JPH03196822A - 均質に混合可能なポリマー混合物から作られる半透膜 - Google Patents

均質に混合可能なポリマー混合物から作られる半透膜

Info

Publication number
JPH03196822A
JPH03196822A JP2024294A JP2429490A JPH03196822A JP H03196822 A JPH03196822 A JP H03196822A JP 2024294 A JP2024294 A JP 2024294A JP 2429490 A JP2429490 A JP 2429490A JP H03196822 A JPH03196822 A JP H03196822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
membrane
group
membrane according
formula
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2024294A
Other languages
English (en)
Inventor
Michael Dr Haubs
ミヒャエル、ハウブス
Willi Kreuder
ウィリ、クロイダー
Claus-Peter Krieg
クラウス―ペーター、クライヒ
Juergen Wildhardt
ユルゲン、ウィルトハルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst AG filed Critical Hoechst AG
Publication of JPH03196822A publication Critical patent/JPH03196822A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D67/00Processes specially adapted for manufacturing semi-permeable membranes for separation processes or apparatus
    • B01D67/0081After-treatment of organic or inorganic membranes
    • B01D67/0083Thermal after-treatment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/56Polyamides, e.g. polyester-amides

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、均質に混合可能なポリマー混合物から作られ
る半透膜およびその製造方法に関する。
〔発明の背景〕
Locbおよび5ourirajanにより酢酸セルロ
ースから(Souri rajan、逆浸透、Logo
s Press、 I、ondon1970参照)、お
よび疎水性ポリマーから(米国特許筒US−A−3,6
15,024号)作った非対称膜が紹介されて以来、特
に水中に溶解した低分子量および高分子量の成分を分離
するために、数多くの膜が開発、提案され、それらの構
造および適性が文献(塩水淡水化、35 (1980)
5−20)に記載され、工業界で、あるいは医療用に試
験され好結果を上げている。記載されている膜の多くは
、特定の目的に特に有利な特性を持っている。それらの
化学的および物理的構造の結果、個々の膜のそれぞれは
、非常に特殊な分離上の問題にのみ効果的に使用できる
。このために新たな問題点に対しては常に新しい膜を開
発することが基本的に必要になる。
ヨーロッパ特許節EP−A−0082433号に、既に
公知となっている膜の長所と短所が明瞭に記載されてい
る。このように、例えば、酢酸セルロース製の親水性で
非対称の膜があり、これらは十分非吸若性であるが、そ
の熱的および化学的な耐性に関して改良すべき点が多い
。ポリスルホンあるいは類似のポリマーから作った膜は
良好な熱的および化学的耐性をHすることがあるが、こ
の種の膜は、使用するポリマーが疎水性であるために、
溶解している物質を吸着し、多かれ少なかれ膜を閉塞す
る傾向が強い。ヨーロッパ特許節EP−A−00824
33号に記載されているポリスルホンとポリビニルピロ
リドンとの混合物はポリスルホンの疎水性に起因する短
所を無くしているが、これらの混合物は有機溶剤の作用
に対して敏感である。これらの膜を排水処理に使用する
場合には、廃水中に存在することがあるいわゆるシリコ
ーン消泡剤が膜を閉塞するので、やはり問題がある。
米国特許第US−A−4,051,300号は芳香族ポ
リアミドとポリビニルピロリドンの混合物を記載してい
るが、ポリアミドはポリビニルピロリドンとの相溶性が
低いといわれている。これらの膜はまだ、その親水性に
関して改良の必要がある。
再生セルロースの膜は親水性と同時に溶剤に対する耐性
を何するが、これらの膜は酸性およびアルカリ性の媒体
中で比較的容易に加水分角了され、その土、微生物に攻
季され易い。
〔発明の概要〕
本発明の目的は、親水性が著しい。即ちその全重量に関
して膨大な量の水を吸収でき、加水分解剤および酸化剤
に対して安定で、それに熱的にも安定で、疎水性ポリマ
ーから作った膜よりも有機溶剤に対して耐性が高く、蛋
白質の吸着性が低く、良好な湿潤性があり、また微生物
の作用にも不活性な半透膜を提供することである。
この目的は、均質に混合可能なポリマー混合物の主飲成
分が芳香族ポリアミドおよびポリビニルピロリドンから
成ることを特徴とする、上記の種類の膜により達成され
る。
芳香族ポリアミドは特に、下記に示す、反復構造単位の
式(I)で表わされ、 ここで、El およびC2は同一または異なって おり、 −Ar”−、および−Ar1−X−Ar2の原子団から
選択され、Ar1およびAr2は同じ、または異なった
1、2−フェニレン、1.3−フェニレン、または1.
