JPH03193031A - 血圧計の定速排気弁 - Google Patents

血圧計の定速排気弁

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JPH03193031A
JPH03193031A JP1335463A JP33546389A JPH03193031A JP H03193031 A JPH03193031 A JP H03193031A JP 1335463 A JP1335463 A JP 1335463A JP 33546389 A JP33546389 A JP 33546389A JP H03193031 A JPH03193031 A JP H03193031A
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JP
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slit
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rubber sleeve
constant
exhaust valve
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Hironobu Sakagami
坂上 博信
Koichi Ishino
幸一 石野
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、血圧計の定速排気弁に関するものである。
[従来の技術1 血圧計は第1図の斜視図に示すようなもので、第2図の
槻能ブロック図に示すようにポンプ15、カフ16、定
速排気弁6、急速排気弁(電磁弁)17、回路部18、
表示部1つにより構成してあり、血圧を測定するために
止血の目的でポンプ15によりカフ16が加圧されるよ
うになっている。第3図には血圧計の定速排気弁6の特
性が示しである。すなわち、まず、第3図のグラフの右
上がりの線に示されるようにポンプ15によりカフ16
を加圧する。この加圧上昇値は、被測定者の最高血圧値
(及び最低血圧値)によりマイコンにて自動的に設定さ
れるが、例えば150〜240 +n+nH4程度であ
る。ポンプ15によりカフ16が加圧された後、血圧計
を測定するためにその加圧空気を定速で排気するように
なっている。第3図のグラフにおいて右下がりの線によ
りその特性を示している。この場合の降圧速度としては
3〜8m+nHg/secが望ましい。このようにカフ
16内空気を徐々に排気することにより最高血圧値及び
最低血圧値を測定するものであり、その後は、急速排気
弁によりカフ16内空気を急速排気するものである。
そして、上記のような血圧計において従来の定速排気弁
6は第11図に示1ような構造となっていた。すなわち
、オリフィス弁と一般に呼ばれている弁は金属の塊に小
さな孔がおいていることに上りカフ内の加圧空気を徐々
に排気することができる。しかしながら、オリフィス弁
では加圧−時間特性が第10図に示す特性となり、高圧
側では排気速度が速く、低圧側では遅くなる欠、l;’
、l’、がある。
そこで、第11図に示す従来例ではゴムスリーブ(弾性
体)2に設けたスリット1をゴム押え4を介して調整ね
し5を締め込むことによりスリット1を開かせて第3図
に示すような定速や1−気持性を得ている。ここで、第
11図に示す構成のものにおいて、第3図のような定排
気特性が得られる理由につき第12図に基づいて説明す
る。例えば、中圧(100−200m+aH)0にて目
標の流量(定排速度)が得られるようにスリット1の開
口量を調整ねじ5の締め込み量により調整する。w11
2図(a)は低圧時のスリット1の開き状態を示し、第
12図(1,)は中圧時のスリット1の開ト状態を示し
、第12図(c)は尚圧時のスリット1の開き状態を示
している。このように、商圧になった時は、カフ内の加
圧空気によりゴムスリーブ2が中圧に比べて大トな力で
押圧されるため、スリット1の開口量が小さくなる。そ
の結果、第10図に示すオリフィス弁(孔が開いている
だけの弁)の高圧側で速く漏れるという欠点が改善され
る。逆に低圧になった時は、ゴムスリーブ2が中圧に比
して小さな力で抑圧されるため、スリット1の開1」量
が大きくなる。その結果、第10図に示すオリフィス弁
の低圧側では排気速度が遅いという欠点が改善される。
これらの結果、第3閲に示すような定速排気特性が得ら
れる。
[発明が解決しようとする課題1 ところで、血圧を測定しようとする時、周囲温度が低い
(10〜15“C)と血管の収縮等により脈波が小さく
なるため、血圧測定が難しくなる。すなわち、脈波の大
小あるいは脈波の変化により最高血圧値及び最低血圧値
を判断しているからである。これを改善するため定速排
気速度を低温で・は室温に比して遅くする必要があり、
逆に高温時には定速排気速度を速くする必要があるが、
従来にあっては、第13図に示すように定速排気弁6の
温度特性は周囲温度(室温)が変化しても一定であり、
このため、従来にあっては温度変化に応じた正確な血圧
測定が難しくなるという問題があった。
本発明は上記した従来例の問題点に鑑みて発明したもの
であって、その目的とするところは、周囲温度の温度変
化に応じた正確な血圧測定ができる血圧計の定速排気弁
を提供するにある。
[課題を解決するための手段1 本発明の血圧計の定速排気弁は、スリット1が設けられ
たゴムスリーブ2の鍔部3をゴム押え4を介して調整ね
じ5を締め込むことによりスリット1の開口量を調整す
るようにした定速排気弁6において、ゴムスリーブ2の
鍔部3部分にかかる圧力による歪が温度変化に対応して
変化するようにするための歪み変化手段を設けて成るこ
とを特徴とするものであって、このような構成を採用す
ることで上記した従来例の問題点を解決して本発明の目
的を達成したものである。
[作用1 しかして、ゴムスリーブ2の鍔部3部分にががる圧力に
よる歪が温度変化に対応して変化するようにするための
歪み変化手段を設けであることで、温度が変化するとゴ
ムスリーブ2の鍔部3部分にかかる圧力による歪みが変
化し、定速排気速度を低温(5〜15℃)では室温に比
して遅くし、逆に高温(30〜40℃)時には定速排気
速度を速くすることができるようになった。
1実施例1 以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述する
