JPH03210343A - ポリマーの添加剤 - Google Patents

ポリマーの添加剤

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JPH03210343A
JPH03210343A JP2295594A JP29559490A JPH03210343A JP H03210343 A JPH03210343 A JP H03210343A JP 2295594 A JP2295594 A JP 2295594A JP 29559490 A JP29559490 A JP 29559490A JP H03210343 A JPH03210343 A JP H03210343A
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tris
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    • C08K5/134Phenols containing ester groups
    • C08K5/1345Carboxylic esters of phenolcarboxylic acids

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、ポリマーを安定化させるための組成物、 及
びこれらの安定化されたポリマーを含む製品に関する。
本発明は、特に、ブタジェンコポリマー、アクリル及び
メタクリルコポリマーを安定化させるための組成物に、
並びにこれらの安定化されたコポリマーを含むポリマー
の製品に関する。
発明の背景 ポリマー、例えばメタクリレート−ブタジェン−スチレ
ン(“MBS”)七ツマ−から製造されたポリマー並び
に本明細書中では以後“(メタ)アクリル”と呼ぶアク
リル及びメタクリルエステルモノマーから主に製造され
たポリマーは、改良された衝撃性質を有する製品を与え
るためにポリマーのマトリックス(matrices)
中の添加剤として慣用的に用いられる。しかしながら、
MBSポリマーは、高められた温度で熱及び酸化劣化を
受けがちである。本明細書中で以後アクリル衝撃改質剤
(“AIMS”)ポリマーと呼ぶ、ポリマーマトリック
スのための衝撃改質剤として使用される(メタ)アクリ
ルポリマーもまた、MBSポリマーよりは程度が少ない
が、熱及び酸化劣化を受けがちである。高められた温度
で劣化するMBS及びAIMSポリマーのこの傾向は、
比較的高い処理温度を要求するポリカーボネート及びそ
の他のエンジニアリング樹脂並びにそれらのブレンドの
ようなポリマーマトリックスに改良された衝撃強さを賦
与するこれらのポリマーの能力を阻害する。
ポリマーマトリックス中の添加剤として用いられるMB
Sポリマーは、熱及び酸化劣化に対してそれらを保護す
る安定剤によって常習的に処理される。しかしながら、
安定剤は、ポリマーが衝撃強さを失いそしてそれらの酸
化防止作用の副産物としてポリマーマトリックス中に着
色されI;不純物を発生させる原因となり得る。
それ故、 MBS及びAIMSのようなポリマーのため
の改良された安定剤に対する、並びにこれらの改良され
た安定剤を含むポリマーを用いられる改良されたポリマ
ーの製品に対する需要が存在する。
発明の概要 本発明は、安定剤組成物に、ポリマーの7トリツクス中
の添加剤としての使用のためのこれらの安定剤組成物を
含むポリマーに、及びこれらの添加剤を含むポリマーの
製品に向けられる。
これらの組成物はポリマーと混合されて、ポリマーのマ
トリックスの物理的及び機械的性質を改良するためのポ
リマーの添加剤を与える。
本発明の安定剤組成物は、種々のポリマー例えばMBS
、アクリレートーブタジエンースチIメン、アクリロニ
トリル−ブタジェン−スチレン、スチレン−ブタジェン
−スチレンブロックコポリマー スチレン−イソプレン
−スチレンブロックコポリマー及びAIMSポリマーと
共に用いて、熱劣化及び耐酸化性における驚くべき改良
を示すポリマーの添加剤を与えることができる。
これらのポリマーの添加剤は、有機ホスファイト、構造
式1: の立体的に障害を受けたフェ ノール及び構造式 : [ここで上の式においては、 Rtは分岐鎖のアルキルであり、 nは11 2. 3または4であり、 R2は少なく と も4の炭素原子の担体基であり、 そして Rsは水素または低級アルキルである]のより軽度に立
体的に障害を受けたフェノールの三元安定剤組成物によ
ってポリマーを処理することによって形成される。
構造■及び■においては簡単のために、四価の炭素原子
構造を完成させる水素原子は示されていない。
本発明の安定剤は、最初に立体的に障害を受けたフェノ
ールと有機ホスファイトとの混合物を形成させポリマー
中に配合することができポリマーの添加剤とされる。こ
の混合物をポリマーと合体させて部分的に安定化されI
;ポリマーを生成させ、次にこれをより軽度に立体的に
障害を受けたフェノールによって処理する。別法として
、安定剤の成分を、立体的に障害を受けたフェノール、
より軽度に立体的に障害を受けたフェノール及び有機ホ
スファイトの三元組成物としてポリマーの材料に添加し
てポリマーの添加剤を生成させてもよい。
本発明の安定剤を含むポリマーの添加剤をポリマーマト
リックス中で用いて、改良された物理的及び機械的性質
を有するポリマーの製品を与えることができる。これら
のポリマーの製品は、ポリマーマトリックス中に添加剤
を混合することによって製造し、そして次にこのポリマ
ーマトリックスを成形して改良されたポリマーの製品を
