JPS6343131Y2 - - Google Patents

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JPS6343131Y2
JPS6343131Y2 JP19319984U JP19319984U JPS6343131Y2 JP S6343131 Y2 JPS6343131 Y2 JP S6343131Y2 JP 19319984 U JP19319984 U JP 19319984U JP 19319984 U JP19319984 U JP 19319984U JP S6343131 Y2 JPS6343131 Y2 JP S6343131Y2
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JP
Japan
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headlamp
air
air passage
heater
vehicle
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JP19319984U
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JPS61106411U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はワンボツクス車のヒーターエアーイ
ンテーク構造に関する。
(従来技術) 従来、ワンボツクス車のヒーターエアーインテ
ーク構造としては、例えば第6図及び第7図に示
すものがある。
第6図及び第7図において、ワンボツクス車5
1のフロントパネル52の下部端部とフロントピ
ラー53とで形成されるフロントコーナー部Cに
は、内側よりヘツドランプケース54が溶着され
ている。このヘツドランプケース54の前部部位
にはヘツドランプ55が取り付けられるととも
に、その前面にはヘツドランプフイニツシヤー5
6が設けられ、このヘツドランプフイニツシヤー
56に貫設されたエアー取入口57及び58より
ヘツドランプケース54内に外気を導入すること
ができる。即ち、ヘツドランプケース54はエア
ー通路の役目も兼ねるものであり、ヘツドランプ
ケース54の上面には上方に開口した開口穴59
が貫設され、この開口穴59にはヘツドランプケ
ース54の上方に配設されたヒーターユニツト6
0と連通し、同ユニツト60内へ外気を導入する
ための下方に開口したヒーターエアー吸入口61
が直結されている。従つてヘツドフイニツシヤー
56の取入口57及び58よりヘツドランプケー
ス54内に流入した外気はヒーターエアー吸入口
61を通つてヒーターユニツト60内に導かれ
る。
(問題点) しかしながら、このような従来のエアーインテ
ーク構造にあつては、ヘツドランプフイニツシヤ
ー56のエアー取入口57及び58がワンボツク
ス車51の前面に前方向きに開口していること、
及び同エアー取入口57及び58の位置が低いこ
とにより、先行車両の排気口とほぼ同程度の位置
となる構造となつていたため、交叉点等において
車両が渋滞したとき、先行車両の排気ガスが直接
エアー取入口57及び58内に侵入し、排気ガス
をヒーターユニツト60が吸い込んでしまうとい
う問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) この考案は、このような従来の問題点に鑑み案
出したものであつて、その要旨は、フロントパネ
ル1とフロントピラー2で形成されるワンボツク
ス車Wのフロントコーナー部Kに内側より溶着さ
れたヘツドランプケース3を設け、そのヘツドラ
ンプケース3をエアー通路として兼用し、車外よ
り外気をヘツドランプケース3へ引き入れるとと
もに、同ヘツドランプケース3の上面ないしは側
面に開口穴3cを設け、これにヒーターユニツト
8のヒーターエアー吸込口7を直結してなるワン
ボツクス車のヒーターエアーインテーク構造にお
いて、前記ヘツドランプケース3内を後方のエア
ー通路3bと前方のヘツドランプ取付部3aとに
隔壁6で隔絶し、該エアー通路3bへ車両前方か
ら外気が侵入するのを防ぐとともに、同エアー通
路3bにはフロントピラー2により形成されるエ
アー通路2aを導通して、導通部Tには遮水板9
を設け雨水を分離しつつ、このエアー通路2aよ
り外気をヒーターユニツト8内に導入する構造と
したことである。
(作用) ヘツドランプケース内のエアー通路とヘツドラ
ンプ取付部とは隔壁にて隔絶され、ヘツドランプ
ケース内のエアー通路は車両前方外界と隔絶され
ているため、先行車の排気ガスがエアー通路内に
吸入されることがなく、外気はフロントピラーの
エアー通路よりヘツドランプケース内のエアー通
路内に導入され、ヘツドランプケース内のエアー
通路を通してヒーターユニツト内に吸入される。
この場合、フロントピラーとヘツドランプケース
内のエアー通路との導通部に設けられた遮水板に
より、外気とともに流入された雨水は分離され、
ヘツドランプケース内のエアー通路へはエアーの
みが流入することとなる。
(実施例) 以下、本考案を具体化した一実施例を図面に基
づいて説明する。
第1図及至第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図はワンボツクス車のフロント部を示す斜視
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は
第1図のB−B線断面図、第4図は第1図のD−
D線断面図、第5図は第1図の矢視C断面図であ
る。
図において、ワンボツクス車Wのフロントパネ
ル1の下部端部とフロントピラー2とで形成され
るフロントコーナー部Kには、車内側より該コー
ナー部Kを取り囲むようにヘツドランプケース3
が配設され、ヘツドランプケース3の端縁は一端
部がフロントパネル1に溶着され、他端部はフロ
ントピラー2に溶着されている。このヘツドラン
プケース3内の前部部位にはヘツドランプ4が取
り付けられているとともに、ヘツドランプ4の前
面にはヘツドランプフイニツシヤー5が設けら
れ、このヘツドランプフイニツシヤー5によりコ
ーナー部Kが外界より覆蓋されている。このヘツ
ドランプフイニツシヤー5には外気の流通可能な
通孔5a及び5bが設けられているが、ヘツドラ
ンプ4の後方には隔壁6が配設されているため、