4−フェニレン基で、これらは(C−C)  −アルキ
ル、(C1−C6)6 一アルコキシ、−CF3またはハロゲンで置換していで
もよく、Xは、 a) 直接結合または下記の二価の基の一つ−0−、−
C(CF3)’2−+ −3O2CO− Rが水素、(C1−C6)  −アルキルまたは7 ル
キル基に1−4個の炭素原子を6するフルオロアルキル
である一C(R1)  −1またはb)  Zが基−〇
−および−(CH3)2である一Z−Ar1−Z− または c)  Yが上記a)のXの意味を持つ0−Ar  −
Y−Ar2−0−を意味する。
本発明に係わる膜に効果的に使用される芳香族ポリアミ
ドは、ランダム共重合体の形でよく、またブロック共重
合体あるいはグラフト共重合体の形でもよい。
式(1)の反復構造単位から成る芳香族ポリアミドを調
製するのに適した化合物は、特に次のようなものである
式    CI −Co−A r 1−Co−C1の適
当なジカルボン酸誘導体は、例えば、4゜4′ −ジフ
ェニルスルホンジカルボニルジクロリド、4.4’  
−ジフェニルエーテルジカルボニルジクロリド、4.4
’  −ジフェニルジカルボニルジクロリド、2,6−
ナフタレンジカルボニルジクロリドおよび置換テレフタ
ロイルジクロリド、例えば2−クロロテレフタロイルジ
クロリドである。
構造HN  A r 1N H2を持つ適当な芳香族ジ
アミンには、m−フェニレンジアミンまたは置換フェニ
レンジアミン、例えば2−クロロ−フェニレンジアミン
、2,5−ジクロロ−フェニレンジアミンまたは2−メ
トキシ−p−フェニレンジアミン、特にp−フェニレン
ジアミンがある。
適当な置換ベンジジン誘導体には、3.3′ジメトキシ
ベンジジン、3.3’  −ジクロロベンジジン、2,
2′  −ジメチルベンジジンおよび好ましくは3.3
−ジメチルベンジジンがある。
式   HN−Ar1−X−Ar2−NH2 の適当なジアミン化合物は、例えば 4.4′ −ジアミノベンゾフェノン、ビス〔4−アミ
ツフエニル〕−スルホン、ビス〔4−(4′ −アミノ
フェノキシ)フェニル〕 −スルホン、1,2−ビス〔
4′ −アミノフェノキシ〕ベンゼン、1,4−ビス〔
(4′ −アミノフェニル)イソプロピル〕−ベンゼン
、2.2’  −ビス(4−(4’  −アミノフェノ
キシ)フェニル〕プロパン、特に]、]4−ビスー(4
′ −アミノフェノキシ)−ベンゼンおよび上記ジアミ
ンの混合物である。
本発明に係わる膜の好ましい実施形態を調製するのに効
果的に使用される混合物は、請求項4〜7に小されたも
のである。
ポリアラミドは公知の方法で、溶液縮合、界面縮合ある
いは融解縮合により調製できる。
芳香族ジカルボン酸ジクロリドと芳香族ジアミンとの溶
液縮合は、例えばN、N−ジメチルアセトアミドまたは
特にN−メチル−2−ピロリドンなどのアミド型の非プ
ロトン性、極性溶剤中で行なう。適当であるならば、溶
解力を高めるため、あるいはポリアミド溶液を安定化す
るために、周期表の第1および/または第■族からのハ
ロゲン化塩をこれらの溶液に公知の方法で加えることが
できる。好ましい添加物は、塩化カルシウムおよび/ま
たは塩化リチウムである。
重縮合温度は通常−20℃〜+120℃、好ましくは+
10℃〜+100℃である。特によい結束は、+10℃
〜+80℃の反応温度で得られる。
重縮合反応は、反応終了後に、2〜30重量%、好まし
くは6〜15重量%の重縮合体が溶液中に存在するよう
に行なうのが好ましい。
重縮合は、通常の方法で、例えば単官能化合物、例えば
塩化ベンゾイルを加えることによって停止させることが
できる。
重縮合完了後、即ち溶液がその後の加工に必要なシュタ
ウジンガー指数に達したら、反応中に生成し、アミド溶
液に緩く結合した塩化水素を、塩基性物質を加えて中和
する。この目的に適した物質の例としては、水酸化リチ
ウムおよび水酸化カルシウム、特に酸化カルシウムがあ
る。
シュタウジンガー指数は、生成したポリマーの平均鎖長
の尺度である。
膜形成用の芳香族ポリアミドのシュタウジンガー数は、
50〜1000ci/g、好ましくは100〜500c
td/ z、特に好ましくは150〜350cti/l
cにすべきである。この指数は、それぞれ25℃で96
%濃度の硫酸100m1中に0.5gのポリマーを含む
溶液で測定した。
シュタウジンガー指数〔η〕 (固有粘度)は、式 を意味し、ここで、 C2−溶解した物質の濃度 η −溶液の粘度 η1−純粋溶剤の粘度 本発明による混合物は、通常の方法で、PvPおよびポ
リアミドを、非プロトン性6機溶剤、例えばジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリ
ドンまたはN、N−ジメチルアセトアミドに溶解した共
通溶液から調製することができる。
例えば、下記の方法を選ぶことができる。
1、a) 溶液縮合、界面縮合または融解縮合により、
ポリアラミドの重縮合、 b) 生じたポリアラミドの溶解、 c)  PVPの溶解、および d) その後、PvP溶液をポリアラミド溶液と混合す
る。
2、a)  ポリアラミドの溶液縮合およびb) 続い