与えることができる。
発明の詳細な説明 本発明の安定剤は、二つの立体的に障害を受けたフェノ
ール及び有機ホスファイトの三元系から成る。これらの
安定剤は、立体的に障害を受けたフェノール、より軽度
に立体的に障害を受けたフェノール及び有機ホスファイ
トを含む。
立体的に障害を受けt;フェノールは安定剤の約8〜約
82重食%を構成し、より軽度に立体的に障害を受けた
フェノールは安定剤の約5〜約74重量%を構成し、そ
して有機ホスファイトは安 定剤の約5〜約80重量%を構成する。
本発明の立体的に障害を受けたフェノールは、以下の構
造式: [式中、 R1は分岐鎖のアルキル、殊に4〜12の炭素原子の分
岐鎖の低級アルキル例えばtert、〜ブチル;2,2
−ジメチルグロピル;l−メチルグロビル;sec、−
プロピル; 1.2.2− )リメチルプロビル=2−
メチルプロピルまたは1.2−ジメチル−2−エチルブ
チルなとであり、 nは112.3まt;は4であり、モしてhは立体的に
障害を受けたフェノールを有するlまたはそれより多い
nプロピオネートエステル基を運ぶ担体基である] を有する。担体基、R2は、構造Iの酸化防止効果にお
いて直接の役割を演じるものではないと信じられており
、1分子あt;すlまたはそれより多い立体的に障害を
受けたフェノール基を担持する種々の分子が利用できる
ようにするための手段を提供するに過ぎない。本発明は
、既知の酸化防止剤構造物、ここでは特定の7エノール
(とホスファイトとの)の特定の組み合わせに在り、そ
してフェノールの使用に関連した手段にはない。担体基
、R2は構造■に十分な分子量を授けて、以下に述べる
使用の熱処理が立体的に障害を受けたフェノール成分の
過度の損失を導かないようにすることだけが必要である
約400ダルトンより大きい分子量がほとんどの用途に
おいて効果的であることが見い出される。
かくして、−官能構造1(n=1)の使用においては、
R1は少なくとも4の炭素原子のアルキル基、例えば、
04〜C3゜アルキル例えばブチル、ペンチル、ヘキシ
ル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ドデシル、
オクタデシル、エイコシル、トリアコンチルなどである
。nm lのときは、少なくとも8の炭素原子を含むア
ルキル基が好ましい。多官能構造1 (n−2,3,4
)の使用においては、R2は、構造工の立体的に障害を
受けたフェノールを有する2、3または4のプロピオネ
ートエステル基を担持するアルキレン基である。構造I
によって記述されそして知られていてそして当該技術に
おいて使用されるモノ−ビス−及びテトラ官能の立体的
に障害を受けたフェノールの例は以下の各々の化合物を
含む:(R2がオクタデシルである場合には):オクタ
デシル3− (3’、5’−ジーtert。
ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネ−);
(Rtがへキサメチレンである場合には):ヘキサメチ
レンビス(:L5−’; −tert、−ブチル−4−
ヒドロキシヒドロシナメート);及び(R2がテトラメ
チレンメタンである場合には):テトラキス[メチレン
(3,5−ジーtert、−ブチルー4−ヒドロキシヒ
ドロシナメート1メタン。
このようなフェノールは、当該技術において知られてい
る方法によって、例えば、カーク−オスマー(Kirl
(−0thmer)、化学技術百科事典、第3版中に示
されているような各々のフェノールの酸若しくは金属触
媒を用いるアルキル化または熱アルキル化によって製造
することができる。
その他の単一のまたは多数の構造Iの立体的に障害を受
けたフェノールは、既知の縮合方法によって、例えば上
の各々の例においては立体的に障害を受けたフェノール
を有するプロピオン酸とオクタデカノール、1.6−へ
キサメチレングリコールまたはペンタエリトリトールと
の縮合によって製造されると考えられる。
本発明のより軽度に立体的に障害を受けた7エノールは
、以下の構造式: 〔式中、 R,は上で定義されたようであり、モしてR1は水素ま
たは低級アルキル例えばメチル、エチルなどである] を有する。これらのフェノールは、1.1.3−)リス
(2′−メチル−5’ −tert 、−ブチル−4′
ヒドロキシフエニル)ブタンのような化合物(comp
osition)によって例示される。このようなフェ
ノールは、カーク−オスマー、化学技術百科事典、第3
版中に示されているように、例えば各々の7エノールの
酸若しくは金属触媒を用いるアルキル化まt;は熱アル
キル化によって製造することができる。ここでも、簡単
のために、■及び■の四価の炭素原子構造を満たす水素
原子は示されていない。
本発明の有機ホスファイトは、脂肪族及び芳香族ホスフ
ァイト、例えばトリス(モノ−ノニルフェニル)ホスフ
ァイト、ビスノニルフェニルペンタエリトリトールジホ
スファイト、ビスオクタデカニルペンタエリトリトール
ジホスファイト、ビストリデカニルペンタエリトリトー
ルジホスファイト、ビス(2,4−ジーtert、−ブ
チルフェニル)ペンタエリトリトールジホスファイト、
ビス(2,6−シーtert、−ブチル−4−メチルフ
ェニル)ペンタエリトリトールジホスファイト、インプ
ロピリデン−ビス(フェニル−ジ−トリデシル)ジホス
ファイト、ブチリデン−ビス(3−メチル−6−ter
t、−ブチルフェニル−ジトリデシル)ホスファイト、
トリス(2,4−ジーtert、−ブチルフェニル)ホ
スファイト、トリス(混合上ノー若しくはジ−ノニルフ
ェニル)ホスファイト、フェニルージデカニルホス7ア
