JPH0319988B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0319988B2
JPH0319988B2 JP59000073A JP7384A JPH0319988B2 JP H0319988 B2 JPH0319988 B2 JP H0319988B2 JP 59000073 A JP59000073 A JP 59000073A JP 7384 A JP7384 A JP 7384A JP H0319988 B2 JPH0319988 B2 JP H0319988B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
vector
memory
tag
working memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59000073A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60144873A (ja
Inventor
Akira Maeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP7384A priority Critical patent/JPS60144873A/ja
Publication of JPS60144873A publication Critical patent/JPS60144873A/ja
Publication of JPH0319988B2 publication Critical patent/JPH0319988B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/76Architectures of general purpose stored program computers
    • G06F15/80Architectures of general purpose stored program computers comprising an array of processing units with common control, e.g. single instruction multiple data processors
    • G06F15/8053Vector processors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は計算機システムにおいて効率の良いベ
クトル演算を可能とするメモリ装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
スーパーコンピユータと称される高速計算機で
は、ベクトル演算を高速に、且つ効率良く処理す
る為に種々の工夫がなされている。上記ベクトル
演算は、例えば2つの配列データA,Bの各要素
A(I),B(I)をそれぞれ加算し、 C(I)=A(I)+B(I) なる要素の配列データCを求めるものである。こ
のベクトル演算は上記各ベクトルの各要素毎に同
一の計算を施すことによつて実行され、例えば 指数部の比較 仮数部の桁合せ 仮数部の加算処理 四捨五入処理 正規化処理 等にその演算を分解し、前記各要素毎に順次パイ
プライン的に行われる。第1図はその一例をすも
ので、パイプライン段数が5段の演算を6回に亙
つて実行する様子を示している。この演算方式は
パイプライン方式と称され、上記パイプライン段
数をm、このパイプライン演算の各段における演
算時間(パイプラインピツチ)をτ、データ数を
nとしたとき、その演算に要する時間Tは T=mτ+(n−1)τ =(m−1)τ+nτ となる。この式から明らかなように、データ数n
が多いときには、そのベクトル演算(nτ)の時
間で実行できる。また前記パイプライン段数mを
大きくすると、一般に前記パイプラインピツチτ
が短くなり、その実行時間(nτ)を短縮するこ
とができるので、その総合的な演算性能の向上を
図ることが可能となる。
ところで、この種のパイプライン方式によつて
ベクトル演算を効率良く実行するには、その演算
に供されるデータ(配列データの各要素)を前記
パイプラインピツチτ毎に次々と与えることが必
要である。然し乍ら、回路網解析、電力潮流計算
等で用いられるベクトルは所謂スパースペクトル
(疎ベクトル)であり、そのベクトル要素の殆ん
どが零(0)であると云う性質を有している。即
ち、スパースペクトルの非零要素は、例えば第2
図に示すように高々数パーセントである。この
為、これらのデータを順に読出してパイプライン
演算に供したとしても、実質的にその演算効率の
向上を望むことができなかつた。またこのような
スパースペクトルSA,SBをそのままメモリに格
納して演算に供するには、余りにも多くのメモリ
