JPH03208781A - 自動車用エアボックス構造 - Google Patents

自動車用エアボックス構造

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JPH03208781A
JPH03208781A JP602590A JP602590A JPH03208781A JP H03208781 A JPH03208781 A JP H03208781A JP 602590 A JP602590 A JP 602590A JP 602590 A JP602590 A JP 602590A JP H03208781 A JPH03208781 A JP H03208781A
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outside air
opening
water
drain
air inlet
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Sadaharu Sato
佐藤 定春
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、自動車の車室内に外気を導入する自動車用
エアボックス構造、特に外気導入口からの水の浸入を防
止すると共に車体強度を有効に向上させるエアボックス
構造に関するものである。
[従来技術] この種のエアボックス構造は、例えば第5図および第6
図に示すように、カウルトップパネル1とダッシュアッ
パーパネル2とが接合されて車幅方向に沿う閉断面が形
成され、このカウルトップパネル1には、その閉断面内
に外気を導入する開口部1aが開設される一方、ダッシ
ュアッパーパネル2には車室内に外気を導入する外気導
入口2aが形成されている。この外気導入口2aの周囲
には、所定高さのフランジ壁3が配設されている。
そして、この閉断面の両端部側には、サイドバネル4お
よびフードリッジレインフォース5が配設されている。
このサイドパネル4の下部には、連通関口4aが形成さ
れると共に、フードリッジレインフォース5の下部には
、水抜き開口5aが形成されている。
かかる構成によれば、カウルトップパネル1の開口部1
aから導入された外気が、ダッシュアッパーパネル2の
外気導入口2aを介して車室内へ導入されるようになっ
ている。
また、上面部1bに形成された開口部1aから浸入した
水は、ダッシュアッパーパネル2の底面部2bを流れ、
連通開口4a、  水抜き開口5aを介して車外に排水
されることとなる。
なお、この種のものとしては、例えば特開昭5F3−2
3720号公報に記載されたようなものがある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のエアボックス構造にあ
っては、図示省略のプロアユニットにより外気導入口2
aから外気を車室内に導入する場合、カウルトップパネ
ル1上に積雪がある場合、開口部1aでの流通抵抗が大
きくなり、空気が水抜き開口5aおよび連通開口4aを
早い流速で通過し、外気導入口2aから吸い込まれる。
従って、連通関口4aでの空気流速が早いことから、水
が逆流して外気導入口2aから車室内に吸い込まれてし
まうという問題が生じる。なお、この連通関口4aを拡
大すれば、空気流速は低下するが、車体強度が低下して
しまう、という問題がある。
[課題を解決するための手段] この発明は、かかる従来の課題に着目してなされたもの
で、断面ボックス構造を呈するエアボックスの上面部に
外気を導入する開口部を形成し、該開口部から入った外
気を車室内に導く外気導入口を、前記エアボックスの底
面部の前記開口部とオフセットした位置に開設すると共
に、該底面部の前記外気導入口の前側近傍に車幅方向に
沿って排水溝を形成し、エアボックスの車幅方向両端部
に設けられたサイドパネルに、該底面部の該排水溝と連
通する連通関口を形成し、該排水溝と前記外気導入口と
の間に補強部材の遮蔽板部の下端部を接合すると共に、
該遮蔽板部の上端部をエアボックスのエンジンルーム側
縦壁部と上面部との間に接合して、前記開口部から外気
導入口まで外気を導く外気導入路と前記開口部から侵入
した水を前記排水溝を介して車外に導く排水通路とを遮
蔽して分離し、更に、該補強部材の前記遮蔽板部と連続
する延長部をストラットハウジングに接合した自動車用
エアボックス構造としたことを特徴としている。
[作 用] かかる手段によれば、エアボックス内に補強部材の遮蔽
板部を配設して、外気を車室内に導く外気導入路と、エ
アボックス内に流入した水を連通関口まで導く排水通路
とを分離しているため、水が従来のように連通関口から
逆流しても、その遮蔽板部により遮蔽されて外気導入口
から車室内に水が浸入することが防止される。
また、補強部材の延長部をエアボックスからストラット
ハウジングまで延長することにより、車体強度が向上す
ることとなる。
[実施例] 以下、この発明を実施例に基づいて詳説する。
第1図ないし第4図はこの発明の一実施例を示す図であ
る。従来と同様ないし均等な部材については、同一符号
を付して説明する。
まず構成を説明すると、図中符号1は上側パネルで、こ
の上側パネル1.ダッシュアッパーパネル2およびエン
ジンルーム側縦壁部6とが接合されて車幅方向に沿う閉
断面(エアボックス)が形成され、この上側パネル1の
上面部1bには、その閉断面内に外気を導入する開口部
1aが開設される一方、ダッシュアッパーパネル2の底
面部2bには、車室内に外気を導入する外気導入口2a
が形成されている。この外気導入口2aの周囲には、所
定高さのフランジ壁3が配設されると共に、この外気導
入口2aの下側には、外気を吸入する図示省略のプロア
モータが配設されている。
そして、この閉断面の両端部側には、サイドパネル4お
よびフードリッジレインフォース5が配設されている。
このサイドパネル4の上面部4bには、前記上側パネル
1の両端部が接合され、このサイドパネル4の下部には
、連通関口4aが形成されると共に、フードリッジレイ
ンフォース5の下部には、水抜き開口5aが形成されて