定速排気弁6は排気管8の内部にスリット1が設けられ
たゴムスリーブ2が内装され、ゴムスリーブ2の鍔部3
の外周部分を排気管8の段部9に当接し、この排気管8
にゴム押え4を介して調整ねじ5を螺合し、調整ねじ5
を締め付けることでゴム押え4を介して鍔部3の内周部
分を押圧させて構成してあり、調整ねじ5による鍔部3
の内周部分の抑圧状態を変化させることでスリット1の
開口量を調整するようになっている。そして、本発明に
あっては、ゴムスリーブ2の鍔部3部分にかかる圧力に
よる歪が温度変化に対応して変化するようにするための
歪み変化手段を設けである。
この歪み変化手段を設けることで、本発明の定速排気弁
6の温度特性は第5図に示すように周囲温度が高くなる
と定速排気速度は速くなるようになっている。第4図に
おいて矢印イ側がポンプ、カフ側であり、矢印口側が大
気側である。
第4図には本発明の一実施例が示しである。この実施例
においては、ゴム押え4の材質をゴムスリーブ2、排気
管8、調整ねじ5よりも線膨張係数を大とした実施例が
示しである。このことにより周囲温度が高い時は低い時
に比べて鍔部3部分がより圧縮されてスリット1の開口
量が大きくなるようになっている(逆に低温の□時はス
リッ)1の開口量が小さ(なる)。この第4図の実施例
において、各部品の材質としては例えば下記の表1のよ
うな線膨張係数をもつ材料の組み合わせのものを実施す
る。
ところで、従来例においても説明したようにこの定速排
気弁の構造は調整ねじ5を締め込むことでゴムスリーブ
2の鍔部3の内周部分を押してスリット1をある量(定
速排気速度を合わせて)に合わせている。したがって、
調整ねじ5を締め込む程、すなわちゴムスリーブ2の鍔
部3を押さえる程、定徘速度は速くなり、下記の表2の
ようになる。
このことにより定速排気弁6の温度特性が第5− 図に示すようになる。
第6図には本発明の他の実施例が示しである。
この実施例では、ゴムスリーブ2の材質をゴム押え4、
調整ねじ5、排気管8よりも線膨張係数を大とした実施
例が示しである。この第6図の実施例において、各部品
の材質としては例えば下記の表3のような線膨張係数を
もつ材料の組み合わせのものを実施する。
そして、第6図に示すlの長すの寸法におけるゴムスリ
ーブ2と排気管8、調整ねじ5、ゴム押え4との#iI
膨張係数の差が下記の表4の特性となるものである。
=8− 第7図には本発明の他の実施例が示してあり、この実施
例では、ゴムスリーブ2及びゴム押え4の材質を調整ね
じ5、排気管8よりも線膨張係数を大とした実施例であ
る。
第8図には本発明の他の実施例が示してあり、この実施
例ではゴムスリーブ2、ゴム押え4、調整ねじ5、排気
管8よりも線膨張係数が大きいスペーサとなる介在体1
0を備えた実施例が示しである。すなわち、この実施例
ではゴム押え4と調整ねじ5との間に各部品よりも線膨
張係数の大きいスペーサとなる介在体10が介在してあ
り、調整ねじ5及びゴム押え4には介在体10を嵌め込
む四部11が設けである。この第8図の実施例において
、各部品の材質としては例えば下記の表5のような線膨
張係数をもつ材料の組み合わせのものを実施する。
そして、介在体10の線膨張係数を他の部品に対して大
とすることで温度による定徘速度はr記表6の特性とな
る 第9図には本発明の他の実施例が示しである。
この実施例ではゴム押え4がゴムスリーブ2、調整ねじ
5、排気管8よりも線膨張係数を大とした定速排気弁に
おいて、調整ねじ5に四部13を設けることによりゴム
押え4の長さを艮<シてより大きなゴム押え4の温度に
よる寸法変化を得るようにしである。
[発明の効果] 本発明にあっては、叙述のようにゴムスリーブの鍔部部
分にかかる圧力による歪が温度変化に対応して変化する
ようにするための歪み変化手段を設けであるので、低温
では遅く、高温では速い定速排気弁を提供することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は血圧計の全体斜視図、第2図は血圧計の機能ブ
ロック図、第3図は血圧計用定速排気弁の特性を示すグ
ラフ、第4図は本発明の一実施例の断面図、第5図は本
発明の定速排気速度と周囲温度との関係を示すグラフ、
第6図は本発明の他の実施例の断面図、第7図は本発明
の更に他の実施例の断面図、第8図は本発明の更に他の
実施例の断面図、第9図は本発明の更に他の実施例の断
面図、第10図は従来例を説明するためのオリフイ]1 ス弁の圧力−時間特性を示すグラフ、第11図は従来例
の断面図、第12図(a)(b)(c)は同上の低圧時
、中圧時、高圧時におけるスリットの開口量の変化を示
す説明図、第13図は従来例における定速排気速度と周
囲温度との関係を示すグラフであって、1はスリット、
2はゴムスリーブ、3は鍔部、4はゴム押え、5は調整
ねじ、6は定速排気弁である。 =12

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スリットが設けられたゴムスリーブの鍔部をゴム
    押えを介して調整ねじを締め込むことによりスリットの
    開口量を調整するようにした定速排気弁において、ゴム
    スリーブの鍔部部分にかかる圧力による歪が温度変化に
    対応して変化するようにするための歪み変化手段を設け
    て成ることを特徴とする血圧計の定速排気弁。
JP1335463A 1989-12-25 1989-12-25 血圧計の定速排気弁 Expired - Lifetime JP2815947B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1190670A1 (en) 1995-03-15 2002-03-27 Citizen Watch Co. Ltd. Constant-rate deflator for sphygmomanometer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1190670A1 (en) 1995-03-15 2002-03-27 Citizen Watch Co. Ltd. Constant-rate deflator for sphygmomanometer

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