容量を必要とし、問題があつた。
そこで従来、第2図に示すスパースペクトル
SA,SBの非零要素のデータ位置に着目し、その
データ位置をインデツクスデータIA,IBとして
表わし、例えば第3図に示すように非零要素のデ
ータSAN,SBNと、そのデータが存在するベク
トル中の位置を示すインデツクスIA,IBとによ
り密ベクトルの形式で表現してベクトル演算に用
いることが考えられている。尚、第3図に示す例
の密ベクトルSAはベクトルSAの3番目の要素の
データが“4”,120番目の素データが“9”……
であることを示している。
第4図はこのような密ベクトルを用いた従来の
ベクトル演算処理の流れを示す図である。この処
理の流れについて簡単に説明すると、上記密ベク
トルの要素を順に指定する2つのパラメータI,
Jを用い、これらのパラメータI,Jに従つて前
記インデツクスデータIA(I),B(J)をデータ
X,Yとして読出す。そしてこれらのデータX,
Yが等しいとき、これらのデータX,Yを得た上
記パラメータI,Jの値から前記ベクトルSA,
SB中データ位置(番地)を求め、その番地LA,
LBに格納されたデータSAN,SBNを読出して
パイプライン演算部に与え、その演算を行わせ
る。しかるのち、前記パラメータI,Jをそれぞ
れインクリメントして、次にデータX,Yが等し
くなるときのデータ抽出処理に移る。また前記比
較においてデータX,Yが異なる場合には、その
大小関係に応じて上記データXまたはデータYを
インクリメントして、そのデータL,Yが等しく
なるものを探し出す処理を行う。以上の処理を繰
返し実行してインデツクスを同じくする非零要素
のデータだけを抽出し、これを順にパイプライン
演算部に与えることにより、そのベクトル演算の
高速化が図られる。尚、このようにして処理を実
行する場合には、前記インデツクスデータが所謂
昇べきの順に並んでいなければならないことは云
うまでもない。
然し乍ら、このような処理を実行する場合、一
方のベクトルの1つのインデツクスに対して他方
のベクトルの殆んどのインデツクスとの比較照合
を行うことが必要となる。特に、前記各密ベクト
ルのインデツクスがそれぞれ昇べきの順序で並ん
でいない場合には、一方のベクトルの1つのイン
デツクス毎に他方のベクトルの全てのインデツク
スに対してそれぞれ比較照合を行う必要が生じ、
その処理効率が非常に悪い。しかもそのインデツ
クスの比較処理に多くの時間が費やされることに
なるので、前記パイプラインピツチτに同期して
ベクトル演算に供するデータを順に抽出すること
が難しいと云う問題があつた。
そこで本発明者等は、第3図に示す密ベクトル
SAを、一旦スパースペクトル(疎ベクトル)の
形式に変換し、これをメモリに格納してベクトル
演算に用いることを考えた(特願昭58−50499)。
第5図はこのようなベクトル形式の変換を行つて
ベクトル演算を行う処理装置の要部概略構成図で
あり、1はベクトルデータSAN,SBNを格納し
たデータメモリ、2は上記ベクトルSA,SBに対
するインデツクスデータIA,IBを格納したイン
デツクスメモリ、3は上記ベクトルSAから疎ベ
クトルを作成する作業メモリである。4はベクト
ルSAのデータSAN,IAを前記メモリ1,2から
順に読出す為のカウンタであり、レジスタ5,6
には前記メモリ1,2におけるベクトルSAの格
納番地が初期設定されている。しかして前記カウ
ンタ4で示されるデータと前記レジスタ5,6に
初期設定されたデータとが加算器7,8によつて
それぞれ加算され、これらのデータにより前記メ
モリ1,2がアクセスされて前記データSAN,
IAが順に読出される。このとき、インデツクス
データIAは加算器9にて、レジスタ10に初期
設定された疎ベクトルの作業メモリ3における格
納開始番地データWAと加算され、その加算デー
タが前記作業メモリ3の番地指定データとして与
えられ、該番地に前記データメモリ1から読出さ
れたデータSANが書込まれる。これによつて作
業メモリ3には、スパースペクトルAの非零要素
の位置に対応して前記データメモリ1から読出さ
れたデータSANが格納されることになる。この
処理が前記ベクトルSAの全ての要素に対して行
われ、この結果前記作業メモリ3には第2図にす
形式に変換されたベクトルが得られることにな
る。
しかして次に前記データメモリ1およびインデ
ツクスメモリ2からベクトルSBの要素がそれぞ
れ順に読出される。そして上記インデツクスメモ
リ2から出されたインデツクスデータIBに前記
レジスタ10に設定されたデータが加算され、そ
のデータによつて前記作業メモリ3がアクセスさ
れる。この結果、作業メモリ3からは、ベクトル
SBのインデツクスデータIBに等しいインデツク
スに存在するデータが前記ベクトルSBの各デー
タSBNと共に読出されることになる。これによ
