JPH0321591Y2 - - Google Patents

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JPH0321591Y2
JPH0321591Y2 JP4474085U JP4474085U JPH0321591Y2 JP H0321591 Y2 JPH0321591 Y2 JP H0321591Y2 JP 4474085 U JP4474085 U JP 4474085U JP 4474085 U JP4474085 U JP 4474085U JP H0321591 Y2 JPH0321591 Y2 JP H0321591Y2
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JP
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service hole
catch
hook member
hole cover
handle
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JP4474085U
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JPS61161379U (ja
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はキヤブオーバ型車両のサービスホール
カバーのロツク装置に関する。
[従来の技術] キヤブオーバ型車両では、エンジンの日常点検
のために運転室フロアにエンジンサービスホール
を設けている。このサービスホールは通常、第5
図に示す如く、乗員シートSの直下に設けられ
る。すなわち、図において、フロアパネルFには
エンジンサービスホール1が設けてあり、該サー
ビスホール1にはシートSを載設したサービスホ
ールカバー2が覆着される。サービスホールカバ
ー2は後端(図略)がヒンジ結合されて、前端2
1を上方へ回動開放できる。
従来かかるサービスホールカバー2のロツク装
置としては、図示の如く上記前端21にフツク部
材3を突設するとともに、これに対向するフロア
パネルF上にキヤツチワイヤ41を有するキヤツ
チハンドル4を設けている。キヤツチハンドル4
はフロアパネルFに設けたブラケツト42に一端
が軸着されて、鎖線の如く回動操作可能であり、
キヤツチワイヤ41は全体をリング状に成形して
その基端はキヤツチハンドル4の上記一端に近い
中間部を軸着してある。
しかして、サービスホールカバー2覆着時に、
キヤツチハンドル4を図示の原位置より上方へ回
動せしめてキヤツチワイヤ41をフツク部材に係
合せしめ(図示矢印)、しかる後にキヤツチハン
ドル4を原位置まで引き下げる。これにより、サ
ービスホールカバー2は下方へ引き寄せられ、カ
バー2周縁下面に設けたウエザーストリツプ22
がフロアパネルFに圧接して、エンジンルームか
らの熱や音を完全にしや断する。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、上記従来のロツク装置において、エ
ンジン点検後往々にしてロツクを忘れることがあ
る。この場合走行中にシートがガタつきあるいは
エンジン音が透過する等により、乗心地が悪いと
いう問題があつた。
本考案はかかる問題点に鑑み、ロツク操作を忘
れた場合にもシートのガタつきあるいはエンジン
音を比較的小さく抑えることが可能なロツク装置
を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案のロツク装置の一実施例を第1図に示
す。キヤツチハンドル4には、キヤツチワイヤ4
1の回転軸回りに付勢手段43が設けてあつて、
キヤツチワイヤ41は下方へ回転付勢されてい
る。一方サービスホールカバー2には、フツク部
材3よりもキヤツチハンドル4に近い位置に補助
フツク部材5が設けてある。
[作用、効果] キヤツチハンドル4が原位置にある状態でサー
ビスホールカバー2を覆着すると、キヤツチワイ
ヤ41の先端は、第3図に示す如く補助フツク部
材5の背面に当接してこれに沿つて上方へ回動し
た後、付勢手段43の付勢力により、第2図に示
す如く上記補助フツク部材5に係合せしめられ
る。
この状態では、図示の如くウエザーストリツプ
22はそのリツプ部221がフロアパネルFに圧
接しており、これによりエンジン音は比較的小さ
く抑えられる。また、走行中の振動によるサービ
スホールカバー2の跳び上がりは、キヤツチワイ
ヤ41と上記補助フツク部材5が係合しているこ
とにより、小さく抑えられる。
しかして、ロツクを忘れた場合にも、車室内の
環境は比較的良好に保たれる。
[実施例] 第1図、第2図において、サービスホール1を
覆うサービスホールカバー2には、前端21より
突出せしめて補助フツク部材5が設けてある。補
助フツク部材5は、板材の先端部51を曲面をな
すフツク状としたもので、該先端部51には中央
に凸状リブ511が形成してある。補助フツク部
材5の基部52は上記カバー2に溶接固定してあ
る。上記先端部51上面にはフツク部材3が接合
してあり、フツク部材3の背面はリブ511と連
続面をなしている。
サービスホール1周縁のフロアパネルFには、
上記フツク部材3および補助フツク部材5に対向
