JPS6141616Y2 - - Google Patents

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JPS6141616Y2
JPS6141616Y2 JP9563082U JP9563082U JPS6141616Y2 JP S6141616 Y2 JPS6141616 Y2 JP S6141616Y2 JP 9563082 U JP9563082 U JP 9563082U JP 9563082 U JP9563082 U JP 9563082U JP S6141616 Y2 JPS6141616 Y2 JP S6141616Y2
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JP
Japan
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air
bumper
air chamber
intake port
vehicle
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JP9563082U
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JPS59304U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は内部に外気の導入路を形成した車両
用バンパに関するものである。
バス等の車両においては、車室の空気調和を図
るために外気を導入するようにしているが、同時
に雨水等が侵入するのを防ぐために、たとえば実
開昭52−75344号公報に示すような考案がなされ
ている。
しかし一般には、第1図、第2図に示すよう
に、車両前面部1に空気取入口2を設け、これに
上縁部3aをヒンジ部にした蓋3を取付け、開閉
自由にしてあるものが多い。このように空気取入
口を車両前面部に設けると、走行中の風圧分布上
から外気を取り入れるのにもつとも効果的である
が、雨水等もまたこの空気取入口から侵入しやす
いという欠点がある。
これに対して本考案は、バンパの前面部に空気
取入口を設け、バンパの内部を空気室としてここ
で雨水等の排水が容易に行われる外気導入路を提
供するようにしたものである。
次に本考案の詳細を第3図〜第6図に示す実施
例によつて説明する。
第1の実施例は、第3図〜第5図に示すように
フロントバンパ5に設けたものである。フロント
バンパ5は本体部5aの左右に立上り部5b,5
bが形成してあり、その各断面部は第4図に示す
ようにコ字形状になつている。本考案はこのフロ
ントバンパ5において、本体部5aを仕切板6,
6で区画し、仕切板6から立上り部5bにかけ
て、コ字形状断面部の背後の開口部分を後面板7
で塞ぎ、閉断面形状からなる左右の空気室8,8
を形成するようにしてある。そしてフロントバン
パ5の前面部5cに空気室8の空気取入口9を設
け、フロントバンパ5の下面部5dに空気室8に
侵入した雨水等を排水する水抜孔10を設け、さ
らに後面板7において立上り部5bの背面に位置
するところに、空気室8から車室への空気導入口
11を設けるようにしてある。
従つて外気は空気取入口9から空気室8に入
り、外気とともに侵入した雨水等を水抜孔10か
ら排水し、空気のみが空気導入口11から車室内
へ入るようになつている。
第2の実施例は、第6図に示すようにフロント
バンパ14に設けたものである。フロントバンパ
14も背後を後面板15で塞いで閉断面形状に形
成してあり、本体部14aと左右の端部14b,
14bとの間に、上方が閉塞し下方が開放されて
いる仕切板16,16が設けてある。こうして全
体が空気室17になつていて、仕切板16,16
で囲われた本体部14aの前面部14cに空気室
17の空気取入口18を設け、本体部14aの下
面部14dに雨水等を排水する水抜孔19を設
け、さらに後面板15において端部14bの上部
に位置するところに、空気室17から車室への空
気導入口20を設けるようにしてある。
従つて外気は空気取入口18から空気室17に
入り、外気とともに侵入した雨水等を水抜孔19
から排水し、空気のみが仕切板16の下を潜つて
空気導入口20から車室内に入るようになつてい
る。
前述のように本考案は、バンパの内部を空気室
として利用したものであり簡単な構造からなるも
のであるが、バンパの前面部に空気取入口を設け
てあるから外気を効果的に取り入れることができ
る。そして外気は空気室を経由して車室内に導入
されるから、空気室において気水分離が確実に行
われる。また車両の走行中はバンパ下面の風圧分
布が負圧になるから、水抜孔からの雨水等の排水
には好条件になる。さらに空気室を設けるために
バンパを閉断面形状にしてあるので、バンパの剛
性が高められるなど種々の利点がある。
なお前述の実施例は自然通風によるものであつ
たが、外気導入フアンを設けてバンパの空気取入
口から車室内に強制的に外気を取り入れるように
する場合も、同様に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般例の空気取入口を有する車両の正
面図、第2図は第1図A−A線の拡大断面図、第
3図は本考案の第1実施例を示すバンパまわりの
要部斜視図、第4図は第3図B−B線の拡大断面
図、第5図は第3図C−C線の拡大断面図、第6
図は本考案の第2実施例を示すバンパの斜視図で
ある。 5……フロントバンパ、5c……前面部、5d
……下面部、7……後面板、8……空気室、9…
…空気取入口、10……水抜孔、11……空気導
入口、14……フロントバンパ、14c……前面
部、14d……下面部、15……後面板、17…
…空気室、18……空気取入口、19……水抜
孔、20……空気導入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面コ字形状のバンパの後面部を塞いで閉断面
    形状の空気室を形成し、該バンパの前面部と下面
    部と後面部とに、該空気室の空気取入口、水抜
    孔、車室への空気導入口をそれぞれ設けたことを
    特徴とする車両用バンパ。
JP9563082U 1982-06-25 1982-06-25 車両用バンパ Granted JPS59304U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9563082U JPS59304U (ja) 1982-06-25 1982-06-25 車両用バンパ

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JP9563082U JPS59304U (ja) 1982-06-25 1982-06-25 車両用バンパ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59304U JPS59304U (ja) 1984-01-05
JPS6141616Y2 true JPS6141616Y2 (ja) 1986-11-27

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ID=30228287

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JP9563082U Granted JPS59304U (ja) 1982-06-25 1982-06-25 車両用バンパ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0755615B2 (ja) * 1986-06-04 1995-06-14 日本電装株式会社 車両用空気調和装置
JPH059208Y2 (ja) * 1986-12-08 1993-03-08
JP5011937B2 (ja) * 2006-10-12 2012-08-29 日産自動車株式会社 車両用バンパ構造
JP5402908B2 (ja) * 2010-11-05 2014-01-29 株式会社デンソー 車両用衝突検知装置
JP6361043B2 (ja) * 2014-08-05 2018-07-25 本田技研工業株式会社 車両用空調装置

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JPS59304U (ja) 1984-01-05

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