つてパイプライン演算部11には、ベクトル演算
に供されるデータSAN,SBNが順に連続して与
えられることになる。尚、この場合、作業メモリ
3から読出されるデータがベクトルSAの非零要
素以外のものを含む場合があり、その“0”デー
タがベクトル演算にとつて無駄な処理となること
もある。然し乍ら、このような多少の無駄があつ
てもベクトル演算に必要なデータSAN,SBNを
非常に簡易に、且つ高速に連続的に得ることがで
きるので前述した第4図に示す処理に比較して遥
かにベクトル演算の処理効率が良なる。
ところで、このようにしてベクトルに対する処
理を行う場合、処理対象とするベクトルが変わる
都度、前記作業メモリ3の全てを零(0)に初期
設定したり、或いは先にデータSANが格納され
たアドレスであつて、現データ処理において新た
なデータSANによつてデータ更新されなかつた
アドレスについてはこれを零(0)にリセツトす
る必要がある。仮にこのリセツト処理が行われな
いと、前記データSBNの読出し時に、そのイン
デツクスデータIBに該当した先のベクトルSAの
データSANが作業メモリ3から読出されること
になり、ベクトル演算に悪影響を及ぼす。従つて
上記リセツト処理を省略することができない。と
ころが、前述したように作業メモリ3はベクトル
SAをスパースペクトルの形式に変換して格納す
るものであるから、そのアドレス数が非常に多
い。この為、これらの全てのアドレスのデータを
それぞれリセツトするには、そのリセツト処理に
多大な時間を必要とすると云う問題があつた。ま
た作業メモリ3の前記データSANが書込まれた
アドレスを検索して、そのアドレスに対してのみ
リセツト処理を行うには、その制御が複雑化する
ことのみならず、上記アドレスの多くの処理時間
が必要となる問題があつた。そこで、このような
問題を解消するべく、2つの作業メモリを並列的
に設け、一方のメモリを用いて前述したベクトル
処理を行つている期間に、他方のメモリをリセツ
ト処理することが考えられている。然し乍ら、こ
のように装置を構成すると前記作業メモリ3とし
て大容量のメモリが必要となり、そのハードウエ
アが大規模化すると云う問題が生じた。
〔発明の目的〕
本発明はこのような事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、パイプライン処
理によるベクトル演算に供されるスパースペクト
ルの要素を簡易に、且つ効率良く連続的に抽出す
ることのできる実用性の高いメモリ装置を提供す
ることにある。
〔発明の概要〕
本発明は、演算処理に供せられるデータを格納
するメモリに上記データと共にそのデータの種類
を示すタグ情報を一体的に登録し、このメモリか
ら上記データとタグ情報を読みだしたとき、その
タグ情報と読出し指定されたタグ情報とを比較
し、これらのタグ情報が等しいときに前記メモリ
から読出されたデータを出力し、且つ上記2つの
タグ情報が異なるときには前記メモリから読出さ
れたデータに代えて予め特定されたデータを出力
するようにしたものである。
具体的には、ベクトルデータ毎に異なるタグ情
報を設定してそのタグ情報と共に上記ベクトルの
データを作業メモリに登録し、この作業メモリか
ら前記データを読出したとき、そのタグ情報が指
定されたものである場合にのみ上記データを出
し、その他の場合には上記データに代えて特定の
データ、例えば零(0)データを出力するように
したものである。
〔発明の効果〕
かくして本発明によれば、ベクトルSBのイン
デツクスデータIBに従つて作業メモリから読出
したデータが、目的とするベクトルA(ベクトル
SAをスパースペクトルに変換したベクトル)の
データSAN以外のものであつても、前記タグ情
報の比較処理によつて例えば零(0)データに変
換されて出力されるので、結局ベクトル演算に有
効な前記ベクトルSAのデータSANだけを出力す
ることが可能となる。しかも作業メモリにベクト
ルデータを書込むとき、そのベクトルを識別する
タグ情報を同時書込んでおくだけで上記タグ情報
によつてデータの出力が制御されるので、煩わし
いリセツト処理が一切不要となり、そのデータ処
理効率の大幅な向上を図り得る。即ち、作業メモ
リに書込みベクトルデータ以外の、上記作業メモ
リに既に書込まれているデータを等価的に零
(0)にリセツトすることができ、スパースペク
トルに対する処理を極めて効率良く実行すること
が可能となる。またパイプライン処理に対してデ
ータを効率良く、且つ連続に与えることができ実
用上多大な効果が奏せられる。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例につき説
明する。
第6図は実施例装置の要部概略構成を示すもの
であり、図中3は前記第5図に示す作業メモリに
相当するものである。この作業メモリ3はインデ
ツクスデータによつてアドレス指定されるもの