イト、トリス−デカニルホスファイト、トリス−フェニ
ルホスファイトなどを含む。これらの有機ホスファイト
は、当該技術において知られているように、例えば、塩
基の存在下でのpca 、の各々のアルコール及びフェ
ノールによるアルコキシル化及びアリールオキシル化に
よって製造することができる。
安定剤のエマルションを与えるために、界面活性剤が安
定剤と共に含まれてよい。本発明の安定剤と一緒の使用
に適した界面活性剤の例は、200℃〜350℃にわた
って熱的に安定である界面活性剤である。もっとも好ま
しくは、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムが界面
活性剤として用いられる。界面活性剤の量は、界面活性
剤の特定の性質に依存して典型的には安定剤エマルショ
ンの15〜25%(重量による)を構成する。
本明細書中で使用される術語“ポリマーの添加剤”また
は“ポリマー添加剤”は、他のポリマーの組成物への添
加剤として有用であるポリマーの組成物を意味する。
種々のポリマーが本発明の安定剤によって処理されてポ
リマーの添加剤を与えることができる。例えば、アクリ
ロニトリル−ブタジェン−スチレン、スチレン−ブタジ
ェン−スチレンブロックコポリマー スチレン−イソプ
レン−スチレンなどのようなポリマーを本発明の安定剤
によって処理してポリマーの添加剤を生成させることが
できる。特に、MBS及びAIMSポリマーを本発明の
安定剤によって処理してポリマーの添加剤を生成させる
ことができる。これらのMBS及びAIMSのポリマー
の添加剤は、ポリマーマトリックス例えばポリカーボネ
ートに驚くべき改良された物理的及び機械的性質を賦与
することが見い出された。
ポリマーマトリックス例えばポリカーボネート中のポリ
マーの添加剤として有用であるMBS及びAt1asポ
リマーのタイプは、コア/シェルタイブのものである。
コア/シェルタイブのMBSポリマーは、少なくとも5
0重量%のブタジェンを含むポリマーのゴム状コア、ス
チレンのポリマー スチレン/メタクリレートポリマー
またはアルキルメタクリレートポリマーのいずれかの第
二段階のシェル、並びに、第二及び第三のシェルの組成
が同一ではないという条件下で、Xf−レンのポリマー
 スチレン/メタクリレートポリマーまたはアルキルメ
タクリレートポリマーのいずれかの必要に応じた第三段
階のシェルを有する。これらの第二及び第三段階のシェ
ルはまた、橋かけされていてよい。AIMSポリマ−は
、例えばコア/シェルタイブの多段階ポリマーとして製
造され、そして少なくとも50重量%のアルキルアクリ
レートまたはメタクリレートポリマーまたはコポリマー
を含むポリマーのゴム状コア並びに(メタ)アクリルの
及びその他のビニルのモノマーのポリマーまたはコポリ
マーの−またはそれより多い外側の段階、シェルまたは
層を有する。これらのコア及び外側のシェルは、橘かけ
結合及びグラフト結合されていてよい。好ましいAIM
Sポリマーは、例えば米国特許3,678.133.3
,808.180及び4,096.202中に述べられ
ていて、アルキルアクリレートのゴム状コア、スチレン
のポリマー スチレン−メタクリレートコポリマーまた
はアルキルメタクリ;/−トポリマーのいずれかの−ま
たはそれより多いシェルを有し、または米国特許3.7
93.402中に述べられていて、アルキルメタクリレ
ートのエラストマーでない堅い第−段階並びにスチレン
のポリマー スチレン−(メタ)アクリレートコポリマ
ーまたはアルキル(メタ)アクリレートポリマー及びコ
ポリマーのいずれかの−またはそれより多いシェルを有
する。
本発明のポリマーの添加剤は、種々の方法によって例え
ば上の式Iの立体的に障害を受けたフェノール及び有機
ホスファイトの第一の混合物を生成させ、そしてこの第
一の混合物をポリマーに添加して部分的に安定化された
ポリマーの添加剤を生成させることによって製造するこ
とができる。この部分的に安定化された添加剤を上の式
■のより軽度に立体的に障害を受けたフェノールと混合
してポリマーの添加剤を生成させることができる。別法
として、本ポリマーの添加剤は、ポリマーエマルション
を5Ljulの3成分の混合物と混合することによって
製造することができる。さらに他の別法としては、本ポ
リマーの添加剤は、安定剤をポリマーと乾燥ブレンドす
ることによって製造することができる。
MBS及びAIMSポリマー添加剤の製造のための好ま
しい方法においては、オクタデシル3− (3’。
5′−ジーtert、−ブチルー4′−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート及び、例えば、トリス(七ノーノ
ニルフェニル)ホスファイトラ混合シテ第一の安定剤成
分を生成させ、この第一の安定剤成分をコア/シェルタ
イブのMBSまたはAIMSポリマーと混合して部分的
に安定化されたMBSまたはAIMSポリマーを生成さ
せる。次に、部分的に安定化されたMBSまたはAIM
Sポリマーを1.1.3− トリス(2′−メチル−5
’ −tart、−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル
)ブタンと混合して、ポリカーボネート製品に驚くべき
改良された耐酸化性及び衝撃強さを与える、ポリカーボ
ネートと混合することができるMBSまたはAIMSポ
リマー添加剤を生成させる。オクタデシル3− (3’
、5’−ジーterm、−ブチルー4′−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート、トリス(七)−ノニルフェニ