せしめてキヤツチハンドル4が設けてある。キヤ
ツチハンドル4はフロアパネルFに設けたブラケ
ツト42に一端が軸支され、該一端に近いハンド
ル中間部には、全体を角リング状に成形したキヤ
ツチワイヤ41の一端が回動自在に軸支せしめて
ある。キヤツチワイヤ41の上記一端回りにはコ
イルバネ43が配設してあり、これにより上記キ
ヤツチワイヤ41は下方へ回転付勢されている。
キヤツチワイヤ41はキヤツチハンドル4の一端
の両側面に突設したストツパ部44に当接してい
る。
なお、サービスホールカバー2の周縁下面に
は、下方へ延びるリツプ部221を有するシール
用ウエザストリツプ22が設けてある。
キヤツチハンドル4が原位置にある状態で上記
カバー2を覆着すると、覆着過程で補助フツク部
材5が上記キヤツチワイヤ41に当接し(第3
図)、その背面に沿つてキヤツチワイヤ41を上
方へ回動せしめる。キヤツチワイヤ41は補助フ
ツク部材5の先端を越え、コイルバネ43の付勢
力によつて下方へ回動して上記フツク部材5に係
合する(第2図)。
これにより、走行中のサービスホールカバー2
の跳び上がりは小さく抑えられ、またこの時、リ
ツプ部221がフロアパネルFに圧接せしめられ
ることにより、エンジン音も比較的小さなものと
なる。
しかして、ロツクを完全なものにする場合は、
キヤツチハンドル4を上方へ回動操作する(第2
図鎖線)ことにより、キヤツチワイヤ41はフツ
ク部材3の先端を越え、続く下方への回動操作に
より、上記両者が係合してサービスホールカバー
2が下方へ引き寄せられる(第4図)。これによ
り、ウエザーストリツプ22は本体部がフロアパ
ネルFに圧接し、エンジン音が良好にしや断され
るとともに、上記カバー2はフロアパネルFに完
全に固定される。
以上の如く、本考案のロツク装置によれば、ロ
ツクを忘れた場合にも、シートのガタつきやエン
ジン音は比較的小さく抑えられ、完全なロツクを
行なうまでの間、運転室の環境は良好に保たれ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は装置の全体斜視図、第2図ないし第4
図は装置の作動を示す側面図、第5図は従来例を
示す装置の側面図である。 F……フロアパネル、1……エンジンサービス
ホール、2……サービスホールカバー、22……
シール用ウエザーストリツプ、3……フツク部
材、4……キヤツチハンドル、41……キヤツチ
ワイヤ、43……コイルバネ(付勢手段)、5…
…補助フツク部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤブオーバ型車両の運転室フロアに設けたエ
    ンジンサービスホールを閉鎖するサービスホール
    カバーのロツク装置であつて、サービスホール周
    縁のフロア上に一端を軸着せしめたキヤツチハン
    ドルには、その中間部に一端を軸着せしめてキヤ
    ツチワイヤを設け、一方上記サービスホールカバ
    ーには上記キヤツチハンドルに対向せしめてフツ
    ク部材を設けて、サービスホールカバー覆着時に
    上記キヤツチハンドルを原位置より回動操作する
    ことにより上記キヤツチワイヤとフツク部材を係
    合せしめてサービスホールカバーを引き寄せ閉鎖
    せしめるようになしたロツク装置において、上記
    キヤツチハンドルにはキヤツチワイヤを係止方向
    へ付勢する付勢手段を設けるとともに、サービス
    ホールカバーには上記フツク部材よりもキヤツチ
    ハンドルに近い位置に補助フツク部材を設け、サ
    ービスホールカバー覆着時に、キヤツチハンドル
    原位置で上記キヤツチワイヤが補助フツク部材に
    係合するようになしたことを特徴とするサービス
    ホールカバーのロツク装置。
JP4474085U 1985-03-27 1985-03-27 Expired JPH0321591Y2 (ja)

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JP4474085U JPH0321591Y2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27

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JP4474085U JPH0321591Y2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27

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JPS61161379U JPS61161379U (ja) 1986-10-06
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CN116471767A (zh) * 2022-01-12 2023-07-21 台达电子工业股份有限公司 锁合机构和电子装置

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JPS61161379U (ja) 1986-10-06

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