JPH03195643A

JPH03195643A - シート給送装置

Info

Publication number: JPH03195643A
Application number: JP1339210A
Authority: JP
Inventors: Junichi Suzuki; 順一鈴木
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-12-26
Filing date: 1989-12-26
Publication date: 1991-08-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、複写機、ファクシミリ装置、イメージリーダ
ー等の給紙装置に関するものである。

［従来の技術］従来の給紙装置は、第４図、第５図、第６図のように、
載置台１０２上に載置された複数枚の用紙１０１が、送
り出しローラ１０３とバネにより押下された送り出しロ
ーラ押圧板１０４により、下流側に搬送され、下流側に
は分離搬送ローラ１０５と対向位置に、ホルダー１０６
に支持された分離片１０７が、バネ１０９により押下さ
れた分離片押圧板１０８によって前記分離搬送ローラ１
０５に押圧し、複数枚の用紙を１枚ずつ分離搬送するよ
うになっている。ホルダー１０６に支持された分離片１
０７は、全面一様な材質でありまた−様な摩擦係数から
なっている。・［発明が解決しようとしている課題］しかしながら、上記従来例においては、複数枚の用紙１
０１が送り出しローラ１０３により送り出され、用紙先
端が分離片１０７に接触した際に、分離片１０７の用紙
に対する摩擦係数が大きいため、用紙先端の折れ、やぶ
れが起こり、複数枚の用紙の上位紙が用紙の先端折れに
より、用紙が搬送されないことが発生していた。特に用
紙先端がカールしている用紙に対しては、分離片１０７
と分離搬送ローラ１０５のニップ位置まで搬送されなか
った。

［課題を解決するための手段（及び作用）コ木発明は、
上記問題点を解決するものであり、シート先端部の折れ
、やぶれや、先端がカールしているシートを確実に分離
搬送させることを目的とするものである。

上記目的を達成する本発明の構成はシートを給送する給
送回転体と、前記給送回転体に対面して配置され、前記給送回転体に
よって給送されるシートに摩擦力を与・えることによっ
てシートを分離する分離片と、前記分離片の略中央部を
被り、シート給送方向に一定で、前記分離片より狭い幅
を有する低摩擦部材と、を有することを特徴とするシート給送装置である。

［実施例］本発明を画像読取装置に適用した実施例を第１図に示す
。

載置台２上に載置されている複数枚のシートとしての用
紙１は、図示しない紙有無の検知信号により、送り出し
ローラ３が回転し、送り出しローラ３と対向位置にあっ
て、バネ４ａにより送り出しローラ３に押下された送り
出しローラ押圧板４により、下流側に搬送される。送り
出しローラ３の下流側には、分離搬送ローラ５とその対
向位置には、−様な材質かつ摩擦係数をもった分離片７
と、分離片７の一部分に分離片の摩擦係数よりも小さな
摩擦係数を有する低摩擦部材１０がホルダー６により支
持されている。分離片７の上部には、分離片抑圧板８が
ホルダー６に軸８ａを中心として揺動可能に支持され、
前分離片押圧板８は、バネ９により、分離搬送ローラに
押圧されている。送り出しローラ３により下流側に搬送
された複数枚の用紙１の先端部はホルダー６に支持され
た、分離片７と、低摩擦部材１０に接触する。

分離片抑圧板８は２ケ所の押圧部８ｂ、８ｃにおいて分
離片７と接触し、分離片７を分離搬送ローラ５に押圧し
ている。押圧部８ｂ、８ｃの間の凹部の８ｄにおいては
分離片７と接しない。

低摩擦部材１０は分離片７の中央部に設けられ、シート
の搬送方向に沿って幅が一定な矩形状に形成されている
。分離片７の露出した部分７ａ、７ｂは幅が略等しい。

低摩擦部材１ｏの先端は分離搬送ローラ５に接している
か又はわずかに離間している。低摩擦部材１０の先端近
傍部は分離片７と離間し、空間１０ａを形成している。

低摩擦部材の先端近傍部は前記空間１０ａ側に弾性的に
たわむ。

送り出しローラ３により下流側へ搬送され、摩擦部材１
０に接触した複数枚の用紙１は、分離片７の７ａ、７ｂ
部により、くさび状にさばかれるとともに、分離片の摩
擦係数より小さな摩擦部材１０より用紙先端部が、スム
ーズに分離搬送ローラ５と分離片７のニップ部に搬送さ
れ確実に複数枚の用紙を１枚ずつ分離搬送されるように
なっている。

分離された用紙１は駆動ローラ１１，１３とそれぞれの
駆動ローラ１１，１３に板ばね１５によって押圧されて
いる従動ローラ１．２．１４に挟持されて搬送される。

用紙は通用板１７を通過するときに光源１６によって照
射され、その反射光はミラー１８．レンズユニット１９
を介して光電変換素子２０に達し、電気信号に変換され
ることによって用紙に形成されている画像が読み取られ
る。

［発明の効果］以上説明したように、本発明によれば、シート先端部の
折れや、やぶれを防止し、特に先端がカールしているシ
ートも確実に分離搬送することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例の断面図第２図は実施例の詳細図第３図は実施例の詳細図、斜視図第４図は従来例の断面図第５図は従来例の詳細図第６図は従来例の詳細図、斜視図１・・・用紙２・・・載置台３・・・送り出しローラ４・・・送り出しローラ押圧板５・・・分離搬送ローラ６・・・ホルダー７・・・分離片８・・・分離片押圧板９・・・バネ１０・・・低摩擦部材１０１・・・用紙１０２・・・載置台１０３・・・送り出しローラ１０４・・・送り出しローラ押圧板１０５・・・分離搬送ローラ１０６・・・ホルダー１０７・・・分離片１０８・・・分離片押圧板１０９・・・バネ１１０・・・ローラ対

Claims

【特許請求の範囲】

（１）シートを給送する給送回転体と、前記給送回転体に対面して配置され、前記給送回転体に
よって給送されるシートに摩擦力を与えることによって
シートを分離する分離片と、前記分離片の略中央部を被い、シート給送方向に一定で
、前記分離片より狭い幅を有する低摩擦部材と、を有することを特徴とするシート給送装置。