ル)ホスファイト及!/1.1.3− トリス(2′−
メチル−5’−tert、−ブチル−4′−ヒドロキシ
フェニル)ブタンの総量は、MBSまたはAIMSポリ
マーの約帆9〜約6.6重量%で変動することができる
。オクタデシル3− (3’、5’−ジーtert。
−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネート
は約0.4〜2.3重量%でよ<、トリス(モノ−ノニ
ルフェニル)ホスファイトは約0.25〜2.5重量%
でよく、そして1.1.3−トリス(2′−メチル−5
’−tert、−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)
ブタンは約0.25〜1.8重量%でよく、これらのパ
ーセントは100%としてのMBSまたはAIMSポリ
マーの重量を基にしている。
本発明の安定剤による旭理によって製造されるポリマー
の添加剤は、広い範囲のポリマーマトリックス中で容易
に用いることができ、改良された物理的及び機械的性質
を有するポリマー製品を与える。本ポリマーの添加剤は
、7 りIJリレートメタクリレート、アクリレートと
メタクリレートとの混合物、スチレンとアクリレート、
スチレンとメタクリレート、スチレン誘導体とアクリレ
ート、スチレン誘導体とメタクリレート、マレエート、
フマレートのポリマーアクリレートとのオレフィンコポ
リマー メタクリレートとのすレフインコポリマー、無
水マレイン酸とそれに続く無水物が官能化されたもの、
並びに芳香族ポリエステル例えばポリ(エチレンテレフ
タレート)、ポリ(ブチレンテレフタレート)などを含
むエンジニアリング樹脂、ナイロンポリマー例えばポリ
(ヘキサメチレンアジパミド)及び関連するポリアミド
、ポリ(p−)ユニしンスルフィト)、ポリスルホン、
ポリアリーレート、ポリスチレン、ポリ(エーテルイミ
ド)、ポリイミド、ポリ(グルタルイミド)、ポリ(フ
ェニレンエーテル)及ヒ式−R−0−C(0)−0−[
式中、Rは脂肪族、芳香族または複素環式、殊にビスフ
ェノールAタイフノモのである]のポリカーボネート、
並びにこれらの種々の組み合わせ及びブレンドのような
ポリマーマトリックス中に含めることができる。
般に、本添加剤をポリマーのマトリックス例えばエンジ
ニアリング樹脂とブレンドし、次にこれを成形して改良
された物理的及び機械的性質を有するポリマー製品を生
成させる。改良されたポリマー製品は、例えば、自動車
のバンパー及びスポイラ−のような物品の製造において
、押出しされたパイプ及び形材において、自動車のフー
ドの下の用途例えばポンプ及びモーターハウジングにお
いて使用することができる。これらのポリマーの製品の
ためのその他の用途は、耐熱性及び耐溶媒性エンジニア
リング樹脂用途、医療装置、電気絶縁体並びにパッケー
ジング材料を含む。その他の用途及び物品は当業者には
明らかであろう。
当業者は、今までの説明を用いて、本発明をその最大限
まで利用することができると信じられる。それ故、以下
の好ましい特定の実施態様は、単に説明的なものであり
、そして何ら開示を限定するものではないと解釈される
べきである。以下の実施例においては、特記しない限り
、すべての温度は摂氏度で述べられ、そしてすべての部
及びパーセントは重量による。
!」L 撹拌機及び数個の入口部を有するステンレススチールオ
ートクレーブに、2688部の脱イオン水中の5mのジ
フェニルオキシドスルホネート乳化剤及び4.9部のナ
トリウムホルムアルデヒドスルホキシレートの混合物を
仕込む。この混合物をpH4にする。次にこのオートク
レーブを排気し、そして2297部のブタジェン、96
.8部のスチレン、12部のクメンヒドロペルオキシド
及び24.5部のジビニルベンゼンを添加し、そして7
0℃で9時間の時間の間反応せしめる。次にさらに36
.9部の乳化剤を添加する。反応時間の終わりには、−
層の圧力低下は観察されず、残留圧力をベントし、そし
てガムを除去するためにラテックスを濾過する。
ステップIB、 MBSポリマーの製造ステップAにお
いて製造された500部のラテックスに、34部のスチ
レン、引き続いて52部の脱イオン水中に溶かした0、
068部のナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレー
ト、及び0.136Nのクメンヒドロペルオキシドを添
加する。発熱の完了の1時間後で、35部のメチルメタ
クリレート、0.352部のブチレンジメタクリレート
、10部の脱イオン水中に溶かした0、035部のナト
リウムホルムアルデヒドスルホキシレート、及び0.0
70部のクメンヒドロペルオキシドを添加し、そして完
了まで反応せしめる。生成するポリマーラテックスは、
77.5重量%のブタジェン/スチレンゴム含量、及び
73.6%の総括ブタジェン含量を有する。
ステップIc、 AIMSポリマーの製造US 3,6
78,133の実施例5中に開示された方法に従って、
コア/シェルポリマーを以下の組成物のエマルション中
で製造する: 79/ 0.5/ 0.5//20の重
量比のブチルアクリレート/トリメチロールプロパント
リアクリレート/ジアリルマレエート//メチルメタク
リレート。
かくして、適当な反応容器に、86部の脱イオン水、1
0部のナトリウムラウリルスルフェートの10重量%水
溶液及び0.1部の氷酢酸の仕込み物を添加する。この
混合物を連続的に撹拌しながら、100部のエラストマ
ー相モノマー仕込み物(98,5重量%のブチルアクリ
