JPS6216086Y2 - - Google Patents

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JPS6216086Y2
JPS6216086Y2 JP1982170700U JP17070082U JPS6216086Y2 JP S6216086 Y2 JPS6216086 Y2 JP S6216086Y2 JP 1982170700 U JP1982170700 U JP 1982170700U JP 17070082 U JP17070082 U JP 17070082U JP S6216086 Y2 JPS6216086 Y2 JP S6216086Y2
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JP
Japan
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upper side
side frame
box
air
vehicle
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JP1982170700U
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JPS5974111U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車における車室内へのフレツシユ
エア取入部の車体構造に関する。
第4図に示すように、エンジンルームR1とカ
ールーム、即ち車室R2とを区画するダツシユボ
ード110の上方のアツパスペースSは、前方の
エンジンルームR1とはセパレータ106により
画成されており、上方はカウルトツプパネル10
4にて塞がれ、左右にはアツパーサイドフレーム
115,115が側壁を形成し、これによりカウ
ルボツクス120が構成されている。
そしてカウルトツプパネル104には既知の如
くエア導入孔が形成されており、上記アツパスペ
ースSはエアダクトを兼ねるカウルボツクス12
0を構成し、該エアダクト120内へ導入された
フレツシユエアをダツシユボード110のフロン
トメンバに形成したエア取入口124に直接送
り、通風路125を経て車室R2内へ取入れるよ
うに構成されている。
しかしながら雨天時における車両走行時にあつ
ては、エア導入孔からフレツシユエアとともに雨
水がカウルボツクス120内に流入し、カウルボ
ツクス120の底部を構成するボトムメンバ11
3上を流れるが、車両の振動、又はボトムメンバ
113の凹凸形状により水が跳ね上がつてその水
滴が直接エア取入孔124内に浸入し、車室R2
に水滴が入ることになる。
本考案は以上従来のフレツシユエア取入部の車
体構造における問題点を解決すべく成されたもの
で、その目的とする処は、前記通風路に水滴が入
らないようにし、以つて車室内に水が浸入するの
を防止するようにした自動車の車体構造を提供す
るにある。
斯かる目的を達成すべく本考案は、前記カウル
ボツクスの左右側壁を構成するボツクス断面状の
アツパーサイドフレームの側壁に通風孔を形成
し、アツパーサイドフレームの内部より車室内に
臨む通風路を設け、上記通風孔を一旦経てから上
記通風路にフレツシユエアが送られるように構成
したことを要旨としている。
以下に本考案の好適一実施例を第1図乃至第3
図に基づいて詳述する。第1図は自動車のボデイ
の斜視図、第2図は本考案に係るフレツシユエア
取入部の截断斜視図、第3図は第2図3−3線断
面図である。
自動車ボデイのフロント部分の左右にはカウル
サイドパネル2が構成され、両カウルサイドパネ
ル2,2間には既知の如く開閉可能なるボンネツ
ト1が設けられている。このボンネツト1の後端
とフロントウインド3の下端との間にカウルトツ
プパネル4が車体の幅方向に亘つて設けられてい
る。
ボンネツト1下方のエンジンルームR1と車室
R2とはダツシユボード10により区画され、こ
のダツシユボード10はロアメンバ11とアツパ
メンバ12とから成り、更にアツパメンバ12は
ボトムメンバ13とフロントメンバ14とから成
つている。このアツパメンバ12の左右には側壁
を成す断面ボツクス状のアツパーサイドフレーム
15,15が構成されている。
一方フロントメンバ14の車室R2側にはイン
ナパネル5が接合一体化され、又ボトムメンバ1
3の前端にはロアメンバ11と同一平面的にセパ
レータ6が起立形成されており、これによりダツ
シユボード10の上方に、エンジンルームR1
はセパレータ6でもつて画成されたアツパスペー
スSが形成され、このアツパスペースSはカウル
ボツクス20を構成している。
又カウルトツプパネル4の中央部には前方に開
口するエア導入孔22……を有するエア導入部2
1が形成されている。
そしてボトムメンバ13の側端部上に接合され
て骨部材を成す断面ボツクス状のアツパーサイド
フレーム15の内側壁16に通風孔であるエア通
過孔23……を複数形成する。このエア通過孔2
3……はボトムメンバ13より充分に高位にあ
り、前後に一列に配設された、図示では4個の方
形小孔である。
更に上記内側壁16よりも外側であつて、即ち
アツパーサイドフレーム15の正断面内に臨むフ
ロントメンバ一14の端部にエア取入孔24を形
成し、インナパネル5までを通風路25にて繋
ぎ、車室R2内へアツパーサイドフレーム15内
のスペースsを連通させる。このエア取入孔24
もボトムメンバ13より高位にあり、方形の比較
