JP3173698B2 - 熱処理方法及びその装置 - Google Patents

熱処理方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱処理方法及びその装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスは、DRAMに代表され
るように集積度が増々高くなりつつあり、デバイスの構
造、製法に種々の工夫がなされている。例えばDRAM
のキャパシタ絶縁膜については、トレンチのコーナの絶
縁耐圧を確保しながらプロセスの低温化を図るためにS
iO2 /Si3 N4 /SiO2 膜やSiO2 /Si3 N
4 膜といった多層膜が検討されている。
【0003】そしてデバイスについて高い信頼性を得る
ためには、薄膜の膜質改善が今まで以上に要求され、例
えばSi3 N4 膜中に酸素が取り込まれると誘電率が低
下し、長期信頼性も劣化する。従ってこのような多層絶
縁膜を形成するにあたっては、炉内への空気の巻き込み
が少ない縦型熱処理装置を使用することが適している。
【0004】そこで従来では例えばSiO2 /Si3 N
4 膜を形成する場合、図4に示す工程が実施されてい
る。即ち半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)を一の
熱処理ステーションの減圧CVD(Chemical Vapor Dep
osition)炉内に保持具に載せて搬入して、例えばSiH
2 Cl2 ガスとNH3 ガスとを成膜ガスとして用い、炉
内を所定の真空度に維持してウエハの表面にSi3 N4
膜を形成し、その後炉内からウエハを搬出して保持具か
ら取り出す。次いで別の熱処理ステーションまでウエハ
キャリアに収納して搬送し、酸化炉内に保持具に載せて
搬入し、例えば酸素ガスや、酸素ガスと塩化水素ガスと
の混合ガスなどにより常圧下でウエハの表面にSiO2
膜を形成し、その後炉内からウエハを搬出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の方
法では、Si3 N4 膜が形成されたウエハを減圧CVD
炉から搬出して別の熱処理ステーションに搬送している
ためSi3 N4 膜の上に自然酸化膜が形成されてしま
う。特に減圧CVD炉内で成膜を行った後下端のキャッ
プを開いたときに大気の若干の巻き込みを避けられず、
高温下でSi3 N4膜の表面が大気に接触するので不均
一な厚い自然酸化膜が形成され、次の酸化工程の前に洗
浄しても均一に除去することは困難である。また酸化炉
の下でウエハを保持具に移載するときにも可成り高い温
度下でウエハが大気にさらされるため自然酸化膜の成長
が促進され、この状態のまま酸化炉内で所定のSiO2
膜が形成される。従って多層絶縁膜の中に膜質の悪い酸
化膜が取り込まれるためデバイス例えばDRAMの信頼
性が低くなる。
【0006】更に減圧CVD炉からウエハを搬出し、キ
ャリアに収納して別の熱処理ステーションまで搬送し、
酸化炉内に搬入する間のウエハの移載の回数が多いため
パーティクルが付着しやすく、上述の多層絶縁膜は非常
に薄くて今後DRAMの高集積化に伴って一層薄くなる
状況にあることからわずかなパーティクルの付着であっ
ても絶縁膜の性能を悪化させる。以上述べた問題点は、
SiO2 膜の上にSi3 N4 膜を形成する場合にも同様
である。
【0007】こうしたことから従来の熱処理方法ではS
iO2 /Si3 N4 膜やSiO2 /Si3 N4 /SiO
2 膜などにおいての膜質の良好な多層絶縁膜を得ること
が困難であり、DRAMなどのデバイスの高集積化を阻
む一因となっている。
【0008】本発明は、このような事情のもとになされ
たものであり、その目的は、成膜処理と酸化または拡散
処理とのうちの一方の処理を行った後他方の処理を行う
場合に、薄膜中への自然酸化膜の介在やパーティクルな
どの不純物の混入を防止することのできる熱処理方法
びその装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、内管
及び外管よりなる二重管構造の反応管を備えた縦型熱処
理装置を用いて被処理体を熱処理する方法において、
管の内側に開口する第1のガス供給管と内管及び外管の
間に開口する第1の排気管とを用いて処理ガスを内管の
内側から外側に流し、減圧状態下で被処理体の表面に成
膜処理を行う第1の工程と、内管及び外管の間に開口す
る第2のガス供給管と内管の内側に開口する第2の排気
管とを用いて処理ガスを内管の外側から内側に流し、被
処理体の表面に酸化または拡散処理を行う第2の工程
と、を含むことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、窒化シリコン膜を形成
する第1の工程の後、窒化シリコン膜の表面を酸化して
酸化シリコン膜を形成する第2の工程を行うことを特徴
とする。
【0011】請求項3の発明は、複数の被処理体を保持
具に棚状に保持させ、内管及び外管よりなる二重管構造
の反応管内に搬入して熱処理を行なう縦型熱処理装置に
おいて、 内管の内側に各々開口する、成膜用のガスを供
