JPH0321044A - セラミック基板およびその製造方法 - Google Patents
セラミック基板およびその製造方法Info
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- JPH0321044A JPH0321044A JP1156373A JP15637389A JPH0321044A JP H0321044 A JPH0321044 A JP H0321044A JP 1156373 A JP1156373 A JP 1156373A JP 15637389 A JP15637389 A JP 15637389A JP H0321044 A JPH0321044 A JP H0321044A
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- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 11
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Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はセラミック基板に関し、特にサーディンプ型半
導体パソケージ用のセラ旦ソク基板およびその製造方法
に関するものである。
導体パソケージ用のセラ旦ソク基板およびその製造方法
に関するものである。
サーディソプ型の半導体パ・7ケージのベース、キャソ
プにはセラミック基板が用いられていた。
プにはセラミック基板が用いられていた。
このセラミノク基板は通常黒色アルミナセラミックスか
らなり、その製法は、主成分とするAlz(hにSiO
、MgO , CaO 、TiOz等の焼結助剤と、
MnOz、CrzOz 、Coo , Fe203など
の着色剤を添加してなるセラミック原料をプレス成形に
よって所定形状に或形し、その生戊形体を電気式1・ン
ネル炉で焼成するものであった。
らなり、その製法は、主成分とするAlz(hにSiO
、MgO , CaO 、TiOz等の焼結助剤と、
MnOz、CrzOz 、Coo , Fe203など
の着色剤を添加してなるセラミック原料をプレス成形に
よって所定形状に或形し、その生戊形体を電気式1・ン
ネル炉で焼成するものであった。
ところが、従来のセラミック基板の焼威に用いる電気式
トンネル炉は、炉断面積に対する被焼成物の占める割合
が大きいこと、被焼成物は合板上をプソシャーにより押
し込まれて炉内を進行すること、および被焼成物を高く
積み上げて焼成することなどのために、均熱化ができず
、焼成時間が長いものであった。実際、従来の焼成時の
温度プロファイルを第2図に示すように、昇温開始から
降温終了までの時間ば12時間程度必要であった。
トンネル炉は、炉断面積に対する被焼成物の占める割合
が大きいこと、被焼成物は合板上をプソシャーにより押
し込まれて炉内を進行すること、および被焼成物を高く
積み上げて焼成することなどのために、均熱化ができず
、焼成時間が長いものであった。実際、従来の焼成時の
温度プロファイルを第2図に示すように、昇温開始から
降温終了までの時間ば12時間程度必要であった。
このように焼成時間が長いことにより、セラごソクス表
面の析出結晶相はα−Al203の他にMnTi03、
MnAlzO,, , MnzCL+ 、Mn.+O,
1等が混在しており、そのため破壊靭性が低く、耐チソ
ピング性も低いものであった。
面の析出結晶相はα−Al203の他にMnTi03、
MnAlzO,, , MnzCL+ 、Mn.+O,
1等が混在しており、そのため破壊靭性が低く、耐チソ
ピング性も低いものであった。
したがってこれらのセラ健ソク基板は半導体パソゲージ
の組立工程などにおいて、各セラミノク基板同士が衝突
してチソピングが発生しやすく、歩留まり低下、信頼性
低下を招くという問題点があった。
の組立工程などにおいて、各セラミノク基板同士が衝突
してチソピングが発生しやすく、歩留まり低下、信頼性
低下を招くという問題点があった。
また、この問題点を解消するためにセラ呉ソク基板のエ
ソジリリーフ形状や外辺形状を工夫することが行われて
きたが、大幅な改善は望めなかった。
ソジリリーフ形状や外辺形状を工夫することが行われて
きたが、大幅な改善は望めなかった。
」二記に鑑みて本発明は、アルミナを主成分とし、着色
剤を含有ずるセラξノク基板の焼成工程において、ロー
ラハースキルンを用いて、最高焼成温度を1450℃以
」−とし、昇温開始から降温終了までの焼成時間を6時
間以下としたものであり、このように高温、高速焼成を
行うことによって、表面析出結晶相のうちα AI20
3を除く残部の大部分をMnTi03にずることができ
、チソピング発生最小応力が1.70 ×10−”以」
二のセラミック基板を1}}られることを見い出したも
のである。
剤を含有ずるセラξノク基板の焼成工程において、ロー
ラハースキルンを用いて、最高焼成温度を1450℃以
」−とし、昇温開始から降温終了までの焼成時間を6時
間以下としたものであり、このように高温、高速焼成を
行うことによって、表面析出結晶相のうちα AI20
3を除く残部の大部分をMnTi03にずることができ
、チソピング発生最小応力が1.70 ×10−”以」
二のセラミック基板を1}}られることを見い出したも
のである。
以下、本発明実施例を説明する。
ザーディ・7ブ型の半導体パ・7ケージ用セラミック基