で、メモリ領域をデータ部3aとタグ部3bとに
分けている。上記タグ部3bは前記データ部3a
に登録されるベクトルデータSANが属するベク
トルSA毎に設定されるタグ情報を、上記データ
SANに対応して登録するものである。しかして
このタグ情報は、上述したように作業メモリ3に
書込むベクトルに対応してタグレジスタ12設定
され、このタグレジスタ12から作業メモリ3に
与えられる。この作業メモリ3へのデータの書込
みは、前述したようにして行われる。即ち、前記
第3図に示すような密ベクトルSAのデータSAN
をそのインデツクスデータIA従つて作業メモリ
3の該当アドレスにそれぞれ書込むことによつて
行われる。この際、タグレジスタ12に設定され
たタグデータを、上記作業メモリ3のタグ部3b
の前記インデツクスデータIAによつて示される
アドレスにそれぞれ同時に書込む。これによつて
作業メモリ3にはベクトルSAがスパースペクト
ルの形式に展開され、且つその非零要素のデータ
にそれぞれタグデータが付された形式として書込
まれることになる。尚、この作業メモリ3に新た
な別のベクトルのデータを書込むときには、前記
タグデータの値を変更した上で、その書込みが行
われることは云までもない。
即ち、例えば第7図に作業メモリ3の構成を示
すように、1つのベクトルに対してタグデータ
“1”を設定して作業メモリ3にデータを書込み、
その処理を終了して前記作業メモリ3に次のベク
トルのデータを書込むとき、前述したようにタグ
データの値が例えば“2”に変更される。そして
ベクトルのインデツクスに従つて作業メモリ3の
該当アドレスに上記タグデータと共にベクトルデ
ータが書込まれる。このとき、そのインデツクス
データによつて指定されるアドレスに、既に先の
ベクトルデータが書込まれていたとしても、今回
新たに書込まれるデータによつてそのアドレスに
既に登録されていたデータが更新されることにな
る。そして、このようにしてデータ更新が行われ
たアドレスを含めて、作業メモリ3の新たなベク
トルのデータが書込まれたアドレスには、今まで
とは全く異なるタグデータ“2”がそれぞれ付さ
れることになる。
しかして、このようにして作業メモリ3に登録
されたベクトルデータを続出す場合には、前記タ
グレジスタ12にそのベクトルを示すタグデータ
をセツトした上で、つまりデータ書込み時に用い
たタグデータを変更することなしに行われる。そ
して、ベクトル演算に供するベクトルSBのイン
デツクスデータIB従つて、作業メモリ3から前
記ベクトルSAのデータSANと共にそのタグデー
タを読出す。このとき、作業メモリ3のタグ部3
Bから読出されたタグデータは比較器13により
前記タグレジスタ12に設定されたタグデータと
比較される。比較器13は上記2つのタグデータ
が等しいとき、ゲート回路14に対してゲート開
成信号を出力してそのゲートを開き、上記タグデ
ータと共に前記作業メモリ3のデータ部3aから
読出されたデータを出力して、これをパイプライ
ン演算部11に与えている。また前記比較器13
は前記2つのタグデータが異なるとき、前記ゲー
ト回路14に対してゲート開成信号を発生し、前
記データ部3aから読出したデータのパイプライ
ン演算部11への出力を阻止している。この結
果、パイプライン演算部11には前記作業メモリ
から読出されたデータに代えて、零(0)データ
が出力されることになる。このようにしてベクト
ルSBのインデツクスデータIBに従つて作業メモ
リ3からベクトルSAの該当データの全てを読出
したのち、次のベクトル演算を行うべく、作業メ
モリ3に次のベクトルのデータ書込みが行われ
る。この場合、そのベクトルが異なることから前
述したように値の異なるタグデータが用いられる
ことは云までもない。
かくして上記の如く構成された装置によれば、
作業メモリ3から前記インデツクスデータIBに
従つてベクトルSAの要素以外のデータが読出さ
れたとしても、前記タグ情報の比較結果に基くゲ
ート回路14の制御によつて、そのデータ出力が
阻止されるので前記ベクトルSA以外のデータが
出力されることがない。換言すれば、ベクトル
SA以外のデータは自動的に零(0)データに変
換されて出力され、ここにその等価的なリセツト
が行われることになる。従つて、従来問題となつ
ていたリセツト処理が不要となり、その処理効率
の大幅な向上を図ることが可能となる。
尚、予め準備されたタグデータの全てを使用し
た場合、そのタグデータを再び用いることが必要
となる。この時、先に使用されたタグデータに対
応するベクトルデータと、再使用されるタグデー
タに対応するベクトルとの識別ができなくなると
云う不具合が発生する。従つて、このような場合
には、前記作業メモリ3を全て零(0)リセツト
することが必要となるが、そのリセツト処理の頻
度は極めて少ない。具体的に前記タグ情報として