て乾燥pvpまたはpvp溶液を重縮合用の組成物に直
接加える。
3、  j!<べきことに、ポリアラミドの溶液縮合は
PvPの存在下で起こり得ること、およびそのようにし
ても均質な混合物が得られることが分かった。ジアミン
はPVPと共に溶解し、PvP/ポリアラミド溶液はジ
カルボン酸ジクロリドを加えることによって縮合する。
溶剤を例えば蒸発により除去することにより、混合物を
分離し、さらに中間製品(顆粒または粉体)に加工し、
次いでそれを膜形成のための原料に使用することができ
る。
PVPの分子量は、平均分子量で、一般約1.000〜
3. 00(’)、00(1、好ましくは約40.00
0〜200,000、特に約5n、non〜1(10,
000である。
本発明の混合物は、いかなる混合比においても均質に混
合することができる。これらの混合物は、特に、各成分
の合計(a+b)に対して1〜80重量06、好ましく
は5〜60重星%、特に好ましくは10〜50重量%の
pvpを含む。
上記のポリマー混合物は、それ自体が本発明の対象では
なく、むしろ、そのポリマー混合物は、同じ優先口の特
許出願の中で、成形品に関連して詳細に記載されている
。その代わりに、本発明は、主成分として述べたポリマ
ー混合物を含む半透膜に関する。
ポリマー混合物から本発明に係わる半透膜を製造するに
は、上記の混合物の溶液を濾過し、脱気し、それから半
透膜を公知の方法で転相(RobertC,Kcstj
ng、  r合成ポリマー膜」、第2版、1985年、
237ページ以下)により製造する。
そのために、出来るだけ平らな基板上にポリマー溶液を
液体層として延ばす。この平らな基板は、例えば硝子板
または金属ドラムでよい。
次いて、溶液の溶剤と混合r′IS能だが、そのポリマ
ー溶液中に溶解しているポリマーが膜として沈殿する沈
殿液をその液体層上に作用させる。使用する沈殿液の一
例は水である。ポリマー溶液から成る液体層に対する沈
殿液の作用により、その中に溶解している物質が沈殿し
、半透膜を形成する。
本り法を実行する場合、実質的にすべての溶剤が沈殿液
によって置き換えられるまで、沈殿した膜の上に沈殿液
を作用させるのが有利である。次いで、例えば形成され
た膜を空気流中で直接乾燥させるか、または先ず膜をグ
リセリンのような可塑剤で処理し、次いで乾燥させるこ
とによって、膜を沈殿液から分離する。
流動性の媒体に対して浸透性のある支持層上に配置した
膜を製造するには、上記の手順を踏むが、例えばプラス
チック製の不織布または紙を基板として使用し、膜を形
成する。この不織布または紙が膜を支え、膜はこの基板
上に残るのである。しかし、最初に支持物無しに膜を形
成し、その後でその膜を透過性の支持物に付けることも
出来る。
中空のフィラメントまたは毛管も、公知のh゛法で、ポ
リマーの溶液から、先行技術に従い、適当な構造を持つ
輪状のダイスまたは中空の針ノズルを通して、そのポリ
マー溶液を沈殿液中に紡糸することによって製造するこ
とが出来る。ここで、先行技術に従い、外皮または内皮
またはその両方が形成されるように、製造条件を選ぶこ
とができる。この種の毛管または中空ファイバーの壁厚
は、通常20〜500μmである。
凝固後に膜にグリセリンを含浸させる場合、膜は好まし
くはその総重量に対して、5〜60%のグリセリンを含
むことができるが、このようにして含浸した膜は例えば
50℃の温度で乾燥させる。
本発明に係わる膜は、同様に、その膜の上または中に直
接形成したイオン交換層用の支持膜としても適している
。そのため、例えば、官能基(例えばシリコーン、セル
ロースエーテルまたはフッ化共重合体)を含むポリマー
から作った「超薄」層(く1μm)を水の上に広げ、そ
こから膜表面上に移し、例えばジイソシアネートとの反
応により、共有結合により結合させ、それによってイオ
ン交換層用を高くすることができる。同様に、本発明に
係わる膜は、例えば先行技術により酵素またはヘパリン
のような凝固防止剤を固定するために、反応性分子を支
持するのにも適している。
本発明に係わる、支持層が無い膜の厚さは、10〜30
0μm1特に20〜120μmの範囲にある。
〔実施例〕
以ドに示す実施例により本発明をさらに詳細に説明する
が、これらの実施例は本発明を制限するものではない。
実施例1〜7 この実施例で試験した膜の製造には、共ポリアラミドI
を、先ず溶剤としてN−メチルピロリドン中で、 (Ao)約95〜100モル%のテレフタロイルジクロ
リド(T P C)、 (B’)  25モル%のバラ−フェニレンジアミン(
PPD) (C’)  50モル%の3.3′  −ジメチルベン
ジジン(DMB)および (D’)  25モル%の1.4−ビス−(4−アミノ
フェノキシ)ベンゼン(BAPOB)から50℃で調製
した。
同様にして、ポリアラミド■を、約95〜100モル%
のテレフタロイルジクロリドおよび100モル06のビ
ス[4−(4−アミノフェノキン)フェニル〕スルホン
から調製した。
1 ()0モル%のCaOで中和した後、この溶液を攪
拌しながら、様々な量のポリ−N−ビニルピロリドンを