板として、黒色アルミナセラ兆ソクスからなるセラミッ
ク基板を作威した。
板として、黒色アルミナセラ兆ソクスからなるセラミッ
ク基板を作威した。
八1203 91重量χて、残部がSiOz、MgO
、CaO、TiOz等の焼結助剤および、MnO2、C
rzO:l.. Coo ,Fez03などの着色剤か
らなり、粒径などが異なる2種類のアルξナセラミノク
原籾(アルミ−+−A、アルミナR)を用意した。これ
らのアルミナセラミック原料に所定のハインダーを加え
て、プI/ス戊形によってセラ呉ノク基板の形状に或形
し、この生或形体をローラハースキルンを用いて、アル
ミナ八については第1図(a)に示ずl!l!1度プ[
Iファイルで、アル多ナロについては第1図(b)に示
す温度プロファイルで、それぞれ高速焼成を行った。
、CaO、TiOz等の焼結助剤および、MnO2、C
rzO:l.. Coo ,Fez03などの着色剤か
らなり、粒径などが異なる2種類のアルξナセラミノク
原籾(アルミ−+−A、アルミナR)を用意した。これ
らのアルミナセラミック原料に所定のハインダーを加え
て、プI/ス戊形によってセラ呉ノク基板の形状に或形
し、この生或形体をローラハースキルンを用いて、アル
ミナ八については第1図(a)に示ずl!l!1度プ[
Iファイルで、アル多ナロについては第1図(b)に示
す温度プロファイルで、それぞれ高速焼成を行った。
なお、−L記[:J−ラハースキルンとは、チェーン3
4
で自転ずる複数のローラ上を被焼成物を載置した棚板が
移動してゆくようにしたものであり、被焼成物を上下左
右から均一に加熱でき、被焼成物に対する炉断面積が充
分に大きいことから、高温、高速焼成を行うことができ
る。また、焼成炉としては、上記ローラハースキルンに
限らず高速バッジ炉を用いることもできる。
移動してゆくようにしたものであり、被焼成物を上下左
右から均一に加熱でき、被焼成物に対する炉断面積が充
分に大きいことから、高温、高速焼成を行うことができ
る。また、焼成炉としては、上記ローラハースキルンに
限らず高速バッジ炉を用いることもできる。
さらに、比較例として、同しアルミナA1アルミナBの
原料を用い、焼成工程のみ第2図に示す従来の温度プロ
ファイルにより、電気式トンネル炉で焼成したセラミノ
ク基板を用意した。
原料を用い、焼成工程のみ第2図に示す従来の温度プロ
ファイルにより、電気式トンネル炉で焼成したセラミノ
ク基板を用意した。
これらの本発明実施例および比較例のセラミック基板に
対し、ビソカース硬度(Itν)、破壊靭性(KC)を
測定し、チノピング発生最小応力(P”)を求めた。チ
ソピング発生最小応力(ビ)とは、チ7ビングを発生さ
セるために必要な最小の応力のことであり、Klc’/
(Ilv X 9.8) ’で与えられる数値である
。また、各セラミノク基板に対し、下記に示す2種類の
チノピングテストを行いカケ発生率を調べた。結果は第
1表、第2表に示す通りである。なお、本発明実施例、
比較例ともにセラ実ノク基板の大きさは36mm X
14mm X 1.2mmとし、工・ノジリリーフ形状
、外辺形状も同−のちのとした。
対し、ビソカース硬度(Itν)、破壊靭性(KC)を
測定し、チノピング発生最小応力(P”)を求めた。チ
ソピング発生最小応力(ビ)とは、チ7ビングを発生さ
セるために必要な最小の応力のことであり、Klc’/
(Ilv X 9.8) ’で与えられる数値である
。また、各セラミノク基板に対し、下記に示す2種類の
チノピングテストを行いカケ発生率を調べた。結果は第
1表、第2表に示す通りである。なお、本発明実施例、
比較例ともにセラ実ノク基板の大きさは36mm X
14mm X 1.2mmとし、工・ノジリリーフ形状
、外辺形状も同−のちのとした。
また、カケ発生率とは200個のセラミック些板に対し
チノビングテスl・を行った後、0.25 mm以」二
のカケが発生していたものの割合である。
チノビングテスl・を行った後、0.25 mm以」二
のカケが発生していたものの割合である。
チソビングテス1・A(チコー−プロソクテスl−)樹
脂製のIC搬送用チューブ内に、4個のセラミノク基板
を入れて、このチ.プ4−ブを水平に対し−J一下方向
に各52°の範囲で振り、23サイクル/分の速度で1
00サイクル行った後、カケの発生率を調べるテス1−
を2回くりかえした。
脂製のIC搬送用チューブ内に、4個のセラミノク基板
を入れて、このチ.プ4−ブを水平に対し−J一下方向
に各52°の範囲で振り、23サイクル/分の速度で1
00サイクル行った後、カケの発生率を調べるテス1−
を2回くりかえした。
チノピングテストB (ドライタンブリングテス1−)
可傾式回転ハレル機中に本発明実施例と比較例のセラミ
ック基板をそれぞれ200個ず゛つ同時に投入し、水平
に設定して35回転/分の速度で60秒間回転させた後
、それぞれのカケの発生率を調べるテス1・を3回くり
かえした。
可傾式回転ハレル機中に本発明実施例と比較例のセラミ
ック基板をそれぞれ200個ず゛つ同時に投入し、水平
に設定して35回転/分の速度で60秒間回転させた後
、それぞれのカケの発生率を調べるテス1・を3回くり
かえした。
5
6
第2表
(カケ発生率%)
8
第1表中、No.lとNo.3、またはNo.2とNo
. 4を対比すれば明らかなように、同じ原料を用いて
も、本発明のように高温、高速焼威を行うことδこまっ
て、破壊靭性(K + c)の値が向上し、チソピング