レート10.75重量%のトリメチロールプロパントリ
アクリレート10.75重量%のジアリルマレエート)
を添加し、そして反応容器を30分間窒素でパージする
次に、0.17部のクメンヒドロペルオキシドを添加し
そしてこの混合物を40℃に加熱する。次に、ナトリウ
ムホルムアルデヒドスルホキシレートの薄い水溶液の小
量の増し分を、発熱によって示されるように重合が開始
されるまで3分間隔で添加する。通常は、約o、ooi
〜約0.005部のスルホキシレートで十分である。反
応を少なくとも1時間、またはモノマーの実質的な消耗
まで継続される。次に、システムの温度ヲ40℃に調節
し、そして追加のナトリウムホルムアルデヒドスルホキ
シレート(約0.05部)を添加する。
エラストマーの相の上に、100重量部のエラストマー
段階あたり25重量部の堅い相の七ツマーメチルメタク
リレートが重合される。このメチルメタクリレート及び
帆15部のクメンヒドロペルオキシドを一度に添加する
。この反応をピーク温度まで約1時間の期間にわたって
発熱せしめ、そしてこの温度をさらに30分間維持する
次に反応混合物をほぼ周囲の温度に冷却する。
ステップ2.MBSまたはAIMSポリマー添加剤の製
造 ステップ2A、第一の安定剤成分の製造90グラムのオ
クタデシル3−(3’、5’−ジーtert、 −7”
チル−4′−ヒドロキシフェニル)フロビオネート(本
明細書中では以後“酸化防止剤A”と呼ぶ)及び60グ
ラムのトリス(七ノーノニルフェニル)ホスファイト(
本明細書中では以後“酸化防止剤B”と呼ぶ)の混合物
の第一の安定剤成分を、温度を70〜80℃に上げなが
ら、反応容器に仕込む。混合物が溶融し始める時に、そ
れを激しく撹拌して均質な溶融物を生成させ、それに1
74グラムのナトリウムドデシルベンゼンスルホネート
の界面活性剤を20〜25%活性の水溶液として仕込み
、安定剤成分のエマルションを生成させる。このエマル
ションを15分間撹拌し、そして51グラムの脱イオン
水をこのエマルションに添加する。さらに30分間の混
合の後で、この安定剤成分のエマルションを、以下のス
テップ2Bまたは2Cにおいてそれぞれ述べるようにM
BSまたはAIMSポリマー添加剤のいずれかを製造す
るのに使用する。
ステップ2B、 MBSポリマー添加剤の製造ポリマー
添加剤は、MBSのまI;はAIMSのタイプのいずれ
であっても、同一の手順によって製造される。かくして
、MBSポリマーの添加剤を製造するためには、ステッ
プIA及びBにおいて合成されたMBSポリマーエマル
シ厘ンの50部固体ラテックスの1,000グラムを、
50〜55℃で、25グラムの脱イオン水中に予備溶解
されたエチレンジアミン四酢酸のニナトリウム塩(ED
TA −2Na)であるキレート化剤の帆5グラム、及
びステップ2Aにおいて生成された安定剤成分エマルシ
ョンの31グラムと混合する。次に、1.1.3−トリ
ス(2′−メチル−5’ −Lert、−ブチル−4′
ヒドロキシフエニル)ブタン(これの100%活性成分
は、本明細書中では以後“酸化防止剤C″と呼ぶ)の5
0%活性水溶液の8.6グラムを、安定剤成分を含むM
BSラテックスに添加する。生成するエマルションを5
0〜55℃で30分間撹拌し、そして次に40℃未満に
冷却する。このエマルションを慣用のスプレー乾燥によ
って単離すると、自由に流動するMBSポリマーの添加
剤が得られる。
このMBSポリマー添加剤は、かくして、1.5重量%
の酸化防止剤A、1.0重量%の酸化防止剤B及び約0
.9重量%の酸化防止剤Cを含み、ここですべてのパー
セントはポリマー重量を基にしている。
ステップ2C,AIMSポリマー添加剤の製造ポリマー
添加剤は、MBSのまたはAIMSのタイプのいずれで
あっても、同一の手順によって製造される。かくして、
AIMSポリマーの添加剤を製造するためには、ステッ
プlcにおいて合成されたAIMSポリマーエマルショ
ンの50%固体ラテックスの1.000グラムを、50
〜55℃で、25グラムノ脱イオン水中に予備溶解され
たエチレンジアミン四酢酸のニナトリウム塩(EDTA
 −2Na)であるキレート化剤の0.5グラム、及び
ステップ2Aにおいて生成された安定剤成分エマルショ
ンの31グラムと混合する。次に、1.1.3− )リ
ス(2′−メチル−5’−tert、−ブチル−4′−
ヒドロキシフェニル)ブタン、“酸化防止剤Cの50%
活性水溶液の8.6グラムを、安定剤成分を含むAIM
Sラテックスに添加する。生成する処理されたエマルシ
ョンを50〜55°Cで30分間撹拌し、そして次に4
0℃未満に冷却する。この処理されたエマルションをス
プレー乾燥によって単離すると、自由に流動するAIM
Sポリマーの添加剤が得られる。
このAIMsポリマポリマー重量かくして、1.5重量
%の酸化防止剤A、1.0重量%の酸化防止剤B及び約
0.9重量%の酸化防止剤Cを含み、ここですべてのパ
ーセントはポリマー重量を基にしている。
改良されたポリマーの製品の製造 各々ステップ2Bまたは2CからのMBSまたはAIM
Sポリマーの添加剤のいずれであっても、ポリカーボネ
ート中に混入されて驚くべき改良された耐酸化性及び衝
撃強さを有する製品を与える。添加剤をポリカーボネー
トと溶融ブレンドしそして次に生成するポリマー製品を
成形された製品に成形することによって、ポリマー添加
剤をポリカーボネートのポリマーマトリックス中に混入
する。MBSまたはAIMSポリマーの添加剤は、ポリ
マーマトリックスの2〜40重量%の量で用いることが
できる。好ましくは、5〜15重量%のMBSポリマー
の添加剤、または5〜20重量%のAIMSポリマーの