8ビツトのデータを用いるものとすると、前記第
5図に示す装置において1つのベクトルを処理す
る都度、作業メモリ3のリセツトを行う場合に比
較して、そのリセツト処理の回数が256分の1に
減少する。従つて上記リセツト処理を含むベクト
ル演算処理を極めて効率良く実行することが可能
となり、その実用的利点が絶大である。またこの
ようにしてベクトルに対するメモリ処理を行つて
も、前述した第5図に示すようにベクトル演算に
供するデータを連続的に出力できることは云うま
でもない。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。例えば、上記実施例では作業メモリから読
出されたタグデータが指定されたタグデータと異
なる場合、予め特定されたデータとして零(0)
データを出力するようにしたが、上記予め特定さ
れたデータとしてオール“1”なるデータを出力
するようにしてもよい。つまり、ベクトル演算に
必要な固定的データを予め設定しておき、前記タ
グデータが異なる場合に、これを出力するように
すればよい。このようにしても、パイプライン演
算部から見れば前記作業メモリが等的にリセツト
されたと看做することができる。またこの処理で
用いられるタグ情報のビツト数や、処理対象とす
るベクトルの要素数等は装置の演算仕様に応じて
定めれば良いものである。その他、本明はその要
旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施すること
ができることは云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はベクトル演算のパイプライン処理を模
式的に示す図、第2図はスパースペクトルのデー
タ構造を示す図、第3図は構造変換した密ベクト
ルのデータ構造を示す図、第4図は従来のベクト
ルデータ処理の流れを示す図、第5図は先に提唱
したベクトル処理装置の構成図、第6図は本発明
の一実施例に係るメモリ装置の概略構成図、第7
図は同実施例における作業メモリの構造を示す図
である。 3……作業メモリ、3a……データ部、3b…
…タグ部、11……パイプライン演算部、12…
…タグレジスタ、13……比較器、14……ゲー
ト回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 非零要素からなる演算すべき一方のベクトル
    データをそのベクトルを識別するタグ情報と共に
    該当アドレスに登録するメモリと、非零要素から
    なる演算すべき他方のベクトルデータのアドレス
    に従つて上記メモリからデータと共にダク情報を
    読出す手段と、上記メモリから読出されたダク情
    報と上記演算すべき一方のベクトルのダク情報と
    を比較して、これらのダク情報が等しいときに上
    記メモリから読出されたデータを出力し、且つ上
    記2つのダク情報が異なるときに上記メモリから
    読出されたデータに代えて零データを出力して、
    演算に供する手段とを具備したことを特徴とする
    メモリ装置。 2 上記非零要素からなる演算すべき一方のベク
    トルデータ及び他方のベクトルデータは、疎ベク
    トルを密ベクトルの形式に変換したものである特
    許請求の範囲第1項記載のメモリ装置。 3 上記メモリに異なるベクトルデータが登録さ
    れるとき、そのダク情報も変更して登録されるも
    のである特許請求の範囲第1項記載のメモリ装
    置。
JP7384A 1984-01-05 1984-01-05 メモリ装置 Granted JPS60144873A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7384A JPS60144873A (ja) 1984-01-05 1984-01-05 メモリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7384A JPS60144873A (ja) 1984-01-05 1984-01-05 メモリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60144873A JPS60144873A (ja) 1985-07-31
JPH0319988B2 true JPH0319988B2 (ja) 1991-03-18

Family