外気は隔壁6にて遮断され、それ以上侵入するこ
とはできない。即ち隔壁6はヘツドランプケース
3内に横設され、その端縁はヘツドランプケース
3の内壁に溶着されて、ヘツドランプケース3内
を前方のヘツドランプ取付部3aと後方のエアー
通路3bとに2分割し、両者を完全に隔絶してい
る。この隔壁6とヘツドランプケース3の背面と
により形成されているエアー通路3bは、ヘツド
ランプケース3の上面に開口した開口穴3cによ
り上方のヒーターエアー吸入口7と連通されてい
る。即ち、開口穴3cの上方にはヒーターユニツ
ト8が配設され、ヒーターユニツト8と連設され
てヒーターユニツト8内に外気を導入するヒータ
ーエアー吸入口7がその下方に位置し、ヒーター
エアー吸入口7の下端縁は開口穴3cに直結され
ている。なお、図中8aはヒーターユニツト8内
のフアンであり、図中7aはヒーターエアー吸入
口7を開閉するための開閉板である。
一方、ヘツドランプケース3の側面には開口穴
3dが貫設され、この開口穴3dは、ヘツドラン
プケース3と隣接するフロントピラーの内壁と外
壁間にて形成されているエアー通路2aと導通し
ている。この導通部Tには、フロントピラー2の
内壁に固設され、開口穴3dの上部及び側部を覆
蓋する遮水板9が設けられ、この遮水板9はエア
ー通路2aを通つて外部より流入する雨水の開口
穴3d内への侵入を遮断している。即ち、雨水は
遮水板に沿つて下方へ落下し、フロントピラー2
下端部の水切り穴10より車外へ排出される。な
お、フロントピラー2の上方部には第4図に示す
外気吸込み穴11が形成されている。
本例のヒーターエアーインテーク構造によれ
ば、外気吸込み穴11より取り入れた外気はフロ
ントピラー2のエアー通路2aを通り、フロント
ピラー2下部の遮水板にて雨水が分離され、エア
ーのみが開口穴3dよりヘツドランプケース3内
のエアー通路3bに入る。さらにエアーはエアー
通路3bよりヒーターエアー吸込み口7へ導入さ
れヒーターユニツト8に吸入される。
(効果) 本考案によるヒーターエアーインテーク構造に
よれば、ヘツドランプケース内を隔壁によりエア
ー通路とランプ取付部とに隔絶し、エアー通路へ
は車両前方から外気が侵入するのを防止し、エア
ー通路への外気の導入をフロントピラーのエアー
通路から導入することとしたため、外気吸込み口
の高さを高位置とすることができ、かつ外気吸込
み口の向きを車両後方向きにすることができる。
そのため、ヒーターユニツトに外気を吸入するに
際し、先行車両の排気ガスを直接車内に吸い込む
危険性がないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図及至第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図はワンボツクス車のフロント部を示す斜視
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は
第1図のB−B線断面図、第4図は第1図のD−
D線断面図、第5図は第1図の矢視C断面図であ
る。第6図及び第7図は従来例を示し、第6図は
ワンボツクス車のフロント部を示す斜視図、第7
図は第6図のX−X線断面図である。 1……フロントパネル、2……フロントピラ
ー、W……ワンボツクス車、K……フロントコー
ナー部、3……ヘツドランプケース、3c,3d
……開口穴、3b,2a……エアー通路、3a…
…ヘツドランプ取付部、6……隔壁、7……ヒー
ターエアー吸込口、8……ヒーターユニツト、T
……導通部、9……遮水板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントパネル1とフロントピラー2で形成さ
    れるワンボツクス車Wのフロントコーナー部Kに
    内側より溶着されたヘツドランプケース3を設
    け、そのヘツドランプケース3をエアー通路とし
    て兼用し、車外より外気をヘツドランプケース3
    へ引き入れるとともに、同ヘツドランプケース3
    の上面ないしは側面に開口穴3cを設け、これに
    ヒーターユニツト8のヒーターエアー吸込口7を
    直結してなるワンボツクス車のヒーターエアーイ
    ンテーク構造において、前記ヘツドランプケース
    3内を後方のエアー通路3bと前方のヘツドラン
    プ取付部3aとに隔壁6で隔絶し、該エアー通路
    3bへ車両前方から外気が侵入するのを防ぐとと
    もに、同エアー通路3bにはフロントピラー2に
    より形成されるエアー通路2aを導通して、導通
    部Tには遮水板9を設け雨水を分離しつつ、この
    エアー通路2aより外気をヒーターユニツト8内
    に導入することを特徴とするワンボツクス車のヒ
    ーターエアーインテーク構造。
JP19319984U 1984-12-20 1984-12-20 Expired JPS6343131Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19319984U JPS6343131Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

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JP19319984U JPS6343131Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61106411U JPS61106411U (ja) 1986-07-05
JPS6343131Y2 true JPS6343131Y2 (ja) 1988-11-10

Family

ID=30750619

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JP19319984U Expired JPS6343131Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

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JPS61106411U (ja) 1986-07-05

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