固体の状態で加えた。その結果中した、種々のシュタウ
ジンガー指数および種々の濃度(より正確には、第1表
参照)を持つ透明な溶液を、米国特許箱US−A−4,
229,291号による鋳造装置を使用し、ポリプロピ
レン支持不織布(フロイデンベルグから入手した F02430(R)100g/c#)に塗布し、水中で
14℃で凝固させた。次いでこの膜にグリセリンの40
fffffi%水溶液を含浸させ、50℃で乾燥させた
。この乾燥した支持補強膜の厚さは280μmであった
驚くべきことに、その膜を加熱処理することにより、こ
の膜の特性を変化させることができた。
実施例2および4に、この膜を温水(100℃)中に入
れることによって、溶解した物質に対する保持能力をど
の程度本質的に増加させることができるかを示す。
このようにして製造した膜の膜特性を下記第1表に示す
この芳香族ポリアラミドのシュタウジンガー指数は、本
明細書に規定するように、96%濃度のH2SO4中で
25℃で測定した。
−機械的透過性(限外ン濾過)および溶解した高分子に
対する保持能力は、攪拌円筒状セル(700rpm 、
 350ml、膜表面積43cd)中で、圧力3. 0
バール、20℃で測定した。保持能力は次のように定義
する。
C1は水性試験溶液の濃度で、 C2は透過物中の濃度である。
使用した試験溶液は、BASF社から Ko l l i don  K2O(R)の名称で人
手できるポリビニルピロリドンの2%水溶液で、ポリビ
ニルピロリドンの分子量は49. 000DalLon
てあった。
実施例8〜10 本発明に係わる膜の耐溶剤性を試験するために、実施例
1〜3の膜をアセトン中に1時間浸し、膜の細孔中に存
在する液体をアセトンで置き換えた。
次いで、この膜を第2表に示す溶剤に25℃で12時間
晒した。それからこれらの膜を水に再び慣らし、次いで
6機溶剤で処理した膜の機械的透過性および保持能力を
実施例1に記載するようにして測定した。その結果を第
2表に示すが、第1表に示す値からの差は、この方法の
許容範囲内にあることが分かる。
第2表 実施例 実施例 1 2 03 溶剤(I/rrr ・b) (%) 340    88 CIICI     150    95.5569 試験物質 PVP K2O PVP K2O DEXT1?^N Tl0 (0,05%)を攪拌セル中で、実施例1〜7の膜を使
って、限外濾過にかけた。30分間の試験時間の後、膜
を緩衝液(pH6,8)で完全に洗浄した。膜はチトク
ロームCによる赤色のじみを全く示さなかったが、これ
は蛋白質の吸容が少ないことを示している。
他方、分子量程度は同じだが、各種の芳δ族ポリアミド
あるいはポリスルホンから作った膜は、蛋白質の強い吸
着を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、均質に混合可能なポリマー混合物の主要成分が芳香
    族ポリアミドおよびポリビニルピロリドンから成ること
    を特徴とする、均質混合が可能なポリマー混合物から作
    られた半透膜。 2、芳香族ポリアミドが、下記式( I )、 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔ここで、E^1およびE^2は同一または異なってお
    り、 ▲数式、化学式、表等があります▼ −Ar^1−、および −Ar^1−X−Ar^2の原子団から選択され、(こ
    こで、Ar^1およびAr^2は同じかまたは異なると
    ころの1,2−フェニレン、1,3−フェニレン、また
    は1,4−フェニレン基であり、これらは(C_1−C
    _6)−アルキル、(C_1−C_6)−アルコキシ、
    −CF_3またはハロゲンで置換されていてもよく、X
    は、 a)直接結合または下記の二価の基の一つ、すなわち −O−、−C(CF_3)_2−、−SO_2−、−C
    O−、 R^1が水素、(C_1−C_6)−アルキルまたはア
    ルキル基に1−4個の炭素原子を有するフルオロアルキ
    ルである−C(R^1)_2−、またはb)Zが基−O
    −および−(CH_3)_2である−Z−Ar^1−Z
    −、であるか、またはc)Yが上記a)におけるXの意
    味を持つ −O−Ar^1−Y−Ar^2−O−であるもの)〕で
    表される少なくとも一つの反復構造単位からなるホモ−
    またはコポリアラミドであることを特徴とする、請求項
    1記載の膜。 3、ハロゲンがフッ素、塩素または臭素からなる、請求
    項1または2記載の膜。 4、原子団E^1が同じかまたは異なった構造単位から
    なり、1,3−または1,4−フェニレン基または基 ▲数式、化学式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼ からなる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の膜。 5、原子団E^2が同じまたは異なった構造単位からな
    り、1,4−フェニレン基、または▲数式、化学式、表