ID=11463995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7384A Granted JPS60144873A (ja) 1984-01-05 1984-01-05 メモリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60144873A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02277753A (ja) * 1989-04-20 1990-11-14 Senju Metal Ind Co Ltd はんだメッキ方法およびその装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51138346A (en) * 1975-05-26 1976-11-29 Toshiba Corp Buffer memory device
JPS54145441A (en) * 1978-04-03 1979-11-13 Nec Corp Converter
JPS54146932A (en) * 1978-05-10 1979-11-16 Nec Corp Address converter

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51138346A (en) * 1975-05-26 1976-11-29 Toshiba Corp Buffer memory device
JPS54145441A (en) * 1978-04-03 1979-11-13 Nec Corp Converter
JPS54146932A (en) * 1978-05-10 1979-11-16 Nec Corp Address converter

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60144873A (ja) 1985-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2273044C2 (ru) Способ и устройство для параллельного объединения данных со сдвигом вправо
US4578750A (en) Code determination using half-adder based operand comparator
US4792897A (en) Address translation unit for translation of virtual address to real address using translation tables of multi-level hierarchical structure
JPS6097435A (ja) 演算処理装置
US3510847A (en) Address manipulation circuitry for a digital computer
US3825895A (en) Operand comparator
KR20130111170A (ko) 압축 및 신장 시스템, 압축 장치, 신장 장치, 압축 및 신장 방법, 압축 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체, 및 신장 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
WO2022068328A1 (zh) 数据迁移的方法、装置、处理器和计算设备
JPH0820951B2 (ja) プロセッサの動作速度を速める方法
JP2006518060A (ja) 単一命令多重データ管理のための方法および計算機プログラム
JPH0319988B2 (ja)
RU2066067C1 (ru) Центральный процессор для многопроцессорной вычислительной системы
Greniewski et al. The external language KLIPA for the URAL-2 digital computer
JPH02126321A (ja) 命令コードのデコード装置
JPS5925264B2 (ja) ベクトル命令処理方式
JP2895892B2 (ja) データ処理装置
JP2624738B2 (ja) 丸め処理方式
JPH0155506B2 (ja)
JPS61109149A (ja) デ−タ処理装置
Muth et al. A Memory Organization for an Elementary List-Processing Computer
JPH06250711A (ja) プログラマブルコントローラ
JPS63282527A (ja) 情報処理装置のアドレッシング回路
JPH0130168B2 (ja)
JPS61127033A (ja) 演算処理装置
JPS62295138A (ja) アドレス生成方式

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term