給する第1のガス供給管及び第2の排気管と、 内管及び
外管の間に各々開口する、酸化処理または拡散処理用の
ガスを供給する第2のガス供給管及び真空排気用の第1
の排気管と、 第1のガス供給管により成膜用のガスを供
給しながら第1の排気管により真空排気する状態と第2
のガス供給管により酸化処理または拡散処理用のガスを
供給しながら第2の排気管により排気する状態との間で
ガスの流路を切り替えるための手段と、を備えたことを
特徴とする。この場合内管及び外管は、例えば筒状のマ
ニホ−ルドの上に、内管の内側領域と内管及び外管の間
の隙間とが区画されるように設けられ、第1及び第2の
ガス供給管と第1及び第2の排気管は前記マニホ−ルド
に接続される
【0012】
【作用】本発明によれば、共通の反応管を用いて成膜処
理と酸化、または拡散処理とを連続して行うことがで
き、これら処理の間に、被処理体の反応管に対するロー
ド、アンロードや被処理体の搬送工程を行わなくて済
む。従って例えば成膜された薄膜と酸化膜との間の自然
酸化膜の介在やパーティクルの混入を防止できる。そし
てDRAMなどに用いられる窒化シリコン膜と酸化シリ
コン膜とを積層した多層絶縁膜については、非常に良質
な薄膜が得られるのでデバイスの高集積化を図る上で有
効である。
【0013】
【実施例】図1は本発明方法を実施するための縦型熱処
理装置の一例を示す図である。図1中2は反応管であ
り、この反応管2は、両端が開口すると共に鉛直方向に
配設された耐熱材料例えば石英からなる内管2aと、こ
の内管2aを囲むように間隙を介して同心円状に配置さ
れた有底筒状の例えば石英からなる外管2bとを備えた
二重管構造として構成されている。
【0014】前記反応管2の外側には、断熱体21の内
側に抵抗発熱線よりなるヒータ22を取り付けて構成し
た加熱炉23が反応管2を囲橈するように配設されてい
る。前記反応管2は、ベースプレート30に固定された
マニホールド3に保持されており、このマニホールド3
は、例えばテフロンコ−ティングにより表面が耐食処理
されたステンレスにより構成されている。このマニホー
ルド3の下端開口部には、マニホールド3と同様の耐食
処理がされた例えばステンレスよりなるキャップ部31
が開閉自在に設けられており、閉じたときにはOリング
32を介して開口部を気密封止する。
【0015】このキャップ部31は例えばホールネジに
より昇降されるボートエレベータ33上に載置されてお
り、キャップ部31の上には保温筒34を介して例えば
石英よりなるウエハボート35が載置されている。この
ウエハボート35は多数枚のウエハWを各々水平な状態
で上下に積層して保持するためのものである。
【0016】前記マニホールド3の側面には、前記内管
2aの内側の領域に処理ガスを供給するため1個以上の
第1のガス供給管4と、前記内管2aと外管2bとの間
の間隙から処理ガスを排気するための第1の排気管5と
が気密に接続されている。これら第1のガス供給管4及
び排気管5は減圧CVDのために用いられる配管系であ
って、ガス供給管4の内端側は例えば上方に向けて屈曲
していると共に外端側はバルブV1を介して図示しない
ガス供給源に接続されている。また第1の排気管5の外
端側はバルブV2を介して真空ポンプ51に接続されて
いる。
【0017】更に前記マニホールド3の側面には、減圧
CVDのための配管系とは別に、前記内管2aと外管2
bとの間の間隙に処理ガスを供給するための第2のガス
供給管6と、内菅2aの内側の領域から処理ガスを排気
するための第2の排気管7とが気密に接続されている。
これら第2のガス供給管6及び排気管7は酸化処理のた
めに用いられる配管系であって、ガス供給管6の外端側
はバルブV3を介して図示しないガス供給源に接続され
ると共に、排気管7の外端側はバルブV4を介して処理
ガス中のHClを水により希塩酸として除去するスクラ
バーが接続されている。
【0018】前記ガス供給管4、6及び排気管5は例え
ばステンレスにより構成され、表面が例えばテフロンコ
−トにより耐食処理されている。排気管7は内部に耐熱
材料たとえば石英のスリーブを配したステンレス管によ
り構成されている。
【0019】そしてこの熱処理装置は制御部20を備え
ており、この制御部20は、所定のシーケンスプログラ
ム及び第1の排気管5に設けられた圧力計52の圧力検
出値にもとづいて前記バルブV1〜V4の開閉制御をす
る機能や、図示しない温度検出手段の温度検出値にもと
づいてヒータ22の電力量を制御する機能などを有して
いる。
【0020】次に上述の熱処理装置を用いて行う本発明
方法の実施例について説明する。
【0021】先ずヒータ22により反応管2内を例えば
780℃の均熱状態に加熱し、被処理体であるウエハW
を例えば50枚棚状にウエハボート35に保持して、ボ
ートエレベータ33により反応管2内にロードする。次
いでバルブV2を開き、真空ポンプ51により第1の排
気管5を介して反応管2内を例えば10-3Torrのオ
ーダの減圧状態まで真空排気した後、バルブV1を開い
て第1のガス供給管4を通じて、処理ガス例えばアンモ
ニア(NH3 )ガスとジクロルシラン(SiH2 Cl2
)ガスとを夫々例えば毎分0.06リットル及び0.