    等があります▼ で表わされ、R^2が低級アルキルまたはアルキル基中
    にそれぞれ4個までの炭素原子を持つアルコキシ基また
    はF、ClまたはBrである基、または ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされ、X′が−C(R^1)_2−基であり、R
    ^1が水素または(C_1−C_4)アルキルである基
    、または原子団▲数式、化学式、表等があります▼であ
    る、請求項1〜3のいずれか1項に記載の膜。 6、a)ポリ−N−ビニルピロリドンおよびb)式(
    I )で表わされ、 E^1が二価のp−フェニレン基であり、三つの反復構
    造単位中のE^2がそれぞれ一つの二価のp−フェニレ
    ン基、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされ、R^2が−CH_3−、OCH_3、F、
    ClまたはBrである基、および式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされ、X′が上記の意味を持つ基であるような、
    少なくとも三つの不規則に反復する構造単位を持つ、少
    なくとも一つのコポリアラミドからなる、請求項1〜5
    のいずれか1項に記載の膜。 7、コポリアラミドが反復構造単位 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する、請求項6記載の膜。 8、芳香族ポリアミドがランダム共重合体の形でおよび
    ブロック共重合体またはグラフト共重合体の形でも存在
    し得る、請求項1〜7のいずれか1項に記載の膜。 9、均質に混合可能なポリマーが、ポリビニルピロリド
    ンの存在下で、重縮合可能な芳香族ジアミンおよび芳香
    族ジカルボン酸またはそれらの誘導体を重縮合すること
    によって製造することを特徴とする、請求項1〜8のい
    ずれか1項に記載の膜。 10、平均分子量で表わして、分子量が 1,000〜3,000,000、好ましくは40,0
    00〜200,000の範囲内にあるポリビニルピロリ
    ドンを含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の膜。 11、ポリビニルピロリドンを、各成分の合計に対して
    、1〜80重量%、好ましくは5〜60重量%の量で含
    む、請求項1〜10のいずれか1項に記載の膜。 12、非対称であることを特徴とする、請求項1〜11
    のいずれか1項に記載の膜。 13、均質に混合可能なポリマー混合物の溶液を液体層
    として平らな基板上に広げ、その溶液の溶剤と混合可能
    であるが溶解している均質に混合可能なポリマー混合物
    が膜として沈殿するような沈殿液をその液体層に適用す
    る膜形成方法において、均質に混合可能なポリマー混合
    物に使用する溶剤が、N,N−ジメチルアセトアミドま
    たは、特に、N−メチル−2−ピロリドンのような芳香
    族性の、アミド型の極性溶剤を含むことを特徴とする、
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の膜の製造方法。 14、膜へと凝固させる前に、溶剤の一部を蒸発させる
    、請求項13記載の方法。 15、使用する沈殿液が水である、請求項 13記載の方法。 16、実質的にすべての溶剤が沈殿液によって置き換え
    られるまで、沈殿液を沈殿した膜の上に作用させる、請
    求項13〜15のいずれか1項に記載の方法。 17、空気流中で乾燥させることによって、膜を沈殿液
    から分離する、請求項13〜16のいずれか1項に記載
    の方法。 18、乾燥させる前に、膜をグリセリンのような可塑剤
    で処理し、それから乾燥させる、請求項13〜17のい
    ずれか1項に記載の方法。 19、膜を50℃の温度で乾燥させる、請求項17また
    は18に記載の方法。 20、請求項16に記載する膜の形成を含み、実質的に
    すべての溶剤を沈殿液で置き換えた膜を、液体中で加熱
    することを特徴とする、請求項1に記載する膜の保持能
    力を変化させる方法。 21、加熱処理を不活性液体の中で行なう、請求項20
    に記載の方法。 22、請求項16に記載の膜の形成を含み、実質的にす
    べての溶剤を沈殿液で置き換えた膜を、蒸気で加熱処理
    することを特徴とする、請求項1に記載の膜の保持能力
    を変化させる方法。 23、請求項18に記載する膜の形成を含み、可塑剤で
    処理した膜を、相対湿度20〜100%の高温空気中で
    加熱処理することを特徴とする、請求項1に記載する膜
    の保持能力を変化させる方法。 24、加熱処理を60〜220℃の範囲の温度で0.1
    〜96時間かけて行なう、請求項20および23のいず
    れか1項に記載の方法。