いる。
さらに、ダッシュアッパーパネル2の底面部2bには、
外気導入口2aの前側で車幅方向に沿って前記連通開口
4a、  水抜き開口5aと連続する排水溝2cが形成
されている。
一方、前記外気導入口2aと排水溝2cとの間に、補強
部材11の遮蔽板部12が配設されている。この補強部
材11は、斜めに延びる遮蔽板部12と、この遮蔽板部
12から略水平方向に延長された延長部13とが一体成
形されている。そして、この遮蔽板部12の下端部12
aが、前記ダッシュアッパーパネル底面部2bの外気導
入口2aと排水溝2cとの間に接合され、遮蔽板部12
の上端部12bが、上側パネル1とエンジンルーム側縦
壁部6との間に接合されている。そして、この補強部材
11の延長部13が車両前方に向けて延長されてストラ
ットハウジング14の上面部14aに接合されている。
その遮蔽板部12により、前記開口部1aから外気導入
口2aまで外気Aを導く外気導入路15と、開口部1a
から侵入した水Wを前記排水溝2Cを介して車外に導く
排水通路16とを分離するようにしている。
かかる構成よりなる自動車用エアボックス構造の作用に
ついて説明する。
まず、上側パネル1の開口部1aから外気Aとともに水
Wが入ると、この水Wはダッシュアッパーパネル2の底
面部2bの排水溝2Cを車幅方向両端部に向かって流れ
、ダッシュアッパーサイドパネル4の連通開口4aおよ
びツーリッジレインフォースパネル5の水抜き開口5a
から車外に排水される。
また、外気Aは、上側パネル1の開口部1aから入り、
外気導入口2aを介して車室内に吸入される。
一方、積雪等により、開口部1aにおける外気流入抵抗
が大きくなると、外気Aは水抜き開口5aおよび連通開
口4aを介して吸い込まれることから、連通関口4aに
おける空気流速が速くなり、この部分において水Wの逆
流が生じることになる。
しかし、遮蔽板部12により、外気導入路15と排水通
路16とが遮蔽されているため、逆流した水Wは遮蔽板
部12により遮蔽されて、外気導入路15側に侵入する
ことがなく、外気導入口2aから水Wが車室内に導入さ
れるようなことはない。
また、自動車がローリング等した場合には水Wが跳ね上
がるが、この場合も、外気導入口2aの近傍の排水溝2
cを流れる水Wは、遮蔽板部12にて遮られて跳ね上が
りが防止され、外気導入口2aからの水Wの浸入が防止
されることとなる。
さらに、遮蔽板部12をエアボックス内に配設して閉断
面部を2箇所形成することにより、エアボックスの強度
が向上すると共に、この遮蔽板部12からストラットハ
ウジング14の上面部14aまで延長部13を延長する
ことにより、車体強度が向上することとなる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、この発明によれば、排水溝と
外気導入口との間に補強部材の遮蔽板部の下端部を接合
すると共に、この遮蔽板部の上端部をエアボックスのエ
ンジンルーム側縦壁部と上面部との間に接合して、開口
部から外気導入口まで外気を導く外気導入路と、前記開
口部から侵入した水を排水溝を介して車外に導く排水通
路とを遮蔽して分離し、更に、補強部材の遮蔽板部と連
続する延長部をストラットハウジングに接合することに
より、水抜き開口から逆流した水の外気導入口から車室
内への浸入を防止することができると共に、車体の強度
も向上させることができる、という実用上有益な効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明の自動車用エアボックス
構造の一実施例を示す図で、第1図は同構造の要部平面
図、第2図は同構造の要部斜視図、第3図は第1図の■
−■線に沿う断面図、第4図は補強部材の斜視図、第5
図および第6図は従来例を示す図で、第5図は要部を示
す斜視図、第69− 0− 図は第5図のVl−vr線に沿う断面図である。 1・・・上側パネル 1a・・・開口部 1b・・・上面部 2・・・ダッシュアッパーパネル 2a・・・外気導入口 2b・・・底面部 2c・・・排水溝 4・・・サイドパネル 4a・・・連通開口 6・・・エンジンルーム側縦壁部 11・・・補強部材 12・・・遮蔽板部 12a・・・下端部 12b・・・上端部 13・・・延長部 14・・・ストラットハウジング 15・・・外気導入路 16・・・排水通路 11 1・・・上側パネル 1a・・・開口部 1b・・・上面部 2・・・ダッシュアッパーパネル 2a・・・外気導入口 2b・・・底面部 2C・・・排水溝 4・・・サイドパネル 4a・・・連通開口 11・・・補強部材 12・・・遮蔽板部 12a・・・下端部 12b・・・上端部 13・・・延長部 14・・・ストラットハウジング 6・・・エンジンルーム側縦壁部 15・・・外気導入路 16・・・排水通路 第 図 第4 図 第 図 4− 弔 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 断面ボックス構造を呈するエアボックスの上面部に外気
    を導入する開口部を形成し、該開口部から入った外気を
    車室内に導く外気導入口を、前記エアボックスの底面部
    の前記開口部とオフセットした位置に開設すると共に、
    該底面部の前記外気導入口の前側近傍に車幅方向に沿つ
    て排水溝を形成し、エアボックスの車幅方向両端部に設
    けられたサイドパネルに、該排水溝と連通する連通開口
    を形成し、該底面部の該排水溝と前記外気導入口との間
    に補強部材の遮蔽板部の下端部を接合すると共に、該遮
    蔽板部の上端部をエアボックスのエンジンルーム側縦壁
    部と上面部との間に接合して、前記開口部から外気導入
    口まで外気を導く外気導入路と前記開口部から侵入した
    水を前記排水溝を介して車外に導く排水通路とを遮蔽し
    て分離し、更に、該補強部材の前記遮蔽板部と連続する
    延長部をストラットハウジングに接合したことを特徴と
    する自動車用エアボックス構造。
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