02リットルの流量で例えば別々のガス供給管を通して
内管2aの内側の領域に供給する。そして反応管2内を
例えば1Torrの減圧状態に維持するように圧力制御
しながら前記内管2a及び外管2b間の間隙から排気管
5を通じて排気し、例えば40分間ウエハWの表面に成
膜を行う。ここで図2(a)は、このような減圧CVD
における処理ガスの流れを示したものであり、処理ガス
が反応して反応管2の壁部に成膜される量を抑えるため
に処理ガスは内管2aの内側に供給され、内管2aの外
側から排気されている。こうして図3(a)に示す例え
ばポリシリコン層81の表面には、NH3 とSiH2 C
l2 との気相反応により図3(b)に示すようにSi3
N4 膜82が形成される。
【0022】しかる後反応管2内の雰囲気を例えば窒素
ガスにより置換すると共にヒータ22の電力量を制御部
により制御して例えば50℃/minの昇温スピードで
反応管2内の温度を約1000℃付近まで昇温する。窒
素ガスによる置換は、例えば第1のガス供給管4と同様
にマニホールド3に設けられた図示しないガス供給管か
ら窒素ガスを内管2aの内側に供給しながら第1の排気
管5により真空排気を行うことによって行われる。そし
て制御部20の制御信号にもとづいて窒素ガスのガス供
給管のバルブ及び第1の排気管5のバルブV2を閉じ、
次いで第2のガス供給管6のバルブV3及び第2の排気
管7のバルブV4を開き、内管2aと外管2bとの間に
例えばH2 OとHClとを夫々流量毎分10リットル及
び1リットルで流した混合ガスを供給すると共に内管2
aの内側から第2の排気管7を通じて排気し、反応管2
内を常圧状態にする。
【0023】ここで図2(b)は酸化処理における処理
ガスの流れを示したものであり、処理ガスがウエハWの
表面に到達する前に所定の温度に確実に加熱されるよう
に処理ガスは内管2aと外管2bとの間から供給されて
内管2aの内側から排気される。
【0024】こうして図3(c)に示すようにSi3 N
4 膜82の表面が酸化されてSiO2 膜83が形成され
る。この場合HClはSiO2 膜83中に取り込まれる
不純物を持ち去る役割を果たすが、酸化処理のガスとし
ては、HClが含まれないものであってもよいし、また
O2 ガスを用いてもよい。
【0025】このような実施例によれば、Si3 N4 膜
82を形成した後反応管2の外に搬出することなく、温
度及び圧力を変えかつ処理ガス及びその流れを切り替え
て続けてSiO2 膜83を形成するようにしているた
め、Si3 N4 膜82及びSiO2 膜83間に不要な酸
化膜が形成されることもないし、水分などの不純物が混
入することもなく、またウエハWの移載や反応管2に対
する搬入、搬出を行わないのでパーティクルが取り込ま
れることもない。従って良質な多層絶縁膜を得ることが
でき、今後デバイスの高集積化に伴い、多層絶縁膜の薄
膜化、良質化が一層要求されることから上述のプロセス
は非常に有効である。
【0026】また成膜処理及び酸化処理を共通の反応管
2を用いて行っているため、従来のように別々の装置で
処理した場合に比べ、スループットが格段に向上する
上、装置の占有スペースを狭くすることができ、更にウ
エハの移載に伴うウエハの破損のおそれもない。
【0027】以上において本発明は、酸化処理の後減圧
CVDを行うようにしてもよいし、酸化処理、減圧CV
Dを繰り返して行うようにしてもよく、例えばSiO2
/Si3 N4 /SiO2 膜を形成する場合に適用しても
よい。また多層絶縁膜以外の薄膜の形成プロセスに適用
してもよいし、酸化処理に代えて拡散処理を行うように
してもよく、例えばポリシリコンの表面に、フォスフィ
ンガスを用いてリン層をCVDにより形成し、次いでこ
のリンを拡散処理により拡散してリンの拡散層を形成す
るようにしてもよい。
【0028】そしてまた上述実施例における酸化処理の
ようにHClなどのハロゲン化ガスを1000℃付近も
の高温下で用いる場合にはHClの腐食性が非常に大き
いためステンレス製のマニホールド3を用いるにあたっ
てその表面を耐食処理することが望ましいが、ステンレ
スを使用する代わりに吸気ポート及び排気ポートも含め
てマニホールド3自体を石英で構成するようにしてもよ
い。なお成膜処理用の配管系と酸化処理用の配管系につ
いては、例えば第1のガス供給管と第2の排気管とをマ