JP2024294A 1989-02-02 1990-02-02 均質に混合可能なポリマー混合物から作られる半透膜 Pending JPH03196822A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3903098A DE3903098A1 (de) 1989-02-02 1989-02-02 Semipermeable membran aus einer homogen mischbaren polymerlegierung
DE3903098.9 1989-02-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03196822A true JPH03196822A (ja) 1991-08-28

Family

ID=6373294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2024294A Pending JPH03196822A (ja) 1989-02-02 1990-02-02 均質に混合可能なポリマー混合物から作られる半透膜

Country Status (13)

Country Link
US (1) US5152894A (ja)
EP (1) EP0382009B1 (ja)
JP (1) JPH03196822A (ja)
KR (1) KR0159772B1 (ja)
AT (1) ATE120982T1 (ja)
AU (1) AU630148B2 (ja)
CA (1) CA2008328C (ja)
DE (2) DE3903098A1 (ja)
DK (1) DK0382009T3 (ja)
ES (1) ES2071686T3 (ja)
FI (1) FI98497C (ja)
NO (1) NO174375C (ja)
NZ (1) NZ232314A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05208123A (ja) * 1991-10-26 1993-08-20 Hoechst Ag 多孔質非対称半透膜
JP2008517737A (ja) * 2004-10-29 2008-05-29 東レ株式会社 複合半透膜、その製造方法、ならびにそれを用いたエレメント、流体分離装置、および水処理方法
WO2010107131A1 (ja) * 2009-03-17 2010-09-23 宇部興産株式会社 ポリアミド樹脂組成物及びそれからなるフィルム並びにポリアミド系積層フィルム

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW205513B (ja) * 1991-02-28 1993-05-11 Hoechst Ag
DK0539870T3 (da) * 1991-10-26 1996-12-09 Hoechst Ag Hydrofile, asymmetriske, kemikaliebestandige polyaramidmembraner
US5562826A (en) * 1991-10-26 1996-10-08 Hoechst Aktiengesellschaft Semipermeable, porous, asymmetric polyether amide membranes
DE59308928D1 (de) * 1992-12-30 1998-10-01 Hoechst Ag Semipermeable Membranen aus homogen mischbaren Polymerlegierungen
DE4418843A1 (de) 1994-05-30 1995-12-07 Hoechst Ag Poröse Membrane aus aromatischem Polyamid
DE4432859C2 (de) * 1994-09-15 1996-10-31 Seitz Filter Werke Symmetrische Mikrofiltrationsmembran aus aromatischem Polyamid und Verfahren zu ihrer Herstellung
DE19514540A1 (de) * 1995-04-20 1996-10-24 Gambro Dialysatoren Mit Hitze sterilisierbare Membran
DE19549001A1 (de) * 1995-12-28 1997-07-03 Hoechst Ag Verfahren zur Herstellung von Polyetheramidlösungen, unter Verwendung der Polyetheramidlösungen erhältliche dampfsterilisierbare Dialysemembranen sowie Verfahren zur Herstellung dieser Membranen
