると、クリーニングを行った酸化処理装置及びダミ
ーウエハを使用して形成された酸化膜の方が、面内(ウ
エハ内)の均一性が高いことが確認された。
【0072】また、クリーニング時に、HClガスと共
に酸素ガスを供給することにより、HClガスを単独で
供給する場合よりも、クリーニング力が向上することが
確認された。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、酸化処理装置を効率良くクリーニングすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる縦型酸化処
理装置の反応管近傍の構造を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかる縦型酸化処
理装置の全体の構造を示す図である。
【図3】MOSトランジスタのゲート電極のポリシリコ
ン層の側壁を選択的に酸化する手順を示す図である。
【図4】図1に示す縦型酸化処理装置をクリーニングす
る際の手順を示す図である。
【図5】クリーニング前後における、ダミーウエハ上の
タングステンの濃度を示すグラフである。
【図6】ポリ−タングステン電極とその製造方法を説明
するための図である。
【図7】反応管内の水蒸気と水素の分圧比及び温度と、
酸化される対象との関係を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態にかかる縦型酸化処
理装置の全体の構造を示す図である。
【符号の説明】
11 反応管(反応室) 13 マニホールド 21 蓋体 23 保温筒 27 ボートエレベータ 41 酸化用処理ガス導入ポート 43 クリーニングガス導入ポート 45 排気ポート 51 水蒸気発生装置 53 ヒータ 61〜75 配管 77 真空ポンプ 79 トラップ 91 コントローラ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコン層と金属層とを有する被処理体の
    シリコン層を選択的に酸化処理可能な酸化処理装置であ
    って、 被処理体を収納可能な反応管と、 前記反応管内を加熱する加熱手段と、 前記反応管内を所定の減圧雰囲気に制御可能な排気手段
    と、 前記反応管内に、酸化処理を施すための処理ガスを供給
    可能な酸化処理ガス供給手段と、 前記酸化処理の際、被処理体中の金属層より脱離し、前
    記反応管内に付着した金属または金属化合物を除去する
    ためのクリーニングガスを前記反応管内に供給可能なク
    リーニングガス供給手段と、 を備えた酸化処理装置。
  2. 【請求項2】前記加熱手段と前記酸化処理ガス供給手段
    との制御を行う制御手段を備え、 前記制御手段は、前記酸化処理の際、前記シリコン層を
    酸化し、かつ、前記金属層の酸化を抑制するように、供
    給する酸化処理ガス中の水と水素との分圧比と温度とを
    制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の酸化処理
    装置。
  3. 【請求項3】前記シリコン層は、ポリシリコンから構成
    され、 前記金属層は、高融点金属から構成され、 前記酸化処理ガスは、少なくとも水蒸気と水素とから構
    成され、 前記クリーニングガスは、少なくとも塩素またはフッ素
    を含んだ化合物ガスから構成される、ことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の酸化処理装置。
  4. 【請求項4】前記クリーニングガスは、塩素を含んだ化
    合物ガスと酸素ガスとから構成される、ことを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の酸化処理装置。
  5. 【請求項5】酸化処理装置の反応管内に付着した金属又
    は金属化合物を除去するクリーニング方法であって、 反応管内にシリコン層と金属層とを有する被処理体を収
    納した状態で酸化処理ガスを供給し、前記シリコン層を
    選択的に酸化処理する工程と、 反応管内に、前記酸化処理の際、被処理体中の金属層よ
    り脱離し、前記反応管内に付着した金属又は金属化合物
    を除去するためのクリーニングガスを供給し、クリーニ
    ング処理する工程と、を備えたことを特徴とするクリー
    ニング方法。
  6. 【請求項6】酸化処理装置の反応管内に付着した金属又
    は金属化合物を除去するクリーニング方法であって、 反応管内にシリコン層と金属層とを有する被処理体と、
    ダミー基板とを収納した状態で酸化処理ガスを供給し、
    前記シリコン層を選択的に酸化処理する工程と、 前記酸化処理の際、被処理体中の金属層より脱離し、前
    記反応管内及びダミー基板に付着した金属又は金属化合
    物を除去するためのクリーニングガスを、ダミー基板を
    収納した状態の反応管内に供給し、クリーニング処理す
    る工程と、を備えたことを特徴とするクリーニング方
    法。
  7. 【請求項7】前記酸化処理工程の際、前記シリコン層を
    酸化し、かつ前記金属層の酸化を抑制するように、供給
    する酸化処理ガス中の水と水素との分圧比及び温度とを
    制御することを特徴とする請求項5又は6に記載のクリ
    ーニング方法。
  8. 【請求項8】前記シリコン層は、ポリシリコンから構成
    され、 前記金属層は、高融点金属から構成され、 前記酸化処理ガスは、少なくとも水蒸気と水素とから構
    成され、 前記クリーニングガスは、少なくとも塩素またはフッ素
    を含んだ化合物ガスから構成される、ことを特徴とする
    請求項5、6又は7に記載のクリーニング方法。
  9. 【請求項9】前記クリーニングガスは、塩素を含んだ化
    合物ガスと酸素ガスとから構成される、ことを特徴とす
    る請求項5乃至8のいずれか1項に記載のクリーニング
    方法。
  10. 【請求項10】前記クリーニング工程の際、反応管内の
    圧力を133Pa〜101kPaとする、 ことを特徴とする請求項5乃至9のいずれか1項に記載
    のクリーニング方法。
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