添加剤がポリマーマトリックスに含められてポリマー製
品が製造される。
MBSポリマーの添加剤をポリカーボネート製品中に(
実施例1〜3)そしてAIMSポリマーの添加剤をポリ
カーボネート製品中に(実施例6)混入する実施例を以
下にさらに詳細に述べる。
ポリカーボネートとのブレンドに先立つ独立したテスト
のために製造されたAIMSポリマーの添加剤の例は実
施例4及び5として述べられる。
MBS実施例1〜3においては、本発明のMBSポリマ
ーの添加剤を含むポリカーボネートの成形された製品は
、8重量%のMBS添加剤を49.000の重量平均(
My)分子量及び26.000の数平均(Mn)分子量
を有するポリカーボネートと乾燥混合することによって
製造される。この混合物を単軸スクリューの2.54c
mのK11lion押出機中で260°Cで60rp巾
で溶融ブレンドしてペレットを生成させ、これらを27
5KgのNevbury射出成形機中で285.332
または357℃のいずれかで射出成形する。射出成形条
件には、30秒のサイクル時間、10秒の射出時間、4
.2メガパスカルの射出圧力及び0.34メガパスカル
の背圧が含まれる。実施例1は、l、5重量%の酸化防
止剤A%1.0重量%の酸化防止剤B及び1.0重量%
の酸化防止剤C(MBSポリマーの重量を基にした重量
%)を含むMBS添加剤を用いる。それ故、酸化防止剤
Aは、MBSポリマーと共に用いられる安定剤組成物(
compound)の42%を構成する。同様に、酸化
防止剤B及びCは、各々、MBSポリマーと共に用いら
れる安定剤組成物の29%を構成する。実施例2は、1
.5%の酸化防止剤A、2.0%の酸化防止剤B及び1
.0%の酸化防止剤C(MBSポリマーの重量を基にし
た重量%)を含むMBS添加剤を用いる。実施例3は、
1.5%の酸化防止剤A、1.0%の酸化防止剤B及び
0.5%の酸化防止剤C(MBSポリマーの重量を基に
した重量%)を含むMBS添加剤を用いる。
本発明のMBSまたはAIMSポリマー添加剤を含むポ
リカーボネート製品は、驚くべき改良された物理的及び
機械的性質を有する。特に、本発明のMBSまたはAI
MSポリマー添加剤を含むポリカーボネート製品は、顕
著に改良された耐酸化性並びに改良された衝撃強さを有
する。ポリカーボネートマトリックス中に本発明のMB
Sポリマーの添加剤を含むことに起因する衝撃強さにお
けるこの驚くべき改良を第I表中に示す。
第1表は、実施例1〜3並びに比較例1及び2に関する
衝撃強さデータを与える。比較例1は、0.6〜1.0
%のトリエチレングリコールビス(3−(3’−ter
t、−ブチル−4′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニ
ル)プロピオネート)及び0.6〜1.0%のジラウリ
ルチオジグロビオネートを含む商業的に入手できる闘B
Sポリマーを基にしたポリマーの添加剤を用いる。比較
例2は、ステップ2Bにおいて概略を述べたそして1.
35重量%の2,6−シーtart、−ブチルクレゾー
ルがステップIBのMBSポリマーに添加されたただ一
つの安定剤である実験的な手順によって生成されたMB
S添加剤を用いる。
第1表 実施例1       690d 実施例2       690d 実施例3       690d 比較例1       640d 比較例2       290b 90d 90d 40d 65b 9b 注: 1゜ ジュール/メートルでの衝撃強さ 2、  ASTM方法D2s6に従って23°Cでノツ
チ付きの6.4mm幅のアイゾツトバーで実施されたノ
ツチ付きアイゾツト衝撃テスト; d −延性破損(ductile fracture)
を示すb −ぜい性(brittle)破損を示す第■
表は、上で述べた実施例1〜3に関する衝撃強さ及び黄
変(Ye l lowness)指数値を与える。
第7表中に示されているように、285℃で射出成形さ
れそして120℃で空気中の10日間のオーブン老化(
ag i口g)にかけられた実施例1〜3のポリカーボ
ネート組成物は、それらの元の衝撃強さの驚くべき高い
85%並びに延性方式の破損を保留する。比較すると、
上で述べた比較例1のポリカーボネート製品は、その元
の衝撃強さの43%未満を保留するに過ぎずそして望ま
しくないぜい性破損を示す。驚くべき改良された機械的
性質に加えて、本発明のMBS添加剤を用いるポリカー
ボネート製品は、驚くべき改良された耐酸化性(低下し
た黄変指数によって測られるように)を示す。第■表中
に示されているように、上で述べた比較例1は、実施例
1の3倍より大きい黄変指数を有する。
第■表 実施例1   800d 実施例2   750d 実施例3   750d 比較例1   750d 690d        40 690d         59 690d         44 320b        131 注: 1、  ASTIJ方法D256に従った23°Cで3
.2mm幅のバーでのノツチ付きアイゾツト。
2、 ジュール/メートルでの衝撃強さd −延性破損
を示す b −ぜい性破損を示す 3、 120°Cで10日間空気中でオーブン老化され
たサンプルであるサンプルについて測定された反射率に
よる黄変指数、AST)J方法D1925゜オーブン老
化の前のサンプルはすべて12未満の黄変指数値を示し
 tこ 。
4、 285℃で射出成形されたサンプルについて測定
された衝撃強さ。
5゜120℃でlO日間空気中でオーブン老化された射
出成形されたサンプルについて測定された衝撃強さ。
AIMSポリマーの添加剤実施例4及び5、並びに比較