US6139742A (en) * 1996-10-31 2000-10-31 University Of Kentucky Research Foundation Membrane-based sorbent for heavy metal sequestration
US6306301B1 (en) * 1996-10-31 2001-10-23 University Of Kentucky Research Foundation Silica-based membrane sorbent for heavy metal sequestration
US6103121A (en) * 1996-10-31 2000-08-15 University Of Kentucky Research Foundation Membrane-based sorbent for heavy metal sequestration
DE19962319A1 (de) * 1999-12-23 2001-06-28 Clariant Gmbh Wasserverdünnbare Bindemittel und Beschichtungsmittel mit besonders schnell trocknenden Oberflächen, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung
TW504400B (en) * 2001-01-31 2002-10-01 Toshiba Corp Filtering apparatus, back wash method therefor, filtering device and power plant
JP2002306059A (ja) * 2001-04-17 2002-10-22 Gunze Kobunshi Corp 食品用ケーシングフイルム
WO2010065484A1 (en) * 2008-12-04 2010-06-10 The University Of Akron Polymer composition and dialysis membrane formed from the polymer composition
CN102781560B (zh) * 2010-02-23 2015-05-20 东丽株式会社 复合半透膜及其制造方法
CA2796050A1 (en) * 2010-04-14 2011-10-20 The University Of Akron Polymer composition with phytochemical and dialysis membrane formed from the polymer composition
CN104524995B (zh) * 2014-12-23 2017-01-04 大连理工大学 一种稳态结构分离膜及其制备方法
CN104801205B (zh) * 2015-04-20 2017-06-06 天津工业大学 一种同质增强型ppta中空纤维膜的制备方法
EP3095509A1 (en) * 2015-05-18 2016-11-23 Defymed Membranes functionalized with heparin for bioartificial organs

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3526588A (en) * 1967-09-21 1970-09-01 Amicon Corp Macromolecular fractionation process
US3615024A (en) * 1968-08-26 1971-10-26 Amicon Corp High flow membrane
US4051300A (en) * 1973-09-03 1977-09-27 Gulf South Research Institute Hollow synthetic fibers
DE2751910B2 (de) * 1977-11-21 1979-09-20 Hoechst Ag, 6000 Frankfurt Permselektive, asymmetrische Hämofiltrationsmembran mit heteroporöser Struktur
US4900443A (en) * 1980-03-14 1990-02-13 Memtec North America Corporation Porous aramid membranes and emulsions useful for the casting thereof
JPS5858106A (ja) * 1981-09-30 1983-04-06 Kuraray Co Ltd 混合液の分離法
ES8308901A1 (es) * 1981-10-21 1983-10-01 Du Pont "mejoras introducidas en un procedimiento para la preparacion de una membrana de osmosis inversa".