的大孔である。
尚エアダクトを兼ねるカウルボツクス20の底
部を構成するボトムメンバ13の左右端部には排
水路30が形成され、この排水路30は前部、即
ちセパレータ6寄りであつて、アツパーサイドフ
レーム15よりも内側から形成され、アツパーサ
イドフレーム15の下方を経、サイドアウタパネ
ル2とサイドインナパネル7間に開放している。
而してエア導入孔22からエアダクト20内に
導入されたフレツシユエアは、邪魔板の如く位置
するアツパーサイドフレーム15の内側壁16に
一旦当り、そのエア通過孔23……で絞られ、サ
イドメンバ15内のスペースsを経てからエア取
入孔24内に流入し、車室R2内に取入れられ
る。
従つて雨天時における車両走行時にフレツシユ
エアとともにエアダクト20内に流入した雨水及
び車両の振動等により跳ね上がつたりしてできた
水滴は、一旦アツパーサイドフレーム15内の内
側壁16に当たつて該内側壁16を下方へ伝つて
ボトムメンバ13上に落ちる。更に内側壁16の
エア通過孔23……で絞られたフレツシユエアと
ともにアツパーサイドフレーム15内のスペース
sに浸入する僅少の水滴は、アツパーサイドフレ
ーム15の外側壁17に付着して落下し、エア取
入孔24内には平面視で90゜の向きを変えたフレ
ツシユエアだけが流入することとなる。
しかもエア通過孔23……はボトムメンバ13
よりも充分高位に形成されているため、ボトムメ
ンバ13上を排水路30方向に流れる水が直接当
該エア通過孔23……内に流入することはない。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、ア
ツパーサイドフレームの正断面内に臨む部分に通
風路を形成し、該アツパーサイドフレームの側壁
に通風孔を形成したためカウルボツクス内に導か
れたフレツシユエアが一旦通風孔を経て断面ボツ
クス状のアツパーサイドフレーム内に先ず流入
し、この時アツパーサイドメンバの側壁が邪魔板
の如き作用でもつて水分を取除き、更に通風孔と
通風路とが結果的に90゜位相を異ならせて構成さ
れているため、仮令アツパーサイドフレーム内に
僅少の水滴が浸入しても、通風路内にまで浸入す
るのを防止することができ、従つて車室内に水が
浸入するのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は自動車ボデイの斜視図、第2図は
本考案に係る車体構造の截断斜視図、第3図は第
2図中3−3線断面図、第4図は従来のフレツシ
ユエア取入部を示す第2図と同様の図である。 尚図面中3はフロントウインド、15はアツパ
ーサイドフレーム、20はカウルボツクス、23
は通風孔、25は通風路、R2は車室である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントウインドの前側で車幅方向に延在する
    カウルボツスより外気を車室内に取り入れる構成
    において、カウルボツクスの左右側壁を形成する
    ボツクス断面状のアツパーサイドフレームの前記
    側壁に通風孔を設け、又カウルボツクスの底部を
    構成するボトムメンバの左右端部に排水路を形成
    し、前記アツパーサイドフレームの内部より車室
    内に臨む通風路を設け、更に前記通風孔及び通風
    路はカウルボツクス及びアツパーサイドフレーム
    の各底面より離間して構成して成る自動車の車体
    構造。
JP17070082U 1982-11-11 1982-11-11 自動車の車体構造 Granted JPS5974111U (ja)

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JP17070082U JPS5974111U (ja) 1982-11-11 1982-11-11 自動車の車体構造

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JP17070082U JPS5974111U (ja) 1982-11-11 1982-11-11 自動車の車体構造

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Publication Number Publication Date
JPS5974111U JPS5974111U (ja) 1984-05-19
JPS6216086Y2 true JPS6216086Y2 (ja) 1987-04-23

Family

ID=30372572

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JP17070082U Granted JPS5974111U (ja) 1982-11-11 1982-11-11 自動車の車体構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320836U (ja) * 1976-07-31 1978-02-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320836U (ja) * 1976-07-31 1978-02-22

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JPS5974111U (ja) 1984-05-19

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