発生最小応力(P” )が2倍程度となることがわかる
。
. 4を対比すれば明らかなように、同じ原料を用いて
も、本発明のように高温、高速焼威を行うことδこまっ
て、破壊靭性(K + c)の値が向上し、チソピング
発生最小応力(P” )が2倍程度となることがわかる
。
実際にカケ発生率を調べた第2表の結果からも、本発明
のセラミンク基板はカケ発生率が低く、耐チソピング性
にすくれていることがGIH’tされた。
のセラミンク基板はカケ発生率が低く、耐チソピング性
にすくれていることがGIH’tされた。
また、第1表中、本発明実施例であるNo.1のセラ美
ソク基板、および比較例であるNo.3のセラミック基
板について、それぞれX線回折により表面析出結晶相を
調べた。その結果、比較例のセラミック基板はチャート
図を第4図に示すように、α八1203 、MnTi
(L,、MnAIzOa 、MnzOz 、Mn3
0g なとさまざまな結晶相が析出していたのに対し
、本発明のセラミノク基板はチャート図を第3図に示す
ように、析出結晶相の大部分がα−Ah(hとl’ln
Ti(1+のみからなっていた。この表面析出結晶相は
耐チソピング性と密接な関係があることから、結局、本
発明のように表面析出結晶相のうちα−旧203を除く
残部の大部分がMnTiO..からなるものが、耐チソ
ピング性に優れていることがわかる。さらに種々実験の
結果、表面析出結晶相のうちα−旧203を除く残部の
主結晶相が、MnTi(L+であれば、最小チソピング
発生応力(ヒ)が1.70 X 10−”以上となり、
優れたi1チソピング性を有することが確認された。
ソク基板、および比較例であるNo.3のセラミック基
板について、それぞれX線回折により表面析出結晶相を
調べた。その結果、比較例のセラミック基板はチャート
図を第4図に示すように、α八1203 、MnTi
(L,、MnAIzOa 、MnzOz 、Mn3
0g なとさまざまな結晶相が析出していたのに対し
、本発明のセラミノク基板はチャート図を第3図に示す
ように、析出結晶相の大部分がα−Ah(hとl’ln
Ti(1+のみからなっていた。この表面析出結晶相は
耐チソピング性と密接な関係があることから、結局、本
発明のように表面析出結晶相のうちα−旧203を除く
残部の大部分がMnTiO..からなるものが、耐チソ
ピング性に優れていることがわかる。さらに種々実験の
結果、表面析出結晶相のうちα−旧203を除く残部の
主結晶相が、MnTi(L+であれば、最小チソピング
発生応力(ヒ)が1.70 X 10−”以上となり、
優れたi1チソピング性を有することが確認された。
また、このように表面析出結晶相のうち、α旧,03を
除く残部の大部分がMnTiO+となるのは、本発明の
ように高速焼威を行うためであり、焼成条件を変化させ
て種々の実験を行ったところ、最高焼成温度が1450
゜C以上で、焼成時間6時間以下であれば、表面析出結
晶相のうち、α−AI203を除く残部の主結晶相をM
nTi03とずることができ、特に、第1図(a )〜
(d)に示すように最高焼成l1l17,度1450℃
以上、焼成時間80〜150分としたものが最も優れた
結果を示した。
除く残部の大部分がMnTiO+となるのは、本発明の
ように高速焼威を行うためであり、焼成条件を変化させ
て種々の実験を行ったところ、最高焼成温度が1450
゜C以上で、焼成時間6時間以下であれば、表面析出結
晶相のうち、α−AI203を除く残部の主結晶相をM
nTi03とずることができ、特に、第1図(a )〜
(d)に示すように最高焼成l1l17,度1450℃
以上、焼成時間80〜150分としたものが最も優れた
結果を示した。
さらに、上記実施例はサーディンプ型半導体パソケージ
用のセラミック基板についてのみ述べたが、プラグイン
型半導体パソケージ用、あるいは9 10 ?子部品搭載用のセラ尖ソク基板についても同様である
。
用のセラミック基板についてのみ述べたが、プラグイン
型半導体パソケージ用、あるいは9 10 ?子部品搭載用のセラ尖ソク基板についても同様である
。
叙上のように本発明によれば、アル≧ナを主或分とし、
着色剤を含有するセラミノク基板の焼成工程において、
ローラハースキルンを用いて最高焼成温度を1450℃
以上とし、昇温開始から隆温終了までの焼成時間を6時
間以下としたことによって、セラミック基板の表面析出
結晶相のうちαA1■03を除く残部の大部分をMnT
i03とし、チソピング発生最小応力を1.70X10
−”以上とすることができることから、耐チソピング性
に優れ、半導体パソケージ組立工程中などにカケやワレ
の発生しにくいセラミック基板を提供できる。また、焼
成時間を短くすることから、製造工程の簡略化により生
産性の向上、低コスト化が図れる効果もある。
着色剤を含有するセラミノク基板の焼成工程において、
ローラハースキルンを用いて最高焼成温度を1450℃
以上とし、昇温開始から隆温終了までの焼成時間を6時
間以下としたことによって、セラミック基板の表面析出
結晶相のうちαA1■03を除く残部の大部分をMnT
i03とし、チソピング発生最小応力を1.70X10
−”以上とすることができることから、耐チソピング性
に優れ、半導体パソケージ組立工程中などにカケやワレ
の発生しにくいセラミック基板を提供できる。また、焼
成時間を短くすることから、製造工程の簡略化により生
産性の向上、低コスト化が図れる効果もある。
第1図(a)〜(d)はそれぞれ本発明のセラミック基