ニホールド部分において共用するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、成膜処理と酸化または
拡散処理とのうちの一方の処理を行った後、反応管から
被処理体を取り出さずに続けて他方の処理を行うように
しているので、薄膜中への自然酸化膜の介在やパーティ
クル等の不純物が混入することを防止でき、このため良
質な薄膜を得ることができる。
【0030】また例えばDRAMに用いられるSiO2
/Si3 N4 膜やSiO2 /Si3N4 /SiO2 膜な
どの多層絶縁膜として良質な薄膜が得られるので、デバ
イスの高集積化を図る上で非常に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための熱処理装置の一例
を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例における処理ガスの流れを示す
説明図である。
【図3】本発明の実施例における薄膜の形成を段階的に
示す説明図である。
【図4】従来の熱処理方法を示す説明図である。
【符号の説明】
2 反応管 2a 内管 2b 外管 20 制御部 3 マニホールド 35 ウエハボート 4 第1のガス供給管 5 第1の排気管 6 第2のガス供給管 7 第2の排気管 W 半導体ウエハ 81 Si3 N4 膜 82 SiO2 膜
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 21/318 H01L 21/318 B M (72)発明者 山本 明人 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式 会社東芝 研究開発センター内 (56)参考文献 特開 平4−113621(JP,A) 特開 平4−343412(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/31 H01L 21/205 H01L 21/22 511 H01L 21/316 H01L 21/318

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内管及び外管よりなる二重管構造の反応
    管を備えた縦型熱処理装置を用いて被処理体を熱処理す
    る方法において、内管の内側に開口する第1のガス供給管と内管及び外管
    の間に開口する第1の排気管と を用いて処理ガスを内管
    の内側から外側に流し、減圧状態下で被処理体の表面に
    成膜処理を行う第1の工程と、内管及び外管の間に開口する第2のガス供給管と内管の
    内側に開口する第2の排気管と を用いて処理ガスを内管
    の外側から内側に流し、被処理体の表面に酸化または拡
    散処理を行う第2の工程と、を含むことを特徴とする熱
    処理方法。
  2. 【請求項2】 窒化シリコン膜を形成する第1の工程の
    後、窒化シリコン膜の表面を酸化して酸化シリコン膜を
    形成する第2の工程を行うことを特徴とする請求項1記
    載の熱処理方法。
  3. 【請求項3】 複数の被処理体を保持具に棚状に保持さ
    せ、内管及び外管よりなる二重管構造の反応管内に搬入
    して熱処理を行なう縦型熱処理装置において、 内管の内側に各々開口する、成膜用のガスを供給する第
    1のガス供給管及び第2の排気管と、 内管及び外管の間に各々開口する、酸化処理または拡散
    処理用のガスを供給する第2のガス供給管及び真空排気
    用の第1の排気管と、 第1のガス供給管により成膜用のガスを供給しながら第
    1の排気管により真空排気する状態と第2のガス供給管
    により酸化処理または拡散処理用のガスを供給しながら
    第2の排気管により排気する状態との間でガスの流路を
    切り替えるための手段と、を備えたことを特徴とする縦
    型熱処理装置。
  4. 【請求項4】 内管及び外管は、筒状のマニホ−ルドの
    上に、内管の内側領域と内管及び外管の間の隙間とが区
    画されるように設けられ、第1及び第2のガス供給管と
    第1及び第2の排気管は前記マニホ−ルドに接続されて
    いることを特徴とする請求項3記載の縦型熱処理装置。
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