のAIMSポリマーサンプルを、それらの相対熱安定性
の独立したテストのために製造する。
詳細には、実施例4のAIMSポリマーの添加剤は、ス
テップ2Cにおいて述べられた手順によって、以下の割
合を生成させる量で安定剤を使用して製造され(0,9
重量%の酸化防止剤A、0.6%の酸化防止剤B及び帆
55%の酸化防田剤C)、そしてステップICのAIM
Sポリマー中に混入される;ここでAIMSポリマーの
添加剤中の安定剤の重量%は、100%としたAIMS
ポリマーを基にしている。実施例5のAIMSポリマー
の添加剤は、実施例4の各々の添加剤のレベルの2倍ヲ
含む;かくして実施例5は、1.8%の酸化防止剤A、
1.2%のB及び1.1%のCを含み、すべての重量%
は100%としたAIMSポリマーを基にしている。
AIMSポリマーの添加剤(実施例4及び5)の熱安定
性を比較例3に対してテストする。比較例3は、実施例
4及び5のAIMSポリマー添加剤を製造するのに使用
されたのと同じAIMSポリマーであるが、安定剤を含
まない。テストは、発熱までの時間を測定するように為
される。発熱までの時間は、空気中で280℃で保持さ
れた15〜20ミリグラムのサンプルに関して、示差走
査熱量計(DSC)によって測定して最大発熱速度に達
するのに必要とされる時間である。このDSCテストに
おいては、相対熱安定性が、発熱までの時間の長さによ
って明瞭に示される(発熱は急速な劣化の優れた指標を
与える)。
第二のテストは、50℃から500℃へサンプルを加熱
する標準のまたは固定された速度の下で空気中で10%
のサンプル重量損失が起きる温度を観察するように実施
される。このテストは標準の熱重量分析(TGA)テス
トである。
これまで述べた熱テストの結果を第m表中に示す。
第■表 AIMSポリマー添加剤の熱安定性 比較例3 く1 242℃ 実施例4 1 290℃ 実施例5 5 305°C 実施例6においては、本発明のAIMSポリマーの添加
剤を含むポリカーボネートの成形された製品を、実施例
5のAIMSポリマーの添加剤の10重量%を実施例1
〜3において使用されたのと同じポリカーボネートと乾
燥混合することによって製造する。この混合物を溶融ブ
レンドしそして実施例1〜3のMBS製品に関して述べ
られた条件下で射出成形する。
第■表は、実施例6の製品の黄変指数(Yl)応答及び
比較例4の製品のそれを表示する。比較例4は、実施例
6におけるのと同じAIMSポリマーを含み安定剤を含
まないポリカーボネートの成形された製品である。反射
率による黄変指数は、ASTM方法D1925によって
、コンパウンディングの直後の(初期Yl)及び120
℃で10日間空気中でオーブン老化の後のサンプルにつ
いて測定する。
第■表 AIMS成形製品の黄変指数 サンプル  初期Yl  120℃で10日後のYl比
較例4  3.5     8.2 実施例6  1.9     2.9 ポリカーボネートマトリツクスと同様に、本発明のMB
Sまt;はAIMSポリマー添加剤は、他のポリマーマ
トリックス、例えばアクリレート、メタクリレート、ア
クリレートとメタクリレートとの混合物、スチレンとア
クリレート、スチレンとメタクリレート、スチレン誘導
体とアクリレート、スチレン誘導体とメタクリレート、
マリニー1− 、フマレートのポリマー アクリレート
とのオレフィンコポリマー メタクリレートとのオレフ
ィンコポリマー、無水マレイン酸とそれに続く無水物が
官能化されたものの中に混入することができる。その他
のポリマーマトリックスは、エンジニアリング樹脂例え
ば芳香族ポリエステル例えばポリ(エチレンテレフタレ
ート)、ポリ(ブチI/ンテレフタレート)など、ナイ
ロンポリマー例えばポリ(ヘキサメチレンアジパミド)
及び関連するポリアミド、ポリ(p−)ユニレンスルフ
ィド)、ポリスルホン、ポリアリ−レート、ポリスチレ
ン、ポリ(エーテルイミド)、ポリイミド、ポリ (グ
ルタルイミド)、ポリ(フェニレンエーテル)、並びに
これらの種々の組み合わせ及びブレンドを含む。
本発明のポリマー添加剤を含むポリマー製品は、例えば
、射出成形または押出によって、種種の有用な物体及び
物品例えば自動車部品、コンピュータハウジング、電気
器具ハウジング、強いフィルムなどに成形することがで
きる。これらのポリマー製品はまた、ブロー成形された
物品例えばボトル、燃料タンク、自動車バンパーなどを
製造するのに有用である。これらのポリマーの製品のた
めのその他の用途は、耐熱性及び耐溶媒性エンジニアリ
ング熱可塑性樹脂、医療装置、電気絶縁体及び食品包装
を含む。本ポリマー製品は、任意の既知のプラスチック
処理技術によってシート、フィルム、棒(rod)、形
材(prof i Is)または複合部品に成形するこ
とができ、そしてペンキ塗り、染色、装飾、金属被覆、
または耐摩耗性コーティングによって被覆することがで
きる。
本発明を非常に詳細に説明及び例示してきたが、代わり
の実施態様、変更及び改良は、本発明の精神及び範囲か
ら逸脱することなく明らかになるはずである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)a)構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の立体的に障害を受けたフェノール、 b)構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [これらの式中、 R_1は分岐鎖のアルキルであり、 nは1、2、3または4であり、 R_2はアルキル、アルキレン、テトラメチレンメタン