板の焼成工程における温度プロファイルを示ず図である
。第2図ば従来のセラ迅ソク基板焼成工程における温度
プロファイルを示す図である。 第3図は本発明実施例に係るセラミック基板の表面析出
結晶相を示すX線回折チヤ−1・図である。 第4図は従来のセラミック基板の表面析出結晶相を示す
X線回折チャーl・図である。
板の焼成工程における温度プロファイルを示ず図である
。第2図ば従来のセラ迅ソク基板焼成工程における温度
プロファイルを示す図である。 第3図は本発明実施例に係るセラミック基板の表面析出
結晶相を示すX線回折チヤ−1・図である。 第4図は従来のセラミック基板の表面析出結晶相を示す
X線回折チャーl・図である。
Claims (2)
- (1)アルミナを主成分とするセラミックスからなり、
表面析出結晶相のうちα−Al_2O_3を除く残部の
主結晶相がMnTiO_3からなることを特徴とするセ
ラミック基板。 - (2)アルミナを主成分とするセラミック原料を所定形
状に成形した後、最高焼成温度1450℃以上で、昇温
開始から降温終了までの焼成時間を6時間以下として焼
成することを特徴とするセラミック基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1156373A JP2814104B2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | セラミック基板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1156373A JP2814104B2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | セラミック基板およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0321044A true JPH0321044A (ja) | 1991-01-29 |
JP2814104B2 JP2814104B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=15626335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1156373A Expired - Fee Related JP2814104B2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | セラミック基板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2814104B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0732310A1 (fr) * | 1995-03-17 | 1996-09-18 | Ceramiques Techniques Desmarquest | Céramique à fritter à base d'alumine, procédé de fabrication et pièces de frottement ainsi obtenues |
FR2731700A1 (fr) * | 1995-03-17 | 1996-09-20 | Desmarquest Ceramiques Tech | Ceramique a fritter a base d'alumine, procede de fabrication et pieces de frottement ainsi obtenues |
FR2735768A1 (fr) * | 1995-06-22 | 1996-12-27 | Desmarquest Ceramiques Tech | Ceramique a fritter a base d'alumine, procede de fabrication et pieces de frottement ainsi obtenues |
WO2013146500A1 (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-03 | 日本碍子株式会社 | セラミック素地及びその製造方法 |
RU2738880C9 (ru) * | 2020-03-17 | 2021-02-03 | Андрей Михайлович Абызов | Способ получения и материал алюмооксидной керамики |
CN114262212A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-04-01 | 广东泛瑞新材料有限公司 | 一种黑色氧化铝陶瓷颗粒料及其制备方法和应用 |
CN114560685A (zh) * | 2022-03-23 | 2022-05-31 | 合肥商德应用材料有限公司 | 氧化铝陶瓷及其制备方法与应用 |
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-
1989
- 1989-06-19 JP JP1156373A patent/JP2814104B2/ja not_active Expired - Fee Related
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