DE3149976A1 (de) * 1981-12-17 1983-06-30 Hoechst Ag, 6230 Frankfurt Makroporoese asymmetrische hydrophile membran aus synthetischem polymerisat
US4906375A (en) * 1984-07-14 1990-03-06 Fresenius, Ag Asymmetrical microporous hollow fiber for hemodialysis
DE3426331A1 (de) * 1984-07-17 1986-01-30 6380 Bad Homburg Fresenius AG Asymmetrische mikroporoese hohlfaser fuer die haemodialyse sowie verfahren zu ihrer herstellung
AU4787685A (en) * 1984-09-27 1986-04-10 E.I. Du Pont De Nemours And Company Aromatic polyamide membrane for reverse osmosis
JPS61271006A (ja) * 1985-05-28 1986-12-01 Nok Corp 限外口過膜
JPS6297624A (ja) * 1985-10-24 1987-05-07 イ−・アイ・デユポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニ− ガス分離法及びその膜
DE3681143D1 (de) * 1985-12-23 1991-10-02 Gelman Sciences Inc Filtermembran und verfahren zu ihrer herstellung.
SE460521B (sv) * 1987-08-31 1989-10-23 Gambro Dialysatoren Permselektiv asymmetriskt membran samt foerfarande foer dess framstaellning
DE3802030A1 (de) * 1988-01-25 1989-07-27 Hoechst Ag Makroporoese, asymmetrische, hydrophile membran aus polyaramid

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05208123A (ja) * 1991-10-26 1993-08-20 Hoechst Ag 多孔質非対称半透膜
JP2008517737A (ja) * 2004-10-29 2008-05-29 東レ株式会社 複合半透膜、その製造方法、ならびにそれを用いたエレメント、流体分離装置、および水処理方法
WO2010107131A1 (ja) * 2009-03-17 2010-09-23 宇部興産株式会社 ポリアミド樹脂組成物及びそれからなるフィルム並びにポリアミド系積層フィルム

Also Published As

Publication number Publication date
ES2071686T3 (es) 1995-07-01
ATE120982T1 (de) 1995-04-15
NO900475D0 (no) 1990-02-01
AU630148B2 (en) 1992-10-22
AU4900190A (en) 1990-08-09
EP0382009B1 (de) 1995-04-12
FI900483A0 (fi) 1990-01-31
FI98497C (fi) 1997-07-10
DE3903098A1 (de) 1990-08-16
CA2008328A1 (en) 1990-08-02
NZ232314A (en) 1992-06-25
EP0382009A1 (de) 1990-08-16
KR900012982A (ko) 1990-09-03
CA2008328C (en) 2001-04-10
FI98497B (fi) 1997-03-27
NO174375C (no) 1994-04-27
NO174375B (no) 1994-01-17
DE59008872D1 (de) 1995-05-18
NO900475L (no) 1990-08-03
DK0382009T3 (da) 1995-07-03
KR0159772B1 (ko) 1998-11-16
US5152894A (en) 1992-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03196822A (ja) 均質に混合可能なポリマー混合物から作られる半透膜
US5834583A (en) Block copolymers
US5505851A (en) Semipermeable membranes of homogeneously miscible polymer alloys
US5279739A (en) Durable filtration membrane having optimized molecular weight
AU600639B2 (en) Macroporous, asymmetric, hydrophilic polyaramide membrane
JPS584561B2 (ja) カンジヨウポリニヨウソノ フセイハントウマク
JPH03174231A (ja) ポリエーテルケトン製半透膜
JPS62201603A (ja) 親水化ポリスルホン膜
US5536408A (en) Hydrophilic, asymmetric, chemically-resistant polyaramide membrane
CN112619443A (zh) 复合反渗透膜及其制备方法
JPS5837842B2 (ja) 限外濾過膜の製造方法
JPH04317733A (ja) 耐薬品性・耐熱性の多孔質半透過性膜
CA2081260A1 (en) Semipermeable, porous, asymmetric polyether amide membranes
JPS62168503A (ja) 分離膜
JPH02126925A (ja) 複合分離膜
WO2018209331A1 (en) Copolymers and terpolymers based on chlorotrifluoroethylene and vinyl chloride and uses thereof
JPS63258603A (ja) 芳香族重合体膜
EP3621997A1 (en) Copolymers and terpolymers based on chlorotrifluoroethylene and vinyl chloride and uses thereof
JPS5820647B2 (ja) 透水性のすぐれた限外「ろ」過膜の製造法
JPS61200817A (ja) スルホン化ポリスルホン複合半透膜の製造方法
JPS63240901A (ja) 選択透過性膜
KR19980015665A (ko) 폴리 아미드계 나노복합막의 제조방법
JPS63229109A (ja) スルホン化ポリフエニレンオキサイド複合半透膜の製造方法
JPH05184893A (ja) 半透膜およびその製造法
JPS614506A (ja) ポリスルホン複合半透膜及びその製造方法