    基、または担体基として機能するその他の基であり、か
    つR_2は少なくとも4の炭素原子を有し、そして R_3は水素または低級アルキルである] のより軽度に立体的に障害を受けたフェノール及び c)有機ホスファイト から成る組成物。 2)該ホスファイトが脂肪族または芳香族ホスファイト
    である、請求項1記載の組成物。 3)R_1がtert.−ブチル;2,2−ジメチルプ
    ロピル;1−メチルプロピル;sec.−プロピル;1
    ,2,2−トリメチルプロピル;2−メチルプロピルま
    たは1,2−ジメチル−2−エチルブチルであり、R_
    3が水素またはメチルであり、そして該ホスファイトが
    トリス(モノ−ノニルフェニル)ホスファイト、ビスノ
    ニルフェニルペンタエリトリトールジホスファイト、ビ
    スオクタデカニルペンタエリトリトールジホスファイト
    、ビストリデカニルペンタエリトリトールジホスファイ
    ト、ビス(2,4−ジ−tert.−ブチルフェニル)
    ペンタエリトリトールジホスファイト、ビス(2,6−
    ジ−tert.−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタ
    エリトリトールジホスファイト、イソプロピリデン−ビ
    ス(フェニル−ジ−トリデシル)ホスファイト、ブチリ
    デン−ビス(3−メチル−6−tert.−ブチルフェ
    ニル−ジトリデシル)ホスファイト、トリス(2,4−
    ジ−tert.−ブチルフェニル)ホスファイト、トリ
    ス(混合モノ−若しくはジノニルフェニル)ホスファイ
    ト、フェニル−ジデカニルホスファイト、トリス−デカ
    ニルホスファイトまたはトリス−フェニルホスファイト
    から選ばれる、請求項2記載の組成物。 4)nが1でありそして担体基、R_2がC_4〜C_
    3_0アルキル基である、請求項1記載の組成物。 5)該アルキル基がオクタデシルである、請求項4記載
    の組成物。 6)nが2でありそして担体基、R_2がC_4〜C_
    6アルキレン基である、請求項1記載の組成物。 7)nが4でありそして担体基、R_2がテトラメチレ
    ンメタンである、請求項1記載の組成 物。 8)立体的に障害を受けたフェノールが約8〜約82%
    を構成し、より軽度に立体的に障害を受けたフェノール
    が約5〜約74%を構成しそして有機ホスファイトが約
    5〜約80%を構成する、請求項1記載の組成物。 9)立体的に障害を受けたフェノールがオクタデシル3
    −(3′,5′−ジ−tert.−ブチル−4′−ヒド
    ロキシフェニル)プロピオネート、ヘキサメチレンビス
    (3,5−ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシヒ
    ドロシナメート)またはテトラキス[メチレン(3,5
    −ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシナ
    メート]メタンから成りそして有機ホスファイトがトリ
    ス(モノ−ノニルフェニル)ホスファイトである、請求
    項1記載の組成物。 10)約8〜約82%の立体的に障害を受けたフェノー
    ル、約5〜約74%の1,1,3−トリス(2′−メチ
    ル−5′−tert.−ブチル−4′−ヒドロキシフェ
    ニル)ブタン及び約5〜約80%のトリス(モノ−ノニ
    ルフェニル)ホスファイトから成る、請求項9記載の組
    成物。 11)約42%のオクタデシル3−(3′,5′−ジ−
    tert.−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロ
    ピオネート、約29%の1,1,3−トリス(2′−メ
    チル−5′−tert.−ブチル−4′−ヒドロキシフ
    ェニル)ブタン及び約29%のトリス(モノ−ノニルフ
    ェニル)ホスファイトから成る、請求項10記載の組成
    物。 12)ポリマー及び請求項1記載の組成物から成る、ポ
    リマー添加剤。 13)該ポリマーがMBSポリマーである、請求項12
    記載のポリマー添加剤。 14)該ポリマーがAIMSポリマーである、請求項1
    2記載のポリマー添加剤。 15)立体的に障害を受けたフェノールが該組成物の約
    8〜約82%であり、より軽度に立体的に障害を受けた
    フェノールが該組成物の約5〜約74%でありそして有
    機ホスファイトが該組成物の約5〜約80%である、請
    求項13または14記載のポリマー添加剤。 16)該組成物が該ポリマーの約0.9〜約6.6重量
    %である、請求項15記載のポリマー添加剤。 17)ポリマーマトリックス及び請求項12記載のポリ
    マー添加剤から成る、ポリマー製品。 18)ポリマーマトリックスがエンジニアリング樹脂で
    ある、請求項17記載のポリマー製品。 19)エンジニアリング樹脂がポリカーボネートである
    、請求項18記載のポリマー製品。 20)請求項17記載のポリマー製品から製造される物
    品。 21)請求項18記載のエンジニアリング樹脂から製造
    される物品。 22)請求項19記載のポリカーボネートから